JP2008103534A - 半導体発光素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】活性層の層厚を厚くすることなく、半導体層を厚くすることなく、第一電極の面積を大きくすることなく、電流分散特性を向上させる半導体発光素子を提供する。
【解決手段】第一、第二導電型クラッド層2,3と活性層4を有する半導体発光素子1において、第一導電型クラッド層2と活性層4の間、活性層4と第二導電型クラッド層3の間のそれぞれに上記光に対して透明であり、かつ、バンドキャップが活性層4より大きく、かつ、活性層4と格子整合する多層膜層9,10が設けられた。
【選択図】図1

Description

本発明は、活性層の層厚を厚くすることなく、半導体層を厚くすることなく、第一電極の面積を大きくすることなく、電流分散特性を向上させる半導体発光素子に関する。
半導体発光素子である発光ダイオード(LED)は、近年、GaN系やAlGaInP系の高品質結晶をMOVPE法で成長させることができるようになったことから、青色、緑色、橙色、黄色、赤色等の高輝度LEDが製造できるようになった。LEDの高輝度化に伴い、自動車のブレーキランプや液晶ディスプレイのバックライト等に用途が広がり、需要が年々増加している。
MOVPE法によって高品質結晶が成長可能となって以来、発光素子の内部における発光効率は理論値の限界値に近付きつつある。しかし、発光素子から外部への光取り出し効率は未だ低く、光取り出し効率の向上が望まれている。
例えば、高輝度赤色LEDは、AlGaInP系の材料で形成され、導電性のGaAs基板上に格子整合する組成のAlGaInP系の材料からなるn型AlGaInP層と、p型AlGaInP層と、これらに挟まれたAlGaInP又はGaInPからなる発光部の一部である活性層を有するダブルへテロ構造となっている。ここで、AlGaInP系の材料とは、AlGaInPを主成分とし組成比又は添加物が異なる種々の材料の総称である。AlGaInP系の材料を用いた半導体発光素子には、GaInP、GaPなどの材料も併用される。
この種の半導体発光素子は、GaAs基板のバンドギャップが活性層のバンドギャップよりも狭いために、活性層からの光の多くがGaAs基板に吸収され、光取り出し効率が低下する。
この対策として、活性層とGaAs基板との間に屈折率の異なる半導体からなる多層反射膜構造の層を形成することによってGaAs基板に向かう光を反射させることでGaAs基板での光の吸収を減少させ、光取り出し効率を向上させる方法がある。しかし、この方法では、多層反射膜構造層に対して限定された入射角を持つ光しか反射しない。つまり、GaAs基板に向かった光の一部しか反射させることができず、取り出し効率を十分に向上させることが難しい。
そこで、AlGaInP系の材料からなるダブルへテロ構造の部分が成長により形成された半導体発光素子を作製後に、反射率の高い金属の層(反射金属膜層)を介して、上記ダブルへテロ構造の部分をSiやGaAs等の支持基板に貼り付け、その後、成長に用いたGaAs基板を除去する方法が特許文献1に開示されている。この方法を用いれば、反射層として金属を用いているので、反射層に対する入射角を選ばずに高い反射率の反射が可能となる。このために、前述した多層反射膜構造の層を形成するよりも高輝度化ができる。つまり、活性層で発生した光をより有効に取り出すことで高輝度化ができる。
特開2006−135214号公報
従来の半導体発光素子では、半導体層(エピタキシャル層)を厚くすることによって電流を拡散させることで高輝度化を図っていた。しかし、反射金属膜層で光を効率よく反射して高輝度化する半導体発光素子では、基板を貼り替える工程があるため、半導体層をあまり厚くすることができない。なぜなら、半導体層を厚くするとエピタキシャルウエハの反りが大きくなってしまい、貼り替える工程が難しくなり、歩留まりが低下するからである。
また、半導体層を厚くすることは原料コスト面からも不利である。
そこで、半導体層を厚くせずに電流分散(拡散・広がりとも言う)を良くする方法として、第一電極を細線電極構造とする方法がある。しかし、細線による第一電極の面積が大きくなればなるほど電流分散を良くすることができる一方で、第一電極の影になる部分の面積が増大することにより、外部に光を取り出しにくくなるデメリットがある。つまり、トレードオフの関係にある。第一電極の面積増大化は、電流分散改良と影の拡大とのトレードオフの関係にある。
反射金属膜層で光を効率よく反射して高輝度化する半導体発光素子では、活性層で発光した光が反射金属膜層で反射されると、この光が再度、活性層を通ることになる。しかし、活性層は発光した光に対して完全に透明ではないため、上記反射金属膜層で反射された光は活性層で幾分か吸収される。この吸収を減らすためには活性層の層厚を薄くすることが好ましいのであるが、あまり薄くし過ぎるとキャリアのオーバーフローにより発光出力が低下してしまうという問題がある。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、活性層の層厚を厚くすることなく、半導体層を厚くすることなく、第一電極の面積を大きくすることなく、電流分散特性を向上させる半導体発光素子を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、第一、第二導電型クラッド層及びこれら第一、第二導電型クラッド層に挟まれ光を発生する活性層を含む複数のAlGaInP系半導体層と、第一導電型クラッド層側の主面を部分的に覆う第一電極と、第二導電型クラッド層側の反対面を覆う第二電極と、第二導電型クラッド層と第二電極との間で上記光を反射する反射金属膜層とを有する半導体発光素子において、第一導電型クラッド層と活性層の間、活性層と第二導電型クラッド層の間のいずれか又はそれぞれに上記光に対して透明であり、かつ、バンドキャップが活性層より大きく、かつ、活性層と格子整合する多層膜層が設けられたものである。
上記多層膜層の材料が(AlXGa1-XYIn1-YP、ただし、0.3≦X<1,0.4≦Y≦0.6で表されてもよい。
上記多層膜層を構成する各膜の膜厚が3〜15nmであってもよい。
第二導電型クラッド層の第二電極側に、GaP、AlGaAs、GaAsP、AlGaInP、GaInPのいずれかを材料とする第二導電型クラッド層側コンタクト層が設けられてもよい。
第二導電型クラッド層と上記第二導電型クラッド層側コンタクト層との間に、材料がGaXIn1-XP、ただし、0.6≦X<1で表される介在層が設けられてもよい。
上記第二導電型クラッド層側コンタクト層が複数の分割コンタクト層から構成され、これら複数の分割コンタクト層中の一部がアンドープ層であってもよい。
上記第二導電型クラッド層側コンタクト層を構成する複数の分割コンタクト層のうち上記アンドープ層を挟む2つの分割コンタクト層は、材料に含まれる導電型決定不純物が互いに異なってもよい。
上記2つの分割コンタクト層の材料に含まれる導電型決定不純物が一方はMg他方はZnであってもよい。
上記活性層がペア数が5〜40の多重量子井戸構造を有してもよい。
上記活性層が単一構造を有し、かつ、層厚が20〜200nmであってもよい。
第一導電型クラッド層の材料に含まれる第一導電型決定不純物がTe、Se、Siのいずれかであってもよい。
第二導電型クラッド層の材料に含まれる第二導電型決定不純物がMg、Znのいずれかであってもよい。
上記AlGaInP系半導体層と第一電極との間に、第一電極に覆われた部分と同じ部分を覆い、上記活性層よりもバンドギャップエネルギが小さい第一電極側コンタクト層が設けられてもよい。
第一、第二導電型クラッド層及び活性層の材料が(AlXGa1-XYIn1-YP、ただし、0<X<1,0.4≦Y≦0.6で表されてもよい。
上記AlGaInP系半導体層と上記反射金属膜層との間であって第一電極に覆われない部分に、複数のオーミックコンタクト接合部が配置されてもよい。
上記AlGaInP系半導体層と上記反射金属膜層との間であって上記オーミックコンタクト接合部同士の間に、酸化物層が形成されてもよい。
上記酸化物層の層厚Dは、
d=定数A×波長λp/(4×屈折率n)
の関係式(定数Aは奇数)で表される値の±30%の範囲にあってもよい。
上記酸化物層の材料がSiO2、SiNのいずれか一方又は両方の組み合わせであってもよい。
上記AlGaInP系半導体層の第一導電型クラッド層側の主面に凹凸が形成されてもよい。
上記AlGaInP系半導体層の第一導電型クラッド層側の主面に、該AlGaInP系半導体層と空気との間の屈折率又は該AlGaInP系半導体層と樹脂との間の屈折率を有する酸化物を材料とする主面酸化物層が設けられてもよい。
主面酸化物層の材料がSiO2、SiNのいずれか一方又は両方の組み合わせであってもよい。
本発明は次の如き優れた効果を発揮する。
(1)活性層の層厚を厚くすることなく、半導体層を厚くすることなく、第一電極の面積を大きくすることなく、電流分散特性を向上させることができる。
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
本発明者は、前述した課題を解決するべく鋭意努力の結果、活性層を構成している多重量子井戸(MQW)のペア数を増加させると、この増加に伴い電流分散特性が良好になることを発見した(図7、図8参照)。しかし、その反面で活性層の層厚が増加すると光の吸収も増えるので、発光効率の向上にはなかなか結びつかない。
そこで、さらに鋭意努力の結果、活性層自体を増やすのではなく、活性層で発生した光に対して透明な材料を用いて、MQWと類似したヘテロ構造の層(以下、多層膜層と称する)を追加することによっても、電流分散特性が良好になることを発見した。このように活性層は増やさずに多層膜層を設けた結果、半導体発光素子内部での光吸収損失を従来より低減し、且つ、従来と同等の電流分散特性を有することが可能となり、高効率、高輝度の半導体発光素子が実現される。
図1に示されるように、本発明に係る半導体発光素子1は、第一、第二導電型クラッド層2,3及びこれら第一、第二導電型クラッド層2,3に挟まれ光を発生する活性層4を含む複数のAlGaInP系半導体層5と、第一導電型クラッド層側の主面を部分的に覆う第一電極6と、第二導電型クラッド層側の反対面を覆う第二電極7と、第二導電型クラッド層3と第二電極7との間で上記光を反射する反射金属膜層8とを有する半導体発光素子1において、第一導電型クラッド層2と活性層4の間、活性層4と第二導電型クラッド層3の間のそれぞれに上記光に対して透明であり、かつ、バンドキャップが活性層4より大きく、かつ、活性層4と格子整合する多層膜層9,10が設けられたものである。第一導電型クラッド層2と活性層4の間の多層膜層9を第一側多層膜層9と呼び、活性層4と第二導電型クラッド層3の間の多層膜層10を第二側多層膜層10と呼ぶことにする。
第一側、第二側多層膜層9,10の材料は、(AlXGa1-XYIn1-YP、ただし、0.3≦X<1,0.4≦Y≦0.6で表される。
第一側、第二側多層膜層9,10は、多数の膜を積層して構成されるが、これら1つ1つの膜の膜厚が3〜15nmである。第一側、第二側多層膜層9,10は、層厚が50〜500nmが好ましい。
第二導電型クラッド層3の第二電極側に、GaP、AlGaAs、GaAsP、AlGaInP、GaInPのいずれかを材料とする第二導電型クラッド層側コンタクト層11が設けられている。
第二導電型クラッド層3と第二導電型クラッド層側コンタクト層11との間に、材料がGaXIn1-XP、ただし、0.6≦X<1で表される介在層12が設けられている。
第二導電型クラッド層側コンタクト層11は、複数(ここでは3つ)の分割コンタクト層13,14,15から構成されている。これら複数の分割コンタクト層中の一部である分割コンタクト層14は、積極的に導電型決定不純物が添加されていないアンドープ層である。
第二導電型クラッド層側コンタクト層11を構成する複数の分割コンタクト層13,14,15のうちアンドープ層である分割コンタクト層14を挟む2つの分割コンタクト層13,15は、材料に含まれる導電型決定不純物が互いに異なっている。
2つの分割コンタクト層13,15の材料に含まれる導電型決定不純物は、一方はMg他方はZnである。すなわち、第二導電型クラッド層側コンタクト層11中の第一電極側に位置して介在層12に接する分割コンタクト層13の材料にMgが含まれ、第二導電型クラッド層側コンタクト層11中の第二電極側に位置する分割コンタクト層15の材料にZnが含まれる。
活性層4は、ペア数が5〜40の多重量子井戸(MQW)構造を有する。ただし、活性層4は、単一構造を有し、かつ、層厚が20〜200nmであってもよい。また、活性層4は、歪み多重量子井戸構造を有してもよい。
第一導電型クラッド層2の材料に含まれる第一導電型決定不純物は、Te、Se、Siのいずれかである。
第二導電型クラッド層3の材料に含まれる第二導電型決定不純物は、Mg、Znのいずれかである。
AlGaInP系半導体層5と第一電極6との間に、第一電極6に覆われた部分と同じ部分を覆い、活性層4よりもバンドギャップエネルギが小さい第一電極側コンタクト層16が設けられている。
第一、第二導電型クラッド層2,3及び活性層4の材料は、(AlXGa1-XYIn1-YP、ただし、0<X<1,0.4≦Y≦0.6で表される。
AlGaInP系半導体層5と反射金属膜層8との間であって第一電極6に覆われない部分に、複数のオーミックコンタクト接合部17が配置されている。
AlGaInP系半導体層5と反射金属膜層8との間であってオーミックコンタクト接合部17同士の間に、酸化物層18が形成されている。
酸化物層18の層厚Dは、
d=定数A×波長λp/(4×屈折率n)
の関係式(定数Aは奇数)で表される値の±30%の範囲にある。
酸化物層18の材料は、SiO2、SiNのいずれか一方又は両方の組み合わせである。
また、図1の半導体発光素子1は、これまで述べた特徴に加え、第一導電型クラッド層2と第一電極側コンタクト層16との間に、ウインドウ層19が設けられている。そして、反射金属膜層8の第二電極側には金属密着層20が設けられ、その金属密着層20と第二電極7との間に、GaAs支持基板21が設けられている。
次に、図1の半導体発光素子1の製造方法を図2により説明する。
図2に示されるように、導電型決定不純物がSiであるn型のGaAs成長用基板(光吸収性半導体基板)22上に、エッチングストップ層23、第一電極側コンタクト層16を形成するための層24、ウインドウ層19、第一導電型クラッド層2、第一側多層膜層9、活性層4、第二側多層膜層10、第二導電型クラッド層3、介在層12、第二導電型クラッド層側コンタクト層11(分割コンタクト層13,14,15)をこの順で成長させることにより、AlGaInP系半導体層5が積層されたウエハ25を形成する。
このウエハ25の分割コンタクト層15の表面に酸化物層18を形成するための層(図示せず)を形成し、この層にオーミックコンタクト接合部17を作り込むための穴を形成し、この穴内にオーミックコンタクト接合部17を形成する。オーミックコンタクト接合部17でない部分が酸化物層18となる。これらオーミックコンタクト接合部17及び酸化物層18上に反射金属膜層8、金属密着層20、GaAs支持基板21をこの順に設けた後、GaAs成長用基板22とエッチングストップ層23を除去する。
その後、第一電極側コンタクト層16を形成するための層24の表面に第一電極6を形成し、この第一電極6をマスクとして第一電極側コンタクト層16を形成する。そして、GaAs支持基板21の表面に第二電極7を形成することにより、図1の半導体発光素子1が得られる。
本発明の半導体発光素子1は、第一導電型クラッド層2と活性層4の間に多層膜層9を設け、活性層4と第二導電型クラッド層3の間に多層膜層10を設けたので、半導体発光素子内部での光吸収損失を従来より低減し、且つ、従来と同等の電流分散特性を有することが可能となり、高効率、高輝度の半導体発光素子1が実現される。
次に、他の実施形態を説明する。
図3に示されるように、導電型決定不純物がSiであるn型のGaAs成長用基板(光吸収性半導体基板)22上に、エッチングストップ層23、第一電極側コンタクト層16を形成するための層24、ウインドウ層19、第一導電型クラッド層2、第一側多層膜層9、活性層4、第二導電型クラッド層3、介在層12、第二導電型クラッド層側コンタクト層11(分割コンタクト層13,14,15)をこの順で成長させることにより、AlGaInP系半導体層5が積層されたウエハ31を形成する。
ウエハ31は、図2のウエハ25と比べると第二側多層膜層10を欠いているほかは同じである。このウエハ31に、前述の実施形態同様に酸化物層18、オーミックコンタクト接合部17、反射金属膜層8、金属密着層20、GaAs支持基板21を設け、GaAs成長用基板22、エッチングストップ層23を除去し、第一電極6、第一電極側コンタクト層16を形成し、第二電極7を形成することにより、本発明の半導体発光素子が得られる。
図4に示されるように、導電型決定不純物がSiであるn型のGaAs成長用基板(光吸収性半導体基板)22上に、エッチングストップ層23、第一電極側コンタクト層16を形成するための層24、ウインドウ層19、第一導電型クラッド層2、活性層4、第二側多層膜層10、第二導電型クラッド層3、介在層12、第二導電型クラッド層側コンタクト層11(分割コンタクト層13,14,15)をこの順で成長させることにより、AlGaInP系半導体層5が積層されたウエハ41を形成する。
ウエハ41は、図2のウエハ25と比べると第一側多層膜層9を欠いているほかは同じである。このウエハ41に、前述の実施形態同様に酸化物層18、オーミックコンタクト接合部17、反射金属膜層8、金属密着層20、GaAs支持基板21を設け、GaAs成長用基板22、エッチングストップ層23を除去し、第一電極6、第一電極側コンタクト層16を形成し、第二電極7を形成することにより、本発明の半導体発光素子が得られる。
図5に示されるように、導電型決定不純物がSiであるn型のGaAs成長用基板(光吸収性半導体基板)22上に、エッチングストップ層23、第一電極側コンタクト層16を形成するための層24、ウインドウ層19、第一導電型クラッド層2、第一側多層膜層9、活性層4、第二側多層膜層10、第二導電型クラッド層3、介在層12、第二導電型クラッド層側コンタクト層51(分割コンタクト層13,15)をこの順で成長させることにより、AlGaInP系半導体層5が積層されたウエハ52を形成する。、
ウエハ52は、図2のウエハ25と比べると第二導電型クラッド層側コンタクト層51が第二導電型クラッド層側コンタクト層11と異なるほかは同じである。すなわち、第二導電型クラッド層側コンタクト層51は、導電型決定不純物が互いに異なる分割コンタクト層13,15からなり、アンドープ層である分割コンタクト層14を有さない。このウエハ52からも前述の実施形態同様に本発明の半導体発光素子が得られる。
以下、各層別の好適条件を述べる。
第一側、第二側多層膜層9,10は、活性層4で発光した光に対して透明であることが望ましい。しかし、ヘテロ界面での障壁が小さすぎると電流を拡散させる効果が小さくなる。このため、発光ピーク波長が630nm付近である場合は、材料が(AlXGa1-XYIn1-YP、ただし、0.3≦X<1,0.4≦Y≦0.6で表されるものであることが好ましい。より好ましくは、0.35≦X<1の材料であり、さらに好ましいのは、0.35≦X≦0.4の材料と0.70≦X≦0.0.75の材料を組み合わせて用いることである。
第一側、第二側多層膜層9,10を構成する1つ1つの膜の膜厚は、厚すぎても薄すぎても電流分散効果が小さくなる。各膜厚が3〜15nmであるのが好ましく、より好ましくは5〜10nmである。
介在層12の材料がGaXIn1-XP、ただし、0.6≦X<1で表される材料であることが好ましいのは、Xが0.6よりも小さくなると、630nmの波長で発光した光を吸収してしまうからである。発光波長が異なる場合、Xの好適値範囲も異なる。発光ピーク波長が595nmのときは、0.6<Xが好ましい。
第二導電型クラッド層側コンタクト層11中の第二電極側に位置する分割コンタクト層15の材料にはZnが含まれるのが好ましい。これは、MgよりもZnの方が添加しやすいからであり、より低抵抗にすることができる。材料にZnを多く添加することにより、分割コンタクト層15とオーミックコンタクト接合部17との接触抵抗を低くすることができ、ひいては半導体発光素子1の順方向電圧を低くすることができる。
しかし、第二導電型クラッド層側コンタクト層11中の第一電極側に位置して介在層12に接する分割コンタクト層13の材料にはMgが含まれるのが好ましい。これは、ZnよりもMgの方が拡散しにくいからであり、材料にMgを添加することにより、活性層中にドーパントが拡散して結晶性が損なわれるのを抑止できる用になるので、初期発光出力の低下を抑止することができると共に、信頼性を向上させることができる。
第二導電型クラッド層側コンタクト層11を構成する複数の分割コンタクト層中、材料にZnを添加した分割コンタクト層15と材料にMgを添加した分割コンタクト層13との間に、アンドープ層である分割コンタクト層14を設けたのは、材料にZnを添加した分割コンタクト層15と材料にMgを添加した分割コンタクト層13とが隣り合わせに存在すると、ドーパントの相互拡散が生じるからである。相互拡散が生じると、Znが活性層中へと拡散して、初期発光出力の低下や信頼性の低下の原因となるので好ましくない。この点、本発明では、分割コンタクト層14を設けることで、分割コンタクト層15と分割コンタクト層13とを隔離しているので、相互拡散を防止することができる。
活性層4が多重量子井戸(MQW)構造の場合、ペア数は、5〜40ペアが好ましい。より好ましくは10〜40ペアである。ペア数が少ない方が、該アンドープMQW活性層7での光吸収が少なくなることから光取り出し効率が高くなるが、あまりにもペア数を少なくし過ぎると、電子及び正孔のオーバーフローが起こってしまい、内部量子効果が低下し、発光効率が低下するためである。
活性層4が単一構造である場合は、層厚が20〜200nmであるのが好ましい。活性層4の層厚が薄すぎると、光吸収は少ないものの、オーバーフローによる発光効率の低下が見られ、厚すぎると光吸収が多いので光取り出し効率が低下する。より好ましくは40〜200nmである。
本発明の半導体発光素子1の発光波長は、例えば、630nmである。これと同様のAlGaInP系の材料を用いて、異なる発光波長、例えば、560nm〜660nmとすることもできる。この場合でも、本発明の効果は発揮される。
第一電極6の平面形状は、例えば、円形に放射状分岐を設けたものである。この他に、四角形、菱形、多角形、異形状(任意形状)とすることができる。これらの場合でも、本発明の効果は発揮される。
支持基板は、GaAs支持基板21に限らず、Ge支持基板、Si支持基板、金属支持基板を用いることができる。これらの場合でも、本発明の効果は発揮される。
図1の半導体発光素子1では、AlGaInP系半導体層5の第一導電型クラッド層側の主面となるウインドウ層19の表面は平坦にしたが、ウインドウ層19の表面に凹凸を形成してもよい。
また、主面であるウインドウ層19に、ウインドウ層19と空気との間の屈折率又はウインドウ層19と樹脂との間の屈折率を有する酸化物を材料とする主面酸化物層を設てもよい。このとき、主面酸化物層の材料がSiO2、SiNのいずれか一方又は両方の組み合わせであってもよい。
ここで、樹脂は、ベアチップとして提供される半導体発光素子1を封入した外装を構成することにより、半導体発光素子1を機械的保護し、形状を一律に整え、レンズ効果・散乱効果などを持たせて、製品としてのLEDランプを形成するためのものである。屈折率は、半導体発光素子1の主面> 主面酸化物層>樹脂の順となり、樹脂の屈折率が最も小さい。
実施例#1
図2に示した構造を有し、発光波長が630nm付近である赤色LED用エピタキシャルウエハ(ウエハ25)を作製した。エピタキシャル成長方法、各層の組成比、層厚、キャリア濃度、添加物、導電型、電極形成方法及びLED素子作製方法は以下の通りである。
導電型決定不純物がSiであるn型のGaAs成長用基板(光吸収性半導体基板)22上に、MOVPE法で、n型(Seドープ)(Al0.7Ga0.30.5In0.5Pエッチングストップ層(層厚200nm、キャリア濃度1×1017/cm3)23、 n型(Seドープ)GaAs発光ダイオード主面側コンタクト層(第一電極側コンタクト層16を形成するための層)(層厚100nm、キャリア濃度1×1018/cm3)24、n型(Seドープ)(Al0.4Ga0.60.5In0.5Pウインドウ層(層厚1000nm、キャリア濃度1.2×1018/cm3)19、n型(Seドープ)(Al0.7Ga0.30.5In0.5P第一導電型クラッド層(層厚500nm、キャリア濃度5×1017/cm3)2、アンドープ多層膜層(第一側多層膜層)9、アンドープMQW活性層(活性層)4、アンドープ多層膜層(第二側多層膜層)10、p型(Mgドープ)(Al0.7Ga0.30.5In0.5P第二導電型クラッド層(層厚400nm、キャリア濃度1×1018/cm3)3、p型(Mgドープ)Ga0.6In0.4P介在層(層厚10nm、キャリア濃度1.2×1019/cm3)12、p型(Mgドープ)GaPコンタクト層(分割コンタクト層)(層厚400nm、キャリア濃度1.2×1019/cm3)13、アンドープGaPコンタクト層(分割コンタクト層)(層厚100nm)14、p型(Znドープ)GaPコンタクト層(分割コンタクト層)(層厚100nm、キャリア濃度1.2×1019/cm3)15をこの順で成長させることにより、AlGaInP系半導体層5が積層されたウエハ25を形成した。
第一側、第二側多層膜層9,10は、材料が(Al0.4Ga0.60.5In0.5Pの膜(膜厚10nm)と材料が(Al0.7Ga0.30.5In0.5Pの膜(膜厚10nm)とを1ペアとして4.5ペア設けた。
活性層4は、材料が(Al0.6Ga0.40.5In0.5Pの膜(膜厚10nm)と材料がGa0.5In0.5Pの膜(膜厚10nm)とを1ペアとして39.5ペア設けた。
MOVPE成長での成長温度は、エッチングストップ層23から分割コンタクト層15までの成長温度を650℃とした。成長圧力は6666Pa(50Torr)、各層の成長速度は0.3〜1.0nm/sec、V/III比は約50〜150で行った。
V/III比とは、分母をトリメチルガリウム(TMGa)やトリメチルアルミニウム(TMAl)などのIII族原料のモル数とし、分子をアルシン(AsH3)やホスフィン(PH3)などのV族原料のモル数とした比率(商)である。
MOVPE成長において用いる原料の有機金属は、Gaの原料がTMGa又はトリエチルガリウム(TEGa)、Alの原料がTMAl、Inの原料がトリメチルインジウム(TMIn)である。また、水素化物ガスは、Asの原料がAsH3であり、Pの原料がPH3である。
エッチングストップ層23のようなn型層のための添加物原料としては、セレン化水素(H2Se)を用いた。第二導電型クラッド層3のようなp型層のための添加物原料としては、ビスシクロペンタジエニルマグネシウム(Cp2Mg)を用いた。分割コンタクト層15のようなp型層のための導電型決定不純物の添加物原料としては、ジエチルジンク(DEZn)を用いた。n型半導体層の導電型決定添加物には、ジシラン(Si26)、モノシラン(SiH4)、ジエチルテルル(DETe)を用いることができる。Znの供給源としてはジメチルジンク(DMZn)を用いることができる。
以上のように形成したウエハ25をMOVPE装置から搬出した後、分割コンタクト層15の表面に酸化物層18を形成するための層(SiO2膜)を厚さ105nm設けた。レジストとマスクアライナによる一般的なフォトリソグラフィ技術を駆使し、この層(SiO2膜)の一部を除去してオーミックコンタクト接合部17を作り込むための穴を形成した。真空蒸着法によって、この穴内にオーミックコンタクト接合部17を形成した。上記層(SiO2膜)オーミックコンタクト接合部17でない部分が酸化物層18となる。
オーミックコンタクト接合部51には金・亜鉛(AuZn)合金を用いた。オーミックコンタクト接合部51の大きさ・形状は、主表面から見て直径10μmの円形状(ドット状)とし、厚さは105nmに形成した。オーミックコンタクト接合部51の配置は、縦横に30μmピッチとした。その後、オーミックコンタクト接合部5の合金化であるアロイ工程を行った。アロイ工程では、窒素ガス雰囲気中にて400℃に加熱し、5分間熱処理した。
次に、オーミックコンタクト接合部5と酸化物層18上に反射金属膜層8を形成した。反射金属層8は、アルミニウム(Al)、チタン(Ti)、金(Au)をこの順序でそれぞれ200nm,200nm,500nmの厚さに蒸着して形成した。
次に、支持基板としてGaAs基板21を用意し、このGaAs基板21の表面に金・ゲルマニウム(AuGe)合金、チタン(Ti)、金(Au)をこの順序でそれぞれ100nm,100nm,500nmの厚さに蒸着することで、金属密着層20を形成した。
このGaAs基板21のAu表面をウエハ25の反射金属膜層8に貼り合わせた。貼り合わせは、圧力1.3Pa雰囲気で加重を30Kgf/cm2負荷した状態で温度350℃で60分間保持することによって行った。
次に、このGaAs基板21に貼り合わせたウエハ25に対し、GaAs基板21の表面をレジストで保護した後、GaAs成長用基板22をアンモニア水と過酸化水素水の混合液によってエッチング除去し、エッチングストップ層23を露出させた。次いで、エッチングストップ層22を塩酸で除去し、第一電極側コンタクト層16を形成するための層24を露出させた。その後、アセトン及びメタノールを用いてGaAs基板21のレジストを除去した。
次に、層24の表面に、レジストとマスクアライナによる一般的なフォトリソグラフィ技術と真空蒸着法とを用い、直径100μmの円形状の中心部と、その中心部から放射状に幅10μmの枝が伸びた表面電極(第一電極)6を形成した。第一電極6は、金・ゲルマニウム(AuGe)合金、チタン(Ti)、金(Au)をこの順序でそれぞれ100nm,100nm,500nmの厚さに蒸着して形成した。
この第一電極6を形成後、硫酸と過酸化水素水と水の混合液からなるエッチング液を用い、第一電極6をマスクとして、層24をエッチングした。このエッチングにより、層24のうち第一電極6が重なっている部分が選択的に残されて第一電極側コンタクト層16となり、第一電極6が重なっていない部分が除去されてウインドウ層19が露出した。
一方、GaAs基板21の全面に第二電極7を真空蒸着法により形成した。第二電極7は、金・ゲルマニウム(AuGe)合金、チタン(Ti)、金(Au)をこの順序でそれぞれ60nm,10nm,500nmの厚さに蒸着し、その後、第二電極7を合金化するアロイ工程を行った。アロイ工程では、窒素ガス雰囲気中にて400℃に加熱し、5分間熱処理した。
このようにして第二電極7を形成したGaAs基板21付きウエハ25を、第一電極6の円形状の中心部を中心とする1素子ごとに分離するべく、ダイシング装置を用いてチップサイズ300μm角に切断してLEDベアチップとした。そのLEDベアチップをTO−18ステム上にマウント(ダイボンディング)した。その後、そのLEDベアチップにワイヤボンディングを行い、LED素子を得た。
このLED素子の初期特性を評価した結果、20mA通電時(評価時)の発光出力5.35mW、動作電圧2.07Vという初期特性であった。さらに、信頼性特性を評価するために、このLED素子を常温、常湿の環境下にて50mAで駆動させ、そのまま168時間(1週間)の連続通電試験を行った。その結果、連続通電試験前と後の相対比較値は、出力103%(連続通電試験前が100%)となり、信頼性特性は良好な結果となった。
この実施例#1では、活性層4のペア数が39.5ペアとしたが、実施例#1の変形例としてペア数が2,5,10,20,30,60,80のLED素子も作製した。これらの変形例のLED素子においても、ペア数が5〜30のものの初期特性、信頼性特性は実施例#1のLED素子と同等であった。ただし、ペア数が40を超えると、活性層4での光吸収が増大する影響により、発光出力が低くなっていく傾向がある。
すなわち、図7に示されるように、ペア数が1桁台ではペア数の増大に対して発光出力が劇的に増大し、ペア数が5ペアを超えると発光出力は十分に大きい。ペア数が10〜40ペアでも発光出力は十分に大きい。
さらに、実施例#1のLED素子の主面を塩酸系のエッチング液により凹凸化処理した。この凹凸を形成した変形例のLED素子は、初期特性の発光出力6.86mWを得ることができた。
さらに、この凹凸を形成した変形例のLED素子の最表面にSiN膜を形成した。このSiN膜を形成した変形例のLED素子は、初期特性の発光出力8mWを得ることができた。信頼性特性を示す連続通電試験前後相対比較値は、凹凸を形成した変形例、凹凸の上にSiN膜を形成した変形例共に100%となり、信頼性も良好であった。
実施例#1の結果をまとめると、発光出力が向上したのには、第一側、第二側多層膜層9,10によって電流分散特性が向上したことと、活性層4での光吸収が低減されたことが寄与している。
実施例#2,#3
図3に示した構造を有し、発光波長が630nm付近であるウエハ31と、図4に示した構造を有し、発光波長が630nm付近であるウエハ41を作製し、これらのウエハ31,41を用いて実施例#2,#3のLED素子を作製した。実施例#2のLED素子には第二側多層膜層10がなく、実施例#3のLED素子には第一側多層膜層9がないが、その他は実施例#1のLED素子と同じである。
これらのLED素子の初期特性を評価した結果、20mA通電時(評価時)の発光出力が実施例#2のLED素子で4.82mW、実施例#3のLED素子で5.03mWと高い発光出力が得られた。また、連続通電試験前後相対比較値は、102%と98%であり、信頼性も良好であった。
実施例#4
図5に示した構造を有し、発光波長が630nm付近であるウエハ52を作製し、このウエハ52を用いて実施例#4のLED素子を作製した。実施例#4のLED素子は、第二導電型クラッド層側コンタクト層51に分割コンタクト層14がなく、分割コンタクト層13,15が互いに接している。また、分割コンタクト層13の層厚を500nmとすることで、第二導電型クラッド層側コンタクト層51全体の層厚を実施例#1の第二導電型クラッド層側コンタクト層11全体の層厚と同じにしている。その他は実施例#1のLED素子と同じである。
このLED素子の初期特性を評価した結果、20mA通電時(評価時)の発光出力が4.85mWであり、初期特性は良好であった。また、連続通電試験前後相対比較値が93%であり、信頼性も良好であった。
比較例
本発明と比較するために、図6に示したウエハ61を作製し、このウエハ61を用いて比較例のLED素子を作製した。図6に示されるように、このウエハ61は、GaAs成長用基板22、エッチングストップ層23、第一電極側コンタクト層16を形成するための層24、ウインドウ層19、第一導電型クラッド層2、第一側単層膜層62、活性層4、第二側単層膜層63、第二導電型クラッド層3、介在層12、分割コンタクト層13,14,15からなる。つまり、実施例#1のウエハ25と比較すると、第一側、第二側多層膜層9,10の代わりに第一側、第二側単層膜層62,63が設けられているほかは同じである。
エピタキシャル成長方法、各層の組成比、層厚、キャリア濃度、添加物、導電型、電極形成方法及びLED素子作製方法は以下の通りである。
導電型決定不純物がSiであるn型のGaAs成長用基板(光吸収性半導体基板)22上に、MOVPE法で、n型(Seドープ)(Al0.7Ga0.30.5In0.5Pエッチングストップ層(層厚200nm、キャリア濃度1×1017/cm3)23、 n型(Seドープ)GaAs発光ダイオード主面側コンタクト層(第一電極側コンタクト層16を形成するための層)(層厚100nm、キャリア濃度1×1018/cm3)24、n型(Seドープ)(Al0.4Ga0.60.5In0.5Pウインドウ層(層厚1000nm、キャリア濃度1.2×1018/cm3)19、n型(Seドープ)(Al0.7Ga0.30.5In0.5P第一導電型クラッド層(層厚500nm、キャリア濃度5×1017/cm3)2、アンドープ単層膜層(第一側単層膜層)62、アンドープMQW活性層(活性層)4、アンドープ単層膜層(第二側多層膜層)63、p型(Mgドープ)(Al0.7Ga0.30.5In0.5P第二導電型クラッド層(層厚400nm、キャリア濃度1×1018/cm3)3、p型(Mgドープ)Ga0.6In0.4P介在層(層厚10nm、キャリア濃度1.2×1019/cm3)12、p型(Mgドープ)GaPコンタクト層(分割コンタクト層)(層厚400nm、キャリア濃度1.2×1019/cm3)13、アンドープGaPコンタクト層(分割コンタクト層)(層厚100nm)14、p型(Znドープ)GaPコンタクト層(分割コンタクト層)(層厚100nm、キャリア濃度1.2×1019/cm3)15をこの順で成長させることにより、AlGaInP系半導体層5が積層されたウエハ61を形成した。
第一側、第二側単層膜層62,63は、材料が(Al0.7Ga0.30.5In0.5Pとし、膜厚が10nmとした。
このウエハ61から実施例#1と同様にして比較例のLED素子を作製した。このLED素子の初期特性を評価した結果、20mA通電時(評価時)の発光出力が3.54mWであり、動作電圧が1.98Vであった。また、連続通電試験前後相対比較値が85%であった。比較例のLED素子の初期特性、信頼性特性は、実施例#1〜#4のLED素子の初期特性、信頼性特性には及ばない。
この比較例のLED素子について、活性層4のペア数が異なるものをいくつか作製し、ペア数と発光出力との関係を調べたところ、図8の特性が得られた。比較例においてエピタキシャル構造の一部が異なる3種類のウエハについてそれぞれ活性層4のペア数を異ならせたものを作製し、それぞれのウエハから作製したLED素子の発光出力を試験したところ、活性層を構成している多重量子井戸(MQW)のペア数を増加させると、この増加に伴い発光出力が高くなる。つまり、ヘテロ接合の数が多いと発光出力が高くなる。
本発明の一実施形態を示す半導体発光素子の断面構造図である。 本発明の半導体発光素子を作製するためのウエハの断面構造図である。 本発明の半導体発光素子を作製するためのウエハの断面構造図である。 本発明の半導体発光素子を作製するためのウエハの断面構造図である。 本発明の半導体発光素子を作製するためのウエハの断面構造図である。 比較例として作製したウエハの断面構造図である。 本発明の実施例の半導体発光素子におけるペア数対発光出力特性図である。 比較例の半導体発光素子におけるペア数対発光出力特性図である。
符号の説明
1 半導体発光素子
2 第一導電型クラッド層
3 第二導電型クラッド層
4 活性層
5 AlGaInP系半導体層
6 第一電極
7 第二電極
8 反射金属膜層
9 第一側多層膜層
10 第二側多層膜層

Claims (21)

  1. 第一、第二導電型クラッド層及びこれら第一、第二導電型クラッド層に挟まれ光を発生する活性層を含む複数のAlGaInP系半導体層と、第一導電型クラッド層側の主面を部分的に覆う第一電極と、第二導電型クラッド層側の反対面を覆う第二電極と、第二導電型クラッド層と第二電極との間で上記光を反射する反射金属膜層とを有する半導体発光素子において、第一導電型クラッド層と活性層の間、活性層と第二導電型クラッド層の間のいずれか又はそれぞれに上記光に対して透明であり、かつ、バンドキャップが活性層より大きく、かつ、活性層と格子整合する多層膜層が設けられたことを特徴とする半導体発光素子。
  2. 上記多層膜層の材料が(AlXGa1-XYIn1-YP、ただし、0.3≦X<1,0.4≦Y≦0.6で表されることを特徴とする請求項1記載の半導体発光素子。
  3. 上記多層膜層を構成する各膜の膜厚が3〜15nmであることを特徴とする請求項1又は2記載の半導体発光素子。
  4. 第二導電型クラッド層の第二電極側に、GaP、AlGaAs、GaAsP、AlGaInP、GaInPのいずれかを材料とする第二導電型クラッド層側コンタクト層が設けられたことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の半導体発光素子。
  5. 第二導電型クラッド層と上記第二導電型クラッド層側コンタクト層との間に、材料がGaXIn1-XP、ただし、0.6≦X<1で表される介在層が設けられたことを特徴とする請求項4記載の半導体発光素子。
  6. 上記第二導電型クラッド層側コンタクト層が複数の分割コンタクト層から構成され、これら複数の分割コンタクト層中の一部がアンドープ層であることを特徴とする請求項4又は5記載の半導体発光素子。
  7. 上記第二導電型クラッド層側コンタクト層を構成する複数の分割コンタクト層のうち上記アンドープ層を挟む2つの分割コンタクト層は、材料に含まれる導電型決定不純物が互いに異なることを特徴とする請求項6記載の半導体発光素子。
  8. 上記2つの分割コンタクト層の材料に含まれる導電型決定不純物が一方はMg他方はZnであることを特徴とする請求項7記載の半導体発光素子。
  9. 上記活性層がペア数が5〜40の多重量子井戸構造を有することを特徴とする請求項1〜8いずれか記載の半導体発光素子。
  10. 上記活性層が単一構造を有し、かつ、層厚が20〜200nmであることを特徴とする請求項1〜8いずれか記載の半導体発光素子。
  11. 第一導電型クラッド層の材料に含まれる第一導電型決定不純物がTe、Se、Siのいずれかであることを特徴とする請求項1〜10いずれか記載の半導体発光素子。
  12. 第二導電型クラッド層の材料に含まれる第二導電型決定不純物がMg、Znのいずれかであることを特徴とする請求項1〜11いずれか記載の半導体発光素子。
  13. 上記AlGaInP系半導体層と第一電極との間に、第一電極に覆われた部分と同じ部分を覆い、上記活性層よりもバンドギャップエネルギが小さい第一電極側コンタクト層が設けられたことを特徴とする請求項1〜12いずれか記載の半導体発光素子。
  14. 第一、第二導電型クラッド層及び活性層の材料が(AlXGa1-XYIn1-YP、ただし、0<X<1,0.4≦Y≦0.6で表されることを特徴とする請求項1〜13いずれか記載の半導体発光素子。
  15. 上記AlGaInP系半導体層と上記反射金属膜層との間であって第一電極に覆われない部分に、複数のオーミックコンタクト接合部が配置されたことを特徴とする請求項1〜14いずれか記載の半導体発光素子。
  16. 上記AlGaInP系半導体層と上記反射金属膜層との間であって上記オーミックコンタクト接合部同士の間に、酸化物層が形成されたことを特徴とする請求項1〜15いずれか記載の半導体発光素子。
  17. 上記酸化物層の層厚Dは、
    d=定数A×波長λp/(4×屈折率n)
    の関係式(定数Aは奇数)で表される値の±30%の範囲にあることを特徴とする請求項16記載の半導体発光素子。
  18. 上記酸化物層の材料がSiO2、SiNのいずれか一方又は両方の組み合わせであることを特徴とする請求項16又は17記載の半導体発光素子。
  19. 上記AlGaInP系半導体層の第一導電型クラッド層側の主面に凹凸が形成されたことを特徴とする請求項1〜18いずれか記載の半導体発光素子。
  20. 上記AlGaInP系半導体層の第一導電型クラッド層側の主面に、該AlGaInP系半導体層と空気との間の屈折率又は該AlGaInP系半導体層と樹脂との間の屈折率を有する酸化物を材料とする主面酸化物層が設けられたことを特徴とする請求項1〜19いずれか記載の半導体発光素子。
  21. 主面酸化物層の材料がSiO2、SiNのいずれか一方又は両方の組み合わせであることを特徴とする請求項20記載の半導体発光素子。
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