JP3002985B1 - 遊技用装置 - Google Patents

遊技用装置

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JP3002985B1
JP3002985B1 JP10287977A JP28797798A JP3002985B1 JP 3002985 B1 JP3002985 B1 JP 3002985B1 JP 10287977 A JP10287977 A JP 10287977A JP 28797798 A JP28797798 A JP 28797798A JP 3002985 B1 JP3002985 B1 JP 3002985B1
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健一 脇
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株式会社田村電機製作所
株式会社 エイ・アイシー・テクノロジー
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Abstract

【要約】 【課題】 異なる遊技用装置への入れ替えにともなうコ
ストの増加を抑制することが可能で、主基板における演
算処理能力、記憶容量等に余裕を持たせることができ、
射倖心を向上できる遊技用装置を提供すること。 【解決手段】 主基板CPUが特定遊技状態ROMから
読み出した特定遊技状態を示す情報を特定遊技選択情報
として、主基板側からの信号出力のみを許容し、主基板
側への信号入力を禁止するよう構成された第2出力バッ
ファを介して副基板側に出力し、副基板CPUは、主基
板側から送られてくる特定状態選択情報に基づいて、表
示図柄ROMと効果音ROM及び効果光ROM内に記憶
されている演出データを読み出し、読み出した演出デー
タを表示制御基板と効果音制御基板及び効果光制御基板
に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、パチン
コ遊技機やコイン遊技機等で代表される弾球遊技機を含
む遊技用装置に関し、詳しくは、遊技盤上の遊技領域に
打玉を打ち込んで遊技が行われる弾球遊技機を含む遊技
用装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の遊技用装置において、従来から
一般的に知られているものに、たとえば、遊技領域のほ
ぼ中央に液晶表示パネルを内蔵する可変表示手段が配置
され、可変表示手段の下部に始動入賞口と可変入賞装置
が配置されたものがある。液晶表示パネルには、通常、
3桁にわたって図柄が表示されている。始動入賞口に入
賞した始動入賞玉は始動入賞玉検出スイッチにより検出
され、始動入賞玉検出スイッチからの検出出力が入力さ
れたことを条件に、液晶表示パネルの3桁の図柄が回転
して見えるように可変表示手段を制御している。可変入
賞装置は、ソレノイドによって開閉駆動する開閉板を有
し、開閉板の内部には特定入賞口が設けられている。
【0003】可変表示手段及び可変入賞装置の制御は、
通常、主基板と呼ばれる基板上に設けられた主基板CP
Uが行っている。主基板CPUは、始動入賞玉検出スイ
ッチからの検出出力が入力されたことを条件として、複
数の異なる特定遊技状態の中から1つの特定遊技状態を
選択し、前記選択した特定遊技状態に基づいて、液晶表
示パネル上での停止図柄や停止直前の液晶表示パネル上
での図柄の回転状態(リーチ状態)等を表示させるため
の表示データを可変表示手段の液晶表示パネルに出力し
ている。また、所定の特定遊技状態(大当たり遊技状
態)である場合には、開閉部材を開閉させるようソレノ
イドに対して駆動信号を出力している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】古くなった弾球遊技機
を、遊技盤のデザイン及び液晶表示パネルに表示させる
図柄等が異なる新しい弾球遊技機と入れ替える場合、以
下の問題があった。液晶表示パネルに表示させる図柄を
異ならせるためには、主基板内のROM等に格納されて
いる表示図柄に関するデータやプログラム等を書き換え
る必要があり、通常は、主基板も交換することで対処し
ていた。このため、弾球遊技機の入れ替えにかかるコス
トは、高くならざるを得なかった。
【0005】また、最近では、操作者の射倖心を向上さ
せるため、リーチ遊技状態のバリエーションといった液
晶表示パネルでの表示内容を多様化させることが望まれ
ている。しかし、主基板での演算処理能力、記憶容量等
には限界があり、液晶表示パネルの表示内容を多様化さ
せて、射倖性を向上させるには限界があった。
【0006】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
で、異なる弾球遊技機への入れ替えにともなうコストの
増加を抑制し、主基板における演算処理能力、記憶容量
等に余裕を持たせることができ、射倖性を向上できる遊
技用装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、遊技盤上の遊技領域に打玉を打ち込んで遊技が行わ
れる弾球遊技機を含む遊技装置であって、遊技領域に設
けられ、打玉が入賞可能な始動入賞口と、遊技領域に設
けられ、弾球遊技機の遊技状態を操作者に知らせるため
の可変表示手段と、効果音を発生する効果音発生手段
と、効果光を発生する効果光発生手段と、始動入賞口に
入賞した始動入賞玉を検出する始動入賞玉検出手段と、
始動入賞玉検出手段からの検出出力が入力されたことを
条件として、複数の異なる特定遊技状態の中から1つの
特定遊技状態を選択し、選択した特定遊技状態を特定遊
技選択情報として出力する特定遊技状態選択手段と、特
定遊技状態選択手段から出力される特定遊技選択情報に
基づいて、表示パターンと効果音パターンと効果光パタ
ーンとを決定するとともに、決定した表示パターンを表
示するための表示データと決定した効果音パターンを発
生させるための効果音データと決定した効果光パターン
を発生させるための効果光データとを出力するパターン
決定手段と、パターン決定手段から出力された表示デー
タに基づいて、決定された表示パターンにて表示を行う
よう可変表示手段を制御する可変表示制御手段と、パタ
ーン決定手段から出力された効果音データに基づいて、
決定された効果音パターンにて効果音を発生させるよう
効果音発生手段を制御する効果音発生制御手段と、パタ
ーン決定手段から出力された効果光データに基づいて、
決定された効果光パターンにて効果光を発生させるよう
効果光発生手段を制御する効果光発生制御手段とを有し
ており、パターン決定手段は、特定遊技状態選択手段か
ら出力される特定遊技選択情報に基づいて、表示パター
ンと効果音パターンと効果光パターンとを決定し、決定
した表示パターンと効果音パターンと効果光パターンを
各々表示パターン情報と効果音パターン情報と効果光パ
ターン情報として出力するパターン情報決定手段と、表
示パターン情報に基づいて、決定した表示パターンを表
示するための表示データを決定し、出力する表示データ
出力手段と、効果音パターン情報に基づいて、決定した
効果音パターンの効果音を発生するための効果音データ
を決定し、出力する効果音データ出力手段と、効果光パ
ターン情報に基づいて、決定した効果光パターンの効果
光を発生するための効果光データを決定し、出力する効
果光データ出力手段とを有し、パターン決定手段を、特
定遊技状態選択手段が設けられる基板とは異なる基板に
設ける一方、特定遊技状態選択手段とパターン決定手段
とを、特定遊技状態選択手段からパターン決定手段への
一方向通信となるようパターン決定手段からの信号の入
力を禁止する入力禁止手段を介して接続し、パターン情
報決定手段が設けられる基板とは異なる基板に、表示デ
ータ出力手段と効果音データ出力手段と効果光データ出
力手段とを設けるとともに、表示データ出力手段、効果
音データ出力手段又は効果光データ出力手段とパターン
情報決定手段とを双方向に通信可能に接続したことを特
徴としている。
【0008】上記請求項1にかかる遊技用装置によれ
ば、特定遊技状態の選択、表示データと効果音データ及
び効果光データの決定といった制御を、各々特定遊技状
態選択手段とパターン決定手段とに分散させて、特定遊
技状態選択手段での演算処理能力、記憶容量等に余裕を
持たせることができ、操作者の射幸性を向上させること
ができる。また、遊技用装置を、遊技盤のデザイン及び
演出提示内容等が異なる遊技用装置と入れ替える場合に
も、パターン決定手段を変更することで可変表示手段と
効果音発生手段及び効果光発生手段にて提示する演出の
内容を一新でき、遊技用装置の入れ替えにかかるコスト
の増加を抑制することが可能となる。更に、特定遊技状
態選択手段とパターン決定手段とは、特定遊技状態選択
手段からパターン決定手段への一方向通信となるようパ
ターン決定手段からの信号の入力を禁止する入力禁止手
段を介して接続されており、パターン決定手段からノイ
ズ等の信号が伝わったとしても、特定遊技状態選択手段
に入力されることはなく、特定遊技状態選択手段での制
御に誤動作等の悪影響が生じることはなく、制御の信頼
性を確保できる。
【0009】また、パターン決定手段が、特定遊技状態
選択手段から出力される特定遊技選択情報に基づいて、
表示パターンと効果音パターンと効果光パターンとを決
定し、決定した表示パターンと効果音パターンと効果光
パターンを各々表示パターン情報と効果音パターン情報
と効果光パターン情報として出力するパターン情報決定
手段と、表示パターン情報に基づいて、決定した表示パ
ターンを表示するための表示データを決定し、出力する
表示データ出力手段と、効果音パターン情報に基づい
て、決定した効果音パターンの効果音を発生するための
効果音データを決定し、出力する効果音データ出力手段
と、効果光パターン情報に基づいて、決定した効果光パ
ターンの効果光を発生するための効果光データを決定
し、出力する効果光データ出力手段とを有しているの
で、遊技状態選択情報に基づいて表示データと効果音デ
ータ及び効果光データを決定し出力する一連の制御を、
パターン情報決定手段と表示データ出力手段と効果音デ
ータ出力手段と効果光データ出力手段とで分担して行う
ことで、各手段での演算処理能力、記憶容量等により余
裕を持たせることができる。従って、可変表示手段と効
果音発生手段及び効果光発生手段での提示する演出内容
をより多様化することも可能となる。
【0010】また、パターン情報決定手段が設けられる
基板とは異なる基板に、表示データ出力手段と効果音デ
ータ出力手段と効果光データ出力手段とを設けるととも
に、表示データ出力手段、効果音データ出力手段又は効
果光データ出力手段とパターン情報決定手段とを双方向
に通信可能に接続するので、表示データ出力手段、効果
音データ出力手段又は効果光データ出力手段とパターン
情報決定手段とを双方で通信を行うことで、従来の遊技
用装置では行うことのできなかった様々な制御を行うこ
とも可能となり、より付加価値の高い遊技用装置を提供
することが可能である。
【0011】請求項2に記載の本発明は、請求項1にお
いて、各々異なる第1基板と第2基板と第3基板とを有
し、表示データ出力手段と可変表示制御手段とを第1基
板に設け、効果音データ出力手段と効果音発生制御手段
とを第2基板に設け、効果光データ出力手段と効果光発
生制御手段とを第3基板に設けたことを特徴としてい
る。この場合には、弾球遊技機を、遊技盤のデザイン及
び演出提示内容等が異なる弾球遊技機と入れ替える場合
や基板部分が異常の場合等、各基板ごとでの交換が可能
となり、弾球遊技機の入れ替えや修理にかかるコストの
増加を抑制することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0013】まず、図1及び図2を参照し、実施の形態
に係るパチンコ遊技機1の全体の構成について説明す
る。図1は、パチンコ遊技機1の正面図であり、図2
は、パチンコ遊技機1の一部内部構造を示す背面図であ
る。
【0014】図1において、パチンコ遊技機1は、額縁
状に形成された前面枠2を有し、前面枠2の開口には扉
保持枠3が設けられている。扉保持枠3の前方にはガラ
ス板を有するガラス扉枠4が、ガラス扉枠4の下方には
打玉供給皿5を有する前面扉板6がそれぞれ開閉自在に
設けられている。前面枠2の下部の表面には、打玉供給
皿5からあふれた余剰の景品玉を貯留する余剰玉受皿7
が設けられるとともに、打玉を発射するための操作ハン
ドル8も設けられている。さらに、前面枠2には、遊技
状態が予め定められた特定遊技状態となったときに点滅
する第1遊技効果LED9が設けられている。
【0015】打玉供給皿5は、その上流側に形成される
景品玉払出口10とその下流側に形成される供給口11
とを連絡するように貯留玉整列路12が形成されてい
る。打玉供給皿5の上流側下部空間には、効果音を発生
するスピーカ13が内蔵されている。
【0016】ガラス扉枠4の後方であって前面枠2の裏
面には、遊技盤14が着脱自在に取り付けられている。
遊技盤14には、打玉を誘導する誘導レール15がほぼ
円状に設けられ、誘導レール15に囲まれる中側範囲が
遊技領域16を構成している。遊技領域16には、可変
表示手段17や可変入賞球装置19及び入賞口26等の
遊技装置が配置されることになる。
【0017】遊技領域16のほぼ中央には、可変表示手
段17としての液晶表示パネル(LCD)17aが配置
され、液晶表示パネル17aの下方には始動入賞口18
と可変入賞球装置19とが配置されている。始動入賞口
18は、液晶表示パネル17aの表示内容を変更するた
めのものであり、始動入賞口18に入賞した始動入賞玉
は、遊技盤14の裏面に導かれて、始動入賞玉検出スイ
ッチ20によって検出される。液晶表示パネル17a
は、3桁の数字を表示するように構成されており、それ
ぞれの桁部分で0〜9までの数字が順送りされて、左桁
部、中央桁部、右桁部の順に所定の数字で停止して見え
るようにその表示が制御される。
【0018】可変入賞球装置19は、ソレノイド21に
よって開閉駆動される開閉板22を有し、開閉板22の
内部が3つに区画され、そのうち中央が特定入賞領域と
して設定されている。
【0019】遊技盤14には、遊技状態が予め定められ
た特定遊技状態となったときに点滅する第2遊技効果L
ED23が中央部左右に設けられ、同じく遊技状態が予
め定められた特定遊技状態となったときに点滅する第3
遊技効果LED24が可変入賞球装置19の左右に設け
られている。
【0020】更に、遊技盤14には、遊技領域16の最
下方にアウト口25が設けられ、遊技領域16の上部中
央と下部左右及び可変入賞球装置19の両側には入賞口
26が設けられ、遊技領域16の上部外側に払出ランプ
27と玉切れランプ28とが設けられている。
【0021】上記のように構成される遊技盤14の遊技
内容は、打玉が始動入賞口18に入賞して始動入賞玉検
出スイッチ20をONさせると、液晶表示パネル17a
上において、3桁の数字が順送りを開始し、一定時間
(例えば5秒)が経過したときにその順送りを停止す
る。停止時の液晶表示パネル17aに表示される数字の
組み合わせが予め定められた大当たり数字の組み合わせ
(例えば777)であるときに特定遊技状態(大当たり
遊技状態という)として、可変入賞球装置19の開閉板
22を一定時間(例えば30秒)が経過するまでは、ま
たは、所定個数の入賞玉(例えば10個)が発生するま
で開放する。開閉板22の開放中に打玉が特定入賞領域
に入賞すると、継続権が発生し、再度開閉板22を上記
した開放動作を繰り返す。この継続権の発生は、所定回
数(たとえば16回)許容される。したがって、大当た
り遊技状態になると、可変入賞球装置19にて短い間に
多量の入賞玉を獲得するチャンスがある。
【0022】次に、パチンコ遊技機1の裏面の構造につ
いて、図2に基づいて説明する。
【0023】パチンコ遊技機1の機構板29には、その
上部に玉タンク30が設けられ、パチンコ遊技機1が遊
技機設置島に設置された状態で上方からパチンコ玉がこ
の玉タンク30に供給される。
【0024】機構板29には、遊技制御を行うための主
基板31を収納する主基板ボックス32と、演出制御を
行うための副基板33と表示制御基板34と効果音制御
基板35及び効果光制御基板36を収納する副基板ボッ
クス37と、払出制御回路基板を収納する払出制御基板
ボックス38とが設けられている。主基板31と副基板
33とは、第1通信ケーブル39で接続されている。
【0025】機構板29下部には打球発射装置40が設
けられており、モータ41の回転力を利用して打玉が1
個づつ遊技領域16に発射される。遊技領域16に発射
されて入賞口26、始動入賞口18あるいは可変入賞球
装置19内に入賞した入賞玉は、入賞玉処理装置42に
より処理され、入賞玉1個につき所定個数(たとえば5
個もしくは15個)の景品玉が玉払出装置43から払出
される。機構板29上部には、ターミナル基板44が設
けられている。ターミナル基板44には、外部電源と接
続するための電源コネクタ及び電源スイッチ、遊技場の
管理コンピュータと通信を行うための通信ケーブル用の
接続端子等が設けられている。
【0026】図3は、第1の実施形態にかかる主基板3
1と副基板33と表示制御基板34と効果音制御基板3
5及び効果光制御基板36に設けられている制御回路を
示すブロック図である。
【0027】主基板31には、主基板CPU45、メイ
ン制御ROM46、特定遊技状態ROM47、RAM4
8、入力バッファ49、フリップフロップ回路50、第
1出力バッファ51、第2出力バッファ52等が設けら
れ、これらは直接あるいは間接的にバス53に接続され
ている。また、主基板31には電源回路55、アドレス
デコード回路(図示せず)等も設けられている。
【0028】メイン制御ROM46には制御プログラム
等が記憶されており、主基板CPU45が制御プログラ
ムを読み出すことにより遊技の進行に合わせた制御を行
う。特定遊技状態ROM47には、各アドレスごとに特
定遊技状態を示す情報が格納されている。本実施例にお
いては、特定遊技状態を、外れ遊技状態、第1リーチ遊
技状態、第2リーチ遊技状態、大当たり遊技状態の4つ
としている。RAM48は、特定遊技状態ROM47か
ら読み出した特定遊技状態を示す情報を一時的に格納す
るように構成されている。入力バッファ49には、入力
ポート等を介して始動入賞玉検出スイッチ20、入賞玉
検出スイッチ54、各種の状態検出スイッチ56が接続
されている。第1出力バッファ51は、出力ポート等を
介してソレノイド21を駆動するためのソレノイド駆動
回路57に接続されている。第2出力バッファ52は、
出力ポート、第1通信ケーブル39等を介して副基板3
3に接続されている。アドレスデコード回路は、主基板
CPU45からのアドレスデータをデコードし、入力バ
ッファ49、フリップフロップ回路50等にチップセレ
クト信号を与えている。また、主基板CPU45の電源
投入時処理は、電源投入時の1割り込み目は副基板33
に対して何の処理も行わず、実際の情報の送信は2割り
込み目から行うようになっている。
【0029】第1及び第2出力バッファ52は、主基板
31側からの信号の出力のみを許容し、主基板31側へ
の信号の入力を禁止するよう構成されている。具体的に
は、NPNトランジスタアレイのIC回路で、図4に示
す基本回路を有している。
【0030】副基板33には、副基板CPU58、副基
板入力バッファ59、表示図柄ROM60、効果音RO
M61、効果光ROM62、副基板フリップフロップ回
路63、副基板出力バッファ64等が設けられている。
副基板CPU58は、主基板31側から送られてくる特
定状態選択情報に基づいて、表示図柄ROM60と効果
音ROM61及び効果光ROM62内に記憶されている
演出データを読み出し、所定のタイミングでデータを出
力する。副基板入力バッファ59は、第1通信ケーブル
39、入力ポート等を介して主基板31と接続されてい
る。副基板出力バッファ64は、出力ポート、第2通信
ケーブル65等で表示制御基板34と効果音制御基板3
5及び効果光制御基板36に接続されている。また、副
基板CPU58の電源投入時処理は、CPU自体の初期
化及びRAM(図示せず)の初期化を行っており、主基
板31側からの情報を受信可能として、待機状態にあ
る。
【0031】表示図柄ROM60には、外れ遊技状態、
第1リーチ遊技状態、第2リーチ遊技状態、大当たり遊
技状態の4つ特定遊技状態に対応した、それぞれの特定
遊技状態において液晶表示パネル17aにどのようなパ
ターンで表示を行わせるのかという演出データとして、
第1乃至第4表示データが記憶されている。第1乃至第
4表示データは、液晶表示パネル17aにどのような表
示図柄を表示させるのかを指定できるようになってい
る。
【0032】効果音ROM61には、外れ遊技状態、第
1リーチ遊技状態、第2リーチ遊技状態、大当たり遊技
状態の4つ特定遊技状態に対応した、それぞれの特定遊
技状態においてスピーカ13からどのようなパターンで
効果音を発生させるのかという演出データとして、第1
乃至第4効果音データが記憶されている。第1乃至第4
効果音データは、効果音種類データ、周波数データ、テ
ンポデータ等で構成されており、どの種類の効果音をど
の周波数でどの様なテンポで発生させるのかを指定でき
るようになっている。また、第1乃至第4効果音データ
は、効果音の発生が液晶表示パネル17aでの表示内容
の変化に同期して行われるように、順送り開始時、リー
チ状態発生時、停止時の各タイミングで各々異なる音声
データ及び音楽データに切り替わるようにも構成されて
いる。
【0033】効果光ROM62には、外れ遊技状態、第
1及び第2リーチ遊技状態、大当たり遊技状態の3つ特
定遊技状態に対応した、それぞれの特定遊技状態におい
て第1乃至第3遊技効果LED9、23、24をどのよ
うなパターンで点滅させるのかという演出データとし
て、第1乃至第3効果光データが記憶されている。第1
及び第2リーチ遊技状態は同じ効果光データを有してい
る。第1乃至第3効果光データは、遊技効果LED特定
データ、点滅周期データ等で構成されており、どの遊技
効果LEDをどのような周期で点滅させるのかを指定で
きるようになっている。また、第1乃至第3効果光デー
タは、効果光の発生が液晶表示パネル17aでの表示内
容の変化に同期して行われるように、順送り開始時、リ
ーチ状態発生時、停止時の各タイミングで各々異なる点
滅周期データに切り替わるようにも構成されている。
【0034】表示制御基板34には、表示制御基板入力
バッファ67、液晶表示パネル制御回路68等が設けら
れている。表示制御基板入力バッファ67は、入力ポー
ト、第2通信ケーブル65等を介して副基板33に接続
されている。液晶表示パネル制御回路68は、副基板3
3側から送信される第1乃至第4表示データに基づいて
液晶表示パネル17aでの表示制御を行う。
【0035】図5は、第1乃至第4表示データに基づい
て行われる液晶表示パネル17aでの表示パターンの一
例を示しており、(a)は外れ遊技状態に対応した第1
表示データに基づく表示パターンを、(b)は第1リー
チ遊技状態に対応した第2表示データに基づく表示パタ
ーンを、(c)は第2リーチ遊技状態に対応した第3表
示データに基づく表示パターンを、(d)は大当たり遊
技状態に対応した第4表示データに基づく表示パターン
を、各々示している。
【0036】副基板CPU58から第1表示データが出
力されてくると、液晶表示パネル制御回路68は第1表
示データに基づいて、図5(a)に示すように、3桁の
数字が順送りを開始し、所定時間後に順送りを停止し始
めるが、左桁部と中央桁部の数字を異ならせて停止さ
せ、最後に右桁部を停止させる表示を液晶表示パネル1
7aにて行う。
【0037】副基板CPU58から第2表示データが出
力されてくると、液晶表示パネル制御回路68は第2表
示データに基づいて、図5(b)に示すように、3桁の
数字が順送りを開始し、所定時間後に順送りを停止し始
め、左桁部と中央桁部とを同じ数字で停止させるリーチ
状態を経て、その後右桁部を異なる数字で停止させる表
示を行う。
【0038】副基板CPU58から第3表示データが出
力されてくると、液晶表示パネル制御回路68は第3表
示データに基づいて、図5(c)に示すように、3桁の
数字が順送りを開始し、所定時間後に順送りを停止し始
め、左桁部と中央桁部とを同じ数字で停止させるリーチ
状態を示す表示を行わせる。更に、停止と同時に、左桁
部と中央桁部とを左右方向に縮小し、順送りを続けてい
る右桁部を左右方向に拡大し、その後異なる数字で右桁
部を停止させる表示を行う。
【0039】副基板CPU58から第4表示データが出
力されてくると、液晶表示パネル制御回路68は第3表
示データに基づいて、図5(d)に示すように、3桁の
数字が順送りを開始し、所定時間後に順送りを停止し始
め、左桁部と中央桁部とを同じ数字で停止させるリーチ
状態を示す表示を行わせる。更に、停止と同時に、左桁
部と中央桁部とを左右方向に縮小し、順送りを続けてい
る右桁部を左右方向に拡大し、その後同じ数字で右桁部
が停止する大当たり状態を示す表示を行う。
【0040】効果音制御基板35には、効果音制御基板
入力バッファ69、音源IC回路70、増幅回路71等
が設けられている。効果音制御基板入力バッファ69
は、入力ポート、第2通信ケーブル65等を介して副基
板33に接続されている。音源IC回路70は、副基板
33側から送信される第1乃至第4効果音データに基づ
いて効果音を合成する。音源IC回路70には、効果音
として、予め複数の音声データ及びBGMとしての複数
の音楽データが記憶されており、効果音種類データに基
づいて音声データ及び音楽データを選択する。次に、選
択した音声データ及び音楽データを周波数データ及びテ
ンポデータに基づいて所定周波数及び所定テンポで効果
音を合成する。合成された効果音は、増幅回路71を経
てスピーカ13にて再生される。
【0041】図6として示した図表は、第1乃至第4効
果音データに基づいて行われるスピーカ13での効果音
発生パターンの一例を示しており、(イ)は外れ遊技状
態に対応した第1効果音データに基づく効果音発生パタ
ーンを、(ロ)は第1リーチ遊技状態に対応した第2効
果音データに基づく効果音発生パターンを、(ハ)は第
2リーチ遊技状態に対応した第3効果音データに基づく
効果音発生パターンを、(ニ)は大当たり遊技状態に対
応した第4効果音データに基づく効果音発生パターン
を、各々示している。
【0042】副基板CPU58から第1効果音データが
出力されてくると、音源IC回路70は第1効果音デー
タに基づいて、図6(イ)に示すように、順送り開始時
に同期して「スタート」の音声とNo.1の音楽とを合
成する。その後右桁部が停止した時に同期して「ザンネ
ン」の音声とNo.4の音楽とを合成する。
【0043】副基板CPU58から第2効果音データが
出力されてくると、音源IC回路70は第2効果音デー
タに基づいて、図6(ロ)に示すように、順送り開始時
に同期して「スタート」の音声とNo.1の音楽とを合
成する。次に、リーチ状態が発生した時に同期して「リ
ーチ」の音声とNo.2の音楽とを合成し、その後右桁
部が停止した時に同期して「ザンネン」の音声とNo.
4の音楽とを合成する。
【0044】副基板CPU58から第3効果音データが
出力されてくると、音源IC回路70は第3効果音デー
タに基づいて、図6(ハ)に示すように、順送り開始時
に同期して「スタート」の音声とNo.1の音楽とを合
成する。次に、リーチ状態が発生した時に同期して「リ
ーチ」の音声とNo.3の音楽とを合成し、その後右桁
部が停止した時に同期して「ザンネン」の音声とNo.
4の音楽とを合成する。
【0045】副基板CPU58から第4効果音データが
出力されてくると、音源IC回路70は第3効果音デー
タに基づいて、図6(ニ)に示すように、順送り開始時
に同期して「スタート」の音声とNo.1の音楽とを合
成する。次に、リーチ状態が発生した時に同期して「リ
ーチ」の音声とNo.3の音楽とを合成し、その後右桁
部が停止した時に同期して「オオアタリ」の音声とN
o.5の音楽とを合成する。
【0046】効果光制御基板36には、効果光制御基板
入力バッファ72、効果光発生制御回路73、第1乃至
第3遊技効果LED駆動回路74乃至76等が設けられ
ている。効果光制御基板入力バッファ72は、入力ポー
ト、第2通信ケーブル65等を介して副基板33に接続
されている。効果光発生制御回路73は、副基板33側
から送信される第1乃至第3効果光データに基づいて、
第1乃至第3遊技効果LED駆動回路74乃至76に制
御信号を出力する。効果光発生制御回路73は、遊技効
果LED特定データに基づいてどの遊技効果LEDを点
滅させるのかを選択し、選択した遊技効果LEDを点滅
周期データに基づいた周期で点滅させるように、選択し
た遊技効果LEDを発行させるための遊技効果LED駆
動回路に制御信号を出力する。
【0047】図7乃至図9は、第1乃至第3効果光デー
タに基づいて行われる第1乃至第3遊技効果LED9、
23、24での効果光発生パターンの一例を示してお
り、図7は外れ遊技状態に対応した第1効果光データに
基づく効果光発生パターンを、図8は第1及び第2リー
チ遊技状態に対応した第2効果光データに基づく効果光
発生パターンを、図9は大当たり遊技状態に対応した第
3効果光データに基づく効果光発生パターンを、各々示
している。図中の「ON」は各遊技効果LEDの点灯
を、「OFF」は各遊技効果LEDの消灯を示す。
【0048】副基板CPU58から第1効果光データが
出力されてくると、効果光発生制御回路73は第1効果
光データに基づいて、図7に示すように、順送り開始時
に同期して第2及び第3遊技効果LED23、24を時
間Aで点滅するよう第2及び第3遊技効果LED駆動回
路75、76に制御信号を出力する。その後右桁部が停
止した時に同期して、第2及び第3遊技効果LED2
3、24の点滅を停止させるよう第2及び第3遊技効果
LED駆動回路75、76に制御信号を出力する。
【0049】副基板CPU58から第2効果光データが
出力されてくると、効果光発生制御回路73は第2効果
光データに基づいて、図8に示すように、順送り開始時
に同期して第2及び第3遊技効果LED23、24を時
間Aで点滅するよう第2及び第3遊技効果LED駆動回
路75、76に制御信号を出力する。次に、リーチ状態
が発生した時に同期して、第2及び第3遊技効果LED
23、24を時間Bで点滅するよう第2及び第3遊技効
果LED駆動回路75、76に制御信号を出力する。そ
の後右桁部が停止した時に同期して、第2及び第3遊技
効果LED23、24の点滅を停止させるよう第2及び
第3遊技効果LED駆動回路75、76に制御信号を出
力する。
【0050】副基板CPU58から第3効果光データが
出力されてくると、効果光発生制御回路73は第3効果
光データに基づいて、図9に示すように、順送り開始時
に同期して第2及び第3遊技効果LED23、24を時
間Aで点滅するよう第2及び第3遊技効果LED駆動回
路75、76に制御信号を出力する。次に、リーチ状態
が発生した時に同期して、第2及び第3遊技効果LED
23、24を時間Bで点滅するよう第2及び第3遊技効
果LED駆動回路75、76に制御信号を出力する。そ
の後右桁部が停止した時に同期して、第1遊技効果LE
D9を時間Cで点滅するよう第1遊技効果LED駆動回
路74に制御信号を出力する一方、第2及び第3遊技効
果LED23、24を時間Dで点滅するよう第2及び第
3遊技効果LED駆動回路75、76に制御信号を出力
する。
【0051】以下、主基板CPU45及び副基板CPU
58で実施する、特定遊技状態の選択制御、特定遊技選
択情報の出力制御、液晶表示パネル17aとスピーカ1
3及び第1乃至第3遊技効果LED9、23、24にか
かる演出データの出力制御について説明する。景品玉及
び貸出玉の払出制御、開閉板22を開閉させるためのソ
レノイド21の駆動制御等、その他の制御処理について
は、従前のものと同様のものであり、説明を省略する。
【0052】図10は、主基板CPU45にて行われる
特定遊技状態選択制御のフローチャートを示す。
【0053】主基板CPU45では、所定サイクルごと
に始動入賞玉検出スイッチ20からの検出出力を読み込
んでいる。まず、S101において、読み込んだ始動入
賞玉検出スイッチ20からの検出出力に基づいて始動入
賞口18に打玉が入賞したか否かを判断する。始動入賞
玉検出スイッチ20からの検出出力が「ON」で、始動
入賞口18に打玉が入賞した場合には(S101で「Y
es」)、S103に進む。
【0054】S103では、外れ遊技状態、第1リーチ
遊技状態、第2リーチ遊技状態、大当たり遊技状態の4
つ特定遊技状態が各々所定の確率にて発生するようにカ
ウント値が設定されているランダムカウンタ(図示せ
ず)にてカウントを行い、カウント値を決定する。続
く、S105では、S103にて決定されたカウント値
に基づいて、該当する特定遊技状態を特定遊技状態RO
M47から読み出す。たとえば、0〜99までカウント
するランダムカウンタを用い、カウント値が1の場合に
は大当たり遊技状態、2〜9の場合には第2リーチ遊技
状態、10〜25の場合には第1リーチ遊技状態、26
〜99及び0の場合には外れ遊技状態と設定することも
できる。
【0055】S107にて、S105にて読み出された
特定遊技状態を特定遊技選択情報としてRAM48に書
き込んだあと、この特定遊技状態選択制御を終了する。
【0056】図11は、主基板CPU45にて行われる
特定遊技選択情報を出力するための制御動作を示すフロ
ーチャートである。
【0057】まず、S201にてRAM48に特定遊技
選択情報に書き込まれているか否かを判断する。特定遊
技選択情報が書き込まれている場合には(S101で
「Yes」)、S203に進み、書き込まれている特定
遊技選択情報を読み出す。複数の特定遊技選択情報が書
き込まれている場合には、書き込み順序の古いものから
順番に読み出していく。次に、S205にて、読み出し
た特定遊技選択情報を副基板33に出力して、この特定
遊技選択情報出力の制御動作を終了する。
【0058】図12は、副基板CPU58にて行われる
演出データを出力するための制御動作を示すフローチャ
ートである。
【0059】まず、S301にて主基板31から特定遊
技選択情報が入力されたか否かを判断する。特定遊技選
択情報の入力があった場合には(S301で「Ye
s」)、S303に進み、特定遊技選択情報を読み込
む。
【0060】次に、S305に進み、表示図柄ROM6
0内の第1乃至第4表示データのうち、読み込んだ特定
遊技選択情報に対応する表示データを読み込む。S30
7では、効果音ROM61内の第1乃至第4効果音デー
タのうち、読み込んだ特定遊技選択情報に対応する効果
音データを読み込む。S309では、効果光ROM62
内の第1乃至第3効果光データのうち、読み込んだ特定
遊技選択情報に対応する効果光データを読み込む。
【0061】最後に、S311、S313、S315に
て、読み込んだ表示データ、効果音データ、効果光デー
タを各々表示制御基板34、効果音制御基板35、効果
光制御基板36に出力して、この演出データ出力の制御
動作を終了する。
【0062】以上説明したように、本実施例では、主基
板CPU45が特定遊技状態の選択決定を行い、決定さ
れた特定遊技状態に基づいて、副基板CPU58が操作
者に対してどのような演出を提示するかという提示演出
の具体内容の選択決定を行っている。すなわち、主基板
CPU45は4つの特定遊技状態の中から1つの特定遊
技状態を選択し、選択した特定遊技状態を特定遊技選択
情報として副基板33に出力している。副基板CPU5
8は、特定遊技選択情報に基づいて、表示図柄ROM6
0内に記憶されている第1乃至第4表示データの中から
特定遊技選択情報に対応する表示データを選択し表示制
御基板34に出力している。同様に、副基板CPU58
は、効果音ROM61から効果音データを選択して効果
音制御基板35に出力し、効果光ROM62から効果光
データを選択して効果光制御基板36に出力している。
【0063】これにより、従来は主基板CPU45が行
っていた特定遊技状態の選択、演出データの選択といっ
た制御を、主基板31及び副基板33の各CPU45、
58に分散させて、主基板31及び副基板33における
演算処理能力、記憶容量等に余裕を持たせることがで
き、液晶表示パネル17aの表示内容を多様化させる
等、提示する演出をより複雑なものとすることも可能で
あり、操作者の射幸性を向上させることができる。
【0064】また、古くなったパチンコ遊技機1を、遊
技盤14のデザイン及び液晶表示パネル17aに表示さ
せる図柄等が異なる新しいパチンコ遊技機1と入れ替え
る場合にも、副基板33、特に、表示図柄ROM60、
効果音ROM61、効果光ROM62を交換することで
提示する演出の内容を一新でき、主基板31そのものも
交換していた従来のものに比べ、弾球遊技機の入れ替え
にかかるコストの増加を抑制することが可能となる。
【0065】更に、主基板31と副基板33は、主基板
31側からの信号の出力のみを許容し、主基板31側へ
の信号の入力を禁止するよう構成されている第2出力バ
ッファ52を介して接続されている。このため、第1通
信ケーブル39を介して副基板33側からノイズ等の信
号が伝わったとしても、特定遊技状態の選択制御はもち
ろんのこと、主基板31にて行われている景品玉及び貸
出玉の払出制御、開閉板22を開閉させるためのソレノ
イド21の駆動制御といった他の制御に誤動作等の悪影
響が現れることはない。従って、主基板31にて行われ
る制御に関しては、従来のものと同レベルの信頼性を確
保することができる。
【0066】次に、図13に基づいて第2の実施形態を
説明する。
【0067】図13は、第2の実施形態にかかる主基板
31と副基板33と表示制御基板34と効果音制御基板
35及び効果光制御基板36に設けられている制御回路
を示すブロック図である。なお、第1の実施形態にて開
示している構成については、同一の符号を付している。
第1の実施形態と異なる点は、副基板33、表示制御基
板34、効果音制御基板35、効果光制御基板36の構
成である。主基板31にかかる構成は、第1の実施形態
のものと同一であり、その説明を省略する。
【0068】副基板33には、副基板CPU101、副
基板入力バッファ59、副基板フリップフロップ回路6
3、副基板出力バッファ64等が設けられている。副基
板CPU101は、主基板31側から送られてくる特定
状態選択情報に基づいて、提示する演出パターンとし
て、表示パターン、効果音パターン、効果光パターンを
決定して、決定したパターンをパターン情報として所定
タイミングで出力する。副基板入力バッファ59は、第
1通信ケーブル39、入力ポート等を介して主基板31
と接続されている。副基板出力バッファ64は、出力ポ
ート、第3通信ケーブル102等で表示制御基板34と
効果音制御基板35及び効果光制御基板36に接続され
ている。
【0069】表示制御基板34には、表示制御基板入力
バッファ67、表示制御CPU103、表示図柄ROM
60、液晶表示パネル制御回路68等が設けられてい
る。表示制御基板入力バッファ67は、入力ポート、第
3通信ケーブル102等を介して副基板33に接続され
ている。表示制御CPU103は、副基板33から送ら
れてくる表示パターン情報に基づいて、表示図柄ROM
60内に記憶されている第1乃至第4表示データを読み
出し液晶表示パネル制御回路68に出力する。液晶表示
パネル制御回路68は、表示制御CPU103から与え
られる第1乃至第4表示データに基づいて液晶表示パネ
ル17aでの表示制御を行う。表示図柄ROM60内に
記憶されている第1乃至第4表示データは、第1の実施
形態のものと同じである。
【0070】効果音制御基板35には、効果音制御基板
入力バッファ69、効果音制御CPU105、効果音R
OM61、音源IC回路70、増幅回路71等が設けら
れている。効果音制御基板入力バッファ69は、入力ポ
ート、第3通信ケーブル102等を介して副基板33に
接続されている。効果音制御CPU105は、副基板3
3から送られてくる効果音パターン情報に基づいて、効
果音ROM61内に記憶されている第1乃至第4効果音
データを読み出し、音源IC回路70に出力する。音源
IC回路70は、効果音制御CPU105から与えられ
る第1乃至第4効果音データに基づいて効果音を合成す
る。効果音ROM61内に記憶されている第1乃至第4
効果音データは、第1の実施形態のものと同じである。
音源IC回路70の構成も、第1の実施形態のものと同
じである。
【0071】効果光制御基板36には、効果光制御基板
入力バッファ72、効果光制御CPU107、効果光R
OM62、効果光発生制御回路73、第1乃至第3遊技
効果LED駆動回路74乃至76等が設けられている。
効果光制御基板入力バッファ72は、入力ポート、第3
通信ケーブル102等を介して副基板33に接続されて
いる。効果光制御CPU107は、副基板33から送ら
れてくる効果光パターン情報に基づいて、効果光ROM
62内に記憶されている第1乃至第3効果光データを読
み出し、効果光発生制御回路73に出力する。効果光発
生制御回路73は、効果光制御CPU107から与えら
れる第1乃至第3効果音データに基づいて、第1乃至第
3遊技効果LED駆動回路74乃至76に制御信号を出
力する。効果光ROM62内に記憶されている第1乃至
第3効果光データは、第1の実施形態のものと同じであ
る。効果光発生制御回路73等の構成も、第1の実施形
態のものと同じである。
【0072】また、表示制御基板34、効果音制御基板
35又は効果光制御基板36と副基板CPU101とは
第3通信ケーブル102等を介して双方向に通信可能に
接続されている。
【0073】図14として示した図表は、副基板CPU
101にて決定するパターン情報の1例を示すものであ
る。副基板CPU101は、外れ遊技状態を示す特定遊
技選択情報に対応した表示パターン情報として「000
1」を、効果音パターン情報として「0101」を、効
果光パターン情報として「1001」を選択決定し、各
制御基板34乃至36に出力する。同様に、第1リーチ
遊技状態に対応して「0010」「0110」「101
0」を、第2リーチ遊技状態に対応して「0011」
「0111」「1010」を、大当たり遊技状態に対応
して「0100」「1000」「1011」を、各々選
択決定し、各制御基板34乃至36に出力する。
【0074】第2の実施形態における演出提示の例を示
す。たとえば、副基板CPU101は、主基板31から
大当たり遊技状態を選択した旨の特定遊技選択情報が入
力された場合、「0100」を表示パターン情報として
決定し、表示制御基板34に出力する。表示制御CPU
103は、この「0100」の表示パターン情報が入力
された場合、表示図柄ROM60からこの「0100」
に対応する第4表示データを読み出し、液晶表示パネル
制御回路68に出力する。これにより、液晶表示パネル
17aでは、図5(d)に示されるような表示が行われ
ることになる。同様に、効果音パターン情報として「1
000」を決定して効果音制御基板35に出力し、効果
音制御基板35はスピーカ13から図6(ニ)に示す効
果音を発生させる。また、効果光パターン情報として
「1011」を決定して効果光制御基板36に出力し、
効果光制御基板36は図9に示すように第1乃至第3遊
技効果LED9、23、24を点滅させる。大当たり遊
技状態を例にして説明したが、外れ遊技状態、第1リー
チ遊技状態、第2リーチ遊技状態においても、同様な制
御がなされて、演出の提示が行われる。
【0075】以上説明したように、本実施例では、主基
板CPU45が特定遊技状態の選択決定を行い、副基板
CPU101が選択された特定遊技状態に対応する演出
パターンを決定し、各制御基板内34乃至36の各CP
U103、105、107が決定された演出パターンに
基づいて、操作者に対してどのような演出を提示するか
という提示演出の具体内容の選択決定を行っている。す
なわち、主基板CPU45は4つの特定遊技状態の中か
ら1つの特定遊技状態を選択し、選択した特定遊技状態
を特定遊技選択情報として副基板33に出力している。
副基板CPU101は、特定遊技選択情報に基づいて、
表示パターンの中から特定遊技選択情報に対応する表示
パターンを選択し表示制御基板34に出力している。同
様に、副基板CPU101は、効果音パターンを選択し
て効果音制御基板35に出力し、効果光パターンを選択
して効果光制御基板36に出力している。表示制御CP
U103は、特定遊技選択情報に基づいて、図柄表示R
OM内に記憶されている第1乃至第4表示データの中か
ら特定遊技選択情報に対応する表示データを選択し液晶
表示パネル制御回路68に出力している。効果音制御C
PU105は、効果音ROM61から効果音データを選
択して音源IC回路70に出力している。効果光制御C
PU107は、効果光ROM62から効果光データを選
択して効果光発生制御回路73に出力している。
【0076】これにより、第2の実施形態も、第1の実
施形態と同じ効果を奏することはもちろんのこと、第1
の実施形態とは異なる効果として、第1の実施形態のも
のと比べ、副基板CPU101の演算処理能力、記憶容
量等により余裕を持たせることができる点がある。第1
の実施形態では、演出データの設定という制御まで副基
板CPU101が行っていたが、第2の実施形態では、
これを各制御基板34乃至36のCPU103、10
5、107が分担して行っており、副基板CPU101
の負担が軽減されることになる。また、各制御基板のC
PUのおける演出データの決定の制御も、表示制御CP
U103では表示データを、効果音制御CPU105で
は効果音データを、効果光制御CPU107では効果光
データを各々決定すればよいので、各制御基板34乃至
36の各CPU103、105、107の負担はさほど
大きくない。従って、より演出内容を多様化できること
が可能となる。
【0077】第1及び第2の実施形態では、可変表示手
段17として液晶表示パネル17aにて構成している
が、CRT等のディスプレイにて構成してもよく、ま
た、複数の回転ドラム機構を設け、これらをモータにて
回転させるように構成してもよい。また、操作者に演出
を提示する手段として、表示図柄、効果音、効果光を示
したが、提示する演出はこれらに限られることはなく、
操作者のシートを振動させる等様々な演出に対して適応
可能である。本実施形態によれば、提示演出の数(態
様)を増やしても、主基板CPU45の負担はさほど大
きくならず、処理時間、記憶容量等で他の制御に影響を
与えることはない。
【0078】第1及び第2の実施形態では、副基板33
と表示制御基板34と効果音制御基板35及び効果光制
御基板36を副基板ボックス37の中に設けているが、
各々を異なるボックスの中に設けて、これらのボックス
を機構板上の所定の位置に配置するよう構成してもよ
い。
【0079】第1及び第2の実施形態では、主基板CP
U45とメイン制御ROM46等をバス53にて接続し
たタイプの主基板31としているが、CPU部分とRO
M部分とを内蔵する一体型のCPUを採用した主基板と
してもよい。
【0080】更に、始動入賞口18に連続して打玉が入
賞した場合、最大4個までの入賞玉の数を記憶してお
り、この記憶している入賞玉の数に応じて遊技領域16
に設けられた保留玉ランプを点灯させているが、この保
留玉ランプの点灯制御を効果光制御回路にて行うことも
可能である。この場合、記憶している入賞玉の数の情報
を主基板31から副基板33に送信し、副基板33から
効果光制御回路に幾つの保留玉ランプを点灯させるかの
データを送るように構成すればよい。
【0081】第2の実施形態において、効果音制御基板
35に効果音制御CPU105を設けていることから、
効果音として提供する音楽の停止時点を管理したり、効
果音制御CPU105にて直接効果音を作ったり、音色
の種類を増やしたりすることが可能である。
【0082】また、第2の実施形態において、効果光制
御基板36に効果光制御CPU107を設けていること
から、第1乃至第3遊技効果LED9、23、24や電
球等の点灯時の制御として供給電流を漸増あるいは漸減
させたり、予め微量の電流を供給しておいたりして、第
1乃至第3遊技効果LED9、23、24や電球等の耐
久性を高める制御を行うことも可能である。
【0083】更に、第2の実施形態においては、副基板
33と表示制御基板34、効果音制御基板35あるいは
効果光制御基板36とは双方向に通信可能に接続されて
おり、以下のような制御を行うことが可能であり、より
付加価値の高いパチンコ遊技機1を提供することが可能
である。第1乃至第3遊技効果LED9、23、24や
その他の電球等の断線、各CPU103、105、10
7あるいは回路等の異常といった情報を副基板33側に
戻し、副基板CPU101にて遊技盤14の所定位置に
設けた警告灯を点灯させるように制御するよう構成する
ことが可能である。表示制御基板入力バッファ67、液
晶表示パネル制御回路68、表示制御CPU103、液
晶表示パネル17a等に異常のないときに限られるが、
表示制御基板34に信号を送り、液晶表示パネル17a
にて異常の旨の表示を行わせるよう構成することも可能
である。副基板33と遊技場の管理用コンピュータとを
通信ケーブル等にて接続するように構成すれば、上述し
た異常に関する情報を管理用コンピュータにて一括管理
することも可能である。
【0084】また、効果音制御基板35から効果音提示
を終了したという情報を副基板33、側に戻し、この情
報に基づいて次の効果音パターン情報を効果音制御基板
35に出力するといったように、各制御基板34、3
5、36から演出提示を終了したという終了情報を副基
板33側に戻し、副基板CPU101がこの終了情報に
基づいて、新たな演出パターン情報を出力するように構
成してもよい。これにより、従来の所定サイクル時間ご
とに演出データを出力するという見込み制御を行うもの
に比べ、確実に演出を最後まで提示できるという効果を
奏することが可能となる。
【0085】
【発明の効果】以上、詳細に説明したとおり、本発明に
よれば、異なる弾球遊技機への入れ替えにともなうコス
トの増加を抑制し、主基板における演算処理能力、記憶
容量等に余裕を持たせることができ、射倖性を向上でき
る遊技用装置を提供することが可能となる。
【0086】また、遊技状態選択情報に基づいて表示デ
ータと効果音データ及び効果光データを決定し出力する
一連の制御を、パターン情報決定手段と表示データ出力
手段と効果音データ出力手段と効果光データ出力手段と
で分担して行うことで、各手段での演算処理能力、記憶
容量等により余裕を持たせることができる。従って、可
変表示手段と効果音発生手段及び効果光発生手段での提
示する演出内容をより多様化することも可能となる。
【0087】また、表示データ出力手段、効果音データ
出力手段又は効果光データ出力手段とパターン情報決定
手段とを双方で通信を行うことで、従来の遊技用装置で
は行うことのできなかった様々な制御を行うことも可能
となり、より付加価値の高い遊技用装置を提供すること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】弾球遊技機の一例のパチンコ遊技機を示す全体
正面図である。
【図2】パチンコ遊技機の一部内部構造を示す全体背面
図である。
【図3】本発明の第1の実施形態にかかる制御回路を示
すブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施形態にかかる入力禁止手段
としての第2出力バッファの基本回路を示す回路図であ
る。
【図5】本発明の第1の実施形態にかかる提示演出とし
て、液晶表示パネルでの表示パターンの一例を示す図で
ある。
【図6】本発明の第1の実施形態にかかる提示演出とし
て、スピーカでの効果音発生パターンの一例を示す図表
である。
【図7】本発明の第1の実施形態にかかる提示演出とし
て、第1乃至第3遊技効果LEDでの効果光発生パター
ンの一例を示す図である。
【図8】本発明の第1の実施形態にかかる提示演出とし
て、第1乃至第3遊技効果LEDでの効果光発生パター
ンの一例を示す図である。
【図9】本発明の第1の実施形態にかかる提示演出とし
て、第1乃至第3遊技効果LEDでの効果光発生パター
ンの一例を示す図である。
【図10】本発明の第1の実施形態にかかる主基板CP
Uの制御動作を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第1の実施形態にかかる主基板CP
Uの制御動作を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第1の実施形態にかかる副基板CP
Uの制御動作を示すフローチャートである。
【図13】本発明の第2の実施形態にかかる制御回路を
示すブロック図である。
【図14】本発明の第2の実施形態にかかる副基板CP
Uにて決定するパターン情報の1例を示す図表である。
【符号の説明】
1…パチンコ遊技機、9…第1遊技効果LED、13…
スピーカ、16…遊技領域、17…可変表示手段、17
a…液晶表示パネル、18…始動入賞口、20…始動入
賞玉検出スイッチ、23…第2遊技効果LED、24…
第3遊技効果LED、31…主基板、33…副基板、3
4…表示制御基板、35…効果音制御基板、36…効果
光制御基板、45…主基板CPU、47…特定遊技状態
ROM、52…第2出力バッファ、58…副基板CP
U、60…表示図柄ROM、61…効果音ROM、62
…効果光ROM、68…液晶表示パネル制御回路、70
…音源IC回路、73…効果光制御回路、101…副基
板CPU、103…表示制御CPU、105…効果音制
御CPU、107…効果光制御CPU。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 7/02 320 A63F 7/02 304 A63F 7/02 326

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤上の遊技領域に打玉を打ち込んで
    遊技が行われる弾球遊技機を含む遊技装置であって、 前記遊技領域に設けられ、打玉が入賞可能な始動入賞口
    と、 前記遊技領域に設けられ、前記弾球遊技機の遊技状態を
    操作者に知らせるための可変表示手段と、 効果音を発生する効果音発生手段と、 効果光を発生する効果光発生手段と、 前記始動入賞口に入賞した始動入賞玉を検出する始動入
    賞玉検出手段と、 前記始動入賞玉検出手段からの検出出力が入力されたこ
    とを条件として、複数の異なる特定遊技状態の中から1
    つの特定遊技状態を選択し、前記選択した特定遊技状態
    を特定遊技選択情報として出力する特定遊技状態選択手
    段と、 前記特定遊技状態選択手段から出力される前記特定遊技
    選択情報に基づいて、表示パターンと効果音パターンと
    効果光パターンとを決定するとともに、前記決定した表
    示パターンを表示するための表示データと前記決定した
    効果音パターンを発生させるための効果音データと前記
    決定した効果光パターンを発生させるための効果光デー
    タとを出力するパターン決定手段と、 前記パターン決定手段から出力された前記表示データに
    基づいて、前記決定された表示パターンにて表示を行う
    よう前記可変表示手段を制御する可変表示制御手段と、 前記パターン決定手段から出力された前記効果音データ
    に基づいて、前記決定された効果音パターンにて効果音
    を発生させるよう前記効果音発生手段を制御する効果音
    発生制御手段と、 前記パターン決定手段から出力された前記効果光データ
    に基づいて、前記決定された効果光パターンにて効果光
    を発生させるよう前記効果光発生手段を制御する効果光
    発生制御手段とを有しており、 前記パターン決定手段は、 前記特定遊技状態選択手段から出力される前記特定遊技
    選択情報に基づいて、表示パターンと効果音パターンと
    効果光パターンとを決定し、前記決定した表示パターン
    と効果音パターンと効果光パターンを各々表示パターン
    情報と効果音パターン情報と効果光パターン情報として
    出力するパターン情報決定手段と、 前記表示パターン情報に基づいて、前記決定した表示パ
    ターンを表示するための表示データを決定し、出力する
    表示データ出力手段と、 前記効果音パターン情報に基づいて、前記決定した効果
    音パターンの効果音を発生するための効果音データを決
    定し、出力する効果音データ出力手段と、 前記効果光パターン情報に基づいて、前記決定した効果
    光パターンの効果光を発生するための効果光データを決
    定し、出力する効果光データ出力手段とを有し、 前記パターン決定手段を、前記特定遊技状態選択手段が
    設けられる基板とは異なる基板に設ける一方、 前記特定遊技状態選択手段と前記パターン決定手段と
    を、前記特定遊技状態選択手段から前記パターン決定手
    段への一方向通信となるよう前記パターン決定手段から
    の信号の入力を禁止する入力禁止手段を介して接続し、 前記パターン情報決定手段が設けられる基板とは異なる
    基板に、前記表示データ出力手段と前記効果音データ出
    力手段と前記効果光データ出力手段とを設けるととも
    に、前記表示データ出力手段、前記効果音データ出力手
    段又は前記効果光データ出力手段と前記パターン情報決
    定手段とを双方向に通信可能に接続したことを特徴とす
    る遊技用装置。
  2. 【請求項2】 各々異なる第1基板と第2基板と第3基
    板とを有し、前記表示データ出力手段と前記可変表示制
    御手段とを前記第1基板に設け、前記効果音データ出力
    手段と前記効果音発生制御手段とを前記第2基板に設
    け、前記効果光データ出力手段と前記効果光発生制御手
    段とを前記第3基板に設けたことを特徴とする請求項1
    に記載の遊技用装置。
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