JP3194178B2 - スプール型噴出防止弁 - Google Patents
スプール型噴出防止弁Info
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Description
えた液圧回路などに用いられるスプール型噴出防止弁に
関するものである。
結管を介してアキュムレータが接続されている。この連
結管は調整弁付きパイプを介し排油タンクに連通してい
る。アキュムレータは、正常な機能を維持するために定
期的に保守点検が行なわれているが、この保守点検時に
は、連結管のバルブを閉じて液圧回路との連絡を断った
後、調整弁により流量を調節しながらアキュムレータの
液体室内の液体全部をタンク内に排出させる。
の流量を制御するもので、この弁の流量制御作用により
タンク内が異常高圧となるのを防止でき、従って、該タ
ンクの破損事故を防止することができる。
該調整弁の絞り効果で一定量以上の液体は流出しない。
しかし、液体中に気体が混入したり、気体だけが流出す
る時、例えば、ブラダ形アキュムレータのブラダが破損
し、気体室の気体が液体室内に流出した場合には、大気
圧換算流量が極端に増加し、耐圧力の低いタンクは破損
してしまう。そこで、この問題を解決するため該調整弁
の代わりに、図10に示すようなスプール型噴出防止弁
が用いられている。
に液体が流入して急激に規定量以上の液体Wが可変絞り
部10を通過する時、一次側室11と二次側室12との
間において差圧が発生し、一次側室11の圧力が通孔1
3を通り背圧室14に伝わる。スプリング室15には圧
力損失を受けた二次側室11の圧力が通路16を介して
伝達される。
るスプリング17のスプリング力より大きくなると、ス
プール18は矢印A18方向に移動し、可変絞り部10
を閉じ、タンク7への液体の供給を停止する。なお、図
10において、19はスプール18の絞り量を調節する
プッシュピンで、ロックナット20により固定されてい
る。
従来の噴出防止弁は、液体だけが流れる場合には、流量
が規定量以上になるとスプール18が閉弁方向に動き弁
が閉じる。しかし、液体中に気体が混入し混合流体とな
った時、例えば、アキュムレータのブラダが破損し、気
体室の気体が液体室内に漏出した場合には、流量が規定
量より増えても次の理由により、スプール18が矢印A
18方向に移動せず、流量を規制することが困難とな
る。
出する時、該弁6を使用しても、気体の圧力損失は液体
のそれに対して小さいので、流量が規定量より増えても
混合流体の場合には一次側室11と二次側室12との差
圧は液体だけの場合に比べ極めて小さく、スプリング力
よりも小さいものとなる。そのため、スプール18を閉
弁方向に移動させることができないのである。
路に必要量の液体を溜めておいても、液体が漏れて無く
なってしまう。そのため、気体が流出してもスプール型
弁は閉弁せず、噴出防止弁としての機能を発揮できな
い。
積を大きくするために該流路の直径を大きくしなければ
ならない。しかし、この様にすると液体中のガスは液体
の上部をかすめて弁を通過してしまうので、閉弁に必要
とする液体量の確保が出来ずに気体が流出してしまいス
プール型弁は閉弁せず、噴出防止弁としての機能が発揮
できない。
の混合流体でも適切に流量制御できるようにすることを
目的とする。
の入口側に、入口側弁により流量を調節される絞り部を
設け,該流路の出口側に、差圧作動弁により自動的に流
量を調節される可変絞り部を設けるとともに,前記差圧
作動弁のスプールを前記入口側弁に連動せしめたスプー
ル型噴出防止弁であって;前記入口側弁と差圧作動弁と
の間の流路が、外付液溜細管により形成されること、に
より前記目的を達成しようとするものである。
体は入口側絞り部を通って外付液溜細管に到達し、該細
管内の貯流液体を可変絞り部側に押圧しながら流下する
とともに、可変絞り部を通過して出口から排出される。
混合流体の気体が入口側絞り部を通る際には、該気体が
液体と同一量の場合では該気体の方が圧力損失が小さい
ので、その流量は規定量より多くなる。
体の押圧力を受け、液圧が増大するとともに可変絞り部
における一次側と二次側間の差圧が大きくなるので、差
圧作動弁が閉弁方向に作動し、可変絞り部を閉じる。
明する。アキュムレータACCは連結管1を介して液圧
回路2に接続されている。連結管1はスプール型噴出防
止弁106を介してタンク107に接続されている。
131とを連通させる流路132が設けられている。こ
の流路132の入口130側には円柱状の入口側弁13
5と円筒状の弁座134とかならなる入口側絞り部13
6が設けられている。又、その出口131側には差圧作
動弁118により流量が制御される可変絞り部110が
設けられている。この流路132の容積は、所定量の液
体を貯溜できる範囲、即ち、差圧作動弁118に差圧が
生じてから差圧作動弁118が閉まる迄の間に液体が流
れでる以上の液体容積を保有できる範囲に形成される。
SKにより形成されている。この細管SK内には常時前
記所定量の液体が貯溜されており、この液体によりガス
の管内通過は阻止される。
機能を有する限りいかなる形状でも良いことは勿論であ
る。この細管SKは、例えば、直径10mmの鋼管で形
成され、コイルの巻数を変えることにより適宜貯溜液量
を調整することができる。又、筺体104の外側に取り
付けられる外付液溜細管なのでその長さから貯溜液量を
簡単に検出することができる。又、簡単に貯溜液量を簡
単に変更できる。
介してストッパ部138に接続され、その他端は接続部
139を介してプッシュロッド140に連結されてい
る。このプッシュロッド140は筐体104に固定され
たボルト108に螺着されている。
と直列に配設され、両弁の中心軸は同一直線C上に位置
している。
スプリング係止部145と、これらを連結する連結部2
01と、から構成されている。このスプール200は、
シリンダ141内に嵌着され、スプール200は入口側
弁135のストッパ部138と当接している。このスト
ッパ部138と差圧作動弁118のスプール200との
間には、背圧室143が設けられ、この背圧室143は
一次側通孔144を介して差圧作動弁118の一次側F
2に連通している。
8を入口側弁135側に付勢するスプリング117が配
設されている。このスプリング室115は差圧作動弁1
18の二次側通路146を介して二次側S2に連通して
いる。
液体を該細管SKに満し、プッシュロッド140を回転
させて入口側弁135の位置調整を行なうと、差圧作動
弁118のスプール200が該入口側弁135に押圧さ
れて矢印A118方向に移動し絞り量が変化する。
135と連動して絞り量が調整されるが、この可変絞り
部110の流量は入口側絞り部136の流量の1〜1.
2倍となるように調整される。それは、入口側絞り部1
36の絞り量が可変絞り部110のそれよりあまり小さ
い場合には、気体が入口側絞り部136を通過しても可
変絞り部110の圧力損失はそれほど大きくないため差
圧作動弁118が移動せず、又、その逆の場合は、圧力
損失が大きすぎて差圧作動弁118がすぐ作動し、閉弁
するためである。
側弁が開き、それにつられて可変絞り部110も規定量
だけ開く。アキュムレータACC内の液体Wは、噴出防
止弁106の入口130に流れ込むとともに、入口側絞
り部136で流量を調整されながら一次側F1から二次
側S1に流れる。
体Wは、該細管SKに溜められている液体を押圧しなが
ら可変絞り部110に向かうと共に、該可変絞り部11
0で流量を調整されながら差圧作動弁118の1次側F
2から二次側S2に流れ、出口131からタンク107内
に排出される。この時、差圧作動弁118の一次側F2
の液体Wの一部は、一次側通孔144を通り背圧室14
3内に到達し、差圧作動弁118を矢印A118方向に
押圧する。
を通りスプリング室115に到達し、スプリング係止部
145を矢印A118と逆方向に押圧する。
に位置するようにアキュムレータACCを配設した場合
に、該アキュムレータACCのブラダBが破損し気体室
21の気体Gが液体室5内に漏出すると、液体室5の流
体Wは比重の関係で液体Wが圧力気体Gの膨張力により
アキュムレータACCの出入口から吐き出された後、圧
力気体Gはそれ自身の膨張力で流路132に流れ込む。
れる流体に気体が混入している場合には、気体Gが吐き
出される前に一般的に液体Wが吐き出されるのである。
を、気体又は気体と液体の混ざった混合流体(以下、単
に気体という。)が流れる際には、該気体が液体と同一
量の場合では該気体の方が圧力損失が小さいので、その
流量は規定量より多くなる。 この様に、二次側S1に規
定量以上の流体が流れると、該細管SKに所定量貯溜さ
れている液体は、該気体により押圧されて急激に液圧が
上昇し、可変絞り部110の一次側F2に位置する液体
の圧力も急激に上昇する。
に増加し可変絞り部110の一次側F2と二次側S2との
差圧が大きくなる。この差圧力はスプリング117のス
プリング力より大きくなるので、差圧作動弁118は入
口側弁135から離れ矢印A118方向に移動し可変絞
り部110を閉じる。
7への流入は停止されるので、タンク107内が異常高
圧となることはない。
側弁135を差圧作動弁118側に移動させ入口側絞り
部136を閉じれば噴出防止弁106の流出を停止させ
ることができる。そのため、この噴出防止弁106はス
トップバルブとしても利用できる。
るが、この実施例と第1実施例との相違点は、差圧作動
弁118にロック手段が設けられていることである。即
ち、差圧作動弁118が閉塞している状態においてスプ
ール200をロックするためにノッチ224をスプール
200に彫り込むと共に、該差圧作動弁118が閉塞し
た位置と相対する位置にスプリング222に押されたプ
ランジャ221を設置する。
00のノッチ224にプランジャ221の先端が入り込
むことにより差圧作動弁118はロックされる。差圧作
動弁118が作動した時はアキュムレータACCの封入
ガスを給気口より放出し、安全を確認してロックを解除
する。この解除時には、ロック解除棒223を外部から
押圧して差圧作動弁118を矢印A118と反対方向に
押圧してノッチ224をプランジャ221から外す。2
25はばね圧の調整ねじである。
説明するが、ここで説明するスプール型噴出防止弁は、
噴出防止弁の機能のほかストップ弁、リリーフ弁として
の機能も備えており、所謂複合弁と呼ばれる弁である。
アキュムレータACCは連結管1を介して液圧回路2に
接続されている。連結管1は複合弁506を介して排油
タンク107に接続されている。
1とを連通させる流路532が設けられている。この流
路532の入口530側には円錐台状の入口側弁535
と円筒状の弁座534とかならなる入口側可変絞り部5
36が設けられ、又、その出口531側には差圧作動弁
518により流量が制御される出口側可変絞り部510
が設けられている。この流路532の容積は、所定量の
液体を貯留できる範囲、即ち、差圧作動弁518に差圧
が生じてから差圧作動弁518が閉まる迄液体が流れで
る以上の液体容積を保有できる範囲に形成される。
Kにより形成されている。この細管SK内には常時所定
量の液体が貯溜されており、この液体によりガスの管内
通過は阻止される。
能を有する限りいかなる形状でもよいことは勿論であ
る。
鋼管出形成され、M字の大きさを変えたり又は、直径を
変えたりすることにより適宜貯溜液量を調整することが
できる。又、筺体の外側に取り付けられる外付液溜細管
なので、その長さから貯溜液量を簡単に検出することが
できる。又、簡単に貯溜液量を変更できる。
介してストッパ部538に接続されているが、この連結
部537のガイド部537aは、シリンダ541に嵌着
されている。
り、かつ、前記入口側弁535と反対方向の水圧がかか
るので、該ガイド部537aと同一受圧面積における該
入口側弁535への水圧は互いにキャンセルされる。
の嵌合溝535aとスプリング係止部535bとが設け
られている。前記嵌合溝535aには移動自在に設けら
れた開度調整筒体522の先端突起部522aが、遊嵌
合されている。この先端突起部522aの肉厚(巾)と
嵌合溝535aの溝の巾は必要に応じて適宜決められ
る。又、スプリング517の押圧により弁535は矢印
A523と逆の力を受ける。
端にスプリング係止部523bを備え、後端に自在連結
部523aを備えたスプリング係止体523が移動可能
に支持されている。前記スプリング係止部535bとス
プリング係止部523bとの間には入口側弁535を閉
方向に付勢するスプリングSPが張設されている。自在
連結部523aはプッシュロッド540の挟み部540
aにより支持されている。このプッシュロッド540は
筐体504に固定されたボルト508に螺着されてい
る。
と直列に配設され、両弁の中心軸は同一直線C上に位置
している。
スプリング係止部兼ストッパ部545と、これらを連結
する連結部601と、から構成されている。このスプー
ル600は、シリンダ541内に嵌着され、スプール6
00は入口側弁535のストッパ部538と当接してい
る。このストッパ部538と差圧作動弁518のスプー
ル600との間には、背圧室543が設けられ、この背
圧室543は一次側通孔544を介して差圧作動弁51
8の一次側F2に連通している。
8を入口側弁535側に付勢するスプリング517が配
設されている。このスプリング室515は差圧作動弁5
18の二次側通路546を介して二次側S2に連通して
いる。
液体を細管SKに満たし、プッシュロッド540を矢印
A540方向に回転させると挟み部540aを介してス
プリング係止体523が矢印A523方向に移動し、ス
プリングSPを押圧する。そのため、入口側弁535は
矢印A535方向に移動して弁座534に当接し、閉弁
状態となる。入口側弁535を押圧するスプリング力は
必要に応じて適宜決定される。
535のストッパ部538は、スプール600を矢印A
518方向に移動させ、閉弁状態にする。このように、
入口側弁535と差圧作動弁518とは連動し、入口側
弁535の調整により自動的に差圧作動弁518の調整
が行なわれる。但し、差圧作動弁は完全に密封できなく
ても良い。
の液体室5に流入すると、ブラダBが押し上げられ気体
室21の圧力が上昇するが、この時、ばね517の力と
連結管1の圧力が極端に上昇すると、複合弁506の入
口側弁535の一次側F1がスプリングSPのばね力よ
り大きくなり、入口側弁535を矢印A535と反対方
向に押圧するととともに、ばね517の力により可変絞
り弁518を矢印A518と反対方向に押圧する。
側可変絞り部510が開弁し、図6に示す状態となり、
連結管1から流体Wが複合弁506の入口側可変絞り部
536、出口側可変絞り部510を通り排油タンク10
7に排出される。この実施例では入口側弁535はリリ
ーフ弁.ストップ弁としての役割を果たす。この時、混
合流体又は気体がリリーフ弁を通過すると差圧作動弁5
18も連動して開く。この時、差圧作動弁518の可変
絞り部の圧力差が大きくなり、差圧作動弁518は閉ま
る。
ンス等の時には、プッシュロッド540を矢印A540
と逆方向に回転させると、スプリング係止体523が開
度調整筒体522に当接しながら該筒体522の先端突
起部522aにより弁535は矢印A535と逆の方向
に移動する。そうすると、入口側弁535が開くととも
に差圧作動弁518も開き両絞り部536、510は図
7に示す状態となる。
535と連動して絞り量が調整されるが、この出口側可
変絞り部510の流量は入口側可変絞り部536の流量
の1〜1.2倍となるように調整される。それは、入口
側可変絞り部536の絞り量が出口側可変絞り部510
のそれより小さい場合には、気体が入口側可変絞り部5
36を通過しても出口側可変絞り部510の圧力損失は
それほど大きくないため差圧作動弁518が移動せず、
又、その逆の場合は、圧力損失が大きすぎて差圧作動弁
518がすぐ作動し、閉弁するためである。
3を開けると、アキュムレータACC内の液体Wは、複
合弁506の入口530に流れ込むとともに、入口側可
変絞り部536で流量を調整されながら一次側F1から
二次側S1に流れる。
体Wは、該細管SKに溜められている液体を押圧しなが
ら出口側可変絞り部510に向かうとともに、該出口側
可変絞り部510で流量を調整されながら差圧作動弁5
18の1次側F2から二次側S2に流れ、出口531から
タンク107内に排出される。この時、差圧作動弁11
8の一次側F2の液体Wの一部は、一次側通孔544を
通り背圧室543内に到達し、差圧作動弁518を矢印
A518方向に押圧する。
を通りスプリング室515に到達し、スプリング係止部
545を矢印A518と逆方向に押圧する。
に位置するようにアキュムレータACCを配設した場合
に、該アキュムレータACCのブラダBが破損し気体室
21の気体Gが液体室5内に漏出すると、液体室5の流
体は比重の関係で液体Wが気体Gの膨張力によりアキュ
ウムレータACCの出入口から吐き出された後、気体G
はそれ自身の膨張力で流路532に流れ込む。
れる流体に気体が混入している場合には、気体Gが吐き
出される前に一般的に液体Wが吐き出されるのである。
部536を液体より圧力損失の小さい気体が流れ始め、
該細管SKに所定量蓄積されている液体は該気体に押圧
され出口側可変部510を流下する。そして、二次側S
1に規定量以上の流体が流れると、該流体に押圧されて
出口側可変絞り部510の一次側F2に位置する液体の
圧力が急激に上昇する。
に増加し出口側可変絞り部510の一次側F2と二次側
S2との差圧が大きくなる。この差圧力は、スプリング
517のスプリング力より大きくなるので、図8に示す
ように、差圧作動弁518は入口側弁535から離れ矢
印A518方向に移動し出口側可変絞り部510を閉じ
る。
7への排油は停止されるため、気体Gが排出されること
がないので、排油タンク107内が異常高圧となること
はない。
るが、第3実施例と異なる点は、外付液溜細管SKが筐
体の下方側に配設されているとともに、その形状がU字
状であることである。尚、図9において、IKは入口、
DKは出口、CVはスプール型噴出防止弁の筐体、Fは
床、をそれぞれ示す。
で、次のような顕著な効果を奏する。 (1)外付液溜細管を配設したので、該細管内には常時
所定量の液体を貯溜することができるとともに、外付液
溜細管の長さを変えたり、直径を変えたりすることによ
り貯溜液量を容易に調整することができる。又、細管な
ので、太管と異なりガスが管内の液体の上をかすめて出
口側弁から漏出することが無い。そのため、従来例と異
なり、ガス混合流体が流路内に流れてきても異常高圧時
には確実に弁が閉じられる。
り部を通ると、出口側の絞り部の一次側の液体が該流体
に押圧されて急激に液圧が上昇し、該絞り部の流量が急
激に多くなり圧力損失も大きくなる。そのため、該絞り
部における差圧が大きくなるので,、差圧作動弁が閉方
向に移動して該絞り部を閉じる。従って、液体に気体が
混入しても不用意に規定量以上の流体が噴出する恐れは
ない。又、差圧作動弁のスプールに適度な隙間、ノッチ
を設ければ、アキュムレータ内の圧力のかかった流体は
適度にタンクに排出させることができる。
噴出防止弁の3機能を備えると共に、気体又は混合流体
が入口側可変絞り部を通り、出口側可変絞り部の一次側
の液体が該流体に押圧されて急激に液圧が上昇し、該絞
り部の流量が急激に多くなり圧力損失も大きくなる。そ
のため、該絞り部における差圧が大きくなるので,、差
圧作動弁が閉方向に移動して該絞り部を閉じる。従っ
て、液体に気体が混入しても不用意に規定量以上の流体
が噴出する恐れはない。
Claims (4)
- 【請求項1】弁筺の流路の入口側に、入口側弁により流
量を調節される絞り部を設け、該流路の出口側に、差圧
作動弁により自動的に流量を調節される可変絞り部を設
けた噴出防止弁であって; 前記入口側弁と差圧作動弁との間の流路が、外付液溜細
管により形成され、該外付液溜細管が、 該差圧作動弁が閉じる迄の間に液
体が流れでる以上の液体容積を保有し ていることを特徴
とするスプール型噴出防止弁。 - 【請求項2】弁筺の流路の入口側に、入口側弁により流
量を調節される絞り部を設け、該流路の出口側に、差圧
作動弁により自動的に流量を調節される可変絞り部を設
けるとともに、前記差圧作動弁のスプールを前記入口側
弁に連動せしめた噴出防止弁であって; 前記入口側弁と差圧作動弁との間の流路が、外付液溜細
管により形成され、該外付液溜細管が、前記差圧作動弁が閉じる迄の間に液
体が流れでる以上の液体容積を保有して いることを特徴
とするスプール型噴出防止弁。 - 【請求項3】弁筺の流路の入口側に、リリーフ弁及びス
トップ弁の機能を有する入口側弁を備えた入口側可変絞
り部を設け、 該弁筺の流路の出口側にスプール型噴出防止弁の機能を
有する差圧作動弁を備えた出口側可変絞り部を設けた噴
出防止弁であって; 前記入口側可変絞り部の入口側弁と出口側可変絞り部の
差圧作動弁との間の流路が、外付液溜細管により形成さ
れ、該外付液溜細管が、前記差圧作動弁が閉じる迄の間に液
体が流れでる以上の液体容積を保有し ていることを特徴
とするスプール型噴出防止弁。 - 【請求項4】弁筺の流路の入口側に入口側弁を備えた入
口側可変絞り部を設け、該弁筺の流路の出口側に差圧作
動弁を備えた出口側絞り部を設け、 前記入口側弁は、プッシュロッドに設けたスプリングに
より閉方向に付勢されるとともに、該プッシュロッドの
後進により開度調整部材を介して開方向に移動し、 前記差圧作動弁はスプリング室に設けたスプリングによ
り開方向に付勢されるとともに前記入口側弁に当接する
スプールを有し、 該スプールの背面側に該弁の一次側と連通する背圧室が
設けられ、 該スプリング室は二次側通路を介して該弁の二次側に連
通する噴出防止弁であって; 前記入口側可変絞り部の入口側弁と出口側可変絞り部の
差圧作動弁との間の流路が、外付液溜細管により形成さ
れ、該外付液溜細管が、前記差圧作動弁が閉じる迄の間に液
体が流れでる以上の液体容積を保有し ていることを特徴
とするスプール型噴出防止弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11543994A JP3194178B2 (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | スプール型噴出防止弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11543994A JP3194178B2 (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | スプール型噴出防止弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH07317933A JPH07317933A (ja) | 1995-12-08 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP11543994A Expired - Lifetime JP3194178B2 (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | スプール型噴出防止弁 |
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JP (1) | JP3194178B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101642308B1 (ko) * | 2015-04-08 | 2016-07-26 | 한국파워트레인 주식회사 | 유체 리타더의 충진 제어 장치 |
KR101670992B1 (ko) * | 2015-09-17 | 2016-11-01 | 한국파워트레인 주식회사 | 유체 리타더의 충진 제어 장치 |
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1994
- 1994-05-27 JP JP11543994A patent/JP3194178B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JPH07317933A (ja) | 1995-12-08 |
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