JP2008105295A - 樹脂成形用金型 - Google Patents

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Abstract

【課題】樹脂の成形において温度制御に用いる温度センサーを備えた樹脂成形用金型は、その温度センサーが受熱板とホルダーの常時接触に起因する熱の授受により、ホルダーに熱が蓄積され、ホルダー温度によってなる温度を計測することとなり、樹脂温度を精度良く計測することが困難であったことにより、精度良い樹脂成形が難しかった。
【解決手段】本発明の樹脂成形用金型は、受熱板1と受圧部品6に隙間4を有し、一定樹脂圧以下時に受熱板1が平面化し、受熱板1と受圧部品6の熱の授受がなくなる温度センサーを備えた構造を有することから、樹脂成形においての樹脂の温度を高精度に測定しながら樹脂成形することが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、樹脂成形圧力がかかっている樹脂材料の温度を測定する温度センサーを備えた樹脂成形用金型の構造に関する。
近年、熱可塑結晶性樹脂を用いて、高精度、高強度、高品位外観を有する成形品を、成形サイクルを短縮しつつ高歩留まりで生産する要求が高まっている。
成形機のシリンダ内で溶融点以上に可塑化溶融した熱可塑結晶性樹脂を、金型キャビティ内に射出・充填し、結晶化温度に一定時間保持した後、ガラス転移点温度以下に降温して賦形する射出成形において、前記の要求を満足して成形品を得る方法としては、次の方法が知られている。それは、温度センサーにより測定された金型の温度をフィードバックし、成形機シリンダに関してはバンドヒーターを用い、金型については温調機器を用いて、成形機シリンダ内の樹脂材料温度や金型内の樹脂材料温度を都度上昇・降下させ、樹脂の流動と固化の状態を最適に変化させている方法である。この成形方法において、成形機シリンダ温度の温度測定や金型の温度の測定に用いられる温度センサーとしては、熱電対を用いたものが多く使用されている。
従来、金型温度を測定する温度センサーの設置位置は、図3に示すように温度センサー31の感温部が固定側金型32と移動側金型33により形成されたキャビティ34から3〜10mmほど離れた、固定側金型32や移動側金型33の内部にあった。この結果、温度測定はキャビティ34に充填された樹脂材料から固定側金型32や移動側金型33に熱伝達され、さらに固定側金型32や移動側金型33の熱伝導により変化する金型の温度を測定していた。
また、成形機シリンダの温度を測定する温度センサーの設置位置は、温度センサーの感温部がシリンダ筒とスクリューにより形成された混練空間から3〜10mm離れた、成形機シリンダ筒の内部となるようにされた。この結果、混練空間に充填された樹脂材料から成形機シリンダ筒に熱伝達され、さらに成形機シリンダ筒の熱伝導により変化する成形機シリンダ筒の温度を測定していた。以上のことから、金型内部や成形機シリンダ筒内部に設置された温度センサーには直接成形圧力が負荷しないことから、温度センサーの破損を防止することができた。
ところが、成形機シリンダ筒内部に温度センサーを設置し、成形機シリンダ筒の温度を測定する方法では、成形機シリンダ筒の外周に設置されたバンドヒーターを通電し、成形機シリンダ壁を通じて熱可塑結晶性樹脂を昇温する際に、射出シリンダ壁温度と射出シリンダ内で昇温される熱可塑結晶性樹脂温度の測定値に、熱伝播の到達における時間差が生じるとともに、成形機シリンダ温度が樹脂温度より高い温度を示すこととなっていた。
逆に、熱可塑結晶性樹脂温度を降温する際には、熱可塑結晶性樹脂の持つ熱を成形機シリンダを通じ大気中に放熱することが必要となり、成形機シリンダ温度が樹脂温度より低い温度を示すこととなっていた。
また、金型内部に温度センサーを設置し、金型温度を測定する方法では、キャビティに熱可塑結晶性樹脂が充填され、その熱可塑結晶性樹脂から金型への熱伝播に伴う時間差が生じるとともに、熱伝達を通して温度が降下し、熱可塑結晶性樹脂の平均温度が金型温度より高い温度を示すことになる。
この結果、温度センサーが感知した温度に基づいてフィードバックをかけ、成形機シリンダ筒の外周に設置されたバンドヒーターの電気の入り切りや金型内に設置された電気式ヒーターや冷温水に代表される加熱・冷却手段により、シリンダや金型の温度を変化させた場合、熱可塑結晶性樹脂を過熱や過冷することとなり、樹脂温度を高精度に制御することが困難となっていた。
この解決策として、直接樹脂材料に接触しつつ熱可塑結晶性樹脂温度を測定するための耐圧力を考慮した温度センサーを備えた樹脂成形用金型としては、外表面に熱電対を溶着した平板状の受熱板とホルダーと受熱板に接した熱伝導性の低い受圧板などからなる基本構成を有する温度センサーを備えた樹脂成形用金型がある(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−285701号公報
しかしながらこの温度センサーを備えた樹脂成形用金型は、熱可塑結晶性樹脂温度をできる限り時間的な遅れを発生させずに測定するために平板状受熱板を薄くする事が求められているが、この薄い平板状受熱板に熱可塑結晶性樹脂の充填圧力が負荷された場合、平板状受熱板が塑性変形を起こす恐れがあるため平板状受熱板と熱伝導率の低い受圧板を常時当接した構造としており、受熱板の塑性変形を防止するための工夫が施されている温度センサーを備えている。
しかし一方では、熱可塑結晶性樹脂から平板状受熱板を通して伝搬された熱が、熱伝導率の低い受圧板に蓄積することとなり、成形プロセスが繰り返される間に熱伝導率の低い受圧板の温度が熱可塑結晶性樹脂温度のガラス転移点温度以上に高くなる。この熱伝導率の低い受圧板から伝わる熱により平板状の受熱板温度がガラス転移点温度以上に高くなってしまうことが発生し、金型の温度センサー設置箇所に接している熱可塑結晶性樹脂の温度と、金型の温度センサーを設置しない箇所に接している熱可塑結晶性樹脂の温度の差が拡大することとなる。このように、一般的な製品においては、温度センサーの設置面積に比較して、十分に広い非設置面積に接している熱可塑結晶性樹脂の温度を実際の温度通りに高精度に測定することが困難となる課題があった。
上記目的を達成するために、本発明の樹脂成形用金型は、温度センサーを備えた移動側金型と、固定側金型と、前記移動側金型と前記固定側金型により形成されたキャビティに溶融された樹脂を注入する注入口を備えた樹脂成形用金型であって、前記温度センサーは、熱電対と、一方の面が前記移動側金型のキャビティを形成する構成面の一部となり、他方の面に前記熱電対が接触された受熱板と、前記受熱板の前記他方の面の周縁と一体となる筒状のホルダーと、フランジの一部分が前記ホルダーの段状内面に接触し、中央に前記熱電対のリード線を通す貫通穴を有する受圧部品とで構成され、前記受熱板の他方の面と前記受圧部品との間に隙間を設け、前記ホルダーと前記受圧部品との間に前記隙間と連通した隙間を設けたことを特徴とする。
また、本発明の樹脂成形用金型は、温度センサーを備えた移動側金型と、固定側金型と、前記移動側金型と前記固定側金型により形成されたキャビティに溶融された樹脂を注入する注入口を備えた樹脂成形用金型であって、前記温度センサーは、熱電対と、一方の面が前記移動側金型のキャビティを形成する構成面の一部となり、他方の面に前記熱電対が接触された受熱板と、前記受熱板の前記他方の面の周縁と接合された筒状のホルダーと、
フランジの一部分が前記ホルダーの段状内面に接触し、中央に前記熱電対のリード線を通す貫通穴を有する受圧部品とで構成され、前記受熱板の他方の面と前記受圧部品との間に隙間を設け、前記ホルダーと前記受圧部品との間に前記隙間と連通した隙間を設けたことを特徴とする。
本発明の樹脂成形用金型によれば、成形プロセスが繰り返される熱可塑結晶性樹脂成形の高圧下で、温度センサーを破損することなく、熱可塑結晶性樹脂に直接接触させる事を可能とする温度センサーを金型に備えており、受熱板、受圧部品の温度を熱可塑結晶性樹脂がキャビティに充填される前に、温度センサーを設置する周囲の金型温度にほぼ同温以下に繰り返し保持することを可能とすることから、長期にわたり、高精度に熱可塑結晶性樹脂の温度を測定することを可能とする。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における、温度センサーを備えた樹脂成形用金型の断面図である。
平面の一部が凹凸形状を有するφ8mm、厚み0.3mmの円板状をなすステンレス鋼製の受熱板1と、受熱板1の中央付近で結合された熱電対2と、受熱板1の周縁で溶接により接合された筒状形状を有する厚み1mmの円柱状のホルダー3と、受熱板1と0.2mmの距離を隔てる隙間4を有しなおかつフランジの一部分がホルダー3の段状内面の平面部に接触し、中央に熱電対2のリード線を通す貫通穴5を有するポリイミド樹脂製の円柱状の受圧部品6から温度センサー7は構成されており、受熱板1に接触する熱可塑結晶性樹脂の温度は、受熱板1を伝播して受熱板1に溶着された熱電対2により測定することができる。
また、受熱板1は熱可塑結晶性樹脂の成形圧力により受圧部品6に接するまで受圧部品の方向に撓み、熱可塑結晶性樹脂の成形圧力が小さくなることにより平板に戻ることができる。
ここで使用する受熱板1は、平板状でも良いが、図2に示したように平面の一部を凹凸形状にすることによりばね性を有することができる。また受熱板1は、厚み0.1mm以上0.5mm以下が熱の応答性を良くするために適しており、厚みが0.1mmより薄い場合は、充填圧力による大きな塑性変形が起こるあるいは受熱板1が破断し、また厚みが0.5mmより厚い場合は、受熱板1の裏面に溶着された熱電対2に熱が伝わる時間を多く必要とすることにより熱の応答性が好ましくない。
また、受熱板1と受圧部品6との隙間4は、0.05mm以上1.0mm以下が適しており、0.05mmより狭い隙間の場合では、小さな成形圧力であっても受熱板1が常時受圧部品6に接触することになり、受圧部品6の放熱を妨げ、1.0mmより広い隙間の場合では、受熱板1に大きな成形圧力がかかった時に塑性変形し、元の受熱板1の形状に戻らなくなる。
また、受圧部品6の材質は、受熱板1のステンレス鋼の熱伝導率より小さな熱伝導率であるポリイミド樹脂を選択し、受圧部品6の放熱を促進するものとした。
更に、受熱板1およびホルダー3と、受圧部品6との間には、連通する隙間8が構成され、受圧部品6のフランジ部分に設けられた切り欠き9を通じ、この隙間8に対する空気の供給・排出ができる。移動側金型10には、移動側金型10の外壁から、受圧部品6のフランジ部分に設けられた切り欠き9に連通する2個の穴11が設けられており、空気を移動側金型10の一方の穴11から供給し、温度センサー7の内部に形成されている隙間8内を通過させ、移動側金型10の他方の穴11に排出することができる。
以下、熱可塑結晶性樹脂の射出成形において、固定側金型12と移動側金型10により形成されたキャビティ13内に熱可塑結晶性樹脂を注入口15から充填して、その温度を温度センサー7を用いて測定した詳細について説明する。
移動側金型10に設置された温度センサー7の近傍で樹脂流動の上流箇所には、あらかじめ充填圧力を測定する圧力ゲージ14を設置している。
成形機のシリンダ温度を200℃に設定して、溶融した熱可塑結晶性樹脂を、射出成形機で充填圧力が400kg/cm2付近になるように、キャビティ13に注入口15から充填した。キャビティ13に熱可塑結晶性樹脂が充填されてきたことが、圧力ゲージ14で感知されるとほぼ同時に、温度センサー7が熱可塑結晶性樹脂の温度を感知し、瞬時にほぼ200℃を指示した。このキャビティ13において熱可塑結晶性樹脂に付加されている充填圧力により、受熱板1は受圧部品6に接触し保持されるまで撓むとともに、熱可塑結晶性樹脂が保有する熱が受熱板1を通じ受圧部品6に伝わった。
この後、金型温調機から流す水量と水温を制御し、移動側金型10の壁面や固定側金型12の壁面を通じて、熱可塑結晶性樹脂の温度を低下させ、結晶化温度110℃付近に結晶化完了時間約90秒保持した後、ガラス転移温度以下の50℃に低下させ、賦形された熱可塑結晶性樹脂成形品を取出した。また、温度センサー7が、熱可塑結晶性樹脂の温度を充填時の温度以下ガラス転移点温度以上を示す間に於いて、充填圧力の解除や賦形された熱可塑結晶性樹脂の収縮に伴い、受熱板1の撓みは少なくなり、受圧部品6から離れた。50℃を示していた温度センサー7は、熱可塑結晶性樹脂成形品取出し以後に、熱可塑結晶性樹脂から受熱板1を通じて伝わり受圧部品6に蓄えられた熱が、隙間4を通じて、受熱板1や受熱板1に溶着された熱電対2に輻射熱として伝わり、数分間に亘り温度上昇を示した。この成形プロセスを繰り返すと、受圧部品6は受熱板1を通じて蓄熱する熱量が、受圧部品6が移動側金型10を通じて放熱する熱量を上回り、受圧部品6の温度は蓄熱と放熱が均衡する温度と考えられる90℃以上を示し、キャビティ13に充填される熱可塑結晶性樹脂温度との差が少なくなった。それとともに、熱可塑結晶性樹脂を射出成形機でキャビティ13に充填した後、温度センサー7が50℃を示すまでの時間が、受圧部品6から受熱板1への熱伝達の影響を受けたと考えられるように、長くなった。
一方、熱可塑結晶性樹脂をキャビティ13へ充填する条件や金型温調機からの水量の条件を変えず、熱可塑結晶性樹脂の温度が結晶化温度以下に下がり始めた時点から、移動側金型10に設けた温度センサー7に通じるそれぞれが穴径5mmの2つの穴11の一方から、温度20℃の空気を流量1〜5リットル/分の条件で調節しつつ供給し、他方の孔から温度センサー7内の隙間8を流通してきた空気を排出することにより、受圧部品6の蓄熱を排除しつつ、受熱板1に溶着された温度センサー7が安定して50℃を示すように条件を変更した。
この結果、成形プロセスを繰り返した場合でも、温度センサー7は、賦形された熱可塑結晶性樹脂成形品を取出した後に、上昇温度を示すことがないと共に、熱可塑結晶性樹脂をキャビティ13に充填した後に、結晶化温度に低下する時間も一定となった。
一方、成形プロセスを繰り返したが、受熱板1と受圧部品6の距離を0.2mmにおいても、温度センサー7の受熱板1は、塑性変形することなく、温度を感知し続けた。
なお、上述の実施の形態では、温度センサー7の構成において、受熱板1とホルダー3を溶接にて一体構成としているが、接合していても良い。
また、受圧部品6に熱電対を溶着やほかの方法で設置して、受圧部品の温度を測定することにより、移動側金型10に設けられた2つの穴を用いて入出する流体の温度や量を制御しても良い。
また、受圧部品6の一部が、受熱板1と接する構造でも良い。この場合、受圧部品6から受熱板1へ伝わる熱が、測定される温度への影響を及ぼさない程度とする。
また、樹脂材料は、熱可塑非晶性樹脂や熱硬化性樹脂でも良い。
以上のように、受熱板と受圧部品の間に隙間を有し、耐成形圧性を有する温度センサーと、空気を温度センサーに流通できる本発明による樹脂成形用金型構造とにより、樹脂に直接接触して、樹脂温度を精度高く感知する温度センサーを備えることで、樹脂の温度を高精度に制御し樹脂を成形することができる。
本発明による樹脂成形用金型は、耐圧性を有し、高精度で温度を感知することができる温度センサーを備えていることから、樹脂の温度を高精度に制御し樹脂を成形することに有効である。
本発明の実施の形態1における温度センサーを備えた樹脂成形用金型の断面図 受熱板の断面図 従来技術における温度センサーを移動側金型に設置した断面図
符号の説明
1 受熱板
2 熱電対
3 ホルダー
4 隙間
5 貫通穴
6 受圧部品
7 温度センサー
8 隙間
9 切り欠き
10 移動側金型
11 穴
12 固定側金型
13 キャビティ
14 圧力ゲージ
15 注入口

Claims (5)

  1. 温度センサーを備えた移動側金型と、固定側金型と、前記移動側金型と前記固定側金型により形成されたキャビティに溶融された樹脂を注入する注入口を備えた樹脂成形用金型であって、
    前記温度センサーは、
    熱電対と、
    一方の面が前記移動側金型のキャビティを形成する構成面の一部となり、他方の面に前記熱電対が接触された受熱板と、
    前記受熱板の前記他方の面の周縁と一体となる筒状のホルダーと、
    フランジの一部分が前記ホルダーの段状内面に接触し、中央に前記熱電対のリード線を通す貫通穴を有する受圧部品とで構成され、
    前記受熱板の他方の面と前記受圧部品との間に隙間を設け、前記ホルダーと前記受圧部品との間に前記隙間と連通した隙間を設けたことを特徴とする樹脂成形用金型。
  2. 温度センサーを備えた移動側金型と、固定側金型と、前記移動側金型と前記固定側金型により形成されたキャビティに溶融された樹脂を注入する注入口を備えた樹脂成形用金型であって、
    前記温度センサーは、
    熱電対と、
    一方の面が前記移動側金型のキャビティを形成する構成面の一部となり、他方の面に前記熱電対が接触された受熱板と、
    前記受熱板の前記他方の面の周縁と接合された筒状のホルダーと、
    フランジの一部分が前記ホルダーの段状内面に接触し、中央に前記熱電対のリード線を通す貫通穴を有する受圧部品とで構成され、
    前記受熱板の他方の面と前記受圧部品との間に隙間を設け、前記ホルダーと前記受圧部品との間に前記隙間と連通した隙間を設けたことを特徴とする樹脂成形用金型。
  3. 前記温度センサーの前記ホルダーと前記受圧部品との隙間に、連通する吸気用と排気用の穴を前記移動側金型に有することを特徴とする請求項1または2に記載の樹脂成形用金型。
  4. 前記受熱板の他方の面と前記受圧部品との隙間が、0.05mm以上1.0mm以下であることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の樹脂成形用金型。
  5. 前記温度センサーの前記受熱板と前記ホルダーの材質がステンレス鋼であり、
    前記受圧部品の材質がステンレス鋼以下の熱伝導率を有する材質であることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の樹脂成形用金型。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107097392A (zh) * 2017-06-13 2017-08-29 苏州艾盾合金材料有限公司 一种高精度测温挤出机内衬套及其生产工艺
WO2024048252A1 (ja) * 2022-09-02 2024-03-07 Toto株式会社 耐傷性及び耐久性に優れた樹脂成型部材
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