JP2008102514A - 透明ハードコートフィルム - Google Patents

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Abstract

【課題】 防眩性と解像性をバランス良く満たす光学特性と、表面硬度等に代表されるハードコート性とを兼ね備えた透明ハードコートフィルムを提供する。
【解決手段】 透明高分子フィルムの少なくとも一方の面に透明ハードコート層を設けてなる透明ハードコートフィルムであって、前記透明ハードコート層は少なくとも電離放射線硬化性有機無機ハイブリットハードコート剤とマット剤とから形成されてなるものであり、且つ前記マット剤は平均粒子径が1〜10μmからなる無機粒子であり、前記透明ハードコート層の厚みが2〜10μmであるものとする。
【選択図】 なし

Description

本発明は、透明ハードコートフィルムに関し、特に液晶表示装置、CRT表示装置、プラズマ表示装置、EL表示装置等の各種の表示装置の表面基材に適した透明ハードコートフィルムに関する。
従来、液晶表示装置やプラズマ表示装置等のディスプレイ画面上には、その表面を保護すると共に、そのディスプレイ画面への外部光の映り込みによる眩しさからくる見にくさを防止するために、透明高分子フィルム上に表面凹凸処理を施した透明ハードコートフィルムが用いられている。そして、このような透明高分子フィルム上に施される表面凹凸処理としては、マット剤となる粒子を含有させた透明ハードコート層が一般に用いられている。
しかしながら、従来の表面凹凸処理による透明ハードコートフィルムにおいては、防眩性、解像性、ハードコート性をバランス良く満足させることは困難であった。例えば、上記のマット剤となる粒子を含有する透明ハードコート層の場合、粒子の含有量を多くした場合にはヘーズ値の上昇を招いて解像性が低下し、含有量を少なくした場合には光沢度が上昇して防眩性を低下すると共に、表示像の視認性も低下するといった問題が発生する。また、粒子の粒子径を小さくした場合には、ヘーズの上昇を抑えて解像性を向上させるのに有効であるが、同時にハードコート層の厚みを薄くしなければ表面に粒子による凹凸が形成され難くなって防眩性が低下し、またハードコート層の厚みを薄くすると表面硬度が低下するといった問題が発生する。またハードコート層の厚みを厚くした場合には、表面硬度等に代表されるハードコート性を付与するには効果的であるが、粒子が膜内に埋もれてしまうため、表面凹凸が形成され難くなって防眩性が低下するといった問題が発生する。
従って、以上のような問題が解決された、防眩性と解像性をバランス良く満たす光学特性と、表面硬度等に代表されるハードコート性を兼ね備えた透明ハードコートフィルムが切望されている。
本発明は、以上のような問題を解決するためになされたものであって、防眩性と解像性をバランス良く満たす光学特性と、表面硬度等に代表されるハードコート性とを兼ね備えた透明ハードコートフィルムを提供することを目的とする。
そこで、本発明者らは、このような目的を達成するために鋭意研究を重ねた結果、ハードコート層を形成する材料として特定の材料を用いることによって目的を達成することができることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明の透明ハードコートフィルムは、透明高分子フィルムの少なくとも一方の面に透明ハードコート層を設けてなる透明ハードコートフィルムであって、前記透明ハードコート層は少なくとも電離放射線硬化性有機無機ハイブリットハードコート剤とマット剤とから形成されてなるものであり、且つ前記マット剤は平均粒子径が1〜10μmからなる無機粒子であり、前記透明ハードコート層の厚みが2〜10μmであることを特徴とするものである。
また本発明の透明ハードコートフィルムは、前記マット剤の平均粒子径が、前記透明ハードコート層の厚みよりも小さいものであることを特徴とするものである。
また本発明の透明ハードコートフィルムは、前記マット剤の平均粒子径が1〜4.5μmであり、前記透明ハードコート層の厚みが5〜10μmであることを特徴とするものである。
また本発明の透明ハードコートフィルムは、 前記電離放射線硬化性有機無機ハイブリットハードコート剤が、少なくとも表面に光重合反応性を有する感光性基が導入された反応性シリカ粒子を含むものであって、当該反応性シリカ粒子の平均粒子径が、0.001〜0.1μmであることを特徴とするものである。
本発明の透明ハードコートフィルムによれば、透明高分子フィルムの少なくとも一方の面に、少なくともHbHC剤と平均粒子径が1〜10μmの無機粒子からなるマット剤とから形成されてなる、厚みが2〜10μmである透明ハードコート層を設けたものとすることにより、防眩性と解像性をバランス良く満たす光学特性と、表面硬度等に代表されるハードコート性とを兼ね備えた透明ハードコートフィルムを提供することができる。
以下、本発明の透明ハードコートフィルムについて、詳細に説明する。
本発明の透明ハードコートフィルムは、透明高分子フィルムの少なくとも一方の面に透明ハードコート層が設けられてなるものである。
ここで透明高分子フィルムとしては、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、トリアセチルセルロース、アクリル、ポリ塩化ビニル等の透明性を阻害しないものが使用でき、延伸加工、特に二軸延伸加工されたポリエチレンテレフタレートフィルムが、機械的強度や寸法安定性に優れる点で好ましい。また、表面にコロナ放電処理を施したり、易接着層を設けることによって透明ハードコート層との接着性を向上させたものも好適に用いられる。このような透明高分子フィルムの厚みとしては、適用される材料によって適宜選択されることになるが、一般には25〜500μmであり、好ましくは50〜200μmである。
次に透明高分子フィルムの少なくとも一方の面に形成されてなる透明ハードコート層について説明する。この透明ハードコート層は、少なくとも電離放射線硬化性有機無機ハイブリットハードコート剤(以下、「HbHC剤」という)とマット剤とから形成されてなるものである。
ここでHbHC剤として好ましい態様は、少なくとも表面に光重合反応性を有する感光性基が導入された反応性シリカ粒子(以下、単に「反応性シリカ粒子」ともいう)を含むものである。ここで光重合反応性を有する感光性基としては、(メタ)アクリロイルオキシ基に代表される重合性不飽和基などを挙げることができる。またこのようなHbHC剤は、この反応性シリカ粒子の表面に導入された光重合反応性を有する感光性基と光重合反応可能な化合物、例えば、重合性不飽和基を有する不飽和有機化合物を含むものであってもよい。またHbHC剤としては、このような反応性シリカ粒子や重合性不飽和基を有する不飽和有機化合物に適宜汎用の希釈溶剤を混合することによって固形分を調整したものを用いることができる。
ここで反応性シリカ粒子の平均粒子径としては、0.001〜0.1μmの平均粒子径であることが好ましい。平均粒子径をこのような範囲にすることにより、後述する平均粒子径1〜10μmの無機粒子からなるマット剤と組合せて用いることによって、本発明の効果である防眩性と解像性とをバランス良く満たす光学特性と、ハードコート性とを兼ね備えた透明ハードコート層を形成し易くなる。尚、このような効果をより得易くする観点からは、更に平均粒子径として0.001〜0.01μmのものを用いることがより好ましい。
ここでこのような反応性シリカ粒子としては、例えば、母体となる粉体状シリカあるいはコロイダルシリカに対し、分子中に加水分解性シリル基、重合性不飽和基、下記一般式(1)で表わされる基及び(2)で表わされる基を有する化合物(以下、「重合性不飽和基修飾加水分解性シラン」という)が、シリルオキシ基を介して化学的に結合しているものを用いることができる。即ち、本発明では、重合性不飽和基修飾加水分解性シランが、加水分解性シリル基の加水分解反応によって、シリカ粒子との間に、シリルオキシ基を生成して化学的に結合しているようなものを、反応性シリカ粒子として用いることができる。
Figure 2008102514
(式中、XはNH、酸素原子及び硫黄原子から選ばれ、Yは酸素原子及び硫黄原子から選ばれる、但し、Xが酸素原子のときYは硫黄原子である)
Figure 2008102514
加水分解性シリル基としては、例えば、アルコキシリル基、アセトキシリル基等のカルボキシリレートシリル基、クロシリル基等のハロゲン化シリル基、アミノシリル基、オキシムシリル基、ヒドリドシリル基等が挙げられる。
重合性不飽和基としては、アクリロイルオキシ基、メタクリロイルオキシ基、ビニル基、プロペニル基、ブタジエニル基、スチリル基、エチニイル基、シンナモイル基、マレート基、アクリルアミド基等が挙げられる。
次にHbHC剤に他の成分として含ませることが可能な、重合性不飽和基を有する不飽和有機化合物としては、分子中に2個以上の重合性不飽和基を有する多価不飽和有機化合物、あるいは分子中に1個の重合性不飽和基を有する単価不飽和有機化合物等を挙げることができる。
ここで多価不飽和有機化合物としては、例えばエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、グリセロールジ(メタ)アクリレート、グリセロールトリ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ジシクロペンタニルジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールモノヒドロキシペンタ(メタ)アクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
また単価不飽和有機化合物としては、例えばメチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、イソデシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、アリル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、メチルシクロヘキシル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、グリセロール(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、2−エトキシエチル(メタ)アクリレート、2−(2−エトキシエトキシ)エチル(メタ)アクリレート、ブトキシエチル(メタ)アクリレート、2−メトキシエチル(メタ)アクリレート、メトキシジエチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシトリエチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、2−メトキシプロピル(メタ)アクリレート、メトキシジプロピレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシトリプロピレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシポリプロピレングリコール(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコール(メタ)アクリレート等が挙げられる。
次にマット剤としては、平均粒子径が1〜10μmからなる無機粒子であることが必要である。平均粒子径がこのような範囲の無機粒子をマット剤として上記HbHC剤と組合せて用いることによって、理由は明らかではないが、本発明の効果である防眩性と解像性とをバランス良く満たす光学特性と、ハードコート性とを兼ね備えた透明ハードコート層を形成できるようになる。尚、このような効果をより得易くする観点からは、平均粒子径として2〜8μmのものを用いることが好ましい。
このような無機粒子としては、シリカ、アルミナ、タルク、クレイ、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸バリウム、水酸化アルミニウム、二酸化チタン、酸化ジルコニウム等の1種又は2種以上を併せて使用することができる。特に本発明の効果をより得易くする観点からは、多孔質シリカを用いることが好ましい。
ここで無機粒子からなるマット剤は、HbHC剤の固形分100重量部に対して2重量部以上、好ましくは4重量部以上、より好ましくは6重量部以上、20重量部以下、好ましくは18重量部以下、より好ましくは16重量部以下の割合で混合されていることが望ましい。2重量部以上にすることにより、透明ハードコートフィルムとしての防眩性を十分なものにし易くなり、20重量部以下にすることにより、透明ハードコートフィルムとしての解像性を十分なものにし易くなる。
また本発明の透明ハードコート層には、HbHC剤及びマット剤の他の成分として熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、電離放射線硬化性樹脂、光重合開始剤等を含有させることも適宜行い得る。
このような熱可塑性樹脂としては、アセチルセルロース、ニトロセルロース、アセチルブチルセルロース、エチルセルロース、メチルセルロース等のセルロース誘導体、酢酸ビニル及びその共重合体、塩化ビニル及びその共重合体、塩化ビニリデン及びその共重合体等のビニル系樹脂、ポリビニルホルマール、ポリビニルブチラール等のアセタール系樹脂、アクリル樹脂及びその共重合体、メタクリル樹脂及びその共重合体等のアクリル系樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリアミド樹脂、線状ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂等が挙げられる。
また熱硬化性樹脂としては、アクリルポリオールとイソシアネートプレポリマーとからなる熱硬化性ウレタン樹脂、フェノール樹脂、尿素メラミン樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、シリコーン樹脂等が挙げられる。
また電離放射線硬化性樹脂としては、光重合性プレポリマー若しくは光重合性モノマーなどの1種又は2種以上を混合した電離放射線硬化塗料に電離放射線(紫外線又は電子線)を照射することで硬化するものを使用することができる。ここで光重合性プレポリマーとしては、1分子中に2個以上のアクリロイル基を有し、架橋硬化することにより3次元網目構造となるアクリル系プレポリマーが特に好ましく使用される。このアクリル系プレポリマーとしては、ウレタンアクリレート、ポリエステルアクリレート、エポキシアクリレート、メラミンアクリレート等が使用できる。また光重合性モノマーとしては、上記に記載した多価不飽和有機化合物等が使用できる。
また光重合開始剤としては、アセトフェノン、ベンゾフェノン、ミヒラーケトン、ベンゾイン、ベンジルメチルケタール、ベンゾインベンゾエート、ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−メチル−1−(4−(メチルチオ)フェニル)−2−(4−モルフォリニル)−1−プロパン、α−アシルオキシムエステル、チオキサンソン類等が挙げられる。
本発明における透明ハードコート層の厚みとしては、2〜10μm、好ましくは3〜8μmであることが望ましい。2μm以上にすることにより、透明ハードコートフィルムとしてのハードコート性を十分なものにし易くなり、10μm以下にすることにより、透明ハードコートフィルムの光学特性のバランスを調整し易くなると共に、透明ハードコート層を透明高分子フィルムの一方の面にのみ設けた場合における透明ハードコートフィルムのカールを抑え易くすることができるようになる。
以上のような透明ハードコート層は、HbHC剤、マット剤、及び必要に応じて他の成分を配合して、適宜必要に応じて用いる希釈溶剤によって塗布液として調整し、当該塗布液を透明高分子フィルム表面に従来公知の塗布方法によって塗布した後、電離放射線を照射して硬化させることにより形成することができる。尚、電離放射線を照射する方法としては、超高圧水銀灯、高圧水銀灯、低圧水銀灯、カーボンアーク、メタルハライドランプなどから発せられる100〜400nm、好ましくは200〜400nmの波長領域の紫外線を照射する、又は走査型やカーテン型の電子線加速器から発せられる100nm以下の波長領域の電子線を照射することにより行うことができる。
以下、本発明の実施例について説明する。尚、「部」「%」は特記しない限り重量基準である。
[実施例1]
厚み100μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(コスモシャインA4300:東洋紡績社)の一方の面に、下記の組成の透明ハードコート層用塗布液aを塗布し、60℃加熱で5分間乾燥し、高圧水銀灯で紫外線を1〜2秒照射することにより、約5μmの透明ハードコート層を形成して、透明ハードコートフィルムを作製した。
<透明ハードコート層用塗布液a>
・少なくとも平均粒子径が0.001〜0.1μmの範
囲内にある反応性シリカ粒子と重合性不飽和基を有する
不飽和有機化合物とを含むHbHC剤(固形分50%)
(デソライト7501:JSR社) 100部
・多孔質シリカ(平均粒子径4.5μm)
(サイリシア446:富士シリシア化学社) 5部
・光重合開始剤 1.5部
(イルガキュア651:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社)
・メチルエチルケトン 40部
・トルエン 15部
[実施例2]
厚み100μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(コスモシャインA4300:東洋紡績社)の一方の面に、下記の組成の透明ハードコート層用塗布液bを塗布し、60℃加熱で5分間乾燥し、高圧水銀灯で紫外線を1〜2秒照射することにより、約3μmの透明ハードコート層を形成して、透明ハードコートフィルムを作製した。
<透明ハードコート層用塗布液b>
・少なくとも平均粒子径が0.001〜0.1μmの範
囲内にある反応性シリカ粒子と重合性不飽和基を有する
不飽和有機化合物とを含むHbHC剤(固形分50%)
(デソライト7501:JSR社) 100部
・多孔質シリカ(平均粒子径4.5μm)
(サイリシア446:富士シリシア化学社) 4部
・光重合開始剤 1.5部
(イルガキュア651:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社)
・メチルエチルケトン 40部
・トルエン 15部
[実施例3]
厚み100μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(コスモシャインA4300:東洋紡績社)の一方の面に、下記の組成の透明ハードコート層用塗布液cを塗布し、60℃加熱で5分間乾燥し、高圧水銀灯で紫外線を1〜2秒照射することにより、約7μmの透明ハードコート層を形成して、透明ハードコートフィルムを作製した。
<透明ハードコート層用塗布液c>
・少なくとも平均粒子径が0.001〜0.1μmの範
囲内にある反応性シリカ粒子と重合性不飽和基を有する
不飽和有機化合物とを含むHbHC剤(固形分50%)
(デソライト7501:JSR社) 100部
・多孔質シリカ(平均粒子径4.5μm)
(サイリシア446:富士シリシア化学社) 6部
・光重合開始剤 1.5部
(イルガキュア651:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社)
・メチルエチルケトン 40部
・トルエン 15部
[比較例1]
厚み100μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(コスモシャインA4300:東洋紡績社)の一方の面に、下記の組成の透明ハードコート層用塗布液dを塗布し、60℃加熱で5分間乾燥し、高圧水銀灯で紫外線を1〜2秒照射することにより、約5μmの透明ハードコート層を形成して、透明ハードコートフィルムを作製した。
<透明ハードコート層用塗布液d>
・電離放射線硬化塗料(固形分80%)
(ユニディック17-806:大日本インキ化学工業社) 62.5部
・多孔質シリカ(平均粒子径4.5μm)
(サイリシア446:富士シリシア化学社) 6部
・光重合開始剤 1.5部
(イルガキュア651:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社)
・メチルエチルケトン 62.5部
・トルエン 30部
[比較例2]
厚み100μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(コスモシャインA4300:東洋紡績社)の一方の面に、下記の組成の透明ハードコート層用塗布液eを塗布し、60℃加熱で5分間乾燥し、高圧水銀灯で紫外線を1〜2秒照射することにより、約10μmの透明ハードコート層を形成して、透明ハードコートフィルムを作製した。
<透明ハードコート層用塗布液e>
・電離放射線硬化塗料(固形分80%) 62.5部
(ユニディック17-806:大日本インキ化学工業社)
・多孔質シリカ(平均粒子径4.5μm)
(サイリシア446:富士シリシア化学社) 13部
・光重合開始剤 1.5部
(イルガキュア651:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社)
・メチルエチルケトン 62.5部
・トルエン 30部
[比較例3]
厚み100μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(コスモシャインA4300:東洋紡績社)の一方の面に、下記の組成の透明ハードコート層用塗布液fを塗布し、60℃加熱で5分間乾燥し、高圧水銀灯で紫外線を1〜2秒照射することにより、約2μmの透明ハードコート層を形成して、透明ハードコートフィルムを作製した。
<透明ハードコート層用塗布液f>
・少なくとも平均粒子径が0.001〜0.1μmの範
囲内にある反応性シリカ粒子と重合性不飽和基を有する
不飽和有機化合物とを含むHbHC剤(固形分50%)
(デソライト7501:JSR社) 100部
・微粉末シリカ(平均粒子径30nm)
(アエロジル50:日本アエロジル社) 4部
・光重合開始剤 1.5部
(イルガキュア651:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社)
・メチルエチルケトン 40部
・トルエン 15部
[比較例4]
厚み100μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(コスモシャインA4300:東洋紡績社)の一方の面に、下記の組成の透明ハードコート層用塗布液gを塗布し、60℃加熱で5分間乾燥し、高圧水銀灯で紫外線を1〜2秒照射することにより、約5μmの透明ハードコート層を形成して、透明ハードコートフィルムを作製した。
<透明ハードコート層用塗布液g>
・少なくとも平均粒子径が0.001〜0.1μmの範
囲内にある反応性シリカ粒子と重合性不飽和基を有する
不飽和有機化合物とを含むHbHC剤(固形分50%)
(デソライト7501:JSR社) 100部
・アクリル樹脂粒子(平均粒子径5μm)
(MX−500KS:綜研化学社) 5部
・光重合開始剤 1.5部
(イルガキュア651:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社)
・メチルエチルケトン 40部
・トルエン 15部
[比較例5]
厚み100μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(コスモシャインA4300:東洋紡績社)の一方の面に、下記の組成の透明ハードコート層用塗布液hを塗布し、60℃加熱で5分間乾燥し、高圧水銀灯で紫外線を1〜2秒照射することにより、約5μmの透明ハードコート層を形成して、透明ハードコートフィルムを作製した。
<透明ハードコート層用塗布液h>
・少なくとも平均粒子径が0.001〜0.1μmの範
囲内にある反応性シリカ粒子と重合性不飽和基を有する
不飽和有機化合物とを含むHbHC剤(固形分50%)
(デソライト7501:JSR社) 100部
・アクリル樹脂粒子(平均粒子径5μm)
(MX−500KS:綜研化学社) 3部
・光重合開始剤 1.5部
(イルガキュア651:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社)
・メチルエチルケトン 40部
・トルエン 15部
以上のようにして実施例及び比較例で得られた透明ハードコートフィルムの防眩性、解像性、ハードコート性について、以下のように評価した結果を表1に示す。
[防眩性]
SMカラーコンピューターUGV−5K(スガ試験機社)を用いて入出角度60°における光沢度「%」(JIS−K5400)を測定すると共に、画像を表示させたCRT画面上に透明ハードコートフィルムを積層した場合に外部光の映り込みによって表示画像が見難くなるかどうかについて目視評価した。目視評価した結果で良かったものを「○」、悪かったものを「×」とした。
[解像性]
SMカラーコンピューターHGM−2K(スガ試験機社)を用いてヘーズ値「%」(JIS−K7105)を測定すると共に、画像を表示させたCRT画面上に透明ハードコートフィルムを積層した場合に表示画像がぼけるかどうかについて目視評価した。目視評価した結果で良かったものを「○」、悪かったものを「×」とした。
[ハードコート性]
透明ハードコートフィルムの透明ハードコート層表面について、磨耗試験機(テーバー式:ヨシミツ製機社)を使用して、磨耗輪CS−10、荷重500g、回転速度700rpm、500回転の条件で磨耗試験を行い、その磨耗試験前後の透明ハードコートフィルムのヘーズ値の増加量を測定して評価した。尚、評価は、ヘーズ値の増加量が、5%未満のものを「○」とし、5%以上20%未満のものを「△」とし、20%以上のものを「×」とした。
Figure 2008102514
表1の結果からも明らかなように、比較例1の透明ハードコートフィルムは、実施例1の塗布液aのHbHC剤を用いないで他の電離放射線硬化塗料に置き換えた塗布液dを用いて透明ハードコート層を形成したものであるため、解像性については問題ないものであったが、防眩性については劣るものであった。また、透明ハードコート層にHbHC剤を用いていないためハードコート性についても劣るものであった。
また、比較例2の透明ハードコートフィルムは、透明ハードコート層を形成した塗布液eはHbHC剤を用いないで他の電離放射線硬化塗料に置き換えたものであるため、防眩性が問題ないレベルまでシリカ粒子を添加してしまうと解像性が劣るものとなってしまった。また、透明ハードコート層にHbHC剤を用いていないためハードコート性についても劣るものであった。
また、比較例3の透明ハードコートフィルムは、マット剤である無機粒子の平均粒子径が1μm未満であったために、解像性は問題ないものの防眩性に極めて劣るものとなってしまった。
また、比較例4の透明ハードコートフィルムは、実施例1の塗布液aのマット剤として無機粒子を用いないでアクリル樹脂粒子に置き換えた塗布液gを用いて透明ハードコート層を形成したものであるため、防眩性については問題ないものであったが、解像性については劣るものであった。また、透明ハードコート層にマット剤として無機粒子を用いていないためハードコート性についても若干劣るものであった。
また、比較例5の透明ハードコートフィルムは、透明ハードコート層を形成した塗布液hはマット剤として無機粒子を用いないでアクリル樹脂粒子に置き換えたものであるため、解像性が問題ないレベルまでアクリル樹脂粒子の添加量を減らしてしまうと防眩性に劣るものとなってしまった。また、透明ハードコート層にマット剤として無機粒子を用いていないためハードコート性についても若干劣るものであった。
一方、実施例1〜3の透明ハードコートフィルムは、透明ハードコート層が少なくともHbHC剤と平均粒子径4.5μmの無機粒子とから形成されてなるものであるため、防眩性と解像性とのバランスに優れると共に、十分なハードコート性をも兼ね備えているものであった。

Claims (4)

  1. 透明高分子フィルムの少なくとも一方の面に透明ハードコート層を設けてなる透明ハードコートフィルムであって、前記透明ハードコート層は少なくとも電離放射線硬化性有機無機ハイブリットハードコート剤とマット剤とから形成されてなるものであり、且つ前記マット剤は平均粒子径が1〜10μmからなる無機粒子であり、前記透明ハードコート層の厚みが2〜10μmであることを特徴とする透明ハードコートフィルム。
  2. 前記マット剤の平均粒子径が、前記透明ハードコート層の厚みよりも小さいものであることを特徴とする請求項1記載の透明ハードコートフィルム。
  3. 前記マット剤の平均粒子径が1〜4.5μmであり、前記透明ハードコート層の厚みが5〜10μmであることを特徴とする請求項1または2記載の透明ハードコートフィルム。
  4. 前記電離放射線硬化性有機無機ハイブリットハードコート剤が、少なくとも表面に光重合反応性を有する感光性基が導入された反応性シリカ粒子を含むものであって、当該反応性シリカ粒子の平均粒子径が0.001〜0.1μmであることを特徴とする請求項1記載の透明ハードコートフィルム。
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