JP2008099861A - 自動弁装置 - Google Patents

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【課題】自動弁装置における弁開放起動時の過流放水を防止する。
【解決手段】自動弁装置は、自動弁本体10、起動弁12、圧力調整弁14及び初期放水圧力制御弁16で構成される。自動弁本体10は、弁ボディ18内の1次側と2次側を仕切る弁座に対し開閉自在に配置された弁26と、弁26を開閉駆動するピストン30をシリンダ室28に摺動自在に備える。圧力調整弁14は、自動弁本体10のシリンダ室28に供給する圧力水を調整して2次側圧力が規定圧力となるように調整する。初期放水圧力制御弁16は、圧力調整弁14による2次側規定圧力より低い規定初期圧力を設定し、自動弁本体10の開放起動時に2次側圧力が規定初期圧力に達するまでは、自動弁本体10の2次側に至るバイパス流路を開放してシリンダ室28の圧力上昇を抑制させ、規定初期圧力以上ではバイパス流路を遮断する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、トンネルなどに設置された水噴霧設備や消火設備等に使用される自動弁装置に関する。
従来、一定の長さを超える高速自動車道および自動車専用道路等のトンネルにあっては非常設備として水噴霧設備を設置しており、トンネル内で火災が発生した場合、火災発生区画に対応して設置されている自動弁装置を起動することにより水噴霧ヘッドから放水し、火災の抑制と延焼を防止をする。
このような自動弁装置は、図5のように、自動弁本体10、起動弁12及び圧力調整弁14で構成されている。通常監視状態から起動弁12を遠隔もしくは手動で起動すると、自動弁本体手10の1次側の加圧水は、起動弁12から圧力調整弁14に供給され、圧力調整弁14で調整されたパイロット圧の加圧水が自動弁本体10のシリンダ室28に流入し、ピストン30を押し上げて弁26を開放する。
圧力調整弁14は、ダイヤフラム34の上部に設けたスプリング36の荷重により自動弁本体10の2次側の規定圧力を設定しており、ダイヤフラム34の下部に自動弁本体10の2次側の加圧水を導入し、2次側圧力を規定圧力とするようにパイロット弁40を制御してシリンダ室28に供給するパイロット圧を調整している。
しかしながら、自動弁本体10が開放し、自動弁本体10の2次側配管内が充水されるまで、圧力調整弁14は2次側圧力を検出することができず、パイロット弁40は全開状態にあり、1次側加圧水は調圧されずにシリンダ室28に流入してピストン30を押し上げ、自動弁本体10の弁開度を大きくする。
自動弁本体10の開放から時間が経過して2次側配管の充水が完了すると2次側圧力が上昇する。このとき圧力調整弁14内のダイヤフラム34がスプリング36と釣り合うようにパイロット弁40の開度を制御し、シリンダ室28から加圧水を排水してピストン30を戻して弁開度を下げるなどし、自動弁本体10の2次側圧力が規定圧力になるよう自動弁本体10の弁開度を制御する。
図6は図5の従来の自動弁装置における弁開放起動時の2次側圧力の時間変化であり、自動弁本体10の開放直後に2次側圧力は急速に立ち上がって圧力調整弁14による開度制御が開始されると、上昇した2次側圧力を低下させるために弁開度が絞り込まれ、ハンチングしながら規定圧力の制御状態に移行している。
特開2000−120898号公報
しかしながら、このような従来の自動弁装置にあっては、起動弁12の開放による自動弁本体10の弁開放起動から圧力調整弁14が2次側圧力を検知して自動弁本体10を規定圧力に制御するまで間、自動弁本体10から規定圧力を超える大きな圧力で加圧水を供給して過剰に放水する過流放水が行われる問題がある。
例えば、トンネル内で車両火災が発生した場合、水噴霧設備を起動して放水を開始した際に過流放水が行われると、放水した区画の視界が瞬間的に確保できなくなり、通行車両が事故を起こしたり、避難者が迅速に避難できなくなる恐れがある。
また放水試験の場合には、過流放水によって必要以上に消火用水が消費され、自動弁の圧力調整のために放水試験を繰り返し行うような場合には、過流放水により貯水槽が空になり、放水試験ができなくなる恐れがある。特に、トンネル用水噴霧設備などにあっては、貯水槽に流れ込む水量は水利権の関係から極く少量に設定され、例えば1週間といった長い期間をかけて満水とするようにしており、放水試験による消火用水の消費は可能な限り低減する必要がある。
本発明は、弁開放起動時の過流放水を防止するようにした自動弁装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するため本発明は次のように構成する。本発明の自動弁装置は、
弁ボディ内の1次側と2次側を仕切る弁座に対し開閉自在に配置された弁と、弁を開閉駆動するピストンをシリンダに摺動自在に備えた駆動機構とを備えた自動弁本体と、
自動弁本体のシリンダ室に供給する圧力水を調整して2次側圧力が規定圧力となるように調整する圧力調整弁と、
開放動作により自動弁本体の1次側の圧力水を圧力調整弁に供給すると共に閉鎖動作により圧力水の供給を停止する起動弁と、
圧力調整弁による2次側規定圧力より低い規定初期圧力を設定し、自動弁本体の開放起動時に2次側圧力が規定初期圧力に達するまでは、自動弁本体の2次側に至るバイパス流路を開放してシリンダ室の圧力上昇を抑制させ、規定初期圧力以上ではバイパス流路を遮断する放水初期放水圧力制御弁と、
を設けたことを特徴とする。
ここで、放水初期放水圧力制御弁は、圧力調整弁から自動弁本体のシリンダ室に供給される圧力水をバイパスする。放水初期放水圧力制御弁は、起動弁から圧力調整弁に供給される1次側の圧力水をバイパスするようにしても良い。
本発明によれば、自動弁本体のシリンダ室に供給する弁開放起動用の加圧水の一部を、初期放水圧力制御弁によりバイパスして2次側へ排水させ、自動弁本体の弁開度のリフト量が小さくなるように抑制し、弁開放起動時における2次側への過流放水を確実に抑制することができる。
また過流放水を抑制した初期放水圧力制御弁による起動用加圧水のバイパス状態で2次側圧力が設定した規定初期圧力に達すると、初期放水圧力制御弁がバイパス流路を閉鎖して加圧水の自動弁本体の2次側への排水を停止し、起動用加圧水は全て自動弁本体のシリンダ室へ流入し、過流防止機能が自動的に解除されて圧力調整弁による規定圧力の制御に移行できる。
また従来の自動弁本体を改造することなく、初期放水圧力制御弁を付加することによって、簡単且つ容易に弁開放起動時の2次側への過流放水を防止できる。
図1は本発明による自動弁装置の実施形態を示した説明図である。図1において、本発明の自動弁装置は、自動弁本体10、起動弁12、圧力調整弁14、更に初期放水圧力制御弁16で構成される。
自動弁本体10は弁ボディ18を有し、弁ボディ18の一方には流入口20が設けられ、ここに1次側の加圧水が供給され、反対側には流出口22が設けられ、流出口22には図示しない配管が接続され、配管の先には水噴霧ヘッドなどが装着されている。
弁ボディ18内には1次側と2次側を仕切る仕切壁24が設けられ、仕切壁24に開口した弁穴に対し、弁26を開閉自在に配置している。弁26は中央にステム25を装着すると共に、その外側にピストン30を固定しており、ピストン30はシリンダ室28に摺動自在に組み込まれている。
圧力調整弁14は、弁ボディ32の上部にダイヤフラム34を配置し、ダイヤフラム34の上部に自動弁本体10による2次側の規定圧力を設定するためのスプリング荷重を加えるスプリング36を配置し、ダイヤフラム34の下側には自動弁本体10の2次側圧力を導入する2次圧導入室38が形成されている。ダイヤフラム34の下側にはパイロット弁40が組み込まれている。弁ボディ32には、入力ポートQ1、出力ポートQ2及び制御ポートQ3が設けられている。
制御ポートP3に対する自動弁本体10の2次側圧力の導入状態で、パイロット弁40には、スプリング36による設定荷重と2次圧導入室38に加わる2次側圧力とのバランスで決まるダイヤフラム34からの力が加わり、2次側圧力がスプリング36のスプリング荷重で決まる規定圧力より低ければ、ダイヤフラム34はパイロット弁40を開く方向に動いて、入力ポートQ1からの加圧水をパイロット弁40の開口部分を通って制御ポートQ3に出力する。
一方、2次側圧力がスプリング36で決まる規定圧力より高くなれば、ダイヤフラム34はパイロット弁40を閉じる方向に移動し、制御ポートQ3からの加圧水を、パイロット弁40の2次側から制御ポートQ3に至る経路を通して抜くようにしている。
このように本実施形態の自動弁装置を構成する自動弁本体10、起動弁12及び圧力調整弁14の配管接続は次のようになる。まず自動弁本体10の弁ボディ18の1次側にはポートC1が設けられており、ポートC1から起動弁12を介して、配管L1を圧力調整弁14の入力ポートPQ1に接続している。
圧力調整弁14の制御ポートQ3は、配管L2,初期放水圧力制御弁16,配管L3を介して、自動弁本体10のシリンダ室28に連通するポートC2に接続される。また圧力調整弁14の制御ポートQ3は、自動弁本体10の2次側のポートC3に接続されている。
本実施形態の自動弁装置にあっては、圧力調整弁14の出力ポートQ3から自動弁本体10のシリンダ室28に連通するポートC2に至る配管L2,L3の間に、初期放水圧力制御弁16を接続している。初期放水圧力制御弁16は、弁ボディ40の内部にスプール弁42を配置し、スプール弁42の上部にはスプリング44が配置され、スプリング荷重で決まる規圧初期定力P2を設定している。
ここで、圧力調整弁14のスプリング36のスプリング荷重で決まる自動弁本体10の2次側の規定圧力をP1とすると、初期放水圧力制御弁16に設定している規定初期圧力P2は圧力調整弁14による規定圧力P1より低い値を設定している。
スプール弁42の上部に設けたスプリング44のスプリング荷重は、調整ボルト45による調整でスプリング荷重、即ち規定初期圧力P2の値を調整することができる。スプール弁42は下側に弁部46を一体に形成しており、弁部46は入力ポートS1と出力ポートS2を備えた弁室に収納されている。
更に、弁ボディ18にはバイパスポートS3が設けられており、バイパスポートS3は弁座48を介して、上部に形成した弁室に連通している。初期放水圧力制御弁16のバイパスポートS3は、バイパス配管L5を介して自動弁本体10の2次側に連通したポートC4に接続されている。
次に図1の本実施形態の動作を説明する。通常監視状態にあっては、起動弁12は閉鎖状態にあり、自動弁本体10の流入口20には1次側の加圧水が供給されているが、弁26は閉鎖状態にあり、2次側への供給は遮断されている。
この状態で起動弁12を遠隔もしくは手動で開放する起動動作を行うと、流入口20からの1次側の加圧水は起動弁12から配管L1を通って圧力調整弁14の入力ポートQ1に供給される。
この起動弁12の開放起動時、自動弁本体10の2次側には加圧水がないことから、圧力調整弁14のパイロット弁40はスプリング36により押し下げられ、全開状態となっており、このため入力ポートQ1の加圧水はパイロット弁40を通って出力ポートQ2から配管L2に調圧されることなく流出し、初期放水圧力制御弁16の入力ポートS1に供給される。
初期状態で初期放水圧力制御弁16のスプール弁42はスプリング44により押され、図示の弁座48を開いた状態にある。このため入力ポートS1に供給された加圧水は、制御ポートS2から配管L3を通り、ポートC2から自動弁本体10のシリンダ室28に供給される。
同時に、初期放水圧力制御弁16の弁座48が開いていることから、入力ポートS1に供給された加圧水は弁座48の開放部分を通ってバイパスポートS3に流れ、バイパス配管L5を通って自動弁本体10のポートC4から流出側に排出される。
このため圧力調整弁14から自動弁本体10のシリンダ室28に供給される加圧水は、その一部がバイパスされて2次側に排出されることとなり、シリンダ室28に対する加圧水の供給量が減ることで、ピストン30の押上げ量を低減し、弁26による自動弁本体10の開度を抑制するようになる。
図2は図1の実施形態における弁開放起動時の加圧水の供給状態を表している。なお図2の自動弁本体10、圧力調整弁14及び初期放水圧力制御弁16については、加圧水の供給状態を分かり易くするため、図1における断面ハッチングは省略している。
図2の加圧水の供給状態から明らかなように、起動弁12の開放により、自動弁本体10の流入口20に供給されていた加圧水が配管L1を通って圧力調整弁14に供給され、圧力調整弁14におけるパイロット弁40を通り、配管L2から初期放水圧力制御弁16の弁部46の部分を通って、配管L3により自動弁本体10のシリンダ室28に供給され、ピストン30を開方向に押し上げている。
同時に初期放水圧力制御弁16にあっては、弁座48が開いていることで、入力ポートS1からの加圧水はバイパスポートS3から流れ出し、バイパス配管L5を通って自動弁本体10の2次側に排出されている。同時に、ピストン30の押し上げで弁26が開き始めていることで、流出口22を設けた2次側に1次側から加圧水が流れ込み、2次側配管に供給されている。
弁開放起動から、ある時間が経過すると、2次側配管に加圧水が充水され、自動弁本体10における2次側圧力が上昇し、まず初期放水圧力制御弁16のスプリング44により設定している規定初期圧力P2に達する。
自動弁本体10の2次側圧力が規定初期圧力P2に達すると、初期放水圧力制御弁16のスプール弁42を上方向に押す力がスプリング44のスプリング荷重に打ち勝ってストロークし、弁部46が弁座48に当接して入力ポートS1からバイパスポートS3へのバイパス流路を遮断する。
このため、圧力調整弁14から供給されている自動弁本体10のシリンダ室28に対する調圧された加圧水のバイパスによる2次側への排水が停止し、圧力調整弁14は自動弁本体10の2次側圧力を規定圧力P1を保つための制御を行うことになる。
図3は図1の本実施形態により制御される弁開放起動時の2次側圧力の時間変化のタイムチャートである。図3において、制御特性Aが本実施形態による制御特性であり、破線の特性Bが図6に示した従来装置の制御特性である。
本実施形態の制御特性Aにあっては、時刻t0で起動弁12の開放動作を行った場合、2次側圧力が初期放水圧力制御弁16に設定している規定初期圧力P2に達するまでは、圧力調整弁14から自動弁本体10のシリンダ室28に供給する調圧加圧水の一部がバイパスされて2次側に排出されることで、ピストン30の押上げ量が抑制される。
このため初期放水圧力制御弁16を設けていない従来の制御特性Bにあっては弁開放起動直後に規定圧力P1を超える2次側への過流放出を起こしているが、本実施形態の制御特性Aにあっては、初期放水圧力制御弁16による圧力調整弁14からの調圧加圧水のバイパス排水により2次側圧力の上昇が抑えられ、ほぼ直線的に規定圧力P1に向かって圧力が上昇する。
そして2次側への加圧水の供給で2次側圧力が上昇し、初期放水圧力制御弁16に設定している規定初期圧力P2に時刻t1で達すると、初期放水圧力制御弁16のスプール弁42の動作で調圧加圧水の2次側への排水を行うバイパス流路が遮断され、時刻t1以降は圧力調整弁14からの調圧加圧水がそのまま自動弁本体10のシリンダ室28に供給され、規定圧力P1となるように調圧制御され、時刻t2から安定した規定圧力P1の制御状態に移行する。
図4は本発明による自動弁装置の他の実施形態であり、図1の実施形態が初期放水圧力制御弁16を圧力調整弁14と自動弁本体10のシリンダ室28との配管の間に設けていたものを、この実施形態にあっては初期放水圧力制御弁16を圧力調整弁14と起動弁12の間に設けるようにしたことを特徴とする。
即ち図4の実施形態にあっては、自動弁装置は図1の実施形態と同様、自動弁本体10、起動弁12、圧力調整弁14及び初期放水圧力制御弁16で構成されているが、初期放水圧力制御弁16は起動弁12の2次側に配管L1により入力ポートS1に接続され、出力ポートS2を配管L2により圧力調整弁14の入力ポートP1に接続している。初期放水圧力制御弁16のバイパスポートS3については、バイパス配管L5により自動弁本体10の2次側のポートC4に接続している点は図1の実施形態と同じである。
図4の実施形態の動作は、遠隔または手動により起動弁12を開放すると、自動弁本体10の1次側の加圧水が配管L1から初期放水圧力制御弁16に供給され、入力ポートS1から出力ポートS2を通って、配管L2により圧力調整弁14に供給され、このとき2次側圧力は発生していないことから、パイロット弁40は開放状態にあり、そのまま配管L3を通って、自動弁本体10のシリンダ室28に加圧水が供給される。
同時に初期放水圧力制御弁16のスプール弁42は、スプリング44の力で弁部46が弁座48から開いているため、入力ポートQ1に供給された加圧水はバイパスポートS3に流れ、バイパス配管L5により自動弁本体10の2次側に排出される。
この結果、圧力調整弁14の入力ポートP1に供給される1次側の加圧水が、初期放水圧力制御弁16でバイパスされて自動弁本体10の2次側に排出された分だけ供給流量が少なくなり、したがって圧力調整弁14を介して自動弁本体10のシリンダ室28に供給される調圧加圧水の水量が低下し、ピストン30の押上げ量を抑制し、結果として図3の制御特性Aのような時間経過に対する2次側圧力の制御が実現でき、弁開放起動直後における従来の制御特性Bのような2次側への過流放水を確実に防止することができる。
なお図4の実施形態における自動弁本体10、圧力調整弁14及び初期放水圧力制御弁16の構成及び動作は、図1の実施形態と同じであり、初期放水圧力制御弁16の接続位置が相違するだけである。
また本発明は、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
本発明による自動弁装置の実施形態を示した説明図 図1の弁開放起動時の動作の説明図 図1の実施形態により制御される2次側圧力の時間変化のタイムチャート 本発明による自動弁装置の他の実施形態を示した説明図 従来の自動弁装置の説明図 従来の自動弁装置における2次側圧力の時間変化のタイムチャート
符号の説明
10:自動弁本体
12:起動弁
14:圧力調整弁
15:初期放水圧力制御弁
16:圧力調整弁
18,32,40:弁ボディ
20:流入口
22:流出口
24:仕切壁
26:弁
28:シリンダ室
30:ピストン
34:ダイヤフラム
36,44:スプリング
38:2次圧導入室
42:スプール弁
46:弁部
48:弁座

Claims (3)

  1. 弁ボディ内の1次側と2次側を仕切る弁座に対し開閉自在に配置された弁と、前記弁を開閉駆動するピストンをシリンダ室に摺動自在に備えた駆動機構とを備えた自動弁本体と、
    前記自動弁本体のシリンダ室に供給する圧力水を調整して前記自動弁本体の2次側圧力が規定圧力となるように調整する圧力調整弁と、
    開放動作により前記自動弁本体の1次側の圧力水を前記圧力調整弁に供給すると共に閉鎖動作により前記圧力水の供給を停止する起動弁と、
    前記圧力調整弁による2次側規定圧力より低い規定初期圧力を設定し、前記自動弁本体の開放起動時に2次側圧力が前記規定初期圧力に達するまでは、前記自動弁本体の2次側に至るバイパス流路を開放して前記シリンダ室の圧力上昇を抑制させ、前記規定初期圧力以上では前記バイパス流路を遮断する初期放水圧力制御弁と、
    を設けたことを特徴とする自動弁装置。
  2. 請求項1記載の自動弁装置に於いて、前記初期放水圧力制御弁は、前記圧力調整弁から前記自動弁本体のシリンダ室に供給される圧力水をバイパスすることを特徴とする自動弁装置。
  3. 請求項1記載の自動弁装置に於いて、前記初期放水圧力制御弁は、前記起動弁から前記圧力調整弁に供給される1次側の圧力水をバイパスすることを特徴とする自動弁装置。
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