JP2008097683A - 可変形ミラー及びそれを備えた光ピックアップ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ミラー面が平滑であり、且つ圧電膜に特性の不均一な部分が生じた場合でも、特性の不均一な部分の影響を低減できる構成の可変形ミラーを提供する。
【解決手段】可変形ミラー6は、基板7と、基板7上に配置される下部電極膜8と、下部電極膜8上に配置される圧電膜9と、圧電膜9上に配置される上部電極膜10と、上部電極膜10上に配置される絶縁層11と、絶縁層11上に配置されるミラー膜12とで構成されている。上部電極膜10は、5つの分割電極膜(図示せず)に分かれており、楕円形状の第1分割電極を取り囲むように、4つの第2分割電極が配置されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、光ピックアップ装置等に備えられる鏡面形状を変形できる可変形ミラーに関し、より詳細には、薄膜を積層した構造の可変形ミラーの構成に関する。また、本発明は、そのような可変形ミラーを備えた光ピックアップ装置に関する。
光ピックアップ装置を使って、CD(コンパクトディスク)やDVD(デジタル多用途ディスク)等の光ディスクの情報を読み書きする際、光ピックアップ装置の光軸とディスク面の関係は、垂直であることが理想である。しかし、実際にディスクが回転している際、この関係は常に垂直というわけではない。このため、CDやDVD等の光ディスクでは、ディスク面が光軸に対して傾いた時に、レーザ光の光路が曲げられて波面収差(主にコマ収差)が発生する。また、光ピックアップ装置で再生する光ディスクを交換した際に、光ディスクの基板の厚さが変化すると、波面収差(主に球面収差)が発生する。
このような波面収差が発生した場合、光ディスク上に照射されたレーザ光のスポット位置は正しい位置からずれるため、波面収差が許容値を超えると、情報の正しい読み書きができないという問題が発生する。このため、従来から、可変形ミラーを用いて波面収差の補正が行われており、様々な可変形ミラーが提案されている。
例えば、特許文献1においては、図5に示すように、基板101上に下部電極102、圧電体103、上部電極104、105、弾性体106が形成され、基板101の裏側に設けられるキャビティ部107に反射膜108が形成される可変形ミラーが提案されている。また、特許文献2においても、特許文献1の場合と下部電極が分割され、反射ミラー膜が弾性体上に形成されている点は異なるが、その他の点は特許文献1と同様の可変形ミラーが提案されている。
更に、特許文献3では、図6に示すように、シリコン基板201上に、第2電極膜202、圧電膜203、第1電極膜204、弾性板膜205、反射ミラー膜206が順に積層された構造の可変形ミラーが提案されている。
しかしながら、特許文献1や特許文献2で提案される可変形ミラーは、基板をエッチング処理した後に、エッチング処理をした面に反射ミラー膜を形成する構成であるために、ミラーの平滑性が十分でなく、その結果、特許文献1や特許文献2の構成の可変形ミラーを光ピックアップ装置に用いた場合、収差の補正が正確にできないという問題が発生する。
また、特許文献1〜3の構成の可変形ミラーでは、基板上の広い範囲に渡って圧電膜を形成する構成となっているが、このように圧電膜を広い領域に形成する場合、圧電膜の特性をムラなく均一に形成するのは非常に難しいため、圧電膜の一部に特性が不均一な部分が発生する可能性が高い。そして、圧電膜に、このような特性の不均一な部分が形成されると、圧電膜を駆動してミラーを変形させた時に所望のミラー形状が得られない場合があり、この場合、可変形ミラーを光ピックアップ装置中に備えても、収差の補正を正確にできないという問題が発生する。
特開2005−32286号公報 特開2005−92987号公報 特開2004−347753号公報
以上の問題点に鑑み、本発明の目的は、圧電膜に特性の不均一な部分が生じた場合でも、特性の不均一な部分の影響を低減できる構成の可変形ミラーを提供することである。また、本発明の他の目的は、前述の目的を達成しつつ、平滑なミラー面を得ることが可能な可変形ミラーを提供することである。更に、本発明の他の目的は、ミラーを所望の形状に変形できる可変形ミラーを備えることにより、収差の補正を正確に行える光ピックアップ装置を提供することである。
上記目的を達成するために本発明は、圧電膜と該圧電膜を挟む第1電極膜及び第2電極膜とから成る駆動部と、前記第1電極膜と接して前記駆動部を支持する基板と、を備え、前記駆動部の駆動により、ミラー膜を変形させる可変形ミラーにおいて、前記第1電極膜と前記第2電極膜のうち少なくとも一方は、複数の分割電極に分割され、前記駆動部は、前記ミラー膜の主たる変形を行う部分と、前記ミラー膜の変形の微調整を行う部分とから成ることを特徴としている。
また、本発明は、上記構成の可変形ミラーにおいて、前記分割電極は、第1分割電極と、該第1分割電極の周りに1つ以上配置される第2分割電極と、から成ることを特徴としている。
また、本発明は、上記構成の可変形ミラーにおいて、前記第2分割電極は偶数個であることを特徴としている。
また、本発明は、上記構成の可変形ミラーにおいて、前記第1分割電極は楕円形状に形成され、前記第2分割電極は前記第1分割電極を取り囲むように配置されることを特徴としている。
また、本発明は、上記構成の可変形ミラーにおいて、前記第2電極膜は前記複数の分割電極に分割され、前記第2電極膜の前記圧電膜と接する面の裏面には、平滑な面を有する絶縁層が形成され、前記絶縁層の前記第2電極膜と接する面の裏面に存在する前記平滑な面には、前記ミラー膜が形成されることを特徴としている。
また、本発明は、上記構成の可変形ミラーを備える光ピックアップ装置であることを特徴としている。
本発明の第1の構成によれば、可変形ミラーは、第1電極膜と第2電極膜のうちの少なくとも一方を分割電極とすることで、可変形ミラーが備える駆動部の機能を、ミラー膜の主たる変形を行う部分と、ミラー膜の変形の微調整を行う部分と、に分けている。このため、第1電極膜と第2電極膜とに挟まれる圧電膜に圧電特性が不均一な部分がある場合でも、各分割電極に印加する電圧を調整することで所望のミラー形状を得ることが可能となる。
また、本発明の第2の構成によれば、上記第1の構成の可変形ミラーにおいて、例えば、駆動部の第1分割電極を有する部分をミラー膜の主たる変形を行う部分とし、駆動部の第2分割電極を含む部分をミラー膜の変形の微調整を行う部分とすることで、所望のミラー形状を得やすい。
また、本発明の第3の構成によれば、上記第2の構成の可変形ミラーにおいて、例えば、駆動部の第2分割電極を含む部分をミラー膜の変形の微調整を行う部分とした場合に、所望のミラー形状を得るための調整がし易い。
また、本発明の第4の構成によれば、上記第2又は第3の構成の可変形ミラーにおいて、第1分割電極を楕円形状とすることで、光軸に対して傾斜してミラーを配置した場合に、ミラー形状を所望の形状に近づけることが可能となり、更に、第1分割電極を取り囲むように第2分割電極を配置しているために、圧電膜に特性不均一な部分があっても、不均一な特性をカバーして、所望のミラー形状を得やすい。
また、本発明の第5の構成によれば、上記第1から第3のいずれかの構成の可変形ミラーにおいて、平滑な面にミラー膜を形成することが、容易に達成できる。このため、所望のミラー形状を得やすい。更に、可変形ミラーが薄膜で形成されるために、低電圧駆動が可能となる。
また、本発明の第6の構成によれば、上記第1から第5のいずれかの構成の可変形ミラーを備える光ピックアップ装置において、ミラー面が平滑であり、また、圧電膜の特性の不均一な部分の影響を低減できる可変形ミラーを備えることが可能であり、収差の補正を正確に行うことが可能となる。
以下に本発明の実施形態を、図面を用いて説明する。なお、ここで示す実施形態は一例であり、本発明はここに示す実施形態に限定されるものではない。
図1は、本発明の可変形ミラーを備える光ピックアップ装置の光学系を示す概略図である。図1において、光ピックアップ装置1は、CD、DVD、大容量の高品位DVDである青色DVDなどの光記録媒体23上にレーザビームを照射して反射光を受光することにより光記録媒体23の信号記録面に記載された情報を読み取ったり、光記録媒体23上に光ビームを照射して記録面に情報を書き込んだりすることを可能とする装置である。光ピックアップ装置1は、例えば、レーザ光源2と、コリメートレンズ3と、ビームスプリッタ4と、1/4波長板5と、可変形ミラー6と、対物レンズ20と、集光レンズ21と、受光部22と、を備えている。
レーザ光源2は、所定の波長のレーザビームを出射する半導体レーザダイオードである。例えば、CD用には785nm、DVD用には650nm、青色DVD用には405nmの波長のレーザビームを出射できる半導体レーザダイオードが使用される。なお、本実施形態では1つのレーザ光源2から出射されるレーザビームの波長は1種類であるが、複数の波長のレーザビームを出射できるレーザ光源を用いても構わない。レーザ光源2を出射されたレーザビームは、コリメートレンズ3に送られる。
コリメートレンズ3は、レーザ光源2より出射されたレーザビームを平行光に変換するレンズである。ここで、平行光とは、レーザ光源2から出射されたレーザビームの全ての光路が光軸とほぼ平行である光をいう。コリメートレンズ3を透過した平行光は、ビームスプリッタ4に送られる。
ビームスプリッタ4は、コリメートレンズ3を透過してきたレーザビームを透過すると共に、光記録媒体23で反射されたレーザビームをさらに反射して受光部22へと導く。ビームスプリッタ4を透過したレーザビームは、1/4波長板5に送られる。
1/4波長板5は、ビームスプリッタ4と協働して光アイソレータとして機能する。1/4波長板5を透過したレーザビームは、可変形ミラー6に送られる。
可変形ミラー6は、例えば、レーザ光源2から出射されるレーザビームの光軸と45°傾けられており、1/4波長板5を透過してきたレーザビームを反射して対物レンズ20へと導く。また、可変形ミラー6に備えられるミラー面を変形して、レーザビームの波面収差の補正をも行う。なお、可変形ミラー6の構成の詳細については後述する。
対物レンズ20は、可変形ミラー6で反射されたレーザビームを光記録媒体23の内部に形成された情報記録面上に集光させる。
光記録媒体23上で反射されたレーザビームは、対物レンズ20を透過して、可変形ミラー6で反射される。そして、可変形ミラー6で反射されたレーザビームは、1/4波長板5を透過し、ビームスプリッタ4で反射されて、集光レンズ21に送られる。集光レンズ21は、光記録媒体23から反射されてきたレーザビームを受光部22に集光する。
受光部22は、レーザビームを受光後、光情報を電気信号に変換して、例えば、図示しない光ディスク装置等に備えられるRFアンプ等に出力する。この電気信号は、記録面に記録されているデータの再生情報と、光ピックアップ装置1自体及び対物レンズ20の位置制御に必要な情報(サーボ情報)などを含む。
次に、本実施形態における可変形ミラー6の構成の詳細について説明する。図2は、本実施形態の光ピックアップ装置1が備える可変形ミラー6の構成を示す図で、図2(a)は、可変形ミラー6をミラー面側から見た場合の概略正面図、図2(b)は、図2(a)のAA線における概略断面図、図2(c)は、図2(a)の可変形ミラー6を裏から見た図である。
図2に示すように、本実施形態における可変形ミラー6は、基板7と、基板7上に配置される下部電極膜8(第1電極膜)と、下部電極膜8上に配置される圧電膜9と、圧電膜9上に配置される上部電極膜10(第2電極膜)と、上部電極膜10上に配置される絶縁層11と、絶縁層11上に配置されるミラー膜12とを備えている。そして、下部電極膜8と圧電膜9と上部電極膜10とは、駆動部13を形成する。
基板7は、駆動部13と絶縁層11とミラー膜12とを支持する役割を果たす。基板7には、空洞部7aが形成されており、駆動部13が駆動してミラー膜12を変形しやすい構造となっている。なお、空洞部7aは、例えば、厚い板状に構成される基板7の一部をエッチング処理する等により形成される。本実施形態においては、空洞部7aは、下部電極膜8が剥き出しになるまで処理されているが、下部電極膜8を剥き出しとせず、基板7の薄い層を残すように加工しても構わない。
また、本実施形態においては、空洞部7aの形状を楕円形状としているが、これに限定される趣旨ではなく、本発明の目的を逸脱しない範囲で変形可能である。例えば、空洞部7aの形状を矩形状等にしても構わない。また、基板7の形状についても、本実施形態では矩形状であるが、これに限らず円形状でも、多角形状等でも構わない。
基板7に用いる材料としては、ガラスやセラミックス等の絶縁体が挙げられるが、特に制限はない。ただし、圧電膜9の圧電特性を良好とするために、例えばシリコンや酸化マグネシウム等の材料で基板7を構成するのが好ましい。また、基板7に絶縁性の材料を用いない場合には、基板7と下部電極膜8との間に、絶縁性の材料で形成される絶縁層を設ける必要がある。
図3は、本実施形態の可変形ミラー6における下部電極膜8の構成を示す概略平面図である。なお、図3は基板7上に下部電極膜8のみが形成された状態を示している。下部電極膜8は、楕円形状に分割されることなく形成される。そして、下部電極膜8は、駆動回路(図示せず)へと接続される第1の電極端子14と、引き回し線15によって結線されている。
なお、図3の8aで示す部分は、上部電極膜10の引き回し線17aを配線できるように、下部電極膜8は配置されていない。また、下部電極膜8の形状は、本実施形態の形状に限らず、本発明の目的を逸脱しない範囲で変更可能である。例えば、下部電極膜8を矩形状等にしても構わない。また、下部電極膜8を分割する構成としても構わない。
上部電極膜10は、下部電極膜8と組になって、下部電極膜8と上部電極膜10との間に挟まれる圧電膜9に電圧を印加する役割を果たす。上部電極膜10は、図4に示すように、5つの分割電極膜10a〜10eに分かれており、楕円形状の第1分割電極10aを取り囲むように、4つの第2分割電極10b〜10eが配置されている。
第1分割電極10aの楕円は、楕円形状に形成されるミラー膜12の中心と同一に構成されており、その大きさはミラー膜12より小さく形成されている。また、第2分割電極10b〜10eの向かい合う電極(10bと10d、10cと10e)は対称に配置されている。第1分割電極10aと第2分割電極10b〜10eのそれぞれは、駆動回路(図示せず)へと接続される第2の電極端子16a〜16eに引き回し線17a〜17eによって結線されている。
なお、上部電極膜10を分割することにより、各分割電極10a〜10eと下部電極膜8との間に挟まれる圧電膜9に対して、異なる電圧を供給することが可能となる。このため、各分割電極膜10a〜10eと下部電極膜8に挟まれる圧電膜9の変形量や変形方向を制御可能となり、ミラー膜12を所望の形状に変形することが可能となる。
下部電極膜8と上部電極膜10を構成する材料としては、導電性の高い金属が用いられ、例えば、Au、Cu、Al、Ti、Pt、Ir、それらの合金等の低抵抗の材料が用いられる。ただし、可変形ミラー6の作製工程において、高温で処理する工程が存在する場合には、高温に強い材料を用いるのが好ましい。下部電極膜8及び上部電極膜10の形成方法としては、例えば、スパッタリング法、蒸着法等が使用されるが、薄膜形成ができればよく、特に薄膜形成の手法に限定はない。なお、下部電極膜8と上部電極膜10とは、同じ材料で形成しても構わないし、別々の材料で形成しても構わない。
圧電膜9は、下部電極膜8の上に下部電極膜8と同一の形状で形成される。圧電膜9は下部電極膜8と上部電極膜10の間に電圧が印加されると、その極性に応じて伸縮を行い、その結果、ミラー膜12を変形させる。なお、後述するように、本実施形態においては、駆動部13のうち、下部電極膜8と、第1分割電極10aと、下部電極膜8と第1分割電極10aとの間に挟まれる圧電膜9と、で形成される部分は、ミラー膜12の主たる変形を行う部分に該当する。また、駆動部13のうち、下部電極膜8と、第2分割電極10b〜10eと、下部電極膜8と第2分割電極10b〜10eとの間に挟まれる圧電膜9と、で形成される部分は、ミラー膜12の変形の微調整を行う部分に該当する。
圧電膜9を構成する材料としては、例えば、PZT(チタン酸ジルコン酸鉛、Pb(ZrxTi1-x)O3)が用いられるが、その他の圧電セラミックスを用いても構わない。また、ポリフッ化ビニリデンのような圧電高分子等を用いても構わない。ただし、圧電定数が高く、電圧を印加したときの変位が大きい圧電体がより好ましい。
圧電膜9の形成方法としては、例えば、スパッタリング法、蒸着法、化学蒸着法(CVD法)、ゾルゲル法、エアロゾルデポジション法(AD法)等があるが、薄膜形成ができればよく、特に薄膜形成の手法に限定はない。
絶縁層11は、上部電極膜10の上に、上部電極膜10を覆うように形成されている。絶縁層11が存在しているために、ミラー膜12を導電性の材料で形成する場合でも、ミラー膜12のサイズを上部電極膜10の形状に左右されずに設計できる。また、本実施形態のように上部電極膜10が分割される場合でも、絶縁層11を挟んでミラー膜12を形成するために、ミラー膜12を平滑に形成することが可能となる。
絶縁層11を構成する材料としては、例えば、ポリイミド、エポキシ等の樹脂が用いられる。絶縁層11の形成方法としては、例えば、液状のエポキシ樹脂を塗布し、その後、焼成する等の方法が用いられる。
ミラー膜12はレーザ光源2(図1参照)から出射されたレーザビームや、光記録媒体23(図1参照)から反射されてきたレーザビームを反射する役割を果たす。また、圧電膜9の伸縮により、ミラー膜12は所望の形状に変形されて、光ピックアップ装置1(図1参照)において発生する球面収差、コマ収差等の収差を補正する役割を果たす。なお、本実施形態においては、ミラー膜12の形状を楕円形状に形成しているが、必ずしもこの形状に限定されず、矩形状、円形状等にしても構わない。
ミラー膜12を構成する材料としては、高反射率を有する材料が好ましく、例えば、Au、Al、Ti、Cr等の金属膜や、それらの合金膜等が用いられる。また、ミラー膜12は複数の膜を重ね合わせて形成しても構わない。ミラー膜12の形成方法としては、例えば、スパッタリング法、蒸着法等が使用されるが、薄膜形成ができればよく、特に薄膜形成の手法に限定はない。
以上のように構成される本実施形態における可変形ミラー6の製造方法の一例を説明する。まず、平板上の基板7の一方に、下部電極膜8、圧電膜9、上部電極膜10の順に、上述したようにスパッタリング法等を用いて薄膜を形成する(第1〜第3工程)。次に、上部電極膜10の上に、液状の樹脂を塗布し、焼成することによって絶縁層11を形成する(第4工程)。
次に、基板7の下部電極膜8から絶縁層11までを形成した面と反対側の面を、ドライエッチング手法を用いて、下部電極膜8が剥き出しになるまで加工する(第5工程)。この後、絶縁層11の上にミラー膜12を、スパッタリング法等を用いて形成する(第6工程)。更に、基板7上に、下部電極膜8及び上部電極膜10用の配線をパターニングする(第7工程)。なお、可変形ミラー6の製造方法は、他の方法で形成しても構わないのは言うまでもない。
次に、本実施形態の可変形ミラー6において、圧電膜9の特性に不均一な部分がある場合に、ミラー膜12の形状を所望の形状に変形させるために行う、上部電極膜10に印加する電圧の調整について、一例を用いて説明する。ここでは、本実施形態の可変形ミラー6を備える光ピックアップ装置1を用いて、球面収差の補正を行う場合を例に説明する。
本実施形態の光ピックアップ装置1に備えられる可変形ミラー6には、図1に示すようにレーザ光源2から出射されるレーザビームが斜めに入射する。このような場合に、可変形ミラー6を用いて球面収差の補正を行うためには、単に球面状にミラー膜12を変形しても球面収差の補正ができない。このために、圧電膜9を変形する電極の形状は、楕円形状とするのが好適であるとされる。
この点、本実施形態の上部電極膜10の分割電極である第1分割電極10aは、楕円形に形成されており、この第1分割電極10aと下部電極8との間に電圧を印加すれば、通常は、ミラー膜12が所望の形状となる。しかし、圧電膜9に特性の不均一な部分が存在すると、ミラー膜12が所望の形状とならない場合がある。圧電膜9の特性の不均一な部分は微細な領域としてのみ発生する場合が多く、第1分割電極の周囲に小さな力を負荷することにより、圧電膜9の特性が不均一であることによる変形されたミラー形状の欠陥を補うことが可能となる。
このため、第1分割電極10aの周りに第2分割電極10b〜10eを4つ配置し、いずれか一つ以上について電圧を印加することのより、ミラー膜12について所望の変形が得られていない部分の変形を調整する構成としている。なお、第2分割電極について、本実施形態ではその数を4つとしているが、その数は特に限定されるものではない。ただし、偶数である方がミラーの変形の微調整を均等に行い易く好ましい。
また、ここでは、第1分割電極10aと下部電極膜8との間に挟まれる圧電膜9の特性に不均一な部分がある場合について、第2分割電極10b〜10eを用いて、ミラー膜12の変形の微調整を行う構成を示したが、これに限る趣旨ではない。すなわち、例えば、可変形ミラー6を用いて、球面収差とは異なる収差(コマ収差等)の補正を行う場合には、第2電極膜10b〜10eのいずれか一つ以上と下部電極膜8との間に挟まれる圧電膜9の特性に不均一な部分がある場合に、第1分割電極10aを用いて、ミラー膜12の変形の微調整を行う等しても構わない。
更に、上部電極膜10と下部電極膜8との構成は、本実施形態の構成に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。すなわち、第1分割電極10aを円形や矩形状等としても構わないし、第2分割電極を図4における10bと10dのみとする構成等としても構わない。また、本実施形態の構成において、上部電極膜10と下部電極膜8の構成を逆の構成等としても構わない。
その他、本実施形態においては、本発明の可変形ミラー6を光ピックアップ装置1に備える構成を示したが、本発明の可変形ミラー6はその他の光学装置(例えば、デジタルカメラやプロジェクタ等に備えられる光学装置)に適用しても構わない。
本発明は、圧電膜と圧電膜を挟む第1電極膜及び第2電極膜とから成る駆動部と、第1電極膜と接して駆動部を支持する基板と、を備え、駆動部の駆動により、ミラー膜を変形させる可変形ミラーにおいて、第1電極膜と第2電極膜のうち少なくとも一方は、複数の分割電極に分割され、駆動部は、ミラー膜の主たる変形を行う部分と、ミラー膜の変形の微調整を行う部分とから成ることとする。
このため、第1電極膜と第2電極膜とに挟まれる圧電膜に圧電特性が不均一な部分がある場合でも、各分割電極に印加する電圧を調整することで所望のミラー形状を得ることが可能となる。
また、上記の可変形ミラーにおいて、第2電極膜を複数の分割電極に分割し、第2電極膜の圧電膜と接する面の裏面に、平滑な面を有する絶縁層を形成し、絶縁層の第2電極膜と接する面の裏面に存在する平滑な面に、ミラー膜を形成する構成とすることにより、ミラーを所望の形状にし易い構成を容易に実現できる。
また、本発明の可変形ミラーを収差補正ミラーとして備える光ピックアップ装置は、収差補正ミラーのミラー面を所望の形状とし易いために、収差の補正を正確に行うことが可能となる。
は、本実施形態の光ピックアップ装置の光学系を示す概略図である。 は、本実施形態の光ピックアップ装置が備える可変形ミラーの構成を示す概略図である。 は、本実施形態の可変形ミラーにおける下部電極膜の構成を示す概略平面図である。 は、本実施形態の可変形ミラーにおける上部電極膜の構成を示す概略平面図である。 は、従来の可変形ミラーの構成を示す図である。 は、従来の可変形ミラーの構成を示す図である。
符号の説明
1 光ピックアップ装置
6 可変形ミラー
7 基板
8 下部電極膜(第1電極膜)
9 圧電膜
10 上部電極膜(第2電極膜)
10a 第1分割電極
10b〜10e 第2分割電極
11 絶縁層
12 ミラー膜
13 駆動部

Claims (6)

  1. 圧電膜と該圧電膜を挟む第1電極膜及び第2電極膜とから成る駆動部と、前記第1電極膜と接して前記駆動部を支持する基板と、を備え、
    前記駆動部の駆動により、ミラー膜を変形させる可変形ミラーにおいて、
    前記第1電極膜と前記第2電極膜のうち少なくとも一方は、複数の分割電極に分割され、
    前記駆動部は、前記ミラー膜の主たる変形を行う部分と、前記ミラー膜の変形の微調整を行う部分とから成ることを特徴とする可変形ミラー。
  2. 前記分割電極は、第1分割電極と、該第1分割電極の周りに1つ以上配置される第2分割電極と、から成ることを特徴とする請求項1に記載の可変形ミラー。
  3. 前記第2分割電極は偶数個であることを特徴とする請求項2に記載の可変形ミラー。
  4. 前記第1分割電極は楕円形状に形成され、前記第2分割電極は前記第1分割電極を取り囲むように配置されることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の可変形ミラー。
  5. 前記第2電極膜は前記複数の分割電極に分割され、
    前記第2電極膜の前記圧電膜と接する面の裏面には、平滑な面を有する絶縁層が形成され、
    前記絶縁層の前記第2電極膜と接する面の裏面に存在する前記平滑な面には、前記ミラー膜が形成されることを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載の可変形ミラー。
  6. 請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載の可変形ミラーを備えることを特徴とする光ピックアップ装置。
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