JPS5830596Y2 - 静電スプレ−ガン用霧化装置 - Google Patents
静電スプレ−ガン用霧化装置Info
- Publication number
- JPS5830596Y2 JPS5830596Y2 JP1980062263U JP6226380U JPS5830596Y2 JP S5830596 Y2 JPS5830596 Y2 JP S5830596Y2 JP 1980062263 U JP1980062263 U JP 1980062263U JP 6226380 U JP6226380 U JP 6226380U JP S5830596 Y2 JPS5830596 Y2 JP S5830596Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paint
- spray gun
- spray
- tip
- nozzle
- Prior art date
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- Expired
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- Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、スプレーガンの円形パタン用霧化装置に関し
、特に静電塗装用スプレーガンに使用されて好適な霧化
装置に関する。
、特に静電塗装用スプレーガンに使用されて好適な霧化
装置に関する。
塗料を霧化し被塗物へ噴霧する装置はスプレーガンにお
いて重要な部分であり、塗装性能のみならず作業性をも
決定するものである。
いて重要な部分であり、塗装性能のみならず作業性をも
決定するものである。
通常スプレーパタンは、被塗物の大きさ形状によって円
形パタンや楕円形パタンか用いられるが、静電塗装用ス
プレーガンでは静電的つきまわり性が得られることから
形状そのものより均一な分散と飛行速度の比較的遅い噴
霧粒子の得られる比較的大きな円形パタンか広範囲な使
用の可能なものとして有効に利用されることが多い。
形パタンや楕円形パタンか用いられるが、静電塗装用ス
プレーガンでは静電的つきまわり性が得られることから
形状そのものより均一な分散と飛行速度の比較的遅い噴
霧粒子の得られる比較的大きな円形パタンか広範囲な使
用の可能なものとして有効に利用されることが多い。
本考案は、この種のスプレーパタンを得る好適な霧化装
置を得ることを目的としている。
置を得ることを目的としている。
従来、一般的な空気霧化による円形パタンは、塗料噴出
口の周囲から圧縮空気を噴出する方式が一般的で、構造
的にも単純なため製作取扱い面等で有利であるが、この
方式は円形パタンの大きさが小さく使用に著しく限定を
受けること又塗料、圧縮空気とも被塗物の方向に噴射さ
れるため噴霧粒子速度が比較的速く、静電塗装の場合つ
きまわりの効果が低下する問題があった。
口の周囲から圧縮空気を噴出する方式が一般的で、構造
的にも単純なため製作取扱い面等で有利であるが、この
方式は円形パタンの大きさが小さく使用に著しく限定を
受けること又塗料、圧縮空気とも被塗物の方向に噴射さ
れるため噴霧粒子速度が比較的速く、静電塗装の場合つ
きまわりの効果が低下する問題があった。
又、比較的大きな円形パタンを形成するものとして円環
状のスキマより塗料を噴出し、その後方から圧縮空気を
噴出するものがあるが、この種のスプレーガンは円形パ
タン専用のものとして霧化装置はスプレーガン全体とし
て構成され霧化装置のみを交換し広範囲な使用をするこ
とができない。
状のスキマより塗料を噴出し、その後方から圧縮空気を
噴出するものがあるが、この種のスプレーガンは円形パ
タン専用のものとして霧化装置はスプレーガン全体とし
て構成され霧化装置のみを交換し広範囲な使用をするこ
とができない。
又、大きなパタンを得るため円環状のスキマは比較的大
径にしており、これに隣接して同じく円環状のスキマか
らなる空気口を設けているため、該スキマは極めて狭く
なりそれだけこれらのスキマを均一にすることが難しく
、スキマのバラツキが、噴霧粒子の密度のバラツキとな
って好ましくない結果を招いていた。
径にしており、これに隣接して同じく円環状のスキマか
らなる空気口を設けているため、該スキマは極めて狭く
なりそれだけこれらのスキマを均一にすることが難しく
、スキマのバラツキが、噴霧粒子の密度のバラツキとな
って好ましくない結果を招いていた。
このため、多数の塗料噴出口を円周上斜め前方に向って
噴出するようにあけ、その外側より円環状の空気口を設
けて霧化すると共に両噴出口の前方に円錐状に広がる偏
向板を設けて霧化粒子を大きく広げ、円形パタンを形成
するものがすでに提案されている。
噴出するようにあけ、その外側より円環状の空気口を設
けて霧化すると共に両噴出口の前方に円錐状に広がる偏
向板を設けて霧化粒子を大きく広げ、円形パタンを形成
するものがすでに提案されている。
しかも、この場合先端の霧化装置のみを交換するだけで
他のパタン形状のスプレーが可能で広範囲に使用できる
利点がある。
他のパタン形状のスプレーが可能で広範囲に使用できる
利点がある。
しかし、円周−」ニーに設けた多数の噴出口から噴出す
る塗料をそのまま霧化するため、円周−47−における
各部の塗料噴出分布にバラツキはさけ九れず、使用条件
によっては噴霧粒子の密度のバラツキ、塗膜ムラとなっ
て現われる。
る塗料をそのまま霧化するため、円周−47−における
各部の塗料噴出分布にバラツキはさけ九れず、使用条件
によっては噴霧粒子の密度のバラツキ、塗膜ムラとなっ
て現われる。
本考案は新たにこの点を改良し、より好適な霧化装置を
得ることができるようにしたものである。
得ることができるようにしたものである。
すなわち、本考案は多数の噴出口の先に偏向板に沿って
円環状のスリマI−を形成する塗料ガイドを設けて塗料
噴出の均一分布をなしうるもので、しかも偏向板の最先
端である外径に比ヘス9フ1〜部分は格段と小径のため
、スリットも広くでき塗料の噴出分布を均一にすること
が容易となり噴霧のバラツキがなく粒子速度の適した大
形円形パタンを得ることかで゛きる。
円環状のスリマI−を形成する塗料ガイドを設けて塗料
噴出の均一分布をなしうるもので、しかも偏向板の最先
端である外径に比ヘス9フ1〜部分は格段と小径のため
、スリットも広くでき塗料の噴出分布を均一にすること
が容易となり噴霧のバラツキがなく粒子速度の適した大
形円形パタンを得ることかで゛きる。
以下、本考案の構成を図示の実施例について説明すると
次の通りである。
次の通りである。
スプレーガン゛ン1は先端部中央にニードル弁2を内装
した塗料ノズ゛ル3が取り付けられ、その外側に空気口
4があけられている一般的なスプレーガンが用いられる
。
した塗料ノズ゛ル3が取り付けられ、その外側に空気口
4があけられている一般的なスプレーガンが用いられる
。
従って、ここでは先端部の霧化装置のみを図示している
。
。
図面に於て本考案は、塗料ノズル3の先端にパツキン5
を介してその基部を螺着し、出口端6どの間に塗料溜り
7を維持した偏向板8が設けられる。
を介してその基部を螺着し、出口端6どの間に塗料溜り
7を維持した偏向板8が設けられる。
偏向板8は塗料溜り7より円周上、に多数の噴出口9が
あけられ、その先は円錐状に拡がる偏向面10を呈して
いる。
あけられ、その先は円錐状に拡がる偏向面10を呈して
いる。
偏向面10の先端は尖鋭とし導電性材料で形成され静電
塗装時の電極となる。
塗装時の電極となる。
更に噴出「]9の出口部には偏向面10に沿って円環状
のスキマ11を形成し先端が薄くなった椀状の塗料ガイ
ド12が偏向板8と一株に取り付けられ、該塗料力゛イ
ド12先端は噴出口9と偏向板8先端との中間に位置さ
せている。
のスキマ11を形成し先端が薄くなった椀状の塗料ガイ
ド12が偏向板8と一株に取り付けられ、該塗料力゛イ
ド12先端は噴出口9と偏向板8先端との中間に位置さ
せている。
更に塗料ガイド12の外面に沿って圧縮空気を噴出する
空気口13を形成した空気キャップ14が、カバー15
によって着脱自在に取り付けられている。
空気口13を形成した空気キャップ14が、カバー15
によって着脱自在に取り付けられている。
尚、塗料ガイド12と偏向面10とのスキマから成る出
口部の断面積は、なるべくなら他の塗料通路より狭くな
るようスキマ寸法を決定することが望ましく、少なくと
も円周上において流れが不均一になるような流路の形成
は避けなければならない 以−Lのように構成したことで塗料はニードル弁2が開
くど塗料溜り7より多数の噴出[19を通って偏向面1
0と塗料ガイド12とのスキマに入る。
口部の断面積は、なるべくなら他の塗料通路より狭くな
るようスキマ寸法を決定することが望ましく、少なくと
も円周上において流れが不均一になるような流路の形成
は避けなければならない 以−Lのように構成したことで塗料はニードル弁2が開
くど塗料溜り7より多数の噴出[19を通って偏向面1
0と塗料ガイド12とのスキマに入る。
塗料は、ここで安定した流れとなり均一に噴出し、空気
口13から噴出する圧縮空気によって霧化され、その噴
霧粒子は偏向面10に沿って拡開し最先端より更に拡開
分散し2ながら大形円形パタンとなって被塗物に向う。
口13から噴出する圧縮空気によって霧化され、その噴
霧粒子は偏向面10に沿って拡開し最先端より更に拡開
分散し2ながら大形円形パタンとなって被塗物に向う。
本考案は以−Lの如く多数の噴出口の先に偏向板に沿っ
て円環状のスリットを形成する塗料ガイドを設けたので
均一な噴霧が安定して得られしかも円周1−のスキマは
均一にする必要があるが、大形パタンを得るために必要
な偏向板先端部の外径より著しく小さい径で噴出口を設
定しているため、スキマ自体を偏向板の先端に位置する
より広くでき塗料噴出分布の均一化が容易となり、噴霧
のバラツキがなく粒子速度の適した大形円形パタンを得
ることができる。
て円環状のスリットを形成する塗料ガイドを設けたので
均一な噴霧が安定して得られしかも円周1−のスキマは
均一にする必要があるが、大形パタンを得るために必要
な偏向板先端部の外径より著しく小さい径で噴出口を設
定しているため、スキマ自体を偏向板の先端に位置する
より広くでき塗料噴出分布の均一化が容易となり、噴霧
のバラツキがなく粒子速度の適した大形円形パタンを得
ることができる。
又、これらの霧化装置を他の装置、例えば楕円形パタン
の霧化装置に簡単に交換でき、使用範囲が増大しスプレ
ーガンを有効に使用することができる。
の霧化装置に簡単に交換でき、使用範囲が増大しスプレ
ーガンを有効に使用することができる。
図面は本考案の実施例を示す要部縦断側面図である。
1・・・・・・スプレーガン、2・・・・・・ニードル
弁3・・・・・・塗料ノズル、4・・・・・・空気IX
1.6・・・・・・出口端、8・・・・・・偏向板、9
・・・・・・噴出口、10・・・・・・偏向面、11・
・・・・・スキマ、12・・・・・・塗料ガイド。
弁3・・・・・・塗料ノズル、4・・・・・・空気IX
1.6・・・・・・出口端、8・・・・・・偏向板、9
・・・・・・噴出口、10・・・・・・偏向面、11・
・・・・・スキマ、12・・・・・・塗料ガイド。
Claims (1)
- 内端にニードル弁の当接する弁座を有する塗料ノズルの
出口端に放射状の噴出口を有し、該放射状の噴出口より
円錐状に広がる斜面をもつ偏向板を前記塗料ノズルの出
口端と噴出口が連通されるよう取り付け、更に円周上の
噴出目端より円錐斜面に沿って均一な環状スキマを形成
する塗料ガイドを偏向板外周に設けて塗料噴射口を形成
し、該塗料ガイドの先端を偏向板先端と噴出口との間に
位置させてなる静電スプレーガン用霧化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980062263U JPS5830596Y2 (ja) | 1980-05-07 | 1980-05-07 | 静電スプレ−ガン用霧化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980062263U JPS5830596Y2 (ja) | 1980-05-07 | 1980-05-07 | 静電スプレ−ガン用霧化装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56164047U JPS56164047U (ja) | 1981-12-05 |
JPS5830596Y2 true JPS5830596Y2 (ja) | 1983-07-06 |
Family
ID=29656589
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980062263U Expired JPS5830596Y2 (ja) | 1980-05-07 | 1980-05-07 | 静電スプレ−ガン用霧化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5830596Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5411336A (en) * | 1977-06-29 | 1979-01-27 | Toray Industries | Automatic tube changing apparatus |
-
1980
- 1980-05-07 JP JP1980062263U patent/JPS5830596Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5411336A (en) * | 1977-06-29 | 1979-01-27 | Toray Industries | Automatic tube changing apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56164047U (ja) | 1981-12-05 |
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