JP4882564B2 - 作業機昇降操作装置 - Google Patents
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Description
また、トラクタでは、作業の種類によっては、作業者が立ち姿勢をとったり、体の向きを変えるなど、いろいろな姿勢をとるので、2系統の指示手段の一方のアームレストの内側面配置の2択押しボタン式操作具に触れることがあり、誤作動することがあった。
上記操作具は、作業機の高さ位置を低位置から高位置までの所定の範囲で変更指示する作業機昇降レバー(21a)と、2択押しボタン操作によって作業機の昇降動作を指示する下降動作指示部(D)及び上昇動作指示部(U)を有する作業機昇降スイッチ(21b)からなり、
アームレスト(21)にオペレータが肘を置いて手指で操作できる位置に、上記作業機昇降レバー(21a)及び作業機昇降スイッチ(21b)に加え走行変速スイッチ(21c,21d)を配置すると共に、
上記作業機昇降レバー(21a)は、先端部を除き作業機昇降レバー(21a)用の溝(21t)内に埋め込むと共に、支軸(21q)により回動自在軸支し、先端部にスライドノブ(21p)を備えてなり、
作業機昇降レバー(21a)用の溝(21t)と隣接の作業機昇降スイッチ(21b)用の溝(21e)との間を、アームレスト(21)のなだらかな外形面を形成する仕切(21s)によって隔て、
スライドノブ(21p)の頂部高さは、スライド操作の全範囲(S)において仕切(21s)の高さと同程度とし、
また、上記作業機昇降レバー(21a)と作業機昇降スイッチ(21b)との操作方向を長手方向を揃えると共に、作業機昇降レバー(21a)を外側に、作業機昇降スイッチ(21b)を内側にそれぞれ配置することを特徴とする。
また、オペレータはアームレストに肘を置いたままで、作業機昇降レバー、作業機昇降スイッチ、又は走行変速スイッチを操作できる。作業機昇降レバー(21a)と作業機昇降スイッチ(21b)との操作方向を長手方向を揃えるので、アームレストの幅内にコンパクトに配置できる。作業機昇降レバー(21a)を外側に、作業機昇降スイッチ(21b)を内側にそれぞれ配置すので、これを逆にした場合の窮屈なスライドストローク操作や押しボタン操作による違和感を招くことがない。
基段部(23)は平面部からなり、上段部(25)はこの平面部より奥側の座席から遠いところにやや傾斜して平面部よりは高い位置に設けられており、この傾斜部と上記平面部との間を同傾斜部より傾斜角度のきつい中段部(24)の傾斜面でつなぐようにそれぞれの配置面を構成し、全ての面に各々、操作スイッチやレバー等の操作具を配置し、
基段部(23)と中段部(24)にはスイッチ等の電気系の操作具を配置し、上段部(25)はストローク動作するレバー類による操作具を配置することを特徴とする。
作業機昇降レバーと作業機昇降スイッチとの長手方向を揃えることにより、アームレストの幅内にコンパクトに配置することができ、また、いずれも前後の操作位置と作業機の動作方向との関係が共通することから、操作態様の切換えによっても共通の昇降動作認識による円滑な昇降指示が可能となる。また、オペレータはアームレストに肘を置いたままで、作業機昇降レバー、作業機昇降スイッチ、又は走行変速スイッチを操作でき、違和感のない操作を行なえる。
本発明の作業車両の1例としての農用トラクタ1は、機体側面図を図1に示すように、前輪2、2と後輪3、3とを備えた機体の前部を覆うボンネット内に付図示のエンジン4を搭載し、このエンジン4の回転動力をミッションケース5内の変速伝動部5aに伝達し、この変速伝動部5aで適宜減速された動力を前輪2、2と後輪3、3とに伝達するとともに、3Pリンク(付図示)に連結した作業機にPTO軸(付図示)を介して後部出力するように構成されている。
操作パネル装置22は、拡大斜視図を図3に示すように、操作性を向上するために作業機や走行系およびエンジン回転数等の操作部を運転座席7の片側方(図例は右側方)に集中配置したものであり、トラクタを構成する走行系および作業系の機器を制御操作するための操作具23a〜25eと、これら操作具23a〜25eを支持して運転座席7の片側方に集中配置する支持台22tとから構成する。
副変速レバー25bは、リンク機構の連結系統図を図6に示すように、前後左右方向動作するXYアーム機構27を備え、連結する2本のプッシュプルケーブル27a,27bの他端側をミッションケース5側のブラケット28に連結する。
左右ブレーキペダル11c、11dからそれぞれ左右の中継リンク31a,31bを経てブレーキ用のアクチュエータである油圧シリンダ32a,32bと連結するとともに、駐車ブレーキ7bから単一部材である駐車レバー用中継リンク33を介して左右の中継リンク31a,31bと連結して構成されるブレーキ伝達機構において、パーキングブレーキのリンク用アームの動きをボルトを用いて規制することにより、オートブレーキ機構のアクチュエータを作動させたときのペダル側ストッパを構成する。すなわち、上記駐車レバー用中継リンク33に戻り規制用のストッパ34を設ける。このストッパ34により、上記左右の油圧シリンダ32a,32bの短縮動作によってブレーキが作動する際に、前側のロッドがシリンダ側に動かないように規制することができる。
2 前輪
3 後輪
21 アームレスト
21a 作業機昇降レバー
21b 作業機昇降スイッチ
21c 走行変速スイッチ
21e 溝
21f 溝
21q 支軸
21s 仕切
21t 溝
D 下降動作指示部
S 円弧状範囲
U 上昇動作指示部
Claims (2)
- トラクタの後部に連結した作業機を昇降操作する操作具を、運転座席(7)の側部に支持されたアームレスト(21)の前端部の上面に配置してなる作業機昇降操作装置において、
上記操作具は、作業機の高さ位置を低位置から高位置までの所定の範囲で変更指示する作業機昇降レバー(21a)と、2択押しボタン操作によって作業機の昇降動作を指示する下降動作指示部(D)及び上昇動作指示部(U)を有する作業機昇降スイッチ(21b)からなり、
アームレスト(21)にオペレータが肘を置いて手指で操作できる位置に、上記作業機昇降レバー(21a)及び作業機昇降スイッチ(21b)に加え走行変速スイッチ(21c,21d)を配置すると共に、
上記作業機昇降レバー(21a)は、先端部を除き作業機昇降レバー(21a)用の溝(21t)内に埋め込むと共に、支軸(21q)により回動自在軸支し、先端部にスライドノブ(21p)を備えてなり、
作業機昇降レバー(21a)用の溝(21t)と隣接の作業機昇降スイッチ(21b)用の溝(21e)との間を、アームレスト(21)のなだらかな外形面を形成する仕切(21s)によって隔て、
スライドノブ(21p)の頂部高さは、スライド操作の全範囲(S)において仕切(21s)の高さと同程度とし、
また、上記作業機昇降レバー(21a)と作業機昇降スイッチ(21b)との操作方向を長手方向を揃えると共に、作業機昇降レバー(21a)を外側に、作業機昇降スイッチ(21b)を内側にそれぞれ配置することを特徴とする作業機昇降操作装置。 - 前記アームレスト(21)の外側に操作パネル装置(22)を設け、この操作パネル装置(22)の支持台(22t)は、運転座席(7)に近い基段部(23)と、座席から遠いところの上段部(25)と、これら基段部と上段部をつなぐ中段部(24)からなり、
基段部(23)は平面部からなり、上段部(25)はこの平面部より奥側の座席から遠いところにやや傾斜して平面部よりは高い位置に設けられており、この傾斜部と上記平面部との間を同傾斜部より傾斜角度のきつい中段部(24)の傾斜面でつなぐようにそれぞれの配置面を構成し、全ての面に各々、操作スイッチやレバー等の操作具を配置し、
基段部(23)と中段部(24)にはスイッチ等の電気系の操作具を配置し、上段部(25)はストローク動作するレバー類による操作具を配置することを特徴とする請求項1記載の作業機昇降操作装置。
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