JP2008093603A - スプレーガン - Google Patents

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Abstract

【課題】平滑な塗装面に微妙な凹凸を有する吹き付け模様を容易に再現可能なスプレーガンを提供する。
【解決手段】内部混合方式により塗料及び圧縮空気を噴霧する塗料ノズル20と、この塗料ノズル20の周囲に設けられ、圧縮空気を噴霧するリング状スリット17eと、を備え、塗料ノズル20から噴霧される塗料及び圧縮空気を、更に外部混合方式でリング状スリット17eから噴霧される圧縮空気と混合させた状態で噴霧させることを特徴とする。好ましくは、塗料ノズル20は、内部に空気ノズル20bを備えており、塗料ノズル20の先端側内部で圧縮空気と塗料を混合させて噴霧する。好ましくは、ノズル本体10の先端にネジ締結される空気キャップ17を備え、この空気キャップ17に塗料ノズル20の先端部を挿入する挿入孔17dが形成され、この挿入孔17dの内径部と塗料ノズル20の外径部との隙間によりリング状スリット17eが形成される。
【選択図】図3

Description

本発明は、塗料を噴霧するスプレーガンに関するものである。
かかるスプレーガンは、例えば、自動車補修におけるチッピングコートの新車の吹き付け模様を再現するために用いられている。一般的に、スプレーガンには内部混合方式と外部混合方式とがある。図5及び図6に、各方式におけるスプレーガンの構造と吹き付け模様を示す。
図5(a)は内部混合方式のスプレーガンの主要部の構成を示し、(b)は吹き付け模様の断面図、(c)は吹き付け模様の平面図を示す。塗料ノズル1の内部に空気ノズル2が配置されている。空気ノズル2の外径部と塗料ノズル1の内径部の間に塗料の通路が形成されている。空気ノズル2の先端2aから圧縮空気を噴霧することで、塗料が吸い出され塗料ノズル1の先端側内部で圧縮空気と塗料が混合し、塗料ノズル1の先端1aから塗料と圧縮空気が噴霧される。内部混合方式のスプレーガンとしては、例えば、下記特許文献1にも開示されている。
図6(a)は外部混合方式のスプレーガンの主要部の構成を示し、(b)は吹き付け模様の断面図、(c)は吹き付け模様の平面図を示す。塗料ノズル1の先端1aの周囲には、リング状スリット3が形成され、圧縮空気が噴霧される。従って、塗料ノズル1から塗料が噴霧された直後に塗料と圧縮空気が混合した状態で噴霧される。外部混合方式のスプレーガンとしては、例えば、下記特許文献2にも開示されている。
特開平8−131906号公報 特開平8−215615号公報
内部混合方式のスプレーガンは、図5(b)(c)に示すように、高粘度塗料の場合、塗料を吸い出す力は強いが、吹き出した塗料が粒状に表れるという特性を有している。外部混合方式のスプレーガンは、図6(b)(c)に示すように、塗料を吸い出す力が弱く、塗料を霧化するという特性を有している。塗装を行う場合に、図5,図6に示すような吹き付け模様ではなく、図3(b)(c)に示すような吹き付け模様を再現したいという要望もある。この吹き付け模様は、平滑な塗装面に微妙な凹凸を有する模様であるが、かかる模様を従来構造のスプレーガンでは簡単に再現することが難しかった。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その課題は、平滑な塗装面に微妙な凹凸を有する吹き付け模様を容易に再現可能なスプレーガンを提供することである。
上記課題を解決するため本発明に係るスプレーガンは、
内部混合方式により塗料及び圧縮空気を噴霧する塗料ノズルと、
この塗料ノズルの周囲に設けられ、圧縮空気を噴霧するリング状スリットと、を備え、
塗料ノズルから噴霧される塗料及び圧縮空気を、更に外部混合方式でリング状スリットから噴霧される圧縮空気と混合させた状態で噴霧させることを特徴とするものである。
この構成によるスプレーガンの作用・効果を説明する。本発明に係るスプレーガンは、内部混合方式と外部混合方式をミックスした形態を有している。すなわち、塗料ノズルと、この塗料ノズルの周囲に設けられるリング状スリットを備えている。塗料ノズルは内部混合方式により、内部で圧縮空気と塗料を混合させてから噴霧させる。塗料ノズルから噴霧される圧縮空気と塗料は、更に、その外側にあるリング状スリットから噴霧される圧縮空気と混合される。内部混合方式によれば、塗料ノズルから噴霧される塗料は粒状であるが、塗料ノズルの更に外側から圧縮空気を噴霧することで、粒状の塗料をより細かな状態にすることができ、図3(b)(c)に示すような吹き付け模様を容易に形成することができる。
本発明において、前記塗料ノズルは、内部に空気ノズルを備えており、塗料ノズルの先端側内部で圧縮空気と塗料を混合させて噴霧することが好ましい。
塗料ノズルの内部に空気ノズルを備えていることで、空気ノズルから噴霧される圧縮空気により塗料を吸出し塗料ノズルの先端側の内部で圧縮空気と塗料を混合させてから噴霧させることができる。
本発明において、ノズル本体の先端にネジ締結される空気キャップを備え、この空気キャップに塗料ノズルの先端部を挿入する挿入孔が形成され、この挿入孔の内径部と塗料ノズルの外径部との隙間により前記リング状スリットが形成されることが好ましい。
空気キャップはノズル本体の先端にネジ締結され、その中心部には塗料ノズルの先端部を挿入する挿入孔が形成される。この挿入孔と塗料ノズルの間に形成されるリング状スリットから、圧縮空気を噴霧させることができる。すなわち、塗料ノズルから噴霧される圧縮空気と塗料に対して、更に、外側から圧縮空気を混合させることができる。これにより、塗料ノズルから噴霧される粒状の塗料を霧化する方向に作用させると共に、塗料ノズルから噴霧される塗料が四方八方に広がろうとするのを抑制し、塗装面に真っ直ぐに塗料を向かわせることができる。
本発明に係るスプレーガンの好適な実施形態を図面を用いて説明する。図1は、スプレーガンの外観構成を示す図である。
図1において、スプレーガンは全体的にピストル形状を有している。ノズル本体10の握り部下方に空気ニップル11が設けられ、空気量調整装置12により導入される空気量を調節できる。引き金13を引くことで、内部の空気弁を開けて塗料を噴霧させることができる。塗料噴出量調整装置14は、ノズル本体10内部にあるニードル弁の動きを加減して塗料の噴出量を調節することができる。パターン開き調整装置15は、塗料の塗り幅を調節するための装置である。
塗料ニップル16(実際は紙面の裏側にある)は、塗料をノズル本体内に供給するためのものであり、不図示の塗料容器と接続される。ノズル本体10の先端には空気キャップ17が設けられ、締め付けリング18によりネジ締結される。
図2は、ノズル本体10の先端部10aの構成を示す分解斜視図である。先端部10aには、塗料ノズル20が設けられており、その先端部20aから塗料と圧縮空気の混合物が噴霧される。塗料ノズル20の周囲にはリング状の平面部21が形成され、その平面部21に空気孔19が形成されている。
空気キャップ17には、点対称的に一対の突出部17bが設けられており、この突出部17bの内径側には空気孔17cが設けられている。ノズル本体10の空気孔19から噴出された圧縮空気は、この空気孔17cから半径内側方向に向けて噴出される。空気キャップ17を先端部10aに締結した時に、平面部21と空気キャップ17の裏面側には空気通路が形成された状態で結合されるので、この空気通路を通って空気孔17cから圧縮空気が噴霧される。空気キャップ17の中心部には挿入孔17dが形成され、塗料ノズル20の先端部20aが挿入される。
締め付けリング18は、その内部に雌ねじが形成され、ノズル本体10の先端部10aに形成された雄ねじ10bに螺合する。締め付けリング18により、空気キャップ17を締結した時、挿入孔17dの内径部と、塗料ノズル20の先端部20aの周囲との間にリング状スリット17e(図3参照)が形成され、このスリットからも空気孔19を介して送り込まれた圧縮空気が噴出される。
図3は、スプレーガンの主要部の構造と吹き付け模様を示す図である。図3(a)は主要部の断面構造を示し、(b)は吹き付け模様の断面図、(c)は吹き付け模様の平面図を示す。塗料ノズル20は、その内部に空気ノズル20bを備えている。空気ノズル20bは、引き金13と連動しており、引き金13を引くことで空気ノズル20bが後退(図3の左側に移動)し、空気ノズル20bの先端から圧縮空気が噴霧される。空気ノズル20bから圧縮空気が噴霧されると、負圧が発生し塗料が吸い出される。塗料ノズル20の先端側内部において、空気ノズル20bの先端外側の空間は、混合室として機能し、圧縮空気と塗料が混合し、塗料ノズル20の先端部20aからは、圧縮空気と塗料の混合物が噴霧される。すなわち、塗料ノズル20からは内部混合方式により塗料が噴霧される。
また、塗料ノズル20の先端部20aの周囲にはリング状スリット17eが形成されており、このリング状スリット17eからも圧縮空気が噴霧される。従って、塗料ノズル20から噴霧された塗料は、再び圧縮空気と混合され、この混合方式は外部混合方式である。従って、本発明に係るスプレーガンは、内部混合方式と外部混合方式を組み合わせたハイブリッド方式である。このハイブリッド方式による吹き付け模様を図3(b)(c)に示している。高粘度の塗料の場合、内部混合方式だと、吸い出した塗料が粒状になり、平滑な塗装面に微妙な凹凸を有する吹き付け模を形成することは難しいが、ハイブリッド方式によれば微妙な凹凸を有する吹き付け模様を容易に再現することができる。
中粘度や低粘度の塗料の場合は、内部混合方式のスプレーガンでもある程度の霧化をすることができるが、本発明の構造によれば、高粘度の塗料においても容易に微妙な凹凸を形成できる点が特に優れている。
外部混合方式の場合は、塗料が霧化するため、塗装面に凹凸を形成することが難しい。ハイブリッド方式によれば、塗料ノズル20から噴霧した粒状の塗料を外部混合方式により、ある程度、霧化させることができるため、微妙な凹凸を塗装面に形成できるようになる。
また、空気キャップ17に設けられた一対の空気孔17cからも圧縮空気が噴霧され、塗料ノズル20から噴霧される圧縮空気と塗料の噴霧形状を整えることができる。通常は、塗料ノズル20から噴霧される形状は断面円形であるが、これを楕円状に整えることもできる。噴霧形状は、パターン開き調整装置15を調整することで形状を制御することができる。
図4は、内部混合方式とハイブリッド方式を比較して示す図である。内部混合方式の場合は、狭い塗料ノズル20の先端部20aから噴霧された塗料は、四方八方に広がろうとする特性がある。従って、図4(a)に示すように、吹き付け距離Lをあまり長くすることができない。
一方、本発明によるハイブリッド方式の場合は、四方八方に広がろうとする塗料をリング状スリット17eから噴霧する圧縮空気により押えることができ、塗料が広がらずに塗装面に向かわせることができる。従って、図4(b)に示すように、吹き付け距離Lを長くすることができ、塗着効率が向上する。また、塗料自体が塗装面に向かってより遠くへ飛ぶことができ、離れた場所や手の入りにくい場所への塗装も可能になる。
本発明に係るスプレーガンは、図3(b)(c)に示すような吹き付け模様を形成することができるが、図5(b)(c)や図6(b)(c)に示すような吹き付け模様を形成することもできる。これは、空気量や塗料を調節することで、吹き付け模様を制御することができる。
<別実施形態>
本発明において使用される塗料については、特定の種類の塗料に限定されるものではない。すなわち、低粘度・中粘度・高粘度のいずれの塗料についても適用できるものである。
本実施形態において、塗料ノズル20は中心に空気ノズルが設けられ、その周囲に塗料の通路が形成されているが、圧縮空気と塗料の通路を逆にしてもよい。
本実施形態にかかるスプレーガンの外観構成を示す図 ノズル本体の先端部の構成を示す分解斜視図 本発明に係るスプレーガンの主要部の構造と吹き付け模様を示す図 内部混合方式とハイブリッド方式を比較して示す図 内部混合方式のスプレーガンの構造と吹き付け模様を示す図 外部混合方式のスプレーガンの構造と吹き付け模様を示す図
符号の説明
10 ノズル本体
10a 先端部
17 空気キャップ
17d 挿入孔
17e リング状スリット
18 締め付けリング
19 空気孔
20 塗料ノズル
20a 先端部
20b 空気ノズル

Claims (3)

  1. 内部混合方式により塗料及び圧縮空気を噴霧する塗料ノズルと、
    この塗料ノズルの周囲に設けられ、圧縮空気を噴霧するリング状スリットと、を備え、
    塗料ノズルから噴霧される塗料及び圧縮空気を、更に外部混合方式でリング状スリットから噴霧される圧縮空気と混合させた状態で噴霧させることを特徴とするスプレーガン。
  2. 前記塗料ノズルは、内部に空気ノズルを備えており、塗料ノズルの先端側内部で圧縮空気と塗料を混合させて噴霧することを特徴とする請求項1に記載のスプレーガン。
  3. ノズル本体の先端にネジ締結される空気キャップを備え、この空気キャップに塗料ノズルの先端部を挿入する挿入孔が形成され、この挿入孔の内径部と塗料ノズルの外径部との隙間により前記リング状スリットが形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載のスプレーガン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100893340B1 (ko) 2008-09-29 2009-04-14 주식회사 서울산업 철강제품용 방청유 분무장치
KR102291519B1 (ko) * 2021-03-03 2021-08-20 미도산업개발(주) 미끄럼방지 도료 분사 장치와 이에 사용되는 미끄럼방지 도료 및 이를 이용한 미끄럼방지 피복층 도로포장 시공공법

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