JP2008094503A - 特定情報記録用タグ、搬送先情報記録タグ及び物品搬送管理システム - Google Patents
特定情報記録用タグ、搬送先情報記録タグ及び物品搬送管理システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008094503A JP2008094503A JP2006274233A JP2006274233A JP2008094503A JP 2008094503 A JP2008094503 A JP 2008094503A JP 2006274233 A JP2006274233 A JP 2006274233A JP 2006274233 A JP2006274233 A JP 2006274233A JP 2008094503 A JP2008094503 A JP 2008094503A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- destination information
- transport destination
- tag
- information recording
- article
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Abstract
【解決手段】この物品搬送管理システム70は、例えば図3に記載の搬送先情報記録タグ60と、物品に関する情報が記録されたRFタグ200を取り付けた複数の物品43と、複数の物品43及び搬送先情報記録タグ60を搬送するカート(搬送手段)42と、カート42が通過したときに搬送先情報記録タグ60及びRFタグ200と電波のやりとりを行なうゲートアンテナ40と、搬送先情報及び各物品43に関する情報を読み書きするリーダライタ100と、リーダライタ100を制御するPC(制御手段)50と、を備えて構成されている。
【選択図】図6
Description
図10はRFタグ200には搬送先を記録するときの動作を説明するフローチャートである。予め各物品の管理情報を物品タグ200に記録して用意しておき、その物品タグ200を各物品に取り付ける(S11)。そして、同じ搬送先の物品を1つのカート42に搭載して矢印Aの方向に搬送する。カート42がゲート40に到達すると(S12)、操作者はPC50の表示部を見て、当該物品がどの搬送先であるかを確認し、その搬送先を操作部から入力してリーダライタ100により全ての物品タグ200に搬送先情報を書き込む(S13)。
また、特許文献1に開示されている従来技術は、PCが書類同士の関連付けを行なうため、一旦各書類の識別コードを全て記憶し、それらの識別コードにホルダの識別コードを関連付け、且つお互いの識別コードをタグに記録しなければならず、PCの動作が煩雑になるといった問題がある。
本発明の特定情報記録用タグは、タグ本体に支持した非接触情報記録媒体に、取付け対象となる物品に関する特定情報を記録しておき、その特定情報が視認可能な表示部を備えて一体構成としたものである。これにより、特定情報が目視により確認できると共に、電気信号として特定情報を管理することができる。
一般に製造メーカ等では、物品を保護するためと、荷姿形状の統一を図るために通い箱に入れて搬送するのが通例となっている。そして、それらの通い箱は搬送先単位にカート等に搭載されて集荷場に集荷される。本発明はカート単位に搬送先が決まっている場合に、その物品の搬送先を指示する搬送先情報記録タグをカートに搭載された物品上に取り付けるものである。そして、搬送先情報を電気信号として読み取れるために非接触情報記録媒体と、搬送先情報記録タグが搬送先表示機能を兼ねるように本体に搬送先表示部と、を備えるものである。これにより、搬送先が目視により確認できると共に、電気信号として搬送先情報を管理することができる。
搬送先情報記録タグは、搬送先表示部が視認しやすい場所に取り付けた方が好ましい。そこで本発明では、タグ本体の適所に取り付け具を備え、その取り付け具により搬送先情報記録タグを搬送手段の適所に取り付けるものである。これにより、搬送先表示部が視認しやすくなる。
請求項4は、前記取り付け具は、磁気部材であることを特徴とする。
カートは堅牢な金属により構成されている場合が多い。そこで本発明では、搬送先情報記録タグをその金属部に吸着させるために、取り付け具を磁気部材により構成するものである。これにより、カートが金属で構成されている場合に、任意の場所に搬送先情報記録タグを取り付けることができる。
搬送先情報記録タグは非接触情報記録媒体に記録されている搬送先情報を変更することにより、何度でも使用することができる。そのとき、搬送先情報と搬送先表示部の内容が一致していることが必要である。そこで本発明では、搬送先情報を変更したときに搬送先表示部の内容を変更するために、搬送先表示部自体を着脱自在な構成とするものである。これにより、搬送先情報と搬送先表示部の内容を常に一致させることが容易に可能となる。
請求項6は、前記搬送先情報を記録した非接触情報記録媒体は、読取専用の媒体により構成されていることを特徴とする。
例えば、搬送先が固定されている場合、非接触情報記録媒体に記録されている搬送先情報は、固定的に書き換えができないようにするのが安全である。そこで本発明では、非接触情報記録媒体を読取専用の媒体により構成することにより、行き先情報を間違って書き換えられる事故を未然に防止するものである。
本発明の前提条件として、同じ搬送手段により搬送された物品の搬送先は全て同じであることである。従って、搬送手段により搬送された搬送先情報記録タグに記録された搬送先情報をリーダライタ装置により読み取り、その搬送先情報を無条件に物品に関する情報が記録された非接触情報記録媒体に記録するものである。この結果、各物品に取り付けられた非接触情報記録媒体には同じ搬送先情報が記録されて物品同士が関連付けされる。これにより、搬送手段により搬送された搬送先情報記録タグの搬送先情報により物品同士が自動的に関連付けられる。
搬送手段に搬送先情報記録タグを取り付けるのは人為的に行なわれる。従って、取り付けるのを忘れる可能性もある。また、搬送先情報記録タグが故障して内部に記録された搬送先情報がリーダライタ装置により正しく読み取れない場合もある。また、物品に関する情報が記録された非接触情報記録媒体には、前回に記録された搬送先情報が記録されている可能性がある。そのようなとき、搬送先情報がリーダライタ装置により正しく読み取れない場合、前回に記録された搬送先情報が残ったままだと、間違った搬送先に搬送される虞が発生する。そこで本発明では、これを回避するために、搬送先情報がリーダライタ装置により正しく読み取れない場合は、非接触情報記録媒体に記録されている搬送先情報を消去するものである。これにより、間違った搬送先に物品が搬送されるのを未然に防止することができる。
物品に関する情報が記録された非接触情報記録媒体には、前回に記録された搬送先情報が記録されている可能性がある。従って、新しい搬送先情報を記録する場合は、前の情報が残らないようにする必要がある。そこで本発明では、前の情報に新しい搬送先情報を上書きするものである。これにより、必ず新しい搬送先情報に書き換えることができる。
図1は、一般的なリーダライタの構成を示すブロック図である。このリーダライタ100は、リーダライタ100との間でデータの授受を行ってシステム全体を制御するPC50によって制御される。リーダライタ100は、外部のPC50とのデータの通信プロトコルを司る送受信装置1と、リーダライタ100全体の動作を制御する制御装置2と、制御装置2を動作させる手順を記録したファームウェアと読み取ったデータを格納するメモリ装置3と、制御装置2からのデータを搬送波に乗せて変調する変調器4と、操作コマンドを入力する入力装置5と、制御装置2により制御された情報を表示する表示装置6と、制御装置2からの交流信号である電力供給用信号と変調器4からの書き込みコマンドを電力増幅する電力増幅器7と、アンテナ9から受信した搬送波から2値化データに変換する検波復調器8と、図示しないRFタグとの電力用搬送波とデータの授受をするアンテナ9とを備えて構成されている。
また、物品に関する情報が記録されたRFタグ200には、前回に記録された搬送先情報が記録されている可能性がある。従って、新しい搬送先情報Pを記録する場合は、前の情報が残らないようにするために、前の情報に新しい搬送先情報Pを上書きするものである。これにより、必ず新しい搬送先情報Pに書き換えることができる。
まず、1回目の搬送状態の動作について説明する。ゲートアンテナ40を通過前の物品情報65は、A−1、B−1、C−1、D−1、a−1、b−1、c−1、d−1であり、搬送先情報66には、前回に記録された搬送先情報(F、E、P、X、Y、Y、Y、C)が記録されている。その後、カート42がゲートアンテナ40に近接すると、リーダライタ100は搬送先情報記録タグ60に記録されている搬送先情報Pを読み取り、その情報を搬送先情報68に上書きする。その結果、物品情報67は同じで、前回に記録された搬送先情報(F、E、P、X、Y、Y、Y、C)68は新たにPに書きかえられる。
Claims (9)
- 取付け対象となる物品に関する特定情報を記録した非接触情報記録媒体と、該非接触情報記録媒体を支持したタグ本体と、該タグ本体の適所に備えられ前記特定情報を視認可能に表示する表示部と、を備えたことを特徴とする特定情報記録用タグ。
- 取付け対象となる物品の搬送先情報を記録した非接触情報記録媒体と、該非接触情報記録媒体を支持したタグ本体と、該タグ本体の適所に備えられ前記搬送先情報を視認可能に表示する搬送先表示部と、を備えたことを特徴とする搬送先情報記録タグ。
- 前記タグ本体の適所に取り付け具を備えたことを特徴とする請求項2に記載の搬送先情報記録タグ。
- 前記取り付け具は、磁気部材であることを特徴とする請求項3に記載の搬送先情報記録タグ。
- 前記搬送先表示部は、前記タグ本体に着脱自在に構成されていることを特徴とする請求項2、3又は4に記載の搬送先情報記録タグ。
- 前記搬送先情報を記録した非接触情報記録媒体は、読取専用の媒体により構成されていることを特徴とする請求項2、3、4又は5に記載の搬送先情報記録タグ。
- 請求項2乃至6の何れか一項に記載の搬送先情報記録タグと、物品に関する情報が記録された非接触情報記録媒体を取り付けた物品及び前記搬送先情報記録タグを搬送する搬送手段と、前記搬送先情報及び前記物品に関する情報を読み書きするリーダライタ装置と、該リーダライタ装置を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記搬送手段により搬送された前記搬送先情報記録タグから搬送先情報を読み取り、該搬送先情報を前記物品に関する情報が記録された非接触情報記録媒体に記録することを特徴とする物品搬送管理システム。 - 前記制御手段は、前記リーダライタ装置により前記搬送先情報が読み取れなかった場合、その旨を報知して前記物品に関する情報が記録された非接触情報記録媒体に記録されている搬送先情報を消去することを特徴とする請求項7に記載の物品搬送管理システム。
- 前記制御手段は、前記物品に関する情報が記録された非接触情報記録媒体に前記搬送先情報を記録する場合、以前に記録された搬送先情報に上書きすることを特徴とする請求項7又は8に記載の物品搬送管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006274233A JP4993570B2 (ja) | 2006-10-05 | 2006-10-05 | 物品搬送管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006274233A JP4993570B2 (ja) | 2006-10-05 | 2006-10-05 | 物品搬送管理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008094503A true JP2008094503A (ja) | 2008-04-24 |
JP4993570B2 JP4993570B2 (ja) | 2012-08-08 |
Family
ID=39377763
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006274233A Expired - Fee Related JP4993570B2 (ja) | 2006-10-05 | 2006-10-05 | 物品搬送管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4993570B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010122740A (ja) * | 2008-11-17 | 2010-06-03 | Nippon Signal Co Ltd:The | 書類ナビゲーションシステム |
EP4318347A1 (de) * | 2022-08-05 | 2024-02-07 | POSTAL CONSULTING Rühl GmbH | Verfahren zur nachverfolgung von sendungen oder transportbehältern sowie nachverfolgungsvorrichtung |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04298492A (ja) * | 1991-03-25 | 1992-10-22 | Nippon Steel Corp | 薄鋼帯の棚卸し方法 |
JPH11348997A (ja) * | 1998-06-12 | 1999-12-21 | Kao Corp | 輸送用容器 |
JP2001206514A (ja) * | 2000-01-27 | 2001-07-31 | Toshiba Tec Corp | Rf−idタグを使用した宅配便システム |
JP2006079202A (ja) * | 2004-09-07 | 2006-03-23 | Krd Corporation Kk | Icタグ収容体及び収容体ホルダー |
-
2006
- 2006-10-05 JP JP2006274233A patent/JP4993570B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04298492A (ja) * | 1991-03-25 | 1992-10-22 | Nippon Steel Corp | 薄鋼帯の棚卸し方法 |
JPH11348997A (ja) * | 1998-06-12 | 1999-12-21 | Kao Corp | 輸送用容器 |
JP2001206514A (ja) * | 2000-01-27 | 2001-07-31 | Toshiba Tec Corp | Rf−idタグを使用した宅配便システム |
JP2006079202A (ja) * | 2004-09-07 | 2006-03-23 | Krd Corporation Kk | Icタグ収容体及び収容体ホルダー |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010122740A (ja) * | 2008-11-17 | 2010-06-03 | Nippon Signal Co Ltd:The | 書類ナビゲーションシステム |
EP4318347A1 (de) * | 2022-08-05 | 2024-02-07 | POSTAL CONSULTING Rühl GmbH | Verfahren zur nachverfolgung von sendungen oder transportbehältern sowie nachverfolgungsvorrichtung |
WO2024028502A1 (de) * | 2022-08-05 | 2024-02-08 | Postal Consulting Rühl Gmbh | Verfahren zur nachverfolgung von sendungen oder transportbehältern sowie nachverfolgungsvorrichtung |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4993570B2 (ja) | 2012-08-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN1918055B (zh) | 产品管理系统 | |
US7360714B2 (en) | Label and RFID tag issuing apparatus | |
JP2007070047A (ja) | 搬送物品管理システム | |
JP2006160324A (ja) | 梱包体、物流管理方法および物流管理システム | |
JP3927892B2 (ja) | 査数対査方法 | |
JPH11349132A (ja) | 物品搬送方法及び物流システム並びにそれらに使用する搬送袋 | |
JP4993570B2 (ja) | 物品搬送管理システム | |
JP2004352436A (ja) | 物品確認システム | |
JP2003040456A (ja) | 物流管理システムの情報伝達装置 | |
JP2005350232A (ja) | ピッキングシステム | |
JP2002087533A (ja) | 物流管理システム及び物流管理システム用のデータキャリア | |
US20160381200A1 (en) | Uniquely Identifying a Portable Electronic Device | |
JP2008100777A (ja) | 搬送システム | |
JP3886713B2 (ja) | 物流管理システム | |
JP4401204B2 (ja) | 納品検収システム | |
JP5838785B2 (ja) | カード箱詰め装置 | |
JP4639755B2 (ja) | フォトマスク配送管理システム及びフォトマスク配送管理方法 | |
JP2012153461A (ja) | 計器直送システム | |
JP2006089115A (ja) | Rfタグを備えた封筒 | |
JP5285291B2 (ja) | コンテナラベル、情報ラベル付きコンテナラベル、および情報ラベル付きコンテナラベルのコンテナ情報読取り方法 | |
JP4639108B2 (ja) | 梱包内容確認用ラベルの印字システム | |
WO2006115630A1 (en) | System and method for labeling inventory | |
JP4412975B2 (ja) | 収納品検索装置 | |
JP2008115009A (ja) | 自動倉庫システム | |
JP2006103929A (ja) | 入出荷検品システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090925 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111108 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111110 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111221 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120501 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120502 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150518 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4993570 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |