JP2008090700A - 開閉装置の緩衝部材、および開閉装置 - Google Patents

開閉装置の緩衝部材、および開閉装置 Download PDF

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【課題】部品点数や取付領域を増やすことなく、衝突音を低減させるとともに停止時の高さ位置精度を確保することができる開閉装置を提供する。
【解決手段】ストッパ2は、比較的硬質な弾性部材で形成されるベース部21と、比較的軟質な弾性部材で形成される先端部22とを組み合わせて形成される。先端部22は、ストッパ2の表面(衝突面)中央に中空のドーム形状で形成される。そして、先端部22を囲むベース部21の外縁は、衝突物を所望の高さで停止させることができる高さで形成される。また、その内側には、先端部22を支えるための先端部支持部21−2が形成され、ドーム形状の先端部22の底面が重ねられる。先端部支持部21−2は、先端部22がベース部21の外縁よりも高い位置まで張り出し、また衝突時に先端部22が外縁の高さまで潰れることができるような位置で支える。
【選択図】図2

Description

本発明は、回転やスライド等によって開閉動作する開閉装置の緩衝部材、および開閉装置に関し、特に、衝突音の低減と停止時の高さ位置精度とを実現できる開閉装置の緩衝部材、および開閉装置に関する。
従来の開閉動作する開閉装置に用いられるストッパは、衝突音の低減効果(緩衝効果)と停止時の高さ位置精度の確保とを両立させることが困難であった。緩衝効果を強めるためには柔らかい素材を使用する必要があるが、素材が柔らかいと潰れ量が大きくなり、停止時の高さ位置の精度を確保することが難しくなる。逆に、停止時の高さ位置の精度を高めるためには硬い素材を使用する必要があるが、素材が硬いと緩衝効果が弱まり、衝突音が低減されない。
特許文献1には、車両のドアを所定の閉鎖位置に規制するゴム製のドアストッパが記載されている。特許文献1に記載されているドアストッパは、車両のボディ又はドアの一方に取り付けられる本体部と、ドアが閉鎖された際にボディ又はドアの他方を受け止める受け止め部とを備え、受け止め部の少なくとも先端部に本体部を形成するゴムよりも軟質のゴムで形成された緩衝部が設けられている。このような構成によって、ドア又はボディとの間で叩打音が発生することを防止することができると記載されている。
また、特許文献2には、エレベータの出入り口ドアに適用される緩衝部材が記載されている。特許文献2に記載されている緩衝部材は、中央横開きドアの戸当たり側測端部に装着する緩衝材において、硬さの異なる緩衝材を組み合わせて用い、軟らかい緩衝材が先に衝突し、その後、硬い緩衝材が衝突するよう構成されることによって機能する。
特開2004−353183号公報(段落0019−0023) 特開平5−319754号公報(段落0010−0015)
図6は、開閉動作する表示機構に用いられるストッパの一例を示す説明図である。図6に示す例は、ストッパ92が単一の素材によって形成されている例である。図6に示すように、例えば、天井に取り付けるディスプレイ装置において、開閉動作される側の筐体である表示部1が、軸4によって本体側の筐体である本体部3と回転自在に取り付けられている。また、本体部3には、閉鎖動作に伴う表示部1の回転動作を所定の高さ位置で停止させるためのストッパ92が設けられている。また、本体部3には、表示部1の閉鎖時の高さ位置にて表示部1を固定するためのロック部5が設けられている。ストッパ92は、弾性部材を成形することによって作製される。
図6に示すディスプレイ装置において、例えば、軟らかい(低い硬度)のゴムを用いてストッパ92を作製すれば、衝突した際の衝撃を吸収して衝突音を低減させることができるが、一方で潰れ量が大きくなるので停止時の高さ位置精度を確保することが難しくなってしまう。特に、図5に示すような天井に取り付けるディスプレイ装置の場合には、高さ位置精度が確保できないと、ロック部5の固定力にも影響がでてしまう。また、例えば、高さ位置精度を確保するために硬い(高い硬度)ゴムを用いてストッパ92を作製すれば、衝突した際の衝撃を吸収しにくくなるので耳障りな衝突音が発生してしまう畏れがある。すなわち、単一の素材を用いて作製されるストッパ92では、衝突音の低減効果と停止時の高さ位置精度の確保とを両立させることが難しい。
ここで、特許文献1に記載されているドアストッパは、スライドドアに用いられるドアストッパであって、ドアを受け止めるための受止め部とは別の面に対して働く振動等による叩打音を防止することが目的であるため、開閉時の衝撃による衝撃音の低減と停止時の高さ位置精度とを両立させようということは考慮されていない。例えば、特許文献1には、ローラ受止め部の部分が本体部よりも軟質なゴムで形成されるようにすることで、ガイドローラを受け止める際の緩衝機能を持たせてもよいと記載されているが、緩衝機能によって停止位置精度が落ちる点については、何ら記載されていない。
また、特許文献2に記載されている緩衝部材は、軟らかい緩衝材にテーパを付け、変形する方向を比較的硬い緩衝材と反対方向とすることで、閉扉時の隙間を一定とすることができるが、比較的硬い緩衝材の間に挟まれないよう軟らかい緩衝材を逃がすための領域が別途必要となる。また、組み合わせて用いる緩衝材に対し離れる方向に変形させることは、剥がれ等の原因となり、信頼性の低下という問題が生じてしまう。
そこで、本発明は、取付領域を増やすことなく、ある部材と衝突したときに衝突音を低減させるとともに、停止時におけるその部材の高さ位置精度を確保することができる開閉装置の緩衝部材、および開閉装置を提供することを目的とする。
本発明による開閉装置の緩衝部材は、第1の筐体部と第2の筐体部とが開閉自在に接続された開閉装置(例えば、携帯電話端末やノート型パーソナルコンピュータ)における、開閉動作に伴う筐体部の衝突を緩衝するための緩衝部材(例えば、ストッパ2)であって、第1の筐体部に取りつけられ、第2の筐体部を所定の高さ位置で停止させるためのベース部(例えば、ベース部21)と、ベース部よりも先に第2の筐体部と衝突し、少なくとも前記ベース部の高さまで潰れる先端部(例えば、先端部22)とを備え、ベース部の外縁(例えば、外縁21−1)は、第2の筐体部を所望の高さで停止させることができる高さに形成され、先端部は、ベース部の外縁の内側に、当該ベース部よりも低い硬度の弾性部材で凸形状に形成されていることを特徴とする。
また、先端部は、中空のドーム形状に形成されていてもよい。
また、ベース部は、当該ベース部の外縁の内側で先端部を支持するための先端部支持部(例えば、先端部支持部21−2)を有し、先端部支持部は、ベース部の外縁よりも低い位置で先端部の底面を支持し、先端部は、ベース部の外縁よりも高い位置まで張り出し、第2の筐体部と衝突したときに外縁の高さまで潰れるように形成されていてもよい。
また、先端部の底面と先端部支持部とが重ね合わされることによって中空空間が形成され、先端部支持部には、先端部の中空空間の気体を通過させるための孔が形成されていてもよい。
また、ベース部と先端部とが一体成形されていてもよい。
また、ベース部が、ゴムよりも硬度の高い硬質エラストマまたは樹脂で形成されていてもよい。
また、本発明による開閉装置は、第1の筐体部と第2の筐体部とが開閉自在に接続された開閉装置であって、第1の筐体部には、第2の筐体部との衝突を緩衝するための緩衝部材が取り付けられ、緩衝部材は、第2の筐体部を所定の高さ位置で停止させるためのベース部と、ベース部よりも先に第2の筐体部と衝突し、少なくとも前記ベース部の高さまで潰れる先端部とを備え、ベース部の外縁は、第2の筐体部を所望の高さで停止させることができる高さに形成され、先端部は、ベース部の外縁の内側に、当該ベース部よりも低い硬度の弾性部材で凸形状に形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、緩衝部材として、比較的硬質な弾性部材を用いて外縁が第2の筐体部を所望の高さで停止させることができる高さに形成されるベース部と、ベース部の外縁の内側で、ベース部よりも軟らかい弾性部材で凸形状に形成され、ベース部よりも先に第2の筐体部と衝突し、少なくともベース部の高さまで潰れる先端部とを組み合わせているので、開閉装置において、部品点数や取付領域を増やすことなく、衝突音の低減効果と停止時の高さ位置精度の確保とを両立させることができる。
実施の形態1.
以下、本実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態による開閉装置に用いられる緩衝部材であるストッパの一例を示す説明図である。図1では、開閉装置として天井に取り付けるディスプレイ装置を例に示している。図1に示すディスプレイ装置は、開閉動作される側の筐体である表示部1が、軸4によって本体側の筐体である本体部3と回転自在に取り付けられている。また、本体部3には、閉鎖動作に伴う表示部1の回転動作を停止させるとともに、表示部1の停止時(閉鎖時)の高さ位置を定めるためのストッパ2が設けられている。また、本体部3には、表示部1の閉鎖時の高さ位置にて表示部1を固定するためのロック部5が設けられている。
なお、本発明による緩衝部材が適用される開閉装置としては、ディスプレイ装置に限らず、回転やスライド等によってある筐体(または部位)が開閉自在な構造を有し、開閉される筐体(または部位)が、停止状態(所定の閉鎖位置または開放位置)において他の筐体(または部位)と接するような位置関係を有する装置であればよい。
図2は、本実施の形態におけるストッパ2の構成例を示す説明図である。図2(A)はストッパ2の平面図であり、図2(B)はストッパ2の断面図(図2(A)におけるA−A’断面図)である。図2において網掛けで示すように、ストッパ2は、硬度の異なる2種類の弾性部材を用いて形成される。具体的には、ストッパ2は、比較的硬質な弾性部材を用いて形成されるベース部21と、比較的軟質な弾性部材を用いて形成される先端部22とを組み合わせることによって形成される。
ストッパ2は、例えば、ベース部21と先端部22のそれぞれの部材を成形した後に接着させることによって1つの部品として作製される。また、例えば、部材の組み合わせによって2色成形可能な場合には、2色成形することによって、部品を一体化させて作製してもよい。なお、2色成形の場合には、組み立てる手間をかけることなく、剥がれ等を防止することができ、信頼性を高めることができる。
ベース部21の部材は、例えば、硬質素材のゴム、エラストマである。ベース部21の硬度は、具体的には、変形することなく停止状態において所望の高さ位置に表示部1を支えておける硬度であることが好ましい。一方、先端部22の部材は、例えば、軟質素材のゴム、エラストマである。先端部22の硬度は、具体的には、容易に変形し、変形することで衝突エネルギーを緩和することができ、衝突物(表示部1)がなくなると元の形状に復帰できることのできる硬度であることが好ましい。なお、先端部22の硬度には、衝撃を吸収せずにただ潰れるのではなく、衝突エネルギーを緩和できるだけの衝突物にあった硬さは必要である。なお、先端部22の硬度は、先端部22の形状や厚みを加味した上で調整すればよい。なお、先端部22による衝突エネルギーの吸収力を高めることで、ベース部21の部材として、ゴムよりも硬い、硬質エラストマや樹脂を用いることも可能である。
ストッパ2は、例えば、ベース部21と先端部22のそれぞれの部材を成形した後に接着させることによって1つの部品として作製される。また、例えば、部材の組み合わせによって2色成形可能な場合には、2色成形することによって、部品を一体化させて作製してもよい。なお、2色成形の場合には、組み立てる手間をかけることなく、剥がれ等を防止することができ、信頼性を高めることができる。
先端部22は、ベース部21よりも先に表示部1と接触するように、ストッパ2の表面(衝突面)中央に凸形状で形成される。具体的には、より多くの衝突エネルギーが吸収できるように、先端部22は中空のドーム形状で形成される。そして、先端部22を囲むベース部21の外縁は、先端部22よりも後に表示部1と接触するように、先端部22よりも少し下がった高さで、かつ表示部1を停止させたい高さhで形成される。すなわち、ベース部21の外縁の部分(例えば、図2における外縁21−1)は、所望の高さで衝撃物を支えるだけでなく、先端部22を衝突方向に沿って凹ませるための囲いの役目も兼ねている。
また、ベース部21には、その外縁の内側に、先端部22を支えるための先端部支持部21−2が形成され、その先端部支持部21−2に対しドーム形状の先端部22の底面が重ねられる。ベース部21と先端部22との間に、先端部22を内側に凹ませる(潰れさせる)ための中空空間が形成される。なお、先端部支持部21−2は、先端部21が先に表示部1と衝突するように支えるだけでなく、表示部1を閉鎖させた時にベース部21の外縁が表示部1と直に接触した状態で支えることができるように支える。具体的には、先端部22がベース部21の外縁よりも高い位置まで張り出し、また衝突時に先端部22が外縁の高さまで潰れることができるような位置で支える。
なお、ベース部21に先端部支持部21−2を設けずに、ベース部21の外縁の内側に、直接凸形状の先端部22を組み合わせることも可能である。そのような場合には、先端部22の高さを調整すればよい。
次に、図3を参照して本実施の形態におけるストッパ2による緩衝効果について説明する。図3は、本実施の形態におけるストッパ2の緩衝効果を説明するための説明図である。図3(A)に示すように、閉鎖動作に伴い表示部1が本体部3に向けて回転すると、表示部1がストッパ2と衝突する。ここで、表示部1は、まずストッパ2の先端部22に衝突する。このとき、軟らかい素材で形成されたドーム形状の先端部22は、衝突エネルギーによって変形する(潰れる)。先端部22が潰れることによって衝突エネルギーが吸収されるので、先端部22と表示部1との衝突音は抑えられる。
図3(B)に示すように、表示部1は更に回転し、ベース部21と衝突する。このとき、先端部22は、表示部1の回転に合わせてベース部21の外縁の高さまで潰れている。硬い素材で形成されたベース部21は、変形することなく(または衝突した瞬間に微々たる変形をした後復帰して)表示部1を支えて、表示部1を外縁の高さで停止させる。なお、表示部1の回転スピードは先端部22との先の衝突によって減速されているので、硬い素材であってもベース部21と表示部1との衝突音は抑えられる。最後に、ロック部5を回転させ、ベース部21で支えられた表示部1を固定する。
以上のように、本実施の形態によれば、比較的軟質な弾性部材を用いて形成される先端部22と、比較的硬質な弾性部材を用いて形成されるベース部21とを組み合わせ、先に先端部22と衝突させ、先端部22が潰れることでその衝突エネルギーを緩和させた後に先端部22を挟むことなくベース部21と衝突させるような緩衝構造とすることによって、開閉装置において、取付領域を増やすことなく、衝突音の低減効果と停止時の高さ位置精度の確保とを両立させることができる。
なお、本実施の形態によれば、緩衝用の部材と高さ位置精度を確保するための部材とを別々に設ける必要もなく、部品点数を増やすことなく上記効果を得ることができる。
実施の形態2.
次に、本発明の第2の実施の形態について図面を参照して説明する。図4は、本実施の形態におけるストッパ2の断面図(図2(A)におけるA−A’断面図)である。本実施の形態では、ベース部21と先端部22との間に形成される中空空間を半密封構造としている。具体的には、ドーム形状の先端部22の底面と重ねられる先端部支持部21−2に、中空空間の空気をゆっくり出し入れするための開口穴23が設けられている。開口穴23の数は、中空空間を半密封構造とすることができれば、いくつであってもよい。具体的には、先端部22の硬度や厚みを加味した上で、先端部22が十分に衝突エネルギーを緩和させることができるように中空空間の空気圧を調整すればよい。
次に、図5を参照して本実施の形態におけるストッパ2による緩衝効果について説明する。図5は、本実施の形態によるストッパ2の緩衝効果を説明するための説明図である。図5(A)に示すように、閉鎖動作に伴い表示部1が本体部3に向けて回転すると、表示部1がストッパ2と衝突する。ここで、表示部1は、まずストッパ2の先端部22に衝突する。このとき、軟らかい素材で形成されたドーム形状の先端部22は、衝突エネルギーによって変形する(潰れる)。本実施の形態では、表示部1が先端部22に衝突した際に、ドーム形状の先端部22が潰れていくとともに、半密封構造の中空空間の空気が開口穴23からゆっくり抜けていく。すなわち、先端部22には、半密封構造の中空空間によって空気バネの効果も加わることとなる。従って、衝突した瞬間に、十分な衝突エネルギーを吸収できなくても、空気バネとして作用することによって段階的に衝突エネルギーを緩和させることができる。例えば、先端部22をより軟らかい素材で形成して、衝突した瞬間の衝突エネルギーの吸収量を増やし、全体的な衝突エネルギーの吸収量を開口穴23による空気圧によって調整することも可能である。先端部22が潰れることによって衝突エネルギーが吸収されるので、先端部22と表示部1との衝突音は抑えられる。
図5(B)に示すように、表示部1は更に回転し、ベース部21と衝突する。このとき、先端部22は、表示部1の回転に合わせてベース部21の外縁の高さまで潰れている。硬い素材で形成されたベース部21は、変形することなく表示部1を支えて、表示部1を外縁の高さで停止させる。なお、表示部1の回転スピードは先端部22との先の衝突によって減速されているので、ベース部21と表示部1との衝突音は抑えられる。最後に、ロック部5を回転させ、ベース部21で支えられた表示部1を固定する。
以上のように、本実施の形態によれば、先端部22を半密封構造で組み合わせることによって、さらに空気バネとしても作用させることができ、緩衝効果をより高めることができる。
本発明は、例えば、折り畳み式携帯電話端末やノート型パーソナルコンピュータなど、回転やスライド等によってある筐体(または部位)が開閉自在な構造を有し、開閉される筐体(または部位)は、停止状態(所定の閉鎖位置または開放位置)において他の筐体(または部位)と衝突することによって破損したりや衝突音が発生したりする可能性のある装置に好適に適用可能である。
第1の実施の形態による開閉装置に用いられる緩衝構造の一例を示す説明図である。 第1の実施の形態におけるストッパ2の構成例を示す説明図である。 第1の実施の形態におけるストッパ2の緩衝効果を説明するための説明図である。 第2の実施の形態におけるストッパ2の断面図である。 第2の実施の形態におけるストッパ2の緩衝効果を説明するための説明図である。 開閉動作する表示機構に用いられるストッパの一例を示す説明図である。
符号の説明
1 表示部
2 ストッパ
21 ベース部
21−1 外縁
21−2 先端部支持部
22 先端部
23 開口穴
3 本体部
4 軸
5 ロック部

Claims (7)

  1. 第1の筐体部と第2の筐体部とが開閉自在に接続された開閉装置における、開閉動作に伴う筐体部の衝突を緩衝するための緩衝部材であって、
    前記第1の筐体部に取りつけられ、前記第2の筐体部を所定の高さ位置で停止させるためのベース部と、前記ベース部よりも先に前記第2の筐体部と衝突し、少なくとも前記ベース部の高さまで潰れる先端部とを備え、
    前記ベース部の外縁は、前記第2の筐体部を所望の高さで停止させることができる高さに形成され、
    前記先端部は、前記ベース部の外縁の内側に、当該ベース部よりも低い硬度の弾性部材で凸形状に形成されている
    ことを特徴とする開閉装置の緩衝部材。
  2. 先端部は、中空のドーム形状に形成されている
    請求項1に記載の開閉装置の緩衝部材。
  3. ベース部は、当該ベース部の外縁の内側で先端部を支持するための先端部支持部を有し、
    前記先端部支持部は、前記ベース部の外縁よりも低い位置で先端部の底面を支持し、
    前記先端部は、前記ベース部の外縁よりも高い位置まで張り出し、第2の筐体部と衝突したときに前記外縁の高さまで潰れる
    請求項1または請求項2に記載の開閉装置の緩衝部材。
  4. 先端部と先端部支持部との間に中空空間が形成され、
    先端部支持部には、前記中空空間の気体を通過させるための孔が形成されている
    請求項3に記載の開閉装置の緩衝部材。
  5. ベース部と先端部とが一体成形されている請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載の開閉装置の緩衝部材。
  6. ベース部が、ゴムよりも硬度の高い硬質エラストマまたは樹脂で形成されている請求項1から請求項5のうちのいずれか1項に記載の開閉装置の緩衝部材。
  7. 第1の筐体部と第2の筐体部とが開閉自在に接続された開閉装置であって、
    第1の筐体部には、第2の筐体部との衝突を緩衝するための緩衝部材が取り付けられ、
    前記緩衝部材は、前記第2の筐体部を所定の高さ位置で停止させるためのベース部と、前記ベース部よりも先に前記第2の筐体部と衝突し、少なくとも前記ベース部の高さまで潰れる先端部とを備え、
    前記ベース部の外縁は、前記第2の筐体部を所望の高さで停止させることができる高さに形成され、
    前記先端部は、前記ベース部の外縁の内側に、当該ベース部よりも低い硬度の弾性部材で凸形状に形成されている
    ことを特徴とする開閉装置。
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JP2010227975A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Sankyo Oilless Industry Inc カム装置のカムスライダー用緩衝材とその取付方法

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