JP2008104686A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】除塵動作を無駄なく、効率よく行ない、高い吸引力を維持できる使用性の良い電気掃除機を提供する。
【解決手段】塵埃を捕集する集塵手段10と、この集塵手段10の内壁に付着した塵埃を除去する除塵手段5と、前記集塵手段10近傍に備えられ、前記集塵手段10から除塵される塵埃の量を検出する塵埃量検出手段14とを備え、前記塵埃量検出手段14によって検出された塵埃の量に応じて、前記除塵手段5の駆動時間を変えるもので、例えば、除塵される塵埃が多いときは、除塵手段5の駆動時間を長くし、除塵される塵埃が少ないときは、除塵手段5の駆動時間を短くすれば、除塵手段5を無駄に駆動したりすることが無く、効率よく除塵を行なうことが出来ると共に、除塵も常に確実に行なえるので、常に高い吸引力を維持できる使用性の良い電気掃除機を提供することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は電気掃除機に関するもので、特に、除塵機能を有する電気掃除機に関するものである。
従来、この種の電気掃除機として、コイルとコアで形成された電磁石の磁界により振動する振動子からなる除塵手段と、掃除機本体内の集塵室内に着脱自在に装着され吸引した塵埃を捕集する集塵袋と、吸引風を発する電動送風機を配設した電動送風機室と、前記集塵室と前記電動送風機室とを連通する連通孔を備え、前記除塵手段の振動面を、前記集塵袋の前記連通孔に面する外面、すなわち前記電動送風機の吸気口部側で塵埃が強く付着する側の外面に臨ませ、スイッチ手段からの信号で制御手段が任意の所定時間前記コイルに断続的に通電して、その間、前記電磁石が振動子の吸引、乖離を繰り返して振動子に振動を与え、これにより、振動子の振動面が集塵袋の外面を叩くことで、集塵袋の内面に付着した塵埃を除塵するようにしていた(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−91962号公報(第2−3頁、第1図)
しかしながら前記従来の電気掃除機の構成では、集塵袋から除塵された塵埃の量や種類に関係なく、一律的な除塵動作を行うため、塵埃が確実に全て除去できない状態で除塵動作を終了したり、また逆に集塵袋の除塵が完了した後でも、除塵動作を継続しているといった無駄な動作を行うという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、集塵袋などの集塵手段から除塵された塵埃の量に応じて、除塵動作を無駄なく、効率よく行ない、高い吸引力を維持できる使用性の良い電気掃除機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の電気掃除機は、塵埃を捕集する集塵手段と、この集塵手段の内壁に付着した塵埃を除去する除塵手段と、前記集塵手段近傍に備えられ、前記集塵手段から除塵される塵埃の量を検出する塵埃量検出手段とを備え、前記塵埃量検出手段によって検出された塵埃の量に応じて、前記除塵手段の駆動時間を変えるもので、例えば、除塵される塵埃が多いときは、除塵手段の駆動時間を長くし、除塵される塵埃が少ないときは、除塵手段の駆動時間を短くすれば、除塵動作時間が長すぎる事も無く、また、塵埃の集塵手段への付着残りも無く、除塵動作を行う毎に吸引力が完全に回復した使用性の良い電気掃除機を提供できるものである。
本発明の電気掃除機は、集塵手段から除塵された塵埃の状況に応じて除塵動作や時間を変更するため、除塵動作時間が長すぎる事も無く、また、塵埃の集塵手段への付着残りも無く、除塵動作を行う毎に吸引力が完全に回復した使用性の良い電気掃除機を提供できるものである。
第1の発明は、塵埃を捕集する集塵手段と、この集塵手段の内壁に付着した塵埃を除去する除塵手段と、前記集塵手段近傍に備えられ、前記集塵手段から除塵される塵埃の量を検出する塵埃量検出手段とを備え、前記塵埃量検出手段によって検出された塵埃の量に応じて、前記除塵手段の駆動時間を変えるもので、例えば、除塵される塵埃が多いときは、除塵手段の駆動時間を長くし、除塵される塵埃が少ないときは、除塵手段の駆動時間を短くすれば、除塵動作時間が長すぎる事も無く、また、塵埃の集塵手段への付着残りも無く、除塵動作を行う毎に吸引力が完全に回復した使用性の良い電気掃除機を提供できるものである。
第2の発明は、特に、第1の発明の塵埃量検出手段を、所定の大きさ以上の塵埃を検出する第1塵埃検出手段と、前記所定の大きさ以上及びそれより小さい塵埃を検出する第2塵埃検出手段とで構成し、除塵動作時に、前記第1塵埃検出手段と、前記第2塵埃検出手段のそれぞれからの信号を比較し、除塵手段の駆動時間を、大きい塵埃が多い場合は短く、小さい塵埃が多い場合は長くするようにしたもので、除塵動作時に大きな塵埃が多く検出される場合、綿ゴミなど除塵が容易な塵埃の付着だと推定されるため、除塵手段の駆動時間を短くし、逆に、砂など小さな塵埃が多く検出される場合、微細塵など除塵が難しい塵埃の付着だと推定されるため、除塵手段の駆動時間を長くすることで、最適な除塵時間で確実に除塵できる電気掃除機を提供できるものである。
第3の発明は、特に、第2の発明の大きな塵埃が多い場合は、小さい塵埃が多い場合と比較して、除塵手段の動作する力を同等若しくはそれ以下とするもので、除塵動作時に大きな塵埃が多く検出される場合、綿ゴミなど除塵が容易な塵埃の付着だと推定されるため、除塵手段の集塵手段へ与える力を小さくし、静かに除塵する。逆に、除塵動作時に小さな塵埃が多く検出される場合、微細塵など除塵が難しい塵埃の付着だと推定されるため、除塵手段の集塵手段へ与える力を大きくして除塵力を増加させて、より短時間で、確実に、しかも効率良く除塵できる使用性の良い電気掃除機を提供できるものである。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか一つの発明の電気掃除機に報知手段を設け、除塵動作時に塵埃量検出手段によって検出される塵埃の量が、一定時間の後に所定の閾値以下に減少しない場合は、前記報知手段で、使用者に、集塵手段を手動で除塵することを促すもので、除塵された塵埃の量が、時間の経過とともに減少しない場合、集塵手段に付着している塵埃の量が多く、除塵手段での除塵では多大な時間を要する、または、除塵手段で除塵しにくい状態である可能性が高いので、報知手段で、使用者に手動除塵を促すことで、自動除塵で対応できないような塵埃の付着や、異常状態を使用者に伝えることが出来、使用性の良い電気掃除機を提供できるものである。
第5の発明は、特に、第1〜4のいずれか一つの発明の除塵動作時に塵埃量検出手段によって検出される塵埃信号が、所定の時間無い場合は、それまで設定されていた除塵動作時間をリセットし、直ちに除塵動作を停止するもので、塵埃量検出手段によって検出される塵埃が所定時間無い場合は、集塵手段には塵埃の付着は無いと思われるため、それまでの設定されていた除塵動作時間をリセットし、除塵動作を停止することで、無駄な消費電力を抑制し、かつ、使用者が速く次の掃除に移れる等、使用性の良い電気掃除機を提供できるものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものでは無い。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における電気掃除機の制御ブロック図あり、図2は、同電気掃除機の概略図であり、図3は、同電気掃除機の塵埃量検出手段の構成図、図4は、同電気掃除機の集塵手段と塵埃量検出手段との構成図、図5は、同電気掃除機における塵埃の量と除塵時間との特性図、図6は、同電気掃除機の除塵動作の流れを表すグラフ、図7は、同電気掃除機において、塵埃が無い場合の除塵手段の動作説明図、図8は、同電気掃除機において、除塵できない塵埃の例を示す図である。
図1、2において、ファンモータ1は、電気掃除機本体8に、塵埃を吸引するための吸込力を発生させるものである。集塵手段10は、ファンモータ1よりも吸気側に備えられており、ファンモータ1によって吸引された吸気風に含まれた塵埃を集塵し、きれいになった空気を通過させるものである。
除塵手段5は、集塵手段10の内壁に付着した塵埃を振動で除去するもので、集塵手段10の外面に臨まされており、集塵手段10を振動させる振動板7と、振動板7を動作させる電磁石12とで構成され、振動板7は、アクチュエータ9に取り付けられ、アクチュエータ9が動くことで、振動板7が動作する構成となっている。
アクチュエータ9は、磁石でできており、電磁石12がオンされて交流電源に接続されることにより発生する交流磁界により、交流周波数に同期して往復運動を行う。それによりアクチュエータ9に取り付けられた振動板7も往復運動を行って、集塵手段10を周期的に叩く動作となり、集塵手段10に付着した塵埃を除くことができる。
入力設定手段2は、使用者が入力の高い強運転モードや、入力の低い弱運転モード等でファンモータ1を運転するために選択するもので、制御手段3に信号を伝達する運転切替スイッチ2aと、操作することでファンモータ1を停止させる信号を制御手段3に伝達する運転停止スイッチ2bから構成されている。
制御手段3は、入力設定手段2からの信号に応じて、ファンモータ駆動手段4により位相制御を行うことで、ファンモータ1の入力を変える。除塵制御手段13は、制御手段3からの駆動信号に応じて、電磁石12のオンとオフを制御する。タイマー18は、制御手段3からの動作信号を受け、時間の計測を開始し、所定の時間が経過すると制御手段3に終了信号を伝達する。
塵埃量検出手段14は、図3に示すように、集塵手段10を挟み込む様に取り付けられ、発光素子15と、発光素子15からの光を受ける受光素子16と、受光素子16から出力される信号を判断する判断部17から構成されてる。発光素子15と受光素子16は、図4のように集塵手段10の両側面に接する形で配置されている。また、集塵手段10の発光素子15と受光素子16が接する部分は、少なくとも透明部材で形成されている。
報知手段6は、制御手段3からの信号を受けて、使用者に対し、手動での集塵手段10の除塵や、集塵手段10の点検を促すもので、本実施の形態においては、光で報知するように発光ダイオードを用いて構成している。
以上のように構成された本実施の形態における電気掃除機について、以下、図5〜7を用いてその動作、作用について説明する。
使用者が掃除動作を終了し、運転停止スイッチ2bを操作し、電気掃除機の運転を停止させる。運転停止スイッチ2bからの信号を受けた制御手段3は、ファンモータ駆動手段4にファンモータ1への通電を停止させる信号を出力するとともに、除塵制御手段13に動作信号を送信し、さらにタイマー18に信号を送信し、時間の計時を開始させる。
そして、タイマー18が所定時間(例えば3秒)を測定し終えるまでは、除塵制御手段13は、電磁石12に通電を続け、それにより集塵手段10へ振動が加わる。
タイマー18は、所定時間の3秒が経過すると制御手段3に終了信号を送信し、その信号を受信した制御手段3は、第2の所定時間の間、塵埃量検出手段14からの出力信号のパルス数をカウントする(図6中の区間A)。図6の例では、区間Aにおいては、パルス数は3発であるので、制御手段3は、図5のグラフに照らし合わせて、除塵動作の継続時間を5秒と決定し(図5中のA)、除塵制御手段13とタイマー18それぞれに5秒間動作するように信号を伝達する。
Aで延長された5秒の除塵時間が終了すると、再びタイマー18は、制御手段3に終了信号を送信し、その信号を受信した制御手段3は、塵埃量検出手段14からの出力信号のパルス数をカウントする(図6中の区間B)。区間Bでのパルス数は、1発であるので、除塵動作の継続時間を、図5のグラフに基づき2秒と決定し(図5中のB)、除塵制御手段13とタイマー18それぞれに2秒間動作するように信号を発信する。
Bで延長された2秒間の除塵時間が終了すると、タイマー18は、制御手段3に終了信号を送信し、その信号を受信した制御手段3は、塵埃量検出手段14からの出力信号のパルス数をカウントする(図6中の区間C)。本例では、区間Cにおいては、集塵手段10に付着した塵埃はほぼ無く、パルス数も0発であり、図5中のCで除塵継続時間は0秒となり、電気掃除機の除塵動作は終了する。
以上のように、本実施の形態においては、除塵動作中に集塵手段10から剥離する塵埃の量に応じて除塵動作の継続時間を決定するため、集塵手段10への塵埃の付着状況に応じて、除塵時間を短縮し無駄な時間を省略したり、除塵不足で集塵手段10に塵埃残りが発生することのない使用性の良い電気掃除機を提供できるものである。
また、集塵手段10に塵埃の付着が無い場合は、時間をかけて除塵を行っても意味が無く、その間使用者は除塵が終了するのを待たなければならないし、除塵動作での消費電力も無駄となる。
そこで、本実施の形態では、図7のように、制御手段3は塵埃量検出手段14からの出力信号のパルス数が、第3の所定時間(例えば1秒間)0発である場合は、設定されていた除塵継続時間をリセットし、直ちに通常の待機状態に移行するようにしている。
これにより、実際に集塵手段10に塵埃の付着がない場合に、無駄に除塵動作を行うこともなく、省エネルギー性に優れた電気掃除機を提供できるものである。
或いは、図8に示すように、付着した塵埃の種類や量、付着方法によっては、除塵を繰り返しても一定値以下に塵埃の量が減少しないこともある。その場合、それ以上に除塵動作を継続しても大きな除塵効果は得られない。
そこで、除塵動作中の第2の所定時間での塵埃量検出手段14からの出力信号のパルス数が所定の量(例えば1発)よりも低下しない場合は、制御手段3は、報知手段6に動作信号を伝達するとともに、除塵制御手段13への駆動信号を停止する。
これにより、電動の除塵手段5では除塵しきれない塵埃の付着や、何らかの不具合が発生した場合等に延々と除塵を続けるのではなく、使用者に、報知手段6で、集塵手段10を手動で除塵するように、或いは集塵手段10を点検するのを促して、トラブルが少なく使用性の良い電気掃除機を提供できるものである。
(実施の形態2)
図9は、本発明の第2の実施の形態における電気掃除機の制御ブロック図、図10は、同電気掃除機の除塵動作の流れを表すグラフであり、図11は、同電気掃除機の塵埃量検出手段と除塵時間の関係図、図12は、同塵埃量検出手段と除塵手段へ印加電圧の関係図である。なお、上記実施の形態1と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態における電気掃除機の塵埃量検出手段14は、図9に示すように、赤外発光ダイオードとフォトトランジスタなどで構成された塵埃感知部21と、塵埃感知部21の出力信号に対して、オペアンプやコンパレータなどで構成された増幅機能とフィルタ機能を有した所定の第1増幅率をもって検出信号を判定出力する第1塵埃検出手段19と、さらに大きな第2増幅率をもつ第2増幅部をもって検出信号を判定出力する第2塵埃検出手段20から構成されている。第1塵埃検出手段19は、綿ごみなど所定の大きさ以上の塵埃を検出するもので、第1塵埃検出手段19より大きな増幅率を有する第2塵埃検出手段20は、上記綿ごみのような大きな塵埃は勿論、それより小さな塵埃も検出するためのものである。
比較手段22は、第1塵埃検出手段19と第2塵埃検出手段20から出力される、それぞれの出力信号のパルス数をカウントし、塵埃の内訳が、大きい塵埃が多いのか、小さい塵埃が多いのかを比較、判断し、制御手段3にその情報を伝達する。
以上のように構成された本実施の形態における電気掃除機の動作、作用について、図10〜12を用いて説明する。
使用者が電気掃除機の運転を停止すると、制御手段3は、ファンモータ駆動手段4にファンモータ1への通電を停止させる信号を出力するとともに、除塵制御手段13に動作信号を送信し、さらにタイマー18に信号を送信し、時間の計時を開始させる。
除塵制御手段13による除塵動作を開始し、所定の時間が経過した後(例えば3秒後)、タイマー18は、制御手段3に終了信号を発信し、終了信号を受信した制御手段3は比較手段22に塵埃の大きさを判断させる信号を発信する。その信号を受けた比較手段22は、第2の所定時間、第1塵埃検出手段19と第2塵埃検出手段20それぞれからの出力信号のパルス数をカウントし、どちらの塵埃検出手段からのパルスが多いのかを比較し、制御手段3にその結果を送信する。本実施の形態における例においては、第1塵埃検出手段19でのパルス数が4発、第2塵埃検出手段でのパルス数も4発と同数である。
ここで比較手段22が受信する情報が、第1塵埃検出手段19からのパルス数よりも第2塵埃検出手段20からの信号が多い場合は、第2塵埃検出手段20の方が増幅率が大きく、より細かい塵埃まで検出可能であるため、集塵手段10に付着している塵埃は小さいものが多いということであるし、逆に本実施の形態のように、第1塵埃検出手段19と第2塵埃検出手段20のパルス数に差が見られない場合は、集塵手段10に付着している塵埃は大きいものが多いということが分かる。
制御手段3は、比較手段22から塵埃の大きさに関する信号を受信し、図11のようなグラフを用いて、除塵動作時間を決定する。即ち、第1塵埃検出手段19により検知されるパルス数と第2塵埃検出手段20により検知されるパルス数を比較し、除塵の継続時間の最小時間を10秒、最大時間を20秒として、第2塵埃検知手段のパルス数が多くなるほど除塵継続時間を長くする様にしている。
一般的に大きな塵埃は、集塵手段10の目の奥にまでは到達しにくく、除塵し易い。そのため除塵時間は短くてもよい。逆に小さな塵埃は、集塵手段10の目に入り込むので、除塵の効果は得られ難い。除塵する時間を、例えば10秒(図11中でα)と決定した制御手段3は、除塵制御手段13に、駆動信号を発信し、除塵制御手段13は10秒間、除塵動作を行う。
以上のように本実施の形態においては、除塵時に集塵手段10に付着した塵埃の大きさに合わせて、除塵動作の時間を変更するため、最適な除塵時間となり、使用性の良い電気掃除機を提供できるものである。
また、除塵動作の時間を都度変えることが、使用者に不快感を与える可能性も少なからずある。そのような場合、塵埃の大きさによって除塵動作の時間を変更するのではなく、図12に示すように、電磁石12に印加する電圧を変化させて、集塵手段10に与える力を変えるようにしても良い。
ここで、電磁石12に印加する電圧が高いと、集塵手段10に与える振動が大きくなり、印加する電圧が低いと、集塵手段10に与える振動が小さくなるため、同じ時間除塵する場合でも、除塵効果に差をつけることができる。
例えば、除塵動作時に大きな塵埃が多く検出される場合、綿ゴミなど除塵が容易な塵埃の付着だと推定されるため、除塵手段5の集塵手段10へ与える力を小さくし、静かに除塵し、逆に、除塵動作時に小さな塵埃が多く検出される場合、微細塵など除塵が難しい塵埃の付着だと推定されるため、除塵手段5の集塵手段10へ与える力を大きくして除塵力を増加させることにより、より短時間で、確実に、しかも効率良く除塵できる使用性の良い電気掃除機を提供できるものである。
以上のように、本実施の形態によれば、除塵動作全体の時間は変えず、常に一定の時間で除塵するため、使用性の良い電気掃除機を提供できるものである。
以上のように本発明にかかる電気掃除機は、集塵手段に付着した塵埃の状態に合わせて除塵動作を変化させることが可能となるため、除塵の取り残しや、無駄な除塵運転を防止できるもので、家庭用電気掃除機だけでなく、よりメンテナンスが重要となる業務用電気掃除機等への応用展開も有用である。
本発明の第1の実施の形態における電気掃除機の制御ブロック図 同電気掃除機の概略図 同電気掃除機の塵埃量検出手段の構成図 同電気掃除機の集塵手段と塵埃量検出手段との構成図 同電気掃除機の塵埃量と除塵時間との特性図 同電気掃除機の除塵動作の流れを表すグラフ 同電気掃除機において塵埃が無い場合の除塵手段の動作説明図 同電気掃除機において除塵できない塵埃の例を示す図 本発明の第2の実施の形態における電気掃除機の制御ブロック図 同電気掃除機の除塵動作の流れを表すグラフ 同電気掃除機の塵埃量検出手段と除塵時間の関係図 同塵埃量検出手段と除塵手段へ印加電圧の関係図
符号の説明
3 制御手段
5 除塵手段
6 報知手段
10 集塵手段
13 除塵制御手段
14 塵埃量検出手段
19 第1塵埃検出手段
20 第2塵埃検出手段
22 比較手段

Claims (5)

  1. 塵埃を捕集する集塵手段と、この集塵手段の内壁に付着した塵埃を除去する除塵手段と、前記集塵手段近傍に備えられ、前記集塵手段から除塵される塵埃の量を検出する塵埃量検出手段とを備え、前記塵埃量検出手段によって検出された塵埃の量に応じて、前記除塵手段の駆動時間を変える電気掃除機。
  2. 塵埃量検出手段を、所定の大きさ以上の塵埃を検出する第1塵埃検出手段と、前記所定の大きさ以上及びそれより小さい塵埃を検出する第2塵埃検出手段とで構成し、除塵動作時に、前記第1塵埃検出手段と、前記第2塵埃検出手段のそれぞれからの信号を比較し、除塵手段の駆動時間を、大きい塵埃が多い場合は短く、小さい塵埃が多い場合は長くするようにした請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 大きな塵埃が多い場合は、小さい塵埃が多い場合と比較して、除塵手段の動作する力を同等若しくはそれ以下とする請求項2に記載の電気掃除機。
  4. 報知手段を設け、除塵動作時に塵埃量検出手段によって検出される塵埃の量が、一定時間の後に所定の閾値以下に減少しない場合は、前記報知手段で、使用者に、集塵手段を手動で除塵することを促す請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  5. 除塵動作時に塵埃量検出手段によって検出される塵埃信号が、所定の時間無い場合は、それまで設定されていた除塵動作時間をリセットし、直ちに除塵動作を停止する請求項1〜4のいずれか1項に記載の電気掃除機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021237985A1 (zh) * 2020-05-29 2021-12-02 天佑电器(苏州)有限公司 清洁吸尘设备的过滤器的方法及吸尘设备

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