JP2008101832A - 電装品ユニット、およびこれを備えた空気調和装置の室外機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電装品ユニット50は、支持部23cによって支持されており、第2板状部材52と、第3面部材53aと、第4面部材53bと、を備えている。第2板状部材52は、制御用P板52aを搭載しており、上記正面と面するように上下方向に延びている。第3面部材53aは、上記右側面側に位置する第2板状部材52の端部よりも上記右側面と離れた位置で、第2板状部材52と接合されて背面側へと延びている。第4面部材53bは、第3面部材53aの背面側の端部から支持部23cへと延びている。第2板状部材52と第4面部材53bとの間に、制御用P板52aから延びるワイヤーハーネス52bを配線経路Aに沿って収納する第2配線空間S2が形成されている。
【選択図】図5
Description
室外ユニット1は、室外に設置されており、図1〜図4に示すように、いわゆるトランク型の室外ユニットである。
ユニットケーシング2は、図1および図2に示すように、略直方体状に形成されており、図3または図4に示すように、主として、冷媒回路構成部品3と、ファン11と、電装品ユニット50と、を格納する。そして、ユニットケーシング2は、底板21と、左前板(正面部)22aと、上部左前板(正面部)22bと、右前板(正面部、側面部)22cと、右側板(側面部)23aと、上部右側板(側面部)23bと、天板28と、を有している。
ファン11は、図3に示すように、複数の翼を有するプロペラファンであり、送風機室SP1(図4参照)において、熱交換器30の前面側の支持部材12に吹き出し口27と面するように上下方向に並んで2基取り付けられている。このファン11を回転駆動すると、室外ユニット1の内部が負圧状態となって、ユニットケーシング2の背面あるいは左側面からユニットケーシング2の正面へと向かう空気の流れが生成される。そして、上記空気の流れによって、熱交換器30を通過した空気は左前板22aの吹き出し口27から外部へと吹き出される。
冷媒回路構成部品3は、図3及び図4に示すように、熱交換器30、圧縮機40、レシーバ41、四路切換弁42、閉鎖弁37、38等を備えている。
電装品ユニット50は、図3〜図5に示すように、機械室SP2(図4参照)の上部に配置されており、第1板状部材51と、第2板状部材52と、配線ガイド部材53と、を備えている。
(1)
本実施形態の室外ユニット1において、図5に示すように、ユニットケーシング2は、左前板22a、上部左前板22b、右前板22c(図1参照)によって形成される正面(以下、正面)と、右前板22c、右側板23a、上部右側板23bによって形成される右側面(以下、右側面)と、を有している。上記右側面を形成する右側板23aおよび上部右側板23bには、支持部23cが設けられている。電装品ユニット50は、支持部23cによって支持されており、第2板状部材52と、第3面部材53aと、第4面部材53bと、を備えている。第2板状部材52は、制御用P板52aを搭載しており、上記正面と面するように上下方向に延びている。第3面部材53aは、上記右側面側に位置する第2板状部材52の端部よりも上記右側面と離れた位置で、第2板状部材52と接合されて背面側へと延びている。第4面部材53bは、第3面部材53aの背面側の端部から支持部23cへと延びている。第2板状部材52と第4面部材53bとの間に、制御用P板52aから延びるワイヤーハーネス52bを配線経路Aに沿って収納する第2配線空間S2が形成されている。
本実施形態の電装品ユニット50において、図6に示すように、第4面部材53bは、第2板状部材52と略平行に配置されている。
本実施形態の電装品ユニット50において、図6に示すように、第3面部材53aおよび第2板状部材52は、互いの成す角αが約90°となるように接合されている。
本実施形態の室外ユニット1は、図3に示すように、ユニットケーシング2と、ファン11と、熱交換器30と、電装品ユニット50と、を備えている。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記実施形態では、図4に示すように、電装品ユニット50が配線ガイド部材53を備えている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
上記他の実施形態(A)では、図8に示すように、平面視において、第1面部材54aおよび第2面部材54bは、互いの成す角Γが鋭角となるように配置されている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
上記実施形態では、図4に示すように、第2板状部材52は、ユニットケーシング2の正面と面するように制御用P板52a搭載している例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
上記実施形態では、図4に示すように、第2板状部材52および第4面部材53bは略平行に配置されている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
上記実施形態では、図6に示すように、平面視において、第3面部材53aおよび第2板状部材52は、互いの成す角αが約90°となるように接合されている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
上記実施形態では、電装品ユニット50において、第3面部材53aと第2板状部材52とは、スポット溶接によって接合されている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
上記実施形態では、電装品ユニット50が室外ユニット1に備えられている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
上記実施形態では、電装品ユニット50において、配線ガイド部材53がスポット溶接によって第2板状部材52に接合されている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
上記実施形態では、図4に示すように、室外ユニット1において、電装品ユニット50は、ユニットケーシング2の右側面に設けられた支持部23cによって支持されている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
上記実施形態では、図4に示すように、室外ユニット1において、電装品ユニット50は、機械室SP2の上部に配置されている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
2 ユニットケーシング
3 冷媒回路構成部品
10 防護グリル
10a 上部防護グリル
11 ファン
12 支持部材
21 底板
21a 固定脚
22a 左前板(正面部)
22b 上部左前板(正面部)
22c 右前板(正面部、側面部)
23a 右側板(側面部)
23b 上部右側板(側面部)
23c 支持部
24a 空気吸い込み口
25 仕切り板
26 管板
27 吹き出し口
27a ファングリル
28 天板
30 熱交換器
31 第1熱交換部
32 第2熱交換部
37、38 閉鎖弁
40 圧縮機
41 レシーバ
42 四路切換弁
50 電装品ユニット
51 第1板状部材
52 第2板状部材
52a 制御用P板
52b ワイヤーハーネス(配線)
53 配線ガイド部材
53a 第3面部材
53b 第4面部材
54a 第1面部材
54b 第2面部材
S1 第1配線空間
S2 第2配線空間
SP1 送風機室
SP2 機械室
Claims (6)
- 少なくとも正面部(22a,22b,22c)と側面部(22c,23a,23b)とを含むケーシング(2)を有する空調ユニット(1)において、前記側面部(23a,23b)に設けられた支持部(23c)によって支持された電装品ユニット(50)であって、
制御基板(52a)を搭載しており、前記正面部(22a,22b,22c)と面するように略垂直に延びる板状部材(52)と、
前記板状部材(52)の前記側面部(22c,23a,23b)側の端部から背面側へと延び、前記板状部材(52)と鋭角を成す第1面部材(54a)と、
前記第1面部材(54a)の背面側の端部から前記支持部(23c)へと延びる第2面部材(54b)と、
を備えており、
前記第1面部材(54a)と前記第2面部材(54b)との間に、前記制御基板(52a)から延びる配線(52b)を所定の配線経路に沿って収納する第1配線空間(S1)が形成されている、
電装品ユニット(50)。 - 前記第2面部材(54b)は、前記第1面部材(54a)と成す角が鋭角になっている、
請求項1に記載の電装品ユニット(50)。 - 少なくとも正面部(22a,22b,22c)と側面部(22c,23a,23b)とを含むケーシング(2)を有する空調ユニット(1)において、前記側面部(23a,23b)に設けられた支持部(23c)によって支持された電装品ユニット(50)であって、
制御基板(52a)を搭載しており、前記正面部(22a,22b,22c)と面するように略垂直に延びる板状部材(52)と、
前記板状部材(52)の前記側面部(22c,23a,23b)側の端部よりも前記側面部(22c,23a,23b)と離れた位置で前記板状部材(52)と接合され、背面側へと延びる第3面部材(53a)と、
前記第3面部材(53a)の背面側の端部から前記支持部(23c)へと延びる第4面部材(53b)と、
を備えており、
前記板状部材(52)と前記第4面部材(53b)との間に、前記制御基板(52a)から延びる配線(52b)を所定の配線経路に沿って収納する第2配線空間(S2)が形成されている、
電装品ユニット(50)。 - 前記第4面部材(53b)は、前記板状部材(52)と略平行に配置されている、
請求項3に記載の電装品ユニット(50)。 - 前記第3面部材(53a)は、前記板状部材(52)と成す角が略垂直になっている、
請求項3または4に記載の電装品ユニット(50)。 - 少なくとも、正面部(22a,22b,22c)と、支持部(23c)が設けられた側面部(22c,23a,23b)と、を有するケーシング(2)と、
前記正面部(22a)へと向かう空気の流れを生成するファン(11)と、
前記空気が背面側から正面側へと通り抜けるときに、前記空気と内部を流れる冷媒との間で熱交換を行なわせる熱交換器(30)と、
請求項1から5のいずれか1項に記載の電装品ユニット(50)と、
を備えている空気調和装置の室外機(1)。
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JP2003072592A (ja) * | 2001-08-31 | 2003-03-12 | Furukawa Electric Co Ltd:The | ワイヤハーネス保持用及び空調ダクト用リインフォース構造及びその製造方法 |
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