JPH0356792B2 - - Google Patents

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JPH0356792B2
JPH0356792B2 JP58045342A JP4534283A JPH0356792B2 JP H0356792 B2 JPH0356792 B2 JP H0356792B2 JP 58045342 A JP58045342 A JP 58045342A JP 4534283 A JP4534283 A JP 4534283A JP H0356792 B2 JPH0356792 B2 JP H0356792B2
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air cap
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spray
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B5/00—Electrostatic spraying apparatus; Spraying apparatus with means for charging the spray electrically; Apparatus for spraying liquids or other fluent materials by other electric means
    • B05B5/025—Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns
    • B05B5/03—Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns characterised by the use of gas, e.g. electrostatically assisted pneumatic spraying
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B15/00—Details of spraying plant or spraying apparatus not otherwise provided for; Accessories
    • B05B15/60—Arrangements for mounting, supporting or holding spraying apparatus
    • B05B15/65—Mounting arrangements for fluid connection of the spraying apparatus or its outlets to flow conduits
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
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    • B05B7/00—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
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    • B05B7/0807—Spray pistols; Apparatus for discharge with separate outlet orifices, e.g. to form parallel jets, i.e. the axis of the jets being parallel, to form intersecting jets, i.e. the axis of the jets converging but not necessarily intersecting at a point to form intersecting jets
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    • B05B7/062—Spray pistols; Apparatus for discharge with at least one outlet orifice surrounding another approximately in the same plane with only one liquid outlet and at least one gas outlet
    • B05B7/066—Spray pistols; Apparatus for discharge with at least one outlet orifice surrounding another approximately in the same plane with only one liquid outlet and at least one gas outlet with an inner liquid outlet surrounded by at least one annular gas outlet
    • B05B7/067—Spray pistols; Apparatus for discharge with at least one outlet orifice surrounding another approximately in the same plane with only one liquid outlet and at least one gas outlet with an inner liquid outlet surrounded by at least one annular gas outlet the liquid outlet being annular

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  • Nozzles (AREA)
  • Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は静電塗装装置に関しそして特に静電ス
プレーガンのための改良されたノズル組立体に関
する。さらに詳細には、本発明の譲受人に共に譲
渡されているハスチングス（Hastings）等の米
国特許第3747850号（1973年７月24日付）または
同第4273293号に開示されているがごとき静電ス
プレーガンのための外部空気霧化ノズル組立体に
関する。
従来の静電塗装装置においては、ペイント、ワ
ニス、ラツカーなどの液体塗料はスプレーガンの
銃身を通つて該銃身の前端部分に対向内孔内にそ
の後端が螺合されている流体ノズル内に送り込ま
れそして該ノズルの前端のノズル先端部内の小径
内径を貫通してそこから発射される。ノズルの前
方端は１つのエヤーキヤツプで包囲されておりそ
して該エヤーキヤツプは該ノズル先端のまわりに
１つの環状空気通路を画定するようにノズル先端
を取囲む１つの中央内孔を有する。この環状通路
から噴出する空気はノズルの塗料オリフイスから
出射される塗料流と衝突して少なくとも粗大に該
塗料流を噴霧化する。この塗料流をさらに微細に
霧化するためあるいは塗料流を制御するためにエ
ヤーキヤツプ内には付加的な複数の開口ないしは
出口が、さらにまたそのエヤーキヤツプの１対の
対向ホーン内には１対の扇風口すなわちフアン成
形開口が設けられていることもある。引き金によ
り作動される弁が霧化空気通路を通過する空気流
を制御し、そして手動調節可能な弁がノズルのホ
ーンから噴出する空気量を、そして噴霧スプレー
が形成する“フアン”の度合を制御する。かかる
装置を開示した特許としては米国特許第1655254、
同2101175、同2138300、同3672569、同3747850号
の各明細書が一般にあげられる。
このような装置においては、エヤーキヤツプ内
の中央内孔の壁と流体ノズル先端の外径とによつ
て画定される環状空気通路をノズルの塗料オリフ
イスと正確に同心的に心合させることが極度に重
要となる。もしこの心合わせに１インチ（約2.54
cm）の千分の１またはこのていどのわずかな狂い
が生じると、塗料は均一的に噴霧化されなくなり
そしてスプレーから噴射されるスプレー形状は歪
んで悪化する。従来においては、流体噴出ノズル
先端はノズルから隔てられたその後方端部におい
て支持されていたのが通例であつたからして、そ
の中央内孔の中にノズル先端（チツプ）を正確に
アライメントすることは非常に困難であつた。こ
のことは特にそのノズル組立体が非導電性材料た
とえばプラスチツクのような材料でつくられてい
る場合に言える。なぜならば、同心性を達成する
のに必要な許容誤差範囲内でプラスチツク部分を
製造することには特別な困難があるからである。
流体材料の噴霧化の制御およびスプレーガンか
ら噴射されるスプレーの形状の制御についての問
題はそのスプレーガンを通過する材料の流速の低
下と共に増大する。すなわち、流体ノズル先端を
囲む環状空気通路のきわめて微少な変動でもその
スプレーガンから噴射されるスプレーパターンの
形状に非常に甚大な影響を及ぼすことが知られて
いる。
ハスチングス等の米国特許第4273293号明細書
には、噴霧制御および静電エヤースプレーガンか
ら噴射されるスプレーパターンの形状制御に関す
る問題の１つの解決法が開示されている。この解
決法は内孔の円周に等間隔で離隔された軸方向に
心合された多数の穴を機械加工により設けそして
これらの穴を該内孔と交差せしめてそれら穴の間
に寸法一様な、円周方向に離隔された多数のリブ
を形成させるものである。これらリブはノズルの
先端の周面と係合可能である。しかして、上記の
多数の穴によつてノズル先端のまわりにエヤーキ
ヤツプの中央内孔を正確に位置ぎめしそして上記
リブとノズル先端の周面との係合によつてノズル
の中心軸とエヤーキヤツプ内孔の中心軸とを心合
させようとするものである。この解決法にはしか
し次のような難点がある。すなわち、所望の同心
性を達成しうるようにそのような多数の穴とリブ
とを機械加工により精密に形成することが非常に
困難であり且つ高価につくことである。しかも、
穴と穴との間に存在するリブのために空気流路を
通る空気流速が低下されて多くの用途に対して十
分な空気流を得ることが困難となる。
したがつて、本発明の目的は上記した米国特許
第4273293号に開示された形成の静電スプレーガ
ンのために使用でき、実質により安価な製造コス
トで流体ノズルチツプの最先端の塗料用オリフイ
スとエヤーキヤツプ内の噴霧開口との間に向上さ
れた相対的同心性を有する噴霧ノズルを提供する
ことである。
本発明のいま１つの目的は特に経済的により安
価な非導通性材料でつくられたノズル組立体にお
いて塗料スプレーパターンの向上された制御と均
一性を達成することである。
本発明のさらにいま１つの目的は、頑丈な構造
であり且つ製造が比較的簡単であつて、しかもノ
ズル先端とエヤーキヤツプ内孔との間に空気流を
制限するようなリブを設けることなしに該エヤー
キヤツプの中央内孔内部に正確にノズルが心合さ
れ、しかしてスプレーパターンの一様性と微細噴
霧化とが達成される静電スプレーガンのための安
価なノズル組立体を提供することである。
これらの目的および本発明の他の目的は空気霧
化ノズル組立体のノズルを囲む寸法一様で均等離
隔された環状ガス流路を形成するよう互に協働す
る１つのノズルと１つのエヤーキヤツプとを包含
する静電スプレーガンのための改良されたノズル
組立体を提供することによつて達成される。この
環状流路を通るガス流は流体ノズルチツプから射
出される塗料に向つて対称的に収束して塗料流を
一様且つ微細に噴霧化されたパターンに変える。
本発明のノズル組立体はノズルがプラスチツツ材
料からつくられた場合でも一様的なスプレーパタ
ーンを与える。
本発明の好ましい実施形態によれば、ノズルは
その後方端において静電スプレーガンの銃身の前
方端内の対向内孔内に螺合される。そして該ノズ
ルは塗料の通る内孔を有する。該ノズルの前方端
にはノズル周面上に形成された１つのナツトまた
は複数の平面が、ノズル後端の銃身前端対向内孔
内への螺合を助成するために設けられている。エ
ヤーキヤツプは該ノズル前方端を包囲しそして１
つの中央内孔を有し、この中央内孔を通してガス
たとえば空気が塗料を噴霧化するために放射され
る。この本発明の実施例によれば、ノズル前端の
ナツトまたは該ナツトに隣接する円筒形部分はそ
の周面に形成された精密に切削加工された面を有
し、この面がエヤーキヤツプの内孔の精密に削除
加工された面とプレス嵌めの関係で係合可能であ
る。ノズル先端すなわちノズルチツプはこれによ
つてその後端においては銃身によつて支持されそ
してその前方端すなわちノズルチツプの部分にお
いてはノズルの精密加工された外径部分とエヤー
キヤツプの精密加工された内径部分とのプレス嵌
め係合によつて支持される。かくして、そのエヤ
ーキヤツプとノズルとはノズル先端のまわりに一
様寸法の環状流路を形成するよう協働し、これに
よつて該ノズル先端のまわりに一様な噴霧空気流
パターンが生起される。
以下、本発明を添付図面を参照しながらさらに
詳細に説明する。
第１図に示した銃１０は空気作動式静電スプレ
ーガンであり、液流体に空気流を衝突させてその
液体流の噴霧化を行なうものである。本発明は空
気スプレーガンに適用した実施例に基いて説明す
るが、しかし本発明は全く同様にあらゆるタイプ
の静電スプレーガンまたはスプレー装置に一般的
に適用しうるものであることを理解されたい。
第１図に想像線で全体を示唆したスプレーガン
１０は本明細書中に引用したハスチングス等の米
国特許第3747850に詳細に記載されているもので
ある。本明細書中においてはしたがつて本発明の
適用例を説明する目的についてのみそのスプレー
ガンを概略的に記載する。その構造および動作の
詳細については上記特許明細書を参照されたい。
該スプレーガン１０は導電性金属のハンドル組
立体１１、電気絶縁性の銃身組立体１２、絶縁性
ノズル組立体１３とを含む。ペイントまたは被覆
材料、ワニス、ラツカー等のその他塗装材料（以
下一般に塗料という）は外部の溜めまたはタンク
（図示せず）から塗料通路１４を通じて供給され
る。電気エネルギーの高圧源が外部の電力源（不
図示）からケーブル１５によつてスプレーガンに
供給される。
ハンドル組立体１１は一般に金属鋳物からつく
られそして空気入口１６、引き金によつて作動さ
れる内部空気流制御弁１７および該弁１７を通る
空気の流れを制御するための引き金１８を含む。
さらに、銃ハンドル内には調節可能な空気弁２０
が存在しそのスプレーガンから噴射されるスプレ
ーの形状すなわち“フアン”を制御するために使
用される。
空気入口１６はハンドル１１内のほぼ垂直な空
気通路に開口している。該垂直空気通路は空気流
制御弁１７を介して銃身１２を貫通する１対の内
部通路２２，２４と連通しておりそして銃身１２
の前方端において終端している（第５図）。通路
２２は噴霧化用空気（霧化空気ともいう）を提供
し、通路２４はフアン成形空気を提供する。通路
２２，２４を通る空気の流れは引金作動される空
気制御弁１７によつて制御されるが、通路２４を
通るフアン空気の流れは更にフアン制御弁２０に
よつて制御される。
第２図および第５図を参照すると、ノズル組立
体１３が示されており、このノズル組立体は非導
電性材料によつてつくられている。このノズル組
立体はノズル２６を有し、該ノズル２６はその後
端部２８にねじ山が切られており、銃身１２の前
端部内の対向内孔３０の中に螺合されている。ノ
ズル２６は６本の円周方向に互に離隔されて軸方
向にのびている道路３２を有し、これらの軸方向
通路は対向内孔３０の後端内に開口している。一
方、その対向内孔後端は空気通路２２と連通して
おり、通路２２を通る霧化空気はノズル内の上記
軸方向通路３２に入りそしてこれを通つてノズル
２６の前方端３４を包囲している内部チヤンバー
３３の中に入り込むことができる。ノズル２６は
また銃身１２内の塗料流路３６と連通している中
央軸方向通路３５を有し、タンクまたは溜めから
通路１４（第１図）を介して液体または流体を供
給するための通路を提供している。
ノズルの先行端部３４は全体的にテーパされて
おり、前方に向つて先細りとなつていて小口径オ
リフイス４０を持つノズル先端３８で終端してい
る。塗料は小径のオリフイス４０から射出され
る。ノズルのテーパ領域３４のすぐ後方にはノズ
ル周面上に六角ナツト６０が形成されている。こ
のナツトはノズルのねじ山つき後部２８を銃身１
２のねじ山つき対向内孔３０の中に螺合するのに
便宜を与える。第２図および７図にみられるよう
に六角ナツト６０の６つの平面６１は面が交差す
る角部６２が丸く削られている。すなわち角部は
アールがつけられている。後に更に詳細に記載す
るように、これらのアールをつけられた面６２は
エヤーキヤツプのプレス嵌め内径面と係合可能な
ノズル２６の前端部上のプレス嵌め面として役立
つ。エヤーキヤツプのプレス嵌め内径面と係合可
能なノズル前端部上のプレス嵌め面としては、ナ
ツトの丸められた角部６２の代りに、ノズルの円
筒形部分６３を役立てることもできる。この円筒
形部分６３はアールをつけられた角部６２と同一
の半径Ｒを持つ。この円筒形部分６３にアールを
つけられた角部６２と同じプレス嵌め機能を持た
せてもよいし、また丸められた角部６２のプレス
嵌め機能を補完する働きをさせてもよい。
ノズルの中心線上には塗料イオン化電極または
アンテナ４２が設けられている。このイオン化電
極４２は非導電性ホルダー４４によつて通路３５
内の位置に保持されている（第７図参照）。電極
４２はノズル先端のオリフイス４０から前方に突
出している。この電極４２は適当な電力源から電
力が供給される。電力は一般にケーブル１５を介
してスプレーガンに接続された電源函から供給さ
れる。ケーブル１５は絶縁ケーブル４６およびス
プリング４８を介して電極４２に接続されてい
る。
ノズル２６の先端部３４はエヤーキヤツプ５０
によつて包囲されている。このエヤーキヤツプ５
０は中央内孔５２を有し、ノズル先端３８が該内
孔５２を通つてのびている。エヤーキヤツプはさ
らに内孔５２の反対側に位置する１対のフアン制
御開口５４、２対のリセス状微噴霧化開口５６お
よび２対の開口５８を有している。２個のフアン
制御開口５４は中央内孔５２の相対する両側に配
置されている。開口５８は各エヤーホーン５９に
各１対ずつ設けられている。さらに第５図と６図
を参照して明らかなように、中央内孔５２の面は
その内側にあるノズル先端３８の面から離隔され
ており、２つの面の間には環状空気流路６４が形
成されている。この環状空気通路６４は内部空気
チヤンバー３３に開口しており、チヤンバー３３
に流入した空気は該環状通路６４を通つて出て行
く。
エヤーキヤツプ５０の上記空気チヤンバー３３
内には内向きのフランジ６５がのびている。この
フランジはノズルの円筒形領域６３の外径と同じ
かあるいはやや小さい内径Ｄを有する。すなわ
ち、フランジ内径Ｄはノズルのナツト領域６０の
丸められた角部６２間の直径距離と実質的に等し
く、組立てられた時に該フランジ６５がノズル２
６のナツト領域６０および／または円筒形領域６
３の上にプレス嵌めされるようになつている。
このプレス嵌めによつてエヤーキヤツプ５０を
ノズル上に同心的に、すなわちエヤーキヤツプ内
孔５２の軸線がほぼ完全にノズル２６の軸線およ
びノズルオリフイス４６の軸線と心合された状態
で装着することが可能となる。したがつて２つの
プレス嵌め合い面はノズルのアライメントを達成
させ、塗料オリフイス４０の中心軸を中央内孔５
２の中心軸と合致させる。この流体噴射ノズルと
エヤーキヤツプとの協働によつてノズル先端のま
わりに均一的にそれから離隔された１つの環状空
気通路６４が与えられ、これによつて一様な噴霧
空気流パターンが生起されることとなる。
この協働効果は従来技術によるノズル組立体を
示した第３Ａ図および３Ｂ図を参照することによ
つて一層よく理解されるであろう。まず第３Ａ図
を見ると、従来技術のノズル７２の場合、そのノ
ズル端７０はエヤーキヤツプ７６の中央孔７４を
貫通してのびる。中央内孔７４の直径はノズル端
７０の外径よりも大きく、これによつて該ノズル
のまわりに１つの環状空気通路が形成される。し
かしながら、この従来技術の場合では、ノズル７
２はノズル先端７０から遠く離れた地点で支持さ
れている。製造時の不正確さと寸法不安定性の故
に、中央内孔７４とノズル先端７０とのアライメ
ントが保証されないことは明らかであり、一様な
環状空気通路は与えられないであろう。すなわ
ち、第３Ｂ図に例示するような中央内孔とノズル
とのミスアライメントが生じ、その結果ノズルの
まわりに形成される空気通路７４は同心性を欠い
たものとなりそしてノズルから出る塗料は一様的
には噴霧化されなくなる。これに対し、本発明の
ノズル組立体の場合には、第６図から最もよく理
解されるようにエヤーキヤツプ５０とノズル先端
３８との協働によつてノズルのまわりには一様な
寸法の空気流路６４が与えられる。
さらに、別の従来技術によるノズル組立体の例
が第４Ａ図と４Ｂ図とに示されている。この組立
体の場合には、円周方向に互いに離隔した多数の
穴８０が、それらの穴に軸線が中央内孔５２の軸
線とアライメントされてエヤーキヤツプ５０内に
機械加工によつて形成されている。これらの穴８
０は中央内孔５２の円周と交わる。そして半径方
向にのびるリブ８４によつて相互間が離隔された
一組の円周方向に離隔配列された空気流路が形成
される。ノズル先端部２６は中央内孔５２を貫通
しそしてリブ８４がその外径と係合する。この従
来技術の構成においては、リブ８４がノズルをア
ライメントする働きをし、オリフイス４０の中心
軸線を中央内孔５２の中心軸線と合致させる。こ
の公知構造の難点は多数の穴８０を機械加工する
のが困難且つ高価につくこと、およびリブ８４が
オリフイス４０から出る塗料流に衝突する前のチ
ヤンバー３３から流出する空気の流れを部分的に
妨害することである。
本発明によれば前述のごとくエヤーキヤツプ５
０の内径上とノズル２６の前端部の外径上との各
プレス嵌め面が互にプレス嵌め係合してノズル先
端３８のまわりに一様な同心的空気流路６４を与
える。本発明によるこの構成の第４Ａ図および４
Ｂ図に示した従来技術の構成と比較した利点は、
製造コストが安価であること、工業的規模で生産
された場合に組合わせられた部品間により良好な
心合性が保持されること、およびノズル先端を囲
む空気流路を部分的にも妨害することがないこと
である。
エヤーキヤツプ５０は環状の止めリング６６に
よつてスプレーガン１０に取りつけられる。この
止め輪６６も非導電性のプラスチツク材料からつ
くることができる。止め輪６６はその一端部に銃
身１２のねじ山つき部分上に螺合するねじ山を有
しそして他端部に環状唇部６７を有する。この止
め輪６６は非常に頑丈であるが、しかしエヤーキ
ヤツプ５０とスナツプ嵌め係合するのに十分な可
撓性を有している。スナツプ嵌めされた時には、
唇部６７がエヤーキヤツプ５０の外面上のリング
６８と係合し、エヤーキヤツプは確実にその位置
に保持されると共に内部空気が外部大気中へ逃げ
ないよう密封される。
以上、本発明を１つの好ましい実施例に基いて
説明したが、本発明の範囲内で他の多くの実施例
が可能であることは明らかであろう。また、本発
明を静電スプレーに関連して説明したが、本発明
が一般に各種のスプレー装置に等しく適用しうる
ことを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明のノズル組立体（実線で図示）
を組み込んだ手動作動される静電エヤースプレー
ガン（想像線で図示）の側面図である。第２図は
本発明のノズル組立体の一部破断した、部分的に
展開した斜視図である。第３Ａ図は従来技術によ
るノズルを示す部分展開斜視図である。第３Ｂ図
は第３Ａ図に示した公知ノズルの端面図である。
第４Ａ図はいま１つ従来技術によるノズルを示す
断面図である。第４Ｂ図はその端面図である。第
５図は本発明のノズル組立体の軸方向断面図であ
る。第６図は第５図の線６−６に沿つて取つた端
面図である。第７図は第５図の線７−７に沿つて
切断して取つた断面図である。 〔主要部分の符号の説明〕 １０……静電スプレーガン、１３……ノズル組
立体、２６……ノズル、２２……霧化空気通路、
３６……塗料通路、３５……ノズルの中央軸方向
通路、６０……六角ナツト、５０……エヤーキヤ
ツプ、６２……ノズル前端上のプレス嵌め面、４
２……イオン化電極、４０……オリフイス、５２
……エヤーキヤツプの中央内孔、６４……環状空
気通路、６３……ノズルの円筒形部分、３３……
エヤーチヤンバー、６６……止め輪。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １ 加圧塗料源から供給される液体塗料で物品を
    塗装するための装置であつて、該液体塗料は圧力
    印加されている液体塗料の中心流に、該中心流を
    包囲する加圧ガス流を衝突させることによつて形
    成された噴霧の形態で塗料スプレー装置から噴射
    されるようになつておりそして被塗装物品は該ス
    プレー装置から離隔されている塗装装置におい
    て、 加圧されている液体塗料源と、 加圧噴霧化ガス源と、 該加圧液体塗料源と連結されるように装置内に
    配置された流れ制御手段を具備した１つの液体流
    路と、該加圧噴霧化ガス源と連結されるように装
    置内に配置された１つのガス通路とを有するスプ
    レー装置と、 非導電性プラスチツク材料で構成されている塗
    装用噴霧ノズル組立体とを包含し、該噴射ノズル
    組立体は、 上記液体通路と連通する１つの流路と、それを
    通つて該液体塗料が１つの中心流をなして噴出さ
    れるノズル先端部と、後端に形成されたねじ山
    と、前端に形成されたナツトと、該後端と該前端
    の中間部に形成され大径中間部とが一体に形成さ
    れた１部品ノズルと、 上記噴霧化ガス通路と連通しており、それを通
    じてガスが噴出されて上記ノズルの該ノズル先端
    部から噴出された液体塗料の中心流に該ガスが衝
    突し、そしてそれを噴霧化するエヤーキヤツプと
    を有し、 該１部品ノズルは、ねじ山が該スプレー装置の
    ねじ山形成部分と螺合し、該大径中間部が、該ス
    プレー装置の内側と係合し、該ナツトが該エヤー
    キヤツプの内径部分と締まり嵌めされており、 該噴霧化ガスは該ノズル先端部を包囲し、かつ
    該ノズル先端部の外表面と該エヤーキヤツプの内
    孔面とによつて形成された一様な寸法の環状オリ
    フイスから噴射され、 該エヤーキヤツプは上記スプレー装置によつて
    支持されており、そして該エヤーキヤツプの内径
    部分と該ナツトとの締まり嵌め係合によつて該ノ
    ズルに関して位置ぎめされ、しかして該ノズルの
    先端部の中心軸線が該エヤーキヤツプ内孔面の軸
    線上に確実に心合されて該ノズル先端部のまわり
    には一様な噴霧化ガス流が生起されて、これによ
    つて該ノズル先端部から噴出された塗料の微細に
    噴霧化された一様なスプレーパターンが形成され
    ることを特徴とする液体塗料による塗装用装置。 ２ 該ナツトは、上記エヤーキヤツプの内径部分
    と上記締まり嵌めされる外径部分を少なくとも部
    分的に該ナツト上に配置されていることを特徴と
    する特許請求の範囲第１項に記載の装置。 ３ 該ノズルがその前端に形成された円筒形部分
    を有し、該円筒形部分が上記エヤーキヤツプの内
    径部分と締まり嵌めされることを特徴とする特許
    請求の範囲第１項に記載の装置。 ４ 該スプレー装置が１つの静電噴射銃でありそ
    して該ノズル組立体は該ノズル先端部から前方に
    突出するイオン化電極を含むことを特徴とする特
    許請求の範囲第１項に記載の装置。 ５ 前記ノズル先端部の前端が前記エヤーキヤツ
    プの外表面の前方に突出していることを特徴とす
    る特許請求の範囲第１項に記載の装置。 ６ 該エヤーキヤツプは、さらに該スプレー装置
    を介して噴霧化ガス源と連通するフアン成形開口
    と、塗料を帯電するための該ノズル先端部から突
    出した手段とを包含し、該フアン成形開口は該エ
    ヤーキヤツプと該ノズルとの各面を互いに合致さ
    せることにより該噴霧化ガス環状オリフイスから
    密閉されることを特徴とする特許請求の範囲第１
    項に記載の装置。 ７ 該エヤーキヤツプは止め輪によつて該スプレ
    ー装置上に支持されており、該止め輪は該スプレ
    ー装置の前端上に螺合されることを特徴とする特
    許請求の範囲第１項に記載の装置。 ８ 該止め輪は該エヤーキヤツプの外方にのびる
    フランジ上にスナツプ嵌めされる内方にのびるフ
    ランジを有していることを特徴とする特許請求の
    範囲第７項に記載の装置。 ９ 加圧塗料源から供給される液体塗料で物品を
    塗装するための装置であつて、該液体塗料は圧力
    印加されている液体塗料の中心流に、該中心流を
    包囲する加圧噴霧化ガス流を衝突させることによ
    つて形成された噴霧の形態で塗料スプレー装置か
    ら噴射されるようになつており、そして被塗装物
    品は該スプレー装置から離隔されている塗装装置
    に使用するための塗装用霧化ノズル組立体におい
    て、該霧化ノズル組立体が、非導電性プラスチツ
    ク材料から構成された１部品ノズルと１つのエヤ
    ーキヤツプとを包含し、 該ノズルはその後端部において上記スプレー装
    置に連結されるようになつており、そして１つの
    ノズル先端部および該ノズルと該ノズル先端部と
    を貫通してのびる１つの流路と、前端に形成され
    たエヤーキヤツプの内径部分と締まり嵌めされる
    ナツトと、該スプレー装置の胴の前端に係合する
    大径中間部とを有し、該流路は該液体塗料が１つ
    の中心流をなしてそれを通つて噴射される出口オ
    リフイスで終端しており、該後端においてねじ山
    が形成されていて、該スプレー装置のねじ山形成
    部分内に螺合されており、 エヤーキヤツプは該噴霧化ガス通路と連通して
    いる１つのチヤンバーと、該チヤンバーと連通し
    ている１つの軸方向内孔とを有し、 該エヤーキヤツプは該ノズル先端部の外面と該
    エヤーキヤツプの軸方向内孔の内面とが両面の間
    に一様な寸法の環状オリフイスを形成するように
    該ノズルの少なくとも前端上に配置されており、 該エヤーキヤツプは該スプレー装置によつて支
    持されるようになつていて、該エヤーキヤツプの
    内径部分と該ノズルの該ナツトとの締まり嵌め係
    合によつて該ノズルに関して位置ぎめされて該ノ
    ズル先端部の中心軸線が該エヤーキヤツプ軸方向
    内孔の軸上に確実に心合され、該ノズル先端部の
    まわりに該液体塗料中心流に衝突し、そして該液
    体塗料の微細に噴霧化された一様なスプレーパタ
    ーンを生じさせる一様な噴霧化ガス流が生起され
    るようになつていることを特徴とするノズル組立
    体。 １０ 該ナツトは、上記エヤーキヤツプの内径部
    分と上記締まり嵌めされる外径部分を少なくとも
    部分的に該ナツト上に配置されていることを特徴
    とする特許請求の範囲第９項に記載のノズル組立
    体。 １１ 該ノズルがその前端に形成された円筒形部
    分を有し、該円筒形部分が上記エヤーキヤツプの
    内径部分と締まり嵌めされることを特徴とする特
    許請求の範囲第９項に記載のノズル組立体。 １２ 該ノズル組立体は該ノズル先端部から突出
    するイオン化電極を包含していることを特徴とす
    る特許請求の範囲第９項に記載のノズル組立体。 １３ 該ノズル先端部の前方端は該エヤーキヤツ
    プ外面より前方に突出していることを特徴とする
    特許請求の範囲第９項に記載のノズル組立体。 １４ 該エヤーキヤツプがさらにフアン成形開口
    および塗料を帯電させるための該ノズル先端部か
    ら突出した手段とを包含し、該フアン成形開口は
    該エヤーキヤツプと該ノズルとの各面を互いに合
    致させることによつて該噴霧化ガス環状オリフイ
    スから密閉されることを特徴とする特許請求の範
    囲第９項に記載のノズル組立体。 １５ 該エヤーキヤツプが止め輪によつてスプレ
    ー装置上に支持されるようになつており、該止め
    輪は該スプレー装置の前端上に螺合されるように
    作られていることを特徴とする特許請求の範囲第
    ９項に記載のノズル組立体。 １６ 該止め輪は該エヤーキヤツプの外方にのび
    るフランジ上にスナツプ嵌めされる内方にのびる
    フランジを有していることを特徴とする特許請求
    の範囲第１５項に記載のノズル組立体。 １７ 加圧塗料源から供給される液体塗料で物品
    を塗装するための装置であつて、該液体塗料は圧
    力印加されている液体塗料の中心流に、該中心流
    を包囲する加圧噴霧化ガス流を衝突させることに
    よつて形成された噴霧の形態で塗料スプレー装置
    から噴射され、そして被塗装物品は該スプレー装
    置から離隔されている塗装装置に使用するための
    塗装用霧化ノズル組立体において、該霧化ノズル
    組立体が、 非導電性プラスチツク材料から構成された１部
    品ノズルと１つのエヤーキヤツプとを包含し、 該ノズルはその後端部において上記スプレー装
    置に連結されるようになつており、そして１つの
    ノズル先端部および該ノズルと該ノズル先端部と
    を貫通してのびる１つの流路と、前端に形成され
    エヤーキヤツプの内径部分と締まり嵌めされるナ
    ツトと、該スプレー装置の胴の前端に係合する大
    形中間部とを有し、該流路は該液体塗料が１つの
    中心流をなしてそれを通つて噴射される出口オリ
    フイスで終端しており、該後端においてねじ山が
    形成されていて該スプレー装置のねじ山形成部分
    内に螺合されており、 エヤーキヤツプは該噴霧化ガス通路と連通して
    いる１つのチヤンバーと、該チヤンバーと連通し
    ている１つの軸方向内孔とを有し、 該エヤーキヤツプは該ノズル先端部の外面と該
    エヤーキヤツプの軸方向内孔の内面とが両面の間
    に１つの環状オリフイスを形成するよう該ノズル
    の少なくとも前端部上に配置されており、 該エヤーキヤツプは該スプレー装置によつて支
    持されるようになつていて、該エヤーキヤツプの
    内径部分と該ノズルの該ナツトとの締まり嵌め係
    合によつて該ノズルに関して位置ぎめされて該ノ
    ズル先端部の中心軸線が該エヤーキヤツプ軸方向
    内孔の軸上に確実に心合され、しかして該ノズル
    先端部のまわりに該液体塗料の中心流に衝突し、
    そして該液体塗料の微細に噴霧化された一様なス
    プレーパターンを生じさせる一様な噴霧化ガス流
    が生起されるようになつていることを特徴とする
    ノズル組立体。
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