JP2008094607A - ロータリーフィーダ - Google Patents

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Abstract

【課題】輸送媒体に水を用いてガスハイドレートペレットを円滑に、かつ、確実にスラリー輸送する。
【解決手段】仕切室20のある回転ドラム5をケーシング4内に設け、かつ、仕切室20にペレットpを供給するペレット投入部25と、仕切室20内のペレットpを輸送する輸送管26をケーシング4に設けたロータリーフィーダ。ペレット投入部25より輸送管26の位置にペレットpを移動させるペレット移動領域aに、ペレットpに同伴している流体と置換する水wを注ぐ注水管27と、同伴流体を排出する排出管29を設ける。更に、ペレット払出後の仕切室20を輸送管26の位置よりペレット投入部25に戻す仕切室復帰領域bに、仕切室20内の水を排出する第1排水管30と、仕切室20内に空気を抽気する抽気管28を設ける。更に、輸送管26にペレット輸送用の水Wを供給する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ガスハイドレートをペレタイザによって固形物状に圧縮成型したガスハイドレートペレットをスラリー輸送するロータリーフィーダに関する。
従来、氷雪の輸送手段として、ロータリーフィーダを用いることが提案されているが(例えば、特許文献1参照。)、このロータリーフィーダは、氷雪を輸送する輸送媒体として空気を使用している。スキー場のゲレンデに氷雪を輸送する場合は、輸送媒体として空気を使用しても危険がないが、天然ガスと水を水和反応させて生成した天然ガスハイドレートをペレタイザで固形物状に成型したガスハイドレートペレットを空気輸送すると、ガスハイドレートペレットが熱分解してガス化した場合に着火、燃焼する危険がある。
他方、従来のスラリー輸送は、容器内に収容したスラリー母液と被輸送物とを攪拌機で攪拌してスラリー状にし、このスラリーをポンプ輸送することが行われていた。しかし、被輸送物がポンプ内を通過するとき、高速回転するインペラに当たって破損するなどの問題があった。
また、インジェクタに高圧液体を高速で注入して固体状の被輸送物を輸送することも行われていたが、インジェクタの特性から固液搬送時における損失水頭以上の圧力が必要となり、ポンプ動力のロスやインジェクタの絞り管壁に被輸送物である固体が衝突して、被輸送物が破損したり、絞り管壁が磨耗するなどの問題があった。
特開2001−33134号公報
本発明は、このような従来の問題を解消するためになされたものであり、その目的とするところは、輸送媒体に水を用いてガスハイドレートペレットを安全に、かつ、円滑にスラリー輸送するロータリーフィーダを提供することにある。
請求項1に記載の本発明は、外周に沿って多数の仕切室を有する回転ドラムをケーシング内に回転自在に設け、かつ、前記仕切室にペレットを供給するペレット投入部と、仕切室内のペレットを輸送する輸送管とを前記ケーシングに設けたロータリーフィーダにおいて、前記ペレット投入部より前記輸送管の位置にペレットを移動させるペレット移動領域aに、前記ペレットに同伴している同伴流体と置換する置換水を注入する注水管と、同伴流体を排出する同伴流体排出管とを設け、且つ、ペレット払出し後の前記仕切室を前記輸送管の位置より前記ペレット投入部に戻す仕切室復帰領域bに、前記仕切室内の残留水を排出する第1排水管と、前記仕切室内に空気を抽気する抽気管とを設け、かつ、前記輸送管にペレット輸送用の水を供給することを特徴とするロータリーフィーダである。
請求項2に記載の本発明は、請求項1において、前記注水管と、前記同伴流体排出管と、前記第1排水管の入口に、それぞれ、ペレットの流出を防止するスクリーンを設けたことを特徴とするロータリーフィーダである。
請求項3に記載の本発明は、請求項1において、前記注水管と、前記同伴流体排出管と、前記第1排水管に、それぞれ、ペレットの流出を防止するスクリーンを有するパイプを着脱自在に設けたことを特徴とするロータリーフィーダである。
請求項4に記載の本発明は、請求項1において、前記ペレット投入部に対峙するケーシングの端板に第2排水管を設けたことを特徴とするロータリーフィーダである。
請求項5に記載の本発明は、請求項4において、前記ケーシングの端板に、前記ケーシングと回転ドラムの外筒体の間に溜まった漏洩水を第1排水管に導くための誘導溝を設けたことを特徴とするロータリーフィーダである。
上記のように、請求項1に記載の本発明は、外周に沿って多数の仕切室を有する回転ドラムをケーシング内に回転自在に設け、かつ、前記仕切室にペレットを供給するペレット投入部と、仕切室内のペレットを輸送する輸送管とを前記ケーシングに設けたロータリーフィーダにおいて、前記ペレット投入部より前記輸送管の位置にペレットを移動させるペレット移動領域aに、前記ペレットに同伴している同伴流体と置換する置換水を注入する注水管と、同伴流体を排出する同伴流体排出管とを設け、且つ、ペレット払出し後の前記仕切室を前記輸送管の位置より前記ペレット投入部に戻す仕切室復帰領域bに、前記仕切室内の残留水を排出する第1排水管と、前記仕切室内に空気を抽気する抽気管とを設け、かつ、前記輸送管にペレット輸送用の水を供給するので、ロータリーフィーダ内において、ペレットに同伴又は付随している空気や液体などの同伴流体を置換用の水と円滑に置換することができる。
従って、空気の混入に起因するプラグ流の発生を抑制しながら、ペレットを安全に、かつ、円滑に輸送することができる。また、プラグ流の発生に起因する機械的振動の発生も抑制することができるので、クラックやひび割れなどの装置の不具合も抑制することができる。しかも、スラリー輸送用の水の中にペレットが分散しているので、ペレットの圧密もなく、ペレットどうしの摩擦も起こらないので、ペレットが破損することもない。また、スラリー輸送は、管壁との衝突や摩擦に対してスラリー輸送用の水が潤滑材や冷却剤の役目を担うため、空気輸送よりも有利である。
請求項2に記載の本発明は、前記注水管と、前記同伴流体排出管と、前記第1排水管の入口に、それぞれ、ペレットの流出を防止するスクリーンを設けたので、ペレットに同伴している同伴空気や同伴液(例えば、石油)をペレット移動領域a内で置換用の水と置換する時に、ペレットの流出を未然に防止することができる。他方、仕切室復帰領域bでは、ペレットを払い出した後の仕切室内に残留しているペレットの流出を未然に防止することができる。
請求項3に記載の本発明は、前記注水管と、前記同伴流体排出管と、前記第1排水管に、それぞれ、ペレットの流出を防止するスクリーンを有するパイプを着脱自在に設けたので、請求項2の発明と同様の効果を有するほか、注水管と、同伴流体排出管と、第1排水管からスクリーンを有するパイプを抜き出すことにより、スクリーンの清掃を容易に行うことができる。
請求項4に記載の本発明は、前記ペレット投入部に対峙するケーシングの端板に第2排水管を設けたので、ケーシング内に漏洩した水をペレットを払い出した後の仕切室内に漏洩させることなく、第2排水管を経て機外に容易に排出することができる。
請求項5に記載の本発明は、前記ケーシングの端板に、前記ケーシングと回転ドラムの外筒体の間に溜まった漏洩水を第1排水管に導くための誘導溝を設けたので、ケーシングと回転ドラムの外筒体との間に溜まった漏洩水をペレットを払い出した後の仕切室内に漏洩させることなく、誘導溝を経て第1排水管に円滑に導くことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
先ず、縦軸型のロータリーフィーダについて説明し、次いで、横軸型のロータリーフィーダについて説明する。
(イ)縦軸型のロータリーフィーダ
図1は、スラリー輸送装置の概略構成図であり、縦軸型のロータリーフィーダ(以下、ロータリーフィーダと称する。)1に供給されたガスハイドレートペレット(以下、ペレットと称する。)pをポンプ2で汲み上げた水槽3の水Wを用いて後工程にスラリー輸送するようになっている。
ロータリーフィーダ1は、図4に示すように、ケーシング4内に回転ドラム5を回転自在に設けている。ケーシング4は、円筒状の胴部6と、複数のボルト7によって胴部6の上面に固定された上部端板8と、複数のボルト7によって胴部6の下面に固定された下部端板9により形成されている。回転ドラム5の回転軸10は、ケーシング4の上下両端板8,9に装着した支持体11,12に軸受13を介して回転自在に支持されている。また、回転軸10と上下両端板8,9の間に、夫々、シール14を介装している。
図1に戻って説明すると、回転ドラムの回転軸10に装着したスプロケット15と、駆動モータ16の回転軸17に装着したスプロケット18の間にチェーン19を巻き掛け、駆動モータ16の回転をチェーン19を介して回転ドラムの回転軸10に伝達するようになっている。
回転ドラム5は、図6に示すように、回転軸10に固定され、その外周に沿って複数の扇形状の仕切室20を設けている。回転ドラム5は、図4に示すように、回転軸10の軸心の方向に所定の間隔を保って上下一対の端面板21,21を有している。そして、この上下両端面板21,21の外周に内筒体22を設け、更に、内筒体22の外側に外筒体23を設けている。この内筒体22と外筒体23の間には、図6に示すように、複数の仕切板24が放射方向に設けられている。そして、複数の仕切板24と内筒体22と外筒体23により形成された仕切室20は、上下方向にのみ開口するように区画されている。
図2に示すように、ケーシング4の上部端板8には、角管状のペレット投入部25と、出口側の輸送管26bと、注水管27と、抽気管28を設けている。これらの管体は、回転ドラム5の内筒体22と外筒体23の中央にあるサークルラインS上に位置している。ペレット投入部25の形状は、入口部25aが長方形であるが、出口部25bは、回転ドラム5の仕切室20の形状に倣って円弧状となっている。
他方、ケーシング4の下部端板9には、図3に示すように、入口側の輸送管26aと、同伴流体排出管29と、第1排水管30を設けている。入口側の輸送管26aは、図4に示すように、出口側の輸送管26bと対峙している。更に、図5に示すように、同伴流体排出管29は注水管27と対峙し、第1排水管30は抽気管28と対峙している。この同伴流体排出管29は、その出口にバルブ31を設けている。また、図示しないパイプを介して第1排水管30と注水管27とを連通させ、第1排水管30から排出された水を注水管27に供給するようにしてもよい。
更に、注水管27と同伴流体排出管29と第1排水管30は、図5に示すように、その入口にそれぞれスクリーン32を設けてペレットpの流出を防止するようにしている。尚、図8は、符号E,F,G部の拡大図である。
スクリーンの清掃を容易にする場合は、図9に示すように、先端にスクリーン33を備えたフランジ付きのパイプ34を注水管27と同伴流体排出管29と第1排水管30内に、夫々、着脱自在に装着することもできる。そして、スクリーン33が目詰まりした場合は、パイプ34を抜き出してスクリーン33を掃除する。
スクリーンの開口部の形状としては、例えば、丸孔、矩形孔、スリット、パンチングメタル孔、メッシュ孔などを挙げることができ、ペレットの形状や大きさによって、適宜、選択する。
また、ケーシング4の下部端板9には、図7に示すように、ペレット投入部25の近傍に、別途、第2排水管35を設け、ケーシング4の上部端板8と回転ドラム10の端面板21の間、及びケーシング4の下部端板9と回転ドラム10の端面板21の間に漏洩した水を機外に排出するようにしている。つまり、回転ドラムの上下の端面板21,21には、夫々、穴38(図4参照。)を設けており、上側の回転ドラムの端面板21の水をこの穴38を経て下側に排出するようにしている。
また、ケーシング4の下部端板9の内面には、第1排水管30の近傍で、なおかつ、ケーシング4に内接する位置にケーシング4と回転ドラム10の外筒体23との間に溜まった漏洩水を第1排水管30に導くための誘導溝36を設けている。
ところで、この発明では、図7に示すように、ペレットをペレット投入部25より輸送管26に移送すると共に、ペレット投入部25と輸送管26に干渉しないペレット移動領域aに同伴流体排出管29を設け、更に、ペレット払出し後の仕切室20を前記輸送管26より前記ペレット投入部25に戻すと共に、ペレット投入部25と輸送管26に干渉しない仕切室復帰領域bに第1排水管30を設けている。
ここで、回転ドラム5における仕切板24の間隔は、注水管27より供給される水wを遮断したり、或いは、輸送管26より供給される水Wを遮断するため、適宜、決定する必要がある。例えば、注水管27より供給される水wを遮断するためには、図7に示すように、ペレット投入部25と同伴流体排出管29の間に、常時、少なくとも1枚の回転ドラム5の仕切板24が必要である。また、輸送管26の水Wを遮断するためには、同伴流体排出管29と輸送管26の間及び輸送管26と第1排水管30の間に、常時、少なくとも1枚の回転ドラム5の仕切板24が必要である。
尚、回転ドラム5の仕切室20を最小数、換言すれば、回転ドラム5の仕切板24を最小数にするには、A’=B’が必要条件である。ここで、Aはペレット投入部25の開口部端と同伴流体排出管29の中心との間隔、Bは同伴流体排出管29の中心と輸送管26の開口部端との間隔、Cは輸送管26の開口部端と第1排水管30の中心との間隔、Dは第1排水管30の中心とペレット投入部25の開口部端との間隔である。
従って、ペレット投入部25の横幅と輸送管26の直径とが同一寸法であれば、ペレット投入部25の位置を0°、輸送管26の位置を180°とした場合、同伴流体排出管29の位置は、90°の位置となる。これと同様の理由により、第1排水管30の位置は、270°の位置となる。なお、符号A’、B’、C’、D’は、仕切板24の間隔を示している。
(1)先ず、ホッパー内(大気中)のペレットpを輸送する場合について説明する。
図1に示すように、縦軸型のロータリーフィーダ1は、回転軸10が天地を指すように架台41上に設置され、ロータリーフィーダ1のペレット投入部25には、ホッパー42が設けられている。また、ロータリーフィーダ1の出口側の輸送管26bには、輸送管43が取り付けられ、入口側の輸送管26aには、給水管44が取り付けられている。
また、水槽3の水Wは、ポンプ2によって汲み上げられ、ホース45を介して給水管44に供給するようになっている。この際、同伴流体排出管29のバルブ31を閉止する一方、第1排水管30を図示しないパイプによって注水管27と連通させ、第1排水管30から排出された水を図示しないポンプによって注水管27に供給するようにしている。
上記ホッパー42内のペレットpは、図4に示すように、ペレット投入部25を通ってその真下に位置する仕切室20内に供給される。回転ドラム5が所定の方向(矢印Rの方向)に回転してペレットpを収納した仕切室20が注水管27の位置に到達すると(図5参照。)、注水管27から仕切室20内に水wが供給され、仕切室20内の空気が水wと置換される。ペレットpの隙間から追い出された空気は、注水管27を経て機外に排出される。このため、注水管27には、排気装置を設ける必要がある。
上記回転ドラム5が更に所定の方向(矢印Rの方向)に回転して、図4に示すように、空気を追い出した仕切室20が輸送管26の位置に到達すると、入口側の輸送管26aから流入したスラリー輸送用の水Wによって仕切室20内のペレットpが出口側の輸送管26bを経て次工程にスラリー輸送される。
上記回転ドラム5が所定の方向(矢印Rの方向)に更に回転して、図5に示すように、ペレットpを払い出した仕切室20が第1排水管30の位置に到達すると、仕切室20の水Wが第1排水管30から排水される。この時、第1排水管30に対峙している抽気管28から外気を取り入れると、仕切室20の水Wを速やかに排水することができる。
上記回転ドラム5が所定の方向(矢印Rの方向)に更に回転すると、空になった仕切室20がペレット投入部25の位置に復帰する(図4参照)。
(2)次に、石油oにペレットpが混入されたガスハイドレートスラリーcを縦軸型のロータリーフィーダ1を用いて水力輸送する場合について説明する。この場合は、予め、同伴液体排出管29のバルブ31を開けておく。
先ず、図10に示すように、ガスハイドレートスラリーcは、ペレット投入部25を通ってその真下に位置する仕切室20内に供給される。上記回転ドラム5が所定の方向(矢印Rの方向)に回転してガスハイドレートスラリーcを充填した仕切室20が注水管27の位置に到達すると(図11参照。)、同伴流体排出管29から石油oが流出する。続いて、注水管27から仕切室20内に水wが注水され、石油oが水wと置換される。
上記回転ドラム5が所定の方向(矢印Rの方向)に更に回転して水wと置換した仕切室20が輸送管26の位置に到達すると(図10参照。)、入口側の輸送管26aから流入したスラリー輸送用の水Wによって仕切室20内のペレットpが出口側の輸送管26bを経て次工程にスラリー輸送される。
上記回転ドラム5が更に所定の方向(矢印Rの方向)に回転して、図11に示すように、ペレットpを払い出した後の仕切室20が第1排水管30の位置に到達すると、仕切室20の水Wが第1排水管30から機外に排水される。この時、第1排水管30に対峙している抽気管28から外気を取り入れると、仕切室20の水Wを速やかに排水することができる。
上記回転ドラム5が更に所定の方向(矢印Rの方向)に回転すると、空になった仕切室20がペレット投入部25の位置に復帰する(図10参照。)。
(ロ)水平軸型のロータリーフィーダ
水平軸型のロータリーフィーダ51は、図12及び図13に示すように、ケーシング52内に回転ドラム53を回転自在に設けている。このケーシング52は、円筒状の胴部54と、図示しない複数のボルトによって胴部54の両側面に固定された端板55,56により構成されている。
回転ドラム53の回転軸57は、ケーシング52の両端板55,56に装着した支持体58,59に軸受60を介して回転自在に支持されている。更に、回転軸57と両端板55,56との間には、夫々、シール61が介装されている。
上記回転ドラム53は、図12に示すように、回転軸57に固定され、その外周に沿って複数の扇形状の仕切室62が設けられている。この回転ドラム53の構成について説明すると、図13に示すように、左右一対の端面板63は、回転軸57の軸心の方向に所定の間隔を隔てて固定されている。そして、両端面板63の外周に内筒体64が固定されている。更に、図12に示すように、内筒体64の外面に複数の仕切板65が放射状に固定されている。そして、内筒体64と複数の仕切板65によって前記仕切室62が区画形成されている。
図12に示すように、ケーシング52は、その上端部に漏斗状のペレット投入部66を設けている。また、図13において、左手側の端板55の下部には、入口側の輸送管67aを設け、この輸送管67aに対向する出口側の輸送管67bを右手側の端板56に設けている。
図12に示すように、回転ドラム53の回転方向を時計方向(矢印Rの方向)とすると、胴部54の右サイドには、注水管68及び同伴流体排出管69を設け、胴部54の左サイドには、抽気管70及び第1排水管71を設けている。
ところで、この発明では、図12に示すように、ペレットをペレット投入部66より輸送管67に移送すると共に、ペレット投入部66及び輸送管67と干渉しないペレット移動領域aに注水管68及び同伴流体排出管69を設け、更に、ペレット払出し後の仕切室62を前記輸送管67より前記ペレット投入部66に戻すと共に、ペレット投入部66及び輸送管67と干渉しない復帰領域bに抽気管70及び第1排水管71を設けている。
図12に示すように、この例の場合は、輸送管67よりもペレット投入部66の方が大きいので、ペレット投入部66の中心位置を0°、輸送管67の中心位置を180°とした場合、注水管68及び同伴流体排出管69は、ペレット投入部66の中心位置を基準にして80°〜110°、望ましくは90°〜100°の位置に設けることが望ましい。同様に、抽気管70及び第1排水管71は、ペレット投入部66の中心位置を基準にして250°〜280°、望ましくは260°〜270°の位置に設けることが望ましい。
また、同伴流体排出管69は、その出口にバルブ72を設けている。また、第1排水管71は、図示しないパイプを介して注水管68と連通させ、第1排水管71から排出された水を注水管68に供給するようにしてもよい。
更に、注水管68と同伴流体排出管69と第1排水管71は、図12に示すように、その入口にスクリーン73を設けてペレットpの流出を防止するようにしている。スクリーンの清掃を容易にする場合は、図9に示すように、先端にスクリーン33を備えたパイプ34を注水管68と同伴流体排出管69と第1排水管71内に着脱自在に装着することもできる。そして、スクリーン33が目詰まりした場合には、前記パイプ34を注水管68と同伴流体排出管69と第1排水管71から抜き出してスクリーン33を掃除する。
この水平軸型のロータリーフィーダ51の作用については、既に説明した縦軸型のロータリーフィーダ1の作用と実質的に相違しないので、詳細な説明を省略する。
本発明に係る縦軸型のロータリーフィーダを含むスラリー輸送装置の概略構成図である。 縦軸型のロータリーフィーダの平面図である。 縦軸型のロータリーフィーダの正面図である。 図2のX−X断面図である。 図2のY−Y断面を含む側面図である。 回転ドラムの平面図である。 下部端板の平面図である。 図5の符号E,F,G部の拡大図である。 スクリーン付きパイプの断面図である。 ガスハイドレートスラリーの投入及び輸送説明図である。 ガスハイドレートスラリーの置換及び排水説明図である。 本発明に係る水平軸型のロータリーフィーダの横断面図である。 図12のZ−Z断面図である。
符号の説明
a ペレット移動領域
b 仕切室復帰領域
p ペレット
w 同伴流体と置換する水
W 水
4 ケーシング
5 回転ドラム
20 仕切室
25 ペレット投入部
26 輸送管
27 注水管
28 抽気管
29 同伴流体排出管
30 第1排水管

Claims (5)

  1. 外周に沿って多数の仕切室を有する回転ドラムをケーシング内に回転自在に設け、かつ、前記仕切室にペレットを供給するペレット投入部と、仕切室内のペレットを輸送する輸送管とを前記ケーシングに設けたロータリーフィーダにおいて、前記ペレット投入部より前記輸送管の位置にペレットを移動させるペレット移動領域aに、前記ペレットに同伴している同伴流体と置換する置換水を注入する注水管と、同伴流体を排出する同伴流体排出管とを設け、且つ、ペレット払出し後の前記仕切室を前記輸送管の位置より前記ペレット投入部に戻す仕切室復帰領域bに、前記仕切室内の残留水を排出する第1排水管と、前記仕切室内に空気を抽気する抽気管とを設け、かつ、前記輸送管にペレット輸送用の水を供給することを特徴とするロータリーフィーダ。
  2. 前記注水管と、前記同伴流体排出管と、前記第1排水管の入口に、それぞれ、ペレットの流出を防止するスクリーンを設けたことを特徴とする請求項1記載のロータリーフィーダ。
  3. 前記注水管と、前記同伴流体排出管と、前記第1排水管に、それぞれ、ペレットの流出を防止するスクリーンを有するパイプを着脱自在に設けたことを特徴とする請求項1記載のロータリーフィーダ。
  4. 前記ペレット投入部に対峙するケーシングの端板に第2排水管を設けたことを特徴とする請求項1記載のロータリーフィーダ。
  5. 前記ケーシングの端板に、前記ケーシングと回転ドラムの外筒体の間に溜まった漏洩水を第1排水管に導くための誘導溝を設けたことを特徴とする請求項4記載のロータリーフィーダ。
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