JP2008105069A - 順送り金型および打ち抜き方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体用リードフレームの打ち抜き工程において、打痕などの原因となるカス上りを生じさせない順送り金型および打ち抜き方法を提供する。
【解決手段】ダイ3とサイドカットパンチ2が、金属条材に第一切り欠き部4aを打ち抜く第一の切刃部2a,3aと、第二切り欠き部4bを打ち抜く第二の切刃部2b,3bと、第一切り欠き部4aと第二切り欠き部4bとの間で金属条材1に新たな端面4cを打ち抜く第三の切刃部2c,3cと、第四の切刃部2d,3dを備え、第四の切刃部2d,3dは金属条材1の搬送方向において対向して存在し、双方の第四の切刃部2d,3dの相互間が第三の切刃部2c,3cの側よりも第一の切刃部2a,3aの側および第二の切刃部2b,3bの側ほど狭く形成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、金属条材から半導体用リードフレームを抜く順送り金型のサイドカットパンチとダイの技術に係り、特に打ち抜きの際に発生するカス上がり、それに伴う打痕などの不具合防止に関するものである。
金属条材を金型で打ち抜き加工して半導体装置用リードフレームを形成する技術としては、特許文献1に開示するものがある。これは、金型による打ち抜き加工に際してバリが発生することを防止し、後工程での半導体装置用リードフレームの搬送に際してバリが障害となる不具合を防止するものである。
図2(a)、(b)は従来の打ち抜き方法を示した正面図である。順送り金型による打ち抜き加工では、図2(a)に示す前工程において、金属条材101をダイ111の上に載置し、サイドカットパンチ102を金属条材101に押し当て、サイドカットパンチ102で金属条材101をダイ111の内側へ打ち抜くことにより、金属条材101の側辺部に切り欠き部後半103と縁104と切り欠き部前半105を形成する。
次に、図2(b)に示すように、X方向に沿って紙面上の左手方向に金属条材101を所定量だけ搬送し、後工程において、再びサイドカットパンチ102を金属条材101に押し当て、サイドカットパンチ102で金属条材101をダイ111の内側へ打ち抜くことにより、金属条材101の側辺部に切り欠き部後半103‘と縁104’と切り欠き部前半105‘を形成する。
この後工程の操作によって、先の前工程の操作で形成した切り欠き部前半105の部位に切り欠き部後半103’を重ねて打ち抜き加工して切り欠き部106を形成し、切り欠き部106の窪んだ部分にバリ107を形成する。
上述の工程を繰返すことで、金属条材101に残った部分がリードフレーム108となる。この際に、打ち抜き落とされる部分が一般的に「カス」と称されている。
特開2003−297992号公報
しかし、上述した従来の半導体リードフレームの順送り金型、及びその打ち抜き方法では、図2(a)に示すように、ダイ切刃109がX方向(リードフレームの搬送方向)の前後両側に存在し、このダイ切刃109により抜きカスがX方向(リードフレームの搬送方向)において位置規制される。しかし、図2(b)に示すように、Y方向(リードフレームの搬送方向と交差する方向)においては、紙面における下方側にしかダイ切刃109が存在せず、抜きカスがY方向(リードフレームの搬送方向と交差する方向)の片側でしか位置規制されていない。このため、Y方向(リードフレームの搬送方向と交差する方向)のダイ切刃109の存在しない方向へ移動することを許すことになり、材料のダイ切刃109への食いつきが弱くなる。
また、打ち抜かれた「カス」に対して規制が働かずに「カス」がサイドカットパンチ102の先端に付着したり、ダイ111上に載り上がったりする「カス上がり」と称される現象が発生し、リードフレームの打痕不良の原因になるという課題があった。
さらに、従来のサイドカットパンチで打ち抜き作業を繰り返し行なうと、ダイ切刃部109とサイドカットパンチ102の先端切刃部とのクリアランスが摩耗や破損により拡大し、上述した現象が顕著になる。
また、「カス上り」を防止するために抜き「カス」を弾き落とす機構を設けることも考えられているが、サイドカットの幅を大きく取る必要があり、材料の利用率が低下してコストアップに繋がる。
本発明は従来の課題を解決するものであり、半導体用リードフレームの打ち抜き工程において、打痕などの原因となるカス上りを生じさせない順送り金型および打ち抜き方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の順送り金型は、ダイとサイドカットパンチで金属条材の側辺部を搬送方向に沿って繰り返し打ち抜く順送り金型であって、ダイとサイドカットパンチのそれぞれが、金属条材に第一切り欠き部を打ち抜く第一の切刃部と、金属条材の搬送方向において所定距離を隔てた位置に第二切り欠き部を打ち抜く第二の切刃部と、第一切り欠き部と第二切り欠き部との間で金属条材に新たな端面を打ち抜く第三の切刃部と、第一の切刃部と第三の切刃部の間および第二の切刃部と第三の切刃部の間をつなぐ第四の切刃部とを備え、第四の切刃部は金属条材の搬送方向において対向して存在し、双方の第四の切刃部の相互間が第三の切刃部側よりも第一の切刃部側および第二の切刃部側ほど狭く形成されたことを特徴とする。
本発明のサイドカットパンチは、金属条材の側辺部を搬送方向に沿って繰り返し打ち抜く順送り金型のサイドカットパンチであって、金属条材に第一切り欠き部を打ち抜く第一の切刃部と、金属条材の搬送方向において所定距離を隔てた位置に第二切り欠き部を打ち抜く第二の切刃部と、第一切り欠き部と第二切り欠き部との間で金属条材に新たな端面を打ち抜く第三の切刃部と、第一の切刃部と第三の切刃部の間および第二の切刃部と第三の切刃部の間をつなぐ第四の切刃部とを備え、第四の切刃部は金属条材の搬送方向において対向して存在し、双方の第四の切刃部の相互間が第三の切刃部側よりも第一の切刃部側および第二の切刃部側ほど狭く形成されたことを特徴とする。
本発明のダイは、金属条材の側辺部を搬送方向に沿って繰り返し打ち抜く順送り金型のダイであって、金属条材に第一切り欠き部を打ち抜く第一の切刃部と、金属条材の搬送方向において所定距離を隔てた位置に第二切り欠き部を打ち抜く第二の切刃部と、第一切り欠き部と第二切り欠き部との間で金属条材に新たな端面を打ち抜く第三の切刃部と、第一の切刃部と第三の切刃部の間および第二の切刃部と第三の切刃部の間をつなぐ第四の切刃部とを備え、第四の切刃部は金属条材の搬送方向において対向して存在し、双方の第四の切刃部の相互間が第三の切刃部側よりも第一の切刃部側および第二の切刃部側ほど狭く形成されたことを特徴とする。
本発明の打ち抜き方法は、ダイとサイドカットパンチを備えた順送り金型で金属条材の側辺部を搬送方向に沿って繰り返し打ち抜いて半導体装置用リードフレームを形成する打ち抜き方法であって、ダイとサイドカットパンチの少なくとも何れか一方が、金属条材に第一切り欠き部を打ち抜く第一の切刃部と、金属条材の搬送方向において所定距離を隔てた位置に第二切り欠き部を打ち抜く第二の切刃部と、第一切り欠き部と第二切り欠き部との間で金属条材に新たな端面を打ち抜く第三の切刃部と、第一の切刃部と第三の切刃部の間および第二の切刃部と第三の切刃部の間をつなぐ第四の切刃部とを備え、第四の切刃部は金属条材の搬送方向において対向して存在し、双方の第四の切刃部の相互間が第三の切刃部側よりも第一の切刃部側および第二の切刃部側ほど狭く形成されてなり、打ち抜き工程において、金属条材の搬送方向において所定距離を隔てた位置に第一切り欠き部および第二切り欠き部と、第一切り欠き部と第二切り欠き部の間をつなぐ新たな端面とをサイドカットパンチで同時に打ち抜き、搬送工程で金属条材を所定距離ずつ搬送し、打ち抜き工程と搬送工程を交互に繰り返し行うことを特徴とする。
また、打ち抜き工程と搬送工程を交互に繰り返し行い、先の打ち抜き工程で金属条材の側辺部に形成した第一切り欠き部に、新たに行なう打ち抜き工程で第二切り欠き部を重ねて成形して目標切り欠き部となすことを特徴とする。
本発明によれば、順送り金型のダイとサイドカットパンチの少なくとも何れか一方が、第四の切刃部は金属条材の搬送方向において対向する第四の切刃部を備え、双方の第四の切刃部の相互間が第三の切刃部側よりも第一の切刃部側および第二の切刃部側ほど狭く、すなわち切り込み深さ方向において金属条材の側辺部から離れるほどに狭くなることにより、ダイとサイドカットパンチの少なくとも何れかが金属条材から打ち抜く抜きカスを金属条材の搬送方向の両側位置および切り込み深さ方向の両側位置において規制することができる。
よって、抜きカスがダイ切刃に食いつくことで生じるカス上りが発生せず、それによって打痕の発生が減少する。さらには、抜きカス弾き落とし機構を設置する必要もなくなり、打ち抜くリードフレームの幅を縮小することが出来るので材料の利用率が向上する。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1(a)は本発明の実施の形態におけるサイドカットパンチの正面図であり、図1(b)は図1(a)のサイドカットパンチと共に用いるダイの正面図であり、図1(c)、(d)は図1(a)のサイドカットパンチと図1(b)のダイを用いた打ち抜き工程を示した正面図である。
図1において、金属条材1を打ち抜くサイドカットパンチ2は、第一切刃部2aと第二切刃部2bと第三切刃部2cと第四切刃部2dを備えている。第一切刃部2aは金属条材1に第一切り欠き部4aを打ち抜き、第二切刃部2bは金属条材1の搬送方向(X方向)において第一切り欠き部4aから所定距離を隔てた位置に第二切り欠き部4bを打ち抜き、第三切刃部2cは第一切り欠き部4aと第二切り欠き部4bとの間に新たな端面4cを打ち抜く。
第四切刃部2dは、ダイ3と共に打ち抜いた「カス」が噛合する形状、つまり金属条材1から打ち抜く「カス」を金属条材1の搬送方向(X方向)の両側位置および切り込み深さ方向(Y方向)の両側位置において規制する形状をなす。
すなわち、第四切刃部2dは第一切刃部2aと第三切刃部2cの間および第二切刃部2bと第三切刃部2cの間をつないで連続的に形成されており、第四切刃部2dは金属条材1の搬送方向において対向して存在し、双方の第四切刃部2dの相互間が第三切刃部2cの側よりも第一切刃部2aの側および第二切刃部2bの側ほど狭く、言い換えると切り込み深さ方向において金属条材1の側辺部から離れるほどに狭く形成されている。さらに別の言い方をすれば、金属条材1の搬送方向において、第一切刃部2aと第二切刃部2bの相対向する終端位置が第三切刃部2cの両側の終端位置よりも互いに接近する方向へ偏倚している。
このように、第四切刃部2dに上述したような角度がついていることにより、金属条材1から打ち抜いた「カス」が搬送方向(X方向)および切り込み深さ方向(Y方向)へ移動することを規制してダイ3への食いつき力を保持し、その結果「カス」がサイドカットパンチ2の先端に付着することで発生する「カス上がり」現象を防止する。
金属条材1を載置するダイ3は、第一ダイ切刃部3aと第二ダイ切刃部3bと第三ダイ切刃部3cと第四ダイ切刃部3dを備えている。第一ダイ切刃部3aはサイドカットパンチ2の第一切刃部2aと噛合して金属条材1に第一切り欠き部4aを打ち抜き、第二ダイ切刃部3bはサイドカットパンチ2の第二切刃部2bと噛合して金属条材1の搬送方向(X方向)において第一切り欠き部4aから所定距離を隔てた位置に第二切り欠き部4bを打ち抜き、第三ダイ切刃部3cはサイドカットパンチ2の第三切刃部2cと噛合して第一切り欠き部4aと第二切り欠き部4bとの間に新たな端面4cを打ち抜く。
第四ダイ切刃部3dは、サイドカットパンチ2と共に打ち抜いた「カス」が噛合する形状、つまり金属条材1から打ち抜く「カス」を金属条材1の搬送方向(X方向)の両側位置および切り込み深さ方向(Y方向)の両側位置において規制する形状をなす。
すなわち、第四ダイ切刃部3dは第一ダイ切刃部3aと第三ダイ切刃部3cの間および第二ダイ切刃部3bと第三ダイ切刃部3cの間をつないで連続的に形成されており、第四ダイ切刃部3dは金属条材1の搬送方向において対向して存在し、双方の第四ダイ切刃部3dの相互間が第三ダイ切刃部3cの側よりも第一ダイ切刃部3aの側および第二ダイ切刃部3bの側ほど狭く、言い換えると切り込み深さ方向において金属条材1の側辺部から離れるほどに狭く形成されている。さらに別の言い方をすれば、金属条材1の搬送方向において、第一ダイ切刃部3aと第二ダイ切刃部3bの相対向する終端位置が第三ダイ切刃部3cの両側の終端位置よりも互いに接近する方向へ偏倚している。
このように、第四ダイ切刃部3dに上述したような角度がついていることにより、金属条材1から打ち抜いた「カス」が搬送方向(X方向)および切り込み深さ方向(Y方向)へ移動することを規制してダイ3への食いつき力を保持し、その結果「カス」がサイドカットパンチ2の先端に付着することで発生する「カス上がり」現象を防止する。
このサイドカットパンチ2およびダイ3とを備えた順送り金型によれば、金属条材1を打ち抜いた「カス」の「カス上がり」現象によるリードフレーム5の打痕不良の発生を防止することができる。
本実施の形態ではサイドカットパンチ2およびダイ3の双方に相似的に第四切刃部2d、第四ダイ切刃部3dを形成したが、サイドカットパンチ2およびダイ3の何れか一方に形成する構成も可能である。
つぎに本発明の実施形態の打ち抜き方法について説明する。本実施の形態では、サイドカットパンチ2およびダイ3を備えた順送り金型による打ち抜き工程と、別途の搬送手段(図示省略)による搬送工程を交互に繰り返し行う。
打ち抜き工程では、図1(c)に示すように、金属条材1をダイ3上に載置し、サイドカットパンチ2を金属条材に当接して打ち抜いて第一切り欠き部4aと、第二切り欠き部4bと、第一切り欠き部4aと第二切り欠き部4bとの間に新たな端面4cとをサイドカットパンチ2で同時に打ち抜いて形成する。
図1(d)に示すように、搬送工程では金属条材1を所定距離ずつ、つまり第一切り欠き部4aと第二切り欠き部4bの間の距離を1回に搬送する所定距離として、先の打ち抜き工程で形成した第一切り欠き部4aがサイドカットパンチ2の第二切刃部2bおよび第二ダイ切刃部3bに対応する状態に搬送する。
そして、新たに行う打ち抜き工程において、サイドカットパンチ2を金属条材1に当接して打ち抜き、新たに第一切り欠き部4a’を形成するとともに、先の打ち抜き工程で形成した第一切り欠き部4aに、新たに第二切り欠き部4b’を重ねて成形して目標切欠き4部となし、第一切り欠き部4a’と第二切り欠き部4b’との間に新たな端面4c’を形成する。
このとき、上述したように、サイドカットパンチ2の第四切刃部2dおよびダイ3の第四ダイ切刃部3dが、金属条材1から打ち抜く「カス」を金属条材1の搬送方向(X方向)の両側位置および切り込み深さ方向(Y方向)の両側位置において規制する形状をなすことで、金属条材1から打ち抜いた「カス」がX方向およびY方向へ移動することを規制し、ダイ3への食いつき力を保持して「カス上がり」現象を防止する。
上述したようなサイドカットパンチ2およびダイ3とを備えた順送り金型を用いた打ち抜き方法によれば、金属条材1を打ち抜いた「カス」の「カス」上がり現象によるリードフレーム5の打痕不良の発生を防止することができる。
また、第一切り欠き部4a、4a’と第二切り欠き部4b、4b’との打ち抜き幅が異なっており、第一切り欠き部4aに第二切り欠き部4b’を重ねて形成することで、その合成により目標切り欠き部4を得る。この目標切り欠き部4は所定の段差6を備えることにより、打ち抜きの際に発生するバリを目標切り欠き部4の内部に収めることが出来る。
また、「カス上がり」を防止することが出来るため、抜き「カス」を弾き落とす機構を設ける必要も無く、打ち抜くフレームの幅を縮小することが出来、材料の利用率を向上させることが可能となる。
半導体装置用リードフレームの打ち抜き金型と打ち抜き方法として有用であり、特に順送り金型を用いた打ち抜きに適している。
(a)は本発明の実施形態における金型のパンチを示す正面図、(b)は本発明の実施形態における金型のダイを示す正面図、(c)は図1(a)、(b)の金型を用いて打ち抜いたリードフレームを示す正面図、(d)は図1(c)の工程後、リードフレームを所定距離だけ搬送して打ち抜いた後の正面図 (a)、(b)は従来の金型を用いた打ち抜き方法を示す正面図
符号の説明
1 金属条材
2 サイドカットパンチ
2a 第一切刃部
2b 第二切刃部
2c 第三切刃部
2d 第四切刃部
3 ダイ
3a 第一ダイ切刃部
3b 第二ダイ切刃部
3c 第三ダイ切刃部
3d 第四ダイ切刃部
4 目標切り欠き部
4a 第一切り欠き部
4b 第二切り欠き部
4c 新たな端面
4a’ 第一切り欠き部
4b’ 第二切り欠き部
4c’ 新たな端面
5 リードフレーム
6 段差
111 ダイ
101 金属条材
102 サイドカットパンチ
103 切り欠き部後半
104 縁
105 切り欠き部前半
103’ 切り欠き部後半
104’ 縁
105’ 切り欠き部前半
106 切り欠き部
107 バリ
108 リードフレーム
109 ダイ切刃

Claims (5)

  1. ダイとサイドカットパンチで金属条材の側辺部を搬送方向に沿って繰り返し打ち抜く順送り金型であって、ダイとサイドカットパンチのそれぞれが、金属条材に第一切り欠き部を打ち抜く第一の切刃部と、金属条材の搬送方向において所定距離を隔てた位置に第二切り欠き部を打ち抜く第二の切刃部と、第一切り欠き部と第二切り欠き部との間で金属条材に新たな端面を打ち抜く第三の切刃部と、第一の切刃部と第三の切刃部の間および第二の切刃部と第三の切刃部の間をつなぐ第四の切刃部とを備え、
    第四の切刃部は金属条材の搬送方向において対向して存在し、双方の第四の切刃部の相互間が第三の切刃部側よりも第一の切刃部側および第二の切刃部側ほど狭く形成されたことを特徴とする順送り金型。
  2. 金属条材の側辺部を搬送方向に沿って繰り返し打ち抜く順送り金型のサイドカットパンチであって、金属条材に第一切り欠き部を打ち抜く第一の切刃部と、金属条材の搬送方向において所定距離を隔てた位置に第二切り欠き部を打ち抜く第二の切刃部と、第一切り欠き部と第二切り欠き部との間で金属条材に新たな端面を打ち抜く第三の切刃部と、第一の切刃部と第三の切刃部の間および第二の切刃部と第三の切刃部の間をつなぐ第四の切刃部とを備え、
    第四の切刃部は金属条材の搬送方向において対向して存在し、双方の第四の切刃部の相互間が第三の切刃部側よりも第一の切刃部側および第二の切刃部側ほど狭く形成されたことを特徴とするサイドカットパンチ。
  3. 金属条材の側辺部を搬送方向に沿って繰り返し打ち抜く順送り金型のダイであって、金属条材に第一切り欠き部を打ち抜く第一の切刃部と、金属条材の搬送方向において所定距離を隔てた位置に第二切り欠き部を打ち抜く第二の切刃部と、第一切り欠き部と第二切り欠き部との間で金属条材に新たな端面を打ち抜く第三の切刃部と、第一の切刃部と第三の切刃部の間および第二の切刃部と第三の切刃部の間をつなぐ第四の切刃部とを備え、
    第四の切刃部は金属条材の搬送方向において対向して存在し、双方の第四の切刃部の相互間が第三の切刃部側よりも第一の切刃部側および第二の切刃部側ほど狭く形成されたことを特徴とするダイ。
  4. ダイとサイドカットパンチを備えた順送り金型で金属条材の側辺部を搬送方向に沿って繰り返し打ち抜いて半導体装置用リードフレームを形成する打ち抜き方法であって、ダイとサイドカットパンチの少なくとも何れか一方が、金属条材に第一切り欠き部を打ち抜く第一の切刃部と、金属条材の搬送方向において所定距離を隔てた位置に第二切り欠き部を打ち抜く第二の切刃部と、第一切り欠き部と第二切り欠き部との間で金属条材に新たな端面を打ち抜く第三の切刃部と、第一の切刃部と第三の切刃部の間および第二の切刃部と第三の切刃部の間をつなぐ第四の切刃部とを備え、第四の切刃部は金属条材の搬送方向において対向して存在し、双方の第四の切刃部の相互間が第三の切刃部側よりも第一の切刃部側および第二の切刃部側ほど狭く形成されてなり、
    打ち抜き工程において、金属条材の搬送方向において所定距離を隔てた位置に第一切り欠き部および第二切り欠き部と、第一切り欠き部と第二切り欠き部の間をつなぐ新たな端面とをサイドカットパンチで同時に打ち抜き、搬送工程で金属条材を所定距離ずつ搬送し、打ち抜き工程と搬送工程を交互に繰り返し行うことを特徴とする打ち抜き方法。
  5. 打ち抜き工程と搬送工程を交互に繰り返し行い、先の打ち抜き工程で金属条材の側辺部に形成した第一切り欠き部に、新たに行なう打ち抜き工程で第二切り欠き部を重ねて成形して目標切欠き部となすことを特徴とする請求項4記載の打ち抜き方法。
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