JP2008103874A - 電力増幅器 - Google Patents

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Abstract

【課題】回路の複雑化を避けながら、基本周波数よりも広帯域の2次高調波のインピーダンス制御を可能とする。
【解決手段】入力信号の基本周波数のバンド幅が第1の基本周波数F1から第2の基本周波数F2までの50MHz以上である広帯域で使用される電力増幅器用トランジスタ102の出力整合回路は、1nH以上のインダクタ108Lと容量108Cとが直列に接続されてなる第1の2次直列共振回路108と、1nH以下のインダクタ109Lと容量109Cとが直列に接続されてなる第2の2次直列共振回路109とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話を主とした、高周波帯を用いた無線携帯端末の信号送信部用に用いられる半導体電力増幅器の回路技術に関するものであり、特に、送信周波数の広帯域化を目的とした技術に関するものである。
近年、携帯電話においては周波数帯の不足によってマルチバンド化及び広帯域化が進んでいるため、携帯電話に用いられる電力増幅器には、広帯域に亘って主要な特性である電力負荷効率を向上させることが求められている。
電力増幅器の電力負荷効率性能は、主に電力増幅器の出力整合回路の特性に大きく影響される。電力増幅器における最終段の半導体増幅器が高出力時に非線形動作をするために、発生する非線形成分である高調波信号の処理回路が重要である。特に、主要な高調波である2倍波の高調波の処理回路が重要である。そこで、一般的には、2次高調波の周波数に合わせて共振周波数が設定された共振回路を構成し、その共振回路を出力回路に接続し、対象となる高調波を短絡又は開放することによって、2次高調波の出力レベルを抑圧する技術が用いられている。この共振回路は、増幅された出力信号の全体の中で2次高調波のみを抑圧することから、一般的に2次高調波トラップ回路と呼ばれている。また、一般的には、1nH以上のインダクタンスを有するトラップ線路又はインダクタ部品とコンデンサとの直列接続によって、2次高調波の周波数を共振周波数として有する共振回路を構成し、その共振回路を出力回路にシャント接続することにより、2次高調波を短絡する場合が多い。
特開2002−43873号公報 特開2000−40928号公報
しかしながら、電力増幅器に入力される信号の基本周波数の周波数帯域と比較して2次高調波の周波数帯域は2倍の大きさであるため、基本周波数の広帯域化に伴って、従来の2次高調波の帯域幅でのインピーダンス制御が困難になってきており、一つの出力整合回路によって広帯域に亘って整合することが困難になるという問題が生じてきている。
それに対して、従来、異なる周波数毎に最適化された電力増幅器を合成してなる電力増幅器を用いて広帯域化を行う方法(特許文献1参照)や、周波数毎に使用回路ブロックを可変とするように複雑化した回路を用いて広帯域化を行う方法(特許文献2参照)が提案されている。しかし、これらの従来方法には、回路の複雑化による部品点数の増大によりコストアップが生じるという問題点がある。
前記に鑑み、本発明は、回路の複雑化を避けながら、基本周波数よりも広帯域の2次高調波のインピーダンス制御を可能とすることを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明に係る電力増幅器は、単一の出力整合回路を用いて広帯域に亘る整合を行うことを特徴とする。具体的には、広帯域で2次高調波を処理するために、1nH以上のインダクタンスを有するインダクタと容量とを直列接続させた構成を持つ従来の2次高調波トラップ回路(第1の2次高調波トラップ回路)に加えて、1nH以下の低いインダクタンスを有するインダクタと大きな容量とによって構成され且つ第1の2次高調波トラップ回路とは共振度の異なる第2の2次高調波トラップ回路を設けることにより、広帯域で2次高調波(2倍波)を抑圧する手段を実現する。このとき、従来の第1の2次高調波トラップ回路の共振周波数を、広帯域の2次高調波周波数のうち低い周波数に合わせると共に、第2の2次高調波トラップ回路の共振周波数を、広帯域の2次高調波周波数のうち高い周波数に合わせる。
以下、本発明に係る電力増幅器の動作原理について説明する。直列共振回路では、当該回路を構成するインダクタと容量との積によって共振周波数が決定されるが、この積を一定にして共振周波数を一定に保った場合においても、インダクタ及び容量のそれぞれの値によっては、共振の高さ及び幅は変化する。すなわち、インダクタが小さく、容量が大きいと、共振高さは高くなり、共振幅も広くなる。また、インダクタが大きく、容量が小さいと、共振高さは低くなり、共振幅も小さくなる。ここで、従来型の高調波トラップ回路は、後者の場合であって、共振幅を小さく設定している。何故なら、共振幅が広くなってしまうと、基本周波数成分にまで影響を及ぼすこととなり、基本周波数成分に損失が生じてしまうからである。
図4は、1.6GHzの2次高調波周波数(基本周波数は800MHz)を共振周波数として持つ直列共振回路を電力増幅器にシャント接続した場合の抑圧結果を示している。尚、図4において、401は、1nH以上の大きなインダクタ値(L=1.2nH)と小さな容量値(C=8.2pF)との組合せを持つ直列共振回路を用いた場合の結果であり、402は、1nH以下の小さなインダクタ値(L=0.7nH)と大きな容量値(C=15pF)との組合せを持つ直列共振回路を用いた場合の結果である。図4に示すように、401の結果を402の結果と比較すると、1.6GHzの高調波周波数の抑圧については約5dB劣化しているが、800MHzの基本波周波数の通過については約4dB向上している。
以上のように、高調波トラップ回路を2つ設ける場合において単に従来型の高調波トラップ回路を2つ設けた場合には、共振幅が狭くなって周波数選択度という点では良いが、この共振幅が狭いという点が逆に欠点となり、広帯域における2次高調波の抑圧が不十分になるという問題がある。逆に、広帯域における2次高調波の抑圧を優先して、共振幅が広く且つ共振高さの高い高調波トラップ回路、つまりインダクタが小さく且つ容量が大きい直列共振回路を2つ設けた場合には、2次高調波の抑圧という点では十分であるが、共振幅が広いために基本周波数成分にまで影響が生じ、基本周波数での利得が劣化するという問題がある。
そこで、本発明では、2つの高調波トラップ回路のうち第1の2次高調波トラップ回路については、広帯域の基本周波数のうち低い周波数(下限)F1に共振周波数を合わせて設計すると共に大きなインダクタと小さい容量との組合せによって構成し、それによって2次高調波を抑圧しつつ共振幅を狭くして基本周波数成分への影響を防止することを目的とする。また、第2の2次高調波トラップ回路については、広帯域の基本周波数のうち高い周波数(上限)F2に共振周波数を合わせて設計すると共に小さなインダクタと大きな容量との組合せによって構成し、F1の2次高調波を含む広帯域に亘って2次高調波の通過特性を抑圧する。この場合、基本周波数が広帯域であっても、基本周波数のうち高い周波数F2の2次高調波に共振周波数を合わせているので、基本周波数成分に及ぼす影響は、低い周波数F1の2次高調波に共振周波数を合わせた場合と比べて小さい。
本発明によると、上記2つの高調波トラップ回路の組合せによって、広帯域に亘る2次高調波のインピーダンス制御が可能となる。
尚、本発明の電力増幅器の実際の構成においては、F1を共振周波数とし且つ大きなインダクタと小さな容量とから構成される第1の2次高調波トラップ回路については、従来技術であって容易に構成できるが、F2を共振周波数とし且つ小さなインダクタと大きな容量とから構成される第2の2次高調波トラップ回路については、1nH以下の小さなインダクタを精度良く形成するに際して工夫を要する。そこで、本発明では、出力トランジスタ(電力増幅器用トランジスタ)のバイアスラインの途中(トランジスタ出力端側)にシャントC(分岐点)を設け、トランジスタ出力端からシャントCまでの僅かな距離をインダクタンスとして利用することによって、1nH以下の小さなインダクタを精度良く形成する。
本発明によると、単一の出力整合回路によって、広帯域に亘る2次高調波のインピーダンス制御が可能となるため、高効率の電力増幅器を簡素な回路構成によって低コスト化しつつ実現することができる。
(実施形態)
以下、本発明の一実施形態に係る電力増幅器について、図面を参照しながら説明する。尚、本実施形態の電力増幅器が対象とする入力信号の基本周波数は、バンド幅が第1の基本周波数F1から第2の基本周波数F2までの50MHz以上である広帯域の基本周波数であれば特に限定されるものではないが、以下、基本周波数が800MHz以上で且つ900MHz以下の広帯域の基本周波数である場合について説明する。すなわち、本実施形態において、上記第1の基本周波数F1は800MHzであり、上記第2の基本周波数F2は900MHzである。
図1は、本発明の出力整合回路を含む本実施形態の電力増幅器の回路図である。尚、図1においては図示を省略しているが、実際の電力増幅器の構成においては、出力段トランジスタ102のバイアス回路、出力段トランジスタ102の信号入力端100までのドライバー段回路、及び当該ドライバー段回路と出力段トランジスタ102との整合回路等が設けられる。すなわち、出力段トランジスタ102の信号入力端100には前記ドライバー段回路から信号が入力される。
図1に示すように、出力段トランジスタ102には、電源103からバイアスラインインダクタ104を経由してバイアス電圧が供給されている。ここで、バイアスラインインダクタ104のインダクタンスは例えば7〜15nHであり、バイアスラインインダクタ104の電気長(つまりバイアスラインにおける後述するバイパスコンデンサ110から後述するシャント容量109Cの分岐点までの部分の電気長)は、理想的には開放となるλ/4であることが好ましいが、実際の構成においてはλ/16以上で且つλ/8以下であってもよい。尚、λは入力信号の波長である。また、電源103とバイアスラインインダクタ104との間には、例えば1000pF以上のバイパスコンデンサ110が設けられている。
また、出力段トランジスタ102から電力増幅器の出力端101までの出力ライン上には、例えば2〜3nHの直列インダクタ(出力ラインインダクタ)105と、例えば6〜10pFの出力整合シャント容量106と、例えば100pF以上の出力整合直列容量107とが設けられており、これによって、広帯域増幅を目的として800MHz〜900MHzの基本周波数(1次周波数)成分の整合が実現される。
さらに、本実施形態においては、本発明の2種類の2次高調波トラップ回路(2次高調波共振回路)が設けられているが、以下、これらの2次高調波トラップ回路について詳述する。
まず、一般的な位置、具体的には、出力段トランジスタ102の出力端と直列インダクタ105との間で出力ラインから分岐したラインに、1nH以上(例えば1〜2nH)のインダクタ108Lと例えば6〜9pFの容量108Cとが直列に接続されてなる第1の2次直列共振回路108が設けられている。第1の2次直列共振回路108の容量108C側はグランドに接続されている。また、第1の2次直列共振回路108の共振周波数は第1の基本周波数F1(800MHz)の2次高調波の周波数に設定されている。
また、バイアスラインの途中から分岐したライン、具体的には、出力段トランジスタ102の出力端とバイアスラインインダクタ104との間の所定の分岐点でバイアスラインから分岐したラインに、容量108Cよりも大きい容量値(例えば9〜13pF)を持つシャント容量109Cが設けられている。シャント容量109Cにおけるバイアスラインの反対側はグランドに接続されている。この構成によって、出力段トランジスタ102の出力端(出力段トランジスタ102がバイポーラトランジスタである場合にはコレクタ端に相当し、出力段トランジスタ102がFET(field-effect transistor )である場合にはドレイン端に相当する)からシャント容量109Cの接続点(上記所定の分岐点)までの範囲のバイアスラインが1nH以下(例えば0.5〜1nH)のインダクタ109Lとなる。本実施形態では、当該インダクタ109Lとシャント容量109Cとから構成される直列共振回路が第2の2次直列共振回路109として機能する。第2の2次直列共振回路109の共振周波数は第2の基本周波数F2(900MHz)の2次高調波の周波数に設定されている。
ここで、インダクタ109Lは例えばマイクロストリップラインで構成されていてもよい。また、例えば出力段トランジスタ102が集積されている半導体基板を実装したパッケージがある場合、容量108Cも当該半導体基板上に集積されており、出力段トランジスタ102の出力端からバイアスライン端までの部分(具体的には電源103、バイパスコンデンサ110、バイアスラインインダクタ104、インダクタ109L及びシャント容量109C)が、上記パッケージ内に収納される部品(上記半導体基板上には集積されていない外付けのチップ部品、及び上記パッケージ内のストリップラインを利用したインダクタ部品)であってもよい。シャント容量109Cが上記チップ部品である場合には、シャント容量109Cを半導体基板上に集積する場合と比較して、上記所定の分岐点とシャント容量109Cとをワイヤーボンドによって接続する必要がないため、1nH以上のインダクタンスが不要となり、広帯域化が容易になる。尚、シャント容量109Cは、出力段トランジスタ102が集積されている半導体基板とは異なる他の半導体基板上に集積されていてもよい。
図2は、上記本発明の各直列共振回路を電力増幅器にシャント接続した場合の通過特性を、後述する比較例の直列共振回路を電力増幅器にシャント接続した場合の通過特性と比較して示している。尚、図2に示す結果(本発明の結果301)は、上記各回路定数の範囲のうち、特に、以下の場合について得られたものである。すなわち、基本周波数のうち低い第1の基本周波数F1(800MHz)の2倍の1.6GHzを直列共振周波数として持つ第1の2次直列共振回路108が1.3nHのインダクタンス値と7.5pFの容量値とを有し、基本周波数のうち高い第2の基本周波数F2(900MHz)の2倍の1.8GHzを直列共振周波数として持つ第2の2次直列共振回路109が0.6nHのインダクタンス値と12pFの容量値とを有する場合である。
図2に示すように、本発明の直列共振回路によると、第1の基本周波数F1(800MHz)の2次高調波1.6GHzの通過特性は約−46dBであり、第2の基本周波数F2(900MHz)の2次高調波1.8GHzの通過特性は約−71dBであって、それぞれ良好な通過特性(各高調波周波数の抑圧が十分であるという特性)を示している。また、第1の基本周波数F1(800MHz)の通過については、その損失が約−2.6dBと問題にならない範囲の値である。
以上に説明したように、本実施形態によると、第1の2次直列共振回路108つまり第1の2次高調波トラップ回路については、広帯域の基本周波数のうち低い周波数(下限)F1に共振周波数を合わせて設計すると共に大きなインダクタと小さい容量との組合せによって構成するため、2次高調波を抑圧しつつ共振幅を狭くして基本周波数成分への影響を防止することができる。また、第2の2次直列共振回路109つまり第2の2次高調波トラップ回路については、広帯域の基本周波数のうち高い周波数(上限)F2に共振周波数を合わせて設計すると共に小さなインダクタと大きな容量との組合せによって構成するため、F1の2次高調波を含む広帯域に亘って2次高調波の通過特性を抑圧することができる。この場合、基本周波数が広帯域であっても、基本周波数のうち高い周波数F2の2次高調波に共振周波数を合わせているので、基本周波数成分に及ぼす影響は、低い周波数F1の2次高調波に共振周波数を合わせた場合と比べて小さくなる。
従って、本実施形態によると、第1の2次直列共振回路108及び第2の2次直列共振回路109の組合せによって、広帯域に亘る2次高調波のインピーダンス制御が可能となる。すなわち、単一の出力整合回路によって、広帯域に亘る2次高調波のインピーダンス制御が可能となるため、高効率の電力増幅器を簡素な回路構成によって低コスト化しつつ実現することができる。
(比較例)
以下、比較例に係る電力増幅器について、図面を参照しながら説明する。
図3は、電力増幅器用トランジスタ及び出力整合回路を含む比較例の電力増幅器の回路図である。図3に示すように、出力段トランジスタ202には、電源203からバイアスラインインダクタ204を経由してバイアス電圧が供給されている。また、電源203とバイアスラインインダクタ204との間にはバイパスコンデンサ211が設けられている。また、出力段トランジスタ202から電力増幅器の出力端201までの出力ライン上には直列インダクタ(出力ラインインダクタ)205と出力整合シャント容量206と出力整合直列容量207とが設けられている。さらに、比較例においては、2次高調波トラップ回路(2次高調波共振回路)が2つ設けられている。具体的には、出力段トランジスタ202の出力端と直列インダクタ205との間で出力ラインから分岐したラインに、インダクタ208Lと容量208Cとが直列に接続されてなる第1の2次直列共振回路208が設けられている。また、第1の2次直列共振回路208の分岐点と直列インダクタ205との間で出力ラインから分岐したラインに、インダクタ209Lと容量209Cとが直列に接続されてなる第2の2次直列共振回路209が設けられている。尚、出力ラインにおける第1の2次直列共振回路208の分岐点と第2の2次直列共振回路209の分岐点との間にはインダクタ210が設けられている。
図2において、302は、2つの2次直列共振回路208及び209のインダクタ値が共に1nH以上である場合(第1比較例)の通過特性、より詳細には、第1の2次直列共振回路208が1.3nHのインダクタンス値と7.5pFの容量値とを有し、第2の2次直列共振回路209が1.3nHのインダクタンス値と5.9pFの容量値とを有する場合の通過特性を示している。また、303は、2つの2次直列共振回路208及び209のインダクタ値が共に1nH以下である場合(第2比較例)の通過特性、より詳細には、第1の2次直列共振回路208が0.65nHのインダクタンス値と15pFの容量値とを有し、第2の2次直列共振回路209が0.65nHのインダクタンス値と12pFの容量値とを有する場合の通過特性を示している。
図2に示す302の結果から、インダクタ値が共に1nH以上の2次直列共振回路を2つ設けた場合には、基本周波数F1(800MHz)の通過については、その損失が約−2.4dBと問題にならない範囲の値であるものの、F1の2次高調波1.6GHzの通過特性は約−41dBであり、基本周波数F2(900MHz)の2次高調波1.8GHzの通過特性は約−57dBであって、2次高調波の抑圧が不十分であることが分かる。また、1.6GHzと1.8GHzとの間の周波数成分の抑圧についても、共振幅が狭いために不十分であることが分かる。
また、図2に示す303の結果から、インダクタ値が共に1nH以下の2次直列共振回路を2つ設けた場合には、F1の2次高調波1.6GHzの通過特性は約−62dBであり、F2の2次高調波1.8GHzの通過特性は約−79dBであって、2次高調波の抑圧は十分であるものの、基本周波数F1(800MHz)の通過については、その損失が約−4.1dBと無視できないことが分かる。
それに対して、図2に示す301の結果(本発明の結果)から、インダクタ値が1nH以上の2次直列共振回路とインダクタ値が1nH以下の2次直列共振回路とを1つずつ設けた本発明の出力整合回路によれば、前述のように、基本周波数成分の損失を防止しつつ、広帯域に亘る2次高調波成分の抑圧を実現できることが分かる。
本発明は、単一の電力増幅器によって広帯域に亘って電力の高効率性を得ることができる技術であり、低コストで広帯域電力増幅器を実現することができるものであるから、無線通信全般で今後利用が拡大する広帯域の電力増幅器技術に適用することできる。
図1は本発明の一実施形態に係る電力増幅器の回路図である。 図2は本発明の一実施形態に係る電力増幅器の出力整合回路の通過特性を、比較例に係る電力増幅器の出力整合回路の通過特性と比較して示した図である。 図3は比較例に係る電力増幅器の回路図である。 図4は、電力増幅器の出力整合回路の通過特性と、当該出力整合回路に用いられる2次高調波トラップ回路のインダクタ値及び容量値と、の関係を示す図である。
符号の説明
100 入力端(ドライバー段からの入力端)
101 出力端(電力増幅器の出力端)
102 出力段トランジスタ
103 電源
104 バイアスラインインダクタ
105 出力ラインインダクタ
106 出力整合シャント容量
107 出力整合直列容量
108 第1の2次高調波共振回路(第1の2次直列共振回路)
108L インダクタ
108C 容量
109 第2の2次高調波共振回路(第2の2次直列共振回路)
109L インダクタ
109C 容量
110 バイパスコンデンサ
200 入力端(ドライバー段からの入力端)
201 出力端(電力増幅器の出力端)
202 出力段トランジスタ
203 電源
204 バイアスラインインダクタ
205 出力ラインインダクタ
206 出力整合シャント容量
207 出力整合直列容量
208 第1の2次高調波共振回路(第1の2次直列共振回路)
208L インダクタ
208C 容量
209 第2の2次高調波共振回路(第2の2次直列共振回路)
209L インダクタ
209C 容量
210 インダクタ
211 バイパスコンデンサ
301 本発明の電力増幅器の出力整合回路の通過特性
302 第1比較例の電力増幅器の出力整合回路の通過特性
303 第2比較例の電力増幅器の出力整合回路の通過特性
401 1nH以上の大きなインダクタ値と小さな容量値との組合せを持つ直列共振回 路を電力増幅器の出力整合回路に用いた場合の通過特性
402 1nH以下の小さなインダクタ値と大きな容量値との組合せを持つ直列共振回 路を電力増幅器の出力整合回路に用いた場合の通過特性

Claims (5)

  1. 入力信号の基本周波数のバンド幅が第1の基本周波数F1から第2の基本周波数F2までの50MHz以上である広帯域で使用される電力増幅器用トランジスタと、出力整合回路とを備えた電力増幅器であって、
    前記出力整合回路は、
    前記電力増幅器用トランジスタの出力端とグランドとの間に直列に接続された1nH以上の第1のインダクタと第1のコンデンサとから構成され且つ前記第1の基本周波数F1の2次高調波の周波数を共振周波数とする第1の直列共振回路と、
    前記電力増幅器用トランジスタの出力端とグランドとの間に直列に接続された1nH以下の第2のインダクタと第2のコンデンサとから構成され且つ前記第2の基本周波数F2の2次高調波の周波数を共振周波数とする第2の直列共振回路とを有し、
    前記第2のインダクタは、前記電力増幅器用トランジスタの出力端と、当該出力端に接続され且つ前記電力増幅器用トランジスタに電力を供給するバイアスライン上の所定の分岐点との間に設けられ、
    前記第2のコンデンサの一端は、前記所定の分岐点で前記バイアスラインから分岐したラインに接続されていると共に、前記第2のコンデンサの他端はグランドに接続されていることを特徴とする電力増幅器。
  2. 請求項1に記載の電力増幅器において、
    前記第2のインダクタはマイクロストリップ線路により構成されていることを特徴とする電力増幅器。
  3. 請求項1又は2に記載の電力増幅器において、
    前記第1のコンデンサは、前記電力増幅器用トランジスタが集積されている半導体基板上に集積されており、
    前記第2のコンデンサはチップ部品であることを特徴とする電力増幅器。
  4. 請求項1又は2に記載の電力増幅器において、
    前記第1のコンデンサは、前記電力増幅器用トランジスタが集積されている半導体基板上に集積されており、
    前記第2のコンデンサは、前記電力増幅器用トランジスタが集積されている半導体基板とは異なる他の半導体基板上に集積されていることを特徴とする電力増幅器。
  5. 請求項1〜4に記載の電力増幅器において、
    前記バイアスラインにおける電源接続部には1000pF以上のバイパスコンデンサが接続されており、
    前記バイアスラインにおける前記バイパスコンデンサから前記所定の分岐点までの部分は、前記入力信号の波長をλとして、λ/16以上で且つλ/8以下の電気長に相当するインダクタンス値を有することを特徴とする電力増幅器。
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