JP2020100982A - 作業車の操作機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作部が作業者の動作の妨げになるのを抑制することが可能な作業車の操作機構を提供する。【解決手段】座席13の側方に配置されたサイドコンソール14に設けられ、作業者によって操作可能な操作部140と、前記操作部140を使用可能な使用状態と、使用不能な非使用状態と、に切り替えることが可能な切替部130と、を具備した。【選択図】図5

Description

本発明は、作業車に設けられた装置を操作するための作業車の操作機構の技術に関する。
従来、作業車に設けられた装置を操作するための作業車の操作機構に関する技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1には、上方に向けて延設されているローダレバー(操作部)と、当該ローダレバーの基部を揺動自在に支持する支持体と、当該支持体を覆う装置カバーと、を具備する操作機構が記載されている。当該ローダレバー(装置カバー)は、変速ガイドの前方であって、乗降口よりも後方で、かつ運転席に座った作業者(運転者)の脚の外側方となる位置に配置されている。ローダレバーをこのような位置に配置することで、当該ローダレバーが作業者の乗降を妨げるのを抑制している。
しかしながら、特許文献1に記載の技術であっても、立設しているローダレバーが作業者の動作(移動や乗降等)の妨げになることがあるため、改善の余地があった。
特開2007−2534号公報
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、操作部が作業者の動作の妨げになるのを抑制することが可能な作業車の操作機構を提供することである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、座席の側方に配置されたコンソールに設けられ、作業者によって操作可能な操作部と、前記操作部を使用可能な使用状態と、使用不能な非使用状態と、に切り替えることが可能な切替部と、を具備するものである。
また、請求項2においては、前記切替部は、前記操作部を折り畳むことによって、前記使用状態から前記非使用状態に切り替えるものである。
また、請求項3においては、所定の装置に動作を伝達する伝達部をさらに具備し、前記切替部は、前記伝達部に対して前記操作部を揺動可能に連結すると共に、前記伝達部に対する前記操作部の揺動を規制し、前記操作部の操作に伴って前記伝達部を動作可能とすることで前記使用状態に切り替え、前記伝達部に対する前記操作部の揺動を許容し、前記操作部を所定の位置まで揺動させることで前記非使用状態に切り替えるものである。
請求項4においては、前記所定の装置は、フロントローダの動作を制御するコントロールバルブであるものである。
請求項5においては、前記切替部は、前記伝達部に対して前記操作部を前後に揺動可能に連結するものである。
請求項6においては、前記切替部は、前記伝達部に固定される第一部材と、前記操作部に固定される第二部材と、前記第一部材と前記第二部材とを揺動可能に連結する連結部と、前記第二部材が前記第一部材に対して所定の位置に揺動した状態において、前記第一部材及び前記第二部材に外嵌されることで前記第一部材に対する前記第二部材の揺動を規制することが可能な規制部材と、を具備するものである。
請求項7においては、前記規制部材は、前記第一部材又は前記第二部材のいずれか一方に、前記第一部材又は前記第二部材のいずれか他方に対して近接離間する方向に摺動可能に設けられるものである。
請求項8においては、前記切替部は、前記規制部材を、前記第一部材又は前記第二部材のいずれか他方に向かって付勢する付勢部材をさらに具備するものである。
請求項9においては、前記規制部材を覆う被覆部をさらに具備し、前記切替部は、前記被覆部の外部から前記規制部材を操作可能な規制操作部をさらに具備するものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、操作部が作業者の動作の妨げになるのを抑制することができる。
請求項2においては、操作部が作業者の動作の妨げになるのをより効果的に抑制することができる。
請求項3においては、操作部が作業者の動作の妨げになるのを抑制することができる。
請求項4においては、フロントローダを操作するための操作部が、作業者の動作の妨げになるのを抑制することができる。
請求項5においては、操作部が、当該操作部の前後における作業者の動作を妨げるのを抑制することができる。
請求項6においては、切替部を簡素な構成とすることができる。
請求項7においては、切替部をより簡素な構成とすることができる。
請求項8においては、容易に使用状態に切り替えることができる。
請求項9においては、使用状態と非使用状態とを容易に切り替えることができる。
本発明の一実施形態に係るトラクタの全体的な構成を示した側面図。 キャビン内を示した平面図。 同じく、斜視図。 操作機構を示した斜視図。 同じく、分解斜視図。 操作機構の下部を拡大した分解斜視図。 操作機構の上部を拡大した分解斜視図。 操作機構の切替部周辺を示した側面図。 同じく、正面図。 第二部材の揺動軸方向から見た一部断面図。 規制操作部を上方に摺動させた状態を示した一部断面図。 操作部を後方に揺動させた状態を示した一部断面図。 同じく、操作機構の切替部周辺を示した側面図。 同じく、操作機構を示した斜視図。
以下では、図中の矢印U、矢印D、矢印F、矢印B、矢印L及び矢印Rで示した方向を、それぞれ上方向、下方向、前方向、後方向、左方向及び右方向と定義して説明を行う。
まず、図1から図3を用いて本発明の一実施形態に係るトラクタ1の全体構成について説明する。
トラクタ1は、主として機体フレーム2、エンジン3、ボンネット4、トランスミッションケース5、前輪6、後輪7、フェンダ8、昇降装置9、キャビン10、ステアリングホイール11、変速ペダル12、座席13、サイドコンソール14等を具備する。
機体フレーム2は、複数の板材を適宜組み合わせて形成される枠状の部材である。機体フレーム2は、平面視略矩形状に形成される。機体フレーム2は、その長手方向を前後方向に向けてトラクタ1の前部に配置される。機体フレーム2の後部にはエンジン3が固定される。エンジン3はボンネット4に覆われる。エンジン3の後方には、トランスミッションケース5が設けられる。
機体フレーム2の前部は、フロントアクスル機構(不図示)を介して左右一対の前輪6に支持される。トランスミッションケース5の後部は、リアアクスル機構(不図示)を介して左右一対の後輪7に支持される。左右一対の後輪7は、概ね上方からフェンダ8によって覆われる。
トランスミッションケース5の後部には、昇降装置9が設けられる。昇降装置9には、各種の作業装置(例えば、耕運機等)を装着することができる。昇降装置9は油圧シリンダ等のアクチュエータによって、装着された作業装置を昇降させることができる。昇降装置9には、図示せぬPTO軸を介してエンジン3の動力を伝達することができる。
エンジン3の動力は、トランスミッションケース5に収容された変速装置(不図示)で変速された後、前記フロントアクスル機構を経て前輪6に伝達可能とされると共に、前記リアアクスル機構を経て後輪7に伝達可能とされる。エンジン3の動力によって前輪6及び後輪7が回転駆動され、トラクタは走行することができる。またエンジン3の動力によって、昇降装置9に装着された作業装置を駆動させることができる。
エンジン3の後方にはキャビン10が設けられる。キャビン10の内部には、運転者が搭乗する居住空間が形成される。キャビン10の前部には、前輪6の切れ角を調節するためのステアリングホイール11、変速装置による変速比を変更可能な変速ペダル12、その他各種のペダル等が配置される。キャビン10の略中央には、運転者が着座するための座席13が配置される。座席13の右側方には、サイドコンソール14が配置される。サイドコンソール14には、各種の操作具が適宜配置されている。
具体的には、サイドコンソール14の前端部には、トラクタ1に装着されるフロントローダを操作するための操作部140(操作機構100)が設けられる。操作部140を操作することで、コントロールバルブ15(図4参照)に設けられた各種のバルブが操作される。当該バルブの操作によって適宜油圧回路を切り替えることで、フロントローダに設けられた油圧シリンダの伸縮を制御することができ、ひいてはフロントローダの動作を制御することができる。
また、操作部140の後方には、昇降装置9に装着された作業装置を昇降操作するためのポジションレバー16、及びトラクタ1を一定速度で走行させる操作を行うクルーズレバー17が設けられる。ポジションレバー16及びクルーズレバー17は、左右に並べて配置され、それぞれ前後方向に揺動操作可能に設けられる。
次に、図4から図12までを用いて、フロントローダを操作するための操作機構100の構成について具体的に説明する。
操作機構100は、主として支持部110、伝達部120、切替部130、操作部140、ロックレバー150及び被覆部160を具備する。なお、図4から図10までは、後述するように、操作部140の操作に連動して伝達部120を動作させることができる状態(後述する「使用状態」)を示している。以下では当該状態に基づいて、操作機構100の構成を説明する。
図4から図6までに示す支持部110は、操作機構100を構成する各部材を支持するものである。支持部110は、主に板材を適宜屈曲させることによって形成される。支持部110には、主として軸受部111、挿通部112及び係合部113が形成される。
図6に示す軸受部111は、円筒状に形成された部分である。軸受部111は、軸線方向を略左右方向に向けて配置される。軸受部111は、支持部110の右上部に設けられる。
挿通部112は、円筒状に形成された部分である。挿通部112は、軸線方向を略上下方向に向けて配置される。挿通部112は、支持部110の下部に設けられる。
係合部113は、支持部110を切り欠くように形成される部分である。係合部113は、支持部110の前部に形成される。
図4から図6までに示す伝達部120は、後述する操作部140の操作に応じた動作を、コントロールバルブ15に伝達するものである。伝達部120は、主として前後揺動部121、左右揺動部122、連結ピン123、第一リンク124及び第二リンク125を具備する。
前後揺動部121は、前後に揺動可能に設けられる部分である。前後揺動部121は、主として本体部121a及び揺動軸部121dを具備する。
図6、図8及び図9に示す本体部121aは、前後揺動部121の主たる構造体を成す部分である。本体部121aは、主として挟持部121b及び連結部121cを具備する。
挟持部121bは、左右揺動部122(後述する本体部122a)を挟持するように配置される部分である。挟持部121bは、平面視において左方が開放された略U字状に形成される。
連結部121cは、第一リンク124を介してコントロールバルブ15と連結される部分である。連結部121cは、挟持部121bの左前端から前方へ突出するように形成される。
挟持部121b及び連結部121cは、一枚の板材を適宜屈曲させることで一体的に形成される。
揺動軸部121dは、前後揺動部121の揺動中心となる部分である。揺動軸部121dは、軸線方向を略左右方向に向けて配置される。揺動軸部121dは、本体部121a(挟持部121b)の右側面から右方に突出するように設けられる。
前後揺動部121の揺動軸部121dは、支持部110の軸受部111に回動可能に挿通される。これによって、前後揺動部121は、揺動軸部121dを中心に前後に揺動することができる。
図4から図6までに示す左右揺動部122は、左右に揺動可能に設けられる部分である。左右揺動部122は、主として本体部122a及び係合部122bを具備する。
図6、図8及び図9に示す本体部122aは、左右揺動部122の主たる構造体を成す部分である。本体部122aは、略直方体状に形成される。本体部122aは、前後揺動部121の挟持部121bの内側に配置される。
係合部122bは、円筒状に形成された部分である。係合部122bは、軸線方向を略上下方向に向けて配置される。係合部122bは、本体部122aの底面から下方に突出するように設けられる。
図4から図6までに示す連結ピン123は、前後揺動部121と左右揺動部122とを揺動可能に連結するものである。連結ピン123は、軸線方向を略前後方向に向けて配置される。連結ピン123は、後方から前後揺動部121の本体部121a及び左右揺動部122の本体部122aに挿通される。左右揺動部122は、連結ピン123を中心として、前後揺動部121に対して左右に揺動することができる。
図4、図8及び図9に示す第一リンク124は、前後揺動部121とコントロールバルブ15とを連結するものである。第一リンク124の一端は、前後揺動部121の本体部121a(連結部121c)に連結される。第一リンク124の他端は、コントロールバルブ15に設けられた所定のバルブに連結される。前後揺動部121が前後に揺動すると、当該動作が第一リンク124を介してコントロールバルブ15に伝達される。これによって、油圧回路を切り替えることができる。
第二リンク125は、左右揺動部122とコントロールバルブ15とを連結するものである。第二リンク125の一端は、左右揺動部122の本体部122aの左側面に連結される。第二リンク125の他端は、コントロールバルブ15に設けられた所定のバルブに連結される。左右揺動部122が左右に揺動すると、当該動作が第二リンク125を介してコントロールバルブ15に伝達される。これによって、油圧回路を切り替えることができる。
図4から図7までに示す切替部130は、伝達部120に対して操作部140を揺動可能に連結すると共に、伝達部120に対する操作部140の揺動を規制することで、操作部140の操作に伴って伝達部120を動作させるものである。切替部130は、主として第一部材131、第二部材132、連結部133、規制部材134、規制操作部135、バネ受け部136及び付勢部材137を具備する。
図6、図8、図9及び図10に示す第一部材131は、伝達部120に固定されるものである。第一部材131は、主として固定部131a及び連結部131bを具備する。
固定部131aは、伝達部120に固定される部分である。固定部131aは、板面を略上下方向に向けた板状に形成される。固定部131aは、左右揺動部122(本体部122a)の上面に固定される。
連結部131bは、第二部材132と連結される部分である。連結部131bは、板面を略左右方向に向けた板状に形成される。連結部131bは、固定部131aの右前部に固定される。連結部131bは、固定部131aから上方に突出するように設けられる。連結部131bには、突出部131c及び規制ピン131dが設けられる。
図6及び図10に示す突出部131cは、連結部131bの前上部に形成される部分である。突出部131cは、側面視略矩形状に形成される。突出部131cの前後幅は、後述する第二部材132の直径と略同一となるように形成される。
規制ピン131dは、略円柱状に形成された部分である。規制ピン131dは、軸線方向を略左右方向に向けて配置される。規制ピン131dは、連結部131bの前下部を左右に貫通するように設けられる。
図6、図8、図9及び図10に示す第二部材132は、操作部140に固定されるものである。第二部材132は、軸線方向を略上下方向に向けた略円柱状に形成される。第二部材132の直径は、第一部材131の突出部131cの前後幅と略同一となるように形成される。第二部材132には、スリット部132aが形成される。
スリット部132aは、第二部材132の左右中央を切り欠くように形成された溝である。スリット部132aは、第二部材132の底面から上端部近傍に亘って形成される。スリット部132aの左右幅は、第一部材131の厚さ(左右幅)と略同一となるように形成される。スリット部132aには、第一部材131の突出部131cが挿入される。
連結部133は、第一部材131と第二部材132とを揺動可能に連結するものである。連結部133は、略円柱状に形成される。連結部133は、軸線方向を略左右方向に向けて配置される。連結部133は、左方から第一部材131(連結部131b)及び第二部材132に挿通される。第二部材132は、連結部133を中心として、第一部材131に対して前後に揺動することができる。
図7から図10までに示す規制部材134は、第一部材131に対する第二部材132の揺動を規制するものである。規制部材134は、主として筒状部134a及び鍔部134bを具備する。
筒状部134aは、略円筒状に形成された部分である。筒状部134aは、軸線方向を略上下方向に向けて配置される。筒状部134aは、上端が閉塞されるように形成された有底筒状に形成される。筒状部134aの内径は、第二部材132の直径と略同一となるように形成される。筒状部134aの上面(底面)には、貫通孔134cが形成される。
鍔部134bは、筒状部134aの下端部から拡径するように形成された略円環状の部分である。
規制部材134は、第二部材132に対して摺動可能となるように設けられる。具体的には、規制部材134の筒状部134aは、上方から第二部材132に外嵌される。筒状部134aは、第二部材132に対して、当該第二部材132の軸線方向に沿って摺動することができる。図10に示す状態では、規制部材134は、第二部材132に加えて第一部材131の突出部131cにも外嵌されている。このように、規制部材134を第一部材131及び第二部材132に外嵌することによって、第一部材131に対する第二部材132の揺動を規制することができる。
規制操作部135は、規制部材134を操作する(摺動させる)ためのものである。規制操作部135は、主として筒状部135a及び鍔部135bを具備する。
筒状部135aは、略円筒状に形成された部分である。筒状部135aは、軸線方向を略上下方向に向けて配置される。筒状部135aの外径は、筒状部134aの貫通孔134cの内径と略同一となるように形成される。筒状部135aの内径は、後述する操作部140の外径と略同一となるように形成される。
筒状部135aの下端部は、規制部材134の貫通孔134cに挿通される。筒状部135aの下端には、規制部材134の内側において止め輪135cが係止される。これによって、筒状部135aが規制部材134から抜けるのを防止することができる。
鍔部135bは、筒状部135aの上端部から拡径するように形成された略円環状の部分である。
バネ受け部136は、規制部材134との間で、後述する付勢部材137を受ける部分である。バネ受け部136は、主として円環部136a及び固定部136bを具備する。
円環部136aは、円環状に形成された部分である。円環部136aの内径は、規制部材134の筒状部134aの外径と略同一となるように形成される。円環部136aの外径は、規制部材134の鍔部134bの外径と略同一となるように形成される。
固定部136bは、円環部136aを固定するための部分である。固定部136bは、長手方向を略上下方向に向けた矩形板状に形成される。固定部136bの上端部は、円環部136aの右端部に固定される。
バネ受け部136の円環部136aは、規制部材134の円筒部133aに挿通された状態で配置される。バネ受け部136の固定部136bの下端部は、第一部材131及び第二部材132に挿通された連結部133の右端部に固定される。これによって、バネ受け部136の円環部136aは、規制部材134の鍔部134bと略上下方向に所定の間隔を空けた状態で配置される。
付勢部材137は、規制部材134を付勢するものである。付勢部材137は、伸張する方向に付勢力を発揮する圧縮コイルバネによって形成される。付勢部材137は、規制部材134の筒状部134aに挿通されると共に、当該規制部材134の鍔部134bとバネ受け部136の円環部136aとの間に配置される。当該付勢部材137によって、規制部材134は第一部材131に向かって(鍔部134bが円環部136aから離間する方向に)付勢される。
操作部140は、作業者(トラクタ1の運転者)によって操作可能な部分である。操作部140は、略円柱状に形成される。操作部140は、軸線方向を略上下方向に向けて配置される。操作部140の下端は、第二部材132の上面に溶接等で一体的に固定される。操作部140は、第二部材132と同一軸線上に配置される。操作部140は、規制操作部135の筒状部135aに摺動可能となるように挿通される。操作部140の上端部には、作業者が操作する際に把持するグリップ141が固定される。
図4から図6までに示すロックレバー150は、伝達部120の動作(揺動)を規制することが可能なものである。ロックレバー150は、主として規制部151、アーム部152及び付勢部材153を具備する。
規制部151は、伝達部120と係合することで当該伝達部120の動作を規制することが可能な部分である。規制部151は、略円柱状に形成される。規制部151は、軸線方向を略上下方向に向けて配置される。規制部151の下部は、支持部110の挿通部112に摺動可能に挿通される。
アーム部152は、作業者によって操作可能な部分である。アーム部152は、長手方向を略前後方向に向けた略矩形板状に形成される。アーム部152は、規制部151の側面の上部(挿通部112に挿通された部分より上の部分)から前方に向かって突出するように形成される。アーム部152の前端部には、作業者が操作する際に把持するグリップ152aが固定される。
図4に示す付勢部材153は、規制部151を上方に向かって付勢するものである。付勢部材153は、収縮する方向に付勢力を発揮する引っ張りコイルバネによって形成される。付勢部材153の一端(下端)はアーム部152に係止される。付勢部材153の他端(上端)は、アーム部152よりも上方において支持部110に係止される。これによって付勢部材153は、アーム部152を介して規制部151を上方に付勢する。
作業者は、アーム部152を把持してロックレバー150を操作することができる。アーム部152を支持部110の係合部113に係合させることで、規制部151を下方に摺動させた状態で保持することができる。この状態では、規制部151の上端は、伝達部120の係合部122b(図6参照)と離間している。アーム部152と係合部113の係合を解除すると、付勢部材153の付勢力により規制部151を上方に摺動させることができる。規制部151を上方に摺動させると、当該規制部151の上端が伝達部120の係合部122b(図6参照)の下端に挿入される。これによって、当該規制部151と伝達部120が係合し、伝達部120の動作(揺動)を規制することができる。
図3に示す被覆部160は、操作機構100の下部(規制部材134等)を覆うものである。被覆部160は、可撓性を有する素材(ゴム等)により形成される。被覆部160は、操作機構100のうち、操作部140及び規制操作部135を除く部分を上方から覆うように配置される。操作部140及び規制操作部135は、被覆部160の上端部に挿通され、当該被覆部160から上方に突出するように配置される。これによって、操作部140及び規制操作部135は、当該被覆部160の外部から作業者によって操作可能となるように配置される。
以上の如く構成された操作機構100は、図2及び図3に示すように、サイドコンソール14の前端部に設けられる。操作機構100の一部(下部)は、サイドコンソール14の内部に収容され、被覆部160によって覆われる。操作部140は、サイドコンソール14の前端部に立設される。ロックレバー150のアーム部152は、サイドコンソール14の前側面から前方に突出するように配置される。
以下では、伝達部120に対する操作部140の揺動の可否を切り替える方法について説明する。
操作機構100は、切替部130の規制部材134を摺動させることで、伝達部120に対して操作部140が揺動不能な状態(操作部140の操作に伴って伝達部120が動作する「使用状態」)と、揺動可能な状態(「非使用状態」)を切り替えることができる。
図10に示す「使用状態」では、規制部材134が第一部材131(突出部131c)及び第二部材132の両方に外嵌されている。この状態では、第二部材132は、第一部材131に対して揺動することができない。すなわち、第二部材132に固定された操作部140は、第一部材131に固定された伝達部120(左右揺動部122)に対して相対的に揺動することができない。
この状態では、操作部140を前後に揺動させると、左右揺動部122を介して前後揺動部121(図4等参照)が前後に揺動する。当該前後揺動部121の動作は、第一リンク124を介してコントロールバルブ15に伝達される。また、操作部140を左右に揺動させると、左右揺動部122が左右に揺動する。当該左右揺動部122の動作は、第二リンク125を介してコントロールバルブ15に伝達される。このように、「使用状態」においては、作業者は操作部140を使用することができる。すなわち作業者は、操作部140を前後及び左右に適宜揺動操作することで、フロントローダを操作することができる。
「使用状態」から「非使用状態」に切り替える場合、作業者は、図11に示すように、規制操作部135を上方に引っ張り上げる。これによって、規制操作部135は操作部140の軸線方向に沿って上方へと摺動する。なお、規制操作部135の上部は被覆部160で覆われていないため(図3参照)、作業者は当該規制操作部135を容易に操作することができる。
規制操作部135が上方に摺動すると、当該規制操作部135と共に規制部材134も上方に摺動する。図11に示すように、規制部材134が第一部材131から外れる(第一部材131及び第二部材132のうち、第二部材132にのみ外嵌された状態になる)と、第二部材132の第一部材131に対する揺動が許容される。すなわち、第二部材132に固定された操作部140は、第一部材131に固定された伝達部120(左右揺動部122)に対して相対的に前後に揺動することができる。
この状態で、作業者は操作部140を後方に揺動させることで、図12から図14までに示すように、操作部140を後方に傾倒させることができる。本実施形態では、第二部材132の下端面が規制ピン131dに当接するまで、操作部140を後方に傾倒させることができる。このように規制操作部135を上方に摺動させ、操作部140を後方に傾倒させる(折り畳む)ことで、「使用状態」から「非使用状態」に切り替えることができる。当該「非使用状態」においては、作業者は操作部140を使用することができない。すなわち、当該状態では、操作部140と伝達部120の連動が解除されるため、操作部140を操作してもフロントローダが作動することはなく、当該操作部140を用いたフロントローダの操作が不能となる。
図2及び図3に示すように、サイドコンソール14の前端部に立設された操作部140を後方に傾倒させる(図2中の拡大図参照)ことで、作業者は、当該サイドコンソール14の前方に広い空間を確保することができる。これによって、サイドコンソール14の前方を通るような移動や、トラクタ1の右側のドアからの乗降、右側のドアを介しての各種メンテナンス作業等を容易に行うことができる。
一方、「非使用状態」から「使用状態」に切り替える場合、作業者は、操作部140を前方に揺動させる。図11に示すように、第二部材132の軸線方向と第一部材131の突出部131cの突出方向が概ね一致すると、付勢部材137の付勢力によって規制部材134が下方へと摺動する。これによって、図10に示すように、規制部材134が第一部材131(突出部131c)及び第二部材132の両方に外嵌され、「使用状態」に切り替えられる。
なお、本実施形態では、第二部材132の下端面が規制ピン131dに当接するまで操作部140を前方に揺動させることで、第二部材132の軸線方向と第一部材131の突出部131cの突出方向を概ね一致させることができる。
以上の如く、本実施形態に係るトラクタ1(作業車)の操作機構100は、
座席13の側方に配置されたサイドコンソール14(コンソール)に設けられ、作業者によって操作可能な操作部140と、
前記操作部140を使用可能な使用状態と、使用不能な非使用状態と、に切り替えることが可能な切替部130と、
を具備するものである。
このように構成することにより、操作部140が作業者の動作の妨げになるのを抑制することができる。すなわち、操作部140を「非使用状態」に切り替えることで、作業者は当該操作部140との接触を気にする必要がなくなる。
また、前記切替部130は、
前記操作部140を折り畳むことによって、前記使用状態から前記非使用状態に切り替えるものである。
このように構成することにより、操作部140が作業者の動作の妨げになるのをより効果的に抑制することができる。すなわち、作業者の動作の妨げにならないような位置に操作部140を揺動させることができる。
また、操作機構100は、
コントロールバルブ15(所定の装置)に動作を伝達する伝達部120をさらに具備し、
前記切替部130は、
前記伝達部120に対して前記操作部140を揺動可能に連結すると共に、
前記伝達部120に対する前記操作部140の揺動を規制し、前記操作部140の操作に伴って前記伝達部120を動作可能とすることで前記使用状態に切り替え、
前記伝達部120に対する前記操作部140の揺動を許容し、前記操作部140を所定の位置まで揺動させることで前記非使用状態に切り替えるものである。
このように構成することにより、操作部140が作業者の動作の妨げになるのを抑制することができる。すなわち、作業者の動作の妨げにならないような位置に操作部140を揺動させることができる。
また、前記所定の装置は、
フロントローダの動作を制御するコントロールバルブ15である。
このように構成することにより、フロントローダを操作するための操作部140が、作業者の動作の妨げになるのを抑制することができる。
また、前記切替部130は、
前記伝達部120に対して前記操作部140を前後に揺動可能に連結するものである。
このように構成することにより、操作部140が、当該操作部140の前後における作業者の動作を妨げるのを抑制することができる。特に本実施形態のように、サイドコンソール14の前端部に操作部140が設けられている場合、当該操作部140がサイドコンソール14の前方における作業者の動作(移動や乗降等)を妨げるのを抑制することができる。
また、前記切替部130は、
前記伝達部120に固定される第一部材131と、
前記操作部140に固定される第二部材132と、
前記第一部材131と前記第二部材132とを揺動可能に連結する連結部133と、
前記第二部材132が前記第一部材131に対して所定の位置に揺動した状態において、前記第一部材131及び前記第二部材132に外嵌されることで前記第一部材131に対する前記第二部材132の揺動を規制することが可能な規制部材134と、
を具備するものである。
このように構成することにより、切替部130を簡素な構成とすることができる。
また、前記規制部材134は、
第二部材132(前記第一部材131又は前記第二部材132のいずれか一方)に、第一部材131(前記第一部材131又は前記第二部材132のいずれか他方)に対して近接離間する方向に摺動可能に設けられるものである。
このように構成することにより、切替部130をより簡素な構成とすることができる。
また、前記切替部130は、
前記規制部材134を、第一部材131(前記第一部材131又は前記第二部材132のいずれか他方)に向かって付勢する付勢部材137をさらに具備するものである。
このように構成することにより、容易に使用状態に切り替えることができる。すなわち、第二部材132が第一部材131に対して所定の位置まで揺動した際に、付勢部材137の付勢力により、自動的に規制部材134を摺動させ、非使用状態から使用状態に切り替えることができる。
また、操作機構100は、
前記規制部材134を覆う被覆部160をさらに具備し、
前記切替部130は、
前記被覆部160の外部から前記規制部材134を操作可能な規制操作部135をさらに具備するものである。
このように構成することにより、使用状態と非使用状態とを容易に切り替えることができる。すなわち、被覆部160によって規制部材134が覆われていても、当該被覆部160の外部から規制操作部135を操作することで規制部材134を操作することができる。
なお、本実施形態に係るトラクタ1は、本発明に係る作業車の実施の一形態である。
また、本実施形態に係るコントロールバルブ15は、本発明に係る所定の装置の実施の一形態である。
また、本実施形態に係るサイドコンソール14は、本発明に係るコンソールの実施の一形態である。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、本実施形態においては、作業車としてトラクタ1を例示したが、本発明はこれに限るものではない。すなわち作業車は、その他の農業車両、建設車両、産業車両等であってもよい。
また、本実施形態においては、操作機構100はフロントローダ(コントロールバルブ15)を操作するためのものとしたが、本発明はこれに限るものではない。すなわち、操作機構100は、その他種々の装置(例えば、トラクタ1の変速装置、エンジン3、トラクタ1に挿着される各種の作業装置等)を操作するためのものであってもよい。
また、本実施形態においては、操作機構100(操作部140)はサイドコンソール14に配置されるものとしたが、本発明はこれに限るものではない。操作機構100は、その他種々の場所(例えば、ステアリングホイール11が設けられるステアリングポスト等)に配置することが可能である。
また、本実施形態においては、操作部140を前後に揺動させるものとしたが、本発明はこれに限るものではない。すなわち、操作部140の揺動方向は任意に設定することができる。特に、当該方向としては、作業者の動作(移動等)の妨げにならないような方向を適宜選択することが望ましい。
また、切替部130の具体的な構成は本実施形態に係るものに限るものではなく、使用状態と非使用状態とを切り替えることができれば、任意の構成とすることが可能である。
例えば、本実施形態においては第一部材131と第二部材132とに規制部材134が外嵌することで、第一部材131に対する第二部材132の揺動を規制するものとしたが、当該規制を行うための構造はこれに限るものではない。例えば、第一部材131と第二部材132とに挿通される部材(ピン等)によって、両者の揺動を規制することも可能である。
また、規制部材134は、第二部材132に摺動可能に設けられるものとしたが、第一部材131に摺動可能に設けることも可能である。
また、本実施形態においては付勢部材137によって規制部材134を一方向に(第一部材131に向かって)付勢するものとしたが、必ずしも付勢部材137を設ける必要はない。
また、本実施形態においては、切替部130は、伝達部120と操作部140とを揺動可能に連結するものとしたが、本発明はこれに限るものではなく、伝達部120に対して操作部140を相対的に揺動可能に連結するものであればよい。例えば、切替部130は、操作部140を中途部で揺動可能とするものであってもよい。具体的には、操作部140の下部に対して、上部(グリップ141側)を揺動可能とするものであれば良い。このような構成であっても、操作部140(グリップ141側)を伝達部120に対して相対的に揺動させることができる。
また、規制操作部135は、操作部140のグリップ141の近傍に設けることも可能である。例えば、規制操作部135の筒状部135aを長く形成し、鍔部135bをグリップ141の近傍に配置することも可能である。これによって、作業者はグリップ141を握りながら規制操作部135を操作することが可能となり、操作性を向上させることができる。
また、本実施形態においては、操作部140が折り畳まれた状態を「非使用状態」であるものとしたが、本発明はこれに限るものではない。本発明に係る「非使用状態」は、操作部140が操作不能な状態(操作部140の操作によって、当該操作部140に対応する装置(本実施形態ではフロントローダ)が操作不能な状態)であればよい。本実施形態に基づいて説明すると、例えば、切替部130によって単に伝達部120に対する操作部140の揺動が許容された状態(操作部140が折り畳まれていない状態)を「非使用状態」としてもよい。この状態では、もし操作部140の近傍で作業者が何らかの動作(移動や各種作業等)を行う際に、当該操作部140に接触したとしても、操作部140に対応する装置(フロントローダ)が動作することはない。このため、作業者は操作部140との接触を気にする必要がなく、操作部140が作業者の動作の妨げになるのを抑制することができる。
1 トラクタ
14 サイドコンソール
15 コントロールバルブ
100 操作機構
120 伝達部
130 切替部
131 第一部材
132 第二部材
133 連結部
134 規制部材
135 規制操作部
137 付勢部材
140 操作部
160 被覆部

Claims (9)

  1. 座席の側方に配置されたコンソールに設けられ、作業者によって操作可能な操作部と、
    前記操作部を使用可能な使用状態と、使用不能な非使用状態と、に切り替えることが可能な切替部と、
    を具備する作業車の操作機構。
  2. 前記切替部は、
    前記操作部を折り畳むことによって、前記使用状態から前記非使用状態に切り替える、
    請求項1に記載の作業車の操作機構。
  3. 所定の装置に動作を伝達する伝達部をさらに具備し、
    前記切替部は、
    前記伝達部に対して前記操作部を揺動可能に連結すると共に、
    前記伝達部に対する前記操作部の揺動を規制し、前記操作部の操作に伴って前記伝達部を動作可能とすることで前記使用状態に切り替え、
    前記伝達部に対する前記操作部の揺動を許容し、前記操作部を所定の位置まで揺動させることで前記非使用状態に切り替える、
    請求項1又は請求項2に記載の作業車の操作機構。
  4. 前記所定の装置は、
    フロントローダの動作を制御するコントロールバルブである、
    請求項3に記載の作業車の操作機構。
  5. 前記切替部は、
    前記伝達部に対して前記操作部を前後に揺動可能に連結する、
    請求項3又は請求項4に記載の作業車の操作機構。
  6. 前記切替部は、
    前記伝達部に固定される第一部材と、
    前記操作部に固定される第二部材と、
    前記第一部材と前記第二部材とを揺動可能に連結する連結部と、
    前記第二部材が前記第一部材に対して所定の位置に揺動した状態において、前記第一部材及び前記第二部材に外嵌されることで前記第一部材に対する前記第二部材の揺動を規制することが可能な規制部材と、
    を具備する、
    請求項3から請求項5までのいずれか一項に記載の作業車の操作機構。
  7. 前記規制部材は、
    前記第一部材又は前記第二部材のいずれか一方に、前記第一部材又は前記第二部材のいずれか他方に対して近接離間する方向に摺動可能に設けられる、
    請求項6に記載の作業車の操作機構。
  8. 前記切替部は、
    前記規制部材を、前記第一部材又は前記第二部材のいずれか他方に向かって付勢する付勢部材をさらに具備する、
    請求項7に記載の作業車の操作機構。
  9. 前記規制部材を覆う被覆部をさらに具備し、
    前記切替部は、
    前記被覆部の外部から前記規制部材を操作可能な規制操作部をさらに具備する、
    請求項6から請求項8までのいずれか一項に記載の作業車の操作機構。
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