JP2008090475A - メッセージ分析装置、メッセージ分析方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】より精度良くファイル間の関係を解析することのできるメッセージ分析装置を提供すること。
【解決手段】メッセージ情報記憶部2は入力部1が入力したメッセージを複数記憶し、ファイル情報記憶部3は入力メッセージの添付ファイルを複数記憶する。ファイル間関係解析部4は、メッセージ情報記憶部2に記憶された複数のメッセージとファイル情報記憶部3に記憶された複数のファイルとに基づいて、複数のファイル間の関係の解析を行う。この解析により得られた複数のファイル間の関係を示すリンク情報はリンク情報記憶部5に記憶される。提示情報生成部6は、ユーザからのファイル表示要求に対応する表示対象ファイルと、第3の記憶手段から取得した、表示対象ファイルが関係するリンク情報と、第2の記憶手段から取得した、リンク情報に関係する一連のファイルとに基づいて、ユーザに提示するための提示情報を生成する。
【選択図】 図1
【解決手段】メッセージ情報記憶部2は入力部1が入力したメッセージを複数記憶し、ファイル情報記憶部3は入力メッセージの添付ファイルを複数記憶する。ファイル間関係解析部4は、メッセージ情報記憶部2に記憶された複数のメッセージとファイル情報記憶部3に記憶された複数のファイルとに基づいて、複数のファイル間の関係の解析を行う。この解析により得られた複数のファイル間の関係を示すリンク情報はリンク情報記憶部5に記憶される。提示情報生成部6は、ユーザからのファイル表示要求に対応する表示対象ファイルと、第3の記憶手段から取得した、表示対象ファイルが関係するリンク情報と、第2の記憶手段から取得した、リンク情報に関係する一連のファイルとに基づいて、ユーザに提示するための提示情報を生成する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、蓄積されたメッセージに添付されたファイル間の関係を分析するメッセージ分析装置、メッセージ分析方法及びプログラムに関する。
メッセージ(例えば電子メール)に添付されたファイルを管理するためのシステムとして、これまで、電子掲示板システムにおいて送受信される電子メールの添付ファイルに対し更新管理等を行う装置(例えば特許文献1参照)が提案されている。しかし、特許文献1に開示された装置は、添付ファイルに対して指定された形式で番号を付与することにより、付与された番号に基づく添付ファイルの新規登録、既存ファイルへの更新を行うものであり、指定された形式で番号を付与することが必須となる欠点がある。
また、上記のように番号を付与することを要しないものとして、業務を通じて蓄積された電子メールの送受信履歴から添付ファイルの参照を効率的に行うための文書管理方法(例えば特許文献2や特許文献3参照)が提案されている。特許文献2の方法は、電子メールの送受信の過程で送信された添付ファイルに対し、同名のファイルに対して更新管理を行うようにしたものである。特許文献3の方法は、返信や転送の関係により関係付けられる電子メール群毎に電子メール情報を蓄積・管理し、電子メール履歴別の添付ファイルの一覧表示などを提供することにより、添付ファイルへの参照を効率良くできるようにしたものである。
特開2000−322340号公報
特開2001−142801号公報
特開2003−067306号公報
上記特許文献2においては、電子メールなどのメッセージに添付されたファイルの管理を行うために、添付ファイルの更新を検出することにより、添付ファイルの更新管理が行われている。送信された添付ファイルが更新されたファイルかあるいは新規のファイルかどうかは、ファイル名に基づいて判定される。すなわち、送信されたファイルと同名のファイルがシステムのデータベース内にあれば、更新されたファイルとみなされ、同名のファイルがなければ新規のファイルと見なされる。
しかしながら、実際のメッセージの送受信の過程では、更新したファイルが必ずしも同じファイル名で(メッセージに添付されて)送信されるとは限らない。更新後のファイルの名前が、その更新前のファイルの名前の一部を変更(例えば末尾に日付や数字を付けるなど)したものにされることは、例えば電子メールのやり取りなどにおいて良く行われている。これに対し、上記特許文献3では、ファイル名が完全に同じでなくても、ファイル名の末尾の数字など一部の違いを除いて名前が一致すれば、ファイル名が同じであるとみなすようにしているが、この方法では、名前の一部が異なるファイルは、全て更新されたファイルとみなされてしまう。このように、ファイル名からは、過去のファイルの更新版なのか、全く別のファイルとして送られたのかを判別することは困難な場合があり、添付ファイルの更新履歴を正しく行うことができないことがあるという問題がある。
また、メッセージの送受信を通じて受け渡しされる添付ファイルに対し、ファイルの更新以外にも、ファイル間に成り立つ関係があると考えられる。例えば、複数人の共同作業としてファイルの作成が行われるような場合には、各人が担当した部分を添付ファイルで送信し、その後、それらを集約したものが添付ファイルとして送信されるような場合がある。こうした場合、ファイル間の集約関係を解析し、利用できれば、ファイルをより効率良く参照できるようなファイル管理ができると考えられるが、従来の技術では、そうしたファイル間の関係の利用は考慮されていない。
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、より精度良く添付ファイル間の関係を解析することのできるメッセージ分析装置、メッセージ分析方法及びプログラムを提供することを目的とする。また、蓄積されたメッセージの中から添付ファイルを効率良く参照できるメッセージ分析装置、メッセージ分析方法及びプログラムを提供することを目的とする。また、添付ファイルの作成の経緯が分るような情報提示を行うことのできるメッセージ分析装置、メッセージ分析方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係るメッセージ分析装置は、メッセージを入力する入力手段と、前記入力手段が入力したメッセージを複数記憶する第1の記憶手段と、前記入力手段が入力したメッセージに添付されていたファイルを複数記憶する第2の記憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶された複数のメッセージと前記第2の記憶手段に記憶された複数のファイルとに基づいて、複数のファイル間の関係の解析を行う解析手段と、前記解析手段による前記解析により得られた、前記複数のファイル間の関係を示すリンク情報を記憶する第3の記憶手段と、ユーザからのファイル表示要求を受け付ける受付手段と、前記第2の記憶手段から、前記ファイル表示要求に対応する表示対象ファイルを取得する手段と、前記第3の記憶手段から、前記表示対象ファイルが関係するリンク情報を取得する手段と、前記第2の記憶手段から、前記取得したリンク情報に関係する一連のファイルを取得する手段と、前記表示対象ファイルと、前記取得したリンク情報と、前記取得した一連のファイルとに基づいて、前記ユーザに提示するための提示情報を生成する提示情報生成手段とを備えたことを特徴とする。
なお、装置に係る本発明は方法に係る発明としても成立し、方法に係る本発明は装置に係る発明としても成立する。
また、装置または方法に係る本発明は、コンピュータに当該発明に相当する手順を実行させるための(あるいはコンピュータを当該発明に相当する手段として機能させるための、あるいはコンピュータに当該発明に相当する機能を実現させるための)プログラムとしても成立し、該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体としても成立する。
また、装置または方法に係る本発明は、コンピュータに当該発明に相当する手順を実行させるための(あるいはコンピュータを当該発明に相当する手段として機能させるための、あるいはコンピュータに当該発明に相当する機能を実現させるための)プログラムとしても成立し、該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体としても成立する。
本発明によれば、より精度良くファイル間の関係を解析することができるようになる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係るメッセージ分析装置について説明する。
本発明の第1の実施形態に係るメッセージ分析装置について説明する。
本実施形態では、メッセージの一例としては電子メールを例にとって説明するが、電子メール以外のメッセージであっても構わない。ただし、メッセージは、これにファイルを添付して送受信可能なものとする。
また、以下の説明において、メッセージ分析装置が扱うファイルは、メッセージに添付されて送受信されたファイルである。
図1に、本発明の第1の実施形態に係るメッセージ分析装置の構成例を示す。
図1に示されるように、本実施形態のメッセージ分析装置は、所定のネットワークを介して送受信されるメッセージを入力するメッセージ入力部1、入力したメッセージを記憶するメッセージ記憶部2、メッセージに添付されたファイルを記憶するファイル記憶部3、ファイル間の関係を解析するファイル間関係解析部4、ファイル間の関係の解析の結果得られる情報(リンク情報と呼ぶ)を記憶するリンク情報記憶部5、提示すべき情報を生成する提示情報生成部6を備えている。
なお、本メッセージ分析装置は、例えば、ネットワーク上にあるメッセージ配信機能を有するサーバーマシン上におけるソフトウェアの一部として実現することも可能であるし、あるいは、メッセージ受信機能を有するクライアントマシン上のソフトウェアの一部として実現することも可能である。また、例えば、本メッセージ分析装置は、上記以外でも、例えばネットワーク上で送受信されるメッセージを取得する機能を有する他のマシン上のソフトウェアの一部として実現することも可能である。
本メッセージ分析装置は、入力したメッセージとその添付ファイルを蓄積していき、添付ファイルを持つ新たなメッセージを入力したときに、入力した添付ファイルと過去に蓄積した添付ファイルとの間にある関係を調べる。具体的には、ファイル間関係解析部4において、ファイルに関するファイル情報(例えばファイルの名前)と、そのファイルの添付元の(すなわち、そのファイルを添付していた)メッセージに関するメッセージ情報(例えばメッセージの本文情報)とに基づいて、ファイル間の関係の存否とファイル間に関係が存在する場合におけるその関係の種類(以下、リンク種類と呼ぶ)を解析する。そして、ユーザからファイルの一覧表示の要求があった場合には、提示情報生成部6において、解析されたファイル間の関係に基づいた提示情報の生成を行う。
生成された提示情報は、提示情報を表示可能な装置へ出力される。例えば、図示しない表示装置に与えられて表示される。あるいは、例えば、ネットワークを介して図示しない計算機に与えられ、該計算機に接続された表示装置に表示される。
上記のように本メッセージ分析装置の処理は、大きく、ファイル間関係解析部4におけるファイル間の関係の解析と、提示情報生成部6における提示情報の生成とに分けられる。
最初に、ファイル間関係解析部4の処理について説明し、次いで、提示情報生成部6の処理について説明する。
図2に、ファイル間関係解析部4の処理手順の一例を示す。
まず、ファイル間関係解析部4は、メッセージ入力部1により入力されたメッセージを入力する(ステップS1)。
なお、メッセージ入力部1が入力する対象となるメッセージは、例えば、本メッセージ解析装置がメッセージの送信元、宛先となる計算機に搭載されている場合における、該計算機が送信したメッセージ及び該計算機が受信したメッセージ(の全部又は一部)であり、また、例えば、本メッセージ解析装置がメッセージの送信元、宛先とならない計算機に搭載されている場合における、該計算機が取得可能なメッセージ(の全部又は一部)である。
ファイル間関係解析部4は、メッセージを入力すると、このメッセージに添付されたファイルがあるか否かを調べる(ステップS2)。
新たに入力された添付ファイルがある場合は、ファイル間関係解析部4は、当該添付ファイルと関連付け可能なファイルが、過去に入力・蓄積したファイルの中にあるか否かを調べるために、分析対象となるファイルを選定し、それら選定したファイルのファイル情報(とファイルIDとメッセージID)をファイル情報記憶部3から収集する(ステップS3)。
ここで、ファイル情報記憶部3には、過去に入力したメッセージに添付されていた個々のファイルにつき、当該ファイルを一意に識別するためのファイルIDと、当該ファイルの添付元のメッセージを一意に識別するためのメッセージIDとに対応付けて、当該ファイルから抽出されたファイル情報が記憶されている(例えば、メッセージがメッセージ入力部1から入力されたときに、そのメッセージの添付ファイルに係るファイル情報が記憶される)。
なお、メッセージIDは、例えば、そのメッセージがメッセージ入力部1から入力されたときに与えられる。また、ファイルIDは、例えば、そのファイルを添付したメッセージがメッセージ入力部1から入力されたときに与えられる。
ファイル情報としては、例えば、ファイル名、ファイルのサイズ、ファイルの作成者、ファイルの作成日時などの情報を、当該ファイル(の例えばヘッダ部など)から抽出して記憶することができる。これら以外の情報についても、ファイルの種別、ファイルから抽出されるテキスト情報など、ファイルから抽出可能な情報であれば、それらを記憶することもできる。本実施形態では、ファイル情報として少なくともファイル名が含まれるものとしている。
また、ファイル情報記憶部3には、ファイルIDとメッセージIDに対応付けて、ファイル自体を記憶してもよい。
なお、上記では、ファイル情報記憶部3には、ファイルIDとメッセージIDに対応付けて、ファイル情報(または、ファイル自体とそのファイル情報)を記憶したが、その代わりに、ファイルIDとメッセージIDに対応付けて、ファイル自体を記憶しておき、必要に応じて、該ファイルからファイル情報を抽出するようにしてもよい。
分析対象のファイルとしては、ファイル情報記憶部3に蓄積された全てのファイルを収集することも可能であるが、ファイル名に基づいて処理対象を限定することもできる。
例えば、入力した添付ファイルのファイル名と同じ名前を持つファイル及び該入力した添付ファイルのファイル名に対して予め用意されたファイル名一致条件を満たすファイル名を持つファイルのみを収集し、それらを処理対象としてもよい。ここで用いるファイル名の一致条件としては、例えば、「ファイル名の末尾にある数字、括弧書きなどを除いた部分が一致すること」という条件などが挙げられる(すなわち、ファイル名の末尾にある数字、括弧書きなどを除いてファイル名が一致するか否かを判定することになる)。この条件によれば、例えば、新たに入力された添付ファイルのファイル名が「A社向け提案書.doc」である場合に、このファイル名に対して、「A社向け提案書2.doc」や「A社向け提案書(XXX).doc」などのファイル名を持つファイルが収集される。
さらに、ファイル名に基づいて収集したファイルに加え、新たに入力した添付ファイルの添付元のメッセージの属するスレッド(ここでは、スレッドは、メッセージの返信・転送関係で接続される一連のメッセージを意味するものとする。)と同じスレッド内の全ての添付ファイルを収集するようにしてもよい。なお、同一のスレッドに属するファイルを探し出す方法は、公知の技術を用いて構わない。
なお、この他にも、例えば、過去の一定期間に入力され、かつ、送信元が同一のメッセージに添付されたファイルを収集する方法なども可能である。
次に、ファイル間関係解析部4は、ステップS3で選定された各ファイルについて、その添付元のメッセージのメッセージ情報(とメッセージID)をメッセージ情報記憶部2から取得する(ステップS4)。
ここで、メッセージ情報記憶部2には、過去に入力した個々のメッセージにつき、当該メッセージを一意に識別するためのメッセージIDと、当該メッセージから抽出されたメッセージ情報が記憶されている(例えば、メッセージがメッセージ入力部1から入力されたときに、そのメッセージに係る情報が記憶される)。
メッセージ情報としては、例えば、メッセージの本文情報、メッセージの送信元(送信者)、メッセージの送信時刻などを、当該メッセージ(の例えばヘッダ部やデータ部など)から抽出して記憶することができる。
また、送信された或るメッセージが他のメッセージに対する返信であった場合は、その返信先のメッセージ(すなわち、当該他のメッセージ)のメッセージIDを取得し、さらにそのメッセージの返信先のメッセージのメッセージIDを取得し…というように、次々と返信・転送関係を遡ることにより、当該或るメッセージが属するスレッドの先頭に位置するメッセージのメッセージIDを取得して記憶することができる。
なお、これら以外の情報についても、メッセージのサブジェクト、メッセージの宛先など、メッセージから取得可能な情報であれば、それらを記憶することもできる。
本実施形態では、メッセージ情報として少なくともメッセージの本文情報が含まれるものとしている。
また、メッセージ情報記憶部2には、メッセージIDに対応付けて、メッセージ自体を記憶してもよい。
なお、上記では、メッセージ情報記憶部2には、メッセージIDに対応付けて、メッセージ情報(または、メッセージ自体とそのメッセージ情報)を記憶したが、その代わりに、メッセージIDに対応付けて、メッセージ自体を記憶しておき、必要に応じて、該メッセージからメッセージを抽出するようにしてもよい。
また、メッセージ情報記憶部2には、各メッセージのメッセージIDだけでなく、そのメッセージに添付されていたファイルのファイルIDをも対応付けて記憶してもよい。
続いて、ファイル間関係解析部4は、入力されたメッセージの添付ファイルと、収集したファイルとの間の関係の解析を行う(ステップS5)。
ファイル間の関係は、ファイル情報記憶部3から収集したファイル情報(とファイルIDとメッセージID)と、メッセージ情報記憶部2から収集したメッセージ情報(とメッセージID)とを利用し、例えば予め用意されたルールを適用することにより、解析することができる。
図3に、IF−THEN形式のルールの一例を示す。図3の例では、FILE1が新たに入力されたメッセージの添付ファイル(対象ファイルと呼ぶものとする)を、MESSAGE1がその添付元のメッセージ(対象メッセージと呼ぶものとする)を表している。ここで、FILE1.nameは対象ファイルのファイル名を、MESSAGE1.authorは対象メッセージの送信元を、MESSAGE1.bodyは対象メッセージの本文情報を表している。このルールは、IF部で、収集されたファイルの中から、そのファイル名が対象ファイルのファイル名と同じであり、かつ、その添付元のメッセージの送信元が、対象メッセージの送信元と同じであり、かつ、その添付元のメッセージの本文情報に「更新」の文字列を含むファイル(FILEX)を求め、THEN部で、その中の最新のファイル(newest(FILEX))がFILE1と関係r1でつながるという解析結果を出す。
図4に、添付ファイル間から「改訂」の関係を解析するルールの記述の一例を示す。
ルールは上に記述されたものから適用され、最初のルール(RULE1)は、(1)FILE1と同一のスレッドに属し(すなわちスレッドの先頭メッセージが同一となる)、かつ、(2)他のファイルによって改訂されておらず、かつ、(3)FILE1と同名のファイルがあれば、
そのうち最新のファイルがFILE1と改訂(revise)の関係にあると関連付ける。
そのうち最新のファイルがFILE1と改訂(revise)の関係にあると関連付ける。
なお、同一のスレッドに属するか否かの判断は、公知の技術を用いて構わない。
このルールの条件を満たすものがなければ、次のルール(RULE2)が適用される。
このルール(RULE2)は、(1)FILE1と同一のスレッドに属し、かつ、(2)他のファイルによって改訂されておらず、かつ、(3)FILE1とファイル名が一部の違いを除いて一致し、かつ、(4)FILE1のメッセージの本文情報に改訂に関する記述(例えば、「改訂」あるいは「更新」あるいは「修正」)が含まれているファイルがあれば、
そのうち最新のファイルがFILE1と改訂の関係にあると関連付ける。
そのうち最新のファイルがFILE1と改訂の関係にあると関連付ける。
ここで、FILE.name2はファイル名から末尾の数字などを除いたものを表すとする。
さらにルールを追加したり、IF部の条件を細かく設定したりすることもできる。
図4の例にある条件以外にも、ファイル、添付元のメッセージに関する他の情報(作成者、作成日時、サイズ、抽出されたテキストなど)を条件としたルールを用いてもよい。
図5に、添付ファイル間から「集約」の関係を解析するルールの記述の一例を示す。
このルールは、(1)FILE1と同一のスレッドに属し、かつ、(2)FILE1とファイル名が一部の違いを除いて一致し、かつ、(3)FILE1のメッセージの本文情報に集約に関する記述(例えば、「集約」あるいは「まとめ」あるいは「纏め」あるいは「マージ」)が含まれているファイルがあれば、
それらのファイルをFILE1と集約(sum)の関係にあると関連付ける。
それらのファイルをFILE1と集約(sum)の関係にあると関連付ける。
ところで、メッセージの本文情報の内容に基づいて、入力した添付ファイルのステータス情報を解析することもできる。例えば、ファイルの添付元のメッセージの本文情報に対し、ステータスの解析用の表現(例えば、/*下書き*/のような正規表現)を用意して照合を行うことにより、ファイルのステータス情報を求めることもできる。
ファイル間の関係を解析した結果、関係の存在とその関係の種類が得られた場合は(ステップS6)、リンク先(関係先)のファイル(FILE1)のファイルIDと、リンク元(関係元)のファイル(FILEX)のファイルIDと、リンク種類とを含むリンク情報をリンク情報記憶部5に記憶する(ステップS7)。
また、例えば、ファイルのステータス情報を取得した場合は、ステータス情報もリンク情報とともにリンク情報記憶部5に記憶してもよい。
なお、ルールについては、上記に例示した形式に限定されるものではなく、同じ意味を表現できるものであれば、どのような形式のものであっても構わない。例えば、XMLタグを用いて記述するなどしてもよい。
また、ルールにより解析される関係以外にも、1つのメッセージに対して複数のファイルが添付されている場合は、それらファイルのファイルIDの組をリンク情報記憶部5に記憶し、同一グループに属するファイル群とすることもできる。
次に、提示情報生成部6の処理について説明する。
ここでは添付ファイルの一覧情報を表示するための情報を生成する。
図6に、提示情報生成部6における処理手順の一例を示す。
まず、提示情報生成部6は、(例えばユーザからの入力として)ファイル表示の要求を受ける(ステップS11)。その際、表示対象となるファイルのファイルIDを取得する。ファイルIDは、例えば要求に付加して入力してもよいし、要求に続いて入力してもよい。
続いて、提示情報生成部6は、入力した表示対象ファイルのファイルIDに基づいて、ファイル情報記憶部3から表示対象ファイルのファイル情報を取得し(ステップS12)、さらに、リンク情報記憶部5から表示対象ファイルと関係するリンク情報を取得する(ステップS13)。
このとき、「改訂」や「集約」の関係でつながるファイルがあれば、リンク元に遡って各関係でつながる一連のファイルを取得する。
これはリンク情報記憶部5に記憶されたリンク情報のリンク元のファイルのファイルIDを参照、利用することにより可能である(例えば、或るリンク情報に含まれるリンク元のファイルのファイルIDを、リンク先のファイルのファイルIDとして含む他のリンク情報を取得することを、繰り返し行えばよい)。
こうして、ファイルの一覧表示の際に、「改訂」や「集約」の関係を持つファイルに対しては、「改訂」や「集約」の履歴情報へのリンクを作り、リンク先の情報として「改訂」や「集約」の関係でつながる一連のファイルを表示するための情報を生成し(ステップS14)、これを例えば表示装置に出力する(ステップS15)ことによって、表示装置を使って該情報を提示させることができる。
以下、具体例を用いて説明する。
<第1の具体例>
第1の具体例は、ファイル間に改訂の関係がある場合の例である。
第1の具体例は、ファイル間に改訂の関係がある場合の例である。
図7に、この場合のメッセージ群の具体例を示す。
図7は、解析対象となる範囲を、同一のスレッドに属するメッセージ(先頭メッセージと、先頭メッセージを起点にして次々と返信や転送などの関係による結びつきを持つメッセージ群)の添付ファイルとしたものである。ここでは、201はスレッドの先頭メッセージ(送信元はAとする)であり、202はメッセージ201に対する返信メッセージ(送信元はBとする)であり、以降、203〜208まで返信・転送関係を持つものとする(203,204,206,207,208の送信元はAであり、205の送信元はBであるとする)。また、211はメッセージ201に対するもう一つの返信メッセージ(送信元はCとする)であり、212はメッセージ211に対する返信メッセージ(送信元はDとする)である。
なお、例えば、本メッセージ解析装置がAの計算機に搭載されている場合には、メッセージ201,203,204,206,207,208は、Aの送信済みメールであり、メッセージ202,205,211,212はAの受信メールとなる。また、例えば、本メッセージ解析装置がBの計算機に搭載されている場合には、メッセージ202,205は、Bの送信済みメールであり、メッセージ201,203,204,206,207,208,211,212はBの受信メールとなる。
図7では、メッセージ201にファイルFX.doc(作成者の名前はAとする)とFY.doc(作成者の名前はAとする)が添付されており、メッセージ204にファイルFX(2).doc(作成者の名前はAとする)が添付されており、メッセージ207にファイルFX(3).doc(作成者の名前はAとする)が添付されており、メッセージ208にファイルFZ.doc(作成者の名前はAとする)が添付されており、メッセージ212にファイルFW.doc(作成者の名前はDとする)が添付されている。
まず、図7の例の場合、メッセージ204が入力された際に、該メッセージ204の添付ファイルFX(2).docについて解析が行なわれ、例えば図4のようなルールが適用されて、FX(2).docをリンク先、FX.docをリンク元、リンク種類を「改訂」とするリンク情報が得られる。また、メッセージ207が入力された際に、同様に、該メッセージ207の添付ファイルFX(3).docについて解析が行なわれ、FX(3).docをリンク先、FX(2).docをリンク元、リンク種類を「改訂」とするリンク情報が得られる。
そして、図7のようなメッセージ群に対し、そこに含まれる添付ファイルの一覧表示を行う場合、一覧画面として、例えば図8のような提示情報を生成し、画面に表示させることができる。
図8の提示例では、各ファイルについて、ファイル情報記憶部3から取得した情報として、ファイル名(FX(3).doc等)とファイルの作成者の名前(A等)を一覧で表示している。また、同一のメッセージに添付されていた複数のファイル(FX.docとFY.doc)については、同一のグループとして、並べて表示している。また、ステータス情報が解析されたファイル(FZ.doc)に対し、ファイル名の下に解析されたステータス情報(作成中)を表示している。
また、この例では改訂の関係が付けられたファイルのうち、最下流のリンク先のファイルすなわち最新版のファイル(FX(3).doc)のみを表示しているが、リンク元を含めて全てのファイル(FX.doc、FX(2).doc、FX(3).doc)を表示するようにしてもよい。
また、各関係を遡り、改訂が何回行われているか回数を表示するようにしてもよい。
また、リンク情報記憶部5に記憶された関係で接続されたファイルに対しては、作成履歴を表示する画面へのリンク(図9中の240で示した、作成履歴という文字に下線を付したもの)を表示している。
このリンクの先では、例えば図9のような画面を表示できる。
図9の提示例では、リンク情報記憶部5で記憶された関係を遡って取得した一連のファイルを、添付ファイルの作成の履歴として表示している。また、各ファイルに対して、ファイル情報記憶部3から取得される情報(ファイル名、ファイルの作成者、ファイル作成日)を表示している。
<第2の具体例>
第2の具体例は、ファイル間に集約の関係がある場合の例である。
第2の具体例は、ファイル間に集約の関係がある場合の例である。
図10に、この場合のメッセージ群の具体例を示す。
図10は、解析対象となる範囲を、同一のスレッドに属するメッセージ(先頭メッセージと、先頭メッセージを起点にして次々と返信や転送などの関係による結びつきを持つメッセージ群)の添付ファイルとしたものである。ここでは、401はスレッドの先頭メッセージ(送信元はAとする)であり、402はメッセージ401に対する返信メッセージ(送信元はBとする)であり、以降、403〜407まで返信・転送関係を持つものとする(403,407の送信元はAであり、404の送信元はCであり、405の送信元はDであり、406の送信元はEであるとする)。また、411はメッセージ401に対して返信や転送等のつながりを持つメッセージ(送信元はAとする)である。
なお、例えば、本メッセージ解析装置がAの計算機に搭載されている場合には、メッセージ401,403,407,411は、Aの送信済みメールであり、メッセージ402,404,405,406はAの受信メールとなる。また、例えば本メッセージ解析装置がBの計算機に搭載されている場合には、メッセージ402は、Bの送信済みメールであり、メッセージ401,403〜407,411はBの受信メールとなる。
図7では、メッセージ402にファイル○○○xxx.doc(作成者の名前はBとする)が添付されており、メッセージ404にファイル○○○yyy.doc(作成者の名前はCとする)が添付されており、メッセージ405にファイル○○○zzz.doc(作成者の名前はDとする)が添付されており、メッセージ406にファイル○○○aaa.doc(作成者の名前はEとする)が添付されており、メッセージ407にファイル○○○bbb.doc(作成者の名前はAとする)が添付されている。また、メッセージ411にファイル□□□ccc.doc(作成者の名前はAとする)が添付されている。
まず、図10の例の場合、メッセージ407を入力した際に、該メッセージの添付ファイル○○○bbb.docについてリンクの解析が行われる。例えば図5のルールが適用されると、メッセージ407の本文には文字列「まとめ」が含まれており、○○○bbb.docをリンク先、○○○xxx.doc、○○○yyy.doc、○○○zzz.doc、○○○aaa.docをリンク元、リンク種類を「集約」とするリンク情報が得られる。
そして、図10のようなメッセージ群に対し、そこに含まれる添付ファイルの一覧表示を行った場合、一覧画面として、図11のような画面を生成することができる。
図11の提示例では、各ファイルについて、ファイル情報記憶部3から取得した情報(ファイル名(○○○bbb.doc等)、ファイルの作成者(A))を一覧で表示している。
また、この例では集約の関係が付けられたファイルのうち、リンク先のファイルすなわち集約されたファイル(○○○bbb.doc)のみを表示しているが、リンク元を含めて全てのファイル(○○○xxx.doc、○○○yyy.doc、○○○zzz.doc、○○○aaa.doc)を表示するようにしてもよい。
また、各関係を遡り、集約が何回行われているか回数を表示するようにしてもよい。
また、リンク情報記憶部5に記憶された関係で接続されたファイルに対しては、集約履歴を表示する画面へのリンク(図11中の440で示した、作成履歴という文字に下線を付したもの)を表示している。
このリンクの先では、例えば図12のような画面を表示できる。
図12の提示例では、リンク情報記憶部5で記憶された関係を遡って取得した一連のファイルを、添付ファイルの集約の履歴として表示している。また、各ファイルに対して、ファイル情報記憶部3から取得される情報(ファイル名、ファイルの作成者、ファイル作成日)を表示している。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、第1の実施形態と相違する点を中心に説明する。
第2の実施形態は、第1の実施形態と相違する点を中心に説明する。
図13に、本発明の第2の実施形態に係るメッセージ分析装置の構成例を示す。
図13のメッセージ分析装置は、第1の実施形態のメッセージ分析装置の構成例(図1参照)に対して、要約情報生成部7を追加したものである。
要約情報生成部7は、ファイル間における(例えば「改訂」や「集約」といった)関係に対し、その経緯の要約情報を、ファイルの添付元のメッセージ情報に基づいて生成する。
図14に、要約情報生成部7における処理手順の一例を示す。
まず、入力情報として、ファイル間関係解析部4による解析の結果得られたリンク情報(リンク先のファイルのファイルID、リンク元のファイルのファイルID、リンク種類)を入力する(ステップS21)。
次に、ファイルIDに基づいて、リンク先のファイルとリンク元のファイルそれぞれの添付元のメッセージのメッセージ情報をメッセージ情報記憶部2から取得する(ステップS22)。
さらに、リンク元のファイルに対するメッセージとリンク先のファイルに対するメッセージが返信・転送関係でつながっている場合は、リンク元からリンク先まで返信・転送関係でつながる一連のメッセージ群を取得する(ステップS23)。これは、例えば、メッセージ情報記憶部2に記憶された返信先のメッセージのメッセージ情報を参照、利用することにより可能である。
こうして得られるメッセージ群を対象として、メッセージの本文情報を取得し(ステップS24)、メッセージの本文情報をもとにして、関係に対する経緯の要約情報を生成する(ステップS25)。
ここで生成された要約情報は、リンク情報(リンク先のファイルのファイルID、リンク元のファイルのファイルID、リンク種類)とともにリンク情報記憶部5に記憶される。
ここで、メッセージ群からの要約は、例えば、各メッセージの本文情報から一定量のテキストを抽出することにより、生成することができる。例えば、ファイル名に含まれる単語を用いてメッセージの本文情報の内容を検索し、単語が含まれていた部分の前後を抜き出すことができる。あるいは、例えば、メッセージの本文情報から引用部分(行頭が>の行など)を除いた先頭部分を抜き出すようにしてもよい。
リンク情報とともにリンク情報記憶部5に記憶された要約情報は、添付ファイルの一覧からのファイルの履歴情報の表示において利用することができる。
以下、具体例を示す。
図7の具体例の場合に、ファイルの改訂の履歴を表示するにあたって、図9の提示内容に加えて、例えば図15のように要約情報をも提示する画面を表示することができる。図15の例では、ファイルの改訂の履歴とともに、ファイル改訂の経緯の情報が表示されている。
これによりユーザは、ファイルが改訂されるまでにメッセージでどのようなやり取りが行われたのかを容易に確認することができる。
また、図10の具体例の場合に、ファイルの集約の履歴を表示するにあたって、図11の提示内容に加えて、例えば図16のように要約情報をも提示する画面を表示することができる。図16の例では、ファイルの集約の履歴とともに、ファイル履歴の経緯の情報が表示されている。
これによりユーザは、ファイルが集約されるまでにメッセージでどのようなやり取りが行われたのかを容易に確認することができる。
なお、以上では、「改訂」のみが行われる例と、「集約」のみが行われる例を用いて説明したが、「改訂」された複数のファイルが最後に「集約」されるようなメッセージ群も扱うことが可能である。
また、以上では、ファイル間の関係の種類として、「改訂」と「集約」を例にとって説明したが、これらの他にも種々の種類のファイル間の関係を扱うことが可能である。
以上説明してきたように本実施形態によれば、メッセージに添付されて送信・蓄積されるファイル群に対し、送信されたファイルの添付元のメッセージに含まれる情報内容に着目した解析を行うことにより、より精度良くファイル間の関係を解析することができるようになる。また、メッセージ及びファイルの情報内容に基づいて添付ファイル間の関係を解析し、その結果に基づくファイル情報の提示を行うことにより、添付ファイルの情報をユーザに分りやすく整理して提示することが可能になる。さらに、ファイル間の関係を利用したメッセージの要約情報を生成・利用することにより、ファイルの作成の経緯が分るような情報の提示を行うことが可能になる。
なお、以上の各機能は、ソフトウェアとして記述し適当な機構をもったコンピュータに処理させても実現可能である。
また、本実施形態は、コンピュータに所定の手順を実行させるための、あるいはコンピュータを所定の手段として機能させるための、あるいはコンピュータに所定の機能を実現させるためのプログラムとして実施することもできる。加えて該プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体として実施することもできる。
また、本実施形態は、コンピュータに所定の手順を実行させるための、あるいはコンピュータを所定の手段として機能させるための、あるいはコンピュータに所定の機能を実現させるためのプログラムとして実施することもできる。加えて該プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体として実施することもできる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1…メッセージ入力部、2…メッセージ情報記憶部、3…ファイル情報記憶部、4…ファイル間関係解析部、5…リンク情報記憶部、6…提示情報生成部、7…要約情報生成部
Claims (14)
- メッセージを入力する入力手段と、
前記入力手段が入力したメッセージを複数記憶する第1の記憶手段と、
前記入力手段が入力したメッセージに添付されていたファイルを複数記憶する第2の記憶手段と、
前記第1の記憶手段に記憶された複数のメッセージと前記第2の記憶手段に記憶された複数のファイルとに基づいて、複数のファイル間の関係の解析を行う解析手段と、
前記解析手段による前記解析により得られた、前記複数のファイル間の関係を示すリンク情報を記憶する第3の記憶手段と、
ユーザからのファイル表示要求を受け付ける受付手段と、
前記第2の記憶手段から、前記ファイル表示要求に対応する表示対象ファイルを取得する手段と、
前記第3の記憶手段から、前記表示対象ファイルが関係するリンク情報を取得する手段と、
前記第2の記憶手段から、前記取得したリンク情報に関係する一連のファイルを取得する手段と、
前記表示対象ファイルと、前記取得したリンク情報と、前記取得した一連のファイルとに基づいて、前記ユーザに提示するための提示情報を生成する提示情報生成手段とを備えたことを特徴とするメッセージ分析装置。 - 前記解析手段は、少なくとも前記ファイルのファイル名と前記ファイルの添付元の前記メッセージの本文情報とに基づいて、前記関係の解析を行うことを特徴とする請求項1に記載のメッセージ分析装置。
- 前記解析手段は、前記解析の対象となった第1のファイルのファイル名と第2のファイルのファイル名とが予め定められた条件を満たす関係にあり、かつ、該第1のファイルの添付元のメッセージの本文情報に、予め定められた文字列が含まれる場合に、該第1のファイルと該第2のファイルとの間に関係が存在すると決定付けることを特徴とする請求項2に記載のメッセージ分析装置。
- 前記解析手段は、前記解析の対象となった第1のファイルのファイル名と第2のファイルのファイル名とが予め定められた条件を満たす関係にあり、かつ、該第1のファイルの添付元のメッセージの本文情報に、予め定められた文字列が含まれる場合に、該第1のファイルと該第2のファイルとの間に、該予め定められた文字列に対応する種類の関係が存在すると決定付けることを特徴とする請求項2に記載のメッセージ分析装置。
- 前記予め定められた文字列には、改訂、更新又は修正のうちの少なくとも一つが用いられ、
前記解析手段は、前記場合に、前記第1のファイルと前記第2のファイルとの間に、前記第1のファイルをリンク先とし、前記第2のファイルをリンク元とし、関係の種類を改訂とする関係が存在すると決定付けることを特徴とする請求項4に記載のメッセージ分析装置。 - 前記予め定められた文字列には、集約、まとめ、纏め又はマージのうちの少なくとも一つが用いられ、
前記解析手段は、前記場合に、前記第1のファイルと前記第2のファイルとの間に、前記第1のファイルをリンク先とし、前記第2のファイルをリンク元とし、関係の種類を集約とする関係が存在すると決定付けることを特徴とする請求項4に記載のメッセージ分析装置。 - 前記解析手段は、同一のスレッドに属する複数のファイル間を前記解析の対象とすることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のメッセージ分析装置。
- 前記解析手段は、前記入力手段から新たにメッセージが入力された際に、該新たに入力されたメッセージにファイルが添付されている場合に、該ファイルと、前記第2の記憶手段に記憶された前記ファイルの全部又は一部との間について、前記関係の解析を行うことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載のメッセージ分析装置。
- 前記リンク情報は、解析された前記ファイル間の関係において、リンク元となるファイルの識別情報と、リンク先となるファイルの識別情報と、その関係の種類を示す情報とを含むものであることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載のメッセージ分析装置。
- 前記提示情報生成手段は、前記関係を有すると解析された複数のファイルのうち、最下流のリンク先に位置するファイルに関する情報と、該ファイル及び該ファイルと直接の関係又は他のファイルを介した間接の関係を持つ全てのファイルを表示させるためのリンクを示す画像とを提示するための提示情報を生成することを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載のメッセージ分析装置。
- 前記提示情報生成手段は、同一のメッセージに添付されていた複数のファイルに関する情報を、それらファイルが同一のメッセージに添付されていたことを示す形態で提示するための提示情報を生成することを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載のメッセージ分析装置。
- 前記第1の記憶手段に記憶された複数の前記メッセージと前記第2の記憶手段に記憶された複数の前記ファイルに基づいて、メッセージの要約情報を生成する要約情報生成手段を更に備え、
前記提示情報生成手段は、前記要約情報生成手段により生成された前記要約情報、並びに前記第1の記憶手段に記憶された複数の前記メッセージ及び前記第2の記憶手段に記憶された複数の前記ファイルに基づいて、前記提示情報を生成することを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載のメッセージ分析装置。 - メッセージ分析装置におけるメッセージ分析であって、
入力手段が、メッセージを入力するステップと、
第1の記憶手段が、前記入力手段が入力したメッセージを複数記憶するステップと、
第2の記憶手段が、前記入力手段が入力したメッセージに添付されていたファイルを複数記憶するステップと、
解析手段が、前記第1の記憶手段に記憶された複数のメッセージと前記第2の記憶手段に記憶された複数のファイルとに基づいて、複数のファイル間の関係の解析を行うステップと、
第3の記憶手段が、前記解析手段による前記解析により得られた、前記複数のファイル間の関係を示すリンク情報を記憶するステップと、
受付手段が、ユーザからのファイル表示要求を受け付けるステップと、
第1の取得手段が、前記第2の記憶手段から、前記ファイル表示要求に対応する表示対象ファイルを取得するステップと、
第2の取得手段が、前記第3の記憶手段から、前記表示対象ファイルが関係するリンク情報を取得するステップと、
第3の取得手段が、前記第2の記憶手段から、前記取得したリンク情報に関係する一連のファイルを取得するステップと、
提示情報生成手段が、前記表示対象ファイルと、前記取得したリンク情報と、前記取得した一連のファイルとに基づいて、前記ユーザに提示するための提示情報を生成するステップとを有することを特徴とするメッセージ分析方法。 - コンピュータをメッセージ分析装置として機能させるためのプログラムであって、
メッセージ分析装置におけるメッセージ分析であって、
入力手段が、メッセージを入力するステップと、
第1の記憶手段が、前記入力手段が入力したメッセージを複数記憶するステップと、
第2の記憶手段が、前記入力手段が入力したメッセージに添付されていたファイルを複数記憶するステップと、
解析手段が、前記第1の記憶手段に記憶された複数のメッセージと前記第2の記憶手段に記憶された複数のファイルとに基づいて、複数のファイル間の関係の解析を行うステップと、
第3の記憶手段が、前記解析手段による前記解析により得られた、前記複数のファイル間の関係を示すリンク情報を記憶するステップと、
受付手段が、ユーザからのファイル表示要求を受け付けるステップと、
第1の取得手段が、前記第2の記憶手段から、前記ファイル表示要求に対応する表示対象ファイルを取得するステップと、
第2の取得手段が、前記第3の記憶手段から、前記表示対象ファイルが関係するリンク情報を取得するステップと、
第3の取得手段が、前記第2の記憶手段から、前記取得したリンク情報に関係する一連のファイルを取得するステップと、
提示情報生成手段が、前記表示対象ファイルと、前記取得したリンク情報と、前記取得した一連のファイルとに基づいて、前記ユーザに提示するための提示情報を生成するステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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2006
- 2006-09-29 JP JP2006268808A patent/JP2008090475A/ja active Pending
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