JP2002066389A - ガラス容器外面コーティング用スプレーノズル及びガラス容器外面コーティング用スプレー装置 - Google Patents

ガラス容器外面コーティング用スプレーノズル及びガラス容器外面コーティング用スプレー装置

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JP2002066389A
JP2002066389A JP2000260240A JP2000260240A JP2002066389A JP 2002066389 A JP2002066389 A JP 2002066389A JP 2000260240 A JP2000260240 A JP 2000260240A JP 2000260240 A JP2000260240 A JP 2000260240A JP 2002066389 A JP2002066389 A JP 2002066389A
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glass container
spray
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coating
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Nobumasa Shibuya
信正 渋谷
Koichi Nagata
浩一 永田
Hidekazu Sato
英一 佐藤
Masanori Gondo
政則 権藤
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Toyo Glass Co Ltd
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Toyo Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガラス容器の外面に均等にスプレー液が付着
するようにすると共に、スプレー液の無駄を減少させ
る。 【解決手段】 二流体ノズルの吐出口を有するノズルチ
ップを、筒状の胴部の先端にドーム状の先端部を有する
ものとし、吐出口を胴部に縦のスリット状に設ける。吐
出口から噴霧されるスプレー液が、垂直線に対して横方
向に拡散するので、スプレー液がガラス容器の胴部に沿
って曲線的に流れ、胴部全体にムラなくスプレー液が付
着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス容器にコー
ティング液や塗料などをスプレーするガラス容器外面コ
ーティング用スプレーノズル、及び、コンベアなどの移
動手段の上に乗って送られてくるガラス容器にコーティ
ング液などの液体をスプレーするガラス容器外面コーテ
ィング用スプレー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来のガラス容器外面コーティン
グ用スプレーノズル40の縦断面図、図9はノズル40
のノズルチップ45の下面図である。この種のノズル
は、ノズル本体に形成した気体流入口と液体流入口から
それぞれ気体と液体とを供給し、ノズル本体内の混合室
で混合して吐出口から気体と液体とが混合したミストを
噴霧するもので、二流体ノズルと呼ばれるものである。
ノズル40は、図8に示すように、液体流入口41、気
体流入口42、パイロットエア流入口43、混合室4
4、ノズルチップ45、吐出口46、ピストン47、コ
イルばね48を有する。
【0003】液体流入口41はスプレー液が、気体流入
口42はスプレー液と混合するためのスプレーエアが、
パイロットエア流入口43はスプレーのオンオフをする
ためのパイロットエアが流入する部分で、それぞれ供給
ホース(図示せず)が接続される。図8はオン状態を示
しており、この状態において、スプレー液は矢印Aのよ
うに混合室44を経てノズルチップ45に至り、スプレ
ーエアは矢印Bのようにピストン47の内部から混合室
44を経てノズルチップ45に至る。すなわち、スプレ
ー液とスプレーエアは混合室44で混合されてノズルチ
ップ45に至り、下端の吐出口46から噴出し、スプレ
ー液が噴霧される。パイロットエアは噴霧のオンオフを
するためのもので、オンの状態ではパイロットエアが供
給されずにピストン47がスプレーエアの圧力により上
昇し、混合室の出口が開い開いた状態となっている。パ
イロットエアが供給されるとその圧力でピストン47が
下降し混合室の出口が閉鎖されてスプレー液が遮断され
る。なお、コイルばね48はスプレーエアの圧力に対し
てバランスをとるため設けられている。
【0004】ノズルチップ45は、図8、9に示される
ように、先端がドーム状に形成されており、そのドーム
状の先端部分に吐出口46が開口している。吐出口46
は、細長いスリット状で、その中心がノズルチップの軸
芯と一致するように中央に設けられている。
【0005】図10は、ノズル40を取り付けた従来の
ガラス容器外面コーティング用スプレー装置50の正面
図である。このスプレー装置は、ガラス容器の製造工程
における徐冷炉の終端でガラス容器にコーティング液を
噴霧し、その表面に保護被膜を形成するものである。ガ
ラス容器Gは、移動手段である徐冷炉コンベア32上を
整列状態で流れてくる。スプレー装置50は徐冷炉コン
ベア32のフレームから立設された支柱21に保持され
た支持手段であるレール23を有する。レール23の上
には走行手段である台車25が設けられ、この台車はモ
ータ28によって作動するベルト30に接続されてレー
ル23の上を往復走行する。台車25からは吊下ポスト
31が垂設され、その下端部に水平方向に張り出した腕
26に2個のノズル40が下方に向かって固定されてい
る。2個のノズル40は、図11に示すように、ガラス
容器の幅方向の1列を挟んで幅方向の列の間に配置され
ている。スプレー装置50においては、ノズル40がガ
ラス容器の幅方向の列の間の隙間に対して大きすぎるの
で、ノズル40の吐出口46をガラス容器Gの高さより
も低い位置に設けることができず、スプレー液はガラス
容器の上方から噴霧するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図11は、スプレー装
置50によりガラス容器Gにスプレーしている状態の説
明図である。スプレー液はガラス容器Gの上方から噴霧
され、ミストは垂直線に対して左右対称に直線的に拡散
する噴霧パターンとなる。したがって、特に胴部の下側
の部分や、吐出口から遠い部分(2個の吐出口を結んだ
線と90°をなす部分)にスプレー液が十分付着しない
という問題がある。これを防ぐためにスプレー液を過度
に噴霧すると、ガラス容器の肩部にスプレー液が過度に
付着し、液だれによる汚れが発生してしまう。また、ス
プレー液のミストは、ガラス容器に向かって噴霧される
のではなく、垂直線に対して左右対称に直線的に拡散す
る噴霧パターンとなるので、ガラス容器に付着しないで
無駄となってしまうスプレー液の量が多いという問題も
ある。
【0007】本発明は、ガラス容器スプレー用のノズル
を改造することで、ノズルの噴霧パターンを変え、ガラ
ス容器の外面に均等にスプレー液が付着するようにする
と共に、スプレー液の無駄を減少させるものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ノズル本体に
形成した気体流入口と液体流入口からそれぞれ気体と液
体とを供給し、ノズル本体内の混合室で混合して吐出口
から気体と液体とが混合したミストを噴霧する二流体ノ
ズルであって、吐出口を有するノズルチップが筒状の胴
部とその先端のドーム状の先端部を有し、吐出口が前記
胴部に縦のスリット状に設けられていることを特徴とす
るガラス容器外面コーティング用スプレーノズルであ
る。
【0009】本発明のノズルは、スプレー液の噴霧が、
垂直線に対して横方向に拡散するので、図6、7に点線
で示すように、スプレー液(ミスト)がガラス容器の胴
部に沿って曲線的に流れ、胴部全体にムラなくスプレー
液を付着させることができる。また、スプレー液のミス
トはガラス容器に向かって噴霧されるので、ガラス容器
に付着しないで無駄となってしまうスプレー液の量が著
しく減少する。
【0010】また本発明は、移動手段の上に乗って複数
列の整列状態で流れてくるガラス容器に液体をスプレー
する装置であって、該移動手段の上方に幅方向に架設さ
れた支持手段と、該支持手段に沿って走行する走行手段
と、該走行手段に下方に向かって固定されたノズルとを
有し、該走行手段が該支持手段に沿って走行することで
該ノズルがガラス容器の幅方向の列の間を移動し、該ノ
ズル先端の吐出口からガラス容器に対して液体をスプレ
ーするガラス容器外面コーティング用スプレー装置にお
いて、該ノズルを請求項1又は2のノズルとすると共
に、前記吐出口をほぼガラス容器の流れ方向又は流れ方
向と反対方向に向けたことを特徴とするガラス容器外面
コーティング用スプレー装置である。
【0011】このようなスプレー装置のノズルを除く本
体部分は従来のものと同様であるが、本発明装置は、従
来の本体部分に上記の本発明ノズルを取り付けたもので
ある。これにより、スプレー液の噴霧が、垂直線に対し
て片側方向(ガラス容器の方向)に拡散するので、図
6、7に示すように、スプレー液(ミスト)がガラス容
器の胴部に沿って曲線的に流れ、容器の胴部(肩部ない
し裾部)の周囲全体にムラなくスプレー液を付着させる
ことができる。また、スプレー液のミストはガラス容器
に向かって噴霧されるので、ガラス容器に付着しないで
無駄となってしまうスプレー液の量が著しく減少する。
【0012】本発明のノズルにおいて、液体と気体とが
混合される混合室からミストが噴霧される吐出口に至る
までの部分を細長い管状とし、混合室と吐出口とを離隔
することができる。このように構成すると、図1に示す
ように、ノズルの吐出口に至るまでの部分がスリムな管
状となる。このノズルを本発明にかかるガラス容器外面
コーティング用スプレー装置に取り付けると、ノズルの
先端部分をガラス容器の列と列の間の狭い間隔に差し入
れ、図6に示すように、その噴出口をガラス容器の高さ
よりも低い位置にすることができる。これにより、理想
的な噴霧角度である容器胴部の真横に近い位置から容器
に向かって噴霧できるので、さらに胴部(肩部ないし裾
部)にムラなくスプレー液のミストを噴霧し、付着させ
ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例に関する図
面に基づいて本発明を詳細に説明する。図1は実施例の
ノズル1の縦断面図、図2はノズル1の先端のノズルチ
ップ7の側面図、図3はノズルチップ7の縦断面図、図
4は実施例のスプレー装置20の正面図、図5はスプレ
装置20の上面図、図6はノズル1によりガラス容器G
にスプレーしている状態の側面説明図、図7はノズル1
によりガラス容器Gにスプレーしている状態の上面説明
図である。
【0014】ノズル1は、図1に示すように、液体流入
口2、気体流入口3、パイロットエア流入口4、混合室
5、管状部6、ノズルチップ7、吐出口8、ピストン
9、コイルばね10を有する。液体流入口2はスプレー
液が、気体流入口3はスプレー液と混合するためのスプ
レーエアが、パイロットエア流入口4はスプレーのオン
オフをするためのパイロットエアが流入する部分で、そ
れぞれ供給ホース(図示せず)が接続される。図1はオ
ン状態を示しており、この状態において、スプレー液は
矢印Aのように混合室5、管状部6を経てノズルチップ
7に至り、スプレーエアは矢印Bのようにピストン9の
内部から混合室5、管状部6を経てノズルチップ7に至
る。すなわち、スプレー液とスプレーエアは混合室5で
混合されて管状部6からノズルチップ7に至り、下端の
吐出口8から噴出し、スプレー液が噴霧される。パイロ
ットエアは噴霧のオンオフをするためのもので、オンの
状態ではパイロットエアが供給されずにピストン9がス
プレーエアの圧力により上昇し、管状部6の入口が開い
ている。パイロットエアが供給されるとその圧力でピス
トン9が下降し管状部6の入口が閉鎖されてスプレー液
が遮断される。なお、コイルばね10はスプレーエアの
圧力に対してバランスをとるため設けられている。
【0015】ノズルチップ7は、図1〜3に示されるよ
うに、管状の胴部13の先端がドーム状に形成された先
端部14となっており、その胴部13に縦長スリット状
の吐出口8が開口している。なお、吐出口8の下端は多
少ドーム状の先端部にかかっても差し支えない。
【0016】図4、5に示すガラス容器外面コーティン
グ用スプレー装置20は、ガラス容器の製造工程におけ
る徐冷炉の終端でガラス容器にコーティング液を噴霧
し、その表面に保護被膜を形成するものである。ガラス
容器Gは、図5に示すように、移動手段である徐冷炉コ
ンベア32上を整列状態で矢印Y方向に流れてくる。ス
プレー装置20は徐冷炉コンベア32のフレームから立
設された支柱21、支柱21の上部に幅方向に架け渡さ
れた梁材22、梁材22に回動支点24で支持された支
持手段であるレール23を有する。レール23の上には
走行手段である台車25が設けられ、この台車はモータ
28によって作動するベルト30に接続されてレール2
3の上を往復走行する。台車25からは吊下ポスト31
が垂設され、その下端部から水平方向に張り出した腕2
6に2個のノズル1が下方に向かって固定されている。
2個のノズル1はガラス容器の幅方向の1列を挟んで幅
方向の列の間に配置されており、該2個のノズルの吐出
口が相互に対向して設けられている。
【0017】レール23はシリンダ27の出入りにより
回動支点24を支点として幅方向に対して若干傾斜する
ことができる。図5に示すのは、台車25がX方向(同
図の左方向)に走行している場合で、ガラス容器GがY
方向に移動しているため、2個のノズル1は常にガラス
容器の幅方向の1列を挟んで幅方向の列の間を移動する
こととなる。台車25が逆にX’方向に走行する場合に
は、シリンダ27が引っ込み、レール23は幅方向に対
して逆の向きに傾く。このように、ガラス容器へのスプ
レー液の噴霧は、台車25に取り付けられたノズル1に
より、ガラス容器Gの流れ方向に対してほぼ直角方向
(幅方向)に移動しながら行われる。台車25の往復作
動は、徐冷炉コンベアの両端に取り付けられているセン
サ29によってタイミングをとり、ガラス容器の配列を
確認して間欠的に作動するようになっている。ノズルの
噴霧のオンオフ制御は、台車の走行又は停止に同調させ
ている。このようなスプレー装置の構造は従来の装置と
同じである。
【0018】本発明のスプレー装置の特徴は、台車25
に吊下ポスト31、腕26を介して下向きに固定したノ
ズル1である。ノズル1は前記した構成であり、2個の
ノズル1の吐出口8が相互に対向する向きに固定されて
いる。また、図3に示すように、ノズル1の吐出口8の
位置はガラス容器Gの高さよりも低くなっている。
【0019】台車25を走行させながら2個のノズル1
からスプレー液を噴霧すると、スプレー液のミストが、
垂直線に対して横方向(ガラス容器方向)に拡散するの
でスプレー液のミストは図6、7に示すようにガラス容
器Gの胴部に沿って胴部を取り巻くように流れ、ガラス
容器の胴部周囲全体にムラなくスプレー液が付着する。
ガラス容器が小型の場合にはノズルは1段のみ設ければ
十分であるが、大型の場合には複数段も受けることも可
能である。なお、図6に示すのは、片側にノズルチップ
7が上下2段になるように、ノズル1を2個ずつ配置
し、上部のノズルチップはガラス容器Gの肩部を、下部
のノズルチップは裾部をコーティングするようになって
いる。これは、胴部中央にラベルを貼る場合など、コー
ティングを肩部と裾部のみに行いたい場合の例で、ノズ
ルチップをこのように配置すると、胴部にはコーティン
グがほとんど行われず、肩部と裾部に集中してコーティ
ングを行うことができる。
【0020】この実施例では、ノズルが2組設けられて
いるので、台車の1方向の走行で1列のガラス容器にコ
ーティングを行うことができる。また、ガラス容器Gに
対して両側からスプレー液が噴霧されるので、両側から
吹き付けられたミストがガラス容器を中心にしてぶつか
り合い、ガラス容器の周りにまとわりつくので、一層胴
部全体にムラなくスプレー液を付着させることができ
る。もちろん、スプレー液のミストはガラス容器に向か
って噴霧されるので、ガラス容器に付着しないで無駄と
なってしまうスプレー液の量が著しく少ない。
【0021】ノズルチップの吐出口は、ノズルチップの
中心軸に対してほぼ対称の位置に2カ所設けることがで
きる。このノズルをスプレー装置に取り付ける場合に
は、吐出口の向きをガラス容器の流れ方向Yの向きにす
る。このノズルをスプレー装置に用いると、ノズルの両
側のガラス容器に対してスプレー液を噴霧することがで
きる。
【0022】
【発明の効果】本発明のノズルは、スプレー液の噴霧
が、垂直線に対して横方向に拡散するので、スプレー液
(ミスト)がガラス容器の胴部に沿って曲線的に流れ、
胴部の周囲全体にムラなくスプレー液を付着させること
ができる。また、スプレー液のミストはガラス容器に向
かって噴霧されるので、ガラス容器に付着しないで無駄
となってしまうスプレー液の量が著しく減少する。
【0023】本発明のスプレー装置は、上記の本発明ノ
ズルを有するので、やはり、噴霧されたスプレー液がガ
ラス容器の胴部に沿って曲線的に流れ、胴部全体にムラ
なくスプレー液を付着させることができる。また、スプ
レー液のミストはガラス容器に向かって噴霧されるの
で、ガラス容器に付着しないで無駄となってしまうスプ
レー液の量が著しく減少する。
【0024】特に、ノズルの混合室から吐出口に至るま
での部分を細長い管状とすると、ガラス容器の列の間の
狭い間隔にノズル先端を差し入れ、吐出口をガラス容器
の高さよりも低い位置とすることができ、これにより、
理想的な噴霧角度である容器胴部の真横に近い位置から
容器に向かって噴霧できるので、さらに胴部にムラなく
スプレー液のミストを噴霧し、付着させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のノズル1の縦断面図である。
【図2】ノズル1の先端のノズルチップ7の側面図であ
る。
【図3】ノズルチップ7の縦断面図である。
【図4】実施例のスプレー装置20の正面図である。
【図5】スプレ装置20の上面図である。
【図6】ノズル1によりガラス容器Gにスプレーしてい
る状態の側面説明図である。
【図7】ノズル1によりガラス容器Gにスプレーしてい
る状態の上面説明図である。
【図8】従来のガラス容器外面コーティング用スプレー
ノズル40の縦断面図である。
【図9】ノズル40のノズルチップ45の下面図であ
る。
【図10】ノズル40を取り付けた従来のガラス容器外
面コーティング用スプレー装置50の正面図である。
【図11】スプレー装置50によりガラス容器Gにスプ
レーしている状態の説明図である。
【符号の説明】
1 ノズル 2 液体流入口 3 気体流入口 4 パイロットエア流入口 5 混合室 6 管状部 7 ノズルチップ 8 吐出口 9 ピストン 10 コイルばね 11 ノズルチップ 12 吐出口 13 胴部 14 先端部 20 スプレー装置 21 支柱 22 梁材 23 レール 24 回動支点 25 台車 26 腕 27 シリンダ 28 モータ 29 センサ 30 ベルト 31 吊下ポスト 32 徐冷炉コンベア 40 ノズル 41 液体流入口 42 気体流入口 43 パイロットエア流入口 44 混合室 45 ノズルチップ 46 吐出口 47 ピストン 48 コイルばね 50 スプレー装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C03C 17/00 C03C 17/00 (72)発明者 佐藤 英一 東京都足立区大谷田1−36−1 中川ビュ ーハイツ113 (72)発明者 権藤 政則 兵庫県西脇市堀町224−1 ビラカタオカ 201号 Fターム(参考) 4D075 AA02 AA35 AA39 AA52 AA55 AA65 CA47 DA20 DB13 DC43 EA07 4F033 QA01 QB02Y QB03X QD02 QE09 QF15Y 4F042 AA12 BA08 DF12 DF22 DF27 DF32 4G059 AA04 AB19 AC16

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズル本体に形成した気体流入口と液体
    流入口からそれぞれ気体と液体とを供給し、ノズル本体
    内の混合室で混合して吐出口から気体と液体とが混合し
    たミストを噴霧する二流体ノズルであって、吐出口を有
    するノズルチップが筒状の胴部とその先端のドーム状の
    先端部を有し、吐出口が前記胴部に縦のスリット状に設
    けられていることを特徴とするガラス容器外面コーティ
    ング用スプレーノズル
  2. 【請求項2】 請求項1のノズルにおいて、前記吐出口
    を前記ノズルチップの中心軸に対してほぼ対称の位置に
    2カ所設けたことを特徴とするガラス容器外面コーティ
    ング用スプレーノズル
  3. 【請求項3】 請求項1又は2のノズルにおいて、前記
    混合室から前記吐出口に至るまでを細長い管状とし、該
    混合室と該吐出口とを離隔したことを特徴とするガラス
    容器外面コーティング用スプレーノズル
  4. 【請求項4】 移動手段の上に乗って複数列の整列状態
    で流れてくるガラス容器に液体をスプレーする装置であ
    って、該移動手段の上方に幅方向に架設された支持手段
    と、該支持手段に沿って走行する走行手段と、該走行手
    段に下方に向かって固定されたノズルとを有し、該走行
    手段が該支持手段に沿って走行することで該ノズルがガ
    ラス容器の幅方向の列の間を移動し、該ノズル先端の吐
    出口からガラス容器に対して液体をスプレーするガラス
    容器外面コーティング用スプレー装置において、該ノズ
    ルを請求項1又は2のノズルとすると共に、前記吐出口
    をほぼガラス容器の流れ方向又は流れ方向と反対方向に
    向けたことを特徴とするガラス容器外面コーティング用
    スプレー装置
  5. 【請求項5】 移動手段の上に乗って複数列の整列状態
    で流れてくるガラス容器に液体をスプレーする装置であ
    って、該移動手段の上方に幅方向に架設された支持手段
    と、該支持手段に沿って走行する走行手段と、該走行手
    段に下方に向かって固定されたノズルとを有し、該走行
    手段が該支持手段に沿って走行することで該ノズルがガ
    ラス容器の幅方向の列の間を移動し、該ノズル先端の吐
    出口からガラス容器に対して液体をスプレーするガラス
    容器外面コーティング用スプレー装置において、該ノズ
    ルを請求項3のノズルとすると共に、前記吐出口をほぼ
    ガラス容器の流れ方向又は流れ方向と反対方向に向け、
    かつ、該吐出口がガラス容器の高さよりも低い位置にあ
    るようにしたことを特徴とするガラス容器外面コーティ
    ング用スプレー装置
  6. 【請求項6】 請求項4又は5のガラス容器外面コーテ
    ィング用スプレー装置において、前記走行手段に前記ノ
    ズルが2組設けられ、該ノズルがガラス容器の幅方向の
    1列を挟んで配置されており、該2組のノズルの吐出口
    が相互に対向して設けられていることを特徴とするガラ
    ス容器外面コーティング用スプレー装置
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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