JP2008102203A - 現像装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現像スリーブの撓みにより複数の現像器の間で間隙が異なる状態になることを防止すること。
【解決手段】現像領域(Q2y〜Q2c)において表面が変形した第1現像スリーブ(7´)表面と像保持体(PRy〜PRc)との距離を所定の第1距離(L1,L2)に保持する第1距離保持機構(13´,16´)を有する第1現像器(Gy〜Gc)と、現像領域(Q2k)において表面が変形し且つ剛性により表面の変形量が前記第1現像スリーブ(7´)より小さい前記第2現像スリーブ(7)表面と前記像保持体(PRk)との距離を、前記第1距離(L1,L2)に保持する第2距離保持機構(13,16)を有する第2現像器(Gk)と、を備えた現像装置(Gy〜Gk)。
【選択図】図6

Description

本発明は、潜像をトナー像に現像する現像装置および前記現像装置を備えた画像形成装置に関し、特に、複数の現像器を備えた現像装置および画像形成装置に関する。
本発明は、Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン)のカラーのトナー像形成用のカラー現像器および前記カラー現像器に比較して使用頻度の高いK(黒)トナー像形成用のK現像器を有する現像装置および前記現像装置を備えた画像形成装置に好適に使用可能である。
前記複数の現像器を備えた画像形成装置としては、下記の従来技術(J01)が従来公知である。
(J01)特許文献1(特開平05−19588号公報)記載の技術
特許文献1には、像保持体上に異なる色の画像を順次重ねて形成するカラー画像形成装置において、像保持体に沿って配置された複数の現像器の現像パラメータ(現像バイアス、現像ロール回転数、現像ロール表面と像保持体表面との距離等)を変えることで安定した現像を行う技術が記載されている。
特開平05−19588号公報(「0026」、「0039」、「0042」、「0047」〜「0048」)
(従来技術の問題点)
前記特許文献1には、カラー画像形成装置において、剛性の異なる現像スリーブを使用した複数の現像器を使用する技術、およびその技術を採用した場合に生じる問題点等に関しては記載されていない。また、前記特許文献1には、複数の現像器の各現像スリ−ブ上のトナー層の厚さを規制する層厚規制部部材の構成等に関しても記載されていない。
ところが、カラー画像形成装置において、使用頻度の高いK(黒)トナーを内蔵するK(黒)用現像器と、相対的に使用頻度の低いY(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン)等のカラー用現像器とで、現像ロールの材料を変更してコストダウンを図ることが従来から行われている。
前記カラー画像形成装置では、一般的にカラーモードと白黒モードとを有しており、複数の現像器の中のK(黒)の現像器の使用頻度が圧倒的に多くなる。そのため、前記現像ロールの材料を変更してコストダウンを図る従来のカラー画像形成装置では、カラー画像形成装置の複数の現像器において、使用頻度の多いK(黒)のトナー像を現像するK用現像スリーブには耐磨耗性の高いステンレスを使用し、相対的に使用頻度の少ないY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)等のカラートナー像を現像するカラー用現像スリーブには耐磨耗性の劣るアルミを使用し、コストダウンを行っている。
この場合、現像スリーブの材料の違いにより、剛性(ヤング率等)も異なるため、現像スリーブの撓み強度がK用現像スリーブとカラー用現像スリーブとで異なってしまう。現像スリーブ近傍には、表面上へ均一な現像剤層を形成するための層厚規制部材が配置され、現像スリーブ内部の磁石ロールで吸着した現像剤により現像スリーブを撓ませる作用が発生する。
前記現像スリーブの撓みは、磁石ロールのピックアップ磁極等の磁極が前記現像スリーブ表面の現像剤を吸引する力により、多くの現像剤が吸引される前記ピックアップ磁極のスリーブ回転方向下流側の現像スリーブが磁石ロールに接近する側に撓み、前記接近する現像装置側と反対側の現像スリーブが前記磁石ロールから離れる側に撓む状態の撓みを意味する。
しかしながら、前記従来のカラー画像形成装置では、前記現像スリーブの撓みについては考慮されておらず、現像が行われる現像領域において、現像スリーブ表面と像保持体表面との間隙がY,M,CとKの間で異なってしまうため、均一な画像が得られ難いという問題点がある。
本発明は前述の事情に鑑み、下記(O01),(O02)の記載内容を技術的課題とする。
(O01)材質強度が異なる現像スリーブを有する複数の現像器を備えた現像装置において
、磁石ロールで現像スリーブ表面に吸着された現像剤により生じる現像スリーブの撓みにより現像器と像保持体との間隔が現像器毎に異なる状態になることを低減すること。
(O02)材質強度が異なる現像スリーブを有する複数の現像器を備えた現像装置において、Y,M,C,Kの画像を均一にすること。
次に、前記課題を解決した本発明を説明するが、本発明の構成要素には、後述の実施例の構成要素との対応を容易にするため、実施例の構成要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。
なお、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明の範囲を実施例に限定するためではない。
(第1発明)
前記技術的課題を解決するために第1発明の現像装置(Gy〜Gk)は、下記の構成要件(A01),(A02)を備えたことを特徴とする。
次の構成要件(A01),(A02)を備えたことを特徴とする現像装置(Gy〜Gk)、
(A01)画像書込装置(ROS)により画像情報に応じた静電潜像が書き込まれて回転移動する像保持体(PRy〜PRc)表面と対向する現像領域(Q2y〜Q2c)に磁性現像剤を表面に保持して搬送する第1現像スリーブ(7´)と、前記第1現像スリーブ(7´)内部に配置された第1磁石ロール(6´)とを有する第1現像ロール(R0´)であって、前記第1現像スリーブ(7´)表面上の磁性現像剤を吸引する前記第1磁石ロール(6´)の磁力により前記現像領域(Q2y〜Q2c)に対向する第1現像スリーブ(7´)の軸方向の表面が変形する前記第1現像ロール(R0´)と、
前記現像領域(Q2y〜Q2c)において表面が変形した前記第1現像スリーブ(7´)表面と前記像保持体(PRy〜PRc)との距離を所定の第1距離(L1,L2)に保持する第1距離保持機構(13´,16´)と、
を有する第1現像器(Gy〜Gc)、
(A02)画像書込装置(ROS)により画像情報に応じた静電潜像が書き込まれて回転移動する像保持体(PRk)表面と対向する現像領域(Q2k)に磁性現像剤を表面に保持して搬送し且つ、前記第1現像スリーブ(7´)に比べて剛性の高い第2現像スリーブ(7)と、前記第2現像スリーブ(7)内部に配置された第2磁石ロール(6)とを有する第2現像ロール(R0)であって、前記第2現像スリーブ(7)表面上の磁性現像剤を吸引する前記第2磁石ロール(6)の磁力により前記現像領域(Q2k)に対向する第2現像スリーブ(7)の軸方向の表面が変形する前記第2現像ロール(R0)と、
前記現像領域(Q2k)において表面が変形し且つ前記剛性により表面の変形量が前記第1現像スリーブ(7´)より小さい前記第2現像スリーブ(7)表面と前記像保持体(PRk)との距離を、前記第1距離(L1,L2)に保持する第2距離保持機構(13,16)と、
を有する第2現像器(Gk)。
(第1発明の作用)
前記構成要件(A01),(A02)を備えた第1発明の現像装置(Gy〜Gk)では、第1現像器(Gy〜Gc)の第1現像スリーブ(7´)は、画像書込装置(ROS)により画像情報に応じた静電潜像が書き込まれて回転移動する像保持体(PRy〜PRc)表面と対向する現像領域(Q2y〜Q2c)に磁性現像剤を表面に保持して搬送する。前記第1現像スリーブ(7´)表面上の磁性現像剤を吸引する前記第1磁石ロール(6´)の磁力により前記現像領域(Q2y〜Q2c)に対向する第1現像スリーブ(7´)の軸方向の表面が変形する。
第1現像器(Gy〜Gc)の第1距離保持機構(13´,16´)は、前記現像領域(Q2y〜Q2c)において表面が変形した前記第1現像スリーブ(7´)表面と前記像保持体(PRy〜PRc)との距離を所定の第1距離(L1,L2)に保持する。
前記第1現像スリーブ(7´)に比べて剛性の高い第2現像器(Gk)の第2現像スリーブ(7)は、画像書込装置(ROS)により画像情報に応じた静電潜像が書き込まれて回転移動する像保持体(PRk)表面と対向する現像領域(Q2k)に磁性現像剤を表面に保持して搬送する。前記第2現像スリーブ(7)表面上の磁性現像剤を吸引する前記第2磁石ロール(6)の磁力により前記現像領域(Q2k)に対向する第2現像スリーブ(7)の軸方向の表面が変形する。
第2現像器(Gk)の第2距離保持機構(13,16)は、前記現像領域(Q2k)において、表面が変形し且つ前記剛性により表面の変形量が前記第1現像スリーブ(7´)より小さい前記第2現像スリーブ(7)表面と前記像保持体(PRk)との距離を、前記第1距離(L1,L2)に保持する。
したがって、第1発明の現像装置(Gy〜Gk)では、現像領域(Q2y〜Q2k)において第1現像器(Gy〜Gc)での前記第1現像スリーブ(7´)と像保持体(PRy〜PRc)との距離と第2現像器(Gk)での前記第2現像スリーブ(7)表面と像保持体(PRk)との距離とを共に前記第1距離(L1,L2)にすることができるので、現像スリーブ(7,7´)が撓んだ状態で、第1現像器(Gy〜Gc)と第2現像器(Gk)の各現像スリーブ(7,7´)と像保持体(PRy〜PRk)との間隔のばらつきを低減でき、現像条件のばらつきに伴う画質の低下を抑えることができる。
(第1発明の形態1)
第1発明の形態1の現像装置(Gy〜Gk)は第1発明において、下記の構成要件(A03),(A04)を備えたことを特徴とする。
(A03)前記像保持体(PRy〜PRc)に接触し且つ前記第1現像スリーブ(7´)と同軸に配置され、表面変形後の前記第1現像スリーブ(7´)の外周径よりも前記第1距離(L1,L2)分大径のロール状の第1トラッキングロール(13´,16´)により構成された前記第1距離保持機構(13´,16´)、
(A04)前記像保持体(PRk)に接触し且つ前記第2現像スリーブ(7)と同軸に配置され、表面変形後の前記第2現像スリーブ(7)の外周径よりも前記第1距離(L1,L2)分大径のロール状の第2トラッキングロール(13,16)により構成された前記第2距離保持機構(13,16)。
(第1発明の形態1の作用)
前記構成要件(A03),(A04)を備えた第1発明の形態1の現像装置(Gy〜Gk)では、第1距離保持機構(13´,16´)としての第1トラッキングロール(13´,16´)は、表面変形後の前記第1現像スリーブ(7´)の外周径よりも前記第1距離(L1,L2)分大径のロール状に形成され、前記第1現像スリーブ(7´)と同軸に配置され、前記像保持体(PRy〜PRc)に接触する。第2距離保持機構(13,16)としての第2トラッキングロール(13,16)は、表面変形後の前記第2現像スリーブ(7)の外周径よりも前記第1距離(L1,L2)分大径のロール状に形成され、前記第2現像スリーブ(7)と同軸に配置され、前記像保持体(PRk)に接触する。
したがって、前記現像スリーブの表面変形後の現像領域(Q2y〜Q2k)において、第1現像器(Gy〜Gc)の前記第1現像スリーブ(7´)表面と像保持体(PRy〜PRc)との距離および第2現像器(Gk)の前記第2現像スリーブ(7)表面と像保持体(PRk)との距離を、共に前記第1距離(L1,L2)にすることができるので、第1現像器(Gy〜Gc)と第2現像器(Gk)の各現像スリーブ(7,7´)と像保持体(PRy〜PRk)との間隔のばらつきを低減でき、現像条件のばらつきに伴う画質の低下を抑えることができる。
(第1発明の形態2)
第1発明の形態2の現像装置(Gy〜Gk)は第1発明において、下記の構成要件(A03),(A05)を備えたことを特徴とする。
(A03)前記像保持体(PRy〜PRc)に接触し且つ前記第1現像スリーブ(7´)と同軸に配置され、表面変形後の前記第1現像スリーブ(7´)の外周径よりも前記第1距離(L1,L2)分大径のロール状の第1トラッキングロール(13´,16´)により構成された前記第1距離保持機構(13´,16´)、
(A05)前記第1トラッキングロール(13´,16´)と同じ外周径を有し且つ前記像保持体(PRk)に接触する第2トラッキングロール(13,16)と、
前記第2トラッキングロール(13,16)に対して、前記第1現像スリーブ(7´)と前記第2現像スリーブ(7)の変形量の差だけ、前記第現像ロール(R0)を前記像保持体(PRk)側に移動させる現像ロール移動部材(32,32)と、
により構成された前記第2距離保持機構(13,16)。
(第1発明の形態2の作用)
前記構成要件(A03),(A05)を備えた第1発明の形態2の現像装置(Gy〜Gk)では、第1距離保持機構(13´,16´)としての第1トラッキングロール(13´,16´)は、表面変形後の前記第1現像スリーブ(7´)の外周径よりも前記第1距離(L1,L2)分大径のロール状に形成され、前記第1現像スリーブ(7´)と同軸に配置され、前記像保持体(PRy〜PRc)に接触する。第2距離保持機構(13,16)としての第2トラッキングロール(13,16)は、前記第1トラッキングロール(13´,16´)と同じ外周径を有し且つ前記像保持体(PRk)に接触する。第2距離保持機構(13,16)の現像ロール移動部材(32,32)は、前記第2トラッキングロール(13,16)に対して、前記第1現像スリーブ(7´)と前記第2現像スリーブ(7)の変形量の差だけ、前記第2現像ロール(R0)を前記像保持体(PRk)側に移動させる。したがって、第1現像器(Gy〜Gc)と第2現像器(Gk)の各現像スリーブ(7,7´)と像保持体(PRy〜PRk)との間隔のばらつきを低減でき、現像条件のばらつきに伴う画質の低下を抑えることができる。
(第1発明の形態3)
前記構成要件を備えた第1発明の形態3の現像装置(Gy〜Gk)は第1発明において、下記の構成要件(A03),(A06)を備えたことを特徴とする。
(A03)前記像保持体(PRy〜PRk)に接触し且つ前記第1現像スリーブ(7´)と同軸に配置され、表面変形後の前記第1現像スリーブ(7´)の外周径よりも前記第1距離(L1,L2)分大径のロール状の第1トラッキングロール(13´,16´)により構成された前記第1距離保持機構(13´,16´)、
(A06)前記第1トラッキングロール(13´,16´)と同じ外周径を有し且つ前記第2現像スリーブ(7)と同軸に配置され、前記像保持体(PRy〜PRk)に接触する第2トラッキングロール(13,16)と、
前記第1現像スリーブ(7´)と前記第2現像スリーブ(7)の変形量の差だけ、前記第1現像スリーブ(7´)の外周径よりも大径に形成された前記第2現像スリーブ(7)と、
により構成された前記第2距離保持機構(13,16)。
(第1発明の形態3の作用)
前記構成要件(A03),(A06)を備えた第1発明の形態3の現像装置(Gy〜Gk)では、第1距離保持機構(13´,16´)としての第1トラッキングロール(13´,16´)は、表面変形後の前記第1現像スリーブ(7´)の外周径よりも前記第1距離(L1,L2)分大径のロール状に形成され、前記第1現像スリーブ(7´)と同軸に配置され、前記像保持体(PRy〜PRk)に接触する。
第2距離保持機構(13,16)としての第2トラッキングロール(13,16)は、第2トラッキングロール(13,16)と同じ外周径を有し且つ前記第1現像スリーブ(7´)と同軸に配置され、前記像保持体(PRy〜PRk)に接触する。また、第2距離保持機構としての前記第2現像スリーブ(7)は、前記第1現像スリーブ(7´)と前記第2現像スリーブ(7)の変形量の差だけ、前記第1現像スリーブ(7´)の外周径よりも大径に形成されている。したがって、第1現像器(Gy〜Gc)と第2現像器(Gk)の各現像スリーブ(7,7´)と像保持体(PRy〜PRk)との間隔のばらつきを低減でき、現像条件のばらつきに伴う画質の低下を抑えることができる。
(第1発明の形態4)
第1発明の形態4の現像装置(Gk)は第1発明または第1発明の形態1ないし3のいずれかにおいて、下記の構成要件(A07)を備えたことを特徴とする。
(A07)前記第1現像器(Gy〜Gc)で使用される磁性現像剤の色と異なる色であり且つ使用頻度が高い色の磁性現像剤が使用される前記第2現像器(Gk)。
(第1発明の形態4の作用)
前記構成要件(A07)を備えた第1発明の形態4の現像装置(Gk)では、前記第2現像器(Gk)において、前記第1現像器(Gy〜Gc)で使用される磁性現像剤の色と異なる色であり且つ使用頻度が高い色の磁性現像剤が使用される。したがって、使用頻度の高い第2現像器(Gk)に剛性が高く、耐久性の高い第2現像スリーブ(7)を使用できる。
(第1発明の形態5)
第1発明の形態5の現像装置(Gk)は第1発明の形態4において、下記の構成要件(A08)を備えたことを特徴とする。
(A08)黒色のトナーと磁性キャリアとを含む二成分磁性現像剤が使用される前記第2現像器(Gk)。
(第1発明の形態5の作用)
前記構成要件(A08)を備えた第1発明の形態5の現像装置(Gk)では、前記第2現像器(Gk)において、黒色のトナーと磁性キャリアとを含む二成分磁性現像剤が使用される。したがって、使用頻度の高い黒色の第2現像器(Gk)に剛性が高く、耐久性の高い第2現像スリーブ(7)を使用できる。
(第1発明の形態6)
第1発明の形態6の現像装置(Gy〜Gk)は第1発明または第1発明の形態1ないし5のいずれかにおいて、下記の構成要件(A09)を備えたことを特徴とする。
(A09)複数の異なる色の現像剤が使用される複数の前記第1現像器(Gy〜Gc)。
(第1発明の形態6の作用)
前記構成要件(A09)を備えた第1発明の形態6の現像装置(Gy〜Gk)では、複数の前記第1現像器(Gy〜Gc)において複数の異なる色の現像剤が使用される。したがって、多色画像の現像ができる。
(第2発明)
第2発明の画像形成装置(U)は第1発明または第1発明の形態1ないし6のいずれかに記載の現像装置(Gy〜Gk)を備えたことを特徴とする。
(第2発明の作用)
前記構成要件を備えた第2発明の画像形成装置(U)では、第1発明または第1発明の形態1ないし6のいずれかに記載の現像装置(Gy〜Gk)を備えているので、現像スリーブが撓んだ状態で、第1現像器(Gy〜Gc)と第2現像器(Gk)の各現像スリーブ(7,7´)と像保持体(PRy〜PRk)との間隔のばらつきを低減でき、現像条件のばらつきに伴う画質の低下を抑えることができる。
前述の本発明は、下記の効果(E01),(E02)を奏する。
(E01)材質強度が異なる現像スリーブを有する複数の現像器を備えた現像装置において、磁石ロールで現像スリーブ表面に吸着された現像剤により生じる現像スリーブの撓みにより現像器と像保持体との間隔が現像器毎に異なる状態になることを低減することができる。
(E02)材質強度が異なる現像スリーブを有する複数の現像器を備えた現像装置において、Y,M,C,Kの画像を均一にすることができる。
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の具体例(実施例)のカラー画像形成装置を説明するが、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、右左方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
図1は本発明の複数の現像器およびカラー画像形成装置の実施例1の正断面図である。
図1において、複数の現像器およびカラー画像形成装置Uは自動原稿搬送装置U1と、これを支持し且つ上端にプラテンガラスPGを有する画像形成装置本体(複写機)U2とを備えている。
前記自動原稿搬送装置U1は、複写しようとする複数の原稿Giが重ねて載置される原稿給紙トレイTG1と、原稿給紙トレイTG1から前記プラテンガラスPG上の複写位置(プラテンロールPrによりPGに押圧される原稿読取位置)を通過して搬送される原稿Giが排出される原稿排紙トレイTG2とを有している。
前記画像形成装置本体U2は、ユーザがコピースタート等の作動指令信号を入力操作するUI(ユーザインタフェース)と、露光光学系A等を有している。
前記自動原稿搬送装置U2でプラテンガラスPG上を搬送される原稿または手動でプラテンガラスPG上に置かれた原稿(図示せず)からの反射光は、前記露光光学系Aを介して、CCD(固体撮像素子)でR(赤)、G(緑)、B(青)の電気信号に変換される。
IPS(イメージプロセッシングシステム)は、CCDから入力される前記RGBの電気信号をK(黒)、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)の画像データに変換して一時的に記憶し、前記画像データを所定のタイミングで潜像形成用の画像データとしてレーザ駆動回路DLに出力する。
なお、原稿画像がモノクロの場合は、K(黒)のみの画像データがレーザ駆動回路DLに入力される。
前記レーザ駆動回路DLは、各色Y,M,C,Kの各レーザ駆動回路(図示せず)を有し、入力された画像データに応じたレーザ駆動信号を所定のタイミングで、潜像形成光学系(潜像形成装置、画像書込装置)ROSの各色の潜像書込用レーザダイオード(図示せず)に出力する。
前記ROSの上方に配置されたトナー像形成装置Uy,Um,Uc,Ukはそれぞれ、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、およびK(黒)の各色のトナー像を形成する装置である。
潜像形成光学系ROSの前記図示しない各レーザダイオードから出射したY,M,C,KのレーザビームLy,Lm,Lc,Lkは、それぞれ、回転する像保持体PRy,PRm,PRc,PRkに入射する。
前記Yのトナー像形成装置Uyは、回転する像保持体PRy、帯電ロール(帯電部材)CRy,現像装置Gy、転写ロールT1y、クリーナCLyを有しており、前記トナー像形成装置Um,Uc,Ukはいずれも前記Yのトナー像形成装置Uyと同様に構成されている。
前記各像保持体PRy,PRm,PRc,PRkはそれぞれの帯電ロールCRy,CRm,CRc,CRkにより一様に帯電された後、画像書込位置(潜像形成位置)Q1y,Q1m,Q1c,Q1kにおいて、前記レーザビームLy,Lm,Lc,Lkにより、その表面に静電潜像が形成される。前記像保持体PRy,PRm,PRc,PRk表面の静電潜像は、現像領域Q2y,Q2m,Q2c,Q2kにおいて現像器(現像装置)(第1現像器)Gy,Gm,Gc,(第2現像器)Gkによりトナー像に現像される。
その現像されたトナー像は、中間転写ベルトBに接触する1次転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kに搬送される。前記1次転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kにおいて中間転写ベルトBの裏面側に配置された1次転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kには、コントローラCにより制御される電源回路Eから所定のタイミングでトナーの帯電極性と逆極性の1次転写電圧が印加される。
前記各像保持体PRy〜PRk上のトナー像は前記1次転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kにより中間転写ベルトBに1次転写される。1次転写後の像保持体PRy,PRm,PRc,PRk表面の残留トナーは、像保持体クリーナCLy,CLm,CLc,CLkによりクリーニングされる。
前記像保持体PRy〜PRkの上方には、上下移動可能且つ前方に引き出し可能なベルトモジュールBMが配置されている。前記ベルトモジュールBMは、前記中間転写ベルトBと、テンションロールRt、ウォーキングロールRw、アイドラロール(フリーロール)Rfおよび駆動ロール兼用のバックアップロールT2aを含むベルト支持ロール(Rt,Rw,Rf,T2a)と、前記1次転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kとを有している。そして、前記中間転写ベルトBは前記ベルト支持ロール(Rt,Rw,Rf,T2a)により回転移動可能に支持されている。したがって、前記駆動ロール兼用のバックアップロールT2aを回転駆動する駆動装置および前記ベルト支持ロール(Rt,Rw,Rf,T2a)等により中間転写ベルト駆動装置すなわち、中間転写材(中間転写ベルト)を搬送する中間転写材搬送装置(Rt,Rw,Rf,T2a)が構成されている。
前記バックアップロールT2aに接する中間転写ベルトBの表面に対向して2次転写ロールT2bが配置されており、前記各ロールT2a,T2bにより2次転写器T2が構成されている。また、2次転写ロールT2bおよび中間転写ベルトBの対向する領域には2次転写領域(シート転写位置)Q4が形成される。
前記1次転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kで転写器T1y,T1m,T1c,T1kにより中間転写ベルトB上に順次重ねて転写されたカラートナー像は、前記2次転写領域Q4に搬送される。
前記ROSの下方には、給紙トレイTR1〜TR3を前後方向(X軸方向、即ち図1の画面に垂直な方向)に出入可能に支持する左右一対のガイドレールGR、GRが3段設けられている。給紙トレイTR1〜TR3の記録シートSは、ピックアップロールRpにより取り出され、さばきロールRsにより1枚ずつ分離されてから複数の搬送ロールRaによりレジロールRrに送られる。前記シート搬送ロールRaはシートガイドにより形成されたシート搬送路SHに沿って複数設けられており、2次転写領域Q4のシート搬送方向上流側にはレジロールRrが配置されている。前記シート搬送路SH、シート搬送ロールRa、レジロールRr等によりシート搬送装置(SH+Ra+Rr)が構成されている。
レジロールRrは、前記中間転写ベルトBに形成されたカラートナー像が2次転写領域Q4に搬送されるのにタイミングを合わせて、前記記録シートSを2次転写領域Q4に搬送する。記録シートSが前記2次転写領域Q4を通過する際、前記バックアップロールT2aはアースされ、2次転写ロールT2bには前記コントローラCにより制御される電源回路Eから所定のタイミングでトナーの帯電極性と逆極性の2次転写電圧が印加される。このとき、前記中間転写ベルトB上のカラートナー像は、前記2次転写器T2により前記記録シートSに転写される。
2次転写後の前記中間転写ベルトBは、ベルトクリーナCLbによりクリーニングされる。
前記トナー像形成装置Uy〜Ukの像保持体PRy〜PRk上に形成されたトナー像は、1次転写領域Q3y〜Q3kでベルトモジュールBMの1次転写ロールT1y〜T1kにより中間転写ベルトBに1次転写され、2次転写領域Q4で2次転写器T2の2次転写ロールT2b等により記録シートSに2次転写される。したがって、前記ベルトモジュールBMおよび2次転写ールT2b等により、転写領域Q3y〜Q3kを通過する像保持体PRy〜PRk表面のトナー像を記録シートSに転写する転写装置(BM+T2b)が構成されている。
前記トナー像が2次転写された記録シートSは、定着装置Fの加熱ロールFhおよび加圧ロールFpの圧接領域である定着領域Q5に搬送され、前記定着領域Q5を通過する際に加熱定着された後、排出ローラRhから排紙トレーTRhに排出される。
なお、前記加熱ロールFh表面には、記録シートSの前記加熱ロールからの離型性を良くするための離型剤が離型剤塗布装置Faにより塗布されている。
前記ベルトモジュールBMの上方にはY(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),K(黒)の各現像剤を収容する現像剤カセットKy,Km,Kc,Kkが配置されている。各現像剤カセットKy,Km,Kc,Kkに収容された現像剤は、前記現像器Gy,Gm,Gc,Gkの現像剤の消費に応じて、図示しない現像剤補給路から前記各現像器Gy,Gm,Gc,Gkに補給される。
図1において、前記画像形成装置Uは上側フレームUFと下側フレームLFとを有しており、上側フレームUFには、前記ROSおよびROSよりも上方に配置された部材(像保持体PRy,PRm,PRc,PRk、現像器Gy,Gm,Gc,Gk、ベルトモジュールBM等)が支持されている。
また、下側フレームLFには、前記給紙トレイTR1〜TR3を支持するガイドレールGRおよび前記各トレイTR1〜TR3から給紙を行う前記給紙部材(ピックアップロールRp,さばきロールRs,シート搬送ロールRa等)が支持されている。
(現像装置)
図2は本発明の実施例1の画像形成装置で使用される現像装置の正断面図である。
図3は前記図2のIII−III線断面図である。
なお、前記Y,M,C,Kの各色の現像器Gy,Gm,Gc,Gkの現像ロールおよび像保持体部分以外はK(黒)の現像器Gkと同様に構成されているので、前記現像ロールおよび像保持体を除く部分はK(黒)の現像器Gkについてのみ説明を行い、Y,M,Cのカラー現像器Gy,Gm,Gcについての詳細な説明は省略する。
図2〜図3において、前記現像領域Q2k(図1参照)で像保持体PRに対向して配置されたK(黒)の現像器Gkは、負(−)極性に帯電するトナー及び正(+)極性に帯電する磁性キャリアとからなる2成分現像剤を収容する現像容器Vを有している(図2参照)。前記現像容器Vは、現像容器本体V1とその上端を塞ぐ現像容器カバーV2とを有している。前記現像容器本体V1には、現像器Gkの長手方向に伸びる層厚規制部材Sk(図2参照)の両端部がネジで固定されている。
図2において、現像容器本体V1はその内側に、前記現像ロール(第2現像ロール)R0を収容する現像ロール室1と、前記現像ロール室1に隣接する第1攪拌室2と、前記第1攪拌室2に隣接する第2攪拌室3とを有している。
前記第1攪拌室2は第1主攪拌室2aとその前端部の排出室2b(図3参照)とを有している。また、前記第2攪拌室3は現像容器本体V1側の第2主攪拌室3aとその前端部の補給室3bとを有している。前記現像容器本体V1の内側で前記第1攪拌室2と第2攪拌室3との間には、前記第1主攪拌室2aおよび第2主攪拌室3aの両端部以外の部分が仕切壁4によって仕切られている。即ち、前記第1主攪拌室2a及び第2主攪拌室3aはその前後方向(X軸方向)両端部の前側連通部E1及び後側連通部E2において連通するように構成されている(図3参照)。
前記第1攪拌室2及び第2攪拌室3とによって循環攪拌室(2+3)が構成されている。
前記排出室2bの下部には現像剤排出口2c(図3参照)が設けられており、前記補給室3bの上部にはトナー補給口3c(図3参照)が設けられている。前記トナー補給口3cは、補給された新しいトナーが補給後すぐに排出されないように配置されている。
図3において、前記K(黒)の現像ロールR0は、K(黒)の磁石ロール(第2磁石ロール)6と前記磁石ロール6の外周に配置された円筒状のステンレス製の現像スリーブ(第2現像スリーブ)7とを有する。磁石ロール6は、前後の両端から外方に突出する軸6a,6bを有しており、軸6a,6bは現像容器V1に固定支持されている。
図2において、前記磁石ロール6は、現像スリーブ7表面に現像剤を吸着させるピックアップ磁極S1、前記層厚規制部材Skの近傍に配置され、前記層厚規制部材Skで現像スリーブ7表面の現像剤の層厚を精度良く規制するためのトリミング磁極N1、像保持体PRkに対向する現像領域Q2kにおいてムラなく現像させるための現像磁極S2、現像領域通過後の現像剤を搬送する搬送磁極N2、現像領域Q2k通過後の現像スリーブ7表面に残存する現像剤を現像スリーブ7表面から剥離させるためのピックオフ磁極S3とを有している。
図3において、前記磁石ロール6の軸6a,6bには、軸受8,9を介してハブ11,12が回転可能に支持されている。前記ハブ11,12には前記スリーブの7の前端、後端が連結されている。したがって、現像スリーブ7とハブ11,12とは軸6a,6bに対して回転自由に支持されている。
前側のハブ11の前方(X方向)には、前側トラッキングロール(第2距離保持機構、第2トラッキングロール)13が磁石ロール6の軸6aに回転可能に支持されている。また、後側のハブ12は後方(−X方向)に延びる円筒状のギア支持軸12aを有している。前記ギア支持軸12aは、軸受14を介して現像容器本体V1の後部端壁V1aに回転可能に支持されており、その後端にはギアG0が固着されている。前記ギア支持軸12aの前記後部端壁V1aの前方(X方向)には、後側トラッキングロール(第2距離保持機構、第2トラッキングロール)16が回転可能に支持されている。
前記前側トラッキングロール13および後側トラッキングロール16の外径は、現像ロールR0の外径に比べて所定量大きく形成されている。前記トラッキングロール13,16を像保持体PRkの両端部に当接させることで、現像領域Q2kにおいて、現像スリーブ7表面と像保持体PRk表面との隙間が所定の距離に保持される。
実施例1のY,M,Cのカラー現像器Gy〜Gcは、下記の(1),(2)以外は、K(黒)の現像器Gkと同様に構成されているので、詳細な説明は省略する。
現像スリーブ(第1現像スリーブ)7´が、ステンレス製のK(黒)の現像スリー ブ7と異なり、剛性の低いアルミ製であること。
(2)現像スリーブ7,7´の撓み易さ(剛性)に応じて、撓み状態における現像領域Q2y〜Q2kの現像スリーブ7,7´表面と像保持体PRk,PRy〜PRc表面との隙間の軸方向(X軸方向)全体の平均値が各色間でほぼ同じになるように、Y,M,Cのトラッキングロール(第1距離保持機構、第1トラッキングロール)13´,16´が、K(黒)のトラッキングロール13,16に比べて、所定量だけ大きな外径を有していること。
なお、Y,M,Cの磁石ロール(第1磁石ロール)6´は、Kの磁石ロール6と同様に形成されている。
図3において、前記第1攪拌室2及び第2攪拌室3には現像剤を攪拌しながら搬送する第1攪拌部材R1および第2攪拌部材R2が配置されている。前記第1攪拌部材R1は、前記現像ロールR0の軸方向に伸びる第1回転軸R1aと、前記回転軸R1aの外周に固着された攪拌搬送羽根R1bと逆搬送羽根R1cとを有している。前記攪拌搬送羽根R1bは、現像剤を後側(−X側)から前側(+X側)に搬送するために前記後側連通部E2から前側連通部E1にかけて設けられている。前記逆搬送羽根R1cは前記現像剤排出口2c付近に設けられており、現像剤を攪拌搬送羽根R1bの搬送方向の逆方向に搬送することによって、現像剤を第1攪拌室2から第2攪拌室3に流入させている。前記回転軸R1aは前記現像容器本体V1の前面壁および後面壁によって回転自由に支持されており、回転軸R1aの後端部(−X側端部)にはギアG1が固着されている。
また、前記第2攪拌部材R2も、第2回転軸R2aおよび攪拌搬送羽根R2bおよび逆搬送羽根R2cとを有している。前記攪拌搬送羽根R2bは現像剤を前側(+X側)から後側(−X側)に搬送するために前記トナー補給口3cから後側連通部E2にかけて設けられている。前記逆搬送羽根R2cは前記後側連通部E2の後端側(−X側端側)に設けられており、現像剤を攪拌搬送羽根R2bの搬送方向の逆方向に搬送することによって、現像剤を第2攪拌室3から第1攪拌室2に流入させている。前記第2回転軸R2aは現像容器本体V1の後面壁によって回転自由に支持され、後端部にギアG2が固着されている。
図3において、前記現像スリーブ7の後端部に連結されたハブ12の後端部に固定されたギアG0は前記第1回転軸R1aのギアG1と噛合っており、ギアG1は前記第2回転軸R2aのギアG2と噛合っている。前記ギアG0は図示しない現像装置用モータの回転力が伝達されており、前記モータによってギアG0が回転すると、ギアG1はギアG0と逆方向に回転し、前記ギアG1とギアG2は互いに逆方向に回転する。即ち、前記ギアG1及びギアG2と一体に回転する第1攪拌部材R1及び第2攪拌部材R2は互いに逆方向に回転する。したがって、前記第1攪拌部材R1及び第2攪拌部材R2の回転によって、前記第1攪拌室2及び第2攪拌室3の中の現像剤は互いに逆方向に搬送され循環している。
前記現像容器V、現像ロールR0、第1攪拌部材R1および第2攪拌部材R2等によって現像器Gkが構成されている。
(実施例1の作用)
前記構成を備えた実施例1の複数の現像器Gy〜Gkを有するカラー画像形成装置Uでは、図2において、現像容器V内の前記第1主攪拌室2aの現像剤は、現像ロール(第2現像ロール、第1現像ロールR0,R0´内部の磁石ロール(第2磁石ロール、第1磁石ロール)6,6´の磁力により、前記ピックアップ磁極S1近傍の現像スリーブ7,7´表面に吸着され、搬送方向下流側に搬送される。前記搬送された現像剤は、トリミング磁極N1近傍において前記層厚規制部材Skによりほぼ一定の現像剤層厚に規制され、現像領域Q2y〜Q2kに搬送される。前記現像領域Q2y〜Q2kでは、前記搬送された現像剤によって、像保持体PRy〜PRk表面に形成された静電潜像がトナー像に現像される。
前記トナー像の現像に用いられず、現像スリーブ7,7´表面に残留して現像領域Q2y〜Q2kを通過した残留現像剤は、搬送磁極N2近傍からピックオフ磁極S3近傍へと順次搬送される。前記ピックオフ磁極S3近傍を通過した残留現像剤は、現像スリーブ7,7´表面から吐出され、離隔する。
したがって、実施例1の前記現像スリーブ7,7´では、現像スリーブ7,7´表面に吸着されている現像剤量は、ピックアップ磁極S1からトリミング磁極N1の間が多くなる。
このとき、前記磁石ロール6,6´が前記現像スリーブ7,7´表面の現像剤を吸引する力により、現像スリーブ7,7´が磁石ロール6,6´に接近する方向に力を受けて撓む。この結果層厚規制部材Skにより規制された現像剤が磁石ロール6,6´の磁力により吸着されるために、トリミング磁極N1近傍で現像スリーブ7,7´が受ける力により、現像スリーブ7,7´全体が撓むため、現像領域Q2y〜Q2kでも、撓みによる影響が発生する。
図4は、実施例1の作用説明図であり、K(黒)の現像領域および現像ロールの拡大説明図である。
図5は、実施例1の作用説明図であり、Y,M,Cの現像領域および現像ロールの拡大説明図である。
図6は、実施例1の作用説明図であり、K(黒)の現像領域の要部とY,M,Cの現像領域の要部の比較説明図である。
図4、図5、図6において、実施例1のK(黒)の現像器Gkでは、現像領域Q2kにおいて、K(黒)現像スリーブ7は、撓んでいない状態では(図4の2点鎖線参照)、現像スリーブ7と像保持体PRkとの間隔は、現像ロールR0,R0´の軸方向に沿って均一となるが、現像スリーブ7が撓んだ状態(図4の実線参照)では現像スリーブ7と像保持体PRkとの間隔は軸方向に対して中央部が両端部に比べて狭くなる。
また、Y,M,Cでは、現像スリーブ7´の剛性が前記現像スリーブ7に比べて低いので間隔の偏りは、Kの場合よりも大きくなる。
ここで実施例1では、現像領域Q2y〜Q2kの現像スリーブ7,7´表面と像保持体PRk,PRy〜PRc表面との隙間の軸方向(X軸方向)全体の平均値が各色間でほぼ同じになるように、Y,M,Cのトラッキングロール13´,16´(図5参照)が、K(黒)のトラッキングロール13,16に比べて所定量だけ大きな外径を有している。このため、K(黒)の現像スリーブ7と像保持体PRkとの間隔の軸方向(X軸方向)全体の平均値(第1距離)L1(図6参照)と、Y,M,Cの現像スリーブ7´と像保持体PRy〜PRcとの間隔の軸方向(X軸方向)全体の平均値(第1距離)L2(図6参照)は、ほぼ同一になる。
したがって、本発明の実施例1の複数の現像器Gy〜Gkおよび前記複数の現像器Gy〜Gkを備えたカラー画像形成装置Uでは、Y,M,C,Kで現像ロールR0,R0´と像保持体PRy〜PRkとの間隔(現像ギャップ)のばらつきを低減でき、現像条件のばらつきに伴う画質の低下を抑えることができる。
図7は実施例2の画像形成装置のK(黒)の現像器の要部拡大説明図であり、図7AはY,M,Cの現像器の拡大説明図、図7BはK(黒)の現像器の拡大説明図である。
図8は実施例2のK(黒)の現像領域の要部とY,M,Cの現像領域の要部の比較説明図であり、実施例1の図6に対応する図である。
なお、この実施例2の説明において、前記実施例1の構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施例2は、下記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点で前記実施例1と同様に構成されている。
図7、図8において、実施例2では、K(黒)およびY,M,Cのトラッキングロール13,16,13´,16´の外周径が同じ長さに形成されており、Y,M,Cの現像器Gy〜Gcのその他の構成は、前記実施例1と同様である。
また図7Bにおいて、実施例2のK(黒)の現像器Gkでは、現像器Gkの前側において、現像ロールR0の磁石ロール(第2磁石ロール)26の軸26aは、Y,M,Cの磁石ロール軸6a´に比べて軸径が小さく形成されている。このため、実施例2のK(黒)の磁石ロール26の軸26aは、トラッキングロール13の中心部に形成された軸貫通孔13aの内周径よりも小さくなっている。
前記K(黒)のトラッキングロール13の軸貫通孔13aには、軸受31が嵌め込まれ、保持されている。また、前記軸受31の右側面(Y側面)には、前記磁石ロール26の軸26aを前記軸受31の像保持体PRkに近い側(−Y側)の内周面に付勢するバネ部材(現像ロール移動部材)32が配置されている。トラッキングロール13の前後(X軸方向両端側)の前記磁石ロール26の軸26aには、トラッキングロール13の軸方向(X軸方向)への移動を防止するためのCクリップ33,33が支持されている。
図7Bにおいて、実施例2のK(黒)の現像器Gkでは、現像器Gkの後側(−X側)において、現像ロールR0の磁石ロール26の軸26bおよびハブ22のギヤ支持軸22aの軸径は、Y,M,Cの磁石ロール軸6bおよびギヤ支持軸12aに比べて、小さく形成されている。このため、実施例2のK(黒)のギヤ支持軸22aの軸径は、トラッキングロール16の中心部に形成された軸貫通孔16aの内周径よりも小さくなっている。
また、前記トラッキングロール16の軸貫通孔16aの内部には、軸受31が嵌め込まれ、保持されている。また、ギヤ支持軸22aの前記軸貫通孔16aを貫通するの貫通部分の外周面には、ギヤ支持軸22aに回転可能に支持されたリング状支持部材34が配置されている。前記リング状支持部材34は、後部端壁V1a前面(X面)から前方(X方向)に突出する円筒状の前方突出部V1a1の前側(X側)先端部に突き当てられて回転不能に係止されている。前記軸受31の右側内周面には、前記ギヤ支持軸22aを像保持体PRk側に付勢するバネ部材32が配置されている。
トラッキングロール16の前側(X側)の前記軸支持部材21aの外周面には、トラッキングロール16の軸方向前側(X側)への移動を防止するためのCクリップ33が支持されている。
図8において、実施例2では、K(黒)の現像ロールR0の磁石ロール26の軸26a,26bの軸径およびハブ22のギヤ支持軸22aの軸径は、前記ギヤ支持軸22aがバネ部材32,32により軸貫通孔13a,16aの像保持体PRk側内周面に付勢されている状態において、現像スリーブ7,7´が撓んだ状態で、現像領域Q2k,Q2y〜Q2cの現像スリーブ7,7´表面と像保持体PRk,PRy〜PRc表面との隙間の軸方向(X軸方向)全体の平均値が、Y,M,C,Kで同一になるように設定されている。
(実施例2の作用)
前記構成を備えた実施例2のK(黒)の現像器Gkでは、図8において、現像スリーブ7,7´が撓んだ状態で、現像領域Q2k,Q2y〜Q2cの現像スリーブ7,7´表面と像保持体PRk,PRy〜PRc表面との隙間の軸方向(X軸方向)全体の平均値が、Y,M,C,Kで同一になるように設定されているので、実施例2の複数の現像器Gy〜Gkおよび前記複数の現像器Gy〜Gkを備えたカラー画像形成装置Uでは、実施例1と同様にY,M,C,Kで現像ロールR0,R0´と像保持体PRy〜PRkとの間隔(現像ギャップ)のばらつきを低減でき、現像条件のばらつきに伴う画質の低下を抑えることができる。
図9は実施例3の画像形成装置のK(黒)の現像器の要部拡大説明図であり、図9AはK(黒)の現像器の拡大説明図、図9BはY,M,Cの現像器の拡大説明図である。
図10は実施例3のK(黒)の現像領域の要部とY,M,Cの現像領域の要部の比較説明図であり、実施例1の図6に対応する図である。
なお、この実施例3の説明において、前記実施例1,2の構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施例3は、下記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点で前記実施例1,2と同様に構成されている。
図9、図10において、実施例3では、実施例2と同様にK(黒)およびY,M,Cのトラッキングロール13,16,13´,16´の外周径が同じ長さに形成されており、Y,M,Cの現像器Gy〜Gcのその他の構成は、前記実施例1と同様である。
図10において、実施例3では、K(黒)の現像ロールR0の外周径は、現像スリーブ7,7´が撓んだ状態で、現像領域Q2k,Q2y〜Q2cの現像スリーブ7,7´表面と像保持体PRk,PRy〜PRc表面との隙間の軸方向(X軸方向)全体の平均値が、Y,M,C,Kで同一になるように、K(黒)の現像スリーブ7および磁石ロール26の外周径が、Y,M,Cのそれらに比べて大きく形成されている。
(実施例3の作用)
前記構成を備えた実施例3のK(黒)の現像器Gkでは、図10において、現像スリーブ7,7´が撓んだ状態で、現像領域Q2k,Q2y〜Q2cの現像スリーブ7,7´表面と像保持体PRk,PRy〜PRc表面との隙間の軸方向(X軸方向)全体の平均値が、Y,M,C,Kで同一になるように設定されているので、実施例3の複数の現像器Gy〜Gkおよび前記複数の現像器Gy〜Gkを備えたカラー画像形成装置Uでは、実施例1,2と同様に、Y,M,C,Kで現像ロールR0,R0´と像保持体PRy〜PRkとの間隔(現像ギャップ)のばらつきを低減でき、現像条件のばらつきに伴う画質の低下を抑えることができる。
(変更例)
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H06)を下記に例示する。
(H01)前記各実施例において、カラー画像形成装置Uは、複写機以外の画像形成装置、即ち、FAXやプリンタ、複合機等にも変更可能である。
(H02)前記各実施例において、カラー画像形成装置Uはタンデム式のカラー画像形成装置により説明したが、ロータリー式のカラー画像形成装置にも変更可能である。
(H03)前記各実施例において、アルミで構成されたY,M,Cのカラーの現像スリーブの材料に比較して剛性の高いステンレスで構成された前記K(黒)の現像スリーブを使用したが、これに限定されず、使用する材料は設計等に応じて任意に変更可能である。なお、使用頻度の高いKの現像スリーブの材料には他の色のスリーブよりも剛性が高い任意の材料を使用可能である。
(H04)前記各実施例において、Y,M,C,K現像領域Q2y〜Q2では、現像スリーブ7,7´表面と像保持体PRk,PRy〜PRc表面との隙間の軸方向(X軸方向)全体の平均値が各色間でほぼ同じになるようすることで画像の低下の抑制を行ったが、これに限定されず、現像スリーブ7,7´表面と像保持体PRk,PRy〜PRc表面との隙間の軸方向(X軸方向)中央部の距離を各色間でほぼ同じになるようにすることで距離のばらつきを抑え、画像の低下の抑制を行うことも可能である。
(H05)前記実施例2において、トラッキングロール13,16の軸方向(X軸方向)への移動を防止するために、K(黒)の現像ロールR0の前側の磁石ロール26の軸26aの前記トラッキングロール13,16の軸方向両側と、後側のギヤ支持軸22aの軸方向前側にCクリップを配置したが、これに限定されず、Eクリップや、Oリング等の任意の係止部材を使用可能である。
(H06)前記実施例において、Y,M,C,Kの4色のカラー画像形成装置Uを使用したが、赤と黒や、青と黒等の2色印刷用のカラー画像形成装置にも使用可能である。
図1は本発明の複数の現像器およびカラー画像形成装置の実施例1の正断面図である。 図2は本発明の実施例1の画像形成装置で使用される現像装置の正断面図である。 図3は前記図2のIII−III線断面図である。 図4は、実施例1の作用説明図であり、K(黒)の現像領域および現像ロールの拡大説明図である。 図5は、実施例1の作用説明図であり、Y,M,Cの現像領域および現像ロールの拡大説明図である。 図6は、実施例1の作用説明図であり、K(黒)の現像領域の要部とY,M,Cの現像領域の要部の比較説明図である。 図7は実施例2の画像形成装置のK(黒)の現像器の要部拡大説明図であり、図7AはY,M,Cの現像器の拡大説明図、図7BはK(黒)の現像器の拡大説明図である。 図8は実施例2のK(黒)の現像領域の要部とY,M,Cの現像領域の要部の比較説明図であり、実施例1の図6に対応する図である。 図9は実施例3の画像形成装置のK(黒)の現像器の要部拡大説明図であり、図9AはK(黒)の現像器の拡大説明図、図9BはY,M,Cの現像器の拡大説明図である。 図10は実施例3のK(黒)の現像領域の要部とY,M,Cの現像領域の要部の比較説明図であり、実施例1の図6に対応する図である。
符号の説明
Gk…第2現像器、
Gy〜Gc…第1現像器、
Gy〜Gk…現像装置、
L1,L2…第1距離、
PRy〜PRc,PRk…像保持体、
Q2y〜Q2c,Q2k…現像領域、
ROS…画像書込装置、
R0…第2現像ロール、
R0´…第1現像ロール、
U…画像形成装置、
6…第2磁石ロール、
6´…第1磁石ロール、
7…第2現像スリーブ、
7´…第1現像スリーブ、
13,16…第2距離保持機構、第2トラッキングロール、
13´,16´…第1距離保持機構、第1トラッキングロール、
32,32…現像ロール移動部材。




Claims (8)

  1. 次の構成要件(A01),(A02)を備えたことを特徴とする現像装置、
    (A01)画像書込装置により画像情報に応じた静電潜像が書き込まれて回転移動する像保持体表面と対向する現像領域に磁性現像剤を表面に保持して搬送する第1現像スリーブと、前記第1現像スリーブ内部に配置された第1磁石ロールとを有する第1現像ロールであって、前記第1現像スリーブ表面上の磁性現像剤を吸引する前記第1磁石ロールの磁力により前記現像領域に対向する第1現像スリーブの軸方向の表面が変形する前記第1現像ロールと、
    前記現像領域において表面が変形した前記第1現像スリーブ表面と前記像保持体との距離を所定の第1距離に保持する第1距離保持機構と、
    を有する第1現像器、
    (A02)画像書込装置により画像情報に応じた静電潜像が書き込まれて回転移動する像保持体表面と対向する現像領域に磁性現像剤を表面に保持して搬送し且つ、前記第1現像スリーブに比べて剛性の高い第2現像スリーブと、前記第2現像スリーブ内部に配置された第2磁石ロールとを有する第2現像ロールであって、前記第2現像スリーブ表面上の磁性現像剤を吸引する前記第2磁石ロールの磁力により前記現像領域に対向する第2現像スリーブの軸方向の表面が変形する前記第2現像ロールと、
    前記現像領域において表面が変形し且つ前記剛性により表面の変形量が前記第1現像スリーブより小さい前記第2現像スリーブ表面と前記像保持体との距離を、前記第1距離に保持する第2距離保持機構と、
    を有する第2現像器。
  2. 次の構成要件(A03),(A04)を備えたことを特徴とする請求項1に記載の現像装置、
    (A03)前記像保持体に接触し且つ表面変形後の前記第1現像スリーブの外周径よりも前記第1距離分大径のロール状の第1トラッキングロールにより構成された前記第1距離保持機構、
    (A04)前記像保持体に接触し且つ表面変形後の前記第2現像スリーブの外周径よりも前記第1距離分大径のロール状の第2トラッキングロールにより構成された前記第2距離保持機構。
  3. 次の構成要件(A03),(A05)を備えたことを特徴とする請求項1に記載の現像装置、
    (A03)前記像保持体に接触し且つ表面変形後の前記第1現像スリーブの外周径よりも前記第1距離分大径のロール状の第1トラッキングロールにより構成された前記第1距離保持機構、
    (A05)前記第1トラッキングロールと同じ外周径を有し且つ前記像保持体に接触する第2トラッキングロールと、
    前記第2トラッキングロールに対して、前記第1現像スリーブと前記第2現像スリーブの変形量の差だけ、前記第2現像ロールを前記像保持体側に移動させる現像ロール移動部材と、
    により構成された前記第2距離保持機構。
  4. 次の構成要件(A03),(A06)を備えたことを特徴とする請求項1に記載の現像装置、
    (A03)前記像保持体に接触し且つ表面変形後の前記第1現像スリーブの外周径よりも前記第1距離分大径のロール状の第1トラッキングロールにより構成された前記第1距離保持機構、
    (A06)前記第1トラッキングロールと同じ外周径を有し且つ前記像保持体に接触する第2トラッキングロールと、
    前記第1現像スリーブと前記第2現像スリーブの変形量の差だけ、前記第1現像スリーブの外周径よりも大径に形成された前記第2現像スリーブと、
    により構成された前記第2距離保持機構。
  5. 次の構成要件(A07)を備えたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の現像装置、
    (A07)前記第1現像器で使用される磁性現像剤の色と異なる色であり且つ使用頻度が高い色の磁性現像剤が使用される前記第2現像器。
  6. 次の構成要件(A08)を備えたことを特徴とする請求項5に記載の現像装置、
    (A08)黒色のトナーと磁性キャリアとを含む二成分磁性現像剤が使用される前記第2現像器。
  7. 次の構成要件(A09)を備えたことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の現像装置、
    (A09)複数の異なる色の現像剤が使用される複数の前記第1現像器。
  8. 前記請求項1ないし7のいずれかに記載の現像装置を備えた画像形成装置。
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