JP2008105829A - シート折り装置及びこれを備えた後処理装置 - Google Patents

シート折り装置及びこれを備えた後処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008105829A
JP2008105829A JP2006292064A JP2006292064A JP2008105829A JP 2008105829 A JP2008105829 A JP 2008105829A JP 2006292064 A JP2006292064 A JP 2006292064A JP 2006292064 A JP2006292064 A JP 2006292064A JP 2008105829 A JP2008105829 A JP 2008105829A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
arm
discharge
sheets
pressing member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006292064A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4795199B2 (ja
Inventor
Takashi Furuya
隆志 古谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP2006292064A priority Critical patent/JP4795199B2/ja
Priority to US11/976,589 priority patent/US7862015B2/en
Publication of JP2008105829A publication Critical patent/JP2008105829A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4795199B2 publication Critical patent/JP4795199B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H45/00Folding thin material
    • B65H45/12Folding articles or webs with application of pressure to define or form crease lines
    • B65H45/18Oscillating or reciprocating blade folders
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H31/00Pile receivers
    • B65H31/26Auxiliary devices for retaining articles in the pile
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/10Handled articles or webs
    • B65H2701/19Specific article or web
    • B65H2701/1932Signatures, folded printed matter, newspapers or parts thereof and books
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2801/00Application field
    • B65H2801/24Post -processing devices
    • B65H2801/27Devices located downstream of office-type machines

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pile Receivers (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

【課題】シート折り装置に必要な押さえ部材5を備えつつも、排出トレイを大型化することなく、シート折り装置から排出されるシートのスタック量を従来よりも増やすことができるシート折り装置を提供する。
【解決手段】シートSが装置内部に搬入され、搬入されたシートSを折り曲げる折曲部70と、折り曲げ処理済みのシートSを排出するための排出部80と、排出部80から排出されるシートSを受け止めるための排出トレイ74とを備えたシート折り装置1において、排出されたシートSを上面方向から押さえるための押さえ部材5と、排出トレイ74の上方かつ排出部80に隣接して配されシート排出方向に伸びるようにして設けられたアーム4を備え、押さえ部材5は、アーム4に上下方向に回動自在に支持されているとともに、アーム4よりも上方にまで回動可能とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、装置内部に搬入されたシートに対し、特に、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置により画像が形成されたシートに対し、折り曲げ処理を行うシート折り装置、及び、これを備えた後処理装置に関する。
従来から、画像形成装置により画像が形成されたシートを装置内部に搬入し、中折り等のシート(シートの束)を折り曲げる処理を行うシート折り装置が用いられている。例えば、シート折り装置は、画像形成装置に隣接して設けられ、シートに対して穿孔処理(パンチ処理)、複数のシートをスタックし、そのシート束に対してステープル処理等の処理を行う後処理装置に内蔵されるような形で用いられる。
具体的には、シート折り装置は、搬入されたシートを折り曲げるための折曲部、折り曲げられたシートをシート折り装置から排出するための排出部、折曲部から排出部までシートを搬送するための排出搬送路、排出されるシートを受けるための排出トレイ、搬入されたシートを受け止めるための受止部材や、シートの幅方向(搬入方向に対し垂直な方向)に搬入されたシートの斜行補正や幅合わせ行うための幅合わせ部材等を備える。これらの構成をとり、シート毎に、又は、ステープル処理済み等のシートの束に対し、シートの折り曲げ処理を行うようになっている。
更に、シート折り装置に、アーム及び押さえ部材が設けられる場合がある。例えば、アーム及び押さえ部材は、シート排出方向にシート折り装置の排出部から、排出トレイにむけて伸びるようにして設けられる。又、押さえ部材は、アームの下面において、上下方向に回動自在にアームに支持されることが、一般的である。
ここで、押さえ部材は、小サイズ若しくは小枚数の折り曲げられたシートが勢いよく排出されることで排出トレイから飛び出してしまうことを避けるため設けられる。又、排出トレイに排出されたシートは、シートの腰により折り曲げ部分が膨らんでしまうから、この膨らみを上方から押さえて、排出トレイにスタックされるシートの量を増やすという機能も有するものである。
一方、アームは、押さえ部材を上下方向に回動自在に支持するとともに、押さえ部材を覆い隠すという装飾的な側面を持ち合わせるものである。
このような装置の一例として、特許文献1記載の発明が提案されている。特許文献1には、用紙折り手段と、用紙の先端を受け止める受止部材と、受止部材を移動させる受止部材移動手段と、一対の幅寄せ部材と、用紙の幅方向の幅合わせ及び斜行補正を行うための幅合わせ部材移動手段とを備えたシート折り装置において、一対の幅合わせ部材は、用紙搬入路における用紙折り手段の上流側に配置されているシート折り装置が記載されている(請求項1、図2参照)。尚、特許文献1記載の発明では、シートの排出部の近傍に支点を設け、この支点によりアームが上下方向に回動自在されるとともに、押さえ部材は、このアームの下面に上下方向に回動自在に支持されるものとなっている(図2参照)。
特開2002−167120
ここで、図7を用いて、従来のシート折り装置100における折り曲げ処理後のシートSのスタックにおける問題を説明する。図7(a)は、従来のシート折り装置100での排出トレイ101におけるシートSの排出方向を説明するための断面図である。図7(b)は、従来のシート折り装置100のシートSの排出トレイ101におけるスタックの状態を説明するための断面図である。尚、従来例の説明におけるシート折り装置100は、主としてシートSの束を折り曲げるものである。従って、図7(b)中のシートSは、通常複数のシートSが重ねられ、シートSの束を形成しているが、図面の記載の煩雑化を防ぐため、簡略化して示している。又、シート折り装置100におけるその他の部分は省略している。
図7(a)に示すように、一般的に、従来のシート折り装置100は、折曲部を構成する折曲ローラ対102でシートS(シートSの束を含む。以下、説明の便宜のため、従来例の説明では、シートSには、シートSの束を含むものとする。)を折り曲げた後、排出部としての排出ローラ対103から排出部に隣接して設けられた排出トレイ101に排出する。そして、従来のシート折り装置100は、排出トレイ101の上方であって、シートSの排出方向に伸びるアーム104を備えている。このアーム104は排出ローラ対103の近傍に支点P4を有し、ある程度上下方向に回動自在となっている。更に、アーム104の下面には、支点P5が設けられ、この支点P5により押さえ部材105が上下方向に回動自在に設けられている。
折り曲げられたシートSは、シートSの折り曲げ部分を先方にして排出トレイ101に排出される(図7(b)参照)。そして、図7(a)に示すように、排出されるシートSは、押さえ部材105に当たり下方に導かれる。これにより、小サイズのシートS又は小数枚の折り曲げられたシートSが、排出トレイ101から飛び出したり、排出トレイ101でのスタックが乱れたりすることを防ぐようになっている。尚、シートSが排出される方向の一例を一点鎖線の矢印で示す。
又、押さえ部材105は、回動自在に支持されているから、排出トレイ101にスタックされるシートSの量が増えてくると、図7(a)の破線で示す位置まで押さえ部材105は持ち上げられる(押さえ部材105の回動方向を二点鎖線で図示)。
ここで、一般に多数のシートSが排出トレイ101にスタックされると、シートSは、シートSの腰により折り曲げ部分が膨らんでしまうため、折り曲げ部分を弧とした略扇型状に積み重ねられることになる(図5参照)。更に、押さえ部材105が存在すると、押さえ部材105は、シートSの排出方向を下向きとする影響を与えるから、新しく排出されるシートSが、前に排出されたシートSに下方向にぶつかり、シートSの束をシートS搬出方向に押し出す。そうすると、図7(b)に示すように、シートS排出方向の最下流部分において、排出されたシートSが排出トレイ101に乗り上げるようなことも生じ、又、シートSのスタックの状態を乱す原因となる。
このように、押さえ部材105が存在すると、新しく排出されるシートSは、前に排出されたシートSにぶつかり押し出しつつ、前に排出されたシートSにより形成された傾斜に逆らいながら登るようにして積み重ねられてゆく。更に、図7(a)に示すように、アーム104及び押さえ部材105は、一定以上、上方に移動しないようになっているから、スタックされるシートSの量にかかわらず、排出されるシートSを下向きにする影響を与え続ける。シートSの押し出しの力が大きいと、図7(b)に示すように、到底、排出されたシートSが上れないような傾斜が形成される場合がある。そして、排出部から排出されるシートSが傾斜を登り切れなくなり、シートSが排出部を塞ぐと、排出トレイ101へのシートSのスタックがそれ以上できない状態となる。
このように、多数のシートが排出トレイにスタックされた場合、排出されたシートの膨らみを押さえ、排出トレイにおけるスタック量を増やすことを目的として設けられた押さえ部材がむしろ、スタック量を減少させる要因となってしまうという問題がある。
そこで、特許文献1に記載の発明を見てみると、特許文献1記載の発明は、用紙の幅合わせ及び斜行補正を行うためのものであって、押さえ部材とシートのスタックの関係についてはシートの排出方向は全く考慮されていない。更にいえば、特許文献1では、アーム及び押さえ部材については、ほとんど言及されていない。従って、上記問題には対応できないものである。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、シート折り装置に必要な押さえ部材を備えつつも、排出トレイを大型化することなく、シート折り装置から排出されるシートのスタック量を従来よりも増やすことができるシート折り装置及びこのシート折り装置を備えた後処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、シートが装置内部に搬入され、搬入されたシートを折り曲げる折曲部と、折り曲げ処理済みのシートを排出するための排出部と、前記排出部から排出されるシートを受け止めるための排出トレイと、を備えたシート折り装置において、排出されたシートを上面方向から押さえるための押さえ部材と、前記排出トレイの上方かつ前記排出部に隣接して配され、シート排出方向に沿って伸びるようにして設けられたアームを備え、前記押さえ部材は、前記アームに上下方向に回動自在に支持されているとともに、前記アームよりも上方にまで回動可能とした。
請求項2に係る発明は、請求項1記載のシート折り装置において、シート排出方向において、前記アームよりも前記押さえ部材の方が長いこととした。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2記載のシート折り装置において、前記押さえ部材は、前記アームの上方まで回動した場合、シート排出方向における前記アームの下流端と接する垂直線に対し、前記押さえ部材の先端部がシート排出方向の下流側の位置となるように、回動の制限を有することとした。
請求項4に係る発明は、請求項1乃至3いずれか1項に記載のシート折り装置において、前記アームは、前記シート折り装置に固定されることとした。
請求項5に係る発明は、請求項1乃至3いずれか1項に記載のシート折り装置において、前記アームは、前記シート折り装置に上方に回動可能に支持されるとともに、下方に付勢する付勢部材により付勢されることとした。
請求項6に係る発明は、画像形成装置により画像が形成されたシートをその装置内部に導入し、所定の処理を行う後処理装置であって、請求項1乃至5いずれか1項に記載のシート折り装置を備えることとした
請求項1記載の発明によれば、押さえ部材がアームよりも上方にまで回動可能となっているので、押さえ部材がシートの排出方向を下向きにするという影響が、多数のシートをスタックしてゆく途中の段階でなくなる。従って、前に排出されたシートを、排出中のシートが押し出すことが緩和され、スタックされたシートが形成する傾斜が従来に比べ緩やかなものとなる。即ち、従来よりも、排出トレイを大型化することなく、排出トレイにおけるスタック量を増加させることができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加え、従来のように、アームが押さえ部材よりも長く形成されている場合に比べ、シートのスタック量を増加させることができる。即ち、アームは、シートが多数スタックされるとシートと接触し、シートの排出を妨げてしまうものであるが、アームの長さを従来よりも極力短くすることによりシートのスタック量を増加させることができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は2記載の発明の効果に加え、押さえ部材が上方に回動しすぎると、スタックされたシートが形成する傾斜もこれにあわせて急なものとなり、排出されたシートが傾斜を上れなくなる。しかし、請求項3記載の発明のように、押さえ部材の上方への回動を制限することで、傾斜を緩やかなものとすることができ、結果として、より多くのシートを排出トレイにスタックすることができる。
請求項4又は5記載の発明によれば、請求項1乃至3記載の発明の効果に加え、アームが固定又は下向きに付勢されているから、シートの排出によってシートは動かないようにすることができる。これにより、アームがシートを確実にガイドし、シートのスタックが確実に行われるようになる。又、アームが上方向に移動すると、排出されたシートの腰の力によって、排出中のシートが膨らみ、傾斜を登りにくくなるが、この膨らみを本発明では抑えることができる。従って、シートが排出部を塞ぎ難くなり、シートのスタック量を増加させることができる。
請求項6記載の発明によれば、請求項1乃至5記載のシート折り装置を備えるから、シートのスタック量が従来よりも多い後処理装置を提供できる。又、シートのスタック量を増やすために、排出トレイを大型化したり、特別な構成を付加したり、アームや押さえ部材を取り除いたりするということもなく、アームや押さえ部材が本来有する機能を生かしつつ、コスト的に有利で簡易な構成の後処理装置を提供できる。
以下、本発明の実施形態について図1〜6を参照しつつ説明する。尚、本実施形態に挙げるシート折り装置1は、画像形成装置2に外付けされる後処理装置3の下部に内蔵されるものについて説明する。但し、本実施の形態に記載されている構成、配置等の各要素は、発明の範囲を限定するものではなく単なる説明例にすぎない。
まず、図1を用いて、本発明の実施形態に係るシート折り装置1を内蔵した後処理装置3を説明する。図1は、本発明の実施形態に係る後処理装置3の概略を説明するための模型的断面図である。
後処理装置3は、画像形成装置2で画像が形成され排出されたシートSを、後処理装置3の右側面上部に設けられたシート導入口31から後処理装置3内に搬入する。そして、この搬入されたシートSに対してステープル処理等の所定の後処理を行う。後処理装置3は、後処理装置3内のシート搬送路32の最上流付近に設けられたパンチ部33、パンチ部33のシート搬送方向下流側には中間ローラ対34が設けられる。又、後処理装置3から排出されるシートS(シートSの束)を受け止めるために、後処理装置3の左側面部に設けられるメイン排出トレイ35、メイン排出トレイ35の上部に設けられるサブ排出トレイ36、中間ローラ対34から搬送されるシートSを一時退避しておくための退避ドラム37、後処理装置3に導入されたシートSをスタックしステープル処理を行うため装置内部中央に設けられるステープル処理部38、ステープル処理部38の下方に設けられるシート折り装置1等から構成される。
前記パンチ部33は、所定のタイミングでシートSに対して、使用者の設定により穿孔処理を行うものである。前記中間ローラ対34は、退避ドラム37、メイン排出トレイ35、サブ排出トレイ36、ステープル処理部38等に向けて、シートSを搬送するためのものである。
前記メイン排出トレイ35は、主としてステープル処理部38でステープル処理され、排出されるシートSの束を受け止めるためのものであり、排出されたシートSの束の部数の増加に従って最上位の位置から順次下降されるようになっており、複数のシートSの束を受けることができる。そして、シートSの束がメイン排出トレイ35から取り除かれると上昇し、基準位置に戻るようになっている。尚、後処理装置3で特に処理を施されることなく排出されるシートSや、パンチ処理だけが施されるシートSを受けるようにすることもできる。
一方、前記サブ排出トレイ36は、後処理装置3で特に処理を施されることなく排出されるシートSや、パンチング処理だけが施されるシートSを受けるためのものである。前記退避ドラム37は、複数部のシートSの束に連続してステープル処理を施す場合に、前のシートSの束がステープル処理部38でステープル処理されている間、次のシートSの束の1枚目をドラム表面に巻きつけて待機させる。この退避ドラム37の働きにより、ステープル処理が行われる間、画像形成装置2からのシートSの排出を一時停止させる必要がなくなり、生産性が向上する。
尚、パンチ部33を通過したシートSをステープル処理部38、退避ドラム37、メイン排出トレイ35、サブ排出トレイ36等、いずれの部分に搬送するかの振り分けは、後処理装置3内に複数設けられ回動自在に保持されたガイド39によりなされる。
ステープル処理部38は、複数枚のシートSをスタックするスタック処理を行い、スタックされたシートSの束の先端をステープルで綴じる先端綴じ、シートSの束の長手方向の中央を短手方向に沿って2箇所ステープルで綴じる中央綴じなどの各種ステープル処理を行うことができる。例えば、先端綴じには、シートSの束の先端の中央近傍を長手方向に沿って2箇所綴じる先端中央綴じ、及びシートSの束の先端の一方の隅を斜め45°に1箇所綴じる先端斜め綴じなどが含まれる。スタック処理または先端綴じが行われたシートSの束は、上方へと搬送され、後処理装置3から排出される。
ステープル処理部38は、大きく分けて2つの部材から構成されており、図2の下方に設けられたスタックトレイ40と、上方に設けられたカバートレイ41からなる。スタックトレイ40には、シート載置面42が、スタックトレイ40とカバートレイ41の間に挟まれるように設けられていて、このシート載置面42に複数のシートSが束としてスタックされる。シート載置面42に向けて搬送されてくるシートSを受け止めるために、スタックトレイ40には、ストッパ43が設けられている。
このストッパ43は、スタックトレイ40の幅方向(図1の紙面に垂直な方向)の略中央に配置され、スタックトレイ40の表面及び裏面に臨むように設けられ、張架された無端状ベルト44に取り付けられる。ストッパ43は、使用されるシートSのサイズに対応し、シートSの後端、言い換えるとシートSの上端が一定位置でスタックされるように待機する。この無端状ベルト44は、駆動機構(不図示)により正逆回転自在に回転制御されるようになっており、これにより、処理する内容に合わせて、ストッパ43がスタックトレイ40の上方から下方へ、下方から上方へと移動され、併せて、スタックされたシートSの束がメイン排出トレイ35方向、又はシート折り装置1方向へ搬送されるようになっている。
尚、スタックトレイ40には、無端状ベルト44に並列し、スタックトレイ40の表面及び裏面に臨むようにして第2の無端状ベルト(不図示)が設けられている。この第2の無端状ベルトには、略T字型に形成された突起部45が設けられている。突起部45は、駆動機構(不図示)により基準位置からスタックされたシートSを下方に搬送する方向への所定量の第2の無端状ベルトの回転により移動させられ、シートSの後端を軽く押圧してシートSの後端を揃える整合処理を行う。これにより、スタックされた複数枚のシートSの後端が不揃いになるのを防ぐ。尚、この動作は、シートSが1枚スタックされる毎に行われ、これによりステープル処理を的確に行える。
又、カバートレイ41は、スタックされたシートSの束が確実にメイン排出トレイ35やシート折り装置1に向けて搬送されるようにガイドする役割を果たす。
上記のような機構により、所定枚のシートSのスタックが完了すると、ステープル処理部38に設けられたステープル手段46により、スタックされたシートSの束にステープル処理が施される。
ステープル処理部38の下方に、シートSの束の折曲処理を行うためシート折り装置1が配置されているが、シート折り装置1の詳細は後述する。尚、折曲処理が選択されていない場合、ステープル処理が施されたシートSの束は、上方に向けて搬送され、メイン排出トレイ35に排出される。
次に、図2に基づき、本発明の実施形態に係るシート折り装置1の構造の概略について説明する。図2は、本発明の実施形態に係るシート折り装置1の構造を説明するための模型的断面図である。
本実施形態に係るシート折り装置1は、後処理装置3の最下部に配されており、シート搬送方向において、ステープル処理部38よりも下流に設けられ、主として、中央綴じのステープル処理が施されたシートSの束が装置内部に搬入される。従って、本実施形態におけるシート折り装置1は、主としてシートSの束を折り曲げるものである。そして、折曲処理が選択されると、シートSの束に対し、中折り処理等の折り曲げ処理を行い、後処理装置3の一側面の下部に設けられた排出トレイ74に排出する。
図2に示すように、シート折り装置1は、ケーシング1a内部に、シートS(シートSの束を含む。以下、説明の便宜のため、本実施形態に係るシート折り装置の説明では、シートSには、シートSの束を含むものとする。)を装置内部に搬入するためのシート搬入路50と、搬入されたシートSを載置するためのシート載置板51a、51bと、搬入されたシートSを整合するための整合部60と、シートSを折り曲げるための折曲部70と、折り曲げ処理済みのシートSを排出するための排出部80と、折曲部70から排出部80に向けてシートSを搬送するための排出搬送路90とを備えている。尚、搬入されたシートSの搬入、搬送、排出方向を破線で示している。
前記シート搬入路50は、図2において、シート折り装置1の右方上部に設けられている。シート搬入路50は主として搬入ローラ対52及び搬入ガイド53、54で構成されている。この搬入ローラ対52及び搬入ガイド53、54により、ステープル処理部38を経たシートSが、シート折り装置1内に搬入される。具体的には、シート載置板51a、51b(後述)に向けてシートSを搬送する。
搬入ローラ対52は、モータ等(不図示)により、回転駆動力を与えてもよいし、前段に位置するステープル処理部38の下端部に回転駆動する搬送ローラ対(不図示)を設ければ、あえて、モータを設けなくてもよい場合がある。搬入ガイド53、54は、更に複数設けてもよく、搬入ローラにシートSが的確に進入し、シート載置板51a、51bに向けて的確にシートSが搬送されるようにシートSを案内する。
前記シート載置板51a、51bは、図2に示すように、シート折り装置1の内部の右上方から左下方にかけて設けられていて、クランク機構71(後述)を境として計2枚設けられている。即ち、シート搬送方向において、クランク機構71の上流側に51aが、下流側に51bが設けられている。2枚のシート載置板51a、51bは、板状の部材で構成され、シート搬送方向において、クランク機構71の上流側と下流側が1直線上になるように設けられている。又、シート載置板51a、51bは、シートSの幅方向(図2の紙面に垂直な方向)に伸びて形成されていて、シート折り装置1の内部を斜めに区切るように設けられている。そして、このシート載置板51a、51bに搬入されたシートSが載置されることになる。
前記整合部60は、搬入されたシートSを的確に折り曲げることができるようにシート載置板51a、51bにおけるシートSの位置を整合するために設けられている。整合部60は、シートSの搬送方向と平行な方向(図2における左右方向)及びシートSの搬送方向と垂直な方向(図2の紙面に垂直な方向)にシートSの整合を行う。
図2に示すように、シートSの搬入方向におけるシートSの先端と後端(図2における左右方向)を整合するために、シート搬送方向上流側には、押出部材61が、下流側には受止部材62がそれぞれ設けられている。
押出部材61は、断面が略L字状に形成されている。そして、クランク機構71よりも上流側のシート載置板51aの下方に配された駆動プーリ63及び被駆動プーリ64に張架された無端状ベルト65に押出部材61は、取り付けられている。又、押出部材61は、シート載置板51aの幅方向(図2における紙面に垂直な方向)の略中央の位置でシート載置板51aの表面から突出するようになっている。
そして、駆動プーリ63はシート載置板51aのシート搬送方向における略中央に、被駆動プーリ64はシート載置板51aの上流端近傍に設けられている。又、駆動プーリ63は、モータ(不図示)からの回転駆動力が駆動機構(不図示)により伝達されるものであり、正逆回転自在となっている。駆動プーリ63が回転駆動すると、これに併せて、同じく正逆回転自在に支持された被駆動プーリ64及び無端状ベルト65が従動し、押出部材61がシート載置板51a上から突出しつつシート搬送方向と平行な方向に移動するようになっている。
一方、受止部材62も、断面が略L字状に形成されている。そして、クランク機構71よりも下流側のシート載置板51bの下方に配された駆動プーリ66及び被駆動プーリ67に張架された無端状ベルト68に受止部材62は、取り付けられている。又、受止部材62は、シート載置板51bの幅方向(図2における紙面に垂直な方向)の略中央の位置でシート載置板51bの表面から突出するようになっている。
そして、駆動プーリ66はシート載置板51bの上流端近傍に、被駆動プーリ67はシート載置板51bの下流端近傍に設けられている。又、駆動プーリ66は、モータ(不図示)からの回転駆動力が駆動機構(不図示)により伝達されるものであり、正逆回転自在となっている駆動プーリ66が回転駆動すると、これに併せて、同じく正逆回転自在に支持された被駆動プーリ67、無端状ベルト68が従動することで、受止部材62がシート載置板51a、51b上から突出しつつシート搬送方向と平行な方向に、シート載置板51bの全長にわたって移動するようになっている。
これらの押出部材61及び受止部材62をシートSのサイズに合わせて移動させることで、搬入されたシートSは、シート搬送方向と平行な方向(シートSの長さ方向)でその位置が整合される。
一方、シートSの搬送方向と垂直な方向(図2の紙面に垂直な方向)、即ちシートSの幅方向にシートSの整合を行うための部材として、シートSの搬送方向と平行な方向に一対の幅合わせ部材69a、69bが、クランク機構71を挟んだそれぞれのシート載置板51a、51b上に、幅方向に間隔をおいて設けられている(図2では片方は不可視)。この一対の幅合わせ部材69a、69bにより、用紙の幅合わせ及び斜行補正が行なわれる。特に、クランク機構71よりも上流側のシート載置板51a上に設けられた一対の幅合わせ部材69aは、ラックアンドピニオン機構(不図示)を有していて、このラックアンドピニオン機構は、正逆回転自在なモータ(不図示)に駆動連結されている。
ラックアンドピニオン機構及びモータにより、搬入されるシートSのサイズに合わせて幅合わせ部材69aを移動させることで、シートSの幅合わせ及び斜行補正といった整合がなされる。尚、シート搬送方向におけるクランク機構71よりも下流側の幅合わせ部材69bにもラックアンドピニオン機構及びモータを設けてもよいが、通常は、一方に設けるだけで整合処理は行える。
前記折曲部70は、クランク機構71と、ブレード72と、折曲ローラ対73等から構成されている。図2に示すように、クランク機構71は、シート折り装置1内の中央下部に配され、シート搬入路50の搬送方向の略中央に位置するようになっている。クランク機構71は、モータ(不図示)から動力伝達機構(不図示)介して、回転駆動するようになっている。又、クランク機構71には、シートSを押し出すようにして当接するブレード72が取り付けられている。
そして、クランク機構71及びブレード72の上方には、折曲ローラ対73が配されている。折曲ローラ対73のうち、一方の折曲ローラ73aが、モータ等の駆動源(不図示)から動力伝達機構(不図示)介して回転駆動するようになっている。そして他方の折曲ローラ73bは、圧接されていて、折曲ローラ73aに従動するようになっている。
具体的なシートSの折り曲げ動作について説明すると、まず、クランク機構71により、シート載置板51a、51bよりも下方に位置するようにブレード72が待機される。そして、シートSがシート折り装置1に搬入後、シート載置板51a、51b上に載置され、更に整合部60で、その位置が整合されると、クランク機構71が回転し、ブレード72が突き出され、シートSに対し垂直にシートSを上方に押し出す。ブレード72の押出先には折曲ローラ対73のニップ部が存在しているから、シートSは折り曲げられた状態で、折曲ローラ対73のニップに進入する。その後、クランク機構71は回転し続けて、ブレード72を元の待機位置まで戻す。以下、同様にして連続して折り曲げ処理ができるようになっている。
前記排出部80及び排出搬送路90は、折り曲げられたシートSをシート折り装置1内から排出するためのものである。
まず、排出部80から説明する。排出部80は、シート折り装置1から折り曲げ処理後のシートSが排出される部分であり、主として排出ローラ対81から構成されている。排出ローラ対81は、排出トレイ74の一端の上方に隣接するように設けられている。排出ローラ対81は、上下に連なるようにして回転可能に支持されている2本の排出ローラ82、83から構成されている。上方の排出ローラ82は、上下方向に移動可能となっていて(移動方向を破線で図示)、排出ローラ対81に進入してくる折り曲げ処理済みのシートSの厚さやシートの有する腰により、上方の排出ローラ82が移動する。このように構成することで、折り曲げ処理毎に異なるシートSの厚さに対応でき、シートSの詰まりや、腰折れが防がれる。又、排出ローラ対81は、折曲ローラ対73で折り曲げられたシートSを追加的に折り曲げるという機能も果たすものであるが、本実施形態に係る排出ローラ対81では、排出されるシートSごとに、適切な排出ローラ対81の間隔が確保されるから、このような膨らみを詰まり、腰折れが生じない範囲で防ぐことができる。
尚、上方の排出ローラ82が移動する機構について説明しておく。本実施形態におけるシート折り装置1には、回動部材84が設けられている。図2に示すように、回動部材84は、排出搬送路90(詳細は後述)の上方に位置するとともに、折曲ローラ73aの上方から、緩やかなカーブを描きつつ、上方の排出ローラ82近傍まで設けられている。回動部材84は、折曲ローラ73aの上方に支点Pを有し、この支点Pを中心として、回動部材84は、回動可能となっている。そして、回動部材84は、上方の排出ローラ82を回転可能に支持している。このように構成しているから、排出ローラ対81に進入してくる折り曲げられたシートSの腰の力だけで、上方の排出ローラ82が移動されるようになっている。尚、回動部材84には、シートSの搬送を案内するための上方ガイド(詳細は後述)が設けられていて、回動部材84は、排出部80及び排出搬送路90を形成するといえる。
次に、排出搬送路90について説明する。図2に示すように、排出搬送路90は、折曲ローラ対73から排出ローラ対81まで、折り曲げられたシートSを搬送するためのものである。排出搬送路90は、下方ガイド91及び上方ガイド92の二つのガイドから構成されている。下方ガイド91は、折曲ローラ73bから下方の排出ローラ83までを結ぶように、図2の紙面垂直方向に伸びて設けられ、上方ガイド92は、折曲ローラ73aから上方の排出ローラ82までを結ぶように設けられている。下方ガイド91、上方ガイド92は、折り曲げられたシートSと当接することによって、折り曲げられたシートSを排出ローラ対81に向けて案内する。
尚、図2に示すように、上方ガイド92のシート搬送方向における断面は、緩やかなカーブを2つつなげたようになっており、言い換えると、図2において逆S字状となっている。即ち、上方ガイド92は、シート排出方向において、折曲部70と排出部80の間で局部的に下向きに膨らんで形成されている。具体的には、排出搬送路90は、湾曲していて、排出搬送路90の入口部分と出口部分における上方ガイド92は、シート排出方向において、上向きに膨らんで形成され、排出搬送路90の入口部分と出口部分の間において下向きに膨らんで形成されている。又、図2に示すように、上方ガイド92は、上記した回動部材84の下面に設けられている。
上方ガイド92をこのように形成すると、折り曲げられたシートSの搬送が理想的なものとなる。即ち、排出搬送路90への導入部分では、折曲ローラ対73で折り曲げられたシートSが排出搬送路90に進入し易いように、広くなっている。従って、シートSが排出搬送路90に導入されやすく、シートSの腰折れや詰まりが生じない。
そして、シートSが排出搬送路90を進むに従って、排出搬送路90の図2における上下方向の間隔は狭くなっている。従って、折り曲げられたシートSが排出搬送路90内で膨らみを減少させることができ、シートSの折り曲げ部分が排出ローラ対81から排出される際に、下を向かないようにすることができる。このようにして、従来よりも上向きでシートSは排出され、既に排出されたシートSにより形成された傾斜を、現在排出されているシートSが登りやすくなる。
更に、図2に示すように、折り曲げられたシートSが排出される際に上方に向くようにするため、本実施形態におけるシート折り装置1には、排出ローラ対81のうち、上方に位置する排出ローラ82のシート排出方向下流側に、下流ガイド93が設けられている。又、下流ガイド93は、シート排出方向において、下向きに膨らんで形成されていて、上記した回動部材84に設けられている。
このように、上方の排出ローラ82の下流側において、下流ガイド93を設けているから、排出されてくる折り曲げられたシートSの上部をしごいて、つぶすことができる。更に、下流ガイド93の存在により、排出されるシートSの上部を押さえるようにしているから、排出されるシートSは、その折り曲げ部分を上方に向くように導かれる。
その他、シート折り装置1が備える構成としては、排出トレイ74がある。排出トレイ74は、シート折り装置1から排出されるシートSを受け止めるためのものであり排出部80に隣接して設けられている。排出トレイ74において、シート排出方向下流端の位置は、シートSを受け止めることができるように垂直に壁部74aが設けられている。
次に、図3及び4に基づき、本発明の実施形態に係るシート折り装置1におけるアーム4及び押さえ部材5の構造について説明する。図3は、本発明の実施形態に係るシート折り装置1におけるアーム4及び押さえ部材5を説明するための斜視図である。図4は、本発明の実施形態に係るシート折り装置1におけるアーム4及び押さえ部材5を説明するための断面図である。
図3に示すように、アーム4は、回動部材84のシート排出方向下流側の一側部84aで支持されている。具体的にいえば、図4に示すように、アーム4は、前記排出トレイ74の上方かつ前記排出部80に隣接して配されシート排出方向に伸びるようにして設けられていて、排出されるシートSの幅方向における略中心に位置するように配置される。又、アーム4の上面は、シート排出方向に沿うようにして凹状に形成されており(図3において、シート排出方向の一例を破線で図示)、その上面から2枚の側面板4a、4bが垂直方向に形成されている。尚、アーム4の支持方法としては、上下に回動するようにすることも、固定することも可能である。この点については後述する。
そして、図3に示すように、排出されたシートSを上面方向から押さえるための押さえ部材5が、アーム4の下面に設けられた支点P1により、上下方向に回動自在に支持されている(回動方向を一点鎖線で図示)。そして、押さえ部材5は、シート排出方向に沿って長く形成されており、シート排出方向と垂直な方向においては、アーム4の凹み部分の幅よりも短く形成されている。このように構成することで、アーム4の凹み部分から、押さえ部材5がアーム4よりも上方にまで回動可能となっている。又、押さえ部材5の先端には、薄板状の先端部5aが設けられていて、この先端部5aが主としてシートSと接し、排出されたシートSの膨らみを押さえる。
次に、図4を用いて、押さえ部材5の回動する様子を説明する。図4において実線で示すように、シートSが排出トレイ74に全くスタックされていない状態では、押さえ部材5は、垂れ下がるような姿勢をとる。即ち、押さえ部材5は、自重では下方向に回動するようになっている。これにより、シートSが排出ローラ対81から勢いよく排出されて、排出トレイ74から飛び出してしまうことが防がれる。又、排出トレイ74に排出されたシートSは、シートSの腰により折り曲げ部分が膨らんでしまうところ、この膨らみを上方から押さえて、排出トレイ74にスタックされるシートSの量を増やすという機能を果たす。
そして、排出トレイ74にシートSがスタックされるに従い、押さえ部材5は、破線で示す位置へ回動し、更に、シートSがスタックされると、押さえ部材5は、一点鎖線で示すようなアーム4よりも上方まで回動する。従来、押さえ部材5は、アーム4よりも上方には回動できない構成とされていたが、本実施形態における押さえ部材5がアーム4よりも上方に回動する。従って、押さえ部材5が、シート排出方向を下向きとし、それにより先に排出されたシートSを、現在排出されているシートSが押し出すという影響は、シートSをスタックしてゆく途中の段階でなくなる。
又、従来では、シートSがスタックされ、押さえ部材5が上限まで回動した後、押さえ部材5のシートSを押さえる力は、排出トレイ74にシートSが詰まってゆくから(図7(b)参照)、シートSがスタックされる毎に強くなってしまい、シートSの排出の妨げとなっていたが、このようなこともなくなる。即ち、従来よりも、シートSは排出されやすくなり、スタック量が増加する。
尚、図3及び4からも明らかなように、シート排出方向において、前記アーム4よりも前記押さえ部材5の方が長くなっている。シートSが多数スタックされると、いずれは、アーム4にシートSが接触し、シートSの排出を妨げてしまう(図5参照)。又、従来は、アーム4の方が押さえ部材5よりも長く形成されていた(図7、特許文献1参照)。しかし、本実施形態では、押さえ部材5をアーム4よりも長くするから、シートSとアーム4が接触するまで、多くのシートSをスタックすることができる。即ち、本実施形態に係るシート折り装置1は、アーム4の長さを従来よりも極力短くすることにより、従来よりも、スタック量を増加させる。
次に、図5に基づき、本発明の実施形態に係るシート折り装置1における押さえ部材5の回動の上限について説明する。図5(a)は、本発明の実施形態に係る押さえ部材5のアーム4の上方での回動を制限しない場合を示す断面図である。図5(b)は、本発明の実施形態に係る押さえ部材5のアーム4の上方での回動を制限する場合を示す断面図である。
図5(a)に示すように、本実施形態におけるシート折り装置1は、押さえ部材5の上方の回動について、特段の制限を設けないようにすることも可能である。しかし、制限を設けないと、問題が生じ得るので、説明する。
図5(a)に示すように、本実施形態におけるシート折り装置1では多数のシートSがスタックされてくると押さえ部材5ではなく、アーム4にシートSが接触するようになる。そのため、アーム4の側面板4a、4bの下方は、シートSとの摩擦を軽減し、又、傾斜を登りやすくシートSをガイドするために、湾曲部4cが形成されている。しかし、押さえ部材5のアーム4の上方における回動に何ら制限を加えないと、スタックされるシートSは、いずれは、シートSの折り曲げ部分、即ち、排出されたシートSの先端部が、シート排出方向と反対の方向を向くようになる。言い換えると、排出されたシートSの折り曲げ部分が、アーム4の上流側に倒れ込むような方向にスタックされる。
そうすると、図5(a)において一点鎖線で囲まれた範囲AにおけるシートSにより形成された傾斜が急なものとなる。しかも、次に排出されるシートSは、前に排出されたシートSとアーム4の接触部に進入して行かなければならない。従って、次に排出されるシートSが到底登っていけないような傾斜が形成され、排出部80を防いでしまい、スタック量が減少してしまう。
そこで、図5(b)に示すように本実施形態に係るシート折り装置1では、押さえ部材5は、アーム4の上方での回動において、シート排出方向におけるアーム4の下流端と接する垂直線Nに対し、最大でも押さえ部材5の先端部5aがシート排出方向の下流側の位置までしか回動できないように、押さえ部材5の回動を制限することができる。
押さえ部材5の上方での回動を一定に制限すると、図5(b)において一点鎖線で囲まれた範囲BにおけるシートSが形成する傾斜は、図5(a)で示した場合に比べ、緩やかとなる。従って、シートSは、排出されやすいものとなり、排出トレイ74におけるシートSのスタック量を増やすことができる。尚、この場合、押さえ部材5がシートSと接触して、シートSの排出の抵抗となりうるが、図5(a)に示す態様でもシートSと押さえ部材5が接触する点は同様であり、図5(b)の構成の方が好適といえる。
従って、本実施形態におけるシート折り装置1では、押さえ部材5の回動を制限するものとする。尚、押さえ部材5の回動を制限する手段としては、例えば、支点P1やアーム4等に押さえ部材5の回動を制限するストッパ(不図示)を設ける等、公知の手段により行えばよい。
次に、図4、図6及び図8に基づき、本発明の実施形態に係るシート折り装置1におけるアーム4の回動について説明する。図6は、本発明の実施形態に係るシート折り装置のアーム4の回動を説明するための、回動部材84を裏面側から見た斜視図である。図8は、従来のシート折り装置のアーム4の回動を説明するための断面図である。
まず、アーム4を上下方向に回動するようにした場合の問題点について述べる。尚、図8では、アーム4を回動可能と仮定した場合におけるアーム4の上限位置を破線で示している。又、現在排出されているシートSを2点鎖線で示している。
図8の破線で示すように、従来のシート折り装置100において、アーム104を上下方向に回動させると、押さえ部材105とシートSとの抵抗を緩和することは可能となる。そのため、従来のシート折り装置100は、通常、アーム104を回動可能とした。しかし、アーム4が上下方向に回動すると、折り曲げられたシートSの有する腰の力で、排出途中のシートSが膨らんでしまうという弊害が生じる(図8の2点鎖線)。排出途中のシートSが膨らむと、シートSの排出力が分散し、結果として、排出トレイ101におけるシートSのスタック量が減少してしまう。
そこで、本実施形態に係るシート折り装置1では、シートSのスタック中は、図8において実線で示すアーム104の位置を固定する構成とする。具体的には、シート折り装置1の一部を構成する回動部材84において、アーム4の支持を固定のものとすればよい。
又、アーム4を上下方向に回動自在に支持し、かつ、アーム4がバネ84b等の付勢部材によって容易に回動しないようにしても良い。具体的には、図4に示すように、シート折り装置1の一部を構成する回動部材84のアーム4の支持において、回動部材84に支点P2を設けておき、アーム4を上下動可能に支持する。又、回動部材84の図4における左端部に設けられた突部84cが、アーム4の上面と常に接するように構成する。回動部材84の突部と、アーム4とが接しているから、アーム4を上方に回動するためには、回動部材84の重さも併せて持ち上げる必要がある。
更に、図6に示すように、アーム4の回転軸部分に、アーム4を下向きに付勢する付勢部材、即ち、バネ84bにより付勢するように構成する。このように構成することで、アーム4が上方向に容易に回動しない。尚、本実施形態では、その構成上、アーム4を上方に回動させると、回動部材84もともに上方に回動する。
又、アーム4は、図6に示す破線矢印の方向(シート折り装置1における上の方向)にのみ回動可能となっていて、シート折り装置1における下方向(以下、下方向という。)に回動できないようになっている。尚、図6に示すように、下方向への移動を制限する構成は、アーム4を回動部材84の裏面側から一体的に取り付け、回動部材84とアーム4は嵌め合わすようにすればよい。このように、構成することで、シート折り装置1における下方向への移動がロックされアーム4の下方向への移動が不可能となる。
ここで、バネ84bのアーム4を下方向に付勢する力の大きさについて述べる。付勢する力の大きさは、シートSの排出によっては、アーム4が移動しないような大きさとする。これは、上述の通り、排出中のシートSが膨らまないようにするためである。しかし、アーム4が全く固定のものであると、使用者が排出トレイ74からシートSを取り出す際や、ジャム(詰まり)の処理をする際、アーム4が邪魔となり得る。そこで、付勢する力の大きさは、使用者がアーム4を移動させることができる程度とする。即ち、シートSの排出によっては、アーム4が移動しない力の大きさ以上、使用者がアーム4を移動させることが可能な力以下となる。尚、具体的なバネ84bの付勢する力は、一義的に定めることは難しいから、シート折り装置1において、折り曲げるシートSの種類や大きさ、積み重ねるシートSの枚数、需要者層等を総合的に判断して、適宜定めればよい。
このようにして、シートSが装置内部に搬入され、搬入されたシートSを折り曲げる折曲部70と、折り曲げ処理済みのシートSを排出するための排出部80と、排出部80から排出されるシートSを受け止めるための排出トレイ74とを備えたシート折り装置1において、排出されたシートSを上面方向から押さえるための押さえ部材5と、排出トレイ74の上方かつ排出部80に隣接して配され、シート排出方向に沿って伸びるようにして設けられたアーム4を備え、押さえ部材5は、アーム4に上下方向に回動自在に支持されているとともに、アーム4よりも上方にまで回動可能とすれば、押さえ部材5がシートSの排出方向を下向きにするという影響が、多数のシートSをスタックしてゆく途中の段階でなくなる。従って、前に排出されたシートSを、排出中のシートSが押し出すことが緩和され、スタックされたシートSが形成する傾斜が従来に比べ緩やかなものとなる。即ち、従来よりも、排出トレイ74を大型化することなく、排出トレイ74におけるスタック量を増加させることができる。
又、シート排出方向において、アーム4よりも押さえ部材5の方が長くすれば、従来のように、アーム4が押さえ部材5よりも長く形成されている場合に比べ、シートSのスタック量を増加させることができる。即ち、アーム4は、シートSが多数スタックされるとシートSと接触し、シートSの排出を妨げてしまうものであるが、アーム4の長さを従来よりも極力短くすることによりシートSのスタック量を増加させることができる。
又、押さえ部材5は、アーム4の上方まで回動した場合において、シート排出方向におけるアーム4の下流端と接する垂直線Nに対し、押さえ部材5の先端部5aがシート排出方向の下流側の位置となるように、回動の制限を有するようにすれば、押さえ部材5が上方に回動しすぎると、スタックされたシートSが形成する傾斜もこれにあわせて急なものとなり、排出されたシートSが傾斜を上れなくなるところ、押さえ部材5の上方への回動を制限することで、傾斜を緩やかなものとすることができ、結果として、より多くのシートSを排出トレイにスタックすることができる。
又、アーム4は、シート折り装置1に固定されるようにするか、若しくは、アーム4は、シート折り装置に上方に移動可能に支持されるとともに、下方に付勢する付勢部材により付勢されるようにすれば、シートSの排出によってアーム4を可動しないようにすることができる。これにより、アーム4がシートSを確実にガイドし、シートSのスタックが確実に行われるようになる。又、ガイドが上方向に移動すると、排出されたシートSの腰の力によって、シートSが膨らみ、排出されたシートSが傾斜を登りにくくなるが、この膨らみを本発明では抑えることができる。従って、シートSが排出部80を塞ぎ難くなり、シートSのスタック量を増加させることができる。
又、画像形成装置2により画像が形成されたシートSをその装置内部に導入し、所定の処理を行う後処理装置3であって、上記のシート折り装置1を備えるようにすれば、シートSのスタック量が従来よりも多い後処理装置を提供できる。又、シートSのスタック量を増やすために、排出トレイ74を大型化したり、特別な構成を付加したり、アーム4や押さえ部材5を取り除いたりするということもなく、アーム4や押さえ部材5が本来有する機能を生かしつつ、コスト的に有利で簡易な構成の後処理装置を提供できる。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は、シート折り装置及びシート折り装置を備えた後処理装置に利用可能である。
本発明の実施形態に係る後処理装置の概略を説明するための模型的断面図である。 本発明の実施形態に係るシート折り装置の構造を説明するための模型的断面図である。 本発明の実施形態に係るシート折り装置におけるアーム4及び押さえ部材5を説明するための斜視図である。 本発明の実施形態に係るシート折り装置におけるアーム4及び押さえ部材5を説明するための断面図である。 (a)は、本発明の実施形態に係る押さえ部材のアームの上方での回動を制限しない場合を示す断面図である。(b)は、本発明の実施形態に係る押さえ部材のアームの上方での回動を制限する場合を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るシート折り装置のアーム4の回動を説明するための、回動部材を裏面側から見た斜視図である。 (a)は、従来のシート折り装置での排出トレイにおけるシートの排出方向を説明するための断面図である。(b)は、従来のシート折り装置のシートの排出トレイにおけるスタックの状態を説明するための断面図である。 従来のシート折り装置のアームの回動を説明するための断面図である。
符号の説明
1 シート折り装置
2 画像形成装置
3 後処理装置
4 アーム
5 押さえ部材
5a 先端部(押さえ部材5)
70 折曲部
74 排出トレイ
80 排出部
84b バネ(付勢部材)
S シート

Claims (6)

  1. シートが装置内部に搬入され、搬入されたシートを折り曲げる折曲部と、折り曲げ処理済みのシートを排出するための排出部と、前記排出部から排出されるシートを受け止めるための排出トレイと、を備えたシート折り装置において、
    排出されたシートを上面方向から押さえるための押さえ部材と、前記排出トレイの上方かつ前記排出部に隣接して配され、シート排出方向に沿って伸びるようにして設けられたアームを備え、
    前記押さえ部材は、前記アームに上下方向に回動自在に支持されているとともに、前記アームよりも上方にまで回動可能となっていることを特徴とするシート折り装置。
  2. シート排出方向において、前記アームよりも前記押さえ部材の方が長いことを特徴とする請求項1記載のシート折り装置。
  3. 前記押さえ部材は、前記アームの上方まで回動した場合において、シート排出方向における前記アームの下流端と接する垂直線に対し、前記押さえ部材の先端部がシート排出方向の下流側の位置となるように、回動の制限を有することを特徴とする請求項1又は2記載のシート折り装置。
  4. 前記アームは、前記シート折り装置に固定されていることを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項に記載のシート折り装置。
  5. 前記アームは、前記シート折り装置に上方に回動可能に支持されるとともに、下方に付勢する付勢部材により付勢されていることを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項に記載のシート折り装置。
  6. 画像形成装置により画像が形成されたシートをその装置内部に導入し、所定の処理を行う後処理装置であって、請求項1乃至5いずれか1項のシート折り装置を備えたことを特徴とする後処理装置。
JP2006292064A 2006-10-27 2006-10-27 シート折り装置及びこれを備えた後処理装置 Active JP4795199B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006292064A JP4795199B2 (ja) 2006-10-27 2006-10-27 シート折り装置及びこれを備えた後処理装置
US11/976,589 US7862015B2 (en) 2006-10-27 2007-10-25 Sheet folding device, and paper post-processing device and image forming system provided therewith

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006292064A JP4795199B2 (ja) 2006-10-27 2006-10-27 シート折り装置及びこれを備えた後処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008105829A true JP2008105829A (ja) 2008-05-08
JP4795199B2 JP4795199B2 (ja) 2011-10-19

Family

ID=39329177

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006292064A Active JP4795199B2 (ja) 2006-10-27 2006-10-27 シート折り装置及びこれを備えた後処理装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7862015B2 (ja)
JP (1) JP4795199B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017052603A (ja) * 2015-09-09 2017-03-16 キヤノンファインテック株式会社 シート集積装置
JP2017052604A (ja) * 2015-09-09 2017-03-16 キヤノンファインテック株式会社 シート積載装置

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101619846B1 (ko) * 2009-09-02 2016-05-13 삼성전자 주식회사 제본장치 및 이를 갖춘 인쇄매체 후처리 장치
US10530950B2 (en) * 2017-02-22 2020-01-07 Ricoh Company, Ltd. Sheet conveying device, image forming apparatus incorporating the sheet conveying device, and post processing device incorporating the sheet conveying device
US10723148B2 (en) * 2017-11-14 2020-07-28 Seiko Epson Corporation Recording apparatus

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001031259A (ja) * 1999-07-23 2001-02-06 Canon Inc シート収容装置とこの装置を備えた画像形成装置
JP2002104709A (ja) * 2000-09-27 2002-04-10 Canon Inc 排出シート積載装置とこの装置を備えた画像形成装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5382011A (en) * 1992-07-01 1995-01-17 Ricoh Company, Ltd. Recording apparatus with a folder/stapler device
US5419545A (en) * 1994-03-10 1995-05-30 Unisys Corporation High speed document stacking assembly
JP3566492B2 (ja) * 1996-11-01 2004-09-15 株式会社リコー 用紙後処理装置
JP3257980B2 (ja) * 1998-05-13 2002-02-18 キヤノンアプテックス株式会社 シート処理装置及び画像形成装置
JP3660868B2 (ja) 2000-11-30 2005-06-15 京セラミタ株式会社 用紙折り装置
JP4143445B2 (ja) * 2003-03-07 2008-09-03 キヤノンファインテック株式会社 シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2006188325A (ja) * 2005-01-05 2006-07-20 Kyocera Mita Corp 用紙後処理装置
US7832718B2 (en) * 2007-04-26 2010-11-16 Nisca Corporation Sheet post processing apparatus and image forming system
US7635121B2 (en) * 2007-06-13 2009-12-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Sheet folding apparatus and sheet finishing system

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001031259A (ja) * 1999-07-23 2001-02-06 Canon Inc シート収容装置とこの装置を備えた画像形成装置
JP2002104709A (ja) * 2000-09-27 2002-04-10 Canon Inc 排出シート積載装置とこの装置を備えた画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017052603A (ja) * 2015-09-09 2017-03-16 キヤノンファインテック株式会社 シート集積装置
JP2017052604A (ja) * 2015-09-09 2017-03-16 キヤノンファインテック株式会社 シート積載装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20080099973A1 (en) 2008-05-01
US7862015B2 (en) 2011-01-04
JP4795199B2 (ja) 2011-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4518159B2 (ja) 原稿搬送装置
JP4795199B2 (ja) シート折り装置及びこれを備えた後処理装置
JP4258525B2 (ja) 用紙積載装置及び用紙後処理装置
JP5620952B2 (ja) シート処理装置
JP5305679B2 (ja) シート断裁装置及び画像形成装置
JP4616722B2 (ja) シート部材整合装置、シート部材処理装置および画像形成装置
JP4785703B2 (ja) シート折り装置及びこれを備えた後処理装置
JP4652089B2 (ja) シート処理装置
JP7127401B2 (ja) シート折り装置およびそれを備えたシート後処理装置並びに画像形成システム
JP2007126288A (ja) シート整合装置、シート処理装置及び画像形成装置
JP2017081665A (ja) 後処理装置、及び、画像形成装置
JP2021054596A (ja) 排紙装置、処理装置及び記録システム
JP2003020154A (ja) 用紙後処理装置及び画像形成装置
JP5978740B2 (ja) 中間搬送ユニット及びこれを備える画像形成システム
JP3902962B2 (ja) シート処理装置及び画像形成装置
JP2005314092A (ja) 用紙後処理装置
JP5123719B2 (ja) 後処理装置
JP4081075B2 (ja) シート後処理装置
JP2006315840A (ja) 用紙搬送機構及びそれを備えた後処理装置及び画像形成装置
JP4081076B2 (ja) シート後処理装置
JP2007076912A (ja) シート後処理装置、および画像形成装置
CN117262854A (zh) 片材折叠装置以及具备该片材折叠装置的片材后处理装置和图像形成系统
JPH10310320A (ja) 後処理装置
JP2020011828A (ja) シート折り装置およびそれを備えたシート後処理装置並びに画像形成システム
JP2013134351A (ja) シート後処理装置及びそれを備えた画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090924

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110308

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110421

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110726

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110727

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4795199

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140805

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140805

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140805

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D03