JP5098290B2 - 作業車両 - Google Patents
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Description
アームレストケース(8)に取付板(9)の前後両端部を連結することで、アームレスト(8)の補強を行う構成とし、この取付板(9)に前記支持軸(5)と回転軸(7)を軸受け支持して設け、
該取付板(9)の同一板面側に、前記支持軸(5)に連結するレバーアーム(10)と回転軸(7)に連結したセンサアーム(11)を配置して設けることで組立を容易な構成とし、
該センサアーム(11)と前記レバーアーム(10)とを操作連動可能に接続して構成し、レバーアーム(10)とセンサアーム(11)とは、両者のアーム比を略同じに構成したことを特徴とする作業車両としたものである。
取付板(9)前後の両端部分をアームレストケース(8)に固着することでアームレストケース(8)の補強となり、強固なアームレスト(2)を提供できる。この取付板(9)を利用して支持軸(5)と回転軸(7)を軸受け支持する。
レバーアーム(10)とセンサアーム(11)は、両者のアーム比を略同じに構成しているので、センサ(6)は、作業機昇降用コントロールレバー(4)の移動操作範囲の全域において、検出分解能が略同等となり、操作ストロークとリフトアーム動作のフィーリングがどの位置でも略同等になる。
作業機昇降スイッチ(32)と、シフトアップスイッチ(30)、シフトダウンスイッチ(31)をアームレスト(2)の上面(2a)の前部の内側に設けているので、操作性が向上する。
そして、取付板(9)の前後両端部をアームレストケース(8)に固着しているから、アームレストケース(8)の強度部材としての機能が発揮でき、安心して肘を支えることのできる強固なアームレスト(2)を提供することができる優れた特徴がある。この取付板(9)を利用して支持軸(5)と回転軸(7)を取り付ける。
まず、運転操縦席1は、図4、及び図5に示すように、トラクタ15に搭載されているキャビン16内に装備され、前方側にはステアリングハンドル17が設けられ、その前側、及び左右両側方には各装置の操作ペダル18類、PTOの入・切や手動・自動切換えスイッチ19、その他、ドラフトコントロールの感度調節ダイヤル20等が配列され、左側には、PTOチエンジレバー21等を配置してトラクタ作業の操縦ができる構成としている。
そして、アームレスト2は、図4に示すように、操作部材案内面3を含めた前部を、平面視で順次外側に傾斜させて形成している。すなわち、アームレスト2の上記した前部は、一体となる後部から中間部がトラクタ15の進行方向に沿った略直線状になっているのに対して、前方側になる程、外側に傾斜させて構成している。これは、人間工学的な観点から構成したものであって、運転操縦席1に座ったオペレータは、アームレスト2の上面2a上に肘をおいて前腕を自然に前に伸ばした状態にすると、手の部分が若干外側に位置するから、これに合わせてアームレスト2の前部を配置する方が操作が楽にできる。その上に加えて、アームレスト2の前部は、座ったオペレータの膝の位置と同等、又は若干外側に位置するから、圧迫感を少なくできて運転に専念することができる。
まず、固定用の支持杆33は、図1、及び図2に示すように、基部を運転操縦席1側のブラケット34に固着して先端部を上部前方に位置させて側面視(図1参照)で前傾状に斜めに設け、長孔35と複数段の位置決め孔36とを設けた構成としている。そして、調節杆37は、上部をアームレスト2に固着して下方に延長するが、上記支持杆33に重ね合わせて接合できるように、下部が後方になるように傾斜させた構成としている。そして、調節杆37は、前記支持杆33の長孔35に挿入して位置固定するために上下2個のノブボルト38、38と、その下側に複数段の位置決め孔39を上下に配列して構成している。
実施例の場合、燃料タンク45は、図6に示すように、ミッションケース46の両側にそれぞれ配置した左右2つのタンク45a,45bから構成している。
つぎに、燃料タンク45の給油キャップ50を南京錠51で施錠して開かないように防護して、燃料の盗難を防止する実施例を説明する。
つぎに、樹脂製の燃料タンク45において、燃料タンク45を外側から締め付けて保持する締付けバンド60の位置決めに関する実施例を、図8、及び図9に基づいて説明する。
まず、燃料吸入ホース71は、図11、及び図12に示すように、左右の燃料タンク45a,45bを連通する連通ホース47の中間部位に、基部を接続して図示省略しているフィルター側に延長して燃料を送油する構成としている。そして、燃料吸入ホース71は、図12に示すように、タンク側ホース71aと、フィルター側ホース(エンジン側)71bとに分割して、この両者71a,71bの端部に接続パイプ72を挿し込んで接続した構成としている。
2 アームレスト
2a 上面
2b 下面
3 操作部材案内面
4 作業機昇降用コントロールレバー
5 支持軸
6 センサ
7 回転軸
8 アームレストケース
9 取付板
10 レバーアーム
11 センサアーム
15 トラクタ
30 シフトアップスイッチ
31 シフトダウンスイッチ
32 作業機昇降スイッチ
Claims (2)
- 運転操縦席(1)の側方位置に配備したアームレスト(2)を有する作業車両において、平らに形成したアームレスト(2)の上面(2a)の前部を上側に略円弧形状に膨出させて操作部材案内面(3)を形成し、該操作部材案内面(3)には、形状に沿わせて移動操作する作業機昇降用コントロールレバー(4)を設け、下面(2b)の前側から後側まで通してフラットな面に形成して下方への張り出しをなくした構成とし、前記アームレスト(2)を上下方向に移動可能に構成し、前記作業機昇降用コントロールレバー(4)を軸受けした支持軸(5)と、該レバー(4)の操作回動位置を検出するセンサ(6)の回転軸(7)をアームレストケース(8)内に設け、該支持軸(5),回転軸(7)を略同一水平面に配置するとともに前記センサ(6)を前記支持軸(5)よりも後方に寄せて配置する構成とし、
アームレストケース(8)に取付板(9)の前後両端部を連結することで、アームレスト(8)の補強を行う構成とし、この取付板(9)に前記支持軸(5)と回転軸(7)を軸受け支持して設け、
該取付板(9)の同一板面側に、前記支持軸(5)に連結するレバーアーム(10)と回転軸(7)に連結したセンサアーム(11)を配置して設けることで組立を容易な構成とし、
該センサアーム(11)と前記レバーアーム(10)とを操作連動可能に接続して構成し、レバーアーム(10)とセンサアーム(11)とは、両者のアーム比を略同じに構成したことを特徴とする作業車両。 - 作業機を最大位置まで上昇させ、前記作業機昇降用コントロールレバー(4)で設定している位置まで下降させる作業機昇降スイッチ(32)と、車速を変速操作するシフトアップスイッチ(30)、シフトダウンスイッチ(31)を前記アームレスト(2)の上面(2a)の前部の内側に設け、前記アームレスト(2)の後部から中間部をトラクタ(15)の進行方向に沿った略直線状に構成し、前記操作部材案内面(3)を含めたアームレスト(2)の前部を、平面視で前方側になる程順次外側に傾斜させて構成したことを特徴とする請求項1記載の作業車両。
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