JP2008105515A - レーシングカート用空気入りタイヤ - Google Patents
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Abstract
【課題】接地性及び操縦安定性を損なうことなく、グリップ性能に優れるレーシングカート用空気入りタイヤ2の提供。
【解決手段】このタイヤ2は、トレッド4と、一対のビード8と、カーカス10と、有機繊維を含む第一補強層18と、架橋ゴムからなる第二補強層20とを備える。ビード8は、コア24と、このコア24から半径方向外向きに延びるエイペックス26とを備える。このカーカス10は、第一のプライ28と、第二のプライ30とを備える。この第二のプライ30は、赤道面からこのコア24に向かって延在する本体36を備える。この第一補強層18は、このエイペックス26の内側において、この本体36に沿って延在している。この第二補強層20は、このエイペックス26の内側において、この第一補強層18の外側に位置している。
【選択図】図1
【解決手段】このタイヤ2は、トレッド4と、一対のビード8と、カーカス10と、有機繊維を含む第一補強層18と、架橋ゴムからなる第二補強層20とを備える。ビード8は、コア24と、このコア24から半径方向外向きに延びるエイペックス26とを備える。このカーカス10は、第一のプライ28と、第二のプライ30とを備える。この第二のプライ30は、赤道面からこのコア24に向かって延在する本体36を備える。この第一補強層18は、このエイペックス26の内側において、この本体36に沿って延在している。この第二補強層20は、このエイペックス26の内側において、この第一補強層18の外側に位置している。
【選択図】図1
Description
本発明は、レーシングカートに装着される空気入りタイヤに関する。詳細には、本発明は、そのカーカスがバイアス構造とされた空気入りタイヤに関する。
レーシングカートは一人乗りの車体を備えており、この車体には外径が350mm以下であってアスペクト比が0.5以下であるタイヤが装着されている。カートレースでは、ラップタイムが競われる。このカートは低重心でかつ軽量なので、カートレースにおける旋回スピードは速い。旋回時にカートが片輪走行となる場合もある。
近年、レーシングカートのエンジン及びシャシーの性能は著しく向上している。高性能なエンジン及びシャシーを備えたカートは、従来のカートよりも高速で旋回しうる。このため、このカートに装着されるタイヤに作用する力は大きい。このタイヤには、優れたグリップ性能が求められている。その横剛性が高いタイヤは、グリップ性能に優れる。このようなタイヤは、特開2006−137283公報に開示されている。このタイヤでは、タイヤ質量が軽量化されつつ横剛性が高められている。
特開2006−137283公報
ビードのコアで折り返されたカーカスプライの、このコアから半径方向外向きに延在する折返し部は、タイヤの剛性に影響を与える。その高さが大きい折返し部は、タイヤの横剛性を高める。しかし、このタイヤでは、縦剛性が大きいので、接地性及び操縦安定性が損なわれる。このタイヤには、高速旋回時において、局所的な変形が生じる場合がある。
その高さが大きいエイペックスは、タイヤの横剛性を高める。しかし、このタイヤでは、縦剛性が大きいので、接地性及び操縦安定性が損なわれる。
幅広のエイペックスは、タイヤの横剛性を高める。しかし、このタイヤでは、縦剛性が大きいので、接地性及び操縦安定性が損なわれる。
本発明の目的は、接地性及び操縦安定性を損なうことなく、グリップ性能に優れるレーシングカート用空気入りタイヤの提供にある。
本発明に係るレーシングカート用空気入りタイヤは、その外面がトレッド面をなすトレッドと、一対のビードと、両ビードの間に架け渡されたカーカスと、有機繊維を含む第一補強層と、架橋ゴムからなる第二補強層とを備えている。このビードは、コアと、このコアから半径方向外向きに延びるエイペックスとを備えている。このエイペックスの半径方向高さは、10mm以上40mm以下である。このカーカスは、第一のプライと、このトレッドの内側においてこの第一のプライの外側に位置する第二のプライとを備えている。この第一のプライ及び第二のプライは、このコアの周りで軸方向において内側から外側に向かって折り返されている。この第一のプライ及び第二のプライは、有機繊維からなるコードを備えている。この第二のプライは、赤道面からこのコアに向かって延在する本体を備えている。この第一補強層は、このエイペックスの内側において、この本体に沿って延在している。この第二補強層は、このエイペックスの内側において、この第一補強層の外側に位置している。タイヤ最大幅となる外面上の点がPAとされたとき、この第一補強層の一端は、半径方向においてこの点PAとこのコアの外面との間に位置している。この第二補強層の一端は、半径方向においてこの点PAとこのコアの外面との間に位置している。この第一補強層の半径方向高さの、タイヤ高さに対する比は、0.3以上0.5以下である。この第二補強層の半径方向高さの、タイヤ高さに対する比は、0.5以上0.8以下である。この第二補強層の厚みは、0.5mm以上1.5mm以下である。この第二補強層の複素弾性率は、50MPa以上80MPa以下である。
好ましくは、このタイヤでは、上記トレッドの半径方向内側において、上記カーカスの外側に位置するベルトをさらに備えている。上記第二補強層の他端は、このベルトの内側に位置している。
好ましくは、このタイヤでは、上記第一補強層のコードが赤道面に対してなす角度の絶対値が、25°以上40°以下である。
好ましくは、このタイヤでは、その外径が300mm以下でありかつ、そのアスペクト比が0.5以下である。
このタイヤは、架橋ゴムからなる第一補強層と、有機繊維を含む第二補強層とを備えている。このタイヤでは、この第一補強層は、エイペックスの内側において、第二のプライの本体に沿って延在している。この第二補強層は、このエイペックスの内側において、この第一補強層の外側に位置している。このタイヤでは、この第一補強層及び第二補強層の仕様が適切に調整されている。この第一補強層及び第二補強層は、タイヤの横剛性に効果的に寄与しうる。このタイヤは、グリップ性能に優れる。このタイヤでは、トレッドの端からビードに向かって、剛性が漸増するように第一補強層及び第二補強層は配置される。このタイヤでは、高速旋回時において、局所的な変形が生じることはない。このタイヤは、旋回性能に優れる。このタイヤは効果的に撓むので、接地性及び操縦安定性が損なわれることもない。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は、本発明の一実施形態に係るレーシングカート用空気入りタイヤ2の一部が示された断面図である。この図1において、上下方向が半径方向であり、左右方向が軸方向であり、紙面との垂直方向が周方向である。このタイヤ2は、図1中の一点鎖線CLを中心としたほぼ左右対称の形状を呈する。この一点鎖線CLは、タイヤ2の赤道面を表す。このタイヤ2の外径は、300mm以下である。このタイヤ2のアスペクト比は、0.5以下である。このアスペクト比は、偏平率とも称される。このタイヤ2は、レーシングカートに装着される。このタイヤ2は、トレッド4、サイドウォール6、ビード8、カーカス10、ベルト12、インナーライナー14、チェーファー16、第一補強層18及び第二補強層20を備えている。このタイヤ2は、チューブレスタイプである。なお、図1中、点PAは、タイヤ最大幅となるサイドウォール6の外面上の位置を表している。実線BBLは、ビードベースラインである。
トレッド4は、耐摩耗性に優れた架橋ゴムからなる。トレッド4は、半径方向外向きに凸な形状を呈している。トレッド4は、トレッド面22を備えている。このトレッド面22は、路面と接地する。トレッド面22には、溝が刻まれていない。なお、このトレッド面22に溝が刻まれて、トレッドパターンが形成されてもよい。
サイドウォール6は、トレッド4の端から半径方向略内向きに延びている。このサイドウォール6は、架橋ゴムからなる。サイドウォール6は、撓みによって路面からの衝撃を吸収する。さらにサイドウォール6は、カーカス10の外傷を防止する。
ビード8は、サイドウォール6よりも半径方向略内側に位置している。ビード8は、コア24と、このコア24から半径方向外向きに延びるエイペックス26とを備えている。コア24は、リング状である。コア24は、複数本の非伸縮性ワイヤー(典型的にはスチール製ワイヤー)を含む。エイペックス26は、半径方向外向きに先細りであるテーパ状である。エイペックス26は、高硬度な架橋ゴムからなる。
カーカス10は、第一のプライ28と第二のプライ30とを備える。この第二のプライ30は、トレッド4の内側において、この第一のプライ28の外側に位置している。第一のプライ28及び第二のプライ30は、両側のビード8の間に架け渡されており、トレッド4及びサイドウォール6の内側に沿っている。第一のプライ28及び第二のプライ30は、コア24の周りで軸方向において内側から外側に向かって折り返されている。なお、この第一のプライ28は、赤道面からコア24に向かって延在する第一本体32と、コア24で折り返された第一折返し部34とからなる。この第二のプライ30は、赤道面からコア24に向かって延在する第二本体36と、コア24で折り返された第二折返し部38とからなる。
図示されていないが、第一のプライ28及び第二のプライ30は、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。各コードが赤道面に対してなす角度の絶対値は、25°以上40°以下である。換言すれば、このカーカス10はバイアス構造を有する。コードは、有機繊維からなる。好ましい有機繊維としては、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。
ベルト12は、トレッド4の半径方向内側においてカーカス10の外側に位置している。ベルト12は、カーカス10と積層されている。ベルト12は、カーカス10を補強する。ベルト12は、内側プライ40と外側プライ42とを備える。図示されていないが、内側プライ40及び外側プライ42のそれぞれは、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。各コードは、赤道面に対して傾斜している。傾斜角度の絶対値は、10°以上35°以下である。内側プライ40のコードの傾斜方向は、外側プライ42のコードの傾斜方向とは逆である。内側プライ40と外側プライ42とは、いわゆるクロスプライ構造を構成する。コードの好ましい材質は、スチールである。コードに、有機繊維が用いられてもよい。
インナーライナー14は、カーカス10の内周面に接合されている。インナーライナー14は、架橋ゴムからなる。インナーライナー14には、空気遮蔽性に優れたゴムが用いられている。インナーライナー14は、タイヤ2の内圧を保持する役割を果たす。
チェーファー16は、ビード8の近傍に位置している。タイヤ2がリムに組み込まれると、このチェーファー16がリムと当接する。この当接により、ビード8の近傍が保護される。チェーファー16は、通常は布とこの布に含浸したゴムとからなる。ゴム単体からなるチェーファーが用いられてもよい。
第一補強層18は、エイペックス26の内側に位置している。この第一補強層18は、第二本体36の外側に位置している。この第一補強層18は、エイペックス26と第二本体36との間に位置している。この第一補強層18の一端44は、半径方向においてエイペックス26の先端46よりも内側に位置している。この一端44は、半径方向において点PAとビード8のコア24の外面48との間に位置している。この第一補強層18は、この一端44から半径方向外向きにこの第二本体36に沿って延在している。この第一補強層18の他端50は、半径方向においてこの点PAよりも外側に位置している。この第一補強層18の他端50は、半径方向においてこのエイペックス26の先端46よりも外側に位置している。
図示されていないが、このタイヤ2では、第一補強層18は並列された多数のコードとトッピングゴムからなる。各コードが周方向に対してなす角度の絶対値は、25°以上40°以下である。コードは、有機繊維からなる。好ましい有機繊維としては、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。この第一補強層18が、短繊維を含んだゴム組成物が架橋されることにより形成されてもよい。この場合、この第一補強層18はこの短繊維が周方向に配向するように構成される。この短繊維としては、セルロース繊維、ナイロン繊維、レーヨン繊維、アラミド繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びポリエステル繊維のような有機繊維が例示される。タイヤ質量の軽量化及びタイヤ2の低コスト化の観点から、この短繊維に紙繊維が用いられてもよい。
第二補強層20は、架橋ゴムからなる。この第二補強層20は、コードを含んでいない。この第二補強層20は、エイペックス26の内側において、第一補強層18の外側に位置している。この第二補強層20の一部は、この第一補強層18とエイペックス26との間に位置している。この第二補強層20の一端52は、半径方向においてエイペックス26の先端46よりも内側に位置している。この第二補強層20の一端52は、半径方向において点PAとビード8のコア24の外面48との間に位置している。この第二補強層20は、この一端52から半径方向外向きに第二本体36に沿って延在している。この第二補強層20の他端54は、ベルト12の内側に位置している。このタイヤ2では、この一端52は、半径方向において第一補強層18の一端44よりも外側に位置している。なお、この一端52が、半径方向において第一補強層18の一端44よりも内側に位置してもよい。
このタイヤ2では、第一補強層18はタイヤ2の剛性に寄与しうる。後述するが、この第一補強層18の半径方向高さは適切に調整されている。このタイヤ2では、この第一補強層18はタイヤ2の横剛性を効果的に高める。このタイヤ2は、接地性及び操縦安定性を損なうことなく、グリップ性能に優れる
後述するように、このタイヤ2では、第二補強層20は、その厚み及び複素弾性率が適切に調整されている。この第二補強層20は、タイヤ2の横剛性を効果的に高める。このタイヤ2は、接地性及び操縦安定性を損なうことなく、グリップ性能に優れる
図1に示されているように、このタイヤ2では、この第二補強層20の他端54は、半径方向において第一補強層18の他端50よりも外側に位置している。第一補強層18の他端50は、半径方向においてエイペックス26の先端46よりも外側に位置している。前述したように、第一補強層18の一端44及び第二補強層20の一端52は、半径方向において点PAとコア24の上面48との間に位置している。このタイヤ2では、トレッド4の端からビード8に向かって、剛性が漸増するように第一補強層18及び第二補強層20は配置されている。このため、このタイヤ2では、高速旋回時において、局所的な変形が生じることはない。このタイヤ2は、旋回性能に優れる。このタイヤ2は効果的に撓むので、接地性及び操縦安定性が損なわれることもない。
図1において、両矢印線H0はBBLから赤道面までの半径方向高さを表している。この半径方向高さH0は、タイヤ高さである。両矢印線H1は、ビード8のエイペックス26の半径方向高さを表している。両矢印線H2は、ビード8のコア24の半径方向高さを表している。両矢印線H3は、第一補強層18の半径方向高さを表している。両矢印線H4は、BBLから第一補強層18の一端44までの半径方向高さを表している。両矢印線H5は、第二補強層20の半径方向高さを表している。両矢印線H6は、BBLから第二補強層20の一端52までの半径方向高さを表している。両矢印線TAは、第二補強層20の厚みを表している。
このタイヤ2では、エイペックス26の半径方向高さH1は、10mm以上40mm以下である。この高さが10mm以上に設定されることにより、タイヤ2の剛性が適切に高められる。このタイヤ2は、旋回時のグリップ性能に優れる。この観点から、この高さは15mm以上がより好ましく、20mm以上が特に好ましい。この高さが40mm以下に設定されることにより、タイヤ2の剛性過大が抑えられる。このタイヤ2では、接地性及び操縦安定性が維持されうる。この観点から、この高さは、35mm以下がより好ましく、30mm以下が特に好ましい。なお、このタイヤ2では、コア24の半径方向高さH2は、10mm以上15mm以下である。
このタイヤ2では、第一補強層18の半径方向高さH3の、タイヤ高さH0に対する比は、0.3以上0.5以下である。この比が0.3以上に設定されることにより、この第一補強層18がタイヤ2の剛性に寄与しうる。このタイヤ2は、旋回時のグリップ性能に優れる。この観点から、この比は0.34以上がより好ましく、0.38以上が特に好ましい。この比が0.5以下に設定されることにより、タイヤ2の剛性過大が抑えられる。このタイヤ2では、接地性及び操縦安定性が維持されうる。この観点から、この比は、0.46以下がより好ましく、0.42以下が特に好ましい。
このタイヤ2では、半径方向高さH4の、タイヤ高さH0に対する比は、0.1以上0.2以下であるのが好ましい。この比が0.1以上に設定されることにより、タイヤ2の剛性過大が抑えられる。このタイヤ2では、接地性及び操縦安定性が維持されうる。この観点から、この比は0.12以上がより好ましい。この比が0.2以下に設定されることにより、タイヤ2の剛性が適切に維持されうる。この第一補強層18は、タイヤ2の剛性に効果的に寄与しうる。このタイヤ2は、旋回時のグリップ性能に優れる。この観点から、この比は、0.18以下がより好ましい。
このタイヤ2では、第二補強層20の半径方向高さH5の、タイヤ高さH0に対する比は、0.5以上0.8以下である。この比が0.5以上に設定されることにより、この第二補強層20がタイヤ2の剛性に寄与しうる。このタイヤ2は、旋回時のグリップ性能に優れる。この観点から、この比は0.54以上がより好ましく、0.58以上が特に好ましい。この比が0.8以下に設定されることにより、タイヤ2の剛性過大が抑えられる。このタイヤ2では、接地性及び操縦安定性が維持されうる。この観点から、この比は、0.76以下がより好ましく、0.72以下が特に好ましい。なお、このタイヤ2では、トレッド4の端からビード8に向かって剛性が漸増するという観点から、この第二補強層20の他端54の位置は、ベルト12の下側に位置するのが特に好ましい。
このタイヤ2では、半径方向高さH6の、タイヤ高さH0に対する比は、0.1以上0.3以下であるのが好ましい。この比が0.1以上に設定されることにより、タイヤ2の剛性過大が抑えられる。このタイヤ2では、接地性及び操縦安定性が維持されうる。この観点から、この比は0.12以上がより好ましい。この比が0.3以下に設定されることにより、タイヤ2の剛性が適切に維持されうる。この第一補強層18は、タイヤ2の剛性に効果的に寄与しうる。このタイヤ2は、旋回時のグリップ性能に優れる。この観点から、この比は、0.28以下がより好ましい。
このタイヤ2では、第二補強層20の厚みTAは、0.5mm以上1.5mm以下である。この厚みが0.5mm以上に設定されることにより、この第二補強層20がタイヤ2の剛性に寄与しうる。このタイヤ2は、旋回時のグリップ性能に優れる。この観点から、この厚みは0.7mm以上がより好ましく、0.9mm以上が特に好ましい。この比が1.5mm以下に設定されることにより、タイヤ2の剛性過大が抑えられる。このタイヤ2では、接地性及び操縦安定性が維持されうる。この観点から、この厚みは、1.3mm以下がより好ましく、1.1mm以下が特に好ましい。
このタイヤ2では、第二補強層20の複素弾性率(E*)は、50MPa以上80MPa以下である。この複素弾性率が50MPa以上に設定された第二補強層20は、タイヤ2の剛性を適切に高める。このタイヤ2は、旋回時のグリップ性能に優れる。この観点から、この複素弾性率は65MPa以上がより好ましい。この複素弾性率が80MPa以下に設定されることにより、タイヤ2の剛性過大が抑えられる。このタイヤ2では、接地性及び操縦安定性が維持されうる。この観点から、この複素弾性率は75MPa以下がより好ましい。
本発明において、第二補強層20の複素弾性率は、「JIS−K 6394」の規定に準拠して、下記に示される条件で、粘弾性スペクトロメーター(岩本製作所社の「VES・F−3型」)によって測定される。
初期歪み:10%
振幅:2%
周波数:10Hz
変形モード:引張
開始温度:−100℃
終了温度:100℃
昇温温度:3℃/min
測定温度:70℃
初期歪み:10%
振幅:2%
周波数:10Hz
変形モード:引張
開始温度:−100℃
終了温度:100℃
昇温温度:3℃/min
測定温度:70℃
粘弾性スペクトロメーターによる測定に供される試験片は板状であり、その長さは45mmであり、幅は4mmであり、厚みは2mmである。この試験片の両端部がチャックされて、測定がなされる。試験片の変位部分の長さは、30mmである。この試験片は、タイヤ2から切り出される。
前述したように、このタイヤ2では、第二補強層20は架橋ゴムからなる。この架橋ゴムは、ゴム組成物が架橋されて形成される。このゴム組成物は、基材ゴム、充填剤としてのカーボンブラック、硫黄、加硫促進剤、加硫助剤及びフェノール樹脂を含んでいる。これら以外に、このゴム組成物は、軟化剤、老化防止剤等の薬品も含んでいる。タイヤ2の加工性及び性能が考慮されて、最適な薬品が最適な量でこのゴム組成物に配合されている。
第二補強層20を構成するゴム組成物の基材ゴムとしては、天然ゴム、ポリブタジエン、スチレン−ブタジエン共重合体、ポリイソプレン、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体、ポリクロロプレン、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体及びイソブチレン−イソプレン共重合体が例示される。このタイヤ2では、この第二補強層20の基材ゴムは天然ゴムである。
このタイヤ2では、第二補強層20の複素弾性率は、フェノール樹脂の量が最適化されることにより調整される。このタイヤ2では、第二補強層20を構成するゴム組成物に含まれるフェノール樹脂の配合量は、基材ゴム100質量部に対して15質量部以上30質量部以下であるのが好ましい。この配合量が12質量部以上に設定された第二補強層20は高剛性である。この第二補強層20を備えたタイヤ2は、旋回時のグリップ性能に優れる。この観点から、この配合量は、23質量部以上がより好ましい。この配合量が30質量部以下に設定されることにより、この第二補強層20の剛性が適切に維持されうる。このタイヤ2では、接地性及び操縦安定性が維持されうる。この観点から、この配合量は27質量部以下がより好ましい。
本発明では、タイヤ2の各部材の寸法及び角度は、タイヤ2が正規リムに組み込まれ、正規内圧となるようにタイヤ2に空気が充填された状態で測定される。測定時には、タイヤ2には荷重がかけられない。本明細書において正規リムとは、タイヤ2が依拠する規格において定められたリムを意味する。JATMA規格における「標準リム」、TRA規格における「Design Rim」、及びETRTO規格における「Measuring Rim」は、正規リムである。本明細書において正規内圧とは、タイヤ2が依拠する規格において定められた内圧を意味する。JATMA規格における「最高空気圧」、TRA規格における「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に掲載された「最大値」、及びETRTO規格における「INFLATION PRESSURE」は、正規内圧である。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[ゴム組成物Aの調整]
100質量部の天然ゴム(RSS#3)、70質量部のカーボンブラック(三菱化学社製のN220)、2質量部の硫黄、2質量部の加硫促進剤(大内新興化学工業社製のノクセラーNS)、1質量部の加硫助剤(三新化学社製のサンセラーHMT)及び12質量部のフェノール樹脂(住友ベークライト社製のPR13355)を、密閉式混練機にて混練して、ゴム組成物Aを得た。
100質量部の天然ゴム(RSS#3)、70質量部のカーボンブラック(三菱化学社製のN220)、2質量部の硫黄、2質量部の加硫促進剤(大内新興化学工業社製のノクセラーNS)、1質量部の加硫助剤(三新化学社製のサンセラーHMT)及び12質量部のフェノール樹脂(住友ベークライト社製のPR13355)を、密閉式混練機にて混練して、ゴム組成物Aを得た。
[ゴム組成物B、C、D及びEの調整]
フェノール樹脂の配合量を下記表1に示す通りとした他は、ゴム組成物Aと同様にして、ゴム組成物B、C、D及びEを得た。
フェノール樹脂の配合量を下記表1に示す通りとした他は、ゴム組成物Aと同様にして、ゴム組成物B、C、D及びEを得た。
[実施例1]
図1に示された基本構成を備え、下記表3に示された仕様を備えた実施例1のレーシングカート用空気入りタイヤを得た。第一及び第二のプライのコードは、ナイロン繊維である。このコードが赤道面に対してなす角度の絶対値は、30°(degree)である。エイペックスの半径方向高さH1は、20mmである。コアの半径方向高さH2は、12mmである。第一補強層の半径方向高さH3の、タイヤ高さH0に対する比(H3/H0)は、0.3である。BBLからこの第一補強層の一端までの半径方向高さH4の、タイヤ高さH0に対する比(H4/H0)は、0.15である。この第一補強層は、ナイロン繊維からなるコードを含んでいる。このコードが周方向に対してなす角度は、30°である。第二補強層は、ゴム組成物Cが架橋されて形成されている。この第二補強層の厚みTAは、1mmである。この第二補強層の、温度が70℃である条件下で測定された複素弾性率は、70MPaである。この第二補強層の半径方向高さH5の、タイヤ高さH0に対する比は、0.7である。BBLからこの第二補強層の一端までの半径方向高さH6の、タイヤ高さH0に対する比(H6/H0)は、0.20である。
図1に示された基本構成を備え、下記表3に示された仕様を備えた実施例1のレーシングカート用空気入りタイヤを得た。第一及び第二のプライのコードは、ナイロン繊維である。このコードが赤道面に対してなす角度の絶対値は、30°(degree)である。エイペックスの半径方向高さH1は、20mmである。コアの半径方向高さH2は、12mmである。第一補強層の半径方向高さH3の、タイヤ高さH0に対する比(H3/H0)は、0.3である。BBLからこの第一補強層の一端までの半径方向高さH4の、タイヤ高さH0に対する比(H4/H0)は、0.15である。この第一補強層は、ナイロン繊維からなるコードを含んでいる。このコードが周方向に対してなす角度は、30°である。第二補強層は、ゴム組成物Cが架橋されて形成されている。この第二補強層の厚みTAは、1mmである。この第二補強層の、温度が70℃である条件下で測定された複素弾性率は、70MPaである。この第二補強層の半径方向高さH5の、タイヤ高さH0に対する比は、0.7である。BBLからこの第二補強層の一端までの半径方向高さH6の、タイヤ高さH0に対する比(H6/H0)は、0.20である。
[比較例5及び6並びに実施例6]
比(H5/H0)を下記表3の通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
比(H5/H0)を下記表3の通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
[比較例4及び7並びに実施例5及び7]
比(H3/H0)を下記表2及び表3の通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
比(H3/H0)を下記表2及び表3の通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
[実施例4、8及び9]
半径方向高さH1を下記表2及び表4の通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
半径方向高さH1を下記表2及び表4の通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
[比較例3及び8並びに実施例3及び10]
第二補強層の厚みTAを下記表2及び表4の通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
第二補強層の厚みTAを下記表2及び表4の通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
[比較例2及び9並びに実施例2及び11]
第二補強層のゴム組成物を下記表2及び表4の通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
第二補強層のゴム組成物を下記表2及び表4の通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
[比較例1]
第一補強層及び第二補強層を設けなかった他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。このタイヤは、市販されている従来のタイヤである。
第一補強層及び第二補強層を設けなかった他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。このタイヤは、市販されている従来のタイヤである。
[比較例10]
エイペックスを設けなかった他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
エイペックスを設けなかった他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
[実車評価]
排気量が100ccであるレーシングカートに、試作タイヤが装着された。タイヤサイズは、「11×7.10−5」である。リムは、「8.0×5」である。タイヤの空気内圧は、75kPaである。ドライアスファルト路で構成されたレーシングカート専用コース(一周1300m)を走行することにより、ラップタイムの計測とドライバーによる官能評価が実施された。官能評価の項目は、グリップ、トラクション及びコントロール性である。この評価結果は、5点が満点とされた指数値で記載されている。この数値が大きい程、良好であることが示される。ラップタイムが43.5秒以下であること及び、官能評価の、全ての項目においてその指数値が5.0点であることが、この評価における合格ラインである。この評価結果が、表2、表3及び表4に示されている。
排気量が100ccであるレーシングカートに、試作タイヤが装着された。タイヤサイズは、「11×7.10−5」である。リムは、「8.0×5」である。タイヤの空気内圧は、75kPaである。ドライアスファルト路で構成されたレーシングカート専用コース(一周1300m)を走行することにより、ラップタイムの計測とドライバーによる官能評価が実施された。官能評価の項目は、グリップ、トラクション及びコントロール性である。この評価結果は、5点が満点とされた指数値で記載されている。この数値が大きい程、良好であることが示される。ラップタイムが43.5秒以下であること及び、官能評価の、全ての項目においてその指数値が5.0点であることが、この評価における合格ラインである。この評価結果が、表2、表3及び表4に示されている。
表2、表3及び表4に示されるように、実施例のタイヤは、グリップ、トラクション及びコントロール性に優れる。この実施例のタイヤが装着されたカートのラップタイムは、比較例のタイヤに比べて短縮されている。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
本発明に係る空気入りタイヤは、種々の車両に装着されるタイヤに適応されうる。
2・・・タイヤ
4・・・トレッド
6・・・サイドウォール
8・・・ビード
10・・・カーカス
12・・・ベルト
14・・・インナーライナー
16・・・チェーファー
18・・・第一補強層
20・・・第二補強層
22・・・トレッド面
24・・・コア
26・・・エイペックス
28・・・第一のプライ
30・・・第二のプライ
32・・・第一本体
34・・・第一折返し部
36・・・第二本体
38・・・第二折返し部
40・・・内側プライ
42・・・外側プライ
44、52・・・一端
46・・・先端
48・・・外面
50、54・・・他端
4・・・トレッド
6・・・サイドウォール
8・・・ビード
10・・・カーカス
12・・・ベルト
14・・・インナーライナー
16・・・チェーファー
18・・・第一補強層
20・・・第二補強層
22・・・トレッド面
24・・・コア
26・・・エイペックス
28・・・第一のプライ
30・・・第二のプライ
32・・・第一本体
34・・・第一折返し部
36・・・第二本体
38・・・第二折返し部
40・・・内側プライ
42・・・外側プライ
44、52・・・一端
46・・・先端
48・・・外面
50、54・・・他端
Claims (4)
- その外面がトレッド面をなすトレッドと、一対のビードと、両ビードの間に架け渡されたカーカスと、有機繊維を含む第一補強層と、架橋ゴムからなる第二補強層とを備えており、
このビードが、コアと、このコアから半径方向外向きに延びるエイペックスとを備えており、
このエイペックスの半径方向高さが、10mm以上40mm以下であり、
このカーカスが、第一のプライと、このトレッドの内側においてこの第一のプライの外側に位置する第二のプライとを備えており、
この第一のプライ及び第二のプライが、このコアの周りで軸方向において内側から外側に向かって折り返されており、
この第一のプライ及び第二のプライが、有機繊維からなるコードを備えており、
この第二のプライが、赤道面からこのコアに向かって延在する本体を備えており、
この第一補強層が、このエイペックスの内側において、この本体に沿って延在しており、
この第二補強層が、このエイペックスの内側において、この第一補強層の外側に位置しており、
タイヤ最大幅となる外面上の点がPAとされたとき、
この第一補強層の一端が、半径方向においてこの点PAとこのコアの外面との間に位置しており、
この第二補強層の一端が、半径方向においてこの点PAとこのコアの外面との間に位置しており、
この第一補強層の半径方向高さの、タイヤ高さに対する比が、0.3以上0.5以下であり、
この第二補強層の半径方向高さの、タイヤ高さに対する比が、0.5以上0.8以下であり、
この第二補強層の厚みが、0.5mm以上1.5mm以下であり、
この第二補強層の複素弾性率が、50MPa以上80MPa以下であるレーシングカート用空気入りタイヤ。 - 上記トレッドの半径方向内側において、上記カーカスの外側に位置するベルトをさらに備えており、
上記第二補強層の他端が、このベルトの内側に位置している請求項1に記載のタイヤ。 - 上記第一補強層のコードが赤道面に対してなす角度の絶対値が、25°以上40°以下である請求項1又は2に記載のタイヤ。
- その外径が300mm以下でありかつ、そのアスペクト比が0.5以下である請求項1から3のいずれかに記載のタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006289343A JP2008105515A (ja) | 2006-10-25 | 2006-10-25 | レーシングカート用空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008105515A true JP2008105515A (ja) | 2008-05-08 |
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ID=39439240
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JP2006289343A Withdrawn JP2008105515A (ja) | 2006-10-25 | 2006-10-25 | レーシングカート用空気入りタイヤ |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
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- 2006-10-25 JP JP2006289343A patent/JP2008105515A/ja not_active Withdrawn
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