JP2018103117A - 塗装ブース - Google Patents

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Abstract

【課題】塗装ブースを大型化することなく、塗装室の内壁に付着する塗料を低減する。【解決手段】塗装ブース1は、互いに対向する一対の側壁2aで囲まれた塗装室2と、塗装室2内に配されたワークWに対して塗装を施す塗装ロボット5と、塗装室2内に配されたワークWを、塗装室2の中央面L(一対の側壁2aの中央)からオフセットした回転軸O周りに回転させる回転手段6とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、塗装ブースに関する。
図6に、下記の特許文献1に従来技術として示されている塗装ブース101を示す。この塗装ブース101では、塗装室102内にワークW(バンパー)を配置し、塗装ロボット103でワークWに対して塗装を施している。
特開2006−187742号公報
上記の塗装ブース101では、所定方向の気流(図示例では下降気流110)を発生させた状態で塗装を行うことで、ワークWに付着せずに飛散した塗料を、塗装室102の下部に設けられた排気室104に送りこんで回収している。しかし、飛散した塗料の一部は、排気室104に到達する前に塗装室102の内壁に付着する。特に、ワークWの端部を塗装する際には、塗装室102の内壁に近い場所で塗装が行われるため、塗装室102の内壁に塗料が付着しやすい。塗装室102の内壁に塗料が多量に付着すると、乾いた塗料が脱落してワークWに付着し、塗装不良の原因となるおそれがある。従って、塗装室102の内壁は定期的に清掃する必要があるが、この清掃作業は非常に手間がかかる。
例えば、塗装室102を大きくして、塗装室102の中央に配したワークWを塗装室102の内壁から離間させれば、飛散した塗料が塗装室102の内壁に付着しにくくなり、内壁の清掃頻度を低減することができる。しかし、塗装室102を大きくすると、塗装ブース101全体が大型化するため好ましくない。
そこで、本発明は、塗装ブースを大型化することなく、塗装室の内壁に付着する塗料を低減することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、少なくとも互いに対向する一対の側壁で囲まれた塗装室と、前記塗装室内に配されたワークに対して塗装を施す塗装装置と、前記塗装室内に配されたワークを、前記一対の側壁の中央からオフセットした回転軸周りに回転させる回転手段とを備えた塗装ブースを提供する。
このように、塗装室内に配したワークを、塗装室を囲む一対の側壁の中央からオフセットした回転軸周りに回転させることにより、ワークのうち、側壁に近接した部位を、側壁から離すことができる。こうして、回転手段によりワークを回転させ、ワークの被塗装部を塗装室の側壁から離した状態で塗装を行うことにより、側壁の内面(内壁)に塗料が付着しにくくなる。
以上のように、本発明の塗装ブースによれば、塗装室を大きくすることなく、塗装室の内壁に付着する塗料を低減することができる。
塗装ブースを側方から見た断面図である。 塗装ブースを上方から見た断面図であり、ワークを初期位置に配した状態を示す。 塗装ブースを上方から見た断面図であり、ワークを初期位置から90°回転させた状態を示す。 塗装ブースを上方から見た断面図であり、ワークを初期位置から180°回転させた状態を示す。 塗装ブースを上方から見た断面図であり、ワークを初期位置から270°回転させた状態を示す。 従来の塗装ブースを側方から見た断面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施形態の塗装ブース1は、例えば、自動車の車体や部品(バンパー等)に塗装を施すものである。図示例では、複数のワークW,X(例えば、フロントバンパー及びリアバンパー)に塗装を施す場合を示す。
塗装ブース1は、塗装室2と、塗装室2の上方に設けられた給気室3と、塗装室2の下方に設けられた排気室4とを有する。塗装室2と給気室3との間、及び塗装室2と排気室4との間には、多数の通気孔を有する隔壁が設けられる。塗装を行っている間は、給気室3に導入された空気が塗装室2を通って排気室4に排出されることにより、塗装室2には常に下向きの空気の流れが生じている。
塗装室2は、少なくとも互いに対向する一対の側壁で囲まれている。本実施形態では、塗装室2が一対の側壁2aで囲まれており、塗装室2の図中上下両側には開口部2bが設けられる(図2参照)。塗装室2には、塗装装置としての塗装ロボット5と、ワークW,Xを回転させる回転手段6とが設けられる。尚、塗装室2の構成は上記に限らず、例えば、塗装室2の図中上下両側の開口部2bの一方又は双方に代えて、側壁を設けてもよい。
塗装ロボット5は、多関節アーム5aと、その先端に取り付けられた吐出部5bとを備える。多関節アーム5aは、吐出部5bを任意の三次元位置に任意の姿勢で配置するものである。吐出部5bは、塗料をワークWに吹き付けて塗装を行うものであり、例えばベルガンやスプレーガンで構成される。
回転手段6は、ワークW,Xを支持する支持部6aと、支持部6aで支持されたワークW,Xを回転軸O周りに回転させる駆動部(図示省略)とを有する。回転軸Oは、塗装室2を囲む側壁2aと平行な方向(本実施形態では鉛直方向)に延びる。図2に示すように、回転軸Oは、一対の側壁2aの中央を結ぶ面(以下、塗装室2の中央面Lと言う)からオフセットして配置される。すなわち、回転軸Oは、何れか一方の側壁2a側に偏った位置に配置される。
次に、上記の塗装ブース1でワークWに塗装を施す手順を説明する。
まず、図1及び2に示すように、ワークW,Xを塗装室2内に配置し、回転手段6の支持部6aに支持させる。図示例では、ワークW,Xが、車体に取り付けたときの前面W1が上向きになるように、塗装室2内に配置される。本実施形態では、回転軸Oを挟んだ両側に、ワークW,Xが配置される。図2に示す初期位置では、ワークW,Xの車幅方向が塗装室2の中央面Lと平行であり、ワークWが塗装面2の中央面L側に配置される。尚、W2はワークWを車体に取り付けたときの下面、W3は同右側の側面、W4は同左側の側面である。この状態で、塗装ロボット5により、ワークWの前面W1及び下面W2に塗装を施す。
次に、図3に示すように、回転手段6により、回転軸Oを中心にワークW,Xを回転させる。図示例では、ワークW,Xを、図2に示す初期位置から90°回転させ、これによりワークWの右側の側面W3を塗装室2の中央面Lに近づける。この状態で、塗装ロボット5によりワークWの右側の側面W3に塗装を施す。
次に、図4に示すように、回転手段6により、回転軸Oを中心にワークW,Xをさらに回転させる。図示例では、ワークW,Xを、図3に示す状態からさらに90°回転させ、これによりワークXを塗装室2の中央面Lに近づける。この状態で、塗装ロボット5によりワークXに塗装を施す。
次に、図5に示すように、回転手段6により、回転軸Oを中心にワークW,Xをさらに回転させる。図示例では、ワークW,Xを、図4に示す状態からさらに90°回転させ、これによりワークWの左側の側面W4を塗装室2の中央面Lに近づける。この状態で、塗装ロボット5によりワークWの左側の側面W4に塗装を施す。以上により、ワークW,Xに対する塗装が完了する。
以上のように、ワークW,Xを、塗装室2の中央面Lからオフセットした回転軸Oを中心に回転させることにより、ワークW,Xの被塗装部位を、塗装室2の中央面L付近に配することができる。これにより、ワークW,Xの塗装を、常に塗装室2の中央面L付近、すなわち、塗装室2の側壁2aから離れた場所で行うことができるため、塗装室2の内壁に付着する塗料を低減することができる。
本発明は、上記の実施形態に限られない。例えば、上記の実施形態では、回転手段6によりワークを90°ずつ回転させた場合を示したが、ワークの回転角はこれに限られない。例えば、回転手段6によるワークの一回当たりの回転角を、90°より大きく(例えば180°)したり、90°より小さくしたりしてもよい。また、上記の実施形態では、回転手段6でワークを回転させて停止させた後、塗装ロボット5でワークに塗装を施す場合を示したが、これに限らず、回転手段6でワークを回転させながら、塗装ロボット5でワークに塗装を施してもよい。
また、上記の実施形態では、二個のワークW,Xに塗装を施す場合を示したが、これに限らず、三個以上のワーク、あるいは一個のワークに対して塗装を施す場合に、本発明の塗装ブース1を適用してもよい。
また、ワークは、回転軸Oを中心として回転させるだけでなく、他の動作を加えてもよい。例えば、塗装ブース1に、ワークを昇降させる昇降手段を設けてもよい。この場合、昇降手段によりワークを上昇させることで、ワークの下方から塗装を施しやすくなる。
あるいは、ワークを、多関節アームを有するロボットで保持して、任意の姿勢を取ることができるようにしてもよい。この場合、塗装装置の吐出部を塗装室の中央面付近に固定し、ワークの被塗装部が吐出部に対向するようにワークを動かすことで、常に塗装室の中央面付近で塗装を行うことができる。この場合、ワークは、ロボットで保持可能な重量のものに限定される。また、ワークを保持するロボットには多量の塗料が付着するため、ロボットの関節部に塗料が浸入して不具合を招くおそれがある。従って、ワークの動作はなるべく単純であることが好ましく、例えば、ワークの駆動を、塗装室2の中央面Lからオフセットした回転軸O周りに回転させる回転手段6のみ、あるいは、回転手段6と、所定方向に平行移動させるスライド手段(例えば昇降手段)のみで駆動することが好ましい。
1 塗装ブース
2 塗装室
3 給気室
4 排気室
5 塗装ロボット
6 回転手段
L 塗装室の中央面(一対の側壁の中央)
O ワークの回転軸
W,X ワーク

Claims (1)

  1. 少なくとも互いに対向する一対の側壁で囲まれた塗装室と、前記塗装室内に配されたワークに対して塗装を施す塗装装置と、前記塗装室内に配されたワークを、前記一対の側壁の中央からオフセットした回転軸周りに回転させる回転手段とを備えた塗装ブース。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102323111B1 (ko) * 2021-07-21 2021-11-08 전일재 본드 스프레이 머신
CN113695121A (zh) * 2021-09-16 2021-11-26 徐州康翔精密制造有限公司 一种电机外壳旋转喷涂装置
CN113695141A (zh) * 2021-09-10 2021-11-26 沛县亨得利眼镜有限公司 一种眼镜框生产用喷漆装置

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