JP2008105598A - アームレスト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来のアームレスト装置は、特許文献1で解るように、前部にある操作部が上方に円弧形状に突出し、その下面が下方の運転席側にも大きく膨出した形状に形成されている。したがって、運転席に座ったオペレータは、膝の圧迫感を感じて運転に専念できない課題がある。
【解決手段】運転操縦席1の上側で、側方に配備したアームレスト2において、平らに形成した上面2aの前部を上側に略円弧形状に膨出させて操作部材案内面3を形成し、その形状に沿わせて移動操作する作業機昇降用コントロールレバー4を設けて構成した。前記操作部材案内面3の下側にあたる下面2bを、前から後ろまでフラットな面に形成したアームレスト装置としている。
【選択図】図1

Description

この発明は、作業車両の運転操縦席に設けられているアームレスト装置に関する。
従来から、走行時の車速の変速操作を行うスイッチ類、作業機昇降を行うコントロールレバーや昇降スイッチ等の操作装置を備えたアームレストは、運転操縦席の側部で上方位置に配備されている。そして、該アームレストは、その位置をオペレータの体格に合わせて、運転操縦席に対して、上下方向や前後方向に位置の調節ができる構成になっている。
例えば、本件出願前に公開されている特開2005−335429号公開特許公報(特許文献1参照)には、図面(特に図1)と明細書に、操縦部を有して運転席の側方に配備されるアームレストと、該アームレストを運転席に対して前後方向及び上下方向の位置調整を可能に支持する位置調整機構を備え、該位置調整機構には、アームレストを位置設定状態と位置調整可能状態とに切換える切換操作部が設けられていると記載され、図面にもその構成が示されている。そして、上記公開特許公報に開示されている技術によると、切換操作部を操作することによって、アームレストを位置設定状態、又は位置調整可能状態に容易に切り換えることができる、と本件公開技術の効果が記載されている。
特開2005−335429号公報
従来のアームレスト装置は、既に説明した上記公開特許公報にも、図面(添付図1)から明らかなように、前部にある操作部の下面が下方の運転席側に膨出した形状になっており、運転席に座って運転するオペレータが、膝の圧迫感を受ける課題がある。
そして、アームレスト装置は、上下方向及び前後方向の位置調節を可能に構成されているが、膝の圧迫感を緩和するために上記調節を行うと、オペレータの体格に合わなくなり、運転態勢が窮屈になって疲労が激しくなる等の問題点が発生するおそれがある。
この発明は、上記課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、運転操縦席(1)の上側で側方位置に前後方向に配備したアームレスト(2)において、平らに形成した上面(2a)の前部を上側に略円弧形状に膨出させて操作部材案内面(3)を形成し、該操作部材案内面(3)には、上記円弧形状に沿わせて移動操作する作業機昇降用コントロールレバー(4)を設け、下面(2b)をフラットな面に形成してあることを特徴とするアームレスト装置であって、運転中のオペレータが運転操縦席(1)に安心して座れ、運転に専念することができる。
この発明は、上記の如く、アームレスト(2)の前部上面(2a)を上側に略円弧形状に膨出させてコントロールレバー(4)の案内面(3)を形成し、その下面(2b)を前側から後ろ側までフラットに形成して、下方の運転操縦席(1)側への張り出しをなくしている。したがって、運転操縦席(1)に座ったオペレータは、側部上側のアームレスト(2)によって膝の圧迫感を受けることがなく、運転に専念することできる。
つぎに、請求項2に記載した発明は、前記作業機昇降用コントロールレバー(4)を軸受けした支持軸(5)と、該レバー(4)の操作回動位置を検出するセンサ(6)の回転軸(7)とをアームレストケース(8)内において前後に設け、該両軸(5)(7)を略同一水平面に配置してあることを特徴とする請求項1記載のアームレスト装置であって、両軸(5)(7)を同一水平面内に揃えることによって、アームレストケース(8)の下面(2b)を、比較的高い位置でフラットに形成できるものとなっている。
つぎに、請求項3に記載した発明は、前記支持軸(5)と回転軸(7)とは、前後をアームレストケース(8)に直接、又は間接的に固着している取付板(9)に軸受け支持して設け、該取付板(9)の同一板面側に、前記支持軸(5)に連結するレバーアーム(10)と回転軸(7)に連結したセンサアーム(11)とを配置して設け、該センサアーム(11)と前記レバーアーム(10)とを操作連動可能に接続して構成してあることを特徴とする請求項2記載のアームレスト装置であって、操作力を伝達する機構をコンパクトにまとめて構成し、部品点数を少なくしている。そして、前記取付板(9)は、同じ板面側にレバーアーム(10)とセンサアーム(11)とを配置しているから組立て製作が比較的簡単でありながら、前後の両端部分をアームレストケース(8)に固着しているから、ケース(8)の強度部材となっており、安心して肘を支えることのできる強固なアームレスト(2)を提供することができる。
まず、請求項1に記載した発明は、上述の如く、アームレスト(2)の前部上面(2a)を上側に略円弧形状に膨出させてコントロールレバー(4)の案内面(3)を形成し、アームレスト2は、下面(2b)を前側から後ろ側までフラットに形成して、下方の運転操縦席(1)側への張り出し部分をなくしているから、運転操縦席(1)に座ったオペレータは、側部上側のアームレスト(2)によって膝の圧迫感を受けることがほとんどなく、運転に専念することできる優れた特徴がある。
そして、請求項2に記載した発明は、両軸(5)(7)を同一水平面内に揃えることによって、アームレストケース(8)の下面(2b)を、比較的高い位置でフラットに形成できるものとした特徴があり、この構成によって、上記請求項1のアームレストが製作できた効果がある。
そして、請求項3に記載した発明は、操作力を伝達する機構をコンパクトにまとめて構成し、部品点数を少なくした特徴がある。そして、前記取付板(9)は、同じ板面側にレバーアーム(10)とセンサアーム(11)とを配置しているから組立てが比較的簡単にできる効果がある。
そして、請求項3に記載した発明は、取付板(9)の前後両端部をアームレストケース(8)に直接、又は間接的に固着しているから、ケース(8)の強度部材としての機能が発揮でき、安心して肘を支えることのできる強固なアームレスト(2)を提供することができる優れた特徴がある。
以下、実施例を図面に基づいて具体的に説明する。
まず、運転操縦席1は、図4、及び図5に示すように、トラクタ15に搭載されているキャビン16内に装備され、前方側にはステアリングハンドル17が設けられ、その前側、及び左右両側方には各装置の操作ペダル18類、PTOの入・切や手動・自動切換えスイッチ19、その他、ドラフトコントロールの感度調節ダイヤル20等が配列され、左側には、PTOチエンジレバー21等を配置してトラクタ作業の操縦ができる構成としている。
そして、アームレスト2は、図1、図2、及び図4に示すように、長い箱状に形成して、運転操縦席1の右側上方位置に前後方向に配置して設け、座った状態で運転するオペレータの右肘、前腕を受け止めて載せることができる構成としている。そして、アームレスト2は、図3に示すように、周囲をアームレストケース8で形成するが、図1に示すように、上面2aが後部から中間部分までフラットな面に形成され、これに連続する前部を上側に略円弧形状に膨出させて操作部材案内面3を形成し、下面2bは全面をフラットな面に形成した構成としている。
したがって、アームレスト2は、上記フラットな上面2aの位置に右手の肘や前腕を安定した状態に置くことができ、しかも、右手の指の位置が操作部材案内面3に届くようになっている。
そして、作業機昇降用コントロールレバー4は、図1の側面視で解るように、膨出させた操作部材案内面3の円弧形状に沿って操作できるように設けられ、前記のとおりアームレスト2の上面に置いた指で容易に操作ができる構成としている。
そして、取付板9は、図3に示すように、アームレストケース8の内部において、前記操作部材案内面3の下方に、長手方向を前後にして立てた状態に配置し、前部を、連結金具23を介してケース8の内側に固着連結し、後部を連結板24にボルト締めで固定してケース8に連結した構成としている。そして、前記作業機昇降用コントロールレバー4は、図面に示すように、上記取付板9の前部に横向きに軸受け支持した支持軸5に支持し、その支持軸5には操作に伴って一体に回動するレバーアーム10を設けて後方に突出させた構成としている。
そして、回転軸7は、前記支持軸5から少し間隔を隔てた後方位置に設けるが、軸5の回転を検出するセンサ6としてポテンショメータを軸着して取付板9に軸架支持した構成としている。この場合、回転軸7は、前記支持軸5と同じ方向に向け、しかも、略同一水平面内に配置しており、更に、端部に軸着したセンサアーム11を、前記レバーアーム10と同一側(取付板9の同一側面)に配置して前方に突出させた構成としている。そして、該センサアーム11と前記レバーアーム10とは、図3に示すように、レバーアーム10の先端部に固着したピン25を、センサアーム11に杆の方向に開口した長溝26に係合させて摺動自由に接続して設け、支持軸5側の操作力が回転軸7に伝達され、センサ6が検出できる構成としている。
このように、実施例の構成は、作業機昇降用コントロールレバー4を軸受けした支持軸5と、該レバー4の操作回動位置を検出するセンサ6の回転軸7とをアームレストケース8内において、前後に設け、該両軸5,7を略同一水平面、言い換えると、略同じ高さ位置に配置している。そして、前記支持軸5と回動軸7とは、前後をアームレストケース8に直接、又は間接的に固着した取付板9の同一板面側に配置して軸受け支持しており、前記支持軸5に連結したレバーアーム10と回転軸7に連結したセンサアーム11とは、ピン25と長溝26とで摺動自由に接続し、前記作業機昇降用コントロールレバー4の操作力(量)が、センサ6を構成するポテンショメータで検出できるものとなっている。
以上のとおり、この発明の実施例は、アームレスト2の前部上面2aを上側に略円弧形状に膨出させてコントロールレバー4の案内面3を形成し、その下面2bを前側から後ろ側まで通してフラットに形成して、下方の運転操縦席1側への張り出しをなくしたものとなっているから、運転操縦席1に座ったオペレータに、側部上側のアームレスト2によって膝の圧迫感を与えることがなく、安心して運転に専念することできるものとなった。
そして、前述のとおり、作業機昇降用コントロールレバー4を軸受けした支持軸5と、該レバー4の操作回動位置を検出するセンサ6の回転軸7とをほぼ同じ水平面に揃えて配置したから、アームレストケース8の下面2bを、比較的高い位置でフラットに形成できるものとなった。特に、実施例に係るアームレスト2は、上側を膨出させて形成した操作部材案内面3の下側を、後方から連続したフラット面(下面2b)に形成できる点に特徴があり、運転操縦席1側(下方)への張り出しをなくしたものに製作できた。
そして、上記実施例は、操作力を伝達する機構を、部品点数を少なくしてコンパクトにまとめて構成し、前記取付板9の同じ板面側にレバーアーム10とセンサアーム11とを配置しているから制作時の組立てが容易にできるものとなった。
そして、実施例のアームレスト2は、上述のとおり、取付板9の前後両端部をアームレストケース8に直接、又は間接的に連結することにより、ケース8の補強ができて頑丈となり、オペレータが、安心して肘や前腕を載せて楽にトラクタ作業ができるものとなった。
そして、前記取付板9は、図3に示すように、後側の回転軸7と前側の支持軸5との間に、支持軸5を中心にした円弧形状の案内孔28を設けてレバーアーム10の先端部に固着しているピン25を嵌合して案内できる構成としている。この場合、案内孔28は、支持軸5の回転にともなって円弧状に回動するレバーアーム10の先端部にあるピン25を係合状態で案内し、孔の上縁(上限)と下縁(下限)の位置がストッパーの働きをする構成となっている。
したがって、作業機昇降用コントロールレバー4は、上記案内孔28とピン25とによりストッパー機能が働いて、操作の上限位置と下限位置とが決まり、安心して操作ができる。このように、実施例は、特別に別体のストッパー装置を設けることなく、案内孔28を利用したストッパーとすることで構成を簡単にした特徴がある。
そして、図3に示す実施例の場合、作業機昇降用コントロールレバー4の操作力を伝えるレバーアーム10と、センサ6側に接続したセンサアーム11とは、両者のアーム比を略同等にした構成にしている。したがって、センサ6は、作業機昇降用コントロールレバー4の移動操作範囲の全域において、検出分解能が略同等となり、操作ストロークとリフトアーム動作のフィーリングがどの位置でも略同等になって、操作性が良好となる特徴がある。
そして、センサ6は、その取付位置を後方に寄せて配置したから、アームレスト2の前方側への張出しが短くなって、下面2bをフラットにできるものとなった。
そして、アームレスト2は、図4に示すように、操作部材案内面3を含めた前部を、平面視で順次外側に傾斜させて形成している。すなわち、アームレスト2の上記した前部は、一体となる後部から中間部がトラクタ15の進行方向に沿った略直線状になっているのに対して、前方側になる程、外側に傾斜させて構成している。これは、人間工学的な観点から構成したものであって、運転操縦席1に座ったオペレータは、アームレスト2の上面2a上に肘をおいて前腕を自然に前に伸ばした状態にすると、手の部分が若干外側に位置するから、これに合わせてアームレスト2の前部を配置する方が操作が楽にできる。その上に加えて、アームレスト2の前部は、座ったオペレータの膝の位置と同等、又は若干外側に位置するから、圧迫感を少なくできて運転に専念することができる。
そして、車速を変速操作するシフトアップスイッチ30とシフトダウンスイッチ31、及び作業機昇降スイッチ32(シ−ソスイッチであって、後ろ側のワンプッシュで最大位置まで上昇し、前側のワンプッシュで作業機昇降用コントロールレバー4の位置まで下降する構成となっている。)は、上記前部の内側ラインに沿わせて構成し、操作性の向上を図る配置にしている。
つぎに、アームレスト2の上下、及び前後の位置調節について、実施例を説明する。
まず、固定用の支持杆33は、図1、及び図2に示すように、基部を運転操縦席1側のブラケット34に固着して先端部を上部前方に位置させて側面視(図1参照)で前傾状に斜めに設け、長孔35と複数段の位置決め孔36とを設けた構成としている。そして、調節杆37は、上部をアームレスト2に固着して下方に延長するが、上記支持杆33に重ね合わせて接合できるように、下部が後方になるように傾斜させた構成としている。そして、調節杆37は、前記支持杆33の長孔35に挿入して位置固定するために上下2個のノブボルト38、38と、その下側に複数段の位置決め孔39を上下に配列して構成している。
以上の構成によって、アームレスト2は、図1から解るように、ブラケット34に固着した支持杆33に調節杆37を重ね合わせて双方の位置決め孔36と39とを合わせて適宜位置に位置決めピン40を挿し、上側のノブボルト38,38を長孔35に挿し込んでねじ締めして固定する。そして、アームレスト2は、オペレータの体格に合わせて上下と前後との調節が同時にできるが、まず、位置決めピン40を双方の位置決め孔36,39から抜き、ノブボルト38,38を緩める。つぎに、調節杆37を、定位置の支持杆33に対して上下移動調節してアームレスト2の上下と前後の位置を決めて位置決めピン40を両方の位置決め孔36,39を合わせて挿して込んで位置を決めした後、ノブボルト38で締め付けて固定する。
このように、実施例のアームレスト2は、高さと前後の位置とをオペレータの体格に合わせて、同時に調節できるものであって、普通、体格の大きい人ほど腕も長く、高い位置で、しかも、前よりの位置が望ましく、両方が同時に調節することができる特徴がある。
つぎに、トラクタ15の燃料タンク45に関する実施例を説明する。
実施例の場合、燃料タンク45は、図6に示すように、ミッションケース46の両側にそれぞれ配置した左右2つのタンク45a,45bから構成している。
そして、左タンク45aと右タンク45bとは、前記ミッションケース46の下側に配管した連通ホース47で連通し、燃料が減少しても双方の油面が同一面になるように構成している。そして、連通ホース47は、図6に示すように、ホースカバー48で被覆し、そのホースカバー48を前記ミッションケース46に接触させてマウントする構成としている。
このように構成すると、ミッションケース46の放熱が良好に行われてミッションオイルを効果的に冷やすことができる。
つぎに、燃料タンク45の給油キャップ50を南京錠51で施錠して開かないように防護して、燃料の盗難を防止する実施例を説明する。
まず、燃料タンク45は、図7に示すように、上部の給油キャップ50を取り付けた位置の下側周辺にあるフランジ53の一方側に蝶番取付面54を形成し、対向側(反対側)に施錠孔55を開口して構成する。そして、防護プレート56は、図面に示すように、一方側の蝶番57を、前記蝶番取付面54に螺子止めして取り付け、給油キャップ50を上側を通して対向側に延長して錠孔58と下側の施錠孔55とを合わせて南京錠51によって施錠できる構成としている。
このように構成することによって、燃料タンク45は、給油キャップ50に南京錠による施錠ができるから、燃料の盗難を未然に防止することができる。
つぎに、樹脂製の燃料タンク45において、燃料タンク45を外側から締め付けて保持する締付けバンド60の位置決めに関する実施例を、図8、及び図9に基づいて説明する。
実施例の場合、燃料タンク45は、樹脂を素材にして成形した左右の半割りタンクを、予め、接合して固定し、外側から締付けバンド60を巻き付けて一個のタンクを構成するが、この場合、外側から巻き付ける締付けバンド60の位置を、成形時に隆起したパーチングライン61の中間に切欠状の凹型に形成して、バンド溝62を構成する。そして、燃料タンク45は、左右2つの半割りタンクを接合して外側から締付けバンド60によって固定するが、そのとき、前記バンド溝62に締付けバンド60を通して締め付け保持する構成としている。
このように、実施例に係る燃料タンク45は、図面に示すように、成形にともなってできる隆起したパーチングライン61の中間位置に切欠状の凹型に形成してバンド溝62を構成し、これに締付けバンド60を通して締め付け固定する。
したがって、バンド溝62は、図面に示すように、外側のパーチングライン61に凹型の溝を形成しているから、燃料タンク45の内部に関係せず、容量を減少する等の影響がなく、締付けバンド60の位置決めが確実となってバンドの横ズレを防止できる特徴がある。
そして、上記燃料タンク45は、図10に示すように、支持機枠65の前側フレーム66の裏側にインシュレータ67を貼り付けて、このインシュレータ67にタンク45の前面を押し当てて前後移動を規制し、位置決めをする構成としている。
従来の燃料タンクは、タンク前側のパーチングラインを大きく形成して取付孔を設け、ボルト止めによって機枠側に固着する構成であったから、取付けに広い取付スペースを要し、取付強度の不足も課題となっていた。
この実施例は、前側フレーム66の裏側に貼り付けたインシュレータ67に、燃料タンク45の前端面を押し当てて前後方向の位置決めをしたもので、構成がきわめて簡単で、狭いスペースでも充分な位置決めができる特徴がある。
つぎに、燃料タンク45から燃料を抜くドレン装置70について、実施例を説明する。
まず、燃料吸入ホース71は、図11、及び図12に示すように、左右の燃料タンク45a,45bを連通する連通ホース47の中間部位に、基部を接続して図示省略しているフィルター側に延長して燃料を送油する構成としている。そして、燃料吸入ホース71は、図12に示すように、タンク側ホース71aと、フィルター側ホース(エンジン側)71bとに分割して、この両者71a,71bの端部に接続パイプ72を挿し込んで接続した構成としている。
したがって、燃料は、通常、エンジンに供給するときには、連通ホース47から燃料吸入ホース71の始端部に送られて、前記タンク側ホース71aから接続パイプ72を経由してフィルター側ホース71bに達し、フィルター方向に送られて、最終的にエンジンに供給されて燃焼される。
そして、上記燃料吸入ホース71は、ドレン装置70として使用するときには、タンク側ホース71aとフィルター側ホース71bとを、手作業で分離して切り離すと、燃料タンク45内の残留燃料を機外に廃油する事ができる。この場合、タンク側ホース71aは、柔軟で自由度があるから廃油の方向を自由に選択して行うことができると共に、ドレンを従来のように、機械加工によってドレンパイプやドレンプラグを製作するものに比較してきわめて低コストで製作できる特徴がある。
アームレストの側面図 アームレストの正面図 アームレストの内部構造の側面図 アームレストの平面図 トラクタの側面図 燃料タンクを下側から見た斜面図 給油キャップを施錠する装置の分解斜面図 バンド溝の正面図 燃料タンクの斜面図 燃料タンクの斜面図 連通ホースと、燃料吸入ホースの平面図 図11の要部を拡大した平面図
符号の説明
1 運転操縦席 2 アームレス
2a 上面 2b 下面
3 操作部材案内面 4 作業機昇降用コントロールレバー
5 支持軸 6 センサ
7 回転軸 8 アームレストケース
9 取付板 10 レバーアーム
11 センサアーム。

Claims (3)

  1. 運転操縦席(1)の上側で側方位置に前後方向に配備したアームレスト(2)において、平らに形成した上面(2a)の前部を上側に略円弧形状に膨出させて操作部材案内面(3)を形成し、該操作部材案内面(3)には、形状に沿わせて移動操作する作業機昇降用コントロールレバー(4)を設け、下面(2b)をフラットな面に形成してあることを特徴とするアームレスト装置。
  2. 前記作業機昇降用コントロールレバー(4)を軸受けした支持軸(5)と、該レバー(4)の操作回動位置を検出するセンサ(6)の回転軸(7)とをアームレストケース(8)内において前後に設け、該両軸(5)(7)を略同一水平面に配置してあることを特徴とする請求項1記載のアームレスト装置。
  3. 前記支持軸(5)と回転軸(7)とは、前後をアームレストケース(8)に直接、又は間接的に固着している取付板(9)に軸受け支持して設け、該取付板(9)の同一板面側に、前記支持軸(5)に連結するレバーアーム(10)と回転軸(7)に連結したセンサアーム(11)とを配置して設け、該センサアーム(11)と前記レバーアーム(10)とを操作連動可能に接続して構成してあることを特徴とする請求項2記載のアームレスト装置。
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