JP2001206514A - Rf−idタグを使用した宅配便システム - Google Patents

Rf−idタグを使用した宅配便システム

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JP2001206514A
JP2001206514A JP2000018839A JP2000018839A JP2001206514A JP 2001206514 A JP2001206514 A JP 2001206514A JP 2000018839 A JP2000018839 A JP 2000018839A JP 2000018839 A JP2000018839 A JP 2000018839A JP 2001206514 A JP2001206514 A JP 2001206514A
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JP2000018839A
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Makoto Sugiyama
誠 杉山
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配送先コードをホストコンピュータで管理す
ることにより配送荷物の配送状況をより詳細に知ること
ができ、しかもRF−IDタグを使用することにより集
配の区切り毎にバーコードをスキャンする作業を簡略化
することができるRF−IDタグを使用した宅配便シス
テムを提供すること。 【解決手段】 データを非接触で読み取ることができる
RF−IDタグを有するラベルを使用した宅配便システ
ムにおいて、RF−IDタグ61はRF−IDタグ固有
のID番号があらかじめ設定されるている読み取り専用
のRF−IDタグであることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、宅配便業務におい
て配送荷物の配達状況を把握しやすくすることができる
RF−IDタグを使用した宅配便システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より宅配便業務においては、図18
に示すような配送伝票を使用していた。図18に示すよ
うに、配送伝票には、荷受人情報A、荷送人情報B、問
い合わせコードC、問い合わせコードのバーコードD、
配送先コードEが記載されるフィールドが設けられてい
る。ここで、問い合わせコードCと問い合わせコードの
バーコードDとは同じデータを示している。
【0003】問い合わせコードのバーコードDは荷物の
集配の区切り毎にバーコードスキャナで読み取られて、
その読み取られたデータがホストコンピュータに送信さ
れる。従って、このホストコンピュータには、問い合わ
せコードのバーコードDが記載された配送荷物がどの位
置まで集配されているかを管理することができる。
【0004】また、配送先コードEは荷受人が所在する
地域をコード化したものである。この配送先コードEに
より配送先拠点が決定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】配送先コードEは宅配
便業務を受けた人が、荷受人情報1と配送先コードとの
対照表を参照して、配送伝票に記載された荷受人情報1
に対応する配送先コードを探し出して、配送伝票に配送
先コードEを手書きで記載していた。
【0006】このように、配送先コードEは手書きで記
載されているため、ホストコンピュータで管理すること
はできなかった。
【0007】また、問い合わせコードのバーコードDを
バーコードスキャナでスキャンする場合に、そのバーコ
ードDが印刷されている配送伝票が荷物のどこに貼って
あるかを調べる必要があり、その確認作業に手間取って
いた。
【0008】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、配送先コードをホストコンピュータで
管理することにより配送荷物の配送状況をより詳細に知
ることができ、しかもRF−IDタグを使用することに
より集配の区切り毎にバーコードをスキャンする作業を
簡略化することができるRF−IDタグを使用した宅配
便システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のRF−I
Dタグを使用した宅配便システムは、データを非接触で
読み取ることができるRF−IDタグを有するラベルを
使用した宅配便システムにおいて、前記RF−IDタグ
はRF−IDタグ固有のID番号がおらかじめ設定され
るている読み取り専用のRF−IDタグであることを特
徴とする。
【0010】請求項1によれば、宅配便システムに読取
り専用のRF−IDタグを用いるようにしたので、RF
−IDタグのデータを非接触で読み取ることができると
共に。RF−IDタグは安価なものとすることができ
る。
【0011】請求項2記載のRF−IDタグを使用した
宅配便システムは、請求項1記載のRF−IDタグ固有
のID番号と、配送伝票上の配送先コード及び問い合わ
せ番号のうち少なくともいずれか一方との関係を示すリ
ンク情報を宅配便システムを管理するホストコンピュー
タに記憶させておくことを特徴とする。
【0012】請求項3記載のRF−IDタグを使用した
宅配便システムは、請求項2記載の前記配送伝票上の配
送先コードあるいは問い合わせ番号は手入力、バーコー
ド入力、OCR入力、音声入力のうちいずれかにより入
力され、その入力されたデータは前記リンク情報として
通信ネットワークを介してホストコンピュータに送信さ
れることを特徴とする。
【0013】請求項3によれば、例えば配送先コードが
手書きであっても、OCR、音声入力により電子データ
に変換させることができる。従って、簡単に配送先コー
ドを入力することができる。
【0014】請求項4記載のRF−IDタグを使用した
宅配便システムは、請求項2記載の前記ホストコンピュ
ータには通信ネットワークを介してRF−IDリーダを
備えた配送伝票発行用プリンタが接続されており、この
配送伝票発行用プリンタはRF−IDリーダにより配送
伝票に内蔵されているRF−IDタグ固有のID番号を
読み取り、この読み取ったRF−ID固有のID番号と
配送先コード及び問い合わせ番号のうち少なくともいず
れか一方との関係を示すリンク情報を通信ネットワーク
を介してホストコンピュータに送信されることを特徴と
する。
【0015】請求項5記載のRF−IDタグを使用した
宅配便システムは、データを非接触で読み取ることがで
きるRF−IDタグを内蔵したラベルを使用した宅配便
システムにおいて、前記RF−IDタグは読み取り/書
き込み可能なRF−IDタグであることを特徴とする。
【0016】請求項5によれば、RF−IDタグを読み
取り/書き込み可能とすることにより、RF−IDタグ
に配送に必要な各種データを記憶させておくことができ
る。
【0017】請求項6記載のRF−IDタグを使用した
宅配便システムは、請求項5記載の前記RF−IDタグ
に、RF−IDタグ固有のID番号と、配送伝票上の配
送先コード及び問い合わせ番号のうち少なくともいずれ
か一方との関係を示すリンク情報を書き込むことを特徴
とする。
【0018】請求項6によれば、RF−IDタグにリン
ク情報を書き込むことができる。
【0019】請求項7記載のRF−IDタグを使用した
宅配便システムは、請求項5記載のRF−IDタグを内
蔵した配送伝票を発行するRF−IDリーダ/ライタを
有する配送伝票発行用プリンタを備え、この配送伝票発
行用プリンタは、配送先コード及び問い合わせ番号のう
ち少なくともいずれか一方との関係を示すリンク情報を
RF−IDタグに書き込むと共に、配送伝票に配送先コ
ード及び問い合わせ番号のうち少なくともいずれか一方
を印字することを特徴とする。
【0020】請求項7によれば、配送伝票発行用プリン
タでリンク情報をRF−IDタグに書き込むようにして
いる。
【0021】請求項8記載のRF−IDタグを使用した
宅配便システムは、請求項1あるいは請求項5記載の記
載のデータを非接触で読み取ることができるRF−ID
タグを内蔵したラベルは配送伝票とは別体であることを
特徴とする。
【0022】請求項8によれば、RF−IDタグを内蔵
したラベルを配送伝票とは別体とすることにより、配送
伝票にRF−IDタグを内蔵させない場合には、配送伝
票とは別体にしたこのラベルにRF−IDタグを内蔵さ
せることができる。
【0023】請求項9記載のRF−IDタグを使用した
宅配便システムは、請求項8記載の前記データを非接触
で読み取ることができるRF−IDタグを内蔵したラベ
ルは、配送先ラベルであることを特徴とする。
【0024】請求項9によれば、配送先ラベルにRF−
IDタグを内蔵させておき、配送荷物を配送するドライ
バが携帯端末でこの配送先ラベルに各種データを印字さ
せることができる。
【0025】請求項10記載のRF−IDタグを使用し
た宅配便システムは、請求項9記載の前記配送先ラベル
上には、問い合わせコード及び配送コードのうち少なく
ともいずれか一方を、可読文字及びバーコードのうち少
なくともいずれか一方の形態で印字したことを特徴とす
る。
【0026】請求項10によれば、配送先ラベルにRF
−IDタグを内蔵させておき、配送荷物を配送するドラ
イバが携帯端末でこの配送先ラベルに、問い合わせコー
ド及び配送コードのうち少なくともいずれか一方を印字
させるようにすることができる。
【0027】請求項11記載のRF−IDタグを使用し
た宅配便システムは、請求項5記載の荷物配達終了時に
前記RF−IDタグに配達終了を示すデータを書き込む
ことを特徴とする。
【0028】請求項11記載によれば、RF−IDタグ
に配達終了を示すデータを書き込んでおくことにより、
その配送荷物の配達が終了していることを明確化させる
ことができる。
【0029】請求項12記載のRF−IDタグを使用し
た宅配便システムは、請求項5記載の荷物配達終了時に
前記RF−IDタグに荷物配達日時を書き込むことを特
徴とする。
【0030】請求項12によれば、RF−IDタグに配
達日時を書き込むことにより、その配送荷物の配達が終
了したことを明確にするだけでなく、配達日時も明確に
することができる。
【0031】請求項13記載のRF−IDタグを使用し
た宅配便システムは、請求項1あるいは請求項5記載の
前記RF−IDタグは、感圧コピー可能な複数頁からな
る伝票用紙あるいは感熱方式により発色または転写され
る複数頁からなる伝票用紙の最終頁に組み込まれている
ことを特徴とする。
【0032】請求項13によれば、複数頁の伝票用紙の
最終頁にRF−IDタグを組み込むことにより、複数頁
の伝票用紙の取り扱いが容易となる。
【0033】請求項14記載のRF−IDタグを使用し
た宅配便システムは、請求項13記載の前記伝票用紙の
裏面には荷札として配送荷物に貼り付け可能なように糊
が付着されていることを特徴とする。
【0034】請求項14によれば、複数頁の伝票用紙の
最終頁の裏面に糊を付着させておくようにしたので、伝
票用紙の最終頁を配送荷物に貼り付け易くすることがで
きる。
【0035】請求項15記載のRF−IDタグを使用し
た宅配便システムは、請求項1、請求項5あるいは請求
項8記載の記載の前記ラベルには複数のRF−IDタグ
が内蔵されていることを特徴とする。
【0036】請求項15によれば、複数のRF−IDタ
グを内蔵させることにより、1つのRF−IDタグ固有
のID番号より配送伝票の発行枚数が多い場合には、複
数nのRF−IDタグを内蔵させることにより、RF−
IDタグ固有のID番号をn回乗算させた数の配送伝票
を発行させることができる。
【0037】請求項16記載の宅配便システムは、荷物
を集荷して集荷店に集め、この集荷店に集めた荷物を目
的の場所に配送するとともに、前記集荷店において前記
荷物の情報をホストコンピュータに入力することでこの
配送する荷物の配達状況を管理する宅配便システムにお
いて、集荷店に入荷したときに荷物に貼られたRF−I
Dタグを読み取り、この読み取った情報に基づく入荷情
報を前記ホストコンピュータに送信し、集荷店から出荷
するときに荷物に貼られたRF−IDタグを読み取り、
この読み取った情報に基づく集荷情報を前記ホストコン
ピュータに送信することを特徴とする。
【0038】
【発明の実施の形態】まず、図1を参照して宅配便シス
テムの概略について説明する。
【0039】図1において、1は例えばメーカ等におい
て荷物を荷送りする機能を果たす荷送部門であり、シス
テム構成として伝票発行部2を備えている。この伝票発
行部2は、端末3とプリンタ4とを有し、両者はインタ
フェースケーブル(図示せず)を介して接続されてい
る。ここで、プリンタ4はRF−ID(Radio Frequenc
y -Identification)リーダ/ライタを備えているもの
で、その詳細な構成については図4ないし図6を参照し
て後述する。
【0040】また、端末3は汎用のパーソナルコンピュ
ータ(以下、パソコンと称する)ではなく専用の端末を
用いている。このため、伝票発行業務の遂行に際して
は、汎用のパソコンで用いるアプリケーションを用いず
に、専用の専用のクライアント用アプリケーションが端
末3の記録媒体(図示しない)に格納されている。
【0041】5は荷物情報管理部である。この荷物情報
管理部5は、荷送部門1(荷送人)から荷物を集荷した
時点からその荷物を荷受人に配達するまでの流通の過程
で荷物に貼付された配送伝票の内容を保存し、荷物を荷
受人に配達する時点で荷札から分離される受取確認票の
荷物受領印捺印欄の受領印捺印情報を保存する機能を果
たす。具体的には宅配便業者が行う機能がこれに相当す
る。
【0042】この荷物情報管理部5は、ホストコンピュ
ータ6と、多数の端末(キー入力部や表示器を備えたパ
ソコン)7,8とを備えている。端末7は所定の地域に
分布する集荷店9のそれぞれに設置され、端末8も所定
の地域に分布する配送店10にそれぞれ設置されてい
る。端末7及び8には図示しないがバーコードリーダ及
びRF−IDリーダがそれぞれ接続されている。
【0043】ホストコンピュータ6は、荷物情報システ
ム(サーバー用アプリケーション)が格納された記憶媒
体6mを備えている。この記憶媒体6mには、後述する
RF−IDタグ固有のID番号と配送伝票の配送コード
と問い合わせ番号との対応関係を示す情報(リンク情
報)等が記憶される。各端末3,7,8とはモデムアナ
ログ回線又はデジタル回線等の通信ネットワークを介し
て接続されている。
【0044】次に、荷送人から荷受人に荷物を配達する
処理について図3を参照して説明する。この処理は、図
3に示すよう〜の順番に説明する。
【0045】の処理では、荷送人は端末3からデータ
を入力し、入力されたデータをプリンタ4から出力させ
て配送伝票12を発行する。具体的には、配送伝票12
には荷受人情報1として、荷受人の名称、住所を印字
し、荷送人情報2として荷送人の名称及び住所が印字さ
れる。さらに、問い合わせ番号3及び問い合わせ番号の
バーコード4及び配送先コード5が印字される。
【0046】ところで、問い合わせ番号3は、荷物情報
管理部5から発番される。すなわち、荷送人が端末3の
クライアント用アプリケーションを起動し、荷送人の情
報及び荷受人の情報を入力し、問い合わせ番号を荷物情
報管理部5に問い合わせると、荷物情報管理部5では、
ホストコンピュータ6の荷物情報システムを起動し、予
め登録されている荷送人の情報と荷受人の情報と問い合
わせ番号とをSQL(Structured Query Language)文
に変換して荷送人に送信する。伝票発行部2では、送信
されたSQL文に従った荷受人の情報等の情報を含んだ
情報を端末3に登録するとともに、出荷一覧14をプリ
ントアウトする。荷送人は、このようにして発行された
伝票12を梱包された荷物15に貼付する。
【0047】次に、荷物情報管理部4の具体的な処理
(図3の〜の処理)について説明する。の処理で
は、ドライバによって荷物15を集荷店9に集荷する。
この作業は荷送人が行っても荷物情報管理部5側で行っ
てもよいが、荷物情報管理部5側の人がハンディスキャ
ナ16で荷物15に貼付された配送伝票12のコードを
読み取り、その読み取ったコードを端末7を介してホス
トコンピュータ6に保存する。ここで、コードとは読み
取り専用のRF−IDタグについては、RF−ID番号
を含む。さらに、読み取り/書き込み可能なRF−ID
タグにおいては、RF−IDタグに記憶されているすべ
ての情報も含む。このようにして、集荷を確認したとき
に、荷送人は集荷した人に集荷受領印を出荷一覧14に
捺印して貰う。
【0048】の処理では、集荷卸をする。すなわち、
集荷した荷物15を、荷受人に近い配送店10毎に仕分
けした荷物15に貼付されている伝票12のコードをハ
ンディスキャナ16により読み取り、その読み取ったコ
ードを端末7を介してホストコンピュータ6に保存す
る。
【0049】の処理では、仕分けした荷物15を車両
に積み込む。この際、荷物15を1つ積み込む度に、そ
の荷物15に貼付されている伝票12のコード12のコ
ードをハンディスキャナ16により読み取り、その読み
取ったコードを端末7を介してホストコンピュータ6に
保存する。車両17に積み込まれた荷物は、予め定めら
れている幹線輸送路線ダイヤグラムに従って配送店10
に配送される。
【0050】の処理では、集荷店9から配送された荷
物15が配送店10に到着したときに、車両17から卸
した荷物15を1つずつ確認しながら、各荷物15に貼
付されている伝票12のコードをハンディスキャナ16
により読み取り、その読み取られたコードを端末8を介
してホストコンピュータ6に保存する。
【0051】の処理では、荷物15を個々の荷受人に
配達するために、配送店10から荷物15を持ち出す
(配達用の車両に積み込むことに相当する)。このと
き、車両に積み込む荷物15を1つずつ確認しながら、
各荷物15に貼付されている伝票12のコードをハンデ
ィスキャナ16により読み取り、その読み取ったコード
を端末8を介してホストコンピュータ6に保存する。
【0052】の処理では、荷受人に荷物15を配達し
た時点で、伝票12のコードを読み取る。「そして、荷
札B1から受取確認票B2を切り離し、その受取確認票
B2の荷物受領印捺印欄dに受領印を捺印して貰う。」
の処理では、受領した伝票12の受取確認票B2を配
送店10に持ち帰り、の処理では、既に荷受人に渡し
た荷物の追跡を必要としないために荷物追跡消込を行な
う。具体的には、〜の過程でハンディスキャナ16
によりホストコンピュータ6に保存した読み取りデータ
を端末8からの操作により削除し、伝票12に保管す
る。
【0053】次に、図4ないし図6を参照してRF−I
Dリーダ/ライタ付きプリンタ4の斜視図について説明
する。図4において、21はプリンタ4の筐体である。
この筐体21の正面には、機能スイッチ22が設けられ
ると共に、筐体21の側面には電源スイッチ23が設け
られている。さらに、筐体21の正面には印刷された配
送伝票が排出される排出口24が設けられている。この
筐体21内には、後述するRF−IDタグに記憶されて
いるデータを読み取るRF−IDリーダ及びRF−ID
タグにデータを書き込むRF−IDライタが内蔵されて
いる。
【0054】次に、図5において、31は伝票用紙を連
続用紙となるようにしてロール状に券回して保持してい
る用紙供給部である。
【0055】この用紙供給部31から供給される伝票用
紙は、筐体21内に設けられた搬送路32を介して搬送
される。この搬送路32には、サーマルヘッド33が配
設されていると共に、サーマルヘッド33と対向してプ
ラテンローラ34が配設されている。また、サーマルヘ
ッド33とプラテンローラ34との間をインクリボンを
供給するようにリボン送りローラ35及びリボン巻き取
りローラ36が設けられている。
【0056】さらに、プラテンローラ34より手前、つ
まり用紙供給部31側で、搬送路32の下側には、RF
−IDタグのデータを読み込んだり、RF−IDタグに
データを書き込んだりするRF−IDリーダ/ライタ3
7が設けられている。なお、38はこのRF−IDリー
ダ/ライタ37の制御回路が組み込まれているモジュー
ルである。
【0057】次に、図6において、41はプリンタを統
括して制御するCPU(中央処理装置)である。このC
PU41からのシステムバス41aには、各種制御プロ
グラムを記憶するROM(リード・オンリ・メモリ)4
2、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)43、サー
マルヘッド33、各種モータ44、RF−IDリーダ/
ライタ37が接続されている。
【0058】また、図7を参照して携帯型プリンタにつ
いて説明する。この携帯型プリンタは配送荷物を配達す
るドライバが携帯し、後述する配送先ラベルを印刷する
プリンタで、RF−IDリーダ/ライタを備えている。
携帯型プリンタは、筐体51内にサーマルヘッド及びR
F−IDリーダ/ライタを内蔵している。筐体51の上
面には、キー入力部52及び表示部53が設けられると
共に、図8に示すような印刷された配送先ラベルが排出
される用紙排出口54が設けられている。なお、55は
ロール状に巻かれた配送先ラベルが収納されているラベ
ル供給部である。
【0059】次に、図8ないし図11を参照して本発明
の第1の実施の形態について説明する。この第1の実施
の形態では、荷物の配送を依頼する配送依頼主が図2に
示した配送伝票に必要事項を記入し、この配送伝票とは
別体である図8に示した配送先ラベルを図7に示した携
帯型プリンタで印刷し、配送荷物に貼り付けるようにし
ている。
【0060】配送先ラベルは図8(A)に示すように読
み取り専用RF−IDタグ61を1つ内蔵している。な
お、読み取り専用RF−IDタグは図8(B)の61
a,61bに示すように2つや、それ以上であっても良
い。
【0061】読み取り専用RF−IDタグ61は図9
(A)に示すように、らせん状に配線パターンが形成さ
れている。読み取り専用RF−IDタグ61はその配線
パターンの形状により決定される共振周波数に相当する
ID番号を有する。配線パターンの形状を変化させるこ
とにより、ID番号を数万種類に設定することができ
る。
【0062】RF−IDリーダ/ライタ37は読み取り
専用RF−IDタグ61に周波数信号を送信し、その共
振周波数を検出することにより、読み取り専用RF−I
Dタグ61のID番号を読み取っている。このような読
み取り専用RF−IDタグ61のID番号の読み取りは
非接触により行うことができるもので、2,3m離れた
ところでも、ID番号を読み取ることができる。
【0063】前述した図7に示した携帯型プリンタのラ
ベル供給部55には、図8(A)に示した配送先ラベル
が連続してロール状に券回されている。
【0064】図10は配送依頼元から配送先への配送荷
物の流れを示し、図11は配送業務の全体的な流れを示
している。
【0065】次に、第1の実施の形態の動作について説
明する。まず、配送依頼主は、図2に示した配送伝票に
必要事項を記入する。ここでは、荷受人情報1及び荷送
人情報2を手書きで記入する。
【0066】そして、宅配業者の担当者が集荷に来る。
宅配業者の担当者はこの時点で、図8(A)に示した配
送先ラベルを作成する。配送先ラベルに記載すべき内容
は、配送先コードEと問い合わせコードCである。集荷
担当者は、図7に示した携帯型プリンタにこれら2つの
データを入力し、その入力した場所で配送先ラベルを発
行する。
【0067】配送伝票には、問い合わせコードCは問い
合わせコードのバーコードDとして印字されているた
め、バーコードリーダでこの問い合わせコードのバーコ
ードDをリードすることにより、携帯型プリンタに問い
合わせコードCを入力することができる。
【0068】配送先コードEについては配送伝票上では
バーコード化されていない。従って、配送先コードEに
ついては、携帯型プリンタのキー入力部52から入力す
る。
【0069】なお、図7に示した携帯型プリンタにOC
R装置あるいは音声入力装置を装備すれば、配送先コー
ドEをOCRあるいは音声入力することができる。
【0070】そして、配送先コードEと問い合わせコー
ドCとを含むバーコード62が携帯型プリンタで印刷さ
れる。
【0071】ドライバが携帯型のバーコードリーダ及び
RF−IDリーダを持っている場合には、バーコード6
2をバーコードリーダで読み取り、RF−IDタグ61
のID番号を読取り、そのリンク情報(つまり、ID番
号と問い合わせコード3及び配送先コード5のうち少な
くともいずれか一方との対応関係を示す情報)をホスト
コンピュータ6に送信する。
【0072】なお、ドライバが携帯型のバーコードリー
ダもRF−IDリーダも持たない場合には、集配センタ
ーAの受入A時に、バーコード62とRF−IDタグ6
1のID番号を端末7に備えられたバーコードリーダ及
びRF−IDリーダで読取り、RF−IDタグ61のI
D番号を読取り、そのリンク情報をホストコンピュータ
6に送信する。ID番号と、配送先コードと問い合わせ
味コードとのリンク情報は記憶媒体6mに記憶される。
【0073】その後、集配センターBの受入B時にRF
−IDリーダによりRF−IDタグ61のID番号を読
取り、ホストコンピュータ6に送信する。
【0074】また、荷物の配達先で、ドライバが携帯し
ているRF−IDリーダでRF−IDタグ61のID番
号を読取り、ホストコンピュータ6に送信する。
【0075】ホストコンピュータ6はRF−IDタグ6
1のID番号と配送コードと問い合わせコードのうちの
少なくとも一方のデータとのリンク情報を記憶媒体6m
に記憶しているので、配送荷物の通過情報をリアルタイ
ムに管理することができる。
【0076】次に、本発明の第2の実施の形態について
図12及び図13を参照して説明する。前述した本発明
の第1の実施の形態では、配送伝票とRF−IDタグ6
1を内蔵した配送先ラベルとを別体としたが、この発明
の第2の実施の形態では、図12に示すように配送伝票
に読み取り専用のRF−IDタグを内蔵している。
【0077】つまり、図12に示すように、配送伝票に
は、読み取り専用のRF−IDタグ61が内蔵されてい
る。この読み取り専用のRF−IDタグ61の構成は図
9のものと同じである。また、図12の配送伝票は図2
の配送伝票と違って、すべてのフィールドがブランクに
なっている。そして、このプランクの配送伝票を連続用
紙となるように、図4及び図5を用いて説明したRF−
IDリーダ/ライタ付きプリンタ4の用紙供給部31に
セットしておく。
【0078】次に、本発明の第2の実施の形態の動作に
ついて説明する。配送依頼元では、端末3を使用し、配
送伝票を作成する。つまり、端末3に接続されているプ
リンタ4を使用して、配送伝票に所定事項を記入する。
具体的には、プリンタ4により、荷受人情報A、荷送人
情報B、問い合わせコードC、問い合わせコードCのバ
ーコードD、配送先コードEのすべてを印刷する。
【0079】プリンタ4で前述したデータを印刷する場
合には、配送伝票のRF−IDタグ61のID番号をR
F−IDリーダ37で読み取った後、配送伝票に印刷を
行っているので、端末3はRF−IDタグ61のID番
号と問い合わせコードと配送先コードのうちの少なくと
もいずれか一方とのリンク情報をホストコンピュータ6
に自動的に送信する。そして、この送信されたリンク情
報はホストコンピュータ6の記憶媒体6mに記憶され
る。
【0080】その後、集配センターAの受入A時に、配
送荷物に貼り付けられている配送伝票に内蔵されている
RF−IDタグ61のID番号をRF−IDリーダで読
み取り、そのID番号をホストコンピュータ6に荷物通
過情報として送信する。ホストコンピュータ6の記憶媒
体6mには、RF−ID番号と問い合わせ番号と配送先
コードとのリンク情報が記憶されているため、リアルタ
イムに配送荷物の通過情報を検知することができる。
【0081】また、集配センターBの受入B時及び配送
先での配達時にも同様にRF−IDリーダ37により配
送伝票に内蔵されたRF−IDタグ61のID番号を読
み取って、ホストコンピュータ6に送信する。
【0082】以上のようにして、配送荷物の通過情報を
リアルタイムに知ることができる。
【0083】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。前述した第1の実施の形態では、配送先ラベ
ルには読み取り専用のRF−IDタグ61が内蔵されて
いたが、この第3の実施の形態の配送先ラベルは図9
(B)に示すように読み取り及び書き込み可能なRF−
IDタグを内蔵している。このRF−IDタグは図9
(B)に示すように、アンテナ部71とID番号及び各
種データを記憶するチップ72とから構成されている。
このID番号は製造時にシーケンシャルに設定されてい
る。
【0084】そして、この配送先ラベルは、前述した図
7に示した携帯型プリンタのラベル供給部55に連続し
てロール状に券回されている。
【0085】図10は配送依頼元から配送先への配送荷
物の流れを示し、図14はこの第3の実施の形態の全体
的な流れを示している。
【0086】次に、第3の実施の形態の動作について説
明する。まず、配送依頼主は、図2に示した配送伝票に
必要事項を記入する。ここでは、荷受人情報A及び荷送
人情報Bを手書きで記入する。
【0087】そして、宅配業者の担当者が集荷に来る。
宅配業者の担当者はこの時点で、図8(A)に示した配
送先ラベルを作成する。配送先ラベルに記載すべき内容
は、配送先コードEと問い合わせコードCである。集荷
担当者は、図7に示した携帯型プリンタにこれら2つの
データを入力し、その入力した場所で配送先ラベルを発
行する。
【0088】配送伝票には、問い合わせコードCは問い
合わせコードのバーコードDとして印字されているた
め、バーコードリーダでこの問い合わせコードのバーコ
ードDをリードすることにより、携帯型プリンタに問い
合わせコードCを入力することができる。
【0089】配送先コードEについては、配送伝票上で
はバーコード化されていない。従って、配送先コードE
については、携帯型プリンタのキー入力部52から入力
する。
【0090】なお、図7に示した携帯型プリンタにOC
R装置あるいは音声入力装置を装備すれば、配送先コー
ドEをOCRあるいは音声入力することができる。
【0091】そして、配送先コードEと問い合わせコー
ドCとを含むバーコード62が携帯型プリンタで印刷さ
れる。
【0092】ドライバが携帯型のバーコードリーダ及び
RF−IDリーダ/ライタを持っている場合には、配送
先コードEと問い合わせコードCとを含むバーコード6
2をバーコードリーダで読み取り、配送先コードEと問
い合わせコードCとを含むデータをRF−IDタグ61
に書き込む処理が行われる。
【0093】一方、ドライバが携帯型のバーコードリー
ダ及びRF−IDリーダ/ライタを持っていない場合に
は、集配センターAの受入A時に、配送先コードEと問
い合わせコードCとを含むバーコード62をバーコード
リーダで読み取って、配送先コードEと問い合わせコー
ドCとを含むデータをRF−IDタグ61に書き込むと
共にRF−IDタグ61のID番号を読み取り、そのリ
ンク情報(つまり、ID番号と問い合わせコードC及び
配送先コードEのうち少なくともいずれか一方との対応
関係を示す情報)はホストコンピュータ6に送信され
る。
【0094】ID番号と、配送先コードと問い合わせ味
コードとのリンク情報は記憶媒体6mに記憶される。
【0095】その後、集配センターBの受入B時にRF
−IDリーダによりRF−IDタグ61のID番号を読
取り、ホストコンピュータ6に送信する。
【0096】また、荷物の配達先で、ドライバが携帯し
ているRF−IDリーダでRF−IDタグ61のID番
号を読取り、ホストコンピュータ6に送信する。
【0097】ホストコンピュータ6はRF−IDタグ6
1のID番号と配送コードと問い合わせコードのうちの
少なくとも一方のデータとのリンク情報を記憶媒体6m
に記憶しているので、配送荷物の通過情報をリアルタイ
ムに管理することができる。
【0098】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。この発明の第4の実施の形態では、図12に
示すように配送伝票に図9(B)に示した読み取り/書
き込み可能RF−IDタグ61を内蔵している。
【0099】図12の配送伝票は図2の配送伝票と違っ
て、すべてのフィールドがブランクになっている。そし
て、このブランクの配送伝票を連続用紙となるように、
図4及び図5を用いて説明したRF−IDリーダ/ライ
タ付きプリンタ4の用紙供給部31にセットしておく。
【0100】配送依頼元では、端末3を使用し、配送伝
票を作成する。つまり、端末3に接続されているプリン
タ4を使用して、配送伝票に所定事項を入力する。具体
的には、プリンタ4により、荷受人情報A、荷送人情報
B、問い合わせコードC、問い合わせコードCのバーコ
ードD、配送先コードEのすべてを印刷する。
【0101】次に、RF−IDリーダ/37でRF−I
Dタグ61のID番号を読み取り、問い合わせコードと
配送コードデータをRF−IDタグ61に書き込む処理
が行われる。また、同時にRF−IDタグ61のID番
号と問い合わせコードと配送先コードのうちの少なくと
もいずれか一方とのリンク情報はホストコンピュータ6
に送信される。
【0102】そして、この送信されたリンク情報はホス
トコンピュータ6の記憶媒体6mに記憶される。
【0103】その後、集配センターAの受入A時に、配
送荷物に貼り付けられている配送伝票に内蔵されている
RF−IDタグ61のID番号をRF−IDリーダで読
み取り、そのID番号をホストコンピュータ6に荷物通
過情報として送信する。ホストコンピュータ6の記憶媒
体6mには、RF−ID番号と問い合わせ番号と配送先
コードとのリンク情報が記憶されているため、リアルタ
イムに配送荷物の通過情報を検知することができる。
【0104】また、集配センターBの受入B時及び配送
先での配達時にも同様にRF−IDリーダ37により配
送伝票に内蔵されたRF−IDタグ61のID番号を読
み取って、ホストコンピュータ6に送信する。
【0105】以上のようにして、配送荷物の通過情報を
リアルタイムに知ることができる。
【0106】前述した第3の実施の形態は配送先ラベル
あるいは第4の実施の形態の配送伝票のRF−IDタグ
61に配達終了時に配達終了を示すデータを書き込むよ
うにしても良い。このようにすることにより、配送荷物
が配送先に配達された後に、配送先ラベルあるいは配送
伝票を剥がさずに、配達された配送荷物を使用して別の
荷物を宅配業者に配達を依頼した場合、別の配送先ラベ
ルあるいは配送伝票が貼り付けられるわけである。この
場合に、RF−IDリーダにより配送ラベルあるいは配
送伝票に内蔵されているRF−IDタグ61に記憶され
ているRF−IDタグ固有のID番号を読み取り、配達
終了を示すデータが書き込まれている場合には、配達終
了と判断し、ホストコンピュータ6へのRF−IDタグ
固有61のID番号を送信しないようにすることができ
る。このことにより、ホストコンピュータ6での配達済
みの荷物の不要な監視処理をしなくても済む。
【0107】一方、RF−IDリーダにより配送ラベル
あるいは配送伝票に内蔵されているRF−IDタグ61
に記憶されているRF−IDタグ固有のID番号を読み
取り、配達終了を示すデータが書き込まれていない場合
には、配達が終了していないと判断し、ホストコンピュ
ータ6へのRF−IDタグ固有61のID番号を送信す
るようにすることができる。
【0108】前述した第1ないし第4の実施の形態で
は、RF−IDリーダは読取り範囲が2,3mあるの
で、その範囲に複数の配送荷物が通過した場合でも、各
配送荷物のRF−IDタグのID番号を検出することが
できる。つまり、同時に多数の配送荷物の通過情報を得
ることができる。このようにRF−IDリーダの読取り
範囲が広いため、RF−IDリーダを設置さえしておけ
ば、簡単にRF−IDリーダのID番号を読み取ること
ができるので、配送荷物の配送状況を検出する作業を軽
減することができる。
【0109】また、RF−IDタグ61に配達終了を示
すデータを書き込む替わりに、配達日を入力するように
しても良い。この場合には、最新の配達日の配送荷物を
現在管理されている配達荷物であることを認識して、そ
の配送荷物をリアルタイムに監視するようにしても良
い。
【0110】さらに、第2の実施の形態では配送伝票に
は1つの読み取り専用のRF−IDタグ61を、第4の
実施の形態では1つの読み取り/書き込み可能なRF−
IDタグ61を内蔵させるようにしたが、図16に示す
ように2つの読み取り専用のRF−IDタグ61a,6
1bあるいは2つの読み取り/書き込み可能なRF−I
Dタグ61a,61bを配送伝票に内蔵させるようにし
ても良い。このようにすることにより、1つのマイクロ
コンピュータ6で監視できる配送荷物の数を大幅に増や
すことができる。ここで、可能であれば、は配送伝票に
は3つ以上の読み取り専用のRF−IDタグ61あるい
は3つ以上の読み取り/書き込み可能なRF−IDタグ
61を内蔵させるようにしても良い。
【0111】また、前述した第2の実施の形態及び第4
の実施の形態において、配送伝票は単一伝票であった
が、図15に示すように複写伝票を用いても良い。この
ように複写伝票を用いる場合には、一番下にある最終頁
の伝票用紙にRF−IDタグ61を内蔵させ、最終頁の
伝票用紙の裏面には、薄紙を剥がすと糊が露出するよう
に糊が付着されている。このように糊を付着させておく
ことにより、簡単に伝票用紙を配送荷物に貼り付けるこ
とができる。
【0112】
【発明の効果】本発明によれば、RF−IDタグを使用
したので、配送荷物の通過情報を非接触で検出すること
ができる。さらに、RF−IDタグを読み取り専用のも
のを使用することにより、RF−IDタグを安価なもの
とすることができる。
【0113】さらに、RF−IDリーダは読取り単位が
2,3mあるので、その範囲に複数の配送荷物が通過し
た場合でも、各配送荷物のRF−IDタグのID番号を
検出することができるので、同時に多数の配送荷物の通
過情報を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1ないし第4の実施の形態における
宅配便システムの構成を示す模式図。
【図2】同実施の形態に係わる手書き配送伝票の構成を
示す図。
【図3】同実施の形態に係わる配送荷物の流通過程を示
す説明図。
【図4】同実施の形態に係わるRF−IDリーダ/ライ
タ付きプリンタの斜視図。
【図5】同RF−IDリーダ/ライタ付きプリンタの内
部構造を概略的に示す図。
【図6】同RF−IDリーダ/ラタイ付きプリンタのシ
ステム構成図。
【図7】携帯型プリンタの斜視図。
【図8】本発明の第1の実施の形態の配送先ラベルの平
面図。
【図9】図9(A)は読取り専用RF−IDタグの平面
図、図9(B)は読み取り/書き込み可能なRF−ID
タグの平面図。
【図10】第1ないし第4の実施の形態の配送業務模式
図。
【図11】第1の実施の形態の配送の流れを示すフロ−
チャ−ト。
【図12】本発明の第2の実施の形態に係わる配送伝票
の構成図。
【図13】本発明の第2の実施の形態の配送の流れを示
すフロ−チャ−ト。
【図14】本発明の第3の実施の形態の配送の流れを示
すフロ−チャ−ト。
【図15】本発明の第4の実施の形態の配送の流れを示
すフロ−チャ−ト。
【図16】配送伝票の他の例を示す平面図。
【図17】複写伝票を示す図。
【図18】従来の配送伝票を示す図。
【符号の説明】
1…荷送部門、 2…伝票発行部、 3…端末、 4…プリンタ、 5…荷物情報管理部、 6…ホストコンピュータ、 6m…記憶媒体。 37…RF−IDリーダ/ライタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B65B 61/26 G06K 19/00 A 65/08 Q

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを非接触で読み取ることができる
    RF−IDタグを有するラベルを使用した宅配便システ
    ムにおいて、 前記RF−IDタグはRF−IDタグ固有のID番号が
    おらかじめ設定されるている読み取り専用のRF−ID
    タグであることを特徴とするRF−IDタグを使用した
    宅配便システム。
  2. 【請求項2】 前記RF−IDタグ固有のID番号と、
    配送伝票上の配送先コード及び問い合わせ番号のうち少
    なくともいずれか一方との関係を示すリンク情報を宅配
    便システムを管理するホストコンピュータに記憶させて
    おくことを特徴とする請求項1記載のRF−IDタグを
    使用した宅配便システム。
  3. 【請求項3】 前記配送伝票上の配送先コードあるいは
    問い合わせ番号は手入力、バーコード入力、OCR入
    力、音声入力のうちいずれかにより入力され、その入力
    されたデータは前記リンク情報として通信ネットワーク
    を介してホストコンピュータに送信されることを特徴と
    する請求項2記載のRF−IDタグを使用した宅配便シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記ホストコンピュータには通信ネット
    ワークを介してRF−IDリーダを備えた配送伝票発行
    用プリンタが接続されており、この配送伝票発行用プリ
    ンタはRF−IDリーダにより配送伝票に内蔵されてい
    るRF−IDタグ固有のID番号を読み取り、この読み
    取ったRF−ID固有のID番号と配送先コード及び問
    い合わせ番号のうち少なくともいずれか一方との関係を
    示すリンク情報を通信ネットワークを介してホストコン
    ピュータに送信されることを特徴とする請求項2記載の
    RF−IDタグを使用した宅配便システム。
  5. 【請求項5】 データを非接触で読み取ることができる
    RF−IDタグを内蔵したラベルを使用した宅配便シス
    テムにおいて、 前記RF−IDタグは読み取り/書き込み可能なRF−
    IDタグであることを特徴とするRF−IDタグを使用
    した宅配便システム。
  6. 【請求項6】 前記RF−IDタグに、RF−IDタグ
    固有のID番号と、配送伝票上の配送先コード及び問い
    合わせ番号のうち少なくともいずれか一方との関係を示
    すリンク情報を書き込むことを特徴とする請求項5記載
    のRF−IDタグを使用した宅配便システム。
  7. 【請求項7】 RF−IDタグを内蔵した配送伝票を発
    行するRF−IDリーダ/ライタを有する配送伝票発行
    用プリンタを備え、この配送伝票発行用プリンタは、配
    送先コード及び問い合わせ番号のうち少なくともいずれ
    か一方との関係を示すリンク情報をRF−IDタグに書
    き込むと共に、配送伝票に配送先コード及び問い合わせ
    番号のうち少なくともいずれか一方を印字することを特
    徴とする請求項5記載のRF−IDタグを使用した宅配
    便システム。
  8. 【請求項8】 データを非接触で読み取ることができる
    RF−IDタグを内蔵したラベルは配送伝票とは別体で
    あることを特徴とする請求項1あるいは請求項5いずれ
    か一記載のRF−IDタグを使用した宅配便システム。
  9. 【請求項9】 前記データを非接触で読み取ることがで
    きるRF−IDタグを内蔵したラベルは、配送先ラベル
    であることを特徴とする請求項8記載のRF−IDタグ
    を使用した宅配便システム。
  10. 【請求項10】 前記配送先ラベル上には、問い合わせ
    コード及び配送コードのうち少なくともいずれか一方
    を、可読文字及びバーコードのうち少なくともいずれか
    一方の形態で印字したことを特徴とする請求項9記載の
    RF−IDタグを使用した宅配便システム。
  11. 【請求項11】 荷物配達終了時に前記RF−IDタグ
    に配達終了を示すデータを書き込むことを特徴とする請
    求項5記載のRF−IDタグを使用した宅配便システ
    ム。
  12. 【請求項12】 荷物配達終了時に前記RF−IDタグ
    に荷物配達日時を書き込むことを特徴とする請求項5記
    載のRF−IDタグを使用した宅配便システム。
  13. 【請求項13】 前記RF−IDタグは、感圧コピー可
    能な複数頁からなる伝票用紙あるいは感熱方式により発
    色または転写される複数頁からなる伝票用紙の最終頁に
    組み込まれていることを特徴とする請求項1あるいは請
    求項5記載のRF−IDタグを使用した宅配便システ
    ム。
  14. 【請求項14】 前記伝票用紙の裏面には荷札として配
    送荷物に貼り付け可能なように糊が付着されていること
    を特徴とする請求項13記載のRF−IDタグを使用し
    た宅配便システム。
  15. 【請求項15】 前記ラベルには複数のRF−IDタグ
    が内蔵されていることを特徴とする請求項1、請求項5
    あるいは請求項8いずれか一記載のRF−IDタグを使
    用した宅配便システム。
  16. 【請求項16】 荷物を集荷して集荷店に集め、この集
    荷店に集めた荷物を目的の場所に配送するとともに、前
    記集荷店において前記荷物の情報をホストコンピュータ
    に入力することでこの配送する荷物の配達状況を管理す
    る宅配便システムにおいて、集荷店に入荷したときに荷
    物に貼られたRF−IDタグを読み取り、この読み取っ
    た情報に基づく入荷情報を前記ホストコンピュータに送
    信し、集荷店から出荷するときに荷物に貼られたRF−
    IDタグを読み取り、この読み取った情報に基づく集荷
    情報を前記ホストコンピュータに送信することを特徴と
    する宅配便システム。
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