JP2007319871A - ダイ及びシームレス容器の製造方法 - Google Patents

ダイ及びシームレス容器の製造方法 Download PDF

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利久 関根
Tsutomu Higuchi
勉 樋口
Hidenori Kamei
秀徳 亀井
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Abstract

【課題】シームレス容器の製造方法及びダイを提供する。
【解決手段】板状のワークをV字形状に折曲げ加工するときに使用するダイ23であって、ダイ本体25Aの上面に形成したV字形状の曲げ溝29を構成する傾斜面31A,31Bを対向して備え、一方の傾斜面31Aの長手方向の端部付近に、端部側ほど前記曲げ溝29の幅寸法が次第に大きくなるように他方の傾斜面31Bから離反するように傾斜した長手方向傾斜面33が形成してあり、かつ前記一方の傾斜面31Aに備えた前記長手方向傾斜面部分の端部の高さ寸法は、他方の傾斜面31Bの端部の高さ寸法より小さく形成してある。そして、ダイ23は左右に分割した分割ダイ25A,25Bであって、上記分割ダイ25A,25Bの左右両端部付近の曲げ溝の形状は左右対称形に形成してある。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば四角形状の容器の製造方法に使用するダイ及び当該ダイを使用したシームレス容器の製造方法に関する。
従来、四角形状の容器を製造する場合、板状のワークを容器の大きさに対応した四角形状に切断すると共にワークの4箇所のコーナを四角形状に切断した後、ワークの4辺の曲げ加工を行って各辺に立上り部を形成し、かつ各立上り部の突き合せ部を溶接することによって四角形状の容器が製造されている。
上述のごとき従来技術に対して、四角形状に切断した板状のワークの各コーナ部を四角形状に切断することなく残した状態において、4辺の折曲げ加工を行った後、四角形状の受台のコーナ部にワークのコーナ部を位置決めした後、V字形状の周溝を備えた成形ローラによってワークのコーナ部の成形加工を行うことによって、溶接等の継目のない容器を製造する方法が提案されている(例えば特許文献1〜3参照)
特許第2844564号公報 特開2000−24717号公報 特開2001−30015号公報
図4に示すごとく、四角形状の底部1の各辺に立上り部3A,3B,3C,3Dを備え、かつ各立上り部3A〜3Dを接続したコーナ部5を、円弧状に形成することによって、溶接等の継目のないシームレス容器7を製造する場合、従来は、次のように行われている。
すなわち、図5に示すように、四角形状に切断した板状のワークWの対向する2辺を、プレスブレーキなどのごとき折曲げ加工機により折曲げ加工を行って、立上り部9A,9Bをそれぞれ形成する。次に、前記立上り部9A,9Bと交差(直交)する2辺の折曲げ加工を行って、立上り部11A,11Bを形成する。この際、前記立上り部9A,9Bは両端部に渡って正確に折曲げ加工されているものの、立上り部11A,11Bを折曲げ加工したときの折曲げ線13A,13Bの両端部は前記立上り部9A,9Bの折曲げ線15A,15Bに近接した位置である。
したがって、前記立上り部9A,9Bと立上り部11A,11Bの両端部との接合部17は、図6(A)に示すように、立上り部9A,9Bの折曲げ線15A,15Bと立上り部11A,11Bの端縁とが接続した形態の曲面を呈するものである。
次に、前記立上り部9A(9B)を当接して位置決めを行うための位置決め面(成形面)19Aと前記立上り部11A(11B)を当接して位置決めを行うための位置決め面19Bとを上面(支持面)19Uに対して垂直に形成し、かつ上記位置決め面19A,19Bの接続したコーナ部19Cを適宜の円弧状に形成した成形ダイ19に対して、図6(B)に示すように、ワークWの位置決めを行う。
そして、ワークWを成形ダイ19の支持面(上面)19Uに押圧固定した状態において、V字形状の周溝を備えた成形ローラ21によって、前記ワークWの立上り部9A(9B),11A(11B)を成形ダイ19に押圧するように、前記接合部17の成形加工を行うことにより、立上り部9A(9B)と立上り部11A(11B)との接合部17は円弧状の曲面に形成されると共に、接合部17には、図6(C)に示されるように、突出部(コーナ立上り部)22が形成される。
その後、前記突出部22を、立上り部9A(9B),11A(11B)に合わせて切断することにより、前述したシームレス容器7が得られるものである。
前記説明より理解されるように、一方の立上り部9A,9Bは両端部に達する折曲げ線15A,15Bにおいて、両端部に渡って正確に折曲げ加工されているのに対し、交差する方向の立上り部11A,11Bの折曲げ線13A,13Bの両端部の位置は曖昧であり、しかも接合部17は、立上り部9A,9B側と立上り部11A,11B側とでは非対称形である。
したがって、成形ローラ21によって接合部17の成形加工を行うとき、立上り部11A,11B側と立上り部9A,9B側とでは成形ローラ21に作用する分力が相違し、成形加工時に成形ローラ21の安定した移動が難しく、接合部17の成形精度の向上を図る上に問題があった。
本発明は、前述のごとき問題に鑑みてなされたもので、本発明に係るダイは、板状のワークをV字形状に折曲げ加工するときに使用するダイであって、ダイ本体の上面に形成したV字形状の曲げ溝を構成する傾斜面を対向して備え、一方の傾斜面の長手方向の端部付近に、端部側ほど前記曲げ溝の幅寸法が次第に大きくなるように他方の傾斜面から離反するように傾斜した長手方向傾斜面が形成してあることを特徴とするものである。
また、前記ダイにおいて、前記一方の傾斜面に備えた前記長手方向傾斜面部分の端部の高さ寸法は、他方の傾斜面の端部の高さ寸法より小さく形成してあることを特徴とするダイものである。
また、前記ダイにおいて、ダイは左右に分割した分割ダイであって、上記分割ダイの左右両端部付近の曲げ溝の形状は左右対称形に形成してあることを特徴とするものである。
また、シームレス容器の製造方法であって、ダイ本体の上面に形成したV字形状の曲げ溝を構成する傾斜面を対向して備え、一方の傾斜面の左右両端部付近に、端部側ほど前記曲げ溝の幅寸法が次第に大きくなるように他方の傾斜面から離反するように傾斜した長手方向傾斜面を形成したダイの左右両端部からワークの左右両端部が突出した状態に位置決めした後、前記ダイの左右方向の寸法よりは長く前記ワークの左右方向の寸法よりも短いパンチと前記ダイとを係合してワークをV字形状に折曲げて、側面立上り部を形成する(a)工程と、多角形状のワークの各辺に沿って前記(a)工程の曲げ加工を行う(b)工程と、上記(b)工程において得られたワークの隣接した側面立上り部を成形ダイの支持面に交差して備えた成形面に当接してワークのコーナ部を前記成形ダイのコーナ部に位置決めする(c)工程と、V字形状の周溝を備えた成形ローラにおける前記周溝を前記成形ダイのコーナ部に対応した状態を保持し、前記成形ダイの前記支持面に対して交差する方向へ前記成形ローラを移動することにより、前記ワークのコーナ部に、前記側面立上り部に連続したコーナ立上り部を形成する(d)工程と、コーナ立上り部の高さ寸法を前記側面立上り部の高さ寸法に対応して切断する(e)工程と、よりなることを特徴とするものである。
また、前記シームレス容器の製造方法において、多角形状のワークの各コーナ部を直線又は曲線によって予め切断する工程を有することを特徴とするものである。
本発明によれば、ワークに隣接して形成した立上り部の接続部は、隣接した立上り部側に対称形になるので、成形ローラによって前記接続部の成形加工を行うとき、成形ローラに作用する反対方向の分力はそれぞれほぼ等しくなるものであり、前記接続部の成形加工をより精度よく行うことができるものである。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明するに、前述した従来の構成要素と同一機能を奏する構成要素には同一符号を付することとして重複した説明は省略する。
図1を参照するに、図1は、前述したシームレス容器7を折曲げ加工する際に使用するダイ23を示すものである。このダイ23は、例えばプレスブレーキ等のごとき折曲げ加工機に装着して使用されるものであって、パンチ(図示省略)と協働して板状のワークWの折曲げ加工を行うものである。ところで、ダイ23と協働してワークWの折曲げ加工を行うパンチは、プレスブレーキ等に装着して使用される一般的な構成であるから、パンチの構成についての詳細な説明は省略する。
さて、前記ダイ23は、一般的な分割ダイと同様に、左右に分割した左右の分割ダイ25A,25Bによって構成してある。このように左右に分割してあることにより、分割ダイ25A,25Bの間に適宜長さの分割ダイを介在することができ、左右方向の長さ寸法を種々変更することができるものである。ダイ23の構成としては、左右の分割ダイ25A,25Bに分割してあることが望ましいが、必ずしも分割する必要はないものである。すなわち、ワークWの左右方向の幅寸法に対応して、左右方向の長さ寸法が種々異なるダイをそれぞれ製作してもよいものである。
前記左右の分割ダイ25A,25Bは左右対称形に形成してあるので、一方の分割ダイ25A(又は25B)のみについて詳細に説明し、他方の分割ダイ25B(又25A)において同一機能を奏する構成要素には同一符号を付することとして、重複した説明は省略する。
分割ダイ25Aは、通常の分割ダイと同様に、プレスブレーキ等の折曲げ加工における下部テーブルに装着するダイ本体27を備えており、このダイ本体27の上面には、左右方向に長いV字形状の曲げ溝29が形成してある。上記曲げ溝29は、前後の傾斜面31A,31Bを対向して備えることによってV字形状に形成してある。
そして、一方の傾斜面31A(プレスブレーキに装着時にはバックゲージ側であって後側になる)の長手方向の端部付近、すなわち左右の分割ダイ25A,25Bを接続する場合に接続側となる端部の反対側の端部付近の形状は、図1(A)に示すように、平面視したとき、前記曲げ溝29の幅寸法が端部側ほど次第に大きくなるように形成してある。換言すれば、一方の傾斜面31Aの端部付近には、曲げ溝29の長手方向(左右方向)に対して前後方向に傾斜した長手方向傾斜面33が形成してある。
上記長手方向傾斜面33は、図1(A)に示すように、ダイ23を平面視したとき、一方の傾斜面31Aの端部側が他方の傾斜面31Bから次第に離反するように傾斜した傾斜面であって、大きな半径で描かれる円弧状の傾斜面であることが望ましい。しかし、直線的な傾斜面であってもよいものである。さらに、前記分割ダイ25A,25Bにおいて、前記長手方向傾斜面33を形成した肩部35は、端部側が次第に低くなるように傾斜した逃げ曲面35が形成してある。すなわち、一方の傾斜面31Aに備えた前記長手方向傾斜面33の端部の高さ寸法は、他方の傾斜面31Bの端部の高さ寸法より小さく(低く)形成してある。
以上のごとき構成において、前述したシームレス容器7を製造するには、先ず、図2(A)に示すように、シームレス容器7の大きさに対応してワークWを四角形状(多角形状)に切断する。そして、前述のダイ23及び一般的なパンチPを用いてワークWの4辺の折曲げ加工を行うに当り、ワークWの辺WAの折曲げ加工を行うには、辺WAの寸法LAに対してパンチPの寸法がPAであり、ダイ23の寸法がDAであって、LA>PA>DAの関係になるように、パンチP,ダイ23の寸法を調整する。同様に、ワークWの辺WBの折曲げ加工を行うには、図2(A)に示すように、LB>PB>DBの関係になるようにパンチP,ダイ23の長さを調整する。
そして、図2(B)に示すように、ダイ23の左右両端部に対するパンチPの左右両端部の突出量が等しくなるように、パンチP及びダイ23を、プレスブレーキ等の折曲げ加工機に装着し、前記パンチP,ダイ23の左右両端部に対するワークWの左右両端側の突出量が等しくなるように位置決めを行った後、パンチP,ダイ23によってワークWをV字形状に折曲げ加工する。この際、パンチPの左右両端部は、各辺WA,WBの両端縁より内側のS点に当接することになる。そして、ダイ23の左右両端部は、前記S点を結ぶ直線上であってS点の内側のT点に当接することになる。
ところで、パンチPとダイ23によってワークWの各辺WA,WBに立上り部37A,37B(図3参照)の折曲げ加工を行うと、ダイ23におけるV字形状の曲げ溝29を構成する一方の傾斜面31Aの端部には長手方向傾斜面33が形成してあり、かつ逃げ曲面35が形成してあるので、ワークWの、上記長手方向傾斜面35及び逃げ曲面35に対応した部分の曲げ加工が甘くなる。
そして、図3に示すように、辺WAの立上り部37AとワークWのコーナ端部WPとの接続部39Aは、立上り部37Aの曲げ方向へ折り曲げられ、かつ前記点T,S,WPを結ぶ三角形の領域は、曲げ加工が甘い部分であって、前記立上り部37Aよりも外方向へ膨らむ形態の湾曲面に形成されるものである。前記辺WA側の立上り部37Aに隣接した辺WB側の立上り部37Bも、前記立上り部37Aと同一条件でもって折曲げ加工されるものであるから、立上り部37B側の接続部39Bは、立上り部37A側の接続部39Aとほぼ対称形に形成されるものである。
すなわち、図3において、S点とコーナ端部WPとを結ぶ線を境界として、立上り部37A側の接続部39Aと立上り部37B側の接続部39Bはほぼ対称形状をなすものである。
このように、ワークWの各辺WA,WBにそれぞれ立上り部37A,37Bの折曲げ加工を行った後、前述した従来技術と同様に、成形ダイ19上にワークWを位置決め固定し、その後に、成形ローラ21によって立上り部37A,37Bの接続部39A,39Bの成形加工を行うと、図6(C)に示した突出部22と同様のコーナ立上り部(突出部)が形成されるので、この突出部を、立上り部37A,37Bの高さに合わせて切断することにより、シームレス容器7が得られるものである。
ところで、立上り部37A,37Bの接続部39A,39Bを成形ローラ21によって成形加工すると、突出部22が形成されるものである。この突出部22は、立上り部37A,37Bの高さに合わせて切断するものであるから、図2に示すように、曲線又は直線で示される切断線41においてワークWの各コーナ部を、立上り部37A,37Bの折曲げ加工を行う前に予め切断しておくことが望ましいものである。
このように、ワークWの各コーナ部を予め切断しておくと、突出部22の突出寸法は短くなるものである。したがって、成形ローラ21によって接続部39A,39Bの成形加工を行う場合の抵抗力が低減されることとなり、成形加工がより容易になるものである。よって、ワークWが厚板の場合であっても、成形ローラ21によって前記接続部39A,39Bの成形加工が可能になるものである。すなわち、前記立上り部37A,37Bの立上り寸法が比較的大きく、かつワークWの板厚が比較的厚くなると、突出部22は、板厚が厚い上に突出寸法が大きくなり、折曲げ及び成形加工時に大きな抵抗を生じ、場合によっては折曲げ不能及び成形不能になることがあるが、ワークWの各コーナ部を予め三角形状に切断しておくことにより、突出部22の突出寸法を抑制でき、成形加工時の抵抗を低減することができるものである。
以上のごとき説明より理解されるように、前述したダイ23を用いてワークWの立上り部37A,37Bの折曲げ加工を行うと、ワークWのコーナ部における上記立上り部37A側の接続部39Aと立上り部37B側の接続部39Bは対称形に形成されるので、前記両立上り部37A,37Bを接続するコーナ立上り部(突出部)22を成形ローラ21によって成形加工するとき、精度のよい加工を行うことができ、形状精度の向上を図ることができるものである。
本発明の実施形態に係るダイの説明図である。 折曲げ加工前のワーク及びワークの折曲げ加工を行うときの、パンチ,ワーク,ダイの位置関係を示す説明図である。 隣接した立上り部の接続部分の形状を示す説明図である。 シームレス容器の説明図である。 シームレス容器を製造する前の従来のワークの形状を示す説明図である。 図5に示したワークを成形加工してシームレス容器を製造する場合の工程の説明図である。
符号の説明
7 シームレス容器
19 成形ダイ
21 成形ローラ
22 コーナ立上り部(突出部)
23 ダイ
25A,25B 左右の分割ダイ
27 ダイ本体
29 曲げ溝
31A,31B 傾斜面
33 長手方向傾斜面
35 逃げ曲面
37A,37B 立上り部
39A,39B 接続部

Claims (5)

  1. 板状のワークをV字形状に折曲げ加工するときに使用するダイであって、ダイ本体の上面に形成したV字形状の曲げ溝を構成する傾斜面を対向して備え、一方の傾斜面の長手方向の端部付近に、端部側ほど前記曲げ溝の幅寸法が次第に大きくなるように他方の傾斜面から離反するように傾斜した長手方向傾斜面が形成してあることを特徴とするダイ。
  2. 請求項1に記載のダイにおいて、前記一方の傾斜面に備えた前記長手方向傾斜面部分の端部の高さ寸法は、他方の傾斜面の端部の高さ寸法より小さく形成してあることを特徴とするダイ。
  3. 請求項1又は2に記載のダイにおいて、ダイは左右に分割した分割ダイであって、上記分割ダイの左右両端部付近の曲げ溝の形状は左右対称形に形成してあることを特徴とするダイ。
  4. シームレス容器の製造方法であって、次の各工程を備えていることを特徴とする製造方法、
    (a)ダイ本体の上面に形成したV字形状の曲げ溝を構成する傾斜面を対向して備え、一方の傾斜面の左右両端部付近に、端部側ほど前記曲げ溝の幅寸法が次第に大きくなるように他方の傾斜面から離反するように傾斜した長手方向傾斜面を形成したダイの左右両端部からワークの左右両端部が突出した状態に位置決めした後、前記ダイの左右方向の寸法よりは長く前記ワークの左右方向の寸法よりも短いパンチと前記ダイとを係合してワークをV字形状に折曲げて、側面立上り部を形成する工程、
    (b)多角形状のワークの各辺に沿って前記(a)工程の曲げ加工を行う工程、
    (c)上記(b)工程において得られたワークの隣接した側面立上り部を成形ダイの支持面に交差して備えた成形面に当接してワークのコーナ部を前記成形ダイのコーナ部に位置決めする工程、
    (d)V字形状の周溝を備えた成形ローラにおける前記周溝を前記成形ダイのコーナ部に対応した状態を保持し、前記成形ダイの前記支持面に対して交差する方向へ前記成形ローラを移動することにより、前記ワークのコーナ部に、前記側面立上り部に連続したコーナ立上り部を形成する工程、
    (e)コーナ立上り部の高さ寸法を前記側面立上り部の高さ寸法に対応して切断する工程。
  5. 請求項4に記載のシームレス容器の製造方法において、多角形状のワークの各コーナ部を直線又は曲線によって予め切断する工程を有することを特徴とするシームレス容器の製造方法。
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