JP2008105506A - 車両用ドア構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドアへの荷重の入力位置に関わらず、ドアがドア開口周縁部から外れて車室側へ侵入することを抑制できる車両用ドア構造を提供することを目的とする。
【解決手段】フロントサイドドア26のドア下側部及びドア後側部にドアリインホース76を配設し、このドアリインホース76の車幅内側にラッチ124、126を取り付ける。また、ドアリインホース76を、車両の側面衝突時に車幅内方へ変位するように構成し、サイメンアウタ12に、ドアリインホース76により車幅内方に変位されたラッチ124、126がそれぞれ噛み合う長穴を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用ドア構造に関する。
車両の側面衝突時、サイドドアに入力された荷重により、サイドドアの断面内に配設された係合手段をサイドドアの断面外へ突出させ、ロッカに設けられた被係合手段に係合させるという車両用ドア構造が考案されている(例えば、特許文献1参照)。この車両用ドア構造によると、車両の側面衝突時にサイドドアがロッカから外れて車室側へ侵入することを抑制できる。
しかしながら、従来の構造では、サイドドアへの衝突荷重の入力位置によっては、係合手段がサイドドアの断面内から断面外へ突出せずに、被係合手段に係合しない可能性があった。
特開平9−272387号公報
本発明は上記事実を考慮し、車両の側面衝突時に、ドア及びドア開口周縁部の何れか一方の断面内に配設された係合手段を、ドア及びドア開口周縁部の何れか他方に配設された係合手段に係合させることが、ドアへの荷重の入力位置に関わらず可能となる車両用ドア構造を提供することを目的とする。
請求項1に記載の車両用ドア構造は、車両用のドアの外周内部に配設され、車幅外方から受けた荷重により車幅内方へ変位する荷重受け部材と、前記ドア内の前後方向に延在し、車幅外方から受けた荷重を前記荷重受け部材に伝達する荷重伝達手段と、前記ドア及び前記ドアにより開閉されるドア開口周縁部の何れか一方の断面内に配設され、車幅内方へ変位した前記荷重受け部材により、前記ドア及び前記ドア開口周縁部の何れか一方の断面外へ突出される係合手段と、前記ドア及び前記ドア開口周縁部の何れか他方に配設され、前記ドア及び前記ドア開口周縁部の何れか一方の断面外へ突出した係合手段が係合する被係合手段と、を有することを特徴とする。
請求項1に記載の車両用ドア構造では、車両用のドアの外周内部に配設された荷重受け部材が、車幅外方から受けた荷重により車幅内方へ変位し、ドア及びドア開口周縁部の何れか一方の断面内から断面外へ係合手段を突出させて、ドア及びドア開口周縁部の何れか他方に設けられた被係合手段に係合させる。また、ドア内の前後方向に延在する荷重伝達部材が、車幅外方から受けた荷重を荷重受け部材に伝達して荷重受け部材を車幅内方へ変位させることによっても、係合手段が、ドア及びドア開口周縁部の何れか一方の断面内から断面外へ突出されて被係合手段に係合される。
これによって、ドア上下方向及びドア前後方向の広範囲において、車幅外方からドアに入力された荷重を荷重伝達手段及び荷重受け部材によって受け止めて係合手段に伝達させることができるので、車両の側面衝突時に、ドアへの荷重の入力位置に関わらず、ドア及びドア開口周縁部の何れか一方の断面内に配設された係合手段を断面外へ突出させて、ドア及びドア開口周縁部の何れか他方に配設された被係合手段に係合させることが可能となる。
請求項2に記載の車両用ドア構造は、請求項1に記載の車両用ドア構造であって、前記荷重受け部材は、前記ドアの下端部及び後端部に沿って配設されており、前記係合手段及び前記被係合手段の何れか一方は、前記ドアの下端部及び後端部に配設されていることを特徴とする。
請求項2に記載の車両用ドア構造では、荷重受け部材がドアの下端部及び後端部に沿って配設され、また、係合手段及び被係合手段の何れか一方がドアの下端部及び後端部に配設されており、車両の側面衝突時にドアの下端部及び後端部に入力された荷重により、ドアの下端部及び後端部において、係合手段と被係合手段とが係合される。
これによって、ドアの下端部及び後端部の車幅内方への変形を抑制でき、ドアの下端部及び後端部がドア開口周縁部から抜けて車室側へ侵入することを抑制できる。
請求項3に記載の車体用ドア構造は、請求項1又は請求項2に記載の車両用ドア構造であって、前記ドアの車幅内側部を構成するドアインナパネルに前記荷重受け部材を支持し、車幅外方から前記荷重受け部材に入力された荷重により車幅方向に潰れ変形する支持部材を有することを特徴とする。
請求項3に記載の車両用ドア構造では、ドアの車幅内側部を構成するドアインナパネルに荷重受け部材を支持した支持部材が、車幅外方から荷重受け部材に入力された荷重により車幅方向に潰れ変形される。これによって、車幅外方から荷重受け部材に入力された荷重により荷重受け部材をドアの車幅内方に変位させることが可能となる。
請求項4に記載の車両用ドア構造は、請求項3に記載の車両用ドア構造であって、前記支持部材に穴を空けたことを特徴とする。
請求項4に記載の車両用ドア構造では、支持部材に穴が空けられていることにより、支持部材の強度が低下されているので、車幅外方から荷重受け部材に入力された荷重により、支持部材が車幅方向に潰れ変形し易くなり、荷重受け部材が車幅内方に変位し易くなる。
請求項5に記載の車両用ドア構造は、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の車両用ドア構造であって、前記ドア及び前記ドア開口周縁部の少なくとも一方に設けられ、前記荷重受け部材が車幅内方へ変位していない状態では、前記係合手段及び前記被係合手段の少なくとも一方を遮蔽し、前記荷重受け部材が車幅内方へ変位した際に前記係合手段により破断される遮蔽部を有することを特徴とする。
請求項5に記載の車両用ドア構造では、荷重受け部材が車幅内方へ変位していない状態で、ドア及びドア開口周縁部の少なくとも一方に設けられた遮蔽部が、係合手段及び被係合手段の少なくとも一方を遮蔽する。これによって、ドア及びドア開口周縁部の外観性を向上できる。
また、荷重受け部材が車幅内方へ変位する際に、遮蔽部が係合手段により破断される。これによって、係合手段をドア及びドア開口周縁部の何れか一方の断面内から断面外へ突出させ、また、被係合手段をドア及びドア開口周縁部の何れか他方から露出させることが可能となる。
請求項6に記載の車両用ドア構造は、請求項5に記載の車両用ドア構造であって、前記遮蔽部の周囲にスリットが形成されていることを特徴とする。
請求項6に記載の車両用ドア構造では、遮蔽部の周囲にスリットが形成されて遮蔽部の破断強度が低下されていることによって、荷重受け部材が車幅内方へ変位した際に、係合手段により遮蔽部を破断させることが可能となる。
以上説明したように、本発明によれば、車両の側面衝突時に、ドア及びドア開口周縁部の何れか一方の断面内に配設された係合手段を、ドア及びドア開口周縁部の何れか他方に配設された係合手段に係合させることが、ドアへの荷重の入力位置に関わらず可能となる車両用ドア構造を提供できる。
次に、本発明の車両用ドア構造の一実施形態を図1乃至図16に従って説明する。
なお、図中矢印FRは車体前方方向及びドア前方方向を、矢印UPは車体上方方向及びドア上方方向を、矢印INは車幅内側方向を示す。
図1に示すように、車体側部を構成するドア開口周縁部としてのサイメンアウタ12には、フロントサイドドア開口部14、リアサイドドア開口部16が形成されている。フロントサイドドア開口部14は、車体前側の縁部を構成するフロントピラー18と、車体上側の縁部を構成するルーフサイドレール(図示省略)と、車体後側の縁部を構成するセンターピラー20と、車体下側の縁部を構成するロッカ22とに囲まれている。フロントピラー18には、ヒンジ24によりフロントサイドドア26のドア下側部分のドア前端部が連結されており、このフロントサイドドア26によりフロントサイドドア開口部14が開閉可能となっている。また、フロントサイドドア26のドア下側部分のドア後端上部には、ロック機構(図示省略)が配設されており、このロック機構により、フロントサイドドア26のドア下側部分のドア後端上部がセンターピラー20にロックされるようになっている。
また、リアサイドドア開口部16は、車体前側の縁部を構成するセンターピラー20と、車体上側の縁部を構成するルーフサイドレールと、車体後側の縁部を構成するリアピラー28と、車体下側の縁部を構成するロッカ22とに囲まれている。センターピラー20には、ヒンジ32によりリアサイドドア34のドア下側部分のドア前端部が連結されており、このリアサイドドア34によりリアサイドドア開口部16が開閉可能となっている。また、リアサイドドア34のドア下側部分のドア後端上部には、ロック機構(図示省略)が配設されており、このロック機構により、リアサイドドア34のドア下側部分のドア後端上部がリアピラー28にロックされるようになっている。
また、図2、図4に示すように、ロッカ22は、車体下側の図示を省略しているが、サイメンアウタ12の車体下側部を構成するロッカアウタパネル36と、ロッカアウタパネル36の車幅内側において車体前後方向に延在する閉じ断面構造のロッカリインホース38とを備えている。
ロッカアウタパネル36は、車体前後方向から見た断面が車幅内側に開口したハット形状となるパネルであり、車体上下方向両端部にフランジ部36Aが形成されている。また、ロッカアウタパネル36の車体上側には車幅内方へ凹んだ凹部36Bが形成されている。
また、ロッカリインホース38は、共に車幅方向に開口したハット形状をしているロッカリインホースインナ40とロッカリインホースアウタ42とで構成されている。このロッカリインホース38は、ロッカリインホースインナ40の車体上下方向両端部に形成されたフランジ部40Aと、ロッカリインホースアウタ42の車体上下方向両端部に形成されたフランジ部42Aとが溶接されることで、閉じ断面を形成している。また、ロッカアウタパネル36のフランジ部36Aとフランジ部42Aとが溶接されている。
また、ロッカリインホースアウタ42の車体上側には、車幅内方に凹んだ凹部42Bが形成されている。この凹部42Bとロッカアウタパネル36に形成された凹部36Bとは、互いに当接している。
また、図3に示すように、センターピラー20は、車体後側の図示を省略しているが、サイメンアウタ12の車体前後方向中央部を構成するセンターピラーアウタパネル58と、センターピラーアウタパネル58の車幅内側において車体上下方向に延在する閉じ断面構造のセンターピラーリインホース60とを備えている。
センターピラーアウタパネル58は、車体上下方向から見た断面が車幅内側に開口したハット形状となるパネルであり、車体前後方向両端部にフランジ部58Aが形成されている。また、センターピラーアウタパネル58の車体前側には車幅内方へ凹んだ凹部58Bが形成されている。
また、センターピラーリインホース60は、共に車幅方向に開口したハット形状をしているセンターピラーリインホースインナ62とセンターピラーリインホースアウタ64とで構成されている。このセンターピラーリインホース60は、センターピラーリインホースインナ62の車体前後方向両端部に形成されたフランジ部62Aと、センターピラーリインホースアウタ64の車体前後方向両端部に形成されたフランジ部64Aとが溶接されることで、閉じ断面を形成している。また、センターピラーアウタパネル58のフランジ部58Aとフランジ部64Aとが溶接されている。
また、センターピラーリインホースアウタ64の車体前側には、車幅内方に凹んだ凹部64Bが形成されている。この凹部64Bとセンターピラーアウタパネル58に形成された凹部58Bとは、互いに当接している。
また、図5、図6に示すように、リアピラー28は、車体後側の図示を省略しているが、サイメンアウタ12の車体後側部を構成するリアピラーアウタパネル50と、リアピラーアウタパネル50の車幅内側に配設されたリアピラーリインホース52とを備えている。
リアピラーアウタパネル50は、車体上下方向から見た断面が車幅内側に開口したハット形状となるパネルであり、車体前後方向両端部にフランジ部50Aが形成されている。また、リアピラーアウタパネル50の車体前側には車幅内方へ凹んだ凹部50Bが形成されている。
また、リアピラーリインホース52は、共に車幅方向に開口したハット形状をしているリアピラーリインホースインナ54とリアピラーリインホースアウタ56とで構成されている。このリアピラーリインホース52は、リアピラーリインホースインナ54の車体前後方向両端部に形成されたフランジ部54Aと、リアピラーリインホースアウタ56の車体前後方向両端部に形成されたフランジ部56Aとが溶接されることで、閉じ断面を形成している。また、リアピラーアウタパネル50のフランジ部50Aとフランジ部56Aとが溶接されている。
また、リアピラーリインホースアウタ56の車体前側には、車幅内方へ凹んだ凹部56Bが形成されている。この凹部56Bとリアピラーアウタパネル50に形成された凹部50Bとは、互いに当接している。
また、図2、図3に示すように、フロントサイドドア26は、ドア外側面を構成するドアアウタパネル44と、ドアアウタパネル44の車幅内側に配設され車室側部を構成するドアインナパネル46とで構成されている。ドアアウタパネル44の外周縁部とドアインナパネル46の外周縁部とはヘミング結合部48により結合されている。
ドアアウタパネル44は、ヘミング結合部48から車幅外方に緩やかに湾曲されている。一方、ドアインナパネル46は、ヘミング結合部48の近傍から車幅内方に膨出されており、ドアインナパネル46のドア下側部には、車幅外方へ凹んだ凹部46Bが形成されている。この凹部46Bは、ロッカアウタパネル36に形成された凹部36Bと車幅方向に対向している。また、ドアインナパネル46のドア後側部は、センターピラーアウタパネル58に形成された凹部58Bと車幅方向に対向している。
また、図4乃至図6に示すように、リアサイドドア34は、ドア外側面を構成するドアアウタパネル66と、ドアアウタパネル66の車幅内側に配設され車室側部を構成するドアインナパネル68とで構成されている。ドアアウタパネル66の外周縁部とドアインナパネル68の外周縁部とはヘミング結合部70により結合されている。
また、ドアアウタパネル66は、ヘミング結合部70から車幅外方に緩やかに湾曲されている。一方、ドアインナパネル68は、ヘミング結合部70の近傍から車幅内方に膨出されており、ドアインナパネル68のドア下側部には、車幅外方へ凹んだ凹部68Bが形成されている。この凹部68Bは、ロッカアウタパネル36に形成された凹部36Bと車幅方向に対向している。また、ドアインナパネル68のドア後側部は、リアピラーアウタパネル50に形成された凹部50Bと車幅方向に対向している。
また、図1に示すように、フロントサイドドア26のドア下側部分の断面内には、荷重伝達部材としてのインパクトビーム72と、ベルトラインリインホース74と、荷重受け部材としてのドアリインホース76とが配設されている。
インパクトビーム72は、フロントサイドドア26のドア下側部分の断面内において、ドア前後方向に延在するパイプ部材である。このインパクトビーム72のドア前側端部72Aには、取付ブラケット78が溶接等により結合されており、この取付ブラケット78が、ドアインナパネル46のドア下側部分のドア前端中央部に、溶接等により結合されている。また、インパクトビーム72のドア後側端部72Bには、取付ブラケット80が溶接等により結合されており、この取付ブラケット80が、ドアリインホース76に溶接等により結合されている。
また、ベルトラインリインホース74は、フロントサイドドア26のドア下側部分の断面内のドア上端部において、ドアベルトラインに沿って延在する、ドア前後方向から見た断面が矩形状又はハット状の補強部材である。
また、ドアリインホース76は、フロントサイドドア26のドア下側部分のドア下端部においてドア下端部に沿って延在する、ドア前後方向から見た断面が矩形状の下部リインホース82と、フロントサイドドア26のドア下側部分のドア後端部においてドア後端部に沿って延在する、ドア上下方向から見た断面が矩形状の後部リインホース84とで構成されている。
図2に示すように、下部リインホース82は、車幅外側部82A及びドア下側部82Bを構成する断面L字状のリインホースアウタ86と、車幅内側部82C及びドア上側部82Dを構成するリインホースインナ88とで構成されている。リインホースインナ88のドア上側端部にはドア上側に略直角に折れ曲がったフランジ部88Aが形成され、ドア下側端部には、支持手段としての脚部88Bが形成されている。脚部88Bは、リインホースインナ88のドア下側端部をドア内側に略直角に折り曲げ、さらに先端側をドア下側に略直角に折り曲げることにより形成されている。
また、フランジ部88Aとリインホースアウタ86のドア上側端部とが溶接等により結合され、脚部88Bの基端側とリインホースアウタ86の車幅内側端部とが溶接等により結合されることで、下部リインホース82が閉じ断面を形成している。
また、脚部88Bの先端側は、ドアインナパネル46の凹部46Bに溶接等により結合されており、下部リインホース82は、車幅内側部82Cが凹部46Bから車幅外方に離れた状態で凹部46Bに支持されている。
ここで、脚部88Bは、車両の側面衝突時に車体側部に入力される側面衝突荷重を車幅外方から受けた際に、潰れ変形(折れ変形又は曲げ変形)するように、強度を設定されている。なお、図7に示すように、脚部88Bの基端側のリインホースアウタ86に結合されていない部位に穴Hを空けて脚部88Bの強度を低下させることで、脚部88Bが変形し易くなる。
また、図3に示すように、後部リインホース84は、車幅外側部84A及びドア後側部84Bを構成する断面L字状のリインホースアウタ90と、車幅内側部84C及びドア前側部84Dを構成するリインホースインナ92とで構成されている。リインホースインナ92のドア前側端部には、ドア前側に略直角に折れ曲がったフランジ部92Aが形成され、リインホースインナ92のドア後側端部には、支持手段としての脚部92Bが形成されている。脚部92Bは、リインホースインナ92のドア後側端部を車幅内方に略直角に折り曲げ、さらに先端側をドア後側に略直角に折り曲げることにより形成されている。
また、フランジ部92Aとリインホースアウタ90のドア前側端部とが溶接等により結合され、脚部92Bの基端側とリインホースアウタ90の車幅内側端部とが溶接等により結合されることで、後部リインホース84が閉じ断面を形成している。
また、脚部92Bの先端側は、ドアインナパネル46のドア後側部に溶接等により結合されており、後部リインホース84は、車幅内側部84Cがドアインナパネル46のドア後側部から車幅外方に離れた状態でドアインナパネル46のドア後側部に支持されている。
ここで、脚部92Bは、上述の脚部88Bと同様、車両の側面衝突時に車体側部に入力される側面衝突荷重を車幅外方から受けた際に、潰れ変形するように、強度を設定されている。
なお、図1、図3に示すように、インパクトビーム72に結合された取付ブラケット80は、後部リインホース84の車幅外側部84Aのドア下側端部に結合されている。
ところで、図1乃至図3に示すように、フロントサイドドア26の断面内には、係合手段としてのラッチ124、126が配設されている。ラッチ124は、L字状に折り曲げられた小片であり、一端側の取付部124Aを下部リインホース82の車幅内側部82Cのドア前後方向中央部に取付けられ、他端側の係合部124Bを車幅内側部82Cから車幅内方へ突出させている。
また、ラッチ126は、ラッチ124と同様、L字状に折り曲げられた小片であり、一端側の取付部126Aを後部リインホース84の車幅内側部84Cのドア下側端部に取付けられ、他端側の係合部126Bを車幅内側部84Cから車幅内方へ突出させている。
また、図2に示すように、ドアインナパネル46の凹部46Bには、厚み方向に荷重を加えることにより破断可能な遮蔽部128が、ラッチ124の係合部124Bと車幅方向に対向して形成されており、ラッチ124を遮蔽している。図8(A)に示すように、遮蔽128は、トラック形状をしており、長手方向中央部の僅かな部分を除いて、スリット128Aに囲まれていることで、破断強度を低下されている。
また、図3に示すように、ドアインナパネル46のドア後側部には、遮蔽部128と同様、厚み方向に荷重を加えることにより破断可能な遮蔽部130が、ラッチ126の係合部126Bと車幅方向に対向して形成されており、ラッチ126を遮蔽している。図8(B)に示すように、遮蔽部130は、トラック形状をしており、長手方向中央部の僅かな部分を除いてスリット130Aに囲まれていることで、破断強度を低下されている。
また、図2に示すように、ロッカリインホースアウタ42の凹部42Bには、ラッチ124の係合部124Bを挿入可能な被係合手段としての長穴132が、ラッチ124の係合部124Bと車幅方向に対向して形成されている。
また、図3に示すように、センターピラーリインホースアウタ64の凹部64Bには、ラッチ126の係合部126Bを挿入可能な被係合手段としての長穴134が、ラッチ126の係合部126Bと車幅方向に対向して形成されている。
また、図2に示すように、ロッカアウタパネル36の凹部36Bには、厚み方向に荷重を加えることにより破断可能な遮蔽部136が、長穴132と車幅方向に対向して形成されており、長穴132を遮蔽している。図9(A)に示すように、遮蔽部136は、トラック形状をしており、長手方向中央部の僅かな部分を除いて、スリット136Aに囲まれていることで、破断強度を低下されている。
また、図3に示すように、センターピラーアウタパネル58の凹部58Bには、厚み方向に荷重を加えることにより破断可能な遮蔽部138が、長穴134と車幅方向に対向して形成されており、長穴134を遮蔽している。図9(B)に示すように、遮蔽部138は、トラック形状をしており、長手方向中央部の僅かな部分を除いて、スリット138Aに囲まれていることで、破断強度を低下されている。
また、図1に示すように、リアサイドドア34の下側部分の断面内には、荷重伝達部材としてのインパクトビーム94、96と、ベルトラインリインホース98と、荷重受け部材としてのドアリインホース102とが配設されている。
インパクトビーム94、96は、リアサイドドア34のドア下側部分の断面内において、ドア前後方向に延在するパイプ部材である。インパクトビーム94のドア前側端部94Aには、取付ブラケット104が溶接等により結合されており、この取付ブラケット104が、ドアインナパネル68のドア下側部分のドア前端上側部に、溶接等により結合されている。また、インパクトビーム94のドア後側端部94Bには、取付ブラケット106が溶接等により結合されており、この取付ブラケット106が、ドアリインホース102のドア上側に溶接等により結合されている。
また、インパクトビーム96のドア前側端部96Aには、取付ブラケット108が溶接等により結合されており、この取付ブラケット108が、ドアインナパネル68のドア下側部分のドア前端中央部に溶接等により結合されている。また、インパクトビーム96のドア後側端部96Bには、取付ブラケット110が溶接等により結合されており、この取付ブラケット110が、ドアリインホース102のドア下側に溶接等により結合されている。
また、ベルトラインリインホース98は、リアサイドドア34のドア下側部分の断面内のドア上端部において、ドアベルトラインに沿って延在する、ドア前後方向から見た断面が矩形状又はハット状の補強部材である。
また、ドアリインホース102は、リアサイドドア34のドア下側部分のドア下端部においてドア下端部に沿って延在する、ドア前後方向から見た断面が矩形状の下部リインホース112と、リアサイドドア34のドア下側部分のドア後端部においてドア後端部に沿って延在する、ドア上下方向から見た断面が矩形状の後部リインホース114とで構成されている。
図4に示すように、下部リインホース112は、車幅外側部112A及びドア下側部112Bを構成する断面L字状のリインホースアウタ116と、車幅内側部112C及びドア上側部112Dを構成するリインホースインナ118とで構成されている。リインホースインナ118のドア上側端部には、ドア上側に略直角に折り曲げられたフランジ部118Aが形成され、リインホースインナ118のドア下側端部には、支持手段としての脚部118Bが形成されている。脚部118Bは、リインホースインナ118のドア下側端部を車幅内方に略直角に折り曲げ、さらに先端側をドア下側に略直角に折り曲げることにより形成されている。
また、フランジ部118Aとリインホースアウタ116のドア上側端部とが溶接等により結合され、脚部118Bの基端側とリインホースアウタ116の車幅内側端部とが溶接等により結合されることで、下部リインホース112が閉じ断面を形成している。
また、脚部118Bの先端側は、ドアインナパネル68の凹部68Bに溶接等により結合されており、下部リインホース112は、車幅内側部112Cが凹部68Bから車幅外方に離れた状態でドアインナパネル68の凹部68Bに支持されている。
ここで、脚部118Bは、上述の脚部88B、92Bと同様、車両の側面衝突時に車体側部に入力される側面衝突荷重を車幅外方から受けた際に、潰れ変形するように、強度を設定されている。
また、図5、図6に示すように、後部リインホース114は、車幅外側部114A及びドア後側部114Bを構成する断面L字状のリインホースアウタ120と、車幅内側部114C及びドア前側部114Dを構成するリインホースインナ122とで構成されている。リインホースインナ122のドア前側端部には、ドア前側に略直角に折り曲がったフランジ部122Aが形成され、リインホースインナ122のドア後側端部には、支持手段としての脚部122Bが形成されている。脚部122Bは、リインホースインナ122のドア後側端部を車幅内方に略直角に折り曲げ、さらに先端側をドア後側に略直角に折り曲げることにより形成されている。
また、フランジ部122Aとリインホースアウタ120のドア前端部とが溶接等により結合され、脚部122Bとリインホースアウタ120の車幅内側端部とが溶接等により結合されることで、後部リインホース114が閉じ断面を形成している。
また、脚部122Bの先端側は、ドアインナパネル68のドア後側部に溶接等により結合されており、後部リインホース114は、車幅内側部114Cがドアインナパネル68のドア後側部から車幅外方へ離れた状態でドアインナパネル68のドア後側部に支持されている。
ここで、脚部122Bは、上述の脚部88B、92B、118Bと同様、車両の側面衝突時に車体側部に入力される側面衝突荷重を車幅外方から受けた際に、潰れ変形するように、強度を設定されている。
なお、インパクトビーム94のドア後側端部94Bに結合された取付ブラケット106は、後部リインホース114の車幅外側部114Aのドア上側部に結合され、インパクトビーム96のドア後側端部96Bに結合された取付ブラケット110は、後部リインホース114の車幅外側部114Aのドア下側部に結合されている。
ところで、図1、図4乃至図6に示すように、リアサイドドア34の断面内には、係合手段としてのラッチ140、142、144が配設されている。図4に示すように、ラッチ140は、ラッチ124、126と同様、L字状に折り曲げられた小片であり、一端側の取付部140Aを下部リインホース112の車幅内側部112Cのドア前後方向中央部に取付けられ、他端側の係合部140Bを車幅内側部112Cから車幅内方へ突出させている。
また、図5に示すように、ラッチ142は、ラッチ140と同様、L字状に折り曲げられた小片であり、一端側の取付部142Aを後部リインホース114の車幅内側部114Cのドア上側部に取付けられ、他端側の係合部142Bを車幅内側部114Cから車幅内方へ突出させている。
また、図6に示すように、ラッチ144は、ラッチ140、142と同様、L字状に折り曲げられた小片であり、一端側の取付部144Aを後部リインホース114の車幅内側部114Cのドア下側部に取付けられ、他端側の係合部144Bを車幅内側部114Cから車幅内方へ突出させている。
また、図4に示すように、ドアインナパネル68の凹部68Bには、上述の遮蔽128、130と同様の構成の遮蔽部146が、ラッチ140の係合部140Bと車幅方向に対向して形成されており、ラッチ140を遮蔽している。
また、図5、図6に示すように、ドアインナパネル68のドア後側部には、遮蔽146と同様の構成の遮蔽部148、150がそれぞれ、ラッチ142の係合部142B、ラッチ144の係合部144Bと車幅方向に対向して形成されており、遮蔽部148がラッチ142を遮蔽し、遮蔽部150がラッチ144を遮蔽している。
また、図4に示すように、ロッカリインホースアウタ42の凹部42Bには、ラッチ140の係合部140Bを挿入可能な被係合手段としての長穴152が、ラッチ140の係合部140Bと車幅方向に対向して形成されている。
また、図5、図6に示すように、リアピラーリインホースアウタ56の凹部56Bには、ラッチ142の係合部142Bを挿入可能な被係合手段としての長穴154が、ラッチ142の係合部142Bと車幅方向に対向して形成され、ラッチ144の係合部144Bを挿入可能な被係合手段としての長穴156が、ラッチ144の係合部144Bと車幅方向に対向して形成されている。
また、図4に示すように、ロッカアウタパネル36の凹部36Bには、上述の遮蔽136、138と同様の構成の遮蔽部158が、長穴152と車幅方向に対向して形成されており、長穴152を遮蔽している。
また、図5、図6に示すように、リアピラーアウタパネル50の凹部50Bには、遮蔽部158と同様の構成の遮蔽部160、162がそれぞれ、長穴154、156と車幅方向に対向して形成されており、遮蔽部160が長穴154を遮蔽し、遮蔽部162が長穴156を遮蔽している。
次に、本実施形態による作用について説明する。
図10に示すように、車両の側面衝突時に相手車両のバンパがフロントサイドドア26のドア下側部に衝突し、フロントサイドドア26のドア下側部に車幅外方からの荷重Pが入力されると、ドアアウタパネル44のドア下側部が車幅内方へ変形することによって、ドアリインホース76の下部リインホース82に車幅外方から荷重Pが入力される。下部リインホース82に入力された荷重Pは、下部リインホース82をドアインナパネル46の凹部46Bに支持する脚部88Bや、後部リインホース84をドアインナパネル46のドア後側部に支持する脚部92Bに作用し、脚部88B、92Bに潰れ変形を生じさせ、下部リインホース82及び後部リインホース84を車幅内方へ変位させる。
すると、下部リインホース82の車幅内側部82Cから車幅内方へ突出したラッチ124の係合部124Bが、ドアインナパネル46の凹部46Bに形成された遮蔽部128に当接して遮蔽部128を凹部46Bから破断させ、フロントサイドドア26の断面外へ突出する。
また、後部リインホース84の車幅内側部84Cから車幅内方へ突出したラッチ126の係合部126Bが、ドアインナパネル46のドア後端下部に形成された遮蔽部130に当接して遮蔽部130をドアインナパネル46のドア後端下部から破断させ、フロントサイドドア26の断面外へ突出する。
そして、フロントサイドドア26の断面内から車幅内方へ突出したラッチ124の係合部124Bは、ロッカアウタパネル36の凹部36Bに形成された遮蔽部136に当接して遮蔽部136を凹部36Bから破断させ、ロッカリインホースアウタ42の凹部42Bに形成された長穴132をロッカ22の断面外に露出させて、該長穴132内に進入する。
また、フロントサイドドア26の断面内から車幅内方へ突出したラッチ126の係合部126Bは、センターピラーアウタパネル58の凹部58Bに形成された遮蔽部138に当接して遮蔽部138を凹部58Bから破断させ、センターピラーリインホースアウタ64の凹部64Bに形成された長穴134をセンターピラー20の断面外へ露出させて、該長穴134内に進入する。
これによって、フロントサイドドア26のドア下端部がドア上側及び車室側に変位しようとした際には、ラッチ124の係合部124Bが長穴132に係合することで、フロントサイドドア26のドア下端部が、ドア上側及び車室側へ変位不能となる。
また、フロントサイドドア26のドア後端部がドア前側及び車室側に変位しようとした際には、ラッチ126の係合部126Bが長穴134に係合することで、フロントサイドドア26のドア後端部が、ドア前側及び車室側へ変位不能となる。
従って、フロントサイドドア26のドア下側部に入力された荷重Pによりフロントサイドドア26のドア下側部に局部的な変形が生じた場合でも、フロントサイドドア26のドア下端部がロッカ22から抜け、また、フロントサイドドア26のドア後端部が、センターピラー20から抜けることを防止でき、フロントサイドドア26が車室側へ侵入することを抑制できる。
また、図11に示すように、車両の側面衝突時に相手車両のバンパがフロントサイドドア26のドア後側部に衝突し、フロントサイドドア26のドア後側部に車幅外方からの荷重Pが入力されると、ドアアウタパネル44のドア後側部が車幅内方へ変形することによって、ドアリインホース76の後部リインホース84に車幅外方から荷重Pが入力される。後部リインホース84に入力された荷重Pは、後部リインホース84をドアインナパネル46のドア後側部に支持する脚部92Bや、下部リインホース82をドアインナパネル46のドア後側部に支持する脚部88Bに作用し、脚部92B、88Bに潰れ変形を生じさせ、後部リインホース84及び下部リインホース82を車幅内方へ変位させる。
すると、フロントサイドドア26のドア下側部に車幅外方から荷重Pが入力された時と同様に、ラッチ124の係合部124Bと長孔132、ラッチ126の係合部126Bと長孔134とがそれぞれ係合し、フロントサイドドア26のドア下端部が、ドア上側及び車室側へ変位不能となり、また、フロントサイドドア26のドア後端部が、ドア前側及び車室側へ変位不能となる。
従って、フロントサイドドア26のドア後側部に入力された荷重Pによりフロントサイドドア26のドア後側部に局部的な変形が生じた場合でも、フロントサイドドア26のドア後端部が、センターピラー20から抜け、また、フロントサイドドア26のドア下端部がロッカ22から抜けることを防止でき、フロントサイドドア26が車室側へ侵入することを抑制できる。
また、図12に示すように、車両の側面衝突時に相手車両のバンパがフロントサイドドア26のドア中央部(下部リインホース82よりドア上側及び後部リインホース84よりドア前側)に衝突し、フロントサイドドア26のドア中央部に車幅外方からの荷重Pが入力されると、ドアアウタパネル44のドア中央部が車幅内方へ変形することによって、インパクトビーム72に車幅外方から荷重Pが入力される。インパクトビーム72に入力された荷重Pは、インパクトビーム72のドア後側端部72Bから後部リインホース84に伝達され、後部リインホース84をドアインナパネル46のドア後側部に支持する脚部92Bや、下部リインホース82をドアインナパネル46のドア下側部に支持する脚部88Bに作用し、脚部92B、88Bに潰れ変形を生じさせ、後部リインホース84及び下部リインホース82を車幅内方へ変位させる。
すると、フロントサイドドア26のドア下側部やドア後側部に車幅外方から荷重Pが入力された時と同様に、ラッチ124の係合部124Bと長孔132、ラッチ126の係合部126Bと長孔134とがそれぞれ係合し、フロントサイドドア26のドア下端部が、ドア上側及び車室側へ変位不能となり、また、フロントサイドドア26のドア後端部が、ドア前側及び車室側へ変位不能となる。
従って、フロントサイドドア26のドア中央部に入力された荷重Pによりフロントサイドドア26に全体的な変形が生じた場合でも、フロントサイドドア26のドア下端部がロッカ22から抜け、また、フロントサイドドア26のドア後端部が、センターピラー20から抜けることを防止でき、フロントサイドドア26が車室側へ侵入することを抑制できる。
また、図13に示すように、車両の側面衝突時に相手車両のバンパがリアサイドドア34のドア下側部に衝突し、リアサイドドア34のドア下側部に車幅外方からの荷重Pが入力されると、ドアアウタパネル66のドア下側部が車幅内方へ変形することによって、ドアリインホース102の下部リインホース112に車幅外方から荷重Pが入力される。下部リインホース112に入力された荷重Pは、下部リインホース112をドアインナパネル68の凹部68Bに支持する脚部118Bや後部リインホース114をドアインナパネル46のドア後側部に支持する脚部122Bに作用し、脚部118B、122Bに潰れ変形を生じさせ、下部リインホース112及び後部リインホース114を車幅内方へ変位させる。
すると、下部リインホース112の車幅内側部112Cから車幅内方へ突出したラッチ140の係合部140Bが、ドアインナパネル68の凹部68Bに形成された遮蔽部146に当接して遮蔽部146を凹部68Bから破断させ、リアサイドドア34の断面外へ突出する。
また、後部リインホース114の車幅内側部114Cから車幅内方へ突出したラッチ142の係合部142Bが、ドアインナパネル68のドア後端下側部に形成された遮蔽部148に当接して遮蔽部148をドアインナパネル68のドア後端下側部から破断させ、リアサイドドア34の断面外へ突出する。
さらに、後部リインホース114の車幅内側部114Cから車幅内方へ突出したラッチ144の係合部144Bが、ドアインナパネル68のドア後端上側部に形成された遮蔽部150に当接して遮蔽部150をドアインナパネル68のドア後端上側部から破断させ、リアサイドドア34の断面外へ突出する。
そして、リアサイドドア34の断面内から車幅内方へ突出したラッチ140の係合部140Bは、ロッカアウタパネル36の凹部36Bに形成された遮蔽部158に当接して遮蔽部158を凹部36Bから破断させ、ロッカリインホースアウタ42の凹部42Bに形成された長穴152をロッカ22の断面外に露出させて、該長穴152内に進入する。
また、リアサイドドア34の断面内から車幅内方へ突出したラッチ142の係合部142Bは、リアピラーアウタパネル50の凹部50Bに形成された遮蔽部160に当接して遮蔽部160を凹部50Bから破断させ、リアピラーリインホースアウタ56の凹部56Bに形成された長穴154をリアピラー28の断面外へ露出させて、該長穴154内に進入する。
さらに、リアサイドドア34から車幅内方へ突出したラッチ144の係合部144Bは、リアピラーアウタパネル50の凹部50Bに形成された遮蔽部162に当接して遮蔽部162を凹部50Bから破断させ、リアピラーリインホースアウタ56の凹部56Bに形成された長穴156をリアピラー28の断面外へ露出させて、該長穴156内に進入する。
これによって、リアサイドドア34のドア下端部がドア上側及び車室側に変位しようとした際には、ラッチ140の係合部140Bが長穴152に係合することで、リアサイドドア34のドア下端部が、ドア上側及び車室側へ変位不能となる。
また、リアサイドドア34のドア後端部がドア前側及び車室側に変位しようとした際には、ラッチ142の係合部142Bが長穴154に係合し、また、ラッチ144の係合部144Bが長穴156に係合することで、リアサイドドア34のドア後端部が、ドア前側及び車室側へ変位不能となる。
従って、リアサイドドア34のドア下側部に入力された荷重Pによりリアサイドドア34のドア下側部に局部的な変形が生じた場合でも、リアサイドドア34のドア下端部がロッカ22から抜け、また、リアサイドドア34のドア後端部が、リアピラー28から抜けることを防止でき、リアサイドドア34が車室側へ侵入することを抑制できる。
また、図14に示すように、車両の側面衝突時に相手車両のバンパがリアサイドドア34のドア後側部に衝突し、リアサイドドア34のドア後側部に車幅外方からの荷重Pが入力されると、ドアアウタパネル66のドア後側部が車幅内方へ変形することによって、ドアリインホース102の後部リインホース114に車幅外方から荷重Pが入力される。後部リインホース114に入力された荷重Pは、後部リインホース114をドアインナパネル68のドア後側部に支持する脚部122Bや、下部リインホース82をドアインナパネル46のドア後側部に支持する脚部118Bに作用し、脚部122B、118Bに潰れ変形を生じさせ、後部リインホース114及び下部リインホース112を車幅内方へ変位させる。
すると、リアサイドドア34のドア下側部に車幅外方から荷重Pが入力された時と同様に、ラッチ140の係合部140Bと長孔152、ラッチ142の係合部142Bと長孔154、ラッチ144の係合部144Bと長孔156とが係合し、リアサイドドア34のドア下端部が、ドア上側及び車室側へ変位不能となり、また、リアサイドドア34のドア後端部が、ドア前側及び車室側へ変位不能となる。
従って、リアサイドドア34のドア後側部に入力された荷重Pによりリアサイドドア34のドア後側部に局部的な変形が生じた場合でも、リアサイドドア34のドア後端部がリアピラー28から抜け、また、リアサイドドア34のドア下端部がロッカ22から抜けることを防止でき、リアサイドドア34が車室側へ侵入することを抑制できる。
また、図15に示すように、車両の側面衝突時に相手車両のバンパがリアサイドドア34のドア中央部(下部リインホース112よりドア上側及び後部リインホース114よりドア前側)に衝突し、リアサイドドア34のドア中央部に車幅外方からの荷重Pが入力されると、ドアアウタパネル66のドア中央部が車幅内方へ変形することによって、インパクトビーム94、96に車幅外方から荷重Pが入力される。インパクトビーム94、96に入力された荷重Pは、インパクトビーム94のドア後側端部94B、インパクトビーム96のドア後側端部96Bから後部リインホース114に伝達され、後部リインホース114をドアインナパネル68のドア後側部に支持する脚部122Bや、下部リインホース112をドアインナパネル68のドア下側部に支持するフランジ部118Bに作用し、脚部122B、118Bに潰れ変形を生じさせ、後部リインホース114及び下部リインホース112を車幅内方へ変位させる。
すると、リアサイドドア34のドア下側部やドア後側部に車幅外方から荷重Pが入力された時と同様に、ラッチ140の係合部140Bと長孔152、ラッチ142の係合部142Bと長孔154、ラッチ144の係合部144Bと長孔156とが係合し、リアサイドドア34のドア下端部が、ドア上側及び車室側へ変位不能となり、また、リアサイドドア34のドア後端部が、ドア前側及び車室側へ変位不能となる。
従って、リアサイドドア34のドア中央部に入力された荷重Pによりリアサイドドア34に全体な変形が生じた場合でも、リアサイドドア34のドア下側部がロッカ22から抜け、また、リアサイドドア34のドア後端部がリアピラー28から抜けることを防止でき、リアサイドドア34が車室側へ侵入することを抑制できる。
以上、本実施形態によると、フロントサイドドア26やリアサイドドア34のドア上下方向及びドア前後方向の広範囲において、車幅外方からフロントサイドドア26やリアサイドドア34に入力される荷重Pをインパクトビーム72、94、96及びドアリインホース76、102によって受け止めてラッチ124、126、140、142、144に伝達させることができるので、フロントサイドドア26やリアサイドドア34への荷重Pの入力位置に関わらず、フロントサイドドア26やリアサイドドア34がフロントサイドドア開口部14やリアサイドドア開口部16の周縁部から外れて車室側へ侵入することを抑制することが可能となる。
また、ドアリインホース76、102が車幅内方へ変位していない通常状態では、ラッチ124、126、140、142、144及び長穴132、134、152、154、156がそれぞれ、遮蔽部128、130、146、148、150、136、138、158、160、162によって遮蔽されるので、フロントサイドドア26、リアサイドドア34の車幅内側及びフロントサイドドア開口部14の周縁部及びリアサイドドア開口16の周縁部の外観性を向上できる。
なお、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、本実施形態では、本発明の車両用ドア構造をヒンジにより開閉可能とされたサイドドアに適用したが、スライドドア等にも適用可能である。
また、本実施形態では、ドアリインホース76、102を、互いに溶接された断面L字状の2本の長尺板材によって形成したが、図16に示すように、ドアリインホース76、102(102は図示省略)を、アルミ等の押し出し材や樹脂成形品により構成しても良い。また、ラッチ124、126、140、142、144(124以外は図示省略)をドアリインホース76、102に溶接により固定することは必須ではなく、図16に示すボルト200やリベット等により固定しても良い。さらに、ドアリインホース76、102をドアインナパネル46、68に固定する脚部88B、92B、118B、122B(88B以外は図示省略)を、ドアリインホース76、102と一体で形成することは必須ではなく、ドアリインホース76、102とは別部品として、図16に示すリベット202やボルト等によりドアリインホース76、102に固定しても良い。
また、本実施形態では、ラッチ124、126、140、142、144をフロントサイドドア26又はリアサイドドア34の断面内に配設し、長穴132、134、152、154、156をフロントサイドドア開口部14又はリアサイドドア開口部16の周縁部に配設したが、ラッチ124、126、140、142、144をフロントサイドドア開口部14又はリアサイドドア開口部16の周縁部の断面内に配設し、長穴132、134、152、154、156をフロントサイドドア26又はリアサイドドア34に配設しても良い。
また、本実施形態では、ドアリインホース76の後部リインホース82をフロントサイドドア26のドア下側部分のドア後端部の全域に配設し、ドアリインホース102の後部リインホース114をリアサイドドア34のドア下側部分のドア後端部の全域に配設した。しかし、フロントサイドドア26のドア下側部分のドア後端上部はロック機構によりセンターピラー20に固定されていることから、車両の側面衝突時にも変形し難く、また、リアサイドドア34のドア下側部分のドア後端上部はロック機構によりリアピラー28に固定されていることから、車両の側面衝突時にも変形し難くなっているので、後部リインホース82、114は、ロック機構のドア下側に配設されていれば良い。
また、フロントサイドドア26のドア下側部分のドア前端上部及び下部がヒンジ24によりフロントピラー18に支持され、また、リアサイドドア34のドア下側部分のドア前端上部及び下部がヒンジ32によりセンターピラー20に支持されていることから、車両の側面衝突時にも、フロントサイドドア26のドア下側部分のドア前端部及びリアサイドドア34のドア前端部は変形し難くなっている。また、フロントサイドドア26のドア下側部分のドア上端部の両側が、ヒンジ24、ロック機構によりフロントサイドドア開口部14の両側に固定され、リアサイドドア34のドア下側部分のドア上端部の両側が、ヒンジ32、ロック機構によりリアサイドドア開口部16の両側に固定されており、さらに、フロントサイドドア26のドア下側部分のドア上端部、リアサイドドア34のドア下側部分のドア上端部には、それぞれ、ベルトラインリインホース74、98が配設されていることから、車両の側面衝突時にも、フロントサイドドア26のドア上端部及びリアサイドドア34のドア上端部は変形し難くなっている。
このため、本実施形態のように、ドアリインホース76、102はそれぞれ、フロントサイドドア26のドア下側部分のドア下側部及びドア後側部、リアサイドドア34のドア下側部分のドア下側部及びドア後側部に配設されていれば良い。
また、本実施形態では、ドアリインホース76、102をそれぞれドアインナパネル46、68に結合したが、ドアアウタパネル44、66の外面下部にカバーが取付けられている場合等はドアアウタパネル44、66に結合することも可能である。さらに、ラッチ124、126、140、142、144と長穴132、134、152、154、156を遮蔽することは必須ではない。
本発明の車両用ドア構造の一実施形態を示す概略側面図である。 図1の2−2断面図である。 図1の3−3断面図である。 図1の4−4側面図である。 図1の5−5断面図である。 図1の6−6断面図である。 本発明の車両用ドア構造の変形例を示す断面図である。 (A)、(B)は、本発明の車両用ドア構造に備えられた遮蔽部を拡大して示す側面図である。 (A)、(B)は、本発明の車両用ドア構造に備えられた遮蔽部を拡大して示す側面図である。 車両の側面衝突時の図1の2−2断面図である。 車両の側面衝突時の図1の3−3断面図である。 車両の側面衝突時の図1の3−3断面図である。 車両の側面衝突時の図1の4−4断面図である。 車両の側面衝突時の図1の5−5断面図である。 車両の側面衝突時の図1の5−5断面図である。 本発明の車両用ドア構造の変形例を示す断面図である。
符号の説明
12 サイメンアウタ(ドア開口周縁部)
14 フロントサイドドア開口部(ドア開口)
16 リアサイドドア開口部(ドア開口)
26 フロントサイドドア(ドア)
34 リアサイドドア(ドア)
72 インパクトビーム(荷重伝達部材)
76 ドアリインホース(荷重受け部材)
88B 脚部(支持部材)
92B 脚部(支持部材)
118B 脚部(支持部材)
122B 脚部(支持部材)
124 ラッチ(係合手段)
126 ラッチ(係合手段)
128 遮蔽部
128A スリット
130 遮蔽部
130A スリット
132 長穴(被係合手段)
134 長穴(被係合手段)
136 遮蔽部
136A スリット
138 遮蔽部
138A スリット
140 ラッチ(係合手段)
142 ラッチ(係合手段)
144 ラッチ(係合手段)
146 遮蔽部
148 遮蔽部
150 遮蔽部
152 長穴(被係合手段)
154 長穴(被係合手段)
156 長穴(被係合手段)
158 遮蔽部
160 遮蔽部
162 遮蔽部
H 穴

Claims (6)

  1. 車両用のドアの外周内部に配設され、車幅外方から受けた荷重により車幅内方へ変位する荷重受け部材と、
    前記ドア内の前後方向に延在し、車幅外方から受けた荷重を前記荷重受け部材に伝達する荷重伝達手段と、
    前記ドア及び前記ドアにより開閉されるドア開口周縁部の何れか一方の断面内に配設され、車幅内方へ変位した前記荷重受け部材により、前記ドア及び前記ドア開口周縁部の何れか一方の断面外へ突出される係合手段と、
    前記ドア及び前記ドア開口周縁部の何れか他方に配設され、前記ドア及び前記ドア開口周縁部の何れか一方の断面外へ突出した係合手段が係合する被係合手段と、
    を有することを特徴とする車両用ドア構造。
  2. 前記荷重受け部材は、前記ドアの下端部及び後端部に沿って配設されており、
    前記係合手段及び前記被係合手段の何れか一方は、前記ドアの下端部及び後端部に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用ドア構造。
  3. 前記ドアの車幅内側部を構成するドアインナパネルに前記荷重受け部材を支持し、車幅外方から前記荷重受け部材に入力された荷重により車幅方向に潰れ変形する支持部材を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用ドア構造。
  4. 前記支持部材に穴を空けたことを特徴とする請求項3に記載の車両用ドア構造。
  5. 前記ドア及び前記ドア開口周縁部の少なくとも一方に設けられ、前記荷重受け部材が車幅内方へ変位していない状態では、前記係合手段及び前記被係合手段の少なくとも一方を遮蔽し、前記荷重受け部材が車幅内方へ変位した際に前記係合手段により破断される遮蔽部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の車両用ドア構造。
  6. 前記遮蔽部の周囲にスリットが形成されていることを特徴とする請求項5に記載の車両用ドア構造。
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