JP2008092240A - 電流−電圧変換アンプの検査回路及びそれを用いた光ピックアップ装置 - Google Patents

電流−電圧変換アンプの検査回路及びそれを用いた光ピックアップ装置 Download PDF

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Takeshi Matsuda
毅 松田
Hideo Fukuda
秀雄 福田
Yuzo Shimizu
雄三 志水
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Abstract

【課題】電流−電圧変換アンプの実動作時の交流回路特性を劣化させること無く、電流−電圧変換アンプの検査を行うことが可能な電流−電圧変換アンプの検査回路を提供する。
【解決手段】非反転入力端子に基準電圧源105が接続されたオペアンプ102と、オペアンプ102の反転入力端子と出力端子104との間に接続されたフィードバック抵抗103とを備え、オペアンプ102の反転入力端子に接続されたフォトダイオード101で生じた光電流を電圧変換する電流−電圧変換アンプ108を検査する回路であって、オペアンプ102の非反転入力端子に接続されたテスト端子107と、オペアンプ102の非反転入力端子と基準電圧源105との間に挿入されたバイアス抵抗106とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電流−電圧変換アンプの検査回路に関し、特に光ディスク用ピックアップ装置や各種光センサー等に使用される電流−電圧変換アンプの検査回路に関する。
電流−電圧変換アンプは、光ディスク用ピックアップ装置、カメラ用オートフォーカス装置、光電スイッチ等の各種センサーとして使用されるようになり、テスト容易化の要望に伴って、電流−電圧変換アンプの検査方法が多数提案されている。
以下、図6の回路ブロック図を参照しながら、特許文献1に示される電流−電圧変換アンプの検査方法について説明する。
電流−電圧変換アンプは、図6に示されるように、オペアンプ602及びフィードバック抵抗603から構成され、フォトダイオード601及び基準電圧源605と接続される。
このとき、フォトダイオード601のアノード端子は接地され、カソード端子はオペアンプ602の反転入力端子に接続される。抵抗値Rfのフィードバック抵抗603は、オペアンプ602の反転入力端子と出力端子604との間に接続される。オペアンプ602の非反転入力端子は基準電圧Vrefを発生する基準電圧源605に接続される。テスト端子606は検査用の入力抵抗607を介してオペアンプ602の反転入力端子に接続される。
上記構成を有する電流−電圧変換アンプを実動作させる場合、フォトダイオード601に入射した光によって発生した光電流Ipdがフィードバック抵抗603に流れることによりフィードバック抵抗603において電圧降下が生じ、オペアンプ602の非反転入力端子に接続された基準電圧源605によって与えられる基準電圧Vrefに対して
Vo=Ipd×Rf
で示される出力電圧値Vo、つまりVref+Ipd×Rfがオペアンプ602の出力端子604に出力される。
一方、電流−電圧変換アンプの検査を行う場合、フォトダイオード601にテスト光を照射することで上記と同様の実動作を実現し、電流−電圧変換アンプを検査することができる。しかし、実際にテスト光をフォトダイオード601に照射して検査する場合、テスト光を照射するためのテスト装置が複雑かつ高価であり、テスト時間も長くなることからテストコストが高くなる。よって、フォトダイオード601にテスト光を照射する代わりに、テスト端子606から光電流Ipdと同方向で同等のテスト電流Itが引き抜かれる。電流−電圧変換アンプが正常に動作した場合、フォトダイオード601に光を照射した時と同様に、オペアンプ602の出力端子604に基準電圧Vrefに対して
Vot=It×Rf
で与えられる出力電圧値Vot、つまりVref+It×Rfが発生する。従って、光電流Ipdとテスト電流Itとが同一であれば
Vo=Vot
となり、フォトダイオード601に光を照射したときの電流−電圧変換アンプの検査と同等の検査をテスト端子606からの電流引き抜きにより行うことができる。
特開平6−120742号公報
ところで、前述した従来の電流−電圧変換アンプでは、オペアンプ602の反転入力端子に入力抵抗607を介してテスト端子606が接続されているため、オペアンプ602の反転入力端子から見ると、フォトダイオード601と同様にテスト端子606が負荷として作用する。そのため、テスト端子606が接続されていない電流−電圧変換アンプに比べて周波数特性等の交流回路特性が低下するという問題が起きる。また近年、DVD(Digital Versatile Disc)等では高周波特性が要求されるため、本特性劣化を補うことが困難となってきている。
そこで、本発明は、上記課題に鑑み、電流−電圧変換アンプの実動作時の交流回路特性を劣化させること無く、電流−電圧変換アンプの検査を行うことが可能な電流−電圧変換アンプの検査回路を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る電流−電圧変換アンプの検査回路は、非反転入力端子に基準電圧源が接続されたオペアンプと、前記オペアンプの反転入力端子と出力端子との間に接続されたフィードバック抵抗とを備え、前記オペアンプの反転入力端子に接続されたフォトダイオードで生じた光電流を電圧変換する電流−電圧変換アンプを検査する回路であって、前記オペアンプの非反転入力端子に接続された検査端子と、前記オペアンプの非反転入力端子と基準電圧源との間に挿入されたバイアス抵抗とを備えることを特徴とする。
これにより、これまでオペアンプの反転入力端子に接続されていた検査端子を削除できるため、電流−電圧変換アンプの実動作時の交流回路特性の劣化を回避できる。さらにオペアンプの非反転入力端子に接続された検査端子は基準電圧源の安定化容量として作用するため、交流回路特性をより安定化させることができる。
また、検査端子からテスト電流を供給することで、電流−電圧変換アンプを検査することができる。すなわち、検査端子からバイアス抵抗(抵抗値Rb)に電流Itを供給することにより、基準電圧Vrefから
Vd=Rb×It
の電圧降下Vdが発生し、オペアンプの非反転入力端子には
V+=Vref+Vd
で表される入力電圧V+が印加される。オペアンプの特性上、反転入力端子にも同等のV+の電圧が発生し、フィードバック抵抗にはほとんど電流が流れないため、フィードバック抵抗を介した電流−電圧変換アンプの出力端子にも同等のV+の電圧が出力される。従って、電流−電圧変換アンプの出力端子からVref+Vdが出力されているかを測定することで、オペアンプの動作確認検査を行うことができる。
ここで、前記バイアス抵抗の抵抗値は、前記フィードバック抵抗の抵抗値と等しくてもよい。
これにより、フィードバック抵抗の抵抗値Rfとバイアス抵抗の抵抗値Rbとが等しいため、電流−電圧変換アンプの出力電圧は
V+=Vref+Rb×It=Vref+Rf×It
となる。従って、V+を測定し、抵抗値Rfを導出することによって、電流−電圧変換アンプのゲインを決定するRfの出来映えを間接的に検査できる。その結果、検査端子からテスト電流を供給することで、フィードバック抵抗を検査することができる。
また、検査端子からテスト電流を供給して電流−電圧変換アンプの検査を行う際、フォトダイオードに入射した光によって発生する光電流Ipdと同様の電流を検査端子から供給することで、フォトダイオードに光を照射して検査を行う場合と同様の出力が得られ、光照射時と等価的な検査ができる。
また、前記電流−電圧変換アンプの検査回路は、さらに、入力側が前記検査端子に接続され、出力側が前記オペアンプの非反転入力端子に接続されたカレントミラー回路を備えてもよい。
これにより、検査端子からカレントミラー回路の入力側より電流の供給又は引き抜きを行い、その電流と同一又はそれと一定の関係にある電流をカレントミラー回路の出力側から得て、この電流をオペアンプの非反転入力端子に供給することで、電流−電圧変換アンプの検査を行うことができる。
また、オペアンプの特性上、オペアンプの非反転入力端子の電位が安定しているほど良好な交流回路特性が得られる。すなわち、オペアンプの非反転入力端子に接続されるカレントミラー回路の出力側のトランジスタの並列数が多いほど、トランジスタのコレクタと基板との間の寄生容量Cjsが増加し、オペアンプの非反転入力端子の電位としては安定する。従って、カレントミラー回路のトランジスタの並列数、及びトランジスタのエミッタに接続された抵抗の抵抗値を調節することにより、電流−電圧変換アンプの交流回路特性を向上させることができる。
また、前記電流−電圧変換アンプの検査回路は、フィードバック抵抗の抵抗値が異なる複数の前記電流−電圧変換アンプを検査する回路であり、前記カレントミラー回路は、入力側が前記テスト端子に接続され、出力側が前記複数の電流−電圧変換アンプの非反転入力端子に接続されてもよい。
これにより、同一チップ上に複数の電流−電圧変換アンプを有する場合でも、複数の電流−電圧変換アンプに適切な電流が供給されるようにカレントミラー回路のミラー比を調整して電流−電圧変換アンプに電流を供給することができるため、1つの検査端子で複数の電流−電圧変換アンプを同時に検査することができる。その結果、電流−電圧変換アンプ毎に検査端子を設ける場合に比べて、検査端子を削減できるので、チップ面積を削減でき、結果としてチップコストを低減できる。また、電流−電圧変換アンプ毎に検査する場合に比べて、検査時間を削減できるので、チップコストを低減できる。
また、本発明は、上記電流−電圧変換アンプ及びその検査回路を備えることを特徴とする光ピックアップ装置とすることもできる。
これにより、電流−電圧変換アンプの実動作時の交流回路特性の劣化は無くなる。また、電流−電圧変換アンプの検査を光ピックアップ装置の組み立て前に行える。その結果、品質が高く、かつ特性のよい光ピックアップ装置を実現することができる。
また、本発明は、非反転入力端子に基準電圧源が接続されたオペアンプと、前記オペアンプの反転入力端子と出力端子との間に接続されたフィードバック抵抗とを備え、前記オペアンプの反転入力端子に接続されたフォトダイオードで生じた光電流を電圧変換する電流−電圧変換アンプを検査する方法であって、前記オペアンプの非反転入力端子と基準電圧源との間に挿入された前記バイアス抵抗に電流を流した状態で、前記電流−電圧変換アンプの出力電圧を測定する測定ステップを含むことを特徴とする電流−電圧変換アンプの検査方法とすることもできる。
これにより、バイアス抵抗(抵抗値Rb)に対して電流Itの供給又は引き抜きを行い、その電流と同一又はそれと一定の関係にある電流をオペアンプの非反転入力端子に供給することにより、基準電圧Vrefから
Vd=Rb×It
の電圧降下Vdが発生し、オペアンプの非反転入力端子には
V+=Vref+Vd
で表される入力電圧V+が印加される。オペアンプの特性上、反転入力端子にも同等のV+の電圧が発生し、フィードバック抵抗にはほとんど電流が流れないため、フィードバック抵抗を介した電流−電圧変換アンプの出力端子にも同等の電圧が出力される。従って、電流−電圧変換アンプからVref+Vdが出力されているかを測定することで、オペアンプの動作確認検査を行うことができる。
ここで、前記バイアス抵抗の抵抗値は、前記フィードバック抵抗の抵抗値と等しく、前記電流−電圧変換アンプの検査方法は、さらに前記測定された出力電圧及び前記電流の値に基づいて前記バイアス抵抗の抵抗値を算出する算出ステップを含んでもよい。
これにより、フィードバック抵抗の抵抗値Rfとバイアス抵抗の抵抗値Rbとが等しいため、電流−電圧変換アンプの出力電圧は
V+=Vref+Rb×It=Vref+Rf×It
となる。従って、電流−電圧変換アンプの出力電圧V+を測定し、抵抗値Rfを導出することによって、Rfの出来映えを間接的に検査できる。その結果、検査端子からテスト電流を供給することで、フィードバック抵抗を検査することができる。
また、前記電流−電圧変換アンプの検査方法は、フィードバック抵抗の抵抗値が異なる複数の前記電流−電圧変換アンプを検査する方法であり、前記電流−電圧変換アンプの検査方法は、さらに入力側が前記テスト端子に接続され、出力側が前記オペアンプの非反転入力端子に接続されたカレントミラー回路を前記複数の電流−電圧変換アンプに接続する接続ステップを含み、前記測定ステップでは、前記カレントミラー回路により複数の前記バイアス抵抗に電流を同時に流し、前記接続ステップにおいて、前記電流−電圧変換アンプの出力が飽和せず、かつ前記電流−電圧変換アンプが当該電流−電圧変換アンプのダイナミックレンジ内で動作する電流を出力するカレントミラー回路を接続してもよい。
これにより、同一チップ上に複数の電流−電圧変換アンプを有する場合でも、各々の電流−電圧変換アンプにカレントミラー回路の各電流端子を接続し、各々の電流−電圧変換アンプに適切な電流が供給されるようにカレントミラー回路のミラー比を調整して電流−電圧変換アンプに電流を供給することができる。従って、1つの検査端子でフィードバック抵抗の抵抗値が異なる複数の電流−電圧変換アンプのフィードバック抵抗を同時に検査することができる。その結果、電流−電圧変換アンプ毎に検査端子を設ける場合に比べて、検査端子を削減できるので、チップ面積を削減でき、結果としてチップコストを低減できる。また、電流−電圧変換アンプ毎に検査する場合に比べて、検査時間を削減できるので、チップコストを低減できる。
本発明の電流−電圧変換アンプの検査回路によれば、電流−電圧変換アンプの検査に必要であったテスト端子をオペアンプの非反転入力端子に接続することで、電流−電圧変換アンプの実動作時の周波数特性を劣化させることなく、従来と同様の電流−電圧変換アンプの検査を等価的に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態における電流−電圧変換アンプの検査回路及び光ピックアップ装置について、図面を参照しながら具体的に説明する。
(第1の実施の形態)
以下、本実施の形態の電流−電圧変換アンプの検査回路を説明する。図1は、同電流−電圧変換アンプ及びその検査回路の構成を示す回路ブロック図である。
この電流−電圧変換アンプの検査回路は、図1に示されるように、フォトダイオード101で生じた光電流を電圧変換する電流−電圧変換アンプ108の検査を行う回路である。同検査回路は、検査用のテスト端子107及びバイアス抵抗106から構成される。
電流−電圧変換アンプ108は、オペアンプ102及びフィードバック抵抗103から構成される。フィードバック抵抗103は、オペアンプ102の反転入力端子と出力端子104との間に接続される。オペアンプ102の非反転入力端子は、バイアス抵抗106を介して基準電圧源105に接続される。バイアス抵抗106の抵抗値Rは、フィードバック抵抗103の抵抗値Rfと等しい。
テスト端子107は、オペアンプ102の非反転入力端子に接続される。
フォトダイオード101のアノード端子は接地され、カソード端子はオペアンプ102の反転入力端子に接続される。
次に上記構成を有する回路の動作を詳細に説明する。
上記構成を有する回路では、オペアンプ102の動作確認検査をする場合、テスト端子107から所定の電流Iをオペアンプ102の非反転入力端子に供給する。オペアンプ102の入力インピーダンスは非常に大きいため、電流Iは抵抗値Rのバイアス抵抗106に流れ込み、オペアンプ102の非反転入力端子の電圧は基準電圧源105によって与えられた基準電圧Vrefに対して、R×Iで与えられる電圧値、つまりVref+R×Iを示す。このとき、オペアンプのイマジナリ・ショートの効果により、オペアンプ102の反転入力端子の電圧も同様の電圧値を示す。また、フォトダイオード101には光を照射しないため、抵抗値Rfのフィードバック抵抗103には電流は流れない。その結果、出力端子104は、オペアンプ102の反転入力端子の電圧値と同様の電圧値を示すため、基準電圧源105によって与えられた基準電圧Vrefに対して、R×Iで与えられる出力電圧値Vd、つまりVref+Vdを出力する。従って、出力端子104から所望の出力電圧値Vref+Vdが出力されているかを測定することで、オペアンプ102の動作確認検査を行うことができる。
ここで、フィードバック抵抗103の抵抗値Rfとバイアス抵抗106の抵抗値Rとが等しいため、テスト端子107から入力した電流Iによって出力端子104に発生した出力電圧値Vref+Vdは、Vref+Vd=Vref+R×I=Vref+Rf×Iとなる。従って、出力端子104の出力電圧値Vref+Vdを測定し、オペアンプ102のゲインを決定するフィードバック抵抗103の抵抗値Rfの出来栄えをRf=Vd/Iで間接的に見積もることができる。
また、フォトダイオード101に入射した光によって発生する光電流Ipdと同様の電流Iをテスト端子107から供給することで、フォトダイオード101に光を照射して検査を行う場合と同様の出力が出力端子104から得られ、光照射時と等価的な検査ができる。
以上のように本実施の形態の電流−電圧変換アンプの検査回路によれば、電流−電圧変換アンプ108の検査に必要なテスト端子107は、オペアンプ102のフォトダイオード101が接続された反転入力端子では無く非反転入力端子に接続される。よって、電流−電圧変換アンプの実動作時の交流回路特性を劣化させること無く、従来と同様の電流−電圧変換アンプの検査を行うことができる。
(第2の実施の形態)
以下、本実施の形態の電流−電圧変換アンプの検査回路を説明する。図2は、同電流−電圧変換アンプ及びその検査回路の構成を示す回路ブロック図である。
電流−電圧変換アンプの検査回路は、図2に示されるように、入力側がテスト端子207に接続され、出力側がオペアンプ202の非反転入力端子に接続されたカレントミラー回路209を備えるという点で第1の実施の形態の電流−電圧変換アンプの検査回路と異なる。
電流−電圧変換アンプ208は、オペアンプ202及びフィードバック抵抗203から構成される。フィードバック抵抗203は、オペアンプ202の反転入力端子と出力端子204との間に接続される。オペアンプ202の非反転入力端子は、バイアス抵抗206を介して基準電圧源205に接続される。
テスト端子207は、カレントミラー回路209を介してオペアンプ202の非反転入力端子に接続される。カレントミラー回路209は、並列に接続されて基準電流が通過する入力側PNPトランジスタ211、212と、並列に接続されてミラー電流が通過する出力側PNPトランジスタ221、222と、PNPトランジスタ231と、抵抗値R1の抵抗241、242と、抵抗値R2の抵抗251、252とで構成される。入力側PNPトランジスタ211、212のコレクタはテスト端子207に接続され、出力側PNPトランジスタ221、222のコレクタはオペアンプ202の非反転入力端子に接続される。入力側PNPトランジスタ211、212及び出力側PNPトランジスタ221、222の並列数は共に等しく2であり、抵抗241、242及び抵抗251、252の抵抗値も共に等しい。抵抗241、242はそれぞれ入力側PNPトランジスタ211、212のエミッタに直列に接続され、抵抗251、252はそれぞれ出力側PNPトランジスタ221、222のエミッタに直列に接続される。バイアス抵抗206は、テスト端子207とオペアンプ202の非反転入力端子との間に接続される。バイアス抵抗206の抵抗値Rは、フィードバック抵抗203の抵抗値Rfと等しい。
フォトダイオード201のアノード端子は接地され、カソード端子はオペアンプ202の反転入力端子に接続される。
次に上記構成を有する回路の動作を詳細に説明する。
上記構成を有する回路では、オペアンプ202の動作確認検査をする場合、テスト端子207から所定の電流Iをカレントミラー回路209の入力側PNPトランジスタ211、212に供給又は入力側PNPトランジスタ211、212から引き抜くと、その所定の電流と同一又はそれと一定(ミラー比=m)の関係にある電流I’=I×mがカレントミラー回路209の出力側PNPトランジスタ221、222から得られる。この電流I’はオペアンプ202の非反転入力端子に供給される。オペアンプ202の入力インピーダンスは非常に大きいため、電流I’は抵抗値Rのバイアス抵抗206に流れ込み、オペアンプ202の非反転入力端子の電圧は基準電圧源205によって与えられた基準電圧Vrefに対して、R×I’で与えられる電圧値、つまりVref+R×I’を示す。このとき、オペアンプのイマジナリ・ショートの効果により、オペアンプ202の反転入力端子の電圧値も同様の電圧値を示す。また、フォトダイオード201には光を照射しないため、抵抗値Rfのフィードバック抵抗203には電流は流れない。その結果、出力端子204は、オペアンプ202の反転入力端子の電圧値と同様の電圧値を示すため、基準電圧源205によって与えられた基準電圧Vrefに対して、R×I’で与えられる出力電圧値Vd、つまりVref+Vdを出力する。従って、出力端子204の出力電圧を測定することで、オペアンプ202の動作確認検査を行うことができる。
ここで、フィードバック抵抗203の抵抗値Rfとバイアス抵抗206の抵抗値Rとが等しいため、テスト端子207から入力した電流Iによって出力端子204に発生した出力電圧Vref+Vdは、Vref+Vd=Vref+R×I’=Vref+Rf×I’となる。従って、出力端子204の出力電圧値Vref+Vdを測定し、オペアンプ202のゲインを決定するフィードバック抵抗203の抵抗値Rfの出来栄えをRf=Vd/I’=Vd/(I×m)で間接的に見積もることができる。
また、入力側PNPトランジスタ211、212及び出力側PNPトランジスタ221、222の並列数は等しく、また抵抗241、242及び抵抗251、252の抵抗値も等しい。従って、カレントミラー回路209のミラー比は1になるので、テスト端子207から所定の電流Iをカレントミラー回路209の入力側PNPトランジスタ211、212から引き抜いて、その所定の電流と等しい電流Iをカレントミラー回路209の出力側PNPトランジスタ221、222から出力させることができる。
以上のように本実施の形態の電流−電圧変換アンプの検査回路によれば、第1の実施の形態の電流−電圧変換アンプの検査回路と同様の理由により、電流−電圧変換アンプの実動作時の交流回路特性を劣化させること無く、従来と同様の電流−電圧変換アンプの検査を行うことができる。
なお、本実施の形態の電流−電圧変換アンプの検査回路において、電流−電圧変換アンプ208の出力が飽和せず、かつ電流−電圧変換アンプ208のダイナミックレンジ内で動作する電流をカレントミラー回路209が出力する限りは、入力側PNPトランジスタ及び出力側PNPトランジスタの並列数は異なってもよいし、また入力側PNPトランジスタのエミッタに直列接続された抵抗及び出力側PNPトランジスタのエミッタに直列接続された抵抗の抵抗値は異なってもよい。電流Iと電流I’との関係は入力側PNPトランジスタ及び出力側PNPトランジスタのトランジスタ数、各PNPトランジスタのエミッタサイズ並びにエミッタに直列接続された抵抗の抵抗値を変化させることによって変化する。従って、電流Iと電流I’との間にI=I’、I>I’、I<I’の種々の関係を持たせて電流−電圧変換アンプに供給する電流を調整することができる。
例えば、フォトダイオードに入射した光によって発生する光電流Ipdと同様の電流がオペアンプの非反転入力端子に供給されるように、カレントミラー回路のミラー比を調節してもよい。この場合には、フォトダイオードに光を照射して検査を行う場合と同様の出力が得られ、光照射時と等価的な検査ができる。
また、図3の回路ブロック図に示されるように、出力側PNPトランジスタ221、222、223、224の並列数(4)と入力側PNPトランジスタ211、212の並列数(2)との比を4/2=2にして、抵抗251、252、253、254の抵抗値R2と抵抗241、242の抵抗値R1を等しくし、ミラー比を2倍にしてもよい。この場合には、テスト端子207から所定の電流Iをカレントミラー回路209の入力側PNPトランジスタ211、212から引き抜くと、その所定の電流の2倍の電流I’=2×Iがカレントミラー回路209の出力側PNPトランジスタ221、222、223、224から得られる。この場合、図2に示した検査回路と比較して、オペアンプの非反転入力端子に接続されるカレントミラー回路の出力側のトランジスタの並列数が多くなるので、トランジスタのコレクタと基板との間の寄生容量Cjsが増加し、オペアンプの非反転入力端子の電位を安定化することができる。従って電流−電圧変換アンプの交流回路特性をさらに向上させることができる。
(第3の実施の形態)
以下、本実施の形態の電流−電圧変換アンプの検査回路を説明する。図4は、同電流−電圧変換アンプ及びその検査回路の構成を示す回路ブロック図である。
電流−電圧変換アンプの検査回路は、カレントミラー回路に複数の電流−電圧変換アンプが接続され、複数の電流−電圧変換アンプの検査を同時に行うという点で第2の実施の形態の電流−電圧変換アンプの検査回路と異なる。すなわち、図4に示されるように、フォトダイオード501aで生じた光電流を電圧変換する電流−電圧変換アンプ508a、フォトダイオード501bで生じた光電流を電圧変換する電流−電圧変換アンプ508b、及びフォトダイオード501cで生じた光電流を電圧変換する電流−電圧変換アンプ508cの検査を同時に行うという点で第2の実施の形態の電流−電圧変換アンプの検査回路と異なる。同検査回路は、カレントミラー回路509、検査用のテスト端子507及びバイアス抵抗506a、506b、506cから構成される。
電流−電圧変換アンプ508aは、オペアンプ502a及びフィードバック抵抗503aから構成される。フィードバック抵抗503aは、オペアンプ502aの反転入力端子と出力端子504aとの間に接続される。オペアンプ502aの非反転入力端子は、バイアス抵抗506aを介して基準電圧源505aに接続される。電流−電圧変換アンプ508b、508cは、電流−電圧変換アンプ508aと同様の構成を有する。フィードバック抵抗503a、503b、503cの抵抗値Rfa、Rfb、Rfcはそれぞれ異なる。
テスト端子507は、カレントミラー回路509を介してオペアンプ502a、502b、502cの非反転入力端子に接続される。カレントミラー回路509は、基準電流が通過する並列数がm1の入力側PNPトランジスタ511と、ミラー電流が通過する並列数がm2の出力側PNPトランジスタ521と、ミラー電流が通過する並列数がm3の出力側PNPトランジスタ522と、ミラー電流が通過する並列数がm4の出力側PNPトランジスタ523と、PNPトランジスタ531と、抵抗値R1の抵抗541と、抵抗値R2の抵抗551と、抵抗値R3の抵抗552と、抵抗値R4の抵抗553とで構成される。入力側PNPトランジスタ511のコレクタはテスト端子507に接続される。出力側PNPトランジスタ521のコレクタはオペアンプ502cの非反転入力端子に接続され、出力側PNPトランジスタ522のコレクタはオペアンプ502bの非反転入力端子に接続され、出力側PNPトランジスタ523のコレクタはオペアンプ502aの非反転入力端子に接続される。
カレントミラー回路509では、各電流−電圧変換アンプ508a、508b、508cの出力が飽和せず、かつダイナミックレンジ内で動作する電流を出力するようにミラー比(ミラー比=ma、mb、mc)が設定されている。このとき、カレントミラー回路509において、オペアンプ502a、502b、502cの非反転入力端子に接続された、ミラー電流が通過するPNPトランジスタ521、522、523の並列数と、オペアンプ502a、502b、502cの非反転入力端子に接続された、ミラー電流が通過するPNPトランジスタ521、522、523のエミッタに接続された抵抗551、552、553の抵抗値を調整することでミラー比が変更される。抵抗541は入力側PNPトランジスタ511のエミッタに直列に接続され、抵抗551、552、553はそれぞれ出力側PNPトランジスタ521、522、523のエミッタに直列に接続される。バイアス抵抗506aの抵抗値Raは、フィードバック抵抗503aの抵抗値Rfaと等しい。バイアス抵抗506bの抵抗値Rbは、フィードバック抵抗503bの抵抗値Rfbと等しい。バイアス抵抗506cの抵抗値Rcは、フィードバック抵抗503cの抵抗値Rfcと等しい。
次に上記構成を有する回路の動作を詳細に説明する。
上記構成を有する回路では、各々のオペアンプ502a、502b、502cの動作確認検査をする場合、テスト端子507から所定の電流Iをカレントミラー回路509の入力側PNPトランジスタ511に供給又は入力側PNPトランジスタ511から引き抜くと、カレントミラー回路509の出力側PNPトランジスタ521、522、523から、その所定の電流Iと同一又はそれと一定(ミラー比=ma、mb、mc)の関係にある電流Ia(I×ma)、Ib(I×mb)、Ic(I×mc)が得られる。電流Ia、Ib、Icはそれぞれバイアス抵抗506a、506b、506cに同時に流れ込む。そして、各々の出力端子504a、504b、504cには基準電圧Vrefに対して、Ra×Ia、Rb×Ib、Rc×Icで与えられる出力電圧値Vda、Vdb、Vdcがそれぞれ出力される。従って、出力端子504a、504b、504cの出力電圧を測定することで、オペアンプ502a、502b、502cの動作確認検査を行うことができる。
ここで、各々のフィードバック抵抗503a、503b、503cの抵抗値Rfa、Rfb、Rfcが、対応する各々のバイアス抵抗506a、506b、506cの抵抗値Ra、Rb、Rcに等しい。従って、テスト端子507から入力した電流Iによって各々の出力端子504a、504b、504cに発生する出力電圧は、Vda=Ra×I×ma=Rfa×I×ma、Vdb=Rb×I×mb=Rfb×I×mb、Vdc=Rc×I×mc=Rfc×I×mcとなり、各々の出力端子504a、504b、504cの出力電圧を測定することによって、フィードバック抵抗503a、503b、503cの抵抗値Rfa、Rfb、Rfcの出来栄えをRfa=Vda/(I×ma)、Rfb=Vdb/(I×mb)、Rfc=Vdc/(I×mc)で見積もることができる。
以上のように本実施の形態の電流−電圧変換アンプの検査回路によれば、IC上に複数の電流−電圧変換アンプ508a、508b、508cを有する場合でも、カレントミラー回路509の各電流端子に電流−電圧変換アンプ508a、508b、508cを接続し、1つのテスト端子507で、フィードバック抵抗503a、503b、503cの抵抗値が異なる複数の電流−電圧変換アンプ508a、508b、508cのフィードバック抵抗503a、503b、503cの抵抗値を同時に検査できる。従って、電流−電圧変換アンプ毎にテスト端子を設ける場合に比べて、テスト端子を削減することができるので、チップ面積を削減でき、結果としてチップコストを低減できる。また、電流−電圧変換アンプ毎に検査する場合に比べて、検査時間を削減でき、結果としてチップコストを低減できる。
(第4の実施の形態)
以下、本実施の形態の光ピックアップ装置を説明する。図5は同光ピックアップ装置の構成の一例を示す図である。
この光ピックアップ装置は、レーザ光を用いて光ディスク媒体405への情報の記録又は再生を行う装置であって、図5に示されるように、レーザ素子401と、第1〜第3の実施の形態の電流−電圧変換アンプ及びその検査回路、フォトダイオード並びに基準電圧源を有する光電変換装置407と、光電変換装置407の上方に順に配置された集光レンズ406、ハーフミラー402、コリメートレンズ403及び対物レンズ404とから構成される。
以上のように本実施の形態の光電変換装置407は、第1〜第3の実施の形態の電流−電圧変換アンプの検査回路を有する光電変換装置407を備える。よって、電流−電圧変換アンプの実動作時の交流回路特性の劣化がない光ピックアップ装置を実現できる。また、電流−電圧変換アンプの検査を光ピックアップ装置の組み立て前に行えるため、品質が高く、かつ特性のよい光ピックアップ装置を実現できる。
また、同一チップ上に複数の電流−電圧変換アンプを有する場合でも、1つのテスト端子で複数の電流−電圧変換アンプの検査を同時に行うことができ、電流−電圧変換アンプ毎にテスト端子を有する場合に比べて、チップ面積を削減することができるため、より安価な光ピックアップ装置を供給することができる。
以上、本発明の電流−電圧変換アンプの検査回路及びこれを用いた光ピックアップ装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲内で当業者が思いつく各種変形を施したものも本発明の範囲内に含まれる。
例えば、上記実施の形態において、カレントミラー回路の共通ベースと電源端子との間には抵抗が挿入されてもよい。これにより、実際にICを使用する場合にテスト端子が解放状態であっても、オペアンプの非反転入力端子に不要な電流が流れ込むことが無くなり、誤出力を防止することができる。
また、上記実施の形態では、アノードコモンのフォトダイオードに電流−電圧変換アンプを接続しているため、カレントミラー回路はPNPトランジスタにより構成されるとした。しかし、カソードコモンのフォトダイオードに電流−電圧変換アンプを接続し、カレントミラー回路をNPNトランジスタにより構成してもよい。
また、上記実施の形態において、カレントミラー回路をPNPトランジスタタイプとNPNトランジスタタイプとの2段構成にし、テスト端子に入力する電流の方向を反転させてもよい。
また、上記実施の形態において、カレントミラー回路は他の回路構成のものであってもよく、例えばカレントミラー回路に使用する素子がCMOSトランジスタやJ−FETであってもよい。
本発明は、電流−電圧変換アンプの検査回路及びこれを用いた光ピックアップ装置に利用でき、特にフォトダイオードで生じた光電流を電圧変換する電流−電圧変換アンプの検査回路等に利用することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る電流−電圧変換アンプの検査回路の構成を示す回路ブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係る電流−電圧変換アンプの検査回路の構成を示す回路ブロック図である。 同実施の形態に係る電流−電圧変換アンプの検査回路の変形例の構成を示す回路ブロック図である。 本発明の第3の実施の形態に係る電流−電圧変換アンプの検査回路の構成を示す回路ブロック図である。 本発明の第4の実施の形態に係る光ピックアップ装置の構成を示す図である。 従来の電流−電圧変換アンプの検査回路の構成を示す回路ブロック図である。
符号の説明
101、201、501a、501b、501c、601 フォトダイオード
102、202、502a、502b、502c、602 オペアンプ
103、203、503a、503b、503c、603 フィードバック抵抗
104、204、504a、504b、504c、604 出力端子
105、205、505a、505b、505c、605 基準電圧源
106、206、506a、506b、506c バイアス抵抗
107、207、507、606 テスト端子
108、208、508a、508b、508c 電流−電圧変換アンプ
209、509 カレントミラー回路
211、212、511 入力側PNPトランジスタ
221、222、223、224、521、522、523 出力側PNPトランジスタ
231、531 PNPトランジスタ
241、242、251、252、253、254、541、551、552、553 抵抗
401 レーザ素子
402 ハーフミラー
403 コリメートレンズ
404 対物レンズ
405 光ディスク媒体
406 集光レンズ
407 光電変換装置
607 入力抵抗

Claims (9)

  1. 非反転入力端子に基準電圧源が接続されたオペアンプと、前記オペアンプの反転入力端子と出力端子との間に接続されたフィードバック抵抗とを備え、前記オペアンプの反転入力端子に接続されたフォトダイオードで生じた光電流を電圧変換する電流−電圧変換アンプを検査する回路であって、
    前記オペアンプの非反転入力端子に接続された検査端子と、
    前記オペアンプの非反転入力端子と基準電圧源との間に挿入されたバイアス抵抗とを備える
    ことを特徴とする電流−電圧変換アンプの検査回路。
  2. 前記バイアス抵抗の抵抗値は、前記フィードバック抵抗の抵抗値と等しい
    ことを特徴とする請求項1に記載の電流−電圧変換アンプの検査回路。
  3. 前記電流−電圧変換アンプの検査回路は、さらに、入力側が前記検査端子に接続され、出力側が前記オペアンプの非反転入力端子に接続されたカレントミラー回路を備える
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電流−電圧変換アンプの検査回路。
  4. 前記カレントミラー回路において、前記オペアンプの非反転入力端子に接続された、ミラー電流が通過するトランジスタの並列数と、前記オペアンプの非反転入力端子に接続された、ミラー電流が通過するトランジスタのエミッタに接続された抵抗の抵抗値を調整することでミラー比が変更される
    ことを特徴とする請求項3に記載の電流−電圧変換アンプの検査回路。
  5. 前記電流−電圧変換アンプの検査回路は、フィードバック抵抗の抵抗値が異なる複数の前記電流−電圧変換アンプを検査する回路であり、
    前記カレントミラー回路は、入力側がテスト端子に接続され、出力側が前記複数の電流−電圧変換アンプの非反転入力端子に接続される
    ことを特徴とする請求項4に記載の電流−電圧変換アンプの検査回路。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の電流−電圧変換アンプ及びその検査回路を備える
    ことを特徴とする光ピックアップ装置。
  7. 非反転入力端子に基準電圧源が接続されたオペアンプと、前記オペアンプの反転入力端子と出力端子との間に接続されたフィードバック抵抗とを備え、前記オペアンプの反転入力端子に接続されたフォトダイオードで生じた光電流を電圧変換する電流−電圧変換アンプを検査する方法であって、
    前記オペアンプの非反転入力端子と基準電圧源との間に挿入された前記バイアス抵抗に電流を流した状態で、前記電流−電圧変換アンプの出力電圧を測定する測定ステップを含む
    ことを特徴とする電流−電圧変換アンプの検査方法。
  8. 前記バイアス抵抗の抵抗値は、前記フィードバック抵抗の抵抗値と等しく、
    前記電流−電圧変換アンプの検査方法は、さらに前記測定された出力電圧及び前記電流の値に基づいて前記バイアス抵抗の抵抗値を算出する算出ステップを含む
    ことを特徴とする請求項7に記載の電流−電圧変換アンプの検査方法。
  9. 前記電流−電圧変換アンプの検査方法は、フィードバック抵抗の抵抗値が異なる複数の前記電流−電圧変換アンプを検査する方法であり、
    前記電流−電圧変換アンプの検査方法は、さらに入力側が前記テスト端子に接続され、出力側が前記オペアンプの非反転入力端子に接続されたカレントミラー回路を前記複数の電流−電圧変換アンプに接続する接続ステップを含み、
    前記測定ステップでは、前記カレントミラー回路により複数の前記バイアス抵抗に電流を同時に流し、
    前記接続ステップにおいて、前記電流−電圧変換アンプの出力が飽和せず、かつ前記電流−電圧変換アンプが当該電流−電圧変換アンプのダイナミックレンジ内で動作する電流を出力するカレントミラー回路を接続する
    ことを特徴とする請求項8に記載の電流−電圧変換アンプの検査方法。
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