JP2007105753A - 熱交換器用コルゲートフィン製造装置及び熱交換器用コルゲートフィン製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ルーバの表面積全体を冷却機能面として有効利用すると共に、空気の流れをスムーズにすることで冷却効率を高めることができる熱交換器用コルゲートフィン製造方法及び熱交換器用コルゲートフィン製造装置の提供
【解決手段】 両コルゲート成形ロール1、2のうちの一方のコルゲート成形ロール2の歯車板21における斜めに形成された剪断切り起こし用刃面22の先端縁部側に、コルゲート成形ロール2の軸方向に対し略平行な幅広のランド面22aが形成され、この幅広のランド面22aをコルゲート成形ロール2の軸方向に対し剪断切り起こし用刃面22の斜面とは逆方向の斜面に形成する。
【選択図】 図4
【解決手段】 両コルゲート成形ロール1、2のうちの一方のコルゲート成形ロール2の歯車板21における斜めに形成された剪断切り起こし用刃面22の先端縁部側に、コルゲート成形ロール2の軸方向に対し略平行な幅広のランド面22aが形成され、この幅広のランド面22aをコルゲート成形ロール2の軸方向に対し剪断切り起こし用刃面22の斜面とは逆方向の斜面に形成する。
【選択図】 図4
Description
本発明は、翼形のルーバを形成するための熱交換器用コルゲートフィン製造装置及び熱交換器用コルゲートフィン製造方法に関する。
従来、波状板材の立ち上げ面及び立ち下げ面に複数のルーバを形成する熱交換器用コルゲートフィン製造装置として、互いに歯合する状態で対向配置された一対のコルゲート成形ロールが用いられ、この両コルゲート成形ロールは、複数のルーバを形成するためにそれぞれ複数の薄い歯車板が軸方向に積層されると共に、該歯車板における各歯部の両面に各ルーバを剪断して切り起こすためにコルゲート成形ロールの軸方向に対し斜面に形成された剪断切り起こし用刃面がそれぞれ形成されていて、この一対のコルゲート成形ロール間を通過させることにより、波状板材の立ち上げ面及び立ち下げ面に複数のルーバを形成する熱交換器用コルゲートフィン製造装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−207837号公報
しかしながら、従来例の熱交換器用コルゲートフィン製造装置にあっては、図10に示すように、歯車板における各歯部101の両面に形成された剪断切り起こし用刃面102の斜面が直線状に形成されていて、切り起こされた各ルーバ103が平板状に形成されるため、以下に述べるような問題点があった。
即ち、各ルーバ103が平板状であると、図11の端面図に示すように、ルーバ103の前面側ではルーバ103に沿って空気が流れるが、ルーバの103の後面側では空気の流れが沿わない剥離部分104が生じるため、ルーバ103の表面積全体を冷却機能面として有効に利用することができないと共に、剥離部分が生じることで通気抵抗が大きくなり、空気をスムーズに流すことができなくなるという問題がある。
本発明の解決しようとする課題は、ルーバの表面積全体を冷却機能面として有効利用すると共に、空気の流れをスムーズにすることで冷却効率を高めることができる熱交換器用コルゲートフィン製造装置及び熱交換器用コルゲートフィン製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1記載の熱交換器用コルゲートフィン製造装置は、互いに歯合する状態で対向配置された一対のコルゲート成形ロール間を通過させることにより波状板材の立ち上げ面及び立ち下げ面に翼形の複数のルーバを形成する熱交換器用コルゲートフィン製造装置であって、前記両コルゲート成形ロールは前記複数のルーバを形成するためにそれぞれ複数の歯部を設けた歯車板からなり、該歯部は前記各ルーバを剪断して切り起こすためにコルゲート成形ロールの軸方向に対し斜面に形成された剪断切り起こし用刃面がそれぞれ形成され、前記両コルゲート成形ロールのうちの少なくともいずれか一方のコルゲート成形ロールの歯車板における斜めに形成された剪断切り起こし用刃面の先端縁部側に前記各ルーバを翼形に形成するために前記コルゲート成形ロールの軸方向に対し略平行な幅広のランド面が形成されていることを特徴とする手段とした。
上記課題を解決するため、請求項2記載の熱交換器用コルゲートフィン製造方法は、請求項1に記載の熱交換器用コルゲートフィン製造装置を用い、前記略平行な幅広のランド面の端部を支点として前記各ルーバを翼形に形成するようにしたことを特徴とする手段とした。
本発明の熱交換器用コルゲートフィン製造方法及び熱交換器用コルゲートフィン製造装置では、上述のように、両コルゲート成形ロールのうちの少なくともいずれか一方のコルゲート成形ロールの歯車板における斜めに形成された剪断切り起こし用刃面の先端縁部側に、コルゲート成形ロールの軸方向に対し略平行な幅広のランド面が形成されることにより、両剪断切り起こし用刃面間でルーバが剪断切り起こしされる際に、剪断切り起こし用刃面の斜面とランド面との間に形成される突条部が支点となってルーバが翼形に湾曲形成される。
このように、各ルーバが翼形に湾曲形成されることにより、ルーバの後面側では曲面に沿ってスムーズに空気が流れるようになるため、ルーバの表面全体を冷却機能面として有効に利用することができるようになると共に、空気の流れがスムーズになって通気抵抗が減少し、さらに揚力を発生させる原因である翼の効果としてルーバの後面側の流速が速くなるため、空気の流れをよりスムーズにすることができるようになる。
従って、冷却効率を高めることができるようになるという効果が得られる。
従って、冷却効率を高めることができるようになるという効果が得られる。
以下にこの発明の実施例を図面に基づいて説明する。
まず、この実施例1の熱交換器用コルゲートフィン製造装置を図面に基づいて説明する。
図1はこの実施例1の熱交換器用コルゲートフィン製造装置を示す側面図、図2は同平面図、図3は一対のコルゲート成形ロールの歯合状態を示す剪断切り起こし用刃面部分の断面説明図、図4は実施例1の熱交換器用コルゲートフィン製造装置によるコルゲートフィンの製造工程を示す図、図5は製造されたコルゲートフィンを示す斜視図、図6は図5のVI−VI線における横断端面図である。
この熱交換器用コルゲートフィン製造装置は、図1、2に示すように、互いに歯合する状態で配置された一対のコルゲート成形ロール1、2を備えている。
この熱交換器用コルゲートフィン製造装置は、図1、2に示すように、互いに歯合する状態で配置された一対のコルゲート成形ロール1、2を備えている。
さらに詳述すると、上記一対のコルゲート成形ロール1、2は、板材料Aを該一対のコルゲート成形ロール1、2間を通過させることにより波状板材3の立ち上げ面3a及び立ち下げ面3bに翼形の複数のルーバ31を形成する役目をなすもので、それぞれ複数の薄い歯車板11、21が軸方向に積層されることにより構成されている。
そして、この歯車板11、21における各歯部11a、21aの両面には、図3に示すように、各ルーバ31を剪断して切り起こすためにコルゲート成形ロール1、2の軸方向に対しルーバ角αに沿った斜面に形成された剪断切り起こし用刃面12、22がそれぞれ形成されている。
なお、ルーバ31の剪断切り起こしの方向は、この実施例1では図5に示すように、波状板材3の幅方向の一方側と、他方側とで逆向きに形成されている。
なお、ルーバ31の剪断切り起こしの方向は、この実施例1では図5に示すように、波状板材3の幅方向の一方側と、他方側とで逆向きに形成されている。
図3に戻り、両コルゲート成形ロール1、2のうちの一方のコルゲート成形ロール2の歯車板21における斜めに形成された剪断切り起こし用刃面22の先端縁部側に、各ルーバ31を翼形に形成するためにコルゲート成形ロール2の軸方向に対し略平行な幅広のランド面22aが形成されると共に、もう一方のコルゲート成形ロール1の歯車板11における斜めに形成された剪断切り起こし用刃面12の先端縁部側には、コルゲート成形ロール1の軸方向に対し略平行な、幅広のランド面22aよりは幅狭のランド面12aが形成されている。
なお、この実施例1では、上記幅広のランド面22aがコルゲート成形ロール2の軸方向に対し剪断切り起こし用刃面22の斜面とは逆方向の斜面(ランド角度β)に形成されている。
次に、この実施例1の作用を、図4の工程説明図に基づいて説明する。
この実施例1の熱交換器用コルゲートフィン製造装置では上述のように構成されるため、図1に示すように、互いに歯合する状態で配置されたコルゲート成形ロール1、2間に材料板材Aを通過させることにより、材料板材Aが波状に加工されると同時に、波状板材3の立ち上げ面3a及び立ち下げ面3bに翼形の複数のルーバ31が形成される。
この実施例1の熱交換器用コルゲートフィン製造装置では上述のように構成されるため、図1に示すように、互いに歯合する状態で配置されたコルゲート成形ロール1、2間に材料板材Aを通過させることにより、材料板材Aが波状に加工されると同時に、波状板材3の立ち上げ面3a及び立ち下げ面3bに翼形の複数のルーバ31が形成される。
即ち、両コルゲート成形ロール1、2が回転し、図4(a)に示すように、両剪断切り起こし用刃面12、22が材料板材Aに当接していない状態(加工前)から、まず、図4(b)に示すように、両剪断切り起こし用刃面12、22が材料板材Aに当接する状態(材料剪断前)となる。この状態では、各幅狭のランド面12a及び各幅広のランド面22aが材料板材Aの両面に当接した状態となる。
次に、この状態から両コルゲート成形ロール1、2がさらに回転すると、図4(c)に示すように、近接状に対向する幅狭のランド面12aと幅広のランド面22aとの間でルーバ31の両側縁部が剪断される(材料剪断後)。
そして、この状態から両コルゲート成形ロール1、2がさらに回転すると、各ルーバ31が斜めに切り起こされていくが、両剪断切り起こし用刃面12、22間でルーバ31が剪断切り起こしされる際に、剪断切り起こし用刃面22の斜面と幅広のランド面22aとの間に形成される突条部22bが支点となり、これにより、図4(d)に示すように、ルーバ31が翼形に湾曲形成される(加工後)。
なお、幅狭のランド面12a側にも突条部12bが形成されるが、ランド面12aが幅狭であるため、大きな曲げ効果は得られない。即ち、幅狭のランド面12aは、鋭角すぎない剪断歯部を形成させることを主目的として形成されるものである。
なお、幅狭のランド面12a側にも突条部12bが形成されるが、ランド面12aが幅狭であるため、大きな曲げ効果は得られない。即ち、幅狭のランド面12aは、鋭角すぎない剪断歯部を形成させることを主目的として形成されるものである。
次に、この実施例1の効果を説明する。
この実施例1の熱交換器用コルゲートフィン製造装置では、上述のように、両コルゲート成形ロール1、2のうちの一方のコルゲート成形ロール2の歯車板21における斜めに形成された剪断切り起こし用刃面22の先端縁部側に、コルゲート成形ロール2の軸方向に対し略平行な幅広のランド面22aが形成されることにより、ルーバ31を翼形に湾曲形成させることができるようになる。
このように、各ルーバ31が翼形に湾曲形成されることにより、ルーバ31の後面側では曲面に沿ってスムーズに空気が流れるようになるため、ルーバの表面全体を冷却機能面として有効に利用することができるようになると共に、空気の流れがスムーズになって通気抵抗が減少し、さらに揚力を発生させる原因である翼の効果としてルーバ31の後面側の流速が速くなるため、空気の流れをよりスムーズにすることができるようになる。
従って、冷却効率を高めることができるようになるという効果が得られる。
従って、冷却効率を高めることができるようになるという効果が得られる。
また、上記幅広のランド面22aをコルゲート成形ロール2の軸方向に対し剪断切り起こし用刃面22の斜面とは逆方向の斜面に形成することにより、各ルーバ31が翼形に湾曲形成される際の残留応力によるスプリングバックによって、元に戻る量を補正し、さらに大きく曲げることができるようになる。
従って、最適な翼形状を作ることができるようになる。
従って、最適な翼形状を作ることができるようになる。
次に、他の実施例について説明する。この他の実施例の説明にあたっては、前記実施例1と同様の構成部分については図示を省略し、もしくは同一の符号を付けてその説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
この実施例2は、実施例1における熱交換器用コルゲートフィン製造装置の変形例を示すものであり、図7の製造工程図に示すように、上記幅広のランド面22aがコルゲート成形ロール2の軸方向に対し剪断切り起こし用刃面22の斜面とは逆方向の斜面に形成されることなしに、コルゲート成形ロール2の軸方向に対し平行に形成されている点で、上記実施例1とは相違したものである。
従って、この実施例2においても、各ルーバ31を翼形に形成し、冷却効率を高めることができるようになる。
この実施例3は、実施例1における熱交換器用コルゲートフィン製造装置の変形例を示すものであり、図8の製造工程図に示すように、幅広のランド面22aを有する剪断切り起こし用刃面22と対向する他方の剪断切り起こし用刃面12における幅広のランド面22aとの対面部分に該幅広のランド面22aと略平行な押圧面12cが形成されている点で、上記実施例1とは相違したものである。
従って、この実施例3では、図8(d)に示すように、切り起こされた各ルーバ31の先端縁部を押圧面12cが幅広のランド面22a方向へさらに押圧することで、各ルーバ31を確実に翼形に形成することができるようになる。
この実施例は、実施例1における熱交換器用コルゲートフィン製造装置の変形例を示すものであり、図9の製造工程図に示すように、一方の剪断切り起こし用刃面22の先端縁部側にはコルゲート成形ロール1の軸方向に対し略平行な幅狭のランド面22cとかつ外向きアール部を有する翼形凸部22dが形成され、もう一方の剪断切り起こし用刃面12が該剪断切り起こし用刃面12における幅狭のランド面22cとの対面部分に該幅狭のランド面22cと略平行でかつ内向きアール部を有する翼形凹部12dが形成されている点が、上記実施例1とは相違したものである。
従って、この実施例4では、図9(d)に示すように、切り起こされた各ルーバ31の先端縁部が幅狭のランド面22c及び翼形凸部22dと翼形凹部12dとの間で挟持押圧されることで、各ルーバ31を確実に翼形に形成することができるようになる。
以上本実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、実施例では、幅狭のランド面12a側にも突条部12bが形成されるが、前述のように、幅狭のランド面12aは、鋭角すぎない剪断歯部を形成させることを主目的として幅狭に形成されるもので、ルーバ31に殆ど曲げを形成することはできないため、幅狭のランド面12aは翼形形成のためにはなくてもよい。
例えば、実施例では、幅狭のランド面12a側にも突条部12bが形成されるが、前述のように、幅狭のランド面12aは、鋭角すぎない剪断歯部を形成させることを主目的として幅狭に形成されるもので、ルーバ31に殆ど曲げを形成することはできないため、幅狭のランド面12aは翼形形成のためにはなくてもよい。
また、実施例1、2において、コルゲート成形ロール1の剪断切り起こし用刃面22の斜面のうち、コルゲート成形ロール2の幅広のランド面22aに対する位置(以下、幅広なランド面22aへの対応位置とする)の形状を、幅広のランド面22aに略平行な形状としてもよく、さらには、幅広なランド面22aへの対応位置形状を翼形の形状に対応した内向きアール部を有する翼形形状としてもよい。このような形状にすることにより、ルーバ形状をより確実に翼形にできる。
また、実施例1、2では、歯車板11、21を歯部11a、21aを有する薄い板を軸方向に複数枚積層するようにして構成したが、これらを一体とした歯車板を用いてもよい。
A 材料板材
1 コルゲート成形ロール
11 歯車板
11a 歯部
12 剪断切り起こし用刃面
12a 幅狭のランド面
12b 突条部
12c 押圧面
12d 翼形凹部
2 コルゲート成形ロール
21 歯車板
21a 歯部
22 剪断切り起こし用刃面
22a 幅広のランド面
22b 突条部
22c 幅狭のランド面
22d 翼形凸部
3 波状板材
3a 立ち上げ面
3b 立ち下げ面
31 ルーバ
1 コルゲート成形ロール
11 歯車板
11a 歯部
12 剪断切り起こし用刃面
12a 幅狭のランド面
12b 突条部
12c 押圧面
12d 翼形凹部
2 コルゲート成形ロール
21 歯車板
21a 歯部
22 剪断切り起こし用刃面
22a 幅広のランド面
22b 突条部
22c 幅狭のランド面
22d 翼形凸部
3 波状板材
3a 立ち上げ面
3b 立ち下げ面
31 ルーバ
Claims (6)
- 互いに歯合する状態で対向配置された一対のコルゲート成形ロール間を通過させることにより波状板材の立ち上げ面及び立ち下げ面に翼形の複数のルーバを形成する熱交換器用コルゲートフィン製造装置であって、
前記両コルゲート成形ロールは前記複数のルーバを形成するためにそれぞれ複数の歯部を設けた歯車板からなり、
該歯部は前記各ルーバを剪断して切り起こすためにコルゲート成形ロールの軸方向に対し斜面に形成された剪断切り起こし用刃面がそれぞれ形成され、
前記両コルゲート成形ロールのうちの少なくともいずれか一方のコルゲート成形ロールの歯車板における斜めに形成された剪断切り起こし用刃面の先端縁部側に前記各ルーバを翼形に形成するために前記コルゲート成形ロールの軸方向に対し略平行な幅広のランド面が形成されていることを特徴とする熱交換器用コルゲートフィン製造装置。 - 請求項1に記載の熱交換器用コルゲートフィン製造装置を用い、前記略平行な幅広のランド面の端部を支点として前記各ルーバを翼形に形成するようにしたことを特徴とする熱交換器用コルゲートフィン製造方法。
- 請求項1に記載の熱交換器用コルゲートフィン製造装置又は請求項2に記載の熱交換器用コルゲートフィン製造方法において、前記歯車板のランド面が前記コルゲート成形ロールの軸方向に対し前記剪断切り起こし用刃面の斜面とは逆方向の斜面に形成されていることを特徴とする熱交換器用コルゲートフィン製造装置又は熱交換器用コルゲートフィン製造方法。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の熱交換器用コルゲートフィン製造装置又は熱交換器用コルゲートフィン製造方法において、前記両コルゲート成形ロールのうちのいずれか一方のコルゲート成形ロールの歯車板における斜めに形成された剪断切り起こし用刃面の先端縁部側に前記各ルーバを翼形に形成するために前記コルゲート成形ロールの軸方向に対し略平行な幅広のランド面が形成されると共に、もう一方のコルゲート成形ロールの歯車板における斜めに形成された剪断切り起こし用刃面の先端縁部側には前記コルゲート成形ロールの軸方向に対し略平行な前記幅広のランド面よりは幅狭のランド面が形成されていることを特徴とする熱交換器用コルゲートフィン製造装置又は熱交換器用コルゲートフィン製造方法。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の熱交換器用コルゲートフィン製造装置又は熱交換器用コルゲートフィン製造方法において、前記幅広のランド面を有する剪断切り起こし用刃面と対向する他方の剪断切り起こし用刃面における前記幅広のランド面との対面部分に該幅広のランド面と略平行な押圧面が形成されていることを特徴とする熱交換器用コルゲートフィン製造装置又は熱交換器用コルゲートフィン製造方法。
- 互いに歯合する状態で対向配置された一対のコルゲート成形ロール間を通過させることにより波状板材の立ち上げ面及び立ち下げ面に翼形の複数のルーバを形成する熱交換器用コルゲートフィン製造装置であって、
前記両コルゲート成形ロールは前記複数のルーバを形成するためにそれぞれ複数の歯部を設けた歯車板からなり、
該歯部は前記各ルーバを剪断して切り起こすためにコルゲート成形ロールの軸方向に対し斜面に形成された剪断切り起こし用刃面がそれぞれ形成され、
該両剪断切り起こし用刃面のいずれか一方の先端縁部側には前記コルゲート成形ロールの軸方向に対し略平行な幅狭のランド面が形成され、もう一方の剪断切り起こし用刃面が該剪断切り起こし用刃面における前記幅狭のランド面との対面部分に該幅狭のランド面と略平行でかつ内向きアール部を有する翼形凹部が形成されていることを特徴とする熱交換器用コルゲートフィン製造装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005298546A JP2007105753A (ja) | 2005-10-13 | 2005-10-13 | 熱交換器用コルゲートフィン製造装置及び熱交換器用コルゲートフィン製造方法 |
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Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
JP2010121526A (ja) * | 2008-11-19 | 2010-06-03 | Yutaka Giken Co Ltd | 排気部品用カバー |
CN103316999A (zh) * | 2013-07-02 | 2013-09-25 | 无锡微研有限公司 | 一种百叶窗模具的斜楔结构 |
-
2005
- 2005-10-13 JP JP2005298546A patent/JP2007105753A/ja active Pending
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