JP2008099798A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】主電源の電断に起因する誤作動等を回避し、また電断前後の遊技動作の不整合を確実に無くすようにした遊技機を提供する。
【解決手段】メダル払出装置23を備えるスロットマシンであって、主電源の電断時に主制御基板21よりも先に電圧降下する電源系統の出力電圧Vs3を電断制御部258が監視し、この電断制御部が電断に起因する一定の電圧降下を検出した時、メダル払出装置を駆動する払出駆動部257に対し電力の供給を切断する。これにより、メダル払出装置が作動中に電断があっても、その作動を主制御基板よりも先に停止させることができ、余分なメダルの払い出し等の誤作動を確実に回避する。
【選択図】図3

Description

本発明は、スロットマシン等の遊技機に関し、詳細には、遊技動作中に電源が切断されることによる誤作動等を回避するようにした遊技機に関する。
一般的な遊技機であるスロットマシンにおいては、遊技者が遊技媒体として遊技メダル(以下、単に「メダル」という)を複数枚賭けて例えば3個のリールからなる可変表示装置を回転させ、各リールが停止したときに表示される図柄や数字等が所定の組み合わせとなったときに入賞が成立する。入賞が成立すると、スロットマシン本体内部のメダル払出装置が作動し、その入賞の態様に応じた枚数のメダルが前面の受け皿へ払い戻される。
かかるスロットマシンの筐体内には、CPUを搭載する主制御基板と呼ばれる遊技制御装置が設けられ、主制御基板がスロットマシンゲームの進行を管理するとともに、可変表示装置に対してはリールの回転・停止を制御し、メダル払出装置に対してはメダルの払い出しを制御している。
例えば、メダル払出装置は、電動モータからなる払出モータを動力源とするメダルの払出機構と、この払出機構により放出されるメダルを検知する払出センサとを備えて構成され、主制御基板は、入賞等の払い戻し等の際に払出モータを作動させることで払出機構よりメダルを外部に放出させ、払出センサによる検知信号に基づいてメダルの払い出し枚数を管理している。
また、主制御基板には、ゲームの動作中に例えば突然の停電等があった場合でも中断したゲーム状態を復帰できるように、電断時の割込処理が予め設けられている。すなわち、主制御基板に実装される電断検出器が電源電圧の初期的な電圧降下を検出した時、電断割込信号(NMI)をCPUに出力する。このときCPUは、電断処理を行う所定の割込処理ルーチンを起動し、進行中のゲームの諸条件(例えばゲーム変数、フラグデータ及びスタックポインタなど)を予め定められたメモリ領域に退避させる。そして、電源の再投入時には、その初期化処理においてこれら退避させたゲームの諸条件を作業メモリの所定領域に復帰させることで、電断前のゲームを継続できるようにしている。
ところで、上述したスロットマシンにあっては、通常、主制御基板等の制御系の装置と、メダル払出装置等の機械駆動系の装置と、他に例えば演出効果音を発生させるスピーカ等の演出関連の機器など、各装置・機器の消費電力等に応じてそれぞれ独立した電源系統が備えられ、各所に所要の電力が配電されている。
しかしながら、このような複数の電源系統を有する従来の遊技機においては、主電源の電断後それぞれの負荷特性に応じて各電源系統の出力が異なる速度で電圧降下する。このため、例えば上述のメダル払出装置がメダルを払い出し動作中に主電源の電断があり、上述の電断検出器が作動して主制御基板が先に電断割込処理に移行する場合には、動作中のメダル払出装置が制御不能となり、また主制御基板によって検知されないメダルが余分に払い出されてしまう等の不具合が生じていた。
本発明は、こうした従来の課題を解決するためになされたものであり、主電源の電断に起因する誤作動等を回避し、また電断前後の遊技動作の不整合を確実に無くすようにした遊技機を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するためになされた請求項1に記載の発明は、電動モータの駆動により遊技媒体を払い出す遊技媒体払出装置と、前記電動モータの駆動及び停止の制御をして前記遊技媒体の払い出しを制御する遊技制御装置と、前記遊技媒体払出装置及び前記遊技制御装置を含む複数の内蔵装置へそれぞれ所定容量の電力を供給する独立した電源系統を構成する複数の定電圧装置と、を備えた遊技機であって、前記複数の定電圧装置のうち予め選定される定電圧装置の出力の電圧降下を検出する電断検出手段と、前記電断検出手段が当該出力電圧の一定の電圧降下を検出したとき前記電動モータへの電力供給を切断する電断制御手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項1に記載された遊技機によれば、電断検出手段が予め選定された定電圧装置の出力が一定の電圧降下したのを検出したとき、電断制御手段が遊技媒体払出装置を駆動する電動モータへの電力供給を切断して停止させる。これにより、例えば遊技媒体払出装置が作動中に主電源の電断があった場合でも、当該遊技媒体払出装置の電動モータを制御する遊技制御装置によらず、選定された定電圧装置の出力の電圧降下に基づいて電断制御手段が電動モータを停止させるため、当該遊技媒体払出装置が制御不能となる事態を回避することができる。
また、請求項2に記載の発明は、電動モータの駆動により遊技媒体を払い出す遊技媒体払出装置と、前記電動モータの駆動及び停止の制御をして前記遊技媒体の払い出しを制御する遊技制御装置と、主電源を共通にし前記遊技媒体払出装置及び前記遊技制御装置を含む複数の内蔵装置へそれぞれ所定容量の電力を供給する独立した電源系統を構成する複数の定電圧装置と、を備えた遊技機であって、前記各定電圧装置の出力の電圧降下をそれぞれ検出する複数の電断検出手段と、前記主電源が電断されたとき前記各電源系統の負荷特性に応じて経時的に電圧降下する前記各出力電圧のそれぞれ一定の電圧降下を前記電断検出手段の何れかが検出したとき前記電動モータへの電力供給を切断する電断制御手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載された遊技機によれば、複数の電断検出手段の何れかが、それぞれ監視する電源系統の出力電圧の一定の電圧降下を検出したとき、電断制御手段が遊技媒体払出装置を駆動する電動モータへの電力供給を切断して停止させる。これにより、例えば遊技媒体払出装置が作動中に主電源の電断があった場合でも、当該遊技媒体払出装置の電動モータを制御する遊技制御装置によらず、最も速く電圧降下した定電圧装置の出力に基づいて電断制御手段が電動モータを停止させるため、当該遊技媒体払出装置が制御不能となる事態を確実に回避することができる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の遊技機であって、前記電断検出手段は、電断時において前記遊技制御装置が電断処理を開始するよりも先に電圧降下する電源系統の電圧降下を検出することを特徴とする。
請求項3に記載の遊技機によれば、電断時において遊技制御装置が電断処理を開始するよりも先に電断検出手段が一定の電圧降下を検出し、電断制御手段が遊技媒体払出装置の電動モータを停止させる。これにより、遊技媒体払出装置が電断時に制御不能となる事態を確実に回避する。
また、請求項4に記載の発明は、電動モータの駆動により遊技媒体を払い出す遊技媒体払出装置と、前記電動モータの駆動及び停止の制御をして前記遊技媒体の払い出しを制御する遊技制御装置と、前記遊技媒体払出装置及び前記遊技制御装置を含む複数の内蔵装置へそれぞれ所定容量の電力を供給する独立した電源系統を構成する複数の定電圧装置と、を備えた遊技機であって、前記複数の定電圧装置のうち予め選定される定電圧装置の出力の電圧降下を検出する電断検出手段と、前記電断検出手段が第1閾値以下の当該出力の電圧降下を検出した時、前記電動モータへの電力供給を切断する駆動停止手段と、前記電断検出手段が前記第1閾値よりも低い電位に設定される第2閾値以下の当該出力の電圧降下を検出した時、前記遊技制御装置に対し電断処理を開始させる電断制御手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項4に記載の遊技機によれば、電断検出手段が予め選定された定電圧装置の出力の第1閾値以下の電圧降下を検出した時に駆動停止手段が電動モータを停止させ、その後、第2閾値以下の電圧降下を検出した時に電断制御手段が遊技制御装置に対し電断処理を開始させる。これにより、例えば遊技媒体払出装置が作動中に電断があった場合でも、遊技制御装置が電断処理を開始するよりも先に遊技媒体払出装置の電動モータが停止するため、当該遊技媒体払出装置が制御不能となる事態を確実に回避することができる。
本発明の遊技機によれば、主電源の電断時において、電断制御手段は、遊技媒体払出装置を制御する遊技制御装置よりも先に当該遊技媒体払出装置の作動を停止させる。これにより、例えば遊技媒体払出装置が作動中に電断があっても、当該遊技媒体払出装置が制御不能となる事態が回避され、遊技媒体を余分に払い出す等の誤作動を防止することができる。また、電断前に払い出された遊技媒体の数等の情報を遊技制御装置が確実に管理することができ、電断前後の遊技動作の不整合を無くすことができる。
以下、本発明に関わる遊技機の好適な実施形態としてスロットマシン1を説明する。ここで、図1はスロットマシン1の前面外観構造を表した正面図、図2は前扉3を開いて筐体2の内部構造を表した図である。
始めに、図1を参照して、スロットマシン1の前扉3に形成されるフロントマスク構造を説明する。スロットマシン1のフロントマスクは、上から上パネル部、中パネル部、下パネル部に概ね分けられ、これらは化粧板として視覚効果を高めてデザインされた硬質プラスチックにより一体的に形成されている。また、下パネル部の下方には、メダルを貯留するための受け皿が一体的に形成された硬質プラスチック製の成型品である受皿部材5が取り付けられている。
上パネル部には、高輝度の発光ダイオード(以下、発光ダイオードを「LED」と略称する)を内蔵した上部ランプ6a及びコーナランプ6b、6c等の飾りランプが配置され、リーチや大当たり等の際に点灯または点滅して遊技者の視覚に訴える演出を行っている。また、上パネル部の左右位置にはスピーカを内蔵する放音部7a、7bが設けられ、効果音や楽音等によるゲームの演出を行っている。更に、各放音部7a、7bに挟まれる中央位置には、液晶表示ユニット8がその画面を臨ませて、前扉3の背後から取り付けられている。
なお、液晶表示ユニット8は、ゲームの進行に応じて適宜選択される動画像を表示して当該ゲームにストーリー性を与えたり、また、ボーナスゲーム等の大当たりの際には、よりダイナミックな画像を表示して、遊技者に高配当の期待感を引き起こしたりする等の演出を効果的に行っている。
前扉3の略中段に設けられる中パネル部は、中央に大きく開口する外郭枠を備え、その開口を塞ぐようにアクリル製の板である中パネル9が背後から取り付けられている。中パネル9の略中央には、長方形の透明な表示窓9aが形成されている。なお、筐体2内に設けられている円筒状の3個のリール10a、10b、10cは、この表示窓9aを透して遊技者に目視される。
すなわち、各リール10a、10b、10cの周面には、複数の異なる種類を含む例えば21個の図柄(図示略)がほぼ等間隔で配列され、各リールが停止したときに表示窓9aに臨む縦3個、横3個(合計9個)の図柄が、当該表示窓に変動表示される。そして、ゲームの開始に際し、スロットマシン1に例えば3枚のメダルが賭けられると、横方向の3図柄が揃うそれぞれ3つのラインに加え、表示窓9aの対角方向に3図柄が揃うそれぞれ斜め2つの合計5つのラインが、入賞判定の基準となる有効ラインとして当該ゲームに設定される。
中パネル9の下方には、前方に若干突出する卓状の操作卓11が形成されている。この操作卓11の右方部には、ゲームに賭けるメダルを投入するためのメダル投入部15が設けられている。また、操作卓11には、ベットボタン12と、スタートレバー13と、3個のストップボタン14a、14b、14c等の操作スイッチがそれぞれ所定の位置に配設されている。
ベットボタン12は、ゲームに賭けるメダルの枚数を提示するための押圧式のボタンスイッチであり、本実施形態では1回の押圧操作で3枚のメダルが賭けられる。スタートレバー13は、リール10a、10b、10cの回転開始を指示するためのレバースイッチであり、先端に球形の操作ノブを有するレバーを上下左右の何れかの方向に傾倒操作するとオン作動し、レバーから手が離されるとスプリングの付勢力によって自動的に元の位置に戻ってオフ作動するように構成されている。ストップボタン14a、14b、14cは、各リール10a、10b、10cの回転停止を個別に指示するための押圧式のボタンスイッチであり、各リールの配列に対応してそれぞれ並設されている。
下パネル部は、スロットマシン1のモデルタイプ等を遊技者へ認識させるための、例えば登場キャラクターの絵柄(図示略)などが印刷されて表示される下パネル4と、その左右に設けられたサイドランプ4a、4bとを備えて構成されている。
前扉3の最下部に取り付けられる受皿部材5には、入賞等の際にメダルを受け皿へ払い出す開口であるメダル払出口16と、ゲームの進行に応じて演出効果音を発生させるスピーカを内蔵する放音部17a、17bとがそれぞれ配設されている。
次に、図2を参照してスロットマシン1の内部構造を説明する。なお、図2に示されるように、スロットマシン1の本体は、前面に開口を有する略直方の箱体である筐体2に対し、上下のヒンジ継手27a、27bを介して前扉3が開閉可能に取り付けられている。したがって、図2においては、前扉3の裏面と筐体2の内部の構造が示されている。
まず、筐体2側の上部位置には、スロットマシン1の全体動作を統括制御する遊技制御装置としての主制御基板21が透明なプラスチックケースに格納されて離脱不能に取り付けられている。なお、主制御基板21は、CPU、ROM、RAM、その他周辺機器と通信する際の整合機能を有するインタフェース回路等の電子部品を実装するマイコンベースの制御回路基板であり、スロットマシンゲームの進行を管理するとともに、リール10a、10b、10cの回転、停止の制御、メダル払出装置23を使ったメダルの払い出し制御等の内部機器の動作制御をも行っている。
筐体2内のほぼ中央には、3個のリール10a、10b、10cを回転可能に組み付けたリールユニット10が、前扉3側の表示窓9aに対向して所定のフレーム22に設置されている。なお、各リール10a、10b、10cは、それぞれの回転軸に直結して設けられたステッピングモータ103a、103b、103cにより回転駆動される。すなわち、主制御基板21が各ステッピングモータを駆動させる指令パルスデータを、リールユニット10の上部に取り付けられた回胴装置基板に出力し、回胴装置基板がこれを4相の駆動パルス信号に変換増幅をすることにより、各リールの回転及び停止の制御が行われている。
筐体2のヒンジ継手27a、27bとは反対側の側板には、対向する前扉3側のロックレバー(施錠機構40)を係止させる板金片であるロック係止部26a、26bが、開口縁近くの上下2箇所に突出して固定されている。
筐体2の下部には、ホッパー部に複数枚のメダルを貯留し、入賞払い戻し等の際にメダルを放出して受皿部材5へ払い出す、遊技媒体払出装置としてのメダル払出装置23が設置されている。また、補助タンク24は、メダル払出装置23でオーバーフローしたメダルを回収するために、当該メダル払出装置23に隣接して設けられている。また、メダル払出装置23の他方側には電源ユニット25が隣接して設置されている。電源ユニット25内には、スロットマシン1の各機器にそれぞれ所要の電力を供給する複数の定電圧装置254、255、256(後述)が備えられている。
次に、前扉3側の上部には、上パネルユニット34が取り付けられている。この上パネルユニット34には、図1に示した液晶表示ユニット8の背面に接する位置にサブ制御基板31が透明なプラスチックケースに格納されて離脱不能に取り付けられている。なお、サブ制御基板31は、主制御基板21からの指令に基づき動作し、液晶表示ユニット8、上部ランプ6a等の飾りランプ及び放音部7a、7b等のスピーカ33a、33bを駆動制御することで、主にスロットマシンゲームの演出に関わる制御を担当している。
また、上パネルユニット34には、前面側の上部ランプ6a及びコーナランプ6b、6cの光源である高輝度LED用の実装基板であるLED基板32a、32b、32cと、放音部7a、7bを構成するスピーカ33a、33bがそれぞれ対応する所定の位置に取り付けられている。
上パネルユニット34の下方には、リール10a、10b、10cを透視させる表示窓9a等が形成された中パネルユニット35が取り付けられている。中パネルユニット35は、前面に中パネル9を配置し、その表示窓9aの周囲の裏面側に、中央表示基板351と、リール照明部352と、ランプ基板353、354が配置されている。中央表示基板351は、スタートレバー13及びストップボタン14a、14b、14c等のスイッチ出力を主制御基板21へ中継する回路基板である。リール照明部352には、リール10a、10b、10cを照明する冷陰極蛍光管とこれを駆動するインバータ等が装備されている。ランプ基板353、354の前面側には、中パネル9の裏面に対向する白熱ランプが複数実装され、これら白熱ランプをそれぞれ点灯させることで、内部抽選結果の告知や目押し順などをアシストする。
中パネルユニット35の下方には、前面側の下パネル4、及びサイドランプ4a、4b等を収容する下パネルユニット37が設けられている。また、図1に示したメダル投入部15の下方に接してメダルセレクタ36が取り付けられている。メダルセレクタ36は、メダルの選別・振分機構とメダルセンサ361等から構成される。すなわち、メダル投入部15に投入されたメダルは、メダルセレクタ36に案内され、選別・振分機構が適正と判定したメダルのみがメダルセンサ361側へ通過する。そして、メダルセンサ361がメダルを検知して出力したメダル受付信号を主制御基板21が受信することにより、クレジットが加算される。
下パネルユニット37の裏面には、メダルセレクタ36が適正と判定し通過させたメダルをメダル払出装置23へ案内するメダル貯留通路38aと、メダルセレクタ36により不適として振り分けられ排除されたメダル(または異物)を前面のメダル払出口16へ案内するフローシュート38bと、メダル払出装置23から放出されたメダルを受けてメダル払出口16へ案内するメダル払出通路38cがそれぞれ設けられている。更に、下パネルユニット37の下方には、受皿部材5に形成された放音部17a、17bを構成するスピーカ39a、39bがそれぞれ取り付けられている。
また、ヒンジ継手27a、27bとは反対側の前扉3の側縁部には、施錠機構40が装備されている。すなわち、前扉3を筐体2側に回動して閉じたとき、施錠機構40のロックレバーが上述のロック係止部26a、26bに係止することで、前扉3が筐体2に対して自動的に施錠されるように構成されている。
かかる構成のスロットマシン1は、先のゲームにおいて入賞しメダルの払い出しが完了した時、または先のゲームにおいてハズレが確定すると待機状態となる。この状態において、遊技者がメダル投入部15よりメダルを投入すると、そのメダルがクレジットとして内部貯留される。そして、遊技者がベットボタン12を押圧操作すると、クレジットから3枚のメダルを消費してゲームに賭けられる。
このゲーム開始の状態で、スタートレバー13が傾倒操作されると、主制御基板21はリール10a、10b、10cを一斉に回転させる。これと同時に乱数値に基づく抽選(内部抽選)を行って、有効ラインに引き込み停止可能な図柄の組み合せ、すなわち入賞役を内定し若しくはハズレを決定する。この内部抽選の結果は、内部抽選結果フラグ(メモリ)に記憶される。
次に、遊技者がストップボタン14a、14b、14cを任意のタイミング及び順番で押圧操作すると、主制御基板21は、それに従って順次対応するリールを停止させる。そして、全てのリール10a、10b、10cが停止した後、主制御基板21は、リール10a、10b、10cが有効ラインに表示する図柄の組み合せと、内部抽選フラグで参照される内部当選した入賞役に係る図柄の組み合せとが一致するか否か判定し、何れかの有効ラインにおいて一致したとき当該入賞役が確定する。このとき、その入賞役の種類に応じた枚数のメダルがクレジットに加算され、ボーナス等の特別役が成立した場合には、通常よりも有利な条件でできるゲームが有限的に与えられる。なお、入賞の払い戻しによりクレジットがその上限を超える場合には、メダル払出装置23が作動して、超過した枚数分のメダルがメダル払出口16より払い出される。
このように、スロットマシン1の遊技者は、リール10a、10b、10cを回転・停止させる遊技操作を行って、表示窓9aに変動表示した図柄が揃わなければ賭けたメダルを失うが、内部抽選した組み合せで図柄を揃えることにより、入賞役が成立して賭けた以上のメダルを獲得し得るので、メダルを増やすという興趣を伴ったゲームを楽しむことができる。
次に、上述したスロットマシン1に代表される遊技機に搭載され、本発明の特徴的な構成部分でもある電断制御手段について、複数の実施例に基づいて説明する。
図3は、本発明の実施例1による電断制御手段に関連する回路のブロック図である。なお、この電断制御手段は、上述したスロットマシン1の電源ユニット25に備えられるものであり、主制御基板21によって制御されるメダル払出装置23を制御の対象としている。
スロットマシン1は、例えば200Vの外部AC電源252を1つの共通の電源とし、図3に示されるように、電源ユニット25の電源入力部253にこのメインの電源が供給される。そして、電源入力部253は、電源ユニット25の前面に配置されているメインスイッチ251がオン・オフ操作されるに従って、外部AC電源252と各定電圧装置254、255、256とを電気的に接続し及び切断する状態に切り換えるように回路構成されている。
電源ユニット25に備えられる第1の定電圧装置254は、外部AC電源252が出力する200Vの交流電源を直流の24Vの一定電圧に変換するコンバータトランスから構成され、同様に第2の定電圧装置255は12Vの一定電圧に変換し、第3の定電圧装置256は18Vに変換するコンバータトランスから構成されている。
第1の定電圧装置254は、電断制御部258と払出駆動部257を介して出力電圧Vs1が24Vの電力をメダル払出装置23へ供給する。すなわち、主制御基板21のCPU211が入賞等の際に所定枚数のメダルを払い出すべく払出指令信号を払出駆動部257に対して出力すると、払出駆動部257がメダル払出装置23の払出モータ231に定電圧装置254からの24Vの電力を供給する。こうして払出モータ231が駆動されることにより、メダル払出装置23は、ホッパー部に貯留してあるメダルを1枚ずつ外部へ放出し、前面のメダル払出口16からメダルを払い出している。
また、メダル払出装置23には払出センサ232が設けられている。この払出センサ232は、メダル払出装置23が払い出すメダルを1枚ずつ検知して、主制御基板21へ検知信号を出力している。主制御基板21のCPU211は、払出センサ232が出力する検知信号をカウントし、その値が所定枚数に至った時に払出駆動部257へ払出停止信号を出力することで、払出モータ231の駆動を停止させてメダルの払い出しを終了させている。
第2の定電圧装置255は、主制御基板21の駆動用として出力電圧Vs2が12Vの電力を主制御基板21のDCDCコンバータ212へ供給している。なお、DCDCコンバータ212は、電源ユニット25の定電圧装置255からの12Vを5Vの電源に変換している。すなわち、主制御基板21のCPU211やその他の図示しない回路素子は、DCDCコンバータ212から供給される5Vの直流電源によって動作する。
なお、主制御基板21には、電断検出器213が設けられている。この電断検出器213は、DCDCコンバータ212の出力電圧を常時監視し、その5Vの出力が一定以上の電圧降下(例えば一定の電圧降下を0.5Vとすれば出力電圧が4.5Vの閾値よりも低下した状態)を検出した時にCPU211に対し電断割込信号を出力する。この電断割込信号は、他の割込処理に優先するノンマスカブルな割込信号(NMI)としてCPU211に入力され、CPU211は所定の電断割込処理ルーチンに従って、進行中のゲームの諸条件である例えばゲーム変数、フラグデータ及びレジスタ内容のスタックアドレスを示すスタックポインタなどを予め定められたメモリ領域に退避させる。一方、メダル払出装置23が作動中にこの電断割込処理が起動すると、その処理の一部において払出駆動部257に対し払出停止信号が出力され、払出モータ231を停止させるようにしている。
第3の定電圧装置256は、出力電圧Vs3が18Vの電力を遊技演出関連機器50へ供給している。遊技演出関連機器50は、例えば放音部7a、7b、17a、17bや上部ランプ6a及びコーナランプ6b、6c等が該当し、これらの遊技演出に関連する機器に備えられるスピーカ33a、33b、39a、39bやLEDなどの駆動用の電力が定電圧装置256から供給されている。
本実施例の電断制御部258は、この18Vの定電圧装置256の出力電圧Vs3を監視して、これに基づいてメダル払出装置23(払出モータ231)への24Vの電源を供給及び切断する機能を有している。このことは、主電源である外部AC電源252が電断した時点において、主制御基板211の電源であるDCDCコンバータ212の出力よりも、第3の定電圧装置256の出力電圧Vs3のほうが急速に電圧降下すること、すなわち、より小さな時定数を有していることを前提としている。
なお、電断時の各定電圧装置254、255、256の出力の経時的な電圧降下の波形は、それぞれの電源系統の負荷特性に依存するから、18Vの定電圧装置256以外にも、主電源の電断時において常にDCDCコンバータ212の出力よりも速く電圧降下する他の電源系統が予め実験等で判明している場合には、その電源系統の出力を電断制御部258による判断動作の基準として選定してもよい。
次に、電断制御部258の動作を詳細に説明する。ここで、図4は、電断制御部258の動作の一例を表したフローチャートである。電断制御部258は、上述したように予め実験的に選定される定電圧装置256の出力電圧Vs3を常時監視し、出力電圧Vs3が所定の閾値X3より降下したのを検出したとき(ステップS11:YES)、メダル払出装置23の払出モータ231への24Vの電力供給を切断して停止させる(ステップS12)。
なお、この閾値X3は、主電源の電断時から主制御基板21の電断割込(NMI)が発生する以前に定電圧装置256の出力電圧Vs3の電圧降下が電断制御部258により検出されるべく予め実験等で設定される値である。ここで、図5は、メダル払出装置23がメダルを払い出し中にメインの電源がオフ(電断)された場合において、本実施例の電断制御手段に関連する信号の電圧波形の一例を表したタイムチャートである。図5によれば、ゲームが進行中の時刻T0において、主制御基板21のCPU211が払出指令信号を払出駆動部257に対して出力することで、上述したようにメダル払出装置23の払出モータ231へ24Vの駆動電力が供給され、すなわち時刻T0以降、実際にメダルが払い出される。
その間、停電若しくはメインスイッチ251がオフされ、主電源が電断されると、各定電圧装置254、255、256は、それぞれの電源系統の負荷特性に応じて出力電圧が降下し始める。そして、電断後すぐの時刻T1において定電圧装置256の出力電圧Vs3が閾値X3になると、電断制御部258は、メダル払出装置23への電力供給を切断することで、払出モータ231の作動を停止させる。
時刻T1で払出モータ231が停止した後、時刻T2において上述した主制御基板21の電断検出器213が電断割込信号(NMI)を発生させ、これに応じてCPU211が電断割込処理ルーチンを実行する。CPU211が電断割込処理を実行するのは、既に払出モータ231が停止した後であるため、払出センサ232の検知信号をカウントすることで得られる払い出し済みのメダルの枚数を電断処理において正確にメモリ(RWM)に記憶させることができる。また、電断割込処理においてCPU211がメダルの検知信号のカウント処理を終了した後に、払出モータ231の慣性等により未検知のメダルが余分に払い出されるといった不具合を発生させることもない。
なお、図3及び図4には示していないが、メダル払出装置23の払出センサ232からの検知信号を電断制御部258へ入力可能となるよう接続し、当該検知信号がネガティブ(メダルを検知してない状態)のときのみ払出モータ231への電力供給の切断を許可することが望ましい。すなわち、払出センサ232の出力に基づきメダルを放出していないタイミングでのみ払出モータ231を停止させることで、払い出しの誤動作を実際的に防止することができる。これらは後述する実施例2及び実施例3においても同様に適用され得る。
次に、図6と図7を参照し、電断制御手段の実施例2を説明する。ここで、図6は、本発明の実施例2による電断制御手段に関連する回路のブロック図、図7は、図6に示される電断制御部259の動作の一例を表したフローチャートである。なお、図6において、主に図3に示された実施例1の構成要素と同一のものについては同一の符号が付され、それらの詳細については既に説明した実施例1を参照するものとしてここでの説明は省略している。
図6に示されるように、この実施例2においては、電断制御部259の構成が実施例1と相異する。すなわち、電断制御部259は、各定電圧装置254、255、256のそれぞれの出力電圧Vs1、Vs2、Vs3に基づいて、メダル払出装置23駆動用の24Vの電源を供給及び切断する機能を有している。
具体的には、図7のフローチャートに示されるように、電断制御部259は、ステップS21で定電圧装置254の出力電圧Vs1を監視し、出力電圧Vs1が所定の閾値X1より降下したのを検出したとき(ステップS21:YES)、メダル払出装置23の払出モータ231への24Vの電力供給を切断して停止させる(ステップS24)。出力電圧Vs1が閾値X1以上であれば(ステップS21:NO)、ステップS22で定電圧装置255の出力電圧Vs2を監視し、出力電圧Vs2が所定の閾値X2より降下したのを検出したときには(ステップS22:YES)、メダル払出装置23の作動を停止させる(ステップS24)。また、出力電圧Vs2が閾値X2以上であれば(ステップS22:NO)、ステップS23で定電圧装置256の出力電圧Vs3を監視し、出力電圧Vs3が所定の閾値X3より降下したのを検出したとき(ステップS23:YES)、メダル払出装置23の作動を停止させる(ステップS24)。
ステップS23で、出力電圧Vs3が閾値X3以上であれば(ステップS23:NO)、ステップS21に戻り、繰り返し各出力電圧Vs1、Vs2、Vs3を監視する。このように、電断制御部259が全ての電源系統の出力電圧Vs1、Vs2、Vs3を監視することで、原則的には主電源の電断時から最も速く何れかの電源系統の出力が所定の閾値に電圧降下した時、メダル払出装置23による払い出し動作が停止される。
なお、それぞれの閾値X1、X2、X3は、例えば次のようにして定められる。主電源の電断時から電断検出器213による電断割込信号(NMI)が発生するまでの時間よりも短い時間であることを前提に基準時間Tcを適宜定める。そして、様々なゲーム条件下で電断実験を複数回行い、電断時から基準時間Tcの間に電圧降下するそれぞれの出力電圧Vs1、Vs2、Vs3の平均値を求める。こうして、統計的に求めたそれぞれの平均値を閾値X1、X2、X3として定める。
かかる実施例2の電断制御手段によれば、上述した実施例1と同様にCPU211が電断割込処理を実行するのは、既に払出モータ231が停止した後であるため、CPU211がメダルの検知信号のカウント処理を終了した後に、払出モータ231の慣性等により未検知のメダルが余分に払い出されるといった事態を回避することができる。更に、実施例2の電断制御手段は、全ての電源系統の電圧降下を監視するため、例えばゲームの進行上の動作条件によりそれぞれの負荷特性が変動したとしても、最も速く電圧降下した電源系統の出力に基づいて、より確実にCPU211の電断割込処理(NMI)よりも先にメダル払出装置23を停止させることができる。したがって、スロットマシン1の電断前後の動作における整合性を保証することができる。
次に、図8と図9を参照して、電断制御手段の実施例3を説明する。ここで、図8は、本発明の実施例3による電断制御手段に関連する回路のブロック図、図9は、図8に示される電断制御部260の動作の一例を表したフローチャートである。なお、図8において、上述の実施例1の構成要素と同一のものについては同一の符号が付され、それらの詳細については実施例1での説明を参照するものとしてここでは省略する。
図8に示されるように、この電断制御部260は、メダル払出装置23を制御する主制御基板21へ電力を供給する定電圧装置255の出力電圧Vs2に基づいて、メダル払出装置23駆動用の24Vの電源を供給及び切断する機能を有している。
すなわち、図9のフローチャートに示されるように、電断制御部260は出力電圧Vs2を監視し、電断によってこの出力電圧Vs2が所定の第1の閾値X2Hよりも電圧降下したのを検出したとき(ステップS31:YES)、先ずメダル払出装置23の払出モータ231を停止させる(ステップS32)。電断制御部260は、その後も継続して出力電圧Vs2を監視し、ステップS33において、第1の閾値X2Hよりも低電位に設定されている第2の閾値X2Lよりも出力電圧Vs2が電圧降下したのを検出したとき(ステップS33:YES)、主制御基板21のCPU211へ電断割込信号を出力する(ステップS34)。これにより、上述した電断割込処理が起動される。
かかる実施例3の電断制御手段によれば、上述した実施例1及び実施例2と同様に、CPU211が電断割込処理(NMI)を実行するのは既に払出モータ231が停止した後であるため、電断時にメダル払出装置23が制御不能に陥ることはない。すなわち、確実にCPU211よりも先にメダル払出装置23を停止させることで、電断前後の整合性をより一層保証することができる。
本発明は、メダルの他にパチンコ玉等、遊技媒体を払い出す機能を備える一般的な遊技機に広く応用される。
本発明に関わる遊技機の実施形態であるスロットマシンの正面図である。 図1に示したスロットマシンの内部構造を表した図である。 本発明の実施例1による電断制御手段に関連する回路のブロック図である。 図3に示した電断制御部の動作の一例を表したフローチャートである。 実施例1に関連する信号の電圧波形の一例を表したタイムチャートである。 本発明の実施例2による電断制御手段に関連する回路のブロック図である。 図6に示した電断制御部の動作の一例を表したフローチャートである。 本発明の実施例3による電断制御手段に関連する回路のブロック図である。 図8に示した電断制御部の動作の一例を表したフローチャートである。
符号の説明
1…スロットマシン
2…筐体 3…前扉
4…下パネル 5…受皿部材
6a…上部ランプ 6b、6c…コーナランプ
7a、7b…放音部 8…液晶表示ユニット
9…中パネル 9a…表示窓
10…リールユニット 10a、10b、10c…リール
11…操作卓 12…ベットボタン
13…スタートレバー 14a、14b、14c…ストップボタン
15…メダル投入部 16…メダル払出口
17a、17b…放音部 21…主制御基板
22…フレーム 23…メダル払出装置
24…補助タンク 25…電源ユニット
26a、26b…ロック係止部 27a、27b…ヒンジ継手
31…サブ制御基板 32a、32b、32c…LED基板
33a、33b…スピーカ 34…上パネルユニット
35…中パネルユニット 35a…ユニット枠
36…メダルセレクタ 37…下パネルユニット
38a…メダル貯留通路 38b…フローシュート
38c…メダル払出通路 39a、39b…スピーカ
40…機構 50…遊技演出関連機器
211…CPU 212…DCDCコンバータ
213…電断検出器
231…払出モータ 232…払出センサ
251…メインスイッチ 252…外部AC電源
253…電源入力部 254、255、256…定電圧装置
257…払出駆動部 258、259、260…電断制御部
351…中央表示基板 352…リール照明部
353、354…ランプ基板 361…メダルセンサ

Claims (4)

  1. 電動モータの駆動により遊技媒体を払い出す遊技媒体払出装置と、
    前記電動モータの駆動及び停止の制御をして前記遊技媒体の払い出しを制御する遊技制御装置と、前記遊技媒体払出装置及び前記遊技制御装置を含む複数の内蔵装置へそれぞれ所定容量の電力を供給する独立した電源系統を構成する複数の定電圧装置と、を備えた遊技機であって、
    前記複数の定電圧装置のうち予め選定される定電圧装置の出力の電圧降下を検出する電断検出手段と、
    前記電断検出手段が当該出力電圧の一定の電圧降下を検出したとき前記電動モータへの電力供給を切断する電断制御手段と、を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 電動モータの駆動により遊技媒体を払い出す遊技媒体払出装置と、
    前記電動モータの駆動及び停止の制御をして前記遊技媒体の払い出しを制御する遊技制御装置と、主電源を共通にし前記遊技媒体払出装置及び前記遊技制御装置を含む複数の内蔵装置へそれぞれ所定容量の電力を供給する独立した電源系統を構成する複数の定電圧装置と、を備えた遊技機であって、
    前記各定電圧装置の出力の電圧降下をそれぞれ検出する複数の電断検出手段と、
    前記主電源が電断されたとき前記各電源系統の負荷特性に応じて経時的に電圧降下する前記各出力電圧のそれぞれ一定の電圧降下を前記電断検出手段の何れかが検出したとき前記電動モータへの電力供給を切断する電断制御手段と、を備えたことを特徴とする遊技機。
  3. 前記電断検出手段は、電断時において前記遊技制御装置が電断処理を開始するよりも先に電圧降下する電源系統の電圧降下を検出することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 電動モータの駆動により遊技媒体を払い出す遊技媒体払出装置と、
    前記電動モータの駆動及び停止の制御をして前記遊技媒体の払い出しを制御する遊技制御装置と、前記遊技媒体払出装置及び前記遊技制御装置を含む複数の内蔵装置へそれぞれ所定容量の電力を供給する独立した電源系統を構成する複数の定電圧装置と、を備えた遊技機であって、
    前記複数の定電圧装置のうち予め選定される定電圧装置の出力の電圧降下を検出する電断検出手段と、
    前記電断検出手段が第1閾値以下の当該出力の電圧降下を検出した時、前記電動モータへの電力供給を切断する駆動停止手段と、
    前記電断検出手段が前記第1閾値よりも低い電位に設定される第2閾値以下の当該出力の電圧降下を検出した時、前記遊技制御装置に対し電断処理を開始させる電断制御手段と、を備えたことを特徴とする遊技機。
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