JP2008103408A - 窒化物化合物半導体トランジスタ及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】窒化物化合物半導体層のチャネル領域のキャリア移動度を高くし、且つ大きな絶縁破壊電界強度のゲート絶縁膜を有する窒化物化合物半導体トランジスタを提供すること。
【解決手段】基板1上に形成された窒化物化合物半導体層3と、窒化物化合物半導体層3上に形成されたシリコン窒化膜6よりなる第1のゲート絶縁膜と、シリコン窒化膜6上に形成され且つシリコン窒化膜7よりも絶縁破壊強度の大きな材料の膜7からなる第2のゲート絶縁膜と、第2のゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極8gと、ゲート電極8gの側方で窒化物化合物半導体層5s、5dにオーミック接触するオーミック電極10s,10dを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、窒化物化合物半導体トランジスタ及びその製造方法に関し、より詳しくは、窒化物化合物半導体をチャネル領域とする半導体トランジスタ及びその製造方法に関する。
III−V族窒化物に代表されるワイドバンドギャップ半導体は、高い絶縁破壊耐圧、良好な電子輸送特性、良好な熱伝導度を持ち、高温で大きなパワー用のデバイスとして非常に有用である。
種々のIII−V族窒化物の中で、例えばAlGaN/GaNヘテロ接合構造はピエゾ効果によって高い電子移動度とキャリア密度を持つ2次元電子ガスを有している。
AlGaN/GaNヘテロ接合を用いたトランジスタとして、下記の特許文献1に記載されているようなヘテロ接合電界効果トランジスタ(HFET)があり、シリコン結晶を用いた種々のFETよりも良好な特性を持ち、また、そのHFETのオン抵抗は、シリコン結晶やGaAs結晶を用いたトランジスタよりも低くなることが期待できる。
図7は、HFETの一例を示す断面図であって、サファイア等の基板101上には、GaNバッファ層102、GaN電子走行層103、AlGAN電子供給層104が順にMOCVD法等により成長され、さらにその表面には酸化シリコンよりなる保護膜105が形成されている。
保護膜105のうちソース領域、ドレイン領域にはそれぞれ開口部が形成され、電子供給層104の上にはソース領域の開口部を通してソース電極106sが形成され、他方の開口部を通してドレイン電極106dが形成されている。さらに、保護膜105のうちソース電極106sとドレイン電極106dの間には、別の開口部が形成され、その開口部を通してゲート電極107が電子供給層104にショットキー接触している。
HFETは、低いオン抵抗、速いスイッチング特性を持ち、高温動作が可能であり、パワースイッチングの応用に非常に好適であり、システムの冷却系の簡略化が可能になる。
ところで、通常のHFETは、ゲート電極107にバイアスがかからないときに電流が流れ、ゲートに負電圧のバイアスをかけることによって空乏層をチャネル領域まで広げて電流を遮断するノーマリオン動作を行う。
パワースイッチング応用の観点からは、素子が壊れたときの安全確保のために、ゲート電極107にバイアスがかからないときにはソース電極106sとドレイン電極106dの間に電流が流れず、ゲート電極107に正電位を印可することによって電流が流れるノーマリオフの動作が好ましい。ノーマルオフ動作を実現するためには、図8に示すようなMOSFET構造を導入することも可能である。
図8において、サファイア等の基板111上には、GaNバッファ層112、p型(p−)GaN層113がMOCVD法等により順に成長されている。また、p−GaN層113のうちゲート領域の両側にはn型のソース領域114sとドレイン領域114dがイオン注入法により形成されている。
p−GaN層113上にはゲート絶縁膜115として酸化シリコン膜が形成されている。また、p−GaN層113のゲート領域にはゲート絶縁膜115を介してゲート電極116が形成されている。さらに、ソース領域114sとドレイン領域114dの上のゲート絶縁膜115はエッチングにより除去され、それらの上にはそれぞれソース電極117sとドレイン電極117dが形成されている。そのようなMOSFETは、例えば特許文献2に記載されている。
ところで、MOSFETにおいてチャンネル領域の電子移動度を高くするためには、ゲート酸化膜115とp−GaN層113の界面の界面準位の密度を低く抑えることが重要である。
シリコン系のMOSFETにおいては、シリコン基板の表面を熱酸化して得られる二酸化シリコン膜がゲート絶縁膜として用いられていて非常に良好な界面が実現される。
これに対し、III―V属窒化物半導体の場合には、その上に良好な熱酸化膜が得られていないので、ゲート絶縁膜115としてプラズマCVD法によって二酸化シリコン膜を形成する方法が一般的に採用されている。
特開2003−59946号公報 特開平2000−150503号公報
そのような二酸化シリコン膜と窒化物化合物半導体層の界面準位密度を低く抑えるためには、二酸化シリコン膜の成膜時に入る窒化物化合物半導体層のダメージを少なくすることが重要であるが、プラズマCVD法により二酸化シリコン膜を形成すると、その際に発生する酸素プラズマによって窒化物化合物半導体層表面のダメージは避けられず、界面準位密度の低減に限界があり、キャリア移動度の低下の原因になっている。
本発明の目的は、窒化物化合物半導体層のチャネル領域のキャリア移動度を高くし、且つ絶縁破壊電界強度の高いゲート絶縁膜を有する窒化物化合物半導体トランジスタ及びその製造方法を提供することにある。
上記の課題を解決するための本発明の第1の態様は、基板上に形成された窒化物化合物半導体層と、前記窒化物化合物半導体層上に形成されたシリコン窒化膜よりなる第1のゲート絶縁膜と、前記シリコン窒化膜上に形成され且つ前記シリコン窒化膜よりも絶縁破壊強度の大きな材料からなる第2のゲート絶縁膜と、前記第2のゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極と、前記ゲート電極の側方で前記窒化物化合物半導体層にオーミック接触するオーミック電極とを有することを特徴とする窒化物化合物半導体トランジスタである。
本発明の第2の態様は、上記第1の態様に係る窒化物化合物半導体トランジスタにおいて、前記第2のゲート絶縁膜は、アルミナ膜、シリコン酸化膜のいずれかからなることを特徴とする。
本発明の第3の態様は、上記第1又は第2の態様に係る窒化物化合物半導体トランジスタにおいて、前記オーミック電極は、前記ゲート電極の両側に形成されたソース電極とドレイン電極であることを特徴とする。
本発明の第4の態様は、上記第1乃至第3の態様のいずれかに係る窒化物化合物半導体トランジスタにおいて、前記窒化物化合物半導体層は、一導電型であって、前記オーミック電極の下には反対導電型領域が形成されていることを特徴とする。
本発明の第5の態様は、上記第1乃至第3の態様のいずれかに係る窒化物化合物半導体トランジスタにおいて、前記窒化物化合物半導体層は、二次元電子ガスが生成されるヘテロ接合の複数層構造を有していることを特徴とする。
本発明の第6の態様は、上記第1乃至第5の態様のいずれかに係る窒化物化合物半導体トランジスタにおいて、前記シリコン窒化膜よりなる第1のゲート絶縁膜は触媒化学気相成長法により形成されたことを特徴とする。
本発明の第7の態様は、基板の上に窒化物化合物半導体層を成長する工程と、前記窒化物化合物半導体層の表面に触媒化学気相成長法によりシリコン窒化膜を形成する工程と、前記シリコン窒化膜の上に前記シリコン窒化膜よりも絶縁破壊強度の大きな材料からなる絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜上にゲート電極を形成する工程と、前記ゲート電極の側方に前記窒化物化合物半導体層にオーミック接触するオーミック電極を形成する工程とを有することを特徴とする。
本発明の第8の態様は、上記第7の態様に係る窒化物化合物半導体トランジスタの製造方法において、前記絶縁膜は、触媒化学気相成長法、プラズマ化学気相成長法のいずれかにより形成されることを特徴とする。
本発明の第9の態様は、上記第7又は第8の態様に係る窒化物化合物半導体トランジスタの製造方法において、前記窒化物化合物半導体層は一導電型半導体であって、前記オーミック電極の下には反対導電型半導体領域を形成する工程をさらに有することを特徴とする。
本発明の第10の態様は、上記第7又は第8の態様に係る窒化物化合物半導体トランジスタの製造方法において、前記窒化物化合物半導体層は、接合界面に二次元電子ガスが生成されるヘテロ接合を有する複数層構造を有することを特徴とする。
本発明によれば、ゲート絶縁膜を少なくとも二層構造となし、ゲート絶縁膜の下層部をシリコン窒化膜としたので、その下に形成され且つ相性の良い窒化物化合物半導体層との間の界面準位密度が少ない。しかも、ゲート絶縁膜の上層部を下層部よりも絶縁破壊強度の大きい材料から形成したので、チャネル領域の移動度が大きく且つオン抵抗の小さなトランジスタを形成することができる。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本発明の実施形態に係る窒化物化合物半導体トランジスタは、基板上に形成された窒化物化合物半導体層と、前記窒化物化合物半導体層上に形成されたシリコン窒化膜よりなる第1のゲート絶縁膜と、前記シリコン窒化膜上に形成され且つ前記シリコン窒化膜よりも絶縁破壊強度の大きな材料からなる第2のゲート絶縁膜と、前記第2のゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極と、前記ゲート電極の側方で前記窒化物化合物半導体層にオーミック接触するオーミック電極とを有する。
シリコン窒化膜を構成する窒素は窒化物化合物半導体層と相性が良いので、酸素プラズマを用いて二酸化シリコンを形成する場合に比べて窒化物化合物半導体層のプラズマダメージが少ない。しかし、シリコン窒化膜の絶縁破壊電界強度は二酸化シリコン膜のそれに比べて約半分であって、耐圧が低いという問題があった。そこで、前記窒化物化合物半導体層上にシリコン窒化膜を形成し、シリコン窒化膜上に二酸化シリコン膜等を形成することによって、窒化物化合物半導体層表面のダメージを低減し、耐圧の高いゲート絶縁膜を形成することができる。
シリコン窒化膜の形成方法は、プラズマフリーの成膜方法として熱CVD法を採用することもできるが、特に触媒化学気相成長法(Cat−CVD法(Catalytic Chemical Vapor Deposition))により形成することによって、窒化物化合物半導体層表面のダメージを低減し、緻密なシリコン窒化膜を成膜することができる。
なお、シリコン窒化膜の厚さは、2nm以上30nm以下が好ましく、2nm以下では緻密な膜の成膜が困難であり、30nm以上では、ゲート電圧が10V以下でリーク電流が発生する。特にシリコン窒化膜の厚さを5nm以上10nm以下とすることが好ましい。また、二酸化シリコン膜の厚さは50nm以上100nm以下とすることが好ましい。
図1は、シリコン窒化膜よりなる第1のゲート絶縁膜の上に第2のゲート絶縁膜として二酸化シリコン膜を形成した場合のシリコン窒化膜の厚さによる、等価酸化膜厚TEOが50nmである場合と100nmである場合のリーク開始電圧の関係を示す図である。ここで、等価酸化膜の概念を使用するのは、絶縁膜として選択される複数の材料をSiO2の厚さ換算するのが便利だからである。等価酸化膜厚TEOは次の式で定義される。

Figure 2008103408
ただし,EOTは等価酸化膜厚である。またεox、εs、およびdsはそれぞれSiO2比誘電率、ゲート絶縁膜の比誘電率およびゲート絶縁膜の膜厚である。
(第1の実施の形態)
図2、図3は、本発明の第1実施形態に係る窒化物化合物半導体トランジスタの製造工程を示す断面図である。
まず、図2(a)に示すように、有機金属気相成長(MOCVD)法によりサファイア、SiC、Si等の基板1上に、AlN又はGaNよりなる厚さ20nm程度のバッファ層2と、厚さ1μm程度のp−GaN層を順に成長する。p型ドーパントとして例えばMgが用いられ、そのドーパント濃度は例えば1×1016〜1×1017/cm3とする。
なお、基板上に成長されるGaN等は、MOCVD法に限られるものではなく、ハイドライド気相成長(HVPE)法、分子線エピタキシー(MBE)法等の他の成長法を用いてもよい。これは、他の実施形態でも同様である。
次に、図2(b)に示すように、p−GaN層3上にフォトレジスト4を塗布し、これを露光、現像してソース領域とドレイン領域に開口を形成した後に、その開口を通してn型ドーパント、例えばシリコンを注入してn+型ソース領域5s、n+型ドレイン領域5dを形成する。この場合、n型ドーパント濃度を例えば1×1018〜2×1020/cm3とする。
フォトレジスト4を溶剤により除去した後に、図2(c)に示すように、プラズマフリーの触媒化学気相成長(Cat−CVD)法によりシリコン窒化膜(SiNx)膜6を例えば5nm〜10nmの厚さに成長する。Cat−CVD法は、例えば図4に示すような成膜装置11を用いてなされる。
図4において、チャンバ12には、排気口13と基板搬送口14が設けられている。また、チャンバ12内では、外部から導入した反応ガスを基板裁置台15に向けて噴出するガス拡散盤16が配置され、さらに基板裁置台15とガス拡散盤16の間にはタングステンからなる線状の触媒体17が配置されている。
そして、p−GaN層3が形成された基板1を基板裁置台15に置き、チャンバ12内を減圧し、さらに触媒体17に交流電源(不図示)から電流を流して1800℃〜1900℃程度の温度に上昇させた状態で、シラン(SiH4)とアンモニア(NH3)の原料ガスをガス放出器16からp−GaN層3に向けて放出すると、触媒体17により原料ガスは分解して活性種が生成され、これによりp−GaN層3の表面にはシリコン窒化膜6が形成される。
この後に、図2(d)に示すように、シリコン窒化膜6の上にシリコン酸化膜(SiO2膜)7を50nm〜100nm程度の厚さに形成する。シリコン酸化膜7は、その下地がシリコン窒化膜6であるので、Cat−CVD法でもプラズマCVD法のいずれであっても、p−GaN層3にダメージを殆ど与えることはない。この場合の反応ガスとして例えばシランと酸素を用いる。
なお、シリコン酸化膜7の代わりにアルミナ(Al23)膜を形成してもよい。
次に、図3(a)に示すように、シリコン酸化膜7上に導電膜8を形成する。導電膜8としてはポリシリコンが一般に用いられるが、Ni/AlやWSi等の金属膜であってもよい。ポリシリコンの場合にはAs,P(リン)、B(硼素)等がドープされてCVD法により成長され、金属膜の場合にはスパッタ等により形成される。
さらに、導電膜8上にフォトレジスト9を塗布し、これを露光、現像してゲート領域に残すとともにソース領域5s、ドレイン領域5dの上から除去する。
そして、図3(b)に示すように、パターニングされたフォトレジスト9をマスクにして導電膜8、シリコン酸化膜7及びシリコン窒化膜6をエッチングし、ゲート領域に残された導電膜8をゲート電極8gとなす。ゲート電極8gの下のシリコン酸化膜7及びシリコン窒化膜6は、ゲート絶縁膜として機能する。
続いて、図3(c)に示すように、フォトレジスト9を除去した後に、別のフォトレジスト(不図示)を用いたリフトオフ法により、図3(d)に示すように、ソース領域5s上にソース電極10sを形成すると同時に、ドレイン領域5d上にドレイン電極10dを形成する。
ソース電極10s、ドレイン電極10dは、Ti/Al、Ti/AlSi、Mo等の膜からなり、ドレイン領域5d、ソース領域5sを構成するn+−GaN層に対してオーミック接触している。
以上の工程によりノーマリオフ型のMOSFETが形成される。
MOSFETにおいて、ゲート絶縁膜の下層部はシリコン窒化膜6から構成され、しかもCat−CVD法によるシリコン窒化膜6の形成によればその下のp−GaN層3に与えるダメージは小さく、しかも熱CVD法に比べて緻密な膜となる。
これにより、p−GaN層3とシリコン窒化膜6の界面準位の形成が抑制されるので、p−GaN層3のうちのソース領域5s・ドレイン領域5dの間にあるチャネル領域におけるキャリアの移動度が、従来に比べて大きくなる。
さらに、ゲート絶縁膜の上層部としてシリコン酸化膜7又はアルミナ膜(不図示)を用いているので、絶縁破壊強度を大きくすることができる。しかも、その膜厚は、シリコン窒化膜6よりも厚く形成しているので、絶縁破壊強度についてはシリコン酸化膜7又はアルミナ膜に依存させることが可能になる。従って、シリコン窒化膜6は、シリコン酸化膜7又はアルミナ膜の形成時にp−GaN層3のダメージを回避できる厚さとすれば十分である。
なお、上記実施形態では、チャネル領域としてp−GaN層を形成したが、n型GaN層であってもよいし、その他のIII−V属窒化物化合物半導体層を形成してもよい。
(第2の実施の形態)
図5、図6は本発明の第2実施形態に係る窒化物化合物半導体トランジスタの製造工程を示す断面図である。
まず、図5(a)に示すように、MOCVD法によりサファイア基板21上に、AlN又はGaNよりなる厚さ20nm程度のバッファ層22と、厚さ1μm程度のGaNよりなる電子走行層23と、厚さ20nm程度のAlGaNよりなる電子供給層24とを順に形成する。電子走行層23と電子供給層24はヘテロ接合であり、その界面には二次元電子ガス3Dが生成される。なお、基板として、サファイア基板に限られるものではなく、SiC、Si、GaN等の他の基板を用いてもよい。
次に、特に図示しないが、電子走行層23と電子供給層34を素子間領域をメサ状にエッチングしてアイソレーションを形成した後に、図5(b)に示すように、電子供給層24上にCat−CVD法によりシリコン窒化膜25を例えば5nm〜10nmの厚さに成長する。シリコン窒化膜25のCat−CVD法により成長は第1実施形態と同様である。
これに続いて、図5(c)に示すように、シリコン窒化膜25の上にシリコン酸化膜26を50nm〜100nm程度の厚さに形成する。シリコン酸化膜26は、その下にシリコン窒化膜25があるので、Cat−CVD法でもプラズマCVD法のいずれでも、p−GaN層3にダメージを殆ど与えることはない。
なお、シリコン酸化膜26の代わりにアルミナ膜を形成してもよい。
さらに、図5(d)に示すように、フォトレジスト27をシリコン酸化膜26上に塗布し、これを露光、現像してソース領域とドレイン領域にそれぞれ窓27s、27dを形成する。
続いて、図6(a)に示すように、フォトレジスト27をマスクにしてシリコン酸化膜27、シリコン窒化膜26をエッチングして開口部26s、26dを形成する。
次に、窓27s、27dと開口部26s、26dを通してスパッタ等によりアルミニウム(Al)とチタン(Ti)を順に積層し、その後にフォトレジスト8を溶剤により除去すると、図6(b)に示すように、Ti/Alからなる金属膜は開口26s、26dを通して電子供給層24上に形成されてソース領域とドレイン領域に選択的に残され、ソース電極28s及びドレイン電極28dとして適用される。ソース電極28s及びドレイン電極28dは、電子供給層24にオーミック接触する。
なお、ソース電極28s及びドレイン電極28dとなる金属膜としては、電子供給層24にオーミック接触するTi/AlSi/Mo等の金属であってもよい。
さらに、図6(c)に示すように、シリコン酸化膜26、ソース電極28s及びドレイン電極28dの上にフォトレジスト29を塗布し、これを露光、現像してゲート領域に窓29gを形成する。
窓29gは、ドレイン電極28dとソース電極28sの間の領域に形成され、ドレイン電極28dから約15〜20μm程度の間隔で、且つソース電極28sから約3μmの間隔で配置される。
さらに、スパッタ等によって、窓29gを通してn型又はp型のポリシリコン膜又はNi/Au、WSi等の金属膜を電子供給層24上に順に積層する。そして、フォトレジスト29を除去することにより、図6(d)に示すように、シリコン酸化膜26、シリコン窒化膜25を介して電子供給層4上にゲート電極30が形成される。
以上のような工程により、MIS(metal-insulator-semiconductor)構造のHFETが形成される。このMIS−HFETにおいて、ゲート電極30の下のシリコン酸化膜26、シリコン窒化膜25はゲート絶縁膜として機能する。
ゲート絶縁膜の下層部はシリコン窒化膜25から構成され、しかもCat−CVD法によるシリコン窒化膜25の形成によればその下の電子供給層24に与えるダメージは小さく、しかも熱CVD法に比べて緻密な膜となる。
これにより、電子供給層24とシリコン窒化膜25の界面準位の形成が抑制されるので、電子供給層24のうちソース電極28s・ドレイン電極28dの間にあるチャネル領域におけるキャリアの移動度が、従来に比べて大きくなる。
さらに、ゲート絶縁膜の上層部としてシリコン酸化膜26又はアルミナ膜(不図示)を用いているので、絶縁破壊強度を大きくすることができる。しかも、その膜厚は、シリコン窒化膜25よりも厚く形成しているので、絶縁破壊強度についてはシリコン酸化膜26又はアルミナ膜に依存させることが可能になる。従って、シリコン窒化膜25は、電子供給層24、電子走行層23のダメージを回避できる厚さとすれば十分である。
なお、本実施形態では、AlGaN/GaNヘテロ接合構造を基板21上に形成したが、その他のIII−V族窒化物半導体層を基板上に形成してもよい。
以上のような第1、第2のトランジスタは、同一基板上に複数個形成された大電流動作用のマルチフィンガーFETを構成するものであってもよく、必要に応じて多層配線が形成されてユニットFETが連結される。
また、上記のトランジスタは、プレーナ型について説明したが、窒化物化合物半導体層をメサ状に形成し、その側面にゲート電極が形成される縦型についても、ゲート電極と窒化物化合物半導体層の間に上記のようなCat−CVDシリコン窒化膜を有するゲート絶縁膜を形成してもよい。
さらに、上記のゲート絶縁膜は二層構造としたが、それ以上の複数構造としてもよい。
図1は、本発明の実施形態に係る窒化物化合物トランジスタにおけるシリコン窒化膜及びシリコン酸化膜の等価酸化膜厚が50nmと100nmの場合について、そのシリコン窒化膜の厚さとゲートリーク開始電圧の関係を示す図である。 図2は、本発明の第1実施形態に係る窒化物化合物半導体トランジスタの形成工程を示す断面図(その1)である。 図3は、本発明の第1実施形態に係る窒化物化合物半導体トランジスタの形成工程を示す断面図(その2)である。 図4は、本発明の実施形態に係る窒化物化合物トランジスタの形成に使用される成膜装置を示す概要構成図である。 図5は、本発明の第2実施形態に係る窒化物化合物半導体トランジスタの形成工程を示す断面図(その1)である。 図6は、本発明の第2実施形態に係る窒化物化合物半導体トランジスタの形成工程を示す断面図(その2)である。 図7は、従来例に係るHFETを示す断面図である。 図8は、従来例に係るMOSFETを示す断面図である。
符号の説明
1:基板
2:バッファ層
3:GaN層
5s:ソース領域
5d:ドレイン領域
6:シリコン窒化膜
7:シリコン酸化膜
8g:ゲート電極
10s:ソース電極
10d:ドレイン電極
11:成膜装置
21:基板
22:バッファ層
23:電子走行層
24:電子供給層
25:シリコン窒化膜
26:シリコン酸化膜
28s:ソース電極
28d:ドレイン電極
30:ゲート電極

Claims (10)

  1. 基板上に形成された窒化物化合物半導体層と、
    前記窒化物化合物半導体層上に形成されたシリコン窒化膜よりなる第1のゲート絶縁膜と、
    前記シリコン窒化膜上に形成され且つ前記シリコン窒化膜よりも絶縁破壊強度の大きな材料からなる第2のゲート絶縁膜と、
    前記第2のゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極と、
    前記ゲート電極の側方で前記窒化物化合物半導体層にオーミック接触するオーミック電極と
    を有することを特徴とする窒化物化合物半導体トランジスタ。
  2. 前記第2のゲート絶縁膜は、アルミナ膜、シリコン酸化膜のいずれかからなることを特徴とする請求項1に記載の窒化物化合物半導体トランジスタ。
  3. 前記オーミック電極は、前記ゲート電極の両側に形成されたソース電極とドレイン電極であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の窒化物化合物半導体トランジスタ。
  4. 前記窒化物化合物半導体層は、一導電型であって、前記オーミック電極の下には反対導電型領域が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の窒化物化合物半導体トランジスタ。
  5. 前記窒化物化合物半導体層は、二次元電子ガスが生成されるヘテロ接合の複数層構造を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の窒化物化合物半導体トランジスタ。
  6. 前記シリコン窒化膜よりなる前記第1のゲート絶縁膜は触媒化学気相成長法により形成された膜であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の窒化物化合物半導体トランジスタ。
  7. 基板の上に窒化物化合物半導体層を成長する工程と、
    前記窒化物化合物半導体層の表面に触媒化学気相成長法によりシリコン窒化膜を形成する工程と、
    前記シリコン窒化膜の上に前記シリコン窒化膜よりも絶縁破壊強度の大きな材料からなる絶縁膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜上にゲート電極を形成する工程と、
    前記ゲート電極の側方に前記窒化物化合物半導体層にオーミック接触するオーミック電極を形成する工程と
    を有することを特徴とする窒化物化合物半導体トランジスタの製造方法。
  8. 前記絶縁膜は、触媒化学気相成長法、プラズマ化学気相成長法のいずれかにより形成されることを特徴とする請求項7に記載の窒化物化合物半導体トランジスタの製造方法。
  9. 前記窒化物化合物半導体層は一導電型半導体であって、前記オーミック電極の下には反対導電型半導体領域を形成する工程をさらに有することを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の窒化物化合物半導体トランジスタの製造方法。
  10. 前記窒化物化合物半導体層は、接合界面に二次元電子ガスが生成されるヘテロ接合を有する複数層構造を有することを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の窒化物化合物半導体トランジスタの製造方法。
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