JP2008094080A - 液体吐出ヘッド及び画像形成装置 - Google Patents

液体吐出ヘッド及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ノズルの高密度化を図るときに流体抵抗部間隔壁の幅が狭くなり、工法的な制約によって流体抵抗部間隔壁に肉抜き部を形成することは困難である。
【解決手段】液室6、流体抵抗部7、及び導入部8で1つの流路101が構成され、隣り合う2つの流路101A、101Bで構成される流路群102が、流路群102を単位としてノズルの並び方向に並べて配置され、各流路群102の各流路101A、101Bの流体抵抗部7、7は、液室6、6の対向する側面側、つまり左側の流路101Aは左側面に、右側の流路101Bは右側面に揃えることで、これらの流体抵抗部7、7間に広い隔壁部を確保し、この隔壁部に流路部材のない肉抜き部103を形成し、流路群102、102間の流体抵抗部7の隔壁部7bには肉抜き部103を形成していない。
【選択図】図5

Description

本発明は液体吐出ヘッド及び画像形成装置に関する。
プリンタ、ファクシミリ、複写装置、これらの複合機等の画像形成装置として、例えば、記録液(液体)の液滴を吐出する液体吐出ヘッドで構成した記録ヘッドを含む液体吐出装置を用いて、媒体(以下「用紙」ともいうが材質を限定するものではなく、また、被記録媒体、記録媒体、転写材、記録紙なども同義で使用する。)を搬送しながら、液体としての記録液(以下、インクともいう。)を用紙に付着させて画像形成(記録、印刷、印写、印字も同義語で用いる。)を行うものがある。
なお、画像形成装置は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス等の媒体に液体を吐出して画像形成を行う装置を意味し、また、「画像形成」とは、文字や図形等の意味を持つ画像を媒体に対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像を媒体に付与することをも意味する。また、液体とは記録液、インクに限るものではなく、画像形成を行うことができる液体であれば特に限定されるものではない。また、液体吐出装置とは、液体吐出ヘッドから液体を吐出する装置を意味し、画像を形成するものに限らない。
液体吐出ヘッドとしては、例えば、数μm〜数十μmの大きさの液滴を吐出するノズル、このノズルが連通する液室、液室の壁面を形成する振動板と、振動板を介して液室内の記録液を加圧する圧電素子などの圧電アクチュエータとを備えたもの、液滴を吐出するノズル、ノズルが連通する液室と、液室内の記録液を発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いて膜沸騰による相変化を利用して加圧するサーマルアクチュエータとを備えたもの、液滴を吐出するノズル、このノズルが連通する液室、液室の壁面を形成する振動板と、振動板に対向する電極との間で生じる静電力で振動板を変位させて液室内の記録液を加圧する静電アクチュエータとを備えたものなどが知られている。
ところで、液室やこの液室に液体を供給する液体供給路となる液室よりも幅の狭い流体抵抗部などの流路を形成する流路板(流路部材、流路形成部材、液室形成部材、液室部材なども同義で用いる。)としては、パンチプレス等で抜いた金属プレートを接着接合し積層したもの、シリコン単結晶基板を異方性エッチングして形成したもの、SUSなどの金属プレートをエッチングで形成したもの、電鋳法で形成したものなどが挙げられる。
例えば、電鋳法によって部材を形成する場合、電鋳支持基板(電極基板)上に非導電性のレジストでパターンを形成して電鋳メッキ膜を析出するが、このとき、レジストの遮蔽面積が大きくなるほど、その部位の電界がレジスト端部の電極部に集中してメッキ膜厚が厚くなる、つまり、膜厚が偏る(これを「偏肉」という。)傾向がある。
この場合、ノズル板などの比較的遮蔽パターンの少ない部材であれば、これらの偏肉は大きな問題とはならないが、振動板などのように微細な遮蔽パターンが形成されている部材である場合、パターンによる膜厚の偏りが大きくなる。このような偏肉は、振動板と流路板を接合する場合、振動板とアクチュエータとしての圧電素子などを接合する場合、大きな問題となる。つまり、偏肉が生じている場合、完全な接合を行なうには偏肉量(最も低い部分と厚い部分の差)以上の接着剤の膜厚が必要になる。具体的には10μmの偏肉量があれば接着剤の膜厚は10μm以上にしなければならない。しかしながら、接着剤の量が増えることは、振動板の肉厚の厚い部分では接着剤がはみ出し、微細なパターンであれば近接するパターンと接してしまったり、振動板の変形可能部分(ダイヤフラム部)が接着剤で埋まってしまったりする。
また、一般に、流路を構成する流体抵抗部は開口幅或いは開口高さ(開口断面積)が液室よりも小さいので、この流体抵抗部に対して接着剤がはみ出すと、滴吐出特性に大きな影響を与えるだけでなく、滴吐出不良になる。
従来、特許文献1には、流体抵抗部への接着剤のはみ出しを低減するために、液室及び流体抵抗部を有する流路部材は流体抵抗部側が薄く、液室側が厚くなるように形成することが記載されている。
特開2002−052723号公報
特許文献2には、複数枚の板部材で流体抵抗部を形成し、流路高さ及び流路幅を調整して流体抵抗値をすることが記載されている。
特開2001−030483号公報
特許文献3には、振動部領域での電鋳メッキ総膜厚の偏肉量を3μm以下、振動板全体での電鋳メッキ総膜厚の偏肉量を5μm以下に抑え、微細パターンが形成された部分に、パターンが形成されていないパターン抜き部を形成することが記載されている。
特開2004−074582号公報
特許文献4には、流路形成基板のインク供給口(流体抵抗部)が、圧力発生室に向けて拡開するように複数の段差部を有する形状として形成し、流体抵抗部間の隔壁には接着領域に微小な凹部や細い溝を形成し、接着作業時の押圧力ではみ出しかけた接着剤を吸収して、接着剤が圧力発生室やインク供給口に流れ込むのを防止することが記載されている。
特開平09−057961号公報
従来の一般的な流路パターンは図28に示すように、液室(加圧液室)501と、液室501に液体を供給する供給路となる流体抵抗部502と、流体抵抗部502が臨んでいる液体導入路503とで1つの流路500が構成され、各流路500がノズルの並び方向に沿って所定の間隔で並んで配置されている。
このような流路構成の場合、隣り合う流路500、500間では、液室501、501間の隔壁(液室間隔壁)511の幅(流路の並び方向の幅)と流体抵抗部502、502間の隔壁(流体抵抗部間隔壁)512の幅とが異なるため、電鋳法によって流路部材を形成しようとすると、液室501外周部分と流体抵抗部502外周部分の電流密度が大きく異なり、電鋳法で形成される膜厚分布が大きくなり、液室間隔壁511の高さと流体抵抗部間隔壁512の高さが異なってしまうことになる。
また、電鋳工法ではなく、プレス工法やエッチング工法で流路部材を形成する場合であっても、液室間隔壁511の幅よりも流体抵抗部間隔壁512の幅が広いことから、流体抵抗部502への接着剤のはみ出し量が多くなり、吐出不良の原因となる。
そこで、流体抵抗部間隔壁512に接着剤の逃げ場となる肉抜き部(凹部)を設けることが考えられるが、図21のような流路パターンでは、ノズルの高密度化を図る場合、流体抵抗部間隔壁512の幅が狭くなり、工法的な制約によって、実際には、流体抵抗部間隔壁に肉抜き部を形成することは困難であり、仮に肉抜き部を形成できても、寸法的な制約が厳しく、目的とする滴吐出特性が得られなくなるという課題がある。
なお、上述した特許文献4には流体抵抗部が圧力発生室に向けて拡開するように複数の段差部を有する形状とし、流体抵抗部間の隔壁には接着領域に微小な凹部や細い溝を形成する構成が開示されているが、液室の配置密度(ノズル配置密度)の高密度化が進むと、流体抵抗部間の間隔が狭くなり、凹部を設けることが困難になることは図21に示す流路パターンの場合と同じである。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、高密度化を図りつつ、流体抵抗部間に隔壁幅の変化を調整し、あるいは、接着剤の逃げ場となる肉抜き部を配置可能な液体吐出ヘッド及びこの液体吐出ヘッドを備える画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る液体吐出ヘッドは、液滴を吐出するノズルが連通する液室及びこの液室に液体を供給する液室よりも幅の狭い面積の小さい流体抵抗部を含む流路を備える液体吐出ヘッドにおいて、隣り合う複数の流路で構成される流路群が、流路群を単位として並べて配置され、各流路群内の流路間隔壁部には流路を形成する部材の全部又は一部がない肉抜き部が形成され、各流路群間の流路間隔壁部には肉抜き部が形成されていない構成とした。
ここで、流路群内の液室間ピッチと隣り合う流路群間の液室間ピッチが同じである構成とできる。また、流路群内の肉抜き部は流体抵抗部間に設けられている構成とできる。この場合、流路群内の液室間隔壁の幅と、隣接する流路群間の液室間隔壁の幅と、流体抵抗部と肉抜き部との間の隔壁の幅とが、略同じである構成とできる。また、流路群間の隔壁が流路の液体の流れる方向に沿った直線形状である構成とできる。この場合、1つの流路の平面形状は流路の並び方向において非線対称であり、流路群の平面形状は流路の並び方向において線対称である構成とできる。また、流路を構成する各部は同じ部材又は異なる複数の部材で形成されている構成とできる。
本発明に係る液体吐出ヘッドは、液滴を吐出するノズルが連通する液室及びこの液室に液体を供給する液室よりも幅の狭い流体抵抗部を含む複数の流路を備える液体吐出ヘッドにおいて、各流路の流体抵抗部を隔てる隔壁部には、複数の流路を平面的に見て流路配列方向に沿う同一線上で、流路を形成する部材の全部又は一部がない肉抜き部が形成されている隔壁部と、肉抜き部が形成されていない隔壁部とがある構成とした。
ここで、同一の隔壁部内に肉抜き部が形成された部分と肉抜き部が形成されていない部分とがある構成とできる。
本発明に係る画像形成装置は、本発明に係る液体吐出ヘッドを備えたものである。
本発明に係る液体吐出ヘッドによれば、隣り合う複数の流路で構成される流路群が、流路群を単位として並べて配置され、各流路群内の流路間隔壁部には流路を形成する部材の全部又は一部がない肉抜き部が形成され、各流路群間の流路間隔壁部には肉抜き部が形成されていない構成としたので、高密度化を図りつつ、流体抵抗部間に隔壁幅の変化を調整し、あるいは、接着剤の逃げ場となる肉抜き部を配置できる。
本発明に係る液体吐出ヘッドによれば、各流路の流体抵抗部を隔てる隔壁部には、複数の流路を平面的に見て流路配列方向に沿う同一線上で、流路を形成する部材の全部又は一部がない肉抜き部が形成されている隔壁部と、肉抜き部が形成されていない隔壁部とがある構成としたので、高密度化を図りつつ、流体抵抗部間に隔壁幅の変化を調整し、あるいは、接着剤の逃げ場となる肉抜き部を配置できる。
本発明に係る画像形成装置によれば、本発明に係る液体吐出ヘッドを備えているので、高密度化による高画質画像を形成することができる。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。本発明に係る液体吐出ヘッドの一例について図1ないし図4を参照して説明する。なお、図1は同ヘッドの分解斜視説明図、図2は同ヘッドの液室長手方向に沿う断面説明図、図3はバイピッチ構造にした場合の同ヘッドの液室短手方向に沿う断面説明図、図4はノーマルピッチ構造にした場合の同ヘッドの液室短手方向に沿う断面説明図である。
この液体吐出ヘッドは、例えば金属部材からなる流路形成部材である流路板1と、この流路板1の上面に接合したノズル形成部材である金属部材からなるノズル板2と、この流路板1の下面に接合した金属部材からなる振動板3とを有し、これらによって液滴を吐出するノズル4が連通路5を介して連通する加圧液室6、流体抵抗部7、この流体抵抗部7を介して液室6と連通する導入部8を形成し、導入部8に振動板3に形成した供給口9を介して後述するフレーム部材17に形成した共通液室10から記録液(例えばインク)を供給する。
そして、液室6の壁面を形成する振動板3の面外側(液室6と反対面側)に、各加圧液室6に対応して、振動板3に形成した図示しない連結部を介して駆動素子(アクチュエータ手段、圧力発生手段)としての積層型圧電素子12の上端面を接合している。また、積層型圧電素子12の下端面はベース部材13に接合している。
ここで、圧電素子12は、圧電材料層21と内部電極22a、22bとを交互に積層したものであり、内部電極22a、22bをそれぞれ端面に引き出して端面電極(外部電極)23a、23bに接続し、端面電極23a、23bに電圧を印加することで積層方向の変位を生じる。
そして、圧電素子12には駆動信号を与えるために半田接合又はACF(異方導電性膜)接合若しくはワイヤボンディングでFPCケーブル15を接続し、このFPCケーブル15には各圧電素子12に選択的に駆動波形を印加するための図示しない駆動回路(ドライバIC)を実装する。
なお、液室短手方向(ノズル4の並び方向)では、図3に示すように、圧電素子12と支柱部12Aを交互に配置したバイピッチ構造とすることもできるし、あるいは、図4に示すように、支柱部12を設けないノーマルピッチ構造とすることもできる。
このヘッドでは、圧電素子12の圧電方向としてd33方向の変位を用いて液室6内インクを加圧する構成とし、更に、液滴の吐出方向が液室6での記録液の流れ方向と異なるサイドシュータ方式で液滴を吐出させる構成としている。サイドシュータ方式とすることで、圧電素子12の大きさが略ヘッドの大きさとなり、圧電素子12の小型化を直接ヘッドの小型化に結びつけることができ、ヘッドの小型化を図り易い。
さらに、これらの圧電素子12、ベース部材13及びFPC15などで構成されるアクチュエータ部の外周側には、エポキシ系樹脂或いはポリフェニレンサルファイトで射出成形により形成したフレーム部材17を接合している。そして、このフレーム部材17には前述した共通液室10を形成するとともに、この共通液室10に外部から記録液を供給するための供給口19を形成し、この供給口19は更に図示しないサブタンクや記録液カートリッジなどの記録液供給源に接続される。
ここで、流路板1は、ニッケル電鋳により、連通路5となる貫通穴、加圧液室6、流体抵抗部7、連通部8などを構成する溝部をそれぞれ形成している。なお、加圧液室6はそれぞれ隔壁6aにて隔てられている。
ノズル板2は、ニッケル電鋳でノズル4となるノズル孔を形成している。このノズル板2のノズル4は例えば直径10〜35μmの孔で形成され、流路板1に接着剤接合している。そして、このノズル板2の液滴吐出側面(吐出方向の表面:吐出面、又は液室6側と反対の面)には撥水処理を施している。
振動板3は、ニッケル電鋳で形成している。この振動板3は加圧液室6に対応する部分を、変形を容易にするための薄肉部とし、中央部には圧電素子12と接合するための図示しない連結部を設けている。
圧電素子12は、積層型圧電素子部材をベース部材13の接合した後、ダイシングソーなどによって溝加工を施すことによって分割して形成したものである。前述した図3のバイピッチ構造をとるときの支柱部12Aは、溝加工によって形成される圧電素子部材であるが、駆動電圧を印加しないので単なる支柱として機能するだけである。
このように構成した液体吐出ヘッドにおいては、例えば押し打ち方式で駆動する場合には、図示しない制御部から記録する画像に応じて複数の圧電素子2に20〜50Vの駆動パルス電圧を選択的に印加することによって、パルス電圧が印加された圧電素子12が変位して振動板3をノズル板2方向に変形させ、液室6の容積(体積)変化によって液室6内の液体を加圧することで、ノズル板2のノズル4から液滴が吐出される。そして、液滴の吐出に伴って液室6内の圧力が低下し、このときの液流れの慣性によって液室6内には若干の負圧が発生する。この状態の下において、圧電素子12への電圧の印加をオフ状態にすることによって、振動板2が元の位置に戻って液室6が元の形状になるため、さらに負圧が発生する。このとき、共通液室10から液室6内に記録液が充填され、次の駆動パルスの印加に応じて液滴がノズル4から吐出される。
なお、液体吐出ヘッドは、上記の押し打ち以外にも、引き打ち方式(振動板3を引いた状態から開放して復元力で加圧する方式)、引き−押し打ち方式(振動板3を中間位置で保持しておき、この位置から引いた後、押出す方式)などの方式で駆動することもできる。
そこで、この液体吐出ヘッドに適用した本発明の第1実施形態について図5をも参照して説明する。なお、図5は同ヘッドの流路板(部材)に形成される流路パターンの平面説明図である。
この実施形態では、液滴を吐出するノズル4が連通する液室6、この液室6に液体を供給する液室6よりも幅(ノズル並び方向の幅、特記しない限り、以下でも同じ意味)の狭い流体抵抗部7、及び導入部8で1つの流路101が構成され、隣り合う2つ(複数)の流路101A、101Bで構成される流路群102が、流路群102を単位としてノズルの並び方向に並べて配置されている。なお、図5では2つの流路群102を図示しているが、ノズル数に対応する液室数が得られるように繰り返し並べられる(以下の実施形態においても同様である。)。
この場合、1つの流路群102内の隣り合う液室6、6間のピッチ(液室間ピッチ)と隣り合う流路群102、102の各液室6、6間のピッチ(液室間ピッチ)は同じにする。
そして、各流路群102の各流路101A、101Bの流体抵抗部7、7は、液室6、6の対向する側面側、つまり左側の流路101Aは左側面に、右側の流路101Bは右側面に揃えることで、これらの流体抵抗部7、7間に広い隔壁部を確保し、この隔壁部に流路部材(流路板)の全部又は一部がない肉抜き部103を形成している。一方、流路群102、102間の流体抵抗部7の隔壁部7bには肉抜き部103を形成していない。
ここで、各流路群102内の各液室6間の隔壁部6aの幅、流体抵抗部7と肉抜き部104との間の隔壁部7aの幅、隣り合う流路群102の液室6間の隔壁部6bの幅、隣り合う流路群102の流体抵抗部7間の隔壁部7bの幅は、略同じに形成している。また、液室間隔壁部6b及び流体抵抗部間隔壁部7bで構成される流路群102、102間の隔壁部は平面形状(図5の形状)で直線形状としている。
この場合、各流路101の流体抵抗部7を隔てる隔壁部には、複数の流路101を平面的に見て(図2の平面図の状態の意味)流路配列方向に沿う同一線X上で、流路を形成する部材の全部又は一部がない肉抜き部103が形成されている隔壁部7aと、肉抜き部103が形成されていない隔壁部7bとがある構成となる(以下の第2ないし図15実施形態でも同様であるが、図を簡単にするため、説明及び図示を省略する。)。
このように、流体抵抗部の隔壁部には、複数の流路を平面的に見て流路配列方向に沿う同一線上で、流体抵抗部の隔壁部分に流路を形成する部材の全部又は一部がない肉抜き部が形成されている隔壁部(隔壁部7a)と、肉抜き部が形成されていない隔壁部(隔壁部7b)とがあるので、高密度化を図りつつ、流体抵抗部間に隔壁幅の変化を調整し、あるいは、接着剤の逃げ場となる肉抜き部を配置できる。
また、流路群としてみた場合、隣り合う複数の流路で構成される流路群が、流路群を単位として並べて配置され、各流路群内の流路間隔壁部には流路を形成する部材がない肉抜き部が形成され、各流路群間の流路間隔壁部には肉抜き部が形成されていない構成とすることで、ノズル、液室を高密度に配置しても、流体抵抗部間の隔壁部の幅を広げて肉抜き部を形成することができるようになるので、高密度化を図りつつ、流体抵抗部間の隔壁幅を液室間隔壁の幅と同じになるようにし、あるいは、接着剤の逃げ場を確保できて、接合不良が生じることがなくなる。
また、これにより1つの流路群内の隣接する流体抵抗部の間には肉抜き部が存在し、流路群間の隣接する流体抵抗部の間には肉抜き部が存在しないという異なる流路形状となるので、上述したように液室間ピッチを同じにする(1つの流路群102内の隣り合う液室6、6間のピッチと隣り合う流路群102、102の各液室6、6間のピッチを同じにする。)ことにより、流路を高密度で配置しつつ、流路外周をほぼ同等の幅で作製することが可能な形状となる。
それにより、電鋳法やエッチング法等の工法を利用して流路を形成するとき、流路周辺に生じる電界分布を均一化することが可能となり、電鋳法等により形成される隔壁部の高さのバラツキを低減することができる。また、流路群内の液室間ピッチと流路群間の液室間ピッチを同じにすることで、隣接する液室間の相互干渉をバランスよく分散させることが可能となり、各液室からの滴の吐出特性を同じにすることができる。
また、流路群内の肉抜き部は流体抵抗部間に設けられている構成、すなわち、流路の断面積が小さくなり、隔壁幅が広くなる流体抵抗部間の隔壁に肉抜き部を設ける構成とすることで、高密度に配置された流路パターン間に肉抜き部を挿入できるスペースを確保することができる。
この場合、流路群内の液室間隔壁の幅と、隣接する流路群の液室間隔壁の幅と、流体抵抗部と肉抜き部との間の隔壁の幅とが、略同じである構成とすることで、電鋳法により流路を形成するときに、隔壁部周辺に生じる電界分布を均一化することが可能となり、電鋳法により形成される隔壁部の高さバラツキを低減することができ、隔壁部の高さを揃えるための研磨工程等を削減することができて工程の簡略化を図れる。
また、流路群間の隔壁(液室間隔壁部6b及び流体抵抗部間隔壁部7b)が流路の液体の流れる方向に沿った直線形状である構成とすることで、隔壁周りに発生する電界分布を均一化し、電鋳法で作製する流路部材の均膜化が可能となる。つまり、電鋳法による場合、電流は曲率の高い導体部分に集中する傾向があり、曲率の高い導体周辺部の電界密度が高くなる。電鋳法で流路を形成する際に均膜化するためには、可能な限り電界密度を均一化する必要があり、電鋳の線パターンは曲がりの少ない直線の方が好ましいことから、隔壁形状を直線状に形成することにより、隔壁周りに発生する電界分布を均一化し、電鋳法で作製する流路板の均膜化が可能となるのである。
また、各流体抵抗部間全てに肉抜き部を設けると、流体抵抗部間の肉抜き部は微細パターンになってしまい、形成の難易度が高くなったり、不良の原因になったり、パターンが集中することで電界密度が高くなって流体抵抗部の隔壁が高くなってしまったりする不具合が発生する。そこで、上述したように、1つの流路の平面形状は流路の並び方向において非線対称であり、流路群の平面形状は流路の並び方向において線対称である構成、すなわち、上述した例のように、流路群内の流体抵抗部間には肉抜き部を設け、流路群間の流体抵抗部間には肉抜き部を設けない、というようなパターンにすることで、一つ一つの肉抜き部の面積を大きく確保することが可能となる。このように、肉抜き部を拡大することで、流体抵抗部近辺の電界集中を低減することができる。
また、本実施形態のように流路を構成する各部は同じ部材で形成することが好ましい。つまり、液室、流体抵抗部及び肉抜き部を含む流路を1枚の流路形成部材で形成することにより、複数の流路形成部材を接合する微細接合工程を減らすことが可能となり、製造工数及び組立工数を減らすことができる。また、複数の流路形成部材を用いて流路を形成する場合には、各流路形成部材表面に接着剤を塗布し、微細接合を行っていかなければならないし、各層への接着剤の塗布により接着剤のはみ出す量が多くなり、はみ出す可能性が高くなる。接着面積が広くなる流体抵抗部間の隔壁部に肉抜き部を設けることにより、この接着剤は見出し量を低減することができ、接着剤ははみ出しによる不安定吐出や吐出不良の原因を低減することができる。
次に、本発明の第2実施形態について図6を参照して説明する。なお、図6は同ヘッドの流路板(部材)に形成される流路パターンの平面説明図である。
この実施形態では、液滴を吐出するノズル4が連通する液室6、この液室6に液体を供給する液室6よりも幅(ノズル並び方向の幅、特記しない限り、以下でも同じ意味)の狭い流体抵抗部7、及び導入部8で1つの流路101が構成され、隣り合う3つ(複数)の流路101A、101B、101Cで構成される流路群102が、流路群102を単位として、各流路群102内及び流路群102間の液室間ピッチが同じになるように、ノズルの並び方向に並べて配置されている。
そして、各流路群102の両端側の各流路101A、101Cの流体抵抗部7、7は、液室6、6の対向する側面側、つまり左側の流路101Aは左側面に、右側の流路101Cは右側面に揃えることで、各流路101A、101Cの各流体抵抗部7と中央の流路101Bの流体抵抗部7との間に広い隔壁部を確保し、この隔壁部に流路部材のない肉抜き部103を形成している。一方、流路群102、102間の流体抵抗部7の隔壁部7bには肉抜き部103を形成していない。
また、各流路群102内の各液室6間の隔壁部6aの幅、流体抵抗部7と肉抜き部104との間の隔壁部7aの幅、隣り合う流路群102の液室6間の隔壁部6bの幅、隣り合う流路群102の流体抵抗部7間の隔壁部7bの幅は、略同じに形成している。
このように構成した場合にも、流路群内の液室間隔壁の幅、隣接する流路群の液室間隔壁の幅及び流体抵抗部と肉抜き部との間の隔壁の幅を略同じにすることができて、均膜性が良好となり、更に接着剤のはみ出し量も低減する。ただし、第1実施形態に比べると、流体抵抗部の流路幅を広げられる範囲の制限が狭くなる。
次に、本発明の第3実施形態について図7を参照して説明する。なお、図7は同ヘッドの流路板(部材)に形成される流路パターンの平面説明図である。
この実施形態では、上記第1実施形態の構成において、1つの流路群102を構成している流路101A、101Bの各導入部8を連結して1つの導入部8としている。
次に、本発明の第4実施形態について図8を参照して説明する。なお、図8は同ヘッドの流路板(部材)に形成される流路パターンの平面説明図である。
この実施形態では、上記第1実施形態の構成において、隣接する2つの流路群102を構成している各流路101A、101Bの各導入部8を連結して1つの導入部8としている。
次に、本発明の第5実施形態について図9を参照して説明する。なお、図9は同ヘッドの流路板(部材)に形成される流路パターンの平面説明図である。
この実施形態では、上記第2実施形態の構成において、1つの流路群102を構成している流路101A、101B、101Cの各導入部8を連結して1つの導入部8としている。
次に、本発明の第6実施形態について図10を参照して説明する。なお、図10は同ヘッドの流路板(部材)に形成される流路パターンの平面説明図である。
この実施形態では、上記第1実施形態の構成において、隣接する2つの流路群102を構成している各流路101A、101B、101Cの各導入部8を連結して1つの導入部8としている。
次に、本発明の第7実施形態について図11を参照して説明する。なお、図11は同ヘッドの流路板(部材)に形成される流路パターンの平面説明図である。
この実施形態では、上記第1実施形態の構成において、1つの流路群102を構成している流路101A、101Bの端部(各実施形態における導入部8を設けた部分に相当する部分)を図示しない供給部に連通されている。
次に、本発明の第8実施形態について図12を参照して説明する。なお、図12は同ヘッドの流路板(部材)に形成される流路パターンの平面説明図である。
この実施形態では、上記第2実施形態の構成において、1つの流路群102を構成している流路101A、101B、101Cの端部(各実施形態における導入部8を設けた部分に相当する部分)を図示しない供給部に連通されている。
次に、本発明の第9実施形態について図13を参照して説明する。なお、図13は同ヘッドの流路板(部材)に形成される流路パターンの平面説明図である。
この実施形態では、上記第1実施形態の構成において、隣接する2つの流路群102を構成している各流路101A、101Bの各導入部8を連結して1つの導入部8とし、更に各流路群102の各肉抜き部103を導入部8と繋げている。
吐出特性に大きく影響する液室6及び流体抵抗部7はそれぞれの流路101で独立させているが、流体抵抗部7と供給部との間を導入部8として連通させ、肉抜き部103もこの導入部8に連通させている。
この場合、肉抜き部103への接着剤のはみ出しは、液滴吐出特性に影響を及ぼさず、かつ、肉抜き部103の狭い空間を導入部8に連通させることで、電鋳法による場合にレジストの剥離が容易になるなどの工法上の利点もある。
次に、本発明の第10実施形態について図14を参照して説明する。なお、図14は同ヘッドの流路板(部材)に形成される流路パターンの平面説明図である。
この実施形態では、上記第2実施形態の構成において、隣接する流路群102を構成している各流路101A、101B、101Cの各導入部8を連結して1つの導入部8とし、更に各流路群102の各肉抜き部103を導入部8と繋げている。
吐出特性に大きく影響する液室6及び流体抵抗部7はそれぞれの流路101で独立させているが、流体抵抗部7と供給部との間を導入部8として連通させ、肉抜き部103もこの導入部8に連通させている。
この場合、肉抜き部103への接着剤のはみ出しは、液滴吐出特性に影響を及ぼさず、かつ、肉抜き部103の狭い空間を導入部8に連通させることで、電鋳法による場合にレジストの剥離が容易になるなどの工法上の利点もある。
次に、本発明の第11実施形態について図15を参照して説明する。なお、図15(a)は同ヘッドの流路板(部材)に形成される流路パターンの平面説明図、(b)は(a)の側断面説明図である。なお、同図では流路を分かり易く示すために流路部分にハッチングを施している(以下の図16ないし図18でも同様である。)。
この実施形態では、2枚の板部材1A、1Bによって流路部材1を構成している。液室6は板部材1Aの貫通部6Aと板部材1Bの貫通部6Bによって形成し、流体抵抗部7は板部材1Bの貫通部によって形成し、導入部8は板部材1Aの貫通部によって形成している。また、導入部8に対する供給部109は板部材1Bの貫通穴で形成している。この場合、板部材1Bで形成される流体抵抗部7は幅が液室6よりも狭く、高さも液室6より低く形成して、開口断面積を液室6よりも小さくしている。また、導入部8は各流路101A、101Bですべて独立して配置している。
なお、板部材1Aで形成される部分は同図で左下がりのハッチングで、板部材1Bで形成される部分は同図で右下がりのハッチングで、両者が重なる部分は斜線格子のハッチングでそれぞれ示している。
そして、第1実施形態と同様に、液室6、この液室6に液体を供給する液室6よりも幅の狭い流体抵抗部7、及び導入部8で1つの流路101が構成され、隣り合う2つ(複数)の流路101A、101Bで構成される流路群102が、流路群102を単位として、流路群102を単位として、各流路群102内及び流路群102間の液室間ピッチが同じになるように、ノズルの並び方向に並べて配置されている。
また、各流路群102の各流路101A、101Bの板部材1Bで形成される流体抵抗部7、7は、液室6、6の対向する側面側、つまり左側の流路101Aは左側面に、右側の流路101Bは右側面に揃えることで、これらの流体抵抗部7、7間に広い隔壁部を確保し、この隔壁部に対応して板部材1A(又は板部材1A及び板部材1Bの両者)には肉抜き部103を形成している。一方、流路群102、102間の流体抵抗部7の隔壁部7bには肉抜き部103を形成していない。
この場合、肉抜き部103を複数の板部材に分けて配置することにより、複数の板部材を接合するときに接着剤の逃げ場を確保することができる。また、流路部材を複数の板部材で構成することにより、流体抵抗部に肉抜き部が干渉しない構成を採れるようになり、不安定吐出や吐出不良を低減することができる。
次に、本発明の第12実施形態について図16を参照して説明する。なお、図16(a)は同ヘッドの流路板(部材)に形成される流路パターンの平面説明図、(b)は(a)の側断面説明図である。
この実施形態では、上記第11実施形態のヘッドにおいて、複数の流路群102の供給部を連通させて1つの供給部109とし、供給部面積を増加させている。
次に、本発明の第13実施形態について図17を参照して説明する。なお、図17(a)は同ヘッドの流路板(部材)に形成される流路パターンの平面説明図、(b)は(a)の側断面説明図である。
この実施形態では、上記第11実施形態のヘッドにおいて、導入部8を板部材1Aの貫通部8A及び板部材1Bの貫通部8Bによって構成することで、第11実施形態よりも深さ(高さ)の深い(高い)導入部8とし、導入部8を各流路101A、101Bで独立させつつ導入部8自体の流体抵抗を低減している。この場合、供給部は別の部材に設けることになる。
次に、本発明の第14実施形態について図18を参照して説明する。なお、図18(a)は同ヘッドの流路板(部材)に形成される流路パターンの平面説明図、(b)は(a)の側断面説明図である。
この実施形態では、上記第13実施形態のヘッドにおいて、板部材1Bに形成した貫通部8Cは複数の流路群102の各流路101A、101Bにまたがって形成し、複数の流路群102の各流路101A、101Bの導入部8の一部を連通させている。
次に、本発明の第15実施形態について図19を参照して説明する。なお、図19は同ヘッドの流路板(部材)に形成される流路パターンの平面説明図である。
この実施形態では、上記第10実施形態において、隔壁部7aに設ける肉抜き部103を複数個設けている。このように、肉抜き部103を複数個に分割形成することで、隔壁部7aの剛性を高くすることができる。
ここで、肉抜き部103の肉抜きの程度について図20及び図21を参照して説明する。なお、図20(a)は前記第5実施形態の流路パターン、同図(b)は(a)の側断面図、図21(a)は前記第2実施形態の流路パターン、同図(b)は(a)の側断面図である。
図20(a)に示すように、前記第5実施形態の流路パターンにおいては、肉抜き部103が形成される隔壁部7aの一方端は板部材1に一体形成されるが、他方端(肉抜き部103側の端)は板部材1から離間した構成になる(これを「片持ち」という。)。そこで、隔壁部7aの強度、剛性を確保するため、同図(b)に示すように、ハーフエッチングを行うことで肉抜き部103は板部材1の一部がない構成としている。
これに対し、図21(a)に示すように、前記第2実施形態の流路パターンにおいては、肉抜き部103が形成される隔壁部7aの両方端が板部材1に一体形成された構成(これを「両持ち」という。)になり、十分に強度、剛性を確保することができる。したがって、この場合には、同図(b)に示すように、フルエッチングを行うことで肉抜き部103は板部材1の全部がない構成としている。
このように、肉抜き部103を形成する隔壁部が両持ちか片持ちかに応じて肉抜きの程度を異ならせることが、隔壁部の強度、剛性の観点から好ましい。
上述した各実施形態では、流体抵抗部が流路配列方向で一例である例で説明しているが、流体抵抗部の配列が液の流れ方向で複数列ある構成にも適用することができる。このような他の実施形態について図22ないし図24を参照して説明する。
先ず、本発明の第16実施形態について図22を参照して説明する。なお、図22は同ヘッドの流路板(部材)に形成される流路パターンの平面説明図である。
この実施形態における各流路101は、液室6と導入部8との間に、液室6に一方端が通じる第1流体抵抗部分7Aと、この第1流体抵抗部分7Aの他方端に一方端が通じ、他方端が導入部8に通じる第2流体抵抗部分7Bとが設けられている。そして、各流路101の流体抵抗部7を隔てる隔壁部のうち、隔壁部7cは、第1流体抵抗部分7Aに肉抜き部103が形成され、第2流体抵抗部分7Bに肉抜き部103が形成されていない隔壁部であり、隔壁部7dは、第1流体抵抗部分7Aに肉抜き部103が形成されておらず、第2流体抵抗部分7Bに肉抜き部103が形成されている隔壁部である。
したがって、この実施形態では、複数の流路101を平面的に見て(図22の平面図の状態の意味)流路配列方向に沿う同一線X1上で肉抜き部103が形成されている隔壁部7cと、肉抜き部103が形成されていない隔壁部7dとがあり、同じく流路配列方向に沿う同一線X2上で肉抜き部103が形成されていない隔壁部7cと、肉抜き部103が形成されている隔壁部7dとがある構成となる。つまり、同一の隔壁部7c及び7dは、それぞれ流体抵抗部7の隔壁部分で肉抜き部103が形成された部分と肉抜き部103が形成されていない部分とがある構成となっている。なお、隔壁部7cに連続して液室6を隔てる隔壁部分を隔壁部6c、隔壁部7dに連続して液室6を隔てる隔壁部分を隔壁部6dとしている。
このように構成しても、前記各実施形態と同様に、高密度化を図りつつ、流体抵抗部間に隔壁幅の変化を調整し、あるいは、接着剤の逃げ場となる肉抜き部を配置できるとともに、流体抵抗部の長さを長くして流体抵抗値を増加することができる。
次に、本発明の第17実施形態について図23を参照して説明する。なお、図23は同ヘッドの流路板(部材)に形成される流路パターンの平面説明図である。
この実施形態では、第2流路抵抗部分7Bに対応する肉抜き部103は導入部8と一体的に形成している。
次に、本発明の第18実施形態について図24を参照して説明する。なお、図24は同ヘッドの流路板(部材)に形成される流路パターンの平面説明図である。
この実施形態では、各流路101の流体抵抗部7のうち第1流体抵抗部分7Aと第2流体抵抗部分7Bとの間に相互に連通する連通部37を形成している。
次に、本発明の更に他の実施形態である第19実施形態について図25を参照して説明する。なお、図25は同ヘッドの流路板(部材)に形成される流路パターンの平面説明図である。
この実施形態では、各流路101の流体抵抗部7は1列とし、隣り合う2つの流体抵抗部7、7に共通に導入部8の一部8aを設けるとともに、隣り合う2つの導入部の一部8a、8aに対応する3本の流体抵抗部7を連通部38で相互に連通させている。
なお、上記実施形態では、流路板(流路部材)とノズル板あるいは振動板が別部材である例で説明しているが、流路板とノズル板を一体形成する構成、あるいは流路板と振動板を一体形成する構成とすることもできる。また、上記実施形態では圧電型液体吐出ヘッドで説明しているが、電気熱変換素子を用いるサーマル型液体吐出ヘッドにも同様に適用することができる。
次に、本発明に係る液体吐出ヘッドを備える液体吐出装置を含む画像形成装置の他の例について図26及び図27を参照して説明する。なお、図26は同装置の機構部の全体構成を説明する概略構成図、図27は同機構部の要部平面説明図である。
この画像形成装置はシリアル型画像形成装置であり、左右の側板201A、201Bに横架したガイド部材である主従のガイドロッド231、232でキャリッジ233を主走査方向に摺動自在に保持し、図示しない主走査モータによってタイミングベルトを介して矢示方向(キャリッジ主走査方向)に移動走査する。
このキャリッジ233には、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各色のインク滴を吐出するための本発明に係る液体吐出ヘッドからなる記録ヘッド234a、234b(区別しないときは「記録ヘッド234」という。)を複数のノズルからなるノズル列を主走査方向と直交する副走査方向に配列し、インク滴吐出方向を下方に向けて装着している。
記録ヘッド234は、それぞれ2つのノズル列を有し、記録ヘッド234aの一方のノズル列はブラック(K)の液滴を、他方のノズル列はシアン(C)の液滴を、記録ヘッド234bの一方のノズル列はマゼンタ(M)の液滴を、他方のノズル列はイエロー(Y)の液滴を、それぞれ吐出する。
また、キャリッジ233には、記録ヘッド234のノズル列に対応して各色のインクを供給するためのヘッドタンク235a、235b(区別しないときは「ヘッドタンク35」という。)を搭載している。このサブタンク235には各色の供給チューブ36を介して、各色のインクカートリッジ210k、210c、210m、210yから各色のインクが補充供給される。
一方、給紙トレイ202の用紙積載部(圧板)241上に積載した用紙242を給紙するための給紙部として、用紙積載部241から用紙242を1枚ずつ分離給送する半月コロ(給紙コロ)243及び給紙コロ243に対向し、摩擦係数の大きな材質からなる分離パッド244を備え、この分離パッド244は給紙コロ243側に付勢されている。
そして、この給紙部から給紙された用紙242を記録ヘッド234の下方側に送り込むために、用紙242を案内するガイド部材245と、カウンタローラ246と、搬送ガイド部材247と、先端加圧コロ249を有する押さえ部材248とを備えるとともに、給送された用紙242を静電吸着して記録ヘッド234に対向する位置で搬送するための搬送手段である搬送ベルト251を備えている。
この搬送ベルト251は、無端状ベルトであり、搬送ローラ252とテンションローラ253との間に掛け渡されて、ベルト搬送方向(副走査方向)に周回するように構成している。また、この搬送ベルト251の表面を帯電させるための帯電手段である帯電ローラ256を備えている。この帯電ローラ256は、搬送ベルト251の表層に接触し、搬送ベルト251の回動に従動して回転するように配置されている。この搬送ベルト251は、図示しない副走査モータによってタイミングを介して搬送ローラ252が回転駆動されることによってベルト搬送方向に周回移動する。
さらに、記録ヘッド234で記録された用紙242を排紙するための排紙部として、搬送ベルト251から用紙242を分離するための分離爪261と、排紙ローラ262及び排紙コロ263とを備え、排紙ローラ262の下方に排紙トレイ203を備えている。
また、装置本体の背面部には両面ユニット271が着脱自在に装着されている。この両面ユニット271は搬送ベルト251の逆方向回転で戻される用紙242を取り込んで反転させて再度カウンタローラ246と搬送ベルト251との間に給紙する。また、この両面ユニット271の上面は手差しトレイ272としている。
さらに、キャリッジ233の走査方向一方側の非印字領域には、記録ヘッド234のノズルの状態を維持し、回復するための維持回復機構281を配置している。この維持回復機構281には、記録ヘッド234の各ノズル面をキャピングするための各キャップ部材(以下「キャップ」という。)282a、282b(区別しないときは「キャップ282」という。)と、ノズル面をワイピングするためのブレード部材であるワイパーブレード283と、増粘した記録液を排出するために記録に寄与しない液滴を吐出させる空吐出を行うときの液滴を受ける空吐出受け284などを備えている。
また、キャリッジ233の走査方向他方側の非印字領域には、記録中などに増粘した記録液を排出するために記録に寄与しない液滴を吐出させる空吐出を行うときの液滴を受ける液体回収容器であるインク回収ユニット(空吐出受け)288を配置し、このインク回収ユニット288には記録ヘッド234のノズル列方向に沿った開口部289などを備えている。
このように構成したこの画像形成装置においては、給紙トレイ202から用紙242が1枚ずつ分離給紙され、略鉛直上方に給紙された用紙242はガイド245で案内され、搬送ベルト251とカウンタローラ246との間に挟まれて搬送され、更に先端を搬送ガイド237で案内されて先端加圧コロ249で搬送ベルト251に押し付けられ、略90°搬送方向を転換される。
このとき、帯電ローラ256に対してプラス出力とマイナス出力とが交互に繰り返すように、つまり交番する電圧が印加され、搬送ベルト251が交番する帯電電圧パターン、すなわち、周回方向である副走査方向に、プラスとマイナスが所定の幅で帯状に交互に帯電されたものとなる。このプラス、マイナス交互に帯電した搬送ベルト251上に用紙242が給送されると、用紙242が搬送ベルト251に吸着され、搬送ベルト251の周回移動によって用紙242が副走査方向に搬送される。
そこで、キャリッジ233を移動させながら画像信号に応じて記録ヘッド234を駆動することにより、停止している用紙242にインク滴を吐出して1行分を記録し、用紙242を所定量搬送後、次の行の記録を行う。記録終了信号又は用紙242の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了して、用紙242を排紙トレイ203に排紙する。
このようにこの画像形成装置は本発明に係る液体吐出ヘッドを備えているので、高密度化を図ることができて、安定して高画質画像を形成することができる。
なお、上記実施形態では本発明をプリンタ構成の画像形成装置に適用した例で説明したが、これに限るものではなく、例えば、プリンタ/ファックス/コピア複合機などの画像形成装置に適用することができる。また、インク以外の液体である記録液、レジスト、DNA試料などを用いる画像形成装置にも適用することができる。
本発明に係る液体吐出ヘッドの一例の分解斜視説明図である。 同ヘッドの液室長手方向に沿う断面説明図である。 バイピッチ構造にした場合の同ヘッドの液室短手方向に沿う断面説明図である。 ノーマルピッチ構造にした場合の同ヘッドの液室短手方向に沿う断面説明図である。 本発明の第1実施形態に係るヘッドの流路部材に形成される流路パターンの平面説明図である。 本発明の第2実施形態に係るヘッドの流路部材に形成される流路パターンの平面説明図である。 本発明の第3実施形態に係るヘッドの流路部材に形成される流路パターンの平面説明図である。 本発明の第4実施形態に係るヘッドの流路部材に形成される流路パターンの平面説明図である。 本発明の第5実施形態に係るヘッドの流路部材に形成される流路パターンの平面説明図である。 本発明の第6実施形態に係るヘッドの流路部材に形成される流路パターンの平面説明図である。 本発明の第7実施形態に係るヘッドの流路部材に形成される流路パターンの平面説明図である。 本発明の第8実施形態に係るヘッドの流路部材に形成される流路パターンの平面説明図である。 本発明の第9実施形態に係るヘッドの流路部材に形成される流路パターンの平面説明図である。 本発明の第10実施形態に係るヘッドの流路部材に形成される流路パターンの平面説明図である。 (a)は本発明の第11実施形態に係るヘッドの流路部材に形成される流路パターンの平面説明図、(b)は(a)の側断面説明図である。 (a)は本発明の第12実施形態に係るヘッドの流路部材に形成される流路パターンの平面説明図、(b)は(a)の側断面説明図である。 (a)は本発明の第13実施形態に係るヘッドの流路部材に形成される流路パターンの平面説明図、(b)は(a)の側断面説明図である。 (a)は本発明の第14実施形態に係るヘッドの流路部材に形成される流路パターンの平面説明図、(b)は(a)の側断面説明図である。 本発明の第15実施形態に係るヘッドの流路部材に形成される流路パターンの平面説明図である。 (a)は肉抜き部の程度の説明に供する第5実施形態に係るヘッドの流路部材に形成される流路パターンの平面説明図、(b)は(a)のA−A線に沿う断面説明図である。 (a)は肉抜き部の程度の説明に供する第2実施形態に係るヘッドの流路部材に形成される流路パターンの平面説明図、(b)は(a)のB−B線に沿う断面説明図である。 本発明の第16実施形態に係るヘッドの流路部材に形成される流路パターンの平面説明図である。 本発明の第17実施形態に係るヘッドの流路部材に形成される流路パターンの平面説明図である。 本発明の第18実施形態に係るヘッドの流路部材に形成される流路パターンの平面説明図である。 本発明の第19実施形態に係るヘッドの流路部材に形成される流路パターンの平面説明図である。 本発明に係る液体吐出ヘッドを備える本発明に係る画像形成装置の機構部の一例を示す側面説明図である。 同じく要部平面説明図である。 従来の流路パターンの一例を示す平面説明図である。
符号の説明
1…流路板(流路部材)
2…ノズル板
3…振動板
4…ノズル
6…液室
7…流体抵抗部
8…導入路
9…供給部
12…圧電素子
13…ベース部材
17…フレーム部材
101、101A、101B、101C…流路
102…流路群
233…キャリッジ
234…記録ヘッド(液体吐出ヘッド)

Claims (10)

  1. 液滴を吐出するノズルが連通する液室及びこの液室に液体を供給する液室よりも幅の狭い流体抵抗部を含む流路を備える液体吐出ヘッドにおいて、
    隣り合う複数の前記流路で構成される流路群が、流路群を単位として並べて配置され、
    各流路群内の流路間隔壁部には前記流路を形成する部材の全部又は一部がない肉抜き部が形成され、
    各流路群間の流路間隔壁部には前記肉抜き部が形成されていない
    ことを特徴とする液体吐出ヘッド。
  2. 請求項1に記載の液体吐出ヘッドにおいて、前記流路群内の液室間ピッチと隣り合う流路群間の液室間ピッチが同じであることを特徴とする液体吐出ヘッド。
  3. 請求項1又は2に記載の液体吐出ヘッドにおいて、前記流路群内の肉抜き部は流体抵抗部間に設けられていることを特徴とする液体吐出ヘッド。
  4. 請求項3に記載の液体吐出ヘッドにおいて、前記流路群内の液室間隔壁の幅と、隣接する流路群間の液室間隔壁の幅と、前記流体抵抗部と前記肉抜き部との間の隔壁の幅とが、略同じであることを特徴とする液体吐出ヘッド。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の液体吐出ヘッドにおいて、前記流路群間の隔壁が前記流路の液体の流れる方向に沿った直線形状であることを特徴とする液体吐出ヘッド。
  6. 請求項5に記載の液体吐出ヘッドにおいて、1つの流路の平面形状は流路の並び方向において非線対称であり、前記流路群の平面形状は流路の並び方向において線対称であることを特徴とする液体吐出ヘッド。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の液体吐出ヘッドにおいて、前記流路を構成する各部は同じ部材又は異なる複数の部材で形成されていることを特徴とする液体吐出ヘッド。
  8. 液滴を吐出するノズルが連通する液室及びこの液室に液体を供給する液室よりも幅の狭い流体抵抗部を含む複数の流路を備える液体吐出ヘッドにおいて、
    前記各流路の前記流体抵抗部を隔てる隔壁部には、前記複数の流路を平面的に見て流路配列方向に沿う同一線上で、前記流路を形成する部材の全部又は一部がない肉抜き部が形成されている隔壁部と、前記肉抜き部が形成されていない隔壁部とがある
    ことを特徴とする液体吐出ヘッド。
  9. 請求項8に記載の液体吐出ヘッドにおいて、同一の隔壁部内に前記肉抜き部が形成された部分と前記肉抜き部が形成されていない部分とがあることを特徴とする液体吐出ヘッド。
  10. 液滴を吐出する液体吐出ヘッドを備えて媒体に画像を形成する画像形成装置において、前記液体吐出ヘッドが請求項1ないし8のいずれかに記載の液体吐出ヘッドであることを特徴とする画像形成装置。
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