JP2002295718A - 自動弁 - Google Patents

自動弁

Info

Publication number
JP2002295718A
JP2002295718A JP2001137934A JP2001137934A JP2002295718A JP 2002295718 A JP2002295718 A JP 2002295718A JP 2001137934 A JP2001137934 A JP 2001137934A JP 2001137934 A JP2001137934 A JP 2001137934A JP 2002295718 A JP2002295718 A JP 2002295718A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
automatic
secondary side
automatic valve
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001137934A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Nakamura
雅之 中村
Koki Hirai
弘毅 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nohmi Bosai Ltd
Original Assignee
Nohmi Bosai Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nohmi Bosai Ltd filed Critical Nohmi Bosai Ltd
Priority to JP2001137934A priority Critical patent/JP2002295718A/ja
Publication of JP2002295718A publication Critical patent/JP2002295718A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)
  • Fluid-Driven Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡便な仕組みを用いて過流防止をする自動弁
を得る。 【解決手段】 本体内を一次側と二次側とに隔壁によっ
て区画して、該隔壁に形成された弁座を閉鎖する弁体を
備える自動弁であって、前記弁座から二次側の位置に仕
切弁体が配置され、該仕切弁体が前記弁体の開放当初は
半開状態であり、二次側配管への充水に基づき前記仕切
弁体が全開状態となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、とくに道路用トンネル
などでの散水システムに用いられる自動弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の散水システムについて、例えばト
ンネルに用いる場合、その長手方向を所定の距離ごと、
25mや50mなどに区切って防火区画を設定し、火災
発生時にその火点を含む防火区画を特定し、その防火区
画の領域全体に散水する。図14にこの場合のシステム
を概略的に示す。この散水システムは、貯水槽1の消火
水を送水するポンプ2等の加圧水供給源と、この加圧水
供給源に接続されてトンネル3内に延びてトンネル3内
に加圧水を供給する主配管4と、トンネル3内でこの主
配管4に接続された複数の分岐配管5とを備えている。
【0003】主配管4は、トンネル3内ではいわゆる監
査路6内に埋設されてトンネル3内に延びている。そし
て、各防火区画において、主配管4からトンネル3の側
壁に沿って立ち上がり、それぞれの先端にはトンネル3
内の所定領域内に加圧水を散水するための放水ヘッド7
が接続されている。この放水ヘッド7は防火区画の大き
さによって1個または複数の必要な個数が設けられる。
分岐配管5には仕切弁8と、その二次側に設けられた自
動弁10が設けられている。この自動弁10は、火災時
等に開いて放水ヘッド7に加圧水を供給し、鎮火後に閉
じて加圧水の供給を停止させるものである。
【0004】このような自動弁10は、その一例として
図15に示すように、弁座12が隔壁13により一次側
Aと二次側Bとに区切られた本体14と、弁開口を開閉
する弁体15と、弁体15に連結されて図示しないばね
で付勢されたピストン17を内部に有するシリンダ18
を有し、本弁15の開閉動作を行わせるシリンダ装置と
を備えている。一次側Aは、ストレーナ19、遠隔起動
弁20、排気弁21を有する加圧流路25を介して、シ
リンダ18内に配置された加圧室34に連通している。
また、加圧流路25は、ニードル弁26および圧力調整
装置27を備えて排圧流路35を介して二次側Bに連通
している。
【0005】そして、加圧流路25の遠隔起動弁20を
開くと、一次圧がシリンダ18の加圧室34に導入さ
れ、ピストン17を押し上げ、弁体15を開動作させ
る。また、遠隔起動弁20を閉じると、加圧室34の圧
力は二次側Bへ排圧され、弁体15が閉動作する。この
ように、必要に応じて配置された自動弁10の遠隔起動
弁20を開閉することで、圧力調整装置27の機能に基
づき二次側Bが調圧されながら、火災の発生した区画に
対して散水を行うことができる。
【0006】また、自動弁10の二次側Bから流水検知
用圧力スイッチ30、自動排水弁31およびメンテ放水
弁32が設けられ、自動排水弁31によって常時二次側
Bが空とされ、メンテ放水弁32によって制水弁49の
遮蔽時にメンテナンスのための放水動作を行わせること
が可能となっている。さらに、圧力調整装置27からの
排水流路35は二次側Bと接続されていて、自動弁10
の通常の開放時と同様に、メンテナンスのための放水時
にも二次側Bの圧力を圧力調整装置27によって検出で
き、圧力調整装置27の流量調整機能によって加圧室3
4の加圧度合いが調整され、さらに弁体15の開度が調
整されて、二次側Bは所定圧に調整されることとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような自動弁10
において、遠隔起動弁20を開いて弁体15を開動作さ
せるときに、当初は二次側Bおよび二次側配管5b内は
空であり、一次側Aの加圧水が一度に流出することにな
る。このときに流水の勢いが強すぎると、配管や機器に
衝撃が加わる、いわゆる水撃(ウォーターハンマ)が発
生する。この水撃を防止するため、いわゆる過流防止機
能を有する開閉弁(自動弁)として、例えば、特開平5
−253314号公報または特開平10−272202
号公報が示されている。
【0008】しかし、これらの自動弁は、二次側配管の
圧力上昇を検出して、それまで絞っていた自動弁の弁体
開度を開放するものであり、弁体の開放を抑制するため
自動弁本体への工夫および二次側配管の圧力上昇を検出
するための系装配管が複雑化してしまうという欠点があ
った。したがって、この発明では、水撃の防止を簡便な
仕組みを用いて過流防止をする自動弁を得ることを目的
とする。
【0009】また、これらの自動弁に比較して、弁体開
度の設定、調整が簡易な構造で容易に行えることを目的
としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、本体内を
一次側と二次側とに隔壁によって区画して、該隔壁に形
成された弁座を閉鎖する弁体を備える自動弁であって、
前記弁座から二次側の位置に仕切弁体が配置され、該仕
切弁体が前記弁体の開放当初は半開状態であり、二次側
配管への充水に基づき前記仕切弁体が全開状態となるこ
とを特徴とするものである。
【0011】また、第2の発明は、本体内を一次側と二
次側とに隔壁によって区画して、該隔壁に形成された弁
座を閉鎖する弁体を備える自動弁であって、前記自動弁
の二次側に接続される二次側配管へ流水制限手段を配置
し、該流水制限手段は、前記二次側配管内の流水による
勢いを受けて開口面積を制限することを特徴とするもの
である。
【0012】また、第3の発明は、本体内を一次側と二
次側とに隔壁によって区画して、該隔壁に形成された弁
座を閉鎖する弁体を備える自動弁であって、前記自動弁
の二次側に接続される二次側配管へ水撃吸収手段を配置
し、該水撃吸収手段は、前記二次側配管内の流水による
勢いを吸収するものであることを特徴とするものであ
る。
【0013】また、第4の発明は、本体内を一次側と二
次側とに隔壁によって区画して、該隔壁に形成された弁
座を閉鎖する弁体を備える自動弁であって、前記弁体
は、シリンダ装置内のピストンに連動し、該ピストン
は、加圧室の加圧度合いによって変位し、さらに、該加
圧室は、前記二次側に接続される二次側配管内へ充水す
る間、前記加圧室への加圧を逃がす開閉弁を介した逃が
し配管を設けていることを特徴とするものである。
【0014】また、第5の発明は、本体内を一次側と二
次側とに隔壁によって区画して、該隔壁に形成された第
1の弁座を閉鎖する第1の弁体を備え、前記第1の弁体
はシリンダ装置内の第1のピストンに連動し、該第1の
ピストンは第1の加圧室の加圧度合いによって変位する
自動弁であって、前記第1の弁体および前記第1の弁座
の外側に、第2の弁体および第2の弁座を設けて、前記
第1の弁体の開放時に、まず前記第2の弁体を開放させ
る第2の加圧室を加圧して、さらに、前記二次側に接続
される二次側配管内へ充水させてから、前記第2の加圧
室の加圧を前記第1の加圧室へ連通させる開閉弁を設け
ていることを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て説明する。図1は、第1の実施形態としての自動弁お
よび仕切弁を簡単に示す概略構成図であり、図2は図1
の仕切弁の機構を簡単に示す概略構成図、図3は図2の
通常状態に対する最終状態を示す概略構成図、図4は図
2のハンドルによる全閉状態を示す概略構成図である。
【0016】図1において、この自動弁10aは、従来
の技術の自動弁10と外観上は異なるが実質的に同様の
構成を備え、弁座12が隔壁13により一次側Aと二次
側Bとに区切られた本体14と、弁開口を開閉する弁体
15と、弁体15に連結されて図示しないばねで付勢さ
れたピストン17を内部に有するシリンダ18を有し、
本弁15の開閉動作を行わせるシリンダ装置とを備えて
いる。一次側Aから遠隔起動弁20を有する加圧流路2
5がシリンダ18内に配置された加圧室34に連通し、
また、圧力調整装置27を備えた排圧流路35が二次側
Bに連通している。また、二次側Bにメンテ放水弁32
が設けられている。
【0017】そして、加圧流路25の遠隔起動弁20を
開くと、一次圧がシリンダ18の加圧室34に導入さ
れ、ピストン17を押し上げ、弁体15を開動作させ
る。また、遠隔起動弁20を閉じると、加圧室34の圧
力は二次側Bへ排圧され、弁体15が閉動作する。この
ように、必要に応じて配置された自動弁10の遠隔起動
弁20を開閉することで、圧力調整装置27の機能に基
づき二次側Bが調圧されながら、火災の発生した区画に
対して散水を行うことができる。
【0018】この自動弁10aの二次側Bには、仕切弁
体51を備えた仕切弁49aが設けられ、この仕切弁体
51は、常時は半開状態、二次側配管5b内の圧力上昇
を検出して全開状態、となり、ハンドル52の操作によ
って全閉状態とできるものである。この仕切弁49bの
機構について、図2から図4を用いて説明する。図2は
仕切弁体51の半開状態、図3はその全開状態、図4は
その全閉状態をそれぞれ示している。
【0019】この仕切弁体51は、連動する歯車59に
よってラックギヤ58の変位で開閉制御され、ラックギ
ヤ58は、加圧室55を有するシリンダ53内のピスト
ン54に連結されている。加圧室55は二次側配管5b
の圧力が導入されるようになっていて、通常状態では無
加圧である。この場合、図2に示すように、強いばね5
6とそれより弱いばね57とのバランスによってピスト
ン54が位置決めされ、それに基づいて仕切弁体51は
半開状態とされている。
【0020】火災発生時、自動弁10aが開放制御され
る。その開放当初、仕切弁49aの仕切弁体51は半開
状態であって、自動弁10aから流出する加圧水は、こ
の仕切弁体49aによって流量制限されて、一気に二次
側配管5b内に流れ込むことができない。したがって、
二次側配管5b内には加圧水が徐々に充水され、水撃は
発生しない。
【0021】そして、二次側配管5b内の圧力上昇に伴
って、シリンダ53の加圧室55内も圧力上昇する。加
圧室55内が加圧されるとピストン54が弱いばね57
を押して移動する。このピストン54の移動に伴い、ラ
ックギヤ58が移動して歯車59を回し、図3に示すよ
うに、通常では半開状態の仕切弁体51を全開とする。
この仕切弁体51の全開に従って自動弁10aから流出
する加圧水は、そのまま流れ込むことになるが、このと
きには、すでに、二次側配管5b内に充水が進んでい
て、水撃は発生しない。このように、この仕切弁49a
によって、自動弁10aの開放当初は加圧水の流量を制
限しながら、二次側配管5b内に充水が進んだ段階で、
加圧水の流量を十分に流すことができる。
【0022】なお、仕切弁体51の全開状態は、ラック
ギヤ58の移動過多で再閉動しないように、ストッパを
設ける必要があり、ここでは、ハンドル52のシャフト
60に当接することで行過ぎを防止している。
【0023】また、仕切弁49aの閉鎖は、ハンドル5
2の回動によって、図4に示すように、仕切弁体51を
全閉状態とすることができる。すなわち、ハンドル52
を回転させると、ねじがきられたシャフト60が移動し
て、ラックギヤ58を開放方向とは逆側に押して歯車5
9を回して仕切弁体51を閉鎖させることができる。こ
のとき、ラックギヤ58に連結されたピストン54が強
いばね56を押して移動する。
【0024】つぎに、第2の実施形態について説明す
る。図5は第2の実施形態を概略的に示す系統図であ
り、従来の技術と同様でよい自動弁10bおよび仕切弁
49bと、流量制御弁61とを介して二次側配管5bが
放水ヘッド7に接続されている。この流水制御弁61
は、二次側配管5bに流水があるときに、その勢いによ
って流水の通過する開口面積を制限する機能を有する弁
装置である。
【0025】この流量制御弁61の一例である定流量弁
構造の流量制限弁61bを図6に示す。図6において、
管路に固定される固定部材62に管路中央に位置される
略円錐形状のコーン63が固定的に設けられていて、同
時に、固定部材62にばね64を介して配置される開口
を有するリング部材65が設けられている。このリング
部材65は、ばね64の弾性に基づき固定部材62に向
かって移動可能で、そのリング部材65の開口内にコー
ン63を位置させることで、リング部材65の移動によ
って流水のための開口面積を縮小できるようになってい
る。
【0026】そして、火災発生時に自動弁10bが開放
制御されると、自動弁10bから流出する加圧水が流量
制御弁61bに達し、その勢いによってリング部材65
がばね64に反して押され、移動することによりコーン
63との位置関係から、開口面積が縮小される。したが
って、流量制御弁61bによって流量制限されて、一気
に二次側配管5b内に流れ込むことができず、二次側配
管5b内には加圧水が徐々に充水され、水撃は発生しな
い。
【0027】そして、二次側配管5b内の充水による圧
力上昇に伴って、加圧水に勢いがなくなり、リング部材
65がばね64に押返されて移動し、開口面積を広げ
る。その結果、加圧水は、そのまま流れることになる
が、このときには、すでに、二次側配管5b内に充水が
進んでいて、水撃は発生しない。このように、この流量
制御弁49bによって、自動弁10bの開放当初は加圧
水の流量を制限しながら、二次側配管5b内に充水が進
んだ段階で、加圧水の流量を十分に流すことができる。
【0028】なお、この流量制限弁61bの定流量弁構
造について、その他の構造、例えばコーンを逆向きにし
て流水の勢いによってコーン自体が移動する構造であっ
てもよい。
【0029】また、この第2の実施形態の変形例とし
て、流量制御弁61の他の例である逆止弁構造の流量制
御弁61cを図7に示す。図7において、立上がり方向
の管路に弁座66が設けられていて、その弁座66を閉
止するように軸支された開口部68を有するクラッパ6
7が設けられている。このクラッパ67は、自重によっ
て弁座66を開放する方向に移動するもので、弁座66
の閉止状態では、クラッパ67の開口部68によって流
水のための開口面積を縮小できるようになっている。
【0030】そして、火災発生時に自動弁10bが開放
制御されると、自動弁10bから流出する加圧水が流量
制御弁61bに達し、その勢いによってクラッパ67が
自重に反して押され、弁座66を閉止することで、開口
面積が開口部68に縮小される。したがって、流量制御
弁61cによって流量制限されて、一気に二次側配管5
b内に流れ込むことができず、二次側配管5b内には加
圧水が徐々に充水され、水撃は発生しない。
【0031】そして、二次側配管5b内の充水による圧
力上昇に伴って、加圧水に勢いがなくなり、クラッパ6
7が自重によって移動し、弁座66を開放することで開
口面積を広げる。その結果、加圧水は、そのまま流れる
ことになるが、このときには、すでに、二次側配管5b
内に充水が進んでいて、水撃は発生しない。このよう
に、この流量制御弁49cによって、自動弁10bの開
放当初は加圧水の流量を制限しながら、二次側配管5b
内に充水が進んだ段階で、加圧水の流量を十分に流すこ
とができる。
【0032】なお、この流量制御弁61cの逆止弁構造
について、その他の構造、例えばリフト弁構造やウィン
グチャッキ構造であってもよい。
【0033】つぎに、第3の実施形態について説明す
る。図8は第3の実施形態を概略的に示す系統図であ
り、従来の技術と同様でよい自動弁10dおよび仕切弁
49dと、水撃吸収装置71とを介して二次側配管5b
が放水ヘッド7に接続されている。この水撃吸収装置7
1は、二次側配管5bに流水があるときに、その勢いを
吸収するタンクを備えて配管内の流水の勢いを軽減する
装置である。
【0034】この水撃吸収装置71の一例および複数の
変形例である水撃吸収タンク71d、71e、71f、
71g、71hを図9に示す。図9において、水撃吸収
装置71の一例としての水撃吸収タンク71dは、単な
る空気タンクである。
【0035】そして、火災発生時に自動弁10dが開放
制御されると、自動弁10dから流出する加圧水が水撃
吸収タンク71dに達し、流水が水撃吸収タンク71d
内に分岐して流れ込む。したがって、水撃吸収タンク7
1dによって流水の勢いが軽減されて、一気に二次側配
管5b内に流れることができず、水撃は発生しない。
【0036】そして、水撃吸収タンク71dに加圧水が
充填される頃には、二次側配管5b内に充水が進んで、
水撃は発生しない。このように、この水撃吸収タンク7
1dによって、自動弁10bの開放当初は加圧水の流量
を制限しながら、二次側配管5b内に充水が進んだ段階
で、加圧水の流量を十分に流すことができる。
【0037】また、この第3の実施形態について水撃吸
収タンクを用いる変形例について簡単に説明すると、ま
ず、第1変形例による水撃吸収タンク71eでは、第3
の実施形態における水撃吸収タンク71dにフラム72
を設けたものであり、二次側配管5bから分岐して流れ
込む加圧水がフラムを押し上げる必要があり、流水の勢
いが大きい場合にそれに対抗することができる。また、
第2変形例として、閉じられた配管71fでは、二次側
配管5bに対して流水方向を曲げて、さらに分岐するこ
とにより、その勢いを軽減することができる。また、第
3変形例として、水撃吸収タンク71gでは、フラム7
3、74を2重に設けてその間にオイル75を充填し、
そのオイル75が抵抗を持って流通するオリフィス76
を形成している。このオイル75がオリフィス75を通
過する間は、二次側配管5b内の流水は分岐することが
でき、その間流水の勢いを軽減することができる。最後
に、第4変形例として、水撃吸収タンク71hでは、水
撃吸収タンク71gと同様にオイル75およびオリフィ
ス76を用いるがオイル75の双方にピストン77、7
8が配置されていて、そのピストン78を押圧するばね
79が設けられている。この第4変形例のオイル75の
移動抵抗は、上記第3変形例と同様であるが、ピストン
78をばね79で押さえているので、そのばね圧の調整
(ばねを取替、または、調整ねじで押さえる)を簡便に
行うことができる。
【0038】さらに、この第3の実施形態の変形例とし
て、伸縮もしくは膨張可能な管材を用いる場合について
図10に示す。まず、第5変形例による伸縮継手80で
は、二次側配管5b内を流水があるときに、その勢いに
よってばね81に反して伸縮継手80が伸びることにな
る。ここでオイル82がオリフィス83を徐々に通過す
るため、伸縮継手80の伸びるのは緩慢とされ、その間
流水の勢いは軽減される。また、第6変形例による樹脂
管83を用いる場合は、ゴムまたはプラスチック等の樹
脂材料を用いることで弾性があり、樹脂管83部分で膨
張することができる。その樹脂管83の膨張により流水
の勢いを軽減することができる。また、第7変形例によ
るフレキシブル管84では、上記第6変形例と同様、フ
レキシブル管84が弾性を有し、膨張することができ、
その膨張によって流水の勢いを軽減することができる。
【0039】つぎに、第4の実施形態について説明す
る。図11は第4の実施形態の自動弁を概略的に示す構
成図であり、その要部拡大した概略断面図について図1
2に示す。この自動弁10eは、基本的な構造は、第1
の実施形態における自動弁10aと同様であり、共通の
部材には同じ符号を付け、その機能等は同様であるの
で、説明を省略する。
【0040】自動弁10eは、弁体15の所定のリフト
量において一度停止し、二次側Bの充水後に弁体15の
自由な調圧動作を可能とするものであり、そのため、弁
体15の開放動作中に加圧室34の加圧水が未だ低圧の
二次側Bに排圧することで、弁体15の変位を一時的に
停止させる。
【0041】すなわち、シリンダ18内のピストン17
に連結されたシャフト86内に加圧室34に通じる通孔
87を形成し、シリンダ18のボンネット88に設けら
れた開口89に、二次側Bに通じる配管90を形成し
て、シャフト86の変位で通孔87がボンネット88の
開口89に合わさるときに、加圧室34内を加圧すると
きに未だ低圧の二次側Bに圧力を逃がし、その位置でシ
ャフト86に連結された弁体15が停止されるものであ
る。
【0042】この弁体15の停止は、二次側Bからボン
ネット88の開口89につながる配管90に設けられた
パイロット弁91が、二次側Bの圧力上昇によって閉止
するもので、このパイロット弁91が二次側Bに十分水
が流出したときに閉止して、加圧室34からの排圧を停
止して弁体15の自由な調圧動作を行わせる。このと
き、弁体15が大きく開放したとしても、二次側Bには
すでに所定の充水が行われた後なので、水撃は発生しな
い。
【0043】このボンネット88の開口89の部分を詳
細に示したのが図12である。シャフト86は、ボンネ
ット88に設けられたねじ込みにより上下変位調整が可
能なアジャスタ92内に貫通され、ボンネット88の開
口89は、スペース94を介して連通される開口93を
用いることで、アジャスタ92とともに開口93を上下
に位置調整することができる。これにより、シャフト8
6の停止する位置、すなわち、ピストン17および弁体
15が停止する位置を調整することが可能である。した
がって、現場において、水撃の起こらない範囲を調査し
て、弁体15をなるべく大きく開ける位置で停止させる
ような設定が可能となる。
【0044】また、第4の実施形態の変形例として、配
管90をシリンダ外周部分に直接設けて加圧室34に連
通するように構成してもよい。この場合、ピストン17
の位置によって加圧室34が二次側Bに連通するように
なるが、このときのアジャスタは、図示しないが弁体1
5のスカート形状に形成すればよく、弁体15の外周か
らの突出量によって、弁体15の停止位置を上下に調整
することができる。
【0045】なお、パイロット弁91の閉止動作につい
て、二次側Bの圧力上昇によるものを示したが、それに
限らず、例えばタイマー機能を有した電動弁によって閉
止してよく、すなわち、弁体15が停止している間に、
二次側Bに十分充水できたことを圧力上昇なり時間なり
で判別して閉止するように構成すればよい。
【0046】また、第4の実施形態の第2の変形例とし
て、加圧室34内の圧力を排圧する構成として、上記第
4の実施形態および変形例の如く加圧室34から排圧せ
ず、加圧配管25から圧力を抜いてもよく、十分に加圧
室34を加圧しないことで、弁体15の開放を緩慢に行
わせる。そして、二次側Bの圧力上昇等による所定の充
水を上記の如く判別して二次側Bへの排圧を停止すれば
よい。
【0047】つぎに、第5の実施形態について説明す
る。図13は第5の実施形態の自動弁を概略的に示す構
成図である。この自動弁10fは、基本的な構造は、第
1の実施形態における自動弁10aと同様であり、共通
の部材には同じ符号を付け、その機能等は同様であるの
で、説明を省略する。
【0048】自動弁10fは、弁体15に加えサブの弁
体95を備え、自動弁10fの開放動作の当初、サブの
弁体95がサブの弁座96を開くことで、二次側Bに充
水し、その後に弁体15の自由な調圧動作を可能とする
ものである。自動弁10fの開放時に、遠隔起動弁20
が開放されると、加圧流路25がまずサブの加圧室97
を加圧する。そして、サブの弁体95がサブの弁座96
を開放し、二次側Bに制限された加圧水を流出させる。
サブの加圧室97は、連結管路98によって加圧室34
に接続されているが、連結管路98にはパイロット弁9
9が設けられており、二次側Bが圧力上昇するまで、連
結管路98は閉止されている。そして、二次側Bの圧力
上昇に基づいてパイロット弁99が開放すると、加圧室
97は連結管路98を介して加圧室34に連通し、弁体
15が開放可能となる。そして、弁体15の開放動作に
よって二次側Bへ十分な流出が可能となっても、二次側
Bにはすでに所定の充水が行われた後なので、水撃は発
生しない。
【0049】なお、パイロット弁99の開放動作につい
て、二次側Bの圧力上昇によるものを示したが、それに
限らず、例えばタイマー機能を有した電動弁によって開
放してよく、すなわち、弁体15が閉止している状態
で、二次側Bに十分充水できたことを圧力上昇なり時間
なりで判別してパイロット弁99を開放するように構成
すればよい。
【0050】上記各実施形態において、各自動弁10a
〜fは、いわゆる弁座一次側、水平配置で加圧開放型の
制御を行う構造を用いているが、弁座二次側でも、本体
の向きがどこであっても構わず、制御方式も減圧開放型
であってよい。そして、圧力調整装置についても、いわ
ゆるレギュレータ型あるいはエキゾースタ型などのいず
れの方式であってもよい。
【0051】以上のような、各実施形態に基づいて、第
1の発明は、本体内を一次側と二次側とに隔壁によって
区画して、該隔壁に形成された弁座を閉鎖する弁体を備
える自動弁であって、前記弁座から二次側の位置に仕切
弁体が配置され、該仕切弁体が前記弁体の開放当初は半
開状態であり、二次側配管への充水に基づき前記仕切弁
体が全開状態となることで、自動弁に複雑な構造を用い
ずとも、簡便に水撃の発生を防止することが可能であ
る。この仕切弁体の全開状態は、二次側配管内の圧力上
昇をとらえて簡便に行うことができ、また、ハンドル操
作によって全閉状態にして、二次側配管を仕切ることも
できる。
【0052】また、第2の発明は、本体内を一次側と二
次側とに隔壁によって区画して、該隔壁に形成された弁
座を閉鎖する弁体を備える自動弁であって、前記自動弁
の二次側に接続される二次側配管へ流水制限手段を配置
し、該流水制限手段は、前記二次側配管内の流水による
勢いを受けて開口面積を制限するので、自動弁に複雑な
構造を用いずとも、簡便に水撃の発生を防止することが
可能である。この流水制限手段には、定流量弁構造や逆
止弁構造のような簡便な構成を用いることができる。
【0053】また、第3の発明は、本体内を一次側と二
次側とに隔壁によって区画して、該隔壁に形成された弁
座を閉鎖する弁体を備える自動弁であって、前記自動弁
の二次側に接続される二次側配管へ水撃吸収手段を配置
し、該水撃吸収手段は、前記二次側配管内の流水による
勢いを吸収するので、自動弁に複雑な構造を用いずと
も、簡便に水撃の発生を防止することが可能である。こ
の水撃吸収手段は、タンクや膨張する管材を用いること
で簡便に構成することができる。
【0054】また、第4の発明は、本体内を一次側と二
次側とに隔壁によって区画して、該隔壁に形成された弁
座を閉鎖する弁体を備える自動弁であって、前記弁体
は、シリンダ装置内のピストンに連動し、該ピストン
は、加圧室の加圧度合いによって変位し、さらに、該加
圧室は、前記二次側に接続される二次側配管内へ充水す
る間、前記加圧室への加圧を逃がす開閉弁を介した逃が
し配管を設けることで、簡便に弁体を所定位置に停止さ
せることが可能である。そして、アジャスタを用いるこ
とで、簡便にその停止位置を調整することができる。ま
た、逃がし配管の開閉弁の動作は、二次側配管の圧力上
昇や充水時間によって制御することができ、さらに、逃
がし配管は、加圧室への加圧流路に設けても同様であ
る。
【0055】また、第5の発明は、本体内を一次側と二
次側とに隔壁によって区画して、該隔壁に形成された第
1の弁座を閉鎖する第1の弁体を備え、前記第1の弁体
はシリンダ装置内の第1のピストンに連動し、該第1の
ピストンは第1の加圧室の加圧度合いによって変位する
自動弁であって、前記第1の弁体および前記第1の弁座
の外側に、第2の弁体および第2の弁座を設けて、前記
第1の弁体の開放時に、まず前記第2の弁体を開放させ
る第2の加圧室を加圧して、さらに、前記二次側に接続
される二次側配管内へ充水させてから、前記第2の加圧
室の加圧を前記第1の加圧室へ連通させる開閉弁を設け
ているので、全体的に小型化できる構成で、水撃を防止
する構成をとることが可能となる。そして、第2の弁体
を第1の弁体の外周に配置することで、従来の弁体の大
きさとそれほど変わらず、第1弁体の機能時には、同じ
動きをすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を利用した第1の実施形態を示す概略構
成図。
【図2】図1の仕切弁を示す概略構成図。
【図3】図2の全開状態を示す概略構成図。
【図4】図2の全開状態を示す概略構成図。
【図5】本発明の第2の実施形態を示す概略系統図。
【図6】図5の流量制御弁を示す概略構成図。
【図7】図5の流量制御弁の変形例を示す概略構成図。
【図8】本発明の第3の実施形態を示す概略系統図。
【図9】図8の水撃吸収装置を示す概略構成図。
【図10】図8の水撃吸収装置の変形例を示す概略構成
図。
【図11】本発明の第4の実施形態を示す概略構成図。
【図12】図11の要部を拡大した概略構成図。
【図13】本発明の第5の実施形態を示す概略構成図。
【図14】従来の散水システムを示す概略系統図。
【図15】図14の自動弁を示す概略構成図。
【符号の説明】
10a〜f 自動弁 51 仕切弁体 61 流量制限弁 71 水撃吸収装置 89 開口 90 配管 91、99 パイロット弁 95 サブの弁体 98 連結管路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E189 MA03 MB06 3H025 CA03 CB21 CB22 CB24 CB26 CB34 3H056 AA01 AA04 BB12 CA01 CA15 CB03 CB08 CC02 CC12 CD01 CE05 DD02 DD03 DD09 GG05 GG11

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体内を一次側と二次側とに隔壁によっ
    て区画して、該隔壁に形成された弁座を閉鎖する弁体を
    備える自動弁であって、 前記弁座から二次側の位置に仕切弁体が配置され、該仕
    切弁体が前記弁体の開放当初は半開状態であり、二次側
    配管への充水に基づき前記仕切弁体が全開状態となるこ
    とを特徴とする自動弁。
  2. 【請求項2】 仕切弁体は、二次側配管内の圧力上昇に
    基づいて全開状態となる請求項1の自動弁。
  3. 【請求項3】 仕切弁体は、ハンドル操作によって全閉
    状態となる請求項1または2の自動弁。
  4. 【請求項4】 本体内を一次側と二次側とに隔壁によっ
    て区画して、該隔壁に形成された弁座を閉鎖する弁体を
    備える自動弁であって、 前記自動弁の二次側に接続される二次側配管へ流水制限
    手段を配置し、該流水制限手段は、前記二次側配管内の
    流水による勢いを受けて開口面積を制限することを特徴
    とする自動弁。
  5. 【請求項5】 流水制限手段は、定流量弁構造であっ
    て、流水方向の逆側からばねによって付勢され流水に押
    されるリング部材と、該リング部材の移動によって開口
    面積を変化させるコーン部材と、からなるものである請
    求項4の自動弁。
  6. 【請求項6】 流水制限手段は、逆止弁構造であって、
    流水によって閉鎖状態とされる逆止弁体に小径の通孔が
    形成されているものである請求項4の自動弁。
  7. 【請求項7】 本体内を一次側と二次側とに隔壁によっ
    て区画して、該隔壁に形成された弁座を閉鎖する弁体を
    備える自動弁であって、 前記自動弁の二次側に接続される二次側配管へ水撃吸収
    手段を配置し、該水撃吸収手段は、前記二次側配管内の
    流水による勢いを吸収するものであることを特徴とする
    自動弁。
  8. 【請求項8】 水撃吸収手段は、タンクである請求項7
    の自動弁。
  9. 【請求項9】 水撃吸収手段は、膨張する管材である請
    求項7の自動弁。
  10. 【請求項10】 本体内を一次側と二次側とに隔壁によ
    って区画して、該隔壁に形成された弁座を閉鎖する弁体
    を備える自動弁であって、 前記弁体は、シリンダ装置内のピストンに連動し、該ピ
    ストンは、加圧室の加圧度合いによって変位し、さら
    に、該加圧室は、前記二次側に接続される二次側配管内
    へ充水する間、前記加圧室への加圧を逃がす開閉弁を介
    した逃がし配管を設けていることを特徴とする自動弁。
  11. 【請求項11】 逃がし配管は、ピストンに連動するシ
    ャフト内に設けられた加圧室に通じる通孔と、変位調整
    可能なアジャスタに設けられた前記逃がし配管につなが
    る開口と、を利用して、前記ピストンが変位するとき
    に、前記通孔および開口が合わさるときに前記加圧室の
    加圧が前記逃がし配管から逃げる請求項10の自動弁。
  12. 【請求項12】 逃がし配管の開閉弁は、二次側配管の
    圧力上昇または自動弁の弁体開放から所定時間で閉止す
    る請求項10または11の自動弁。
  13. 【請求項13】 逃がし配管は、加圧室への加圧流路に
    接続されている請求項10または12の自動弁。
  14. 【請求項14】 本体内を一次側と二次側とに隔壁によ
    って区画して、該隔壁に形成された第1の弁座を開鎖す
    る第1の弁体を備え、前記第1の弁体はシリンダ装置内
    の第1のピストンに連動し、該第1のピストンは第1の
    加圧室の加圧度合いによって変位する自動弁であって、 前記第1の弁体および前記第1の弁座の外側に、第2の
    弁体および第2の弁座を設けて、前記第1の弁体の開放
    時に、まず前記第2の弁体を開放させる第2の加圧室を
    加圧して、さらに、前記二次側に接続される二次側配管
    内へ充水させてから、前記第2の加圧室の加圧を前記第
    1の加圧室へ連通させる開閉弁を設けていることを特徴
    とする自動弁。
  15. 【請求項15】 第2の弁体が第1の弁体の外周に位置
    するように形成されている請求項14の自動弁。
JP2001137934A 2001-03-31 2001-03-31 自動弁 Pending JP2002295718A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001137934A JP2002295718A (ja) 2001-03-31 2001-03-31 自動弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001137934A JP2002295718A (ja) 2001-03-31 2001-03-31 自動弁

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007240020A Division JP4654229B2 (ja) 2007-09-14 2007-09-14 自動弁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002295718A true JP2002295718A (ja) 2002-10-09

Family

ID=18984949

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001137934A Pending JP2002295718A (ja) 2001-03-31 2001-03-31 自動弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002295718A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011024792A (ja) * 2009-07-27 2011-02-10 Hochiki Corp 流水検知装置
JP2012040064A (ja) * 2010-08-16 2012-03-01 Hochiki Corp 自動弁装置
JP2012213464A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Nohmi Bosai Ltd スプリンクラ消火設備
JP2013075156A (ja) * 2011-09-14 2013-04-25 Fukada Kogyo Kk 開閉弁ユニット
KR101356119B1 (ko) * 2012-02-22 2014-01-29 (주) 삼진정밀 헌팅 완화 감압밸브
CN107377926A (zh) * 2017-08-30 2017-11-24 鞍山海望真空系统有限公司 压铸真空排气阻滞装置
KR20180019294A (ko) * 2016-08-16 2018-02-26 삼성중공업 주식회사 소화방재구조물 및 서지압력제어방법

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011024792A (ja) * 2009-07-27 2011-02-10 Hochiki Corp 流水検知装置
JP2012040064A (ja) * 2010-08-16 2012-03-01 Hochiki Corp 自動弁装置
JP2012213464A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Nohmi Bosai Ltd スプリンクラ消火設備
JP2013075156A (ja) * 2011-09-14 2013-04-25 Fukada Kogyo Kk 開閉弁ユニット
KR101356119B1 (ko) * 2012-02-22 2014-01-29 (주) 삼진정밀 헌팅 완화 감압밸브
KR20180019294A (ko) * 2016-08-16 2018-02-26 삼성중공업 주식회사 소화방재구조물 및 서지압력제어방법
KR101894322B1 (ko) * 2016-08-16 2018-09-03 삼성중공업 주식회사 소화방재구조물 및 서지압력제어방법
CN107377926A (zh) * 2017-08-30 2017-11-24 鞍山海望真空系统有限公司 压铸真空排气阻滞装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7401751B2 (en) Fluid flow regulator with overpressure relief function
US3817278A (en) Spring closing check valve
US2799466A (en) Solenoid pilot controlled piston valve
JP2002295718A (ja) 自動弁
BRPI0813365B1 (pt) Aparelho de controle de fluido
JP5026875B2 (ja) 自動弁装置
JP4654229B2 (ja) 自動弁
JP4685469B2 (ja) ウオータハンマ防止用閉止弁及びそれを用いた放水設備
JP4098190B2 (ja) 自動調圧弁
JP4791326B2 (ja) 自動弁装置
JP4787129B2 (ja) 自動弁装置
JP4387835B2 (ja) 自動弁装置
US2872150A (en) Flushing valve
JP4433386B2 (ja) 自動弁装置
JP2019005339A (ja) 制御弁装置
JPS6149539B2 (ja)
JP2010213931A (ja) 自動弁装置
JP4471201B2 (ja) 自動弁装置
RU2396476C2 (ru) Гаситель гидравлического удара
JP4469730B2 (ja) 自動調圧弁
RU2339847C1 (ru) Гидромеханическое устройство для плавной нагрузки гидравлической системы
JP2003287154A (ja) 一斉開放弁
JP2008245779A (ja) 開放弁及びこれを用いた消火システム
GB2474723A (en) Safety valve for hydrant
JP4813227B2 (ja) 段階放水自動弁装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060324

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060324

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070416

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070717

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070914

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080212