JP2008099814A - スロットマシン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】前面が前扉1bによって開閉される筐体1aの内部に、リール21及びメダル払い出し装置30を収容したスロットマシン1において、筐体1aの内部に収容されるリール21とメダル払い出し装置30のうち、メダル払い出し装置30のみが前扉1b側に取り付けられ、前扉1bを開操作したとき、リール21が筐体1aの内部に残された状態で、メダル払い出し装置30が筐体1aの内部から前方に引き出される構成としてある。
【選択図】図2
Description
このようなスロットマシンでは、スロットマシン内部に、リールやメダル払い出し装置等の必要な機器・装置が収容されており、メダル払い出し装置から排出されるメダルがメダル払い出し口を介して遊技者に払い出されるようになっている。
以下、図6を参照して、従来のスロットマシンに備えられるメダル払い出し装置について説明する。
図6は、従来の一般的なスロットマシンを示す、スロットマシンの前扉を開いた状態の外観斜視図である。
筐体101の内部には、筐体内部の上側にリール103が収容され、前扉102の表示窓104を介して外部から視認できるようになっている。
また、筐体101内部の下側にはメダル払い出し装置105が設置されている。
メダル払い出し装置105は、上部に開口(メダル補給口106)したタンク容器状のメダル貯留手段であり、前扉102のメダル投入口及びメダルセレクタ109を経由して投入されるメダルや、補給用ジョッキ等を用いて外部から補給されるメダルが、タンク上部のメダル補給口106から補給されて、メダルが貯留されるようになっている。
なお、図6に示すように、メダル払い出し装置105のタンク前壁上端部には、前扉102の開閉時にメダルセレクタ109との干渉を回避するための凹部となる切り欠き部108が形成されている。
このため、メダル払い出し装置へメダルを補給する場合には、スロットマシンの前扉を開いて、タンク上部の開口からメダルをタンク内に流し込むようにして補給・供給するようになっていた。
また、メダル払い出し装置を保守・点検する場合には、スロットマシンの前扉を大きく開いて、メダル払い出し装置を筐体内から引き出して必要な作業を行うようになっていた。
このような、筐体内設置型のメダル払い出し装置を備えた従来のスロットマシン遊技機は、例えば、特許文献1に開示された「スロットマシン」や、特許文献2に開示された「メダルゲーム機」(特許文献2)等において、従来から多数提案されている。
この種の扉体型の遊技機構造は、パチンコ機等で一般的なもので、これをスロットマシン遊技機にも適用したものであり、メダル払い出し装置に対してメダル補給やメンテナンス等を行う場合には、メダル払い出し装置を含む遊技機構造全体が取り付けられた扉体を枠体から大きく展開して開いた状態にして、遊技機裏面側を露出させて必要な作業・点検等が行われることになる。
まず、従来のスロットマシンに備えられるメダル払い出し装置では、スロットマシン筐体内の上側にリール等の機器・装置が存在し、その下方にメダル払い出し装置が設置される構造となっているため、メダル払い出し装置のタンク部の上部開口はリール等によって覆われた状態となっている(図6参照)。
このため、メダル払い出し装置にメダルを補給する際や、メダル払い出し装置を点検する際には、前扉を開いた上で、さらにメダル払い出し装置を手前に引き出す必要があり、メダル補給や点検に手間がかかるという問題があった。
例えば、前扉のメダル払い出し口から特殊器具を挿入し、その器具の先端部を、前扉とメダル払い出し装置の間の隙間から、メダル払い出し装置105の前壁上端部に形成される切り欠き部(図6に示す切り欠き部108参照)を介して、メダルセレクタからの投入メダル落下部まで到達させることができる。従って、投入メダルをメダル払い出し口へ導く経路を作って、投入メダルを不正に回収するような不正行為が可能となる。
このため、このような特殊器具等による不正行為を行い得ないメダル払い出し装置が望まれたが、スロットマシンの前扉と分離独立して形成・設置される従来のメダル払い出し装置の構成では、不正行為に対する有効な防止構造を取ることには自ら限界があった。
しかしながら、この特許文献1に記載されるスロットマシンは、メダル払い出し装置のみならず、全ての遊技機構造が一体となって扉状に形成されており、全ての遊技機構造が分離不能に一体化されていた。
このため、メダル払い出し装置の上方には、リールを含むドラムユニットや各種の機器・装置が大きく張り出し、図6に示した一般的なスロットマシン構造の場合と同様、メダル払い出し装置のタンク部の上部開口はリール等によって覆われる状態となってしまい、メダルの補給や、メダル払い出し装置に対するメンテナンス等がきわめて行いづらい構造になってしまうという問題が発生した。
例えば、扉体式のスロットマシンでは、リールについても表示窓とともに扉体に一体的に取り付けられているため、リールの清掃やメンテナンス等が行い得ないという問題が生じた。リールの表面や表示窓の裏面は、リールに付された図柄の視認性を維持するために、頻繁に清掃等を行う必要がある。
このため、特許文献1では、リールのドラムユニットの裏側に開口を設けてリールの表面を露出させることが図示されているが、表示窓の裏面側の清掃・メンテナンス等については何らの言及もなく、現実には、ドラムユニットを取り外したり分解しなければ、表示窓の清掃等を行うことは不可能であった。
これにより、扉を開操作したとき、リールを筐体内部に残した状態で、メダル払い出し装置を筐体内部から前方に引き出すことができるので、表示窓の裏面やリールの表面へのアクセスを困難にすることなく、メダル払い出し装置に対するメダル補給や点検等を容易に行い得るようにすることができる。
特に、メダル払い出し装置にメダルを補給する際には、前扉を大きく開かなくても、補給用ジョッキ等が入る程度に開くだけで、メダルの補給が可能になり、従来と比較して作業性を大きく向上させることができる。
また、メダル払い出し装置が前扉側に取り付けられることにより、前扉とメダル払い出し装置との間の隙間が存在しなくなり、このような隙間を利用した従来の不正行為を確実に防止することができる。
そして、このようにメダルセレクタの端部をメダルタンク部内に配設することで、メダルセレクタのメダル排出部分は、メダルタンク部の壁部によって囲まれることになる。このような構成において、メダルセレクタのメダル排出部分にアクセスしようとすれば、メダルタンク部の壁部を乗り越え、さらに、メダルタンク部の貯留空間内の下側に行かなければならず、スロットマシン外部からメダルセレクタのメダル排出部分までのアクセス経路は、所謂ラビリンス状の複雑な経路となるように構成されることになる。
これにより、特殊な器具等を使用したとしても、メダルセレクタからのメダル排出部分へのアクセスは不可能となり、不正行為をより万全に排除することができるようになる。
これにより、メダル払い出し装置を前扉と一体に構成し、メダル払い出し装置が前扉の開閉動作に伴って移動しても、前扉を開操作した際の振動等でオーバーフロー口からメダルが落下することがなく、前扉の開閉によって遊技場の床などにメダルが散乱するようなことも一切生じない。
これにより、前扉のメダル払い出し口からメダル払い出し装置のメダル排出口に至るメダル払い出し経路は、メダル払い出し装置の背面側に位置することになり、特に、メダル払い出し装置のメダル排出口は、スロットマシン前面側からはアクセス不能となる。従って、前扉のメダル払い出し口から特殊器具を挿入し、メダル払い出し装置から不正に多くのメダルを払い出させるような不正行為(所謂ホッパーゴト)は不可能となり、より万全に不正行為を排除して、安全性、信頼性の高いスロットマシン遊技機を提供することができる。
しかも、メダル払い出し装置を前扉側に取り付けることにより、前扉とメダル払い出し装置との間の隙間を無くすことが可能になるので、この隙間を利用した従来の不正行為を確実に防止することができる。
[第一実施形態]
まず、図1〜図4を参照して、本発明の第一実施形態に係るスロットマシンの構成について説明する。
図1は、本発明の第一実施形態に係るスロットマシンを示す正面図であり、図2は、本実施形態に係るスロットマシンの前扉を開いた状態を示す斜視図である。
図3は、本実施形態に係るスロットマシンの前扉の要部拡大背面図である。
また、図4は、本実施形態に係るスロットマシンのメダル払い出し装置に備えられるゲート装置を示す側面図である。
具体的には、スロットマシン1は、内部にマイクロコンピュータ等で構成された制御部10及び必要な機械,装置等を収納可能な箱状の筐体1aと、筐体1aの前面に形成される開口部を覆蓋する前扉1bとを備えている。
前扉1bの最上部には、表示器Lが備えられている。
表示器Lは、点灯・点滅するランプ等からなる表示手段であり、大当たり当せん時や各種役の入賞時,遊技媒体の払出時等に、ランプが点灯・点滅することで演出が行われるようになっている。
そして、本実施形態では、前扉1bの背面側に、メダルを払い出すためのメダル払い出し装置30が一体的に取り付けられ、前扉1bの開閉にともなって移動してメダル払い出し装置30が筐体内に出し入れ自在に収納されるようになっている。
表示窓3は、スロットマシン1内部に配設された三つのリール(左)21a,リール(中)21b,リール(右)21cの視認用窓部で、通常、無色透明又は有色透明な樹脂製パネル等からなり、三つの各リール21の周囲に描かれた複数の図柄のうち、縦方向に連続して隣接する複数(通常三つ)の図柄をそれぞれ視認,識別できるようになっている。
この表示窓3には、通常、入賞ライン表示が描かれており(図示省略)、所定の入賞ラインに沿って停止,配列されたリール21a〜21cの図柄の組合せによって、ゲームの入賞が決定されるようになっている。
内部当たり告知部2aは、点灯・点滅するランプ等からなる表示手段であり、後述する内部抽せんに当選したとき、その点灯又は点滅によって内部当たりを告知するようになっている。
その他の表示部2b〜2dは、それぞれ複数桁の7セグメントLEDで構成されており、クレジット表示部2bは、装置内部にクレジットとして貯留されたメダルの枚数を表示し、状態表示部2cは、ボーナスゲームにおけるメダルの払い出し総数や消化ゲーム数を表示し、ペイアウト表示部2dは、各入賞払い出し時のメダル払い出し数を表示するようになっている。
スタートレバー4は、三つの各リール21の回転を開始させるゲームスタート手段であり、このスタートレバー4が遊技者の操作によって押下されることで、制御部10にスタート信号が出力され、本体内部の各リール21a〜21cが一斉に(又は順次)回転するようになっている。
また、このスタートレバー4の押下によりスタート信号が入力されることで、制御部10において内部抽せんが行われる。
したがって、遊技者がこれらスタートレバー4及び停止ボタン5を操作することにより、三つのリール21a〜21cを回転及び停止させて、各リール21a〜21cに付された図柄を所定の入賞配列となるよう揃えるスロットマシン遊技を行うことができる。
そして、本実施形態では、メダルセレクタ6aのメダル排出側端部(メダルセレクタ先端部)が、前扉1b背面側のメダル払い出し装置30のメダルタンク部31のメダル貯留空間内にタンク部上辺より下側に突出するように配設されている(図3参照)。
精算ボタン6bは、遊技の終了時等にクレジット貯留メダルを精算するためのスイッチであり、この精算ボタン6bが押下されることで、貯留メダル分のメダルがメダル払い出し装置30から排出されるとともに、制御部10に記憶された貯留メダル数のデータも消去される。
メダル払い出し口8は、前扉1b背面側のメダル払い出し装置30から排出されたメダルを遊技者に払い出す開口である。
受け皿9は、メダル払い出し口8の下側に設けられ、メダル払い出し口8から払い出されるメダルが溜められるようになっている。
ドラムユニット20は、三つのリール21a,21b,21cと、三つのリール21a〜21cを回転自在に保持し、各リール21a〜21cに対応するステッピングモータ(図示せず)を回転駆動することで各リール21a〜21cの回転の始動,定速回転及び停止の制御を行うモータ駆動回路(図示せず)と、停止された各リール21a〜21cの停止位置を検出して位置信号を制御部10に出力する回胴位置検出部(図示せず)とを備えている。
メダルタンク部31は、上部にメダル補給口33を有し、ここから補給されたメダルを貯留する。また、メダル投入口6に投入されたメダルも、メダルセレクタ6aを経由し、メダルタンク部31内に落下・貯留されるようになっている。
具体的には、図2に示すように、本実施形態では、筐体1aの内部に収容されるリール21(ドラムユニット20)やメダル払い出し装置30を含む構成部分のうち、メダル払い出し装置30のみが前扉1b側に取り付けられており、前扉1bを開操作したとき、リール21が筐体1aの内部に残された状態で、メダル払い出し装置30が筐体1aの内部から前方に引き出されるようになっている。
また、リール21を筐体1aの内部に残した状態で、メダル払い出し装置30を筐体1aの内部から前方に引き出すことにより、メダル払い出し装置30の上方に空間ができるので、メダル払い出し装置30に対するメダル補給や、メダル払い出し装置30の点検を容易にすることができる。特に、メダル払い出し装置30にメダルを補給する際には、前扉1bを大きく開かなくても、補給用ジョッキが入る程度に開くだけで、メダルの補給が可能になる。
例えば、前扉1bの裏面側に対し、ネジ結合やインローによる落とし込みでメダル払い出し装置30を機械的に結合することにより、前扉1bとメダル払い出し装置30との間の隙間を無くすことができる。
このようにすると、前扉1bのメダル払い出し口8から挿入した特殊器具の先端部を、メダルセレクタ6aの投入メダル落下部まで到達させることにより、投入メダルをメダル払い出し口8へ導く経路を作り、投入メダルを不正に回収するという不正行為が困難になる。
すなわち、本実施形態では、メダル払い出し装置30が前扉1bと一体に構成されているため、前扉1bから投入された投入メダルをメダルタンク部31に導くメダルセレクタ6aのメダル排出側端部を、メダル払い出し装置のメダルタンク部のメダル貯留空間内に突出するように配設することができる。
そして、このようにメダルセレクタ6aの端部をメダルタンク部31内に配設することで、メダルセレクタ6aのメダル排出部分は、メダルタンク部の壁部によって囲まれることになる。このような構成において、メダルセレクタ6aのメダル排出部分にアクセスしようとすれば、メダルタンク部31の壁部を乗り越え、さらに、メダルタンク部31の貯留空間内の下側に行かなければならず、スロットマシン外部からメダルセレクタのメダル排出部分までのアクセス経路は、所謂ラビリンス状の複雑な経路となるように構成されることになる。
従って、図3に示すように、メダルタンク部31の前壁上端部に切り欠き部を形成することなく、メダルタンク部31の前壁上端部をメダルセレクタ6aの下端部前方にオーバーラップさせれば、メダル払い出し口8からメダルセレクタ6aの下端部に至る経路が迷路状になるので、特殊器具をメダルセレクタ6aの下端部まで到達させる上記の不正行為がより困難になる。
これにより、特殊な器具等を使用したとしても、メダルセレクタからのメダル排出部分へのアクセスは不可能となり、不正行為をより万全に排除することができるようになる。
そこで、本実施形態では、前扉1bの開閉に応じてオーバーフロー口35を自動的に開閉するゲート装置36が備えられている。
すなわち、本実施形態のゲート装置36は、前扉1bが閉まっているときは、メダル容器34に押されて前方に退避回動し、オーバーフロー口35を開いているが、前扉1bが開くと、バネ36aの付勢力で後方に回動し、その上端部でオーバーフロー口35を自動的に閉じるようになっている。
なお、本発明のスロットマシン1がメダル自動補給設備を備える遊技機島に設置される場合、自動補給中に前扉1bを開けると、自動補給されたメダルが周囲に散乱する可能性があるが、前扉1bの解錠操作又は開操作を検出し、この検出に応じてメダル自動補給設備の補給動作を停止制御すれば、上記のような問題を確実に回避・防止することができる。
これにより、表示窓3の裏面やリール21の表面などの清掃・メンテナンス等を困難にすることなく、メダル払い出し装置30に対するメダル補給や、メダル払い出し装置30の点検を容易にすることができる。
特に、メダル払い出し装置30にメダルを補給する際には、前扉1bを大きく開かなくても、補給用ジョッキが入る程度に開くだけで、メダルの補給が可能になるという利点がある。
また、本実施形態のメダル払い出し装置30は、オーバーフローしたメダルを筐体1aの内部に設置されるメダル容器34に導くオーバーフロー口35と、前扉1bの開操作に応じてオーバーフロー口35を自動的に閉じ、かつ、前扉1bの閉操作に応じてオーバーフロー口35を自動的に開くゲート装置36とを備えているので、前扉1bを開操作した際の振動でオーバーフロー口35からメダルが落下し、ホールの床に散乱するといった不都合を確実に回避できる。
次に、本発明の第二実施形態に係るスロットマシンについて、図5を参照して説明する。
図5は、本発明の第二実施形態に係るスロットマシンの前扉を開いた状態を示す斜視図である。
同図に示すように、本実施形態のスロットマシンは、上述した第一実施形態の変更実施形態であり、メダル払い出し装置のメダル排出口をメダルタンク部の背面側に設けたことを特徴とするものである。
従って、その他の構成部分については、上述した第一実施形態の場合とほぼ同様であり、同様の構成部分については、第一実施形態と同様の符号を付し、詳細な説明は省略する。
このような構成からなる本実施形態のスロットマシン1によれば、メダルタンク部31の背面のメダル排出口37から排出されたメダルを、メダル払い出し経路38を経由して前扉1bのメダル払い出し口まで導くことで、メダルを遊技者側に払い出すことができる。
従って、前扉1bのメダル払い出し口8から特殊器具を挿入し、メダル払い出し装置30から不正に多くのメダルを払い出させるような不正行為(所謂ホッパーゴト)は不可能となり、より万全に不正行為を排除して、安全性、信頼性の高いスロットマシン遊技機を提供することができる。
例えば、メダル払い出し装置のメダル払出構造としては、上述した実施形態で示した回転円盤式のものに限らず、他の方式、払出構造のものであってもよい。
また、メダルタンク部のオーバーフロー口の構造についても、上述した実施形態で示したものには限られず、他のオーバーフロー構造であってもよく、また、オーバーフロー構造を省略することも可能である。
すなわち、本発明は、少なくともメダル払い出し装置がスロットマシンの前扉に一体的に備えられるものであればよく、メダル払い出し装置自体の構造、機能等は特に限定されない。
1a 筐体
1b 前扉
2 前面パネル
3 表示窓
6 メダル投入口
8 メダル払い出し口
20 ドラムユニット
21 リール
30 メダル払い出し装置
31 メダルタンク部
32 回転ディスク
33 メダル補給口
34 メダル容器
35 オーバーフロー口
36 ゲート装置
37 メダル排出口
38 メダル払い出し経路
Claims (4)
- 前面に開口する箱状の筐体と、
前記筐体の開口を覆う開閉自在な前扉と、
前記筐体内に配設され、前記前扉の窓部を介して外部から視認可能なリールと、
前記前扉のメダル投入口から投入されたメダルを貯留するメダルタンク部を備え、前記前扉のメダル払い出し口を介して所定数のメダルを前記メダルタンク部から払い出すメダル払い出し装置と、を備え、
前記メダル払い出し装置が前記前扉側に取り付けられ、
前記前扉の開閉にともなって移動し、前記メダル払い出し装置が前記筐体内部に出し入れ自在に収納されることを特徴とするスロットマシン。 - 前記前扉のメダル投入口から投入されたメダルを前記メダル払い出し装置のメダルタンク部に導くメダルセレクタを備え、
当該メダルセレクタの先端が、前記メダルタンク部のメダル貯留空間内に当該タンク部の上辺より下がって突出するように配設される請求項1記載のスロットマシン。 - 前記メダル払い出し装置が、
前記メダルタンク部からオーバーフローしたメダルを当該メダルタンク部の外部に導くオーバーフロー口を備えるとともに、
前記前扉の開閉にともなって、前記前扉が開かれると前記オーバーフロー口を閉じ、前記前扉が閉じられると前記オーバーフロー口を開くゲート装置を備える請求項1記載のスロットマシン。 - 前記メダル払い出し装置が、
前記メダルタンク部のスロットマシン背面側に形成されるメダル排出口と、
前記メダル排出口から排出されたメダルを前記前扉のメダル払い出し口まで導くメダル払い出し経路と、を備える請求項1又は2記載のスロットマシン。
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- 2006-10-18 JP JP2006283972A patent/JP2008099814A/ja active Pending
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