JP2008094410A - ガラスびん口部天面のコーティング方法 - Google Patents

ガラスびん口部天面のコーティング方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008094410A
JP2008094410A JP2006276012A JP2006276012A JP2008094410A JP 2008094410 A JP2008094410 A JP 2008094410A JP 2006276012 A JP2006276012 A JP 2006276012A JP 2006276012 A JP2006276012 A JP 2006276012A JP 2008094410 A JP2008094410 A JP 2008094410A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass bottle
coating
mouth
coating liquid
nozzle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006276012A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4754454B2 (ja
Inventor
Iwao Tsuchiya
巌 土谷
Noriyuki Fujita
則行 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Glass Co Ltd
Original Assignee
Toyo Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Glass Co Ltd filed Critical Toyo Glass Co Ltd
Priority to JP2006276012A priority Critical patent/JP4754454B2/ja
Publication of JP2008094410A publication Critical patent/JP2008094410A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4754454B2 publication Critical patent/JP4754454B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

【課題】簡単な設備で容易にガラスびん口部天面にコーティングを行う。
【解決手段】スプレーノズルで、ガラスびん口部上端部に向けて水平方向にコーティング液をスプレーすることで、口部天面に十分にコーティング液を付着させることができ、しかも、ガラスびん内面及び外面にはほとんどコーティング液が付着しない。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ガラスびんの口部天面に、口部をシールする際のシール材の接着性を向上させるなどの目的で、コーティングを施す方法に関する。
下記特許文献1に示されているように、ガラスびんの口部をシールする際のシール材の接着性を向上させるなどの目的で、口部天面にコーティングを行う場合、びんを倒立状態で保持しコーティング液面に口部天面をつけるディッピングが一般的である。また、2本の回転ロールに架け渡したベルトにコーティング液を含浸させ、このベルトをガラスびん口部天面に押し付けることでコーティングを行うロールコータと呼ばれる装置を用いる場合もある。
特開昭57−175554号公報
上記のディッピングによりコーティングを行う方法は、びんを倒立状態で保持しコーティング液面に口部天面をつけなければならないので、自動化するにはロボットアームのような装置を用いなければならず、きわめて効率が悪い、ガラスびん成形ラインとは別にコーティング専用のラインを設けなければならない、コーティング後にコーティング液を強制乾燥させるエネルギーが必要である、などの理由によりコスト高となっていた。上記のロールコータによりコーティングを行う方法も、ロールコータ装置が大掛かりである、ガラスびん成形ラインとは別にコーティング専用のラインを設けなければならない、コーティング後にコーティング液を強制乾燥させるエネルギーが必要である、などの理由によりコスト高となっていた。本発明は、比較的簡単な設備で容易にガラスびん口部天面にコーティングを行うことができるコーティング方法を開発することを課題としてなされたものである。
(請求項1)
本発明は、スプレーノズルで、ガラスびん口部上端部に向けて水平方向にコーティング液をスプレーすることを特徴とするガラスびん口部天面のコーティング方法である。スプレーは、対象の面に対して直角方向から行うのが常識的であるが、口部天面に対して上方からスプレーを行うと、コーティング液の大部分がガラスびん内面及び外面に付着し、非常に効率が悪いばかりか、コーティング液の種類によってはびんの美観を損ねたり、内容物に悪影響を及ぼすことがある。しかし、口部天面に対して水平方向にスプレーを行うことで、口部天面に十分にコーティング液を付着させることが可能であり、しかも、ガラスびん内面及び外面にはほとんどコーティング液が付着しないことが見出された。
(請求項2)
また本発明は、前記請求項1のコーティング方法において、前記スプレーノズルの吐出口中心の高さがガラスびん口部天面の高さ±3mm以内の位置にあることを特徴とするガラスびん口部天面のコーティング方法である。吐出口中心の高さは、ガラスびん口部天面の高さ±3mm以内の位置とするのが好適である。3mmよりも高いとコーティング液が口部天面に付着しにくく、ガラスびん内部に付着しやすくなり、3mmよりも低いとコーティング液が口部天面に付着しにくく、口部外周に多く付着するようになる。
(請求項3)
また本発明は、前記請求項1又は2のコーティング方法において、前記コーティング液のスプレーを、ガラスびんの周囲の複数方向から行うことを特徴とするガラスびん口部天面のコーティング方法である。口径の大きなびんの場合、一方向からだけのスプレーでは口部天面の全面にコーティング液を充分付着することが困難であるが、複数方向からスプレーを行うことで口部天面の全面にコーティング液を充分付着させることが可能となる。複数方向からスプレーを行う方法としては、固定又は移動状態のびんに対し、固定又は移動(走行)状態の一つ又は複数のスプレーノズルで複数の異なる方向からスプレーする方法、回転するびんに対し固定状態の一つのスプレーノズルでスプレーする方法などがある。
(請求項4)
また本発明は、前記請求項1〜3のいずれかのコーティング方法において、前記コーティング液をスプレーする場合のミストの広がり角度が、垂直方向で10°以下、水平方向で45°〜110°であることを特徴とするガラスびん口部天面のコーティング方法である。垂直方向のミスト広がり角度が10°を越えると、コーティング液の付着効率が悪くなり、びん外周にも多く付着しやすくなる。水平方向のミスト広がり角度が45°に満たないと、口径の大きなびんの場合多くの方向からスプレーしなければならないので能率が悪くなり、110°を越えるとミストが拡散しすぎてコーティング液の付着効率が悪くなる。
(請求項5)
また本発明は、請求項1〜4のいずれかのコーティング方法において、前記スプレーノズルの吐出口と前記ガラスびん口部上端部との(最短)距離が10〜25mmであることを特徴とするガラスびん口部天面のコーティング方法である。吐出口とガラスびん口部上端部との距離が10mmに満たないと、コーティング液が口部天面に過度に付着し、天面から液だれを生じるおそれがある。また、ミストの広がりが不十分で多くの方向からスプレーしなければならないので能率が悪くなる。25mmを越えるとミストが広がりすぎてコーティング液の付着効率が悪くなる。
(請求項6)
また本発明は、前記請求項1〜5のいずれかのコーティング方法において、前記コーティング液のスプレーを、ガラスびん成形課程における徐冷炉出口付近において、口部天面温度が60〜120℃のガラスびんに対して行うことを特徴とするガラスびん口部天面のコーティング方法である。徐冷炉出口付近の、まだ熱いガラスびんに対してコーティングを行うので、付着したコーティング液の乾燥が早く、強制乾燥が不要でエネルギーコストを削減できる。また、従来徐冷炉出口付近で行っていたガラスびん胴部のコーティング装置(例えば特開2002−66389)を利用できるので、装置コストが安価になる。
(請求項7)
また本発明は、前記請求項6のコーティング方法において、前記コーティング液のスプレーを、複数の吐出口を有するスプレーノズルを水平方向に走行させながら行うことを特徴とするガラスびん口部天面のコーティング方法である。複数の吐出口を有するノズルを走行させながらスプレーすることで、1本のノズルで徐冷炉から出てきたガラスびんにコーティングを行うことができ、コーティング装置の構造が簡単で安価になる。ノズルの吐出口の数は4〜8程度が適当である。
(請求項8)
また本発明は、前記請求項7のコーティング方法において、前記スプレーノズルから吐出するコーティング液の流量が、走行1mあたり5〜16mlであることを特徴とするガラスびん口部天面のコーティング方法である。コーティング液の付着の程度は、ノズルの走行距離に対する流量(例えば、ノズルが1m走行する間にスプレーされるコーティング液の総量)に関係する。走行1mあたり5mlに満たないとコーティング液の口部天面への付着が不十分になる可能性があり、16mlを越えるとコーティング液が口部天面に過度に付着し、天面から液だれを生じるおそれがある。
(請求項9)
また本発明は、前記請求項7のコーティング方法において、前記スプレーノズルが同じびん列間をn回走行し、1回の走行において前記スプレーノズルから吐出するコーティング液の流量が、走行1mあたり(5/n)〜(16/n)mlであることを特徴とするガラスびん口部天面のコーティング方法である。スプレーノズルが同じびん列間をn回繰り返して走行する場合は、コーティング液の流量は、請求項8の場合の1/nでよい。
本発明のコーティング方法は、スプレーノズルを用いるので、安価な装置で容易にコーティングを行うことができる。また、ガラスびん成形ラインにおいてコーティングを行うことが可能で、コーティングのための特別なラインを必要としない。さらに、口部天面以外はほとんどコーティング液が付着しないので、ガラスびんの美観を損ねたり、内容物に悪影響を及ぼすおそれがない。
図1、2は本発明方法を実施した様子の説明図である。スプレーノズル1は従来周知のものを使用できる。先端のノズルチップ2は水平方向を向いて配置され、先端の吐出口3から水平方向にコーティング液をスプレーする。なお、ノズルチップ2は完全に水平方向を向いていることが望ましいが、±3°程度の誤差は許容される。ノズルチップ先端の吐出口3の中心とガラスびん4の口部天面5の高さの差hは、+3mm〜−3mm以内が望ましい。この場合、「+」は吐出口3が口部天面5よりも高い位置、「−」は低い位置であることを意味する。ノズルチップ2先端の吐出口3とガラスびん4の口部上端部との最短距離dは10〜25mmが望ましい。吐出口3からは、コーティング液がミストとして噴出されるが、ミストの垂直方向の広がり角度aは10°以下、水平方向の広がり角度bは45°〜110°が望ましい。図3は好ましいノズルチップ2の一例を示し、左側が正面図、右側が側面図である。ノズルチップ2の先端は半球状とすることができる。吐出口3は横長のスリット状とするのができ、例えば縦0.5mm、横2.0mmのスリットとすることで上記の好ましいミスト広がり角度を得ることができる。
図4は本発明方法の実施態様の一例の説明図で、ノズルチップ先端の吐出口3の中心が、ガラスびん4の口部天面5よりも若干低い位置にある場合を示している。このような状態でスプレーを行うと、同図上段に示すように、先ずコーティング液6が口部外面上端部に付着するが、スプレーの空気圧が作用して矢印方向、すなわち口部天面5の方向に押し上げられ、同図下段に示すように、一瞬のうちにコーティング液6が口部天面5に付着する。このように、吐出口3の高さがガラスびん口部天面5と同じか、やや下方にある場合でも、口部天面5にコーティング液を付着させることができ、しかも、ガラスびん内部には全くコーティング液が付着しないという、優れた作用効果をもたらす。
図5は、本発明方法をガラスびん成形課程における徐冷炉出口付近において実施する場合のスプレー装置の一例の平面図、図6は側面図である。このスプレー装置10は、ガラスびんの成形過程における徐冷炉の終端でガラスびん4にコーティング液を噴霧し、その口部天面にコーティングを行うものである。ガラスびん4は、図5に示すように、移動手段である徐冷炉コンベア11上を整列状態で矢印Y方向に流れてくる。スプレー装置10は徐冷炉コンベア11のフレームから立設された支柱12、支柱12の上部に幅方向に架け渡された梁材13、梁材13に回動支点14で支持されたレール15を有する。レール15の上には走行手段である台車16が設けられ、この台車はモータ17によって作動するベルト18に接続されてレール15の上を往復走行する。台車16からは吊下ポスト19が昇降自在に垂設され、その下端部から水平方向に張り出した腕20の両端にノズル取付板21が固定され、それぞれのノズル取付板には3個ずつノズル1が取り付けられている。
レール15はシリンダ22の出入りにより回動支点14を支点として幅方向に対して若干傾斜することができる。図5に示すのは、台車16がX方向(同図の左方向)に走行している場合で、ガラスびん4がY方向に移動しているため、ノズル1は常にガラスびん4の列の間を移動することとなる。台車16が逆にX’方向に走行する場合には、シリンダ22が引っ込み、レール15は幅方向に対して逆の向きに傾く。このように、ガラスびんへのコーティング液のスプレーは、台車16と共に移動するノズル1により、ガラスびん4の流れ方向に対してほぼ直角方向(幅方向)に移動しながら行われる。台車16の往復作動は、徐冷炉コンベアの両端に取り付けられているセンサ23によってタイミングをとり、ガラスびんの配列を確認して間欠的に作動するようになっている。ノズルのスプレーのオンオフ制御は、台車の走行又は停止に同調させている。このようなスプレー装置の基本構造は、従来のびん胴部にコーティングを行う装置と同様である。
図7はスプレー装置10におけるガラスびんとノズルの向き関係を示す説明図である。同図において、各ノズル1からスプレーされるミストを点線で示している。1つのノズル取付板21に取り付けられた3個のノズルは、それぞれ、斜め左側、中央、斜め右側に向けてコーティング液をスプレーするようになっている。各ノズル1はX方向に移動しながらスプレーを行うので、各ガラスびんには周囲の複数方法からコーティング液がスプレーされ、口部天面の全周に余すところ無くコーティング液が付着する。
図8は、前記スプレー装置10と同様のスプレー装置におけるガラスびんとノズルの向き関係の他例を示す説明図である。この場合は、1つのノズル取付板21に取り付けられた2個のノズルが、それぞれ、斜め左側、斜め右側に向けてコーティング液をスプレーするようになっており、1つのガラスびん4に対して4つの方向からスプレーを行う。この場合も、各ノズル1はX方向に移動しながらスプレーを行うので、各ガラスびんには周囲の複数方法からコーティング液がスプレーされ、口部天面の全周に余すところ無くコーティング液が付着する。
図9は、前記スプレー装置10と同様のスプレー装置におけるガラスびんとノズルの向き関係の他例を示す説明図である。この場合は、スプレー装置10の吊下ポスト19に1個のスプレーノズル1が取り付けられている。図10はこのスプレーノズル1の略側面図、図11は図10におけるA−A線断面図、図12は図10におけるB−B線断面図である。このスプレーノズル1は外管1a(外径4mm、内径3mm)と内管1b(外径1.5mm、内径1.0mm)からなり(図12)、内管1bからはスプレー液、外管1aと内管1bの間からはエアが供給され、内管の先端部分でエアとスプレー液が混合し、吐出口3からスプレー液がミストとなってスプレーされる。スプレーノズル1の下部には水平方向を向いた6個の吐出口3が設けられている。各吐出口3の径は0.8mmで、スプレーノズルの進行方向Xと直角方向に2個、45°の方向に4個設けられている(図11)。このように、複数の吐出口を有するノズルを走行させながらスプレーすることで、1本のノズルで徐冷炉から出てきたガラスびんにコーティングを行うことができ、コーティング装置の構造が簡単で安価になる。
表1に示すのは、上記1本のノズルを走行させて口部の径80mmのガラスびんの口部天面にコーティングを行った結果を示している。ノズルの吐出口の垂直方向の位置は、その中心がガラスびん口部天面と同じ高さになるようにして行った。判定の「○」はコーティング液が良好に付着したこと、「×」は付着が不十分であることを示している。この表から明らかなように、コーティング液の付着の程度はノズル流量(ml/分)ではなく、これを走行速度で除した、ノズルの走行距離に対する流量(ml/m)に左右される。この流量が5(ml/m)であれば、コーティング液がガラスびんの口部天面に良好に付着する。なお、16(ml/m)を越えるとコーティング液が口部天面に過度に付着し、天面から液だれを生じるおそれがあるので、5(ml/m)〜16(ml/m)が好ましい範囲である。

Figure 2008094410
上記のように、1本のノズルを走行させて口部の径80mmのガラスびんの口部天面にコーティングを行った。ノズル走行距離1mあたりの流量を5.95(ml/m)とし、ノズルの吐出口中心高さをガラスびんの口部天面−5mmから+5mmまで、1mm刻みに設定してコーティングを行った。その結果、ノズルの吐出口中心高さがガラスびんの口部天面−3mmから+3mmの場合は、全てコーティング液がガラスびんの口部天面に良好に付着し、−5、−4、+4、+5mmの場合は付着が不十分であった。この結果から、スプレーノズルの吐出口中心の高さはガラスびん口部天面の高さ±3mm以内が好ましい範囲であるといえる。
図13は上記の徐冷炉終端における実施態様とは異なる実施態様で、回転する回転台24に載置されたガラスびん4に対して、固定されたノズル1からコーティング液をスプレーする。ガラスびん4が回転することにより、周囲の複数方向からコーティング液がスプレーされることになり、口部天面の全周に余すところ無くコーティング液が付着する。
ガラスびん口部天面にコーティングを行っている状態の側面図である。 ガラスびん口部天面にコーティングを行っている状態の平面図である。 ノズルチップの正面図及び側面図である。 ガラスびん口部天面にコーティングを行っている状態の説明図である。 スプレー装置10の平面図である。 スプレー装置10の側面図である。 スプレー装置10におけるガラスびんとノズルの向き関係を示す説明図である。 ガラスびんとノズルの向き関係の他例を示す説明図である。 ガラスびんとノズルの向き関係の他例を示す説明図である。 図9のスプレーノズル1の略側面図である。 図10におけるA−A線断面図である。 図10におけるB−B線断面図である。 ガラスびん口部天面にコーティングを行っている状態の側面図である。
符号の説明
1 スプレーノズル
2 ノズルチップ
3 吐出口
4 ガラスびん
5 口部天面
6 コーティング液
10 スプレー装置
11 徐冷炉コンベア
12 支柱
13 梁材
14 回動支点
15 レール
16 台車
17 モータ
18 ベルト
19 吊下ポスト
20 腕
21 ノズル取付板
22 シリンダ
23 センサ
24 回転台

Claims (9)

  1. スプレーノズルで、ガラスびん口部上端部に向けて水平方向にコーティング液をスプレーすることを特徴とするガラスびん口部天面のコーティング方法。
  2. 請求項1のコーティング方法において、前記スプレーノズルの吐出口中心の高さがガラスびん口部天面の高さ±3mm以内の位置にあることを特徴とするガラスびん口部天面のコーティング方法。
  3. 請求項1又は2のコーティング方法において、前記コーティング液のスプレーを、ガラスびんの周囲の複数方向から行うことを特徴とするガラスびん口部天面のコーティング方法。
  4. 請求項1〜3のいずれかのコーティング方法において、前記コーティング液をスプレーする場合のミストの広がり角度が、垂直方向で10°以下、水平方向で45°〜110°であることを特徴とするガラスびん口部天面のコーティング方法。
  5. 請求項1〜4のいずれかのコーティング方法において、前記スプレーノズルの吐出口と前記ガラスびん口部上端部との距離が10〜25mmであることを特徴とするガラスびん口部天面のコーティング方法。
  6. 請求項1〜5のいずれかのコーティング方法において、前記コーティング液のスプレーを、ガラスびん成形課程における徐冷炉出口付近において、口部天面温度が60〜120℃のガラスびんに対して行うことを特徴とするガラスびん口部天面のコーティング方法。
  7. 請求項6のコーティング方法において、前記コーティング液のスプレーを、複数の吐出口を有するスプレーノズルを水平方向に走行させながら行うことを特徴とするガラスびん口部天面のコーティング方法。
  8. 請求項7のコーティング方法において、前記スプレーノズルから吐出するコーティング液の流量が、走行1mあたり5〜16mlであることを特徴とするガラスびん口部天面のコーティング方法。
  9. 請求項7のコーティング方法において、前記スプレーノズルが同じびん列間をn回走行し、1回の走行において前記スプレーノズルから吐出するコーティング液の流量が、走行1mあたり(5/n)〜(16/n)mlであることを特徴とするガラスびん口部天面のコーティング方法。
JP2006276012A 2006-10-10 2006-10-10 ガラスびん口部天面のコーティング方法 Active JP4754454B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006276012A JP4754454B2 (ja) 2006-10-10 2006-10-10 ガラスびん口部天面のコーティング方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006276012A JP4754454B2 (ja) 2006-10-10 2006-10-10 ガラスびん口部天面のコーティング方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008094410A true JP2008094410A (ja) 2008-04-24
JP4754454B2 JP4754454B2 (ja) 2011-08-24

Family

ID=39377685

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006276012A Active JP4754454B2 (ja) 2006-10-10 2006-10-10 ガラスびん口部天面のコーティング方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4754454B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009286642A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 Toyo Glass Co Ltd 容器口部撥水処理方法

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59203660A (ja) * 1983-05-04 1984-11-17 Yamamura Glass Kk ガラス容器コーテイング方法
JPH01110134A (ja) * 1987-10-23 1989-04-26 Mitsubishi Heavy Ind Ltd メタルコードストリツプの貼付装置
JP2000301032A (ja) * 1999-04-23 2000-10-31 Meiji Kikai Seisakusho:Kk 塗布具
JP2002066389A (ja) * 2000-08-30 2002-03-05 Toyo Glass Co Ltd ガラス容器外面コーティング用スプレーノズル及びガラス容器外面コーティング用スプレー装置
JP2003236423A (ja) * 2002-02-19 2003-08-26 Nippon Paint Co Ltd 塗装方法および塗装システム
JP2003299994A (ja) * 2001-03-13 2003-10-21 Metso Paper Inc 高圧スプレーコーティング装置の制御方法
JP2004161338A (ja) * 2002-11-14 2004-06-10 Toyo Glass Co Ltd ガラスびん
JP2004315285A (ja) * 2003-04-16 2004-11-11 Toyo Glass Co Ltd ガラス容器のコーティング方法、ガラスびん及びコーティング用スプレーノズル
JP2005271971A (ja) * 2004-03-25 2005-10-06 Tokan Kogyo Co Ltd 成形容器
JP2006239610A (ja) * 2005-03-04 2006-09-14 Mitsubishi Rayon Co Ltd 塗工方法および装置、ならびに硬化層付き板状重合物の製造方法

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59203660A (ja) * 1983-05-04 1984-11-17 Yamamura Glass Kk ガラス容器コーテイング方法
JPH01110134A (ja) * 1987-10-23 1989-04-26 Mitsubishi Heavy Ind Ltd メタルコードストリツプの貼付装置
JP2000301032A (ja) * 1999-04-23 2000-10-31 Meiji Kikai Seisakusho:Kk 塗布具
JP2002066389A (ja) * 2000-08-30 2002-03-05 Toyo Glass Co Ltd ガラス容器外面コーティング用スプレーノズル及びガラス容器外面コーティング用スプレー装置
JP2003299994A (ja) * 2001-03-13 2003-10-21 Metso Paper Inc 高圧スプレーコーティング装置の制御方法
JP2003236423A (ja) * 2002-02-19 2003-08-26 Nippon Paint Co Ltd 塗装方法および塗装システム
JP2004161338A (ja) * 2002-11-14 2004-06-10 Toyo Glass Co Ltd ガラスびん
JP2004315285A (ja) * 2003-04-16 2004-11-11 Toyo Glass Co Ltd ガラス容器のコーティング方法、ガラスびん及びコーティング用スプレーノズル
JP2005271971A (ja) * 2004-03-25 2005-10-06 Tokan Kogyo Co Ltd 成形容器
JP2006239610A (ja) * 2005-03-04 2006-09-14 Mitsubishi Rayon Co Ltd 塗工方法および装置、ならびに硬化層付き板状重合物の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009286642A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 Toyo Glass Co Ltd 容器口部撥水処理方法
JP4673392B2 (ja) * 2008-05-27 2011-04-20 東洋ガラス株式会社 容器口部撥水処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4754454B2 (ja) 2011-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20210379620A1 (en) Application method and application system
KR102141816B1 (ko) 도포방법 및 도포장치
KR20170089882A (ko) 코팅 방법 및 그에 따른 코팅 장치
US20140030439A1 (en) Treatment unit, installation and method for the surface treatment of articles
CN104353572A (zh) 一种无运动部件实现大面积均匀镀膜的装置
JP4754454B2 (ja) ガラスびん口部天面のコーティング方法
JP2018015707A (ja) 管外面の塗装装置
US4014290A (en) Coating apparatus for bottles
JP2018103117A (ja) 塗装ブース
JP4322847B2 (ja) ガラス容器コーティング用スプレー装置
KR101485986B1 (ko) 플로우 코팅 장치
WO2016092963A1 (ja) 容器内部乾燥装置及び容器内部乾燥方法
EP2799153B1 (en) System and method for humidifying a system for applying a coating to a workpiece
JP2002066389A (ja) ガラス容器外面コーティング用スプレーノズル及びガラス容器外面コーティング用スプレー装置
JP4950748B2 (ja) 塗装方法及び塗装装置
JPH0783861B2 (ja) 形鋼の内面を塗装する方法
JP2009113019A (ja) 液状体の回転式スプレイ塗布方法及び装置
JPH06246222A (ja) スプレーコーティング方法および装置
JP2576914B2 (ja) スピンナ装置
JP2780037B2 (ja) 液体又は溶融体の塗布方法
US20240042477A1 (en) Arrangement and method for the preferably automatic coating of objects
JPH0429773A (ja) 浸漬塗布装置
JP2002080243A (ja) ガラス容器外面コーティング用スプレー装置
CN114345588B (zh) 纳米压印胶的雾化喷涂结构
JP3882366B2 (ja) 多色模様塗装法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100316

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100511

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101130

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110524

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110525

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140603

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4754454

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140603

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140603

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350