JP2006302032A - ビジネスプロセス例外処理生成支援装置およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ビジネスプロセス例外処理生成支援装置3は、再利用可能例外処理生成部19と、例外処理定義生成部21と、例外処理実行要求部22とを備えている。再利用可能例外処理生成部19は、過去の実行履歴を解析して発生頻度の高い例外処理の一覧を生成する。例外処理定義生成部21は、生成した一覧から、例外処理が定義されていないビジネスプロセスで実行すべき例外処理を抽出する。例外処理実行要求部22は、抽出した例外処理をビジネスプロセス実行エンジン2に実行させる。
【選択図】 図1
Description
なお、以降「ビジネスプロセス」とは連携して行われるいくつかのシステムやアプリケーションが集まって構成される処理の固まり(処理「そのもの」)のことをいい、「BP」とは上記のようにシステムやアプリケーションの実行順序等を記述した連携情報(処理内容を記述した「ファイル」)のことをいうものとする。
このようにビジネスプロセス実行エンジン101は、ワンストップサービスにおいて他のビジネスプロセス実行サーバ上の複数のシステムを統合する処理を実行している。
また、本発明によれば、例外処理が定義されていない処理において例外が発生した場合に、当該処理に至るまでの実行済み処理を過去の実行履歴と比較することによって、実行すべき最適な例外処理を決定する。したがって、図16のようなビジネスプロセスに対しても、先行して行われた処理に応じて異なる例外処理を実行でき、柔軟なビジネスプロセスの実現が可能となる。
図1に示すように、このシステムは、ビジネスプロセス実行要求クライアント1と、ビジネスプロセス実行エンジン2と、ビジネスプロセス例外処理生成支援装置3がネットワーク4に接続されて構成される。
ビジネスプロセス実行要求クライアント1は、ユーザの操作によりビジネスプロセス実行エンジン2に対してビジネスプロセスの実行を要求するクライアントコンピュータである。
BP定義記憶部11は、BP定義情報が格納されたハードディスクドライブである。ここで、BP定義情報には各処理の実行順序や各処理に対応する例外処理、分岐処理の内容等がBP記述言語にしたがって記述されている。
BP定義管理部12は、BP定義記憶部11に格納されたBP定義情報の管理を行う。具体的には、ビジネスプロセス実行要求クライアント1の要求にしたがってBP定義記憶部11からBP定義情報を読み出してビジネスプロセス実行部13に出力を行い、また更新されたBP定義情報をビジネスプロセス例外処理生成支援装置3から取得してBP定義記憶部11に書き込みを行う。
ビジネスプロセス実行部13は、BP定義情報にしたがって各ビジネスプロセスを実行する。
実行履歴管理部14は、ビジネスプロセス実行部13で実行される各処理を監視し、各処理の実行結果に基づいて実行履歴を作成して実行履歴記憶部15に出力する。また、実行履歴記憶部15から実行履歴を読み出して、これをビジネスプロセス例外処理生成支援装置3に出力する。
実行履歴記憶部15は、実行履歴を格納するハードディスクドライブである。
通信部16は、ネットワーク4に接続されてビジネスプロセス実行要求クライアント1およびビジネスプロセス例外処理生成支援装置3との間でデータの送受信を行うインタフェースである。
実行履歴取得部18は、例外処理を生成するために必要なデータであるビジネスプロセスの実行履歴を、ビジネスプロセス実行エンジン2から取得する部分である。
再利用可能例外処理生成部19は、実行履歴を解析することにより再利用可能な例外処理の一覧を生成し、再利用可能例外処理記憶部23に出力する。
例外監視部20は、ビジネスプロセス実行エンジン2から実行履歴を取得して所定の部分を抽出し、例外処理定義生成部21へ送る。
例外処理定義生成部21は、例外処理が定義されていないBPで実行されるべき例外処理を生成するための解析・判断を行う部分である。
例外処理実行要求部22は、例外処理定義生成部21で生成された例外処理をビジネスプロセス実行エンジン2に実行させる部分である。
再利用可能例外処理記憶部23は、再利用可能例外処理生成部19で生成された一覧を格納するハードディスクドライブである。
通信部24は、ネットワーク4に接続されてビジネスプロセス実行要求クライアント1およびビジネスプロセス実行エンジン2との間でデータの送受信を行うインタフェースである。
図2のフローチャートに示すように、このシステムは大きく5つのステップに分かれて動作する。
まず、ビジネスプロセス実行エンジン2は常時ビジネスプロセス実行要求クライアント1からの要求を受け付けており、要求は通信部16を経由してBP定義管理部12へ送られる。BP定義管理部12は、要求のあったビジネスプロセスが定義されたBPをBP定義記憶部11から読み出してBP実行部13へ出力する。BP実行部13は、このBPにしたがって順次処理を実行する。
BP実行部13は、各処理の実行が終わるとその実行結果を実行履歴管理部14へ出力する。ここで、出力される実行結果のデータには、ビジネスプロセス名、実行された処理名、正常処理/例外処理の区分、発生した例外名、等の情報が含まれる(図6参照)。実行履歴管理部14は、受け取った実行結果のデータをビジネスプロセス毎にまとめて実行履歴を作成し、実行履歴記憶部15に格納する。こうして、実行履歴は1つのビジネスプロセスが完了する度に更新され、一定の期間にわたって実行された全ビジネスプロセスの全処理内容とその結果が、実行履歴として実行履歴記憶部15に保存されることになる。
図5は、BP定義記憶部11に格納されているBPのBP定義情報を模式的に示した一例である。この模式図では、ビジネスプロセス1からビジネスプロセス6までの6つのビジネスプロセスに関するBP定義情報が記述されている。例えば、ビジネスプロセス1では、通常は処理A、処理B、処理Cの順に処理(正常処理)が実行されてビジネスプロセスが完了する。また、処理Bには例外(例外名をExceptionAとする)が関連付けられており、処理Bで例外「ExceptionA」が発生した場合には処理Cに進まず、例外処理Eが実行されてビジネスプロセスが完了する。
また、同様にビジネスプロセス2では、処理Bの後、所定の条件にしたがって分岐処理が行われ、分岐に応じて処理K、処理Yまたは処理X、処理Hの順に処理が実行される。また、処理K、処理Xにはそれぞれ例外処理Z、Gが関連付けられている。
図2のフローチャートに戻って動作の説明を続けると、次に実行履歴管理部14は、実行履歴記憶部15から実行履歴を読み出してビジネスプロセス例外処理生成支援装置3の実行履歴取得部18に出力する。この出力は、実行履歴が更新される度に(すなわち1つのビジネスプロセスが完了する度に)行われる。実行履歴取得部18は、受け取った実行履歴から例外が発生しなかったビジネスプロセスに関する行の部分を削除して実行履歴を更新し、再利用可能例外処理生成部19に出力する。
上記の実行履歴の一例の場合、ビジネスプロセス6については例外が発生することなく処理が完了しているので、このビジネスプロセス6に関する行(7〜9行目)だけが削除されて(他の行はそのまま)実行履歴が更新される。
次に、再利用可能例外処理生成部19は、ステップS2で更新された実行履歴(例外が発生したビジネスプロセスに関する実行履歴のみが記されている)を解析して、再利用可能な例外処理が抽出された一覧テーブルを作成する。この解析作業は以下のサブステップからなる。図3に示すフローチャートを参照してこれらを説明する。
まず、再利用可能例外処理生成部19は、ステップS2で更新された実行履歴を基にして有向グラフ一覧を作成する。ここで有向グラフとは、実際に実行された各ビジネスプロセスについて、実行された各処理を実行順に並べて矢印で結ぶことにより視覚化したものである。有向グラフの表現の方法はどのようなものであっても構わないが、ここでは正常処理を実線丸印、例外処理を点線丸印で表し、例外が発生した処理を示す丸印の右肩に発生した例外名を記すものとする。
なお、実際の再利用可能例外処理生成部19の動作としては、上記のような有向グラフ(視覚的なデータ)を作成するのではなく、例えばビジネスプロセス1について、
[A、B(ExceptionA)、E]
のような形式で表現されるデータを作成することとしてもよい。以下の説明においては、有向グラフを上記のデータの形式に置き換えて説明を行うこととする。
次に、再利用可能例外処理生成部19は、ステップS301で作成した各有向グラフについて、例外が発生した処理名、発生した例外名、実行された例外処理名、の3点を一式とするデータ(以下、基本セットと呼ぶ)を抽出する。図7の有向グラフについて例示すると、ビジネスプロセス1の基本セットは
B、ExceptionA、E
となり、ビジネスプロセス3の基本セットは
H、ExceptionC、Z
となり、ビジネスプロセス4の基本セットは
B、ExceptionA、E
となり、ビジネスプロセス5の基本セットは
K、ExceptionB、Z
となり、ビジネスプロセス2の基本セットは
K、ExceptionB、Z
となり、2回目に実行されたビジネスプロセス1の基本セットは
B、ExceptionA、E
となる。なお、以下基本セットを表す時は、括弧内にその要素を列挙して(B、ExceptionA、E)のように記述することにする。
次に、再利用可能例外処理生成部19は抽出したすべての基本セットを比較して、同一のものがあればその出現回数をカウントし、あらかじめ定めた最低出現回数以上のカウント数となった基本セットに対して、一意の名前(置換処理名)を付与する。ここで、最低出現回数はあらかじめ2回と定められているとする。すると、上記の基本セットについては、基本セット(B、ExceptionA、E)は出現回数が3回であるので置換処理名P1を付与し、基本セット(K、ExceptionB、Z)は出現回数が2回であるので置換処理名P2を付与し、基本セット(H、ExceptionC、Z)は出現回数が1回であるので置換処理名は付与しない。なお、最低出現回数の設定値は2に限定されることはなく、任意の数値に設定することが可能であり、この数値を調整することで発生頻度の高い基本セットのみを抽出できる。
次に、再利用可能例外処理生成部19は、各有向グラフにおいて基本セットをステップS303で付与した置換処理名に置き換え、有向グラフ一覧を更新する。図9は、図7の有向グラフ一覧が更新された結果を示したものである。ここで、基本セット(H、ExceptionC、Z)には置換処理名が付与されていないので、更新後の有向グラフ一覧にはこの基本セットを有するビジネスプロセス3の有向グラフは含まれないこととなる。
次に、再利用可能例外処理生成部19は、一覧テーブルのチェックフラグ欄が「false」である行の置換処理名をすべて選び出す。上記の具体例においては、この段階ではステップS303でチェックフラグはすべての行が「false」に設定されたので、すべての置換処理名すなわちP1とP2が選び出される。
再利用可能例外処理生成部19は次に、ステップS304で更新した各有向グラフに対して、選び出した置換処理名と当該置換処理の後に実行された例外処理名の対(例外拡張対)、および選び出した置換処理名と当該置換処理の前に実行された正常処理の対(正常拡張対)を抽出する。
ビジネスプロセス1の正常拡張対(A、P1)と、
ビジネスプロセス4の正常拡張対(X、P1)と、
ビジネスプロセス4の例外拡張対(P1、F)と、
ビジネスプロセス5の正常拡張対(X、P2)と、
ビジネスプロセス2の正常拡張対(B、P2)と、
2回目に実行されたビジネスプロセス1の正常拡張対(A、P1)の計6つの拡張対が抽出される。なおここで、基本セットの表記と同様にカッコ内に要素を列挙することによって拡張対を記述することとする。
次に、再利用可能例外処理生成部19は、ステップS303においてある一定回数以上出現する基本セットに対して一意の名前を付与する操作を行ったのと同様に、ここではステップS305で抽出した正常拡張対と例外拡張対それぞれの出現する回数があらかじめ定めた最低出現回数以上であれば、その拡張対に対して一意の名前(置換処理名)を付与する。上記具体例では、正常拡張対(A、P1)は2回、その他の拡張対はすべて1回出現している。ここで最低出現回数は2回と定められているとすると、2回出現している正常拡張対(A、P1)についてのみ置換処理名(P3とする)が付与されることになる。なお、最低出現回数の値は、ステップS303とステップS306とで異なっていてもよい。
このステップS306によって更新された一覧テーブルを図10に示す。3行目のデータがこのステップで追加された部分である。
次に、再利用可能例外処理生成部19は、ステップS304と同様に、各有向グラフの正常拡張対または例外拡張対をステップS306で付与した置換処理名に置き換え、有向グラフ一覧を更新する。上記の具体例においては、正常拡張対(A、P1)だけが置換処理名を付与されているので置き換えが行われ、他の拡張対は有向グラフ一覧からは削除される。
再更新後の有向グラフ一覧を図11に示す。上記具体例の有向グラフは、このステップの結果、置換処理名P3のみから構成されるもの(1回目に実行されたビジネスプロセス1から生成されたものと、2回目に実行されたビジネスプロセス1から生成されたものとの2つある)となる。このように、1つの置換処理名のみの有向グラフになった場合は、一覧テーブルのチェックフラグを「true」に変える。
有向グラフにまだ置換処理名以外の要素が含まれる場合は、ステップS305からの操作をすべての有向グラフの要素数が1つになるまで繰り返す。
再利用可能例外処理生成部19は、最終的に得られた一覧テーブルを再利用可能例外処理記憶部23に出力し、同記憶部23に一覧テーブルが格納される。上記例における最終的な一覧テーブルを図12に示す。
ここでステップS3のサブステップからメインの動作に戻る。再び図2のフローチャートを参照しながら説明する。
BP実行部13は、前述したようにステップS1において、ビジネスプロセス実行要求クライアント1から要求を受け付けたビジネスプロセスの処理を実行している。ステップS4(とステップS5)は、ビジネスプロセスのいずれかに例外が発生し、しかも当該例外に対応する例外処理がBPに定義されていない場合(このようなBPを例外処理未記述BPと呼ぶ)に行われるステップである。
図2のステップS4において、実行履歴管理部14は、例外処理未記述BPにより定義されるビジネスプロセスが実行されてその結果が実行履歴に記録されると、ビジネスプロセス例外処理生成支援装置3の例外監視部20にその実行履歴を出力する。例外監視部20は、実行履歴の最後部(上記例では7〜8行目)に記録されている例外処理未記述BPに相当する実行結果部分を抽出し、例外処理定義生成部21に送る。
次に例外処理定義生成部21は、送られた実行結果を用い、図4のフローチャートに示されたサブステップにしたがって例外処理未記述BPに付加されるべき例外処理を生成する。以下、図4を参照して説明する。
例外処理定義生成部21は、例外監視部20から受けた例外処理未記述BPによる実行結果のデータから、実行結果に対応する有向グラフ(この有向グラフを対象有向グラフと呼ぶ)を作成する。上記例(図13)の実行結果からは、対象有向グラフ[A、B(ExceptionA)]が得られる。
また、例外処理定義生成部21は、再利用可能例外処理記憶部23から一覧テーブル(図12)を取得し、テーブル内の例外発生処理名、発生例外名、正常処理名からなる有向グラフを、すべての置換処理名に対して作成する。作成された有向グラフを総称して有向グラフ群と呼ぶ。図12の一覧テーブルからは、[B(ExceptionA)]、[K(ExceptionB)]、[A、B(ExceptionA)]の3つの有向グラフからなる有向グラフ群が得られる。
ステップS501で作成した対象有向グラフと有向グラフ群はともに、ビジネスプロセスを構成する処理のうち例外が発生するまでの処理に着目したものである。したがって両者の有向グラフを比較することにより、過去に実行された複数のビジネスプロセス(有向グラフ群)の中から、例外処理未定義BP(対象有向グラフ)を構成している処理と同一の処理を有するものを選出することができる。このステップS502と次のステップS503により、上記の選出が行われる。
まず例外処理定義生成部21は、対象有向グラフの例外およびその例外が発生した処理の組み合わせと、各有向グラフの例外およびその例外が発生した処理の組み合わせとを比較して、対象有向グラフの組み合わせと同一の組み合わせを有する有向グラフを有向グラフ群から選び出す。上記の例では、対象有向グラフの例外は「ExceptionA」であり、例外が発生した処理は「B」であるから、同じ組み合わせを有する有向グラフ[B(ExceptionA)]と[A、B(ExceptionA)]の2つが選ばれる。
次に、例外処理定義生成部21は選ばれた有向グラフと対象有向グラフについて、例外発生処理の1つ前に先行して実行された正常処理を比較し、当該正常処理が対象有向グラフと同一である有向グラフを有向グラフ群から選び出す。
さらに例外処理定義生成部21は、同様にして例外発生処理の2つ前の正常処理が対象有向グラフと同一である有向グラフを有向グラフ群から選び出す。以下、例外発生処理の3つ前、4つ前、と同様の操作を比較される正常処理が一致しなくなるまで繰り返す。この操作の結果、最終的に対象有向グラフと最も近似している(例外発生処理とそれに先行するいくつかの正常処理が同一である)有向グラフが選び出されることになる。
このステップの操作を上記の例に当てはめると、ステップS502で選ばれた2つの有向グラフ[B(ExceptionA)]と[A、B(ExceptionA)]の例外発生処理は「B」であり、この「B」の1つ前に先行する正常処理は、前者には無く、後者は「A」である。よって、操作の1段階目では後者の有向グラフ[A、B(ExceptionA)]が選ばれる。次に例外発生処理「B」の2つ前の正常処理は無いので、操作はここで終了する。こうして、上記例では対象有向グラフと最も近似している有向グラフとして[A、B(ExceptionA)]が選出される。
次に、例外処理定義生成部21は、ステップS503で選出された有向グラフに対応する置換処理が記述されている行を一覧テーブルから取り出し、「例外処理の順序」の欄に書かれた例外処理を表す有向グラフを作成する。ステップS503の選出結果が複数となった場合は、それぞれについて有向グラフを作成する。上記例では、対応する置換処理はP3であり、これから有向グラフ[E]が作成される。
作成された有向グラフが複数の場合は、例外処理定義生成部21はさらに、得られた複数の有向グラフのデータをビジネスプロセス実行要求クライアント1へ送信し、同クライアント1の操作者に選択を促す。操作者が1つの有向グラフを決定すると、例外処理定義生成部21は同クライアント1から当該有向グラフのデータを取得する(ステップS510、ステップS511)。
なお、有向グラフが複数の場合、上記のようにビジネスプロセス実行要求クライアントの操作者に選択させる代わりに、例外処理定義生成部21がランダムに1つの有向グラフを選択してもよい。また、一覧テーブルにおいて出現回数が最も多い有向グラフを選択するようにしてもよい。
例外処理定義生成部21は、例外処理未記述BPに付加すべき例外処理として、ステップS504またはステップS511で作成された有向グラフに対応する例外処理(上記例では例外処理E)を採用し、当該例外処理を記述するBP定義情報を作成する。以上により、例外処理が定義されていなかったBPにおいて実行すべき処理の内容が確定する。
例外処理定義生成部21は、上記ステップで作成したBP定義情報を例外処理実行要求部22へ出力し、例外処理実行要求部22は、受け取ったBP定義情報に基づいて例外処理の実行要求をビジネスプロセス実行エンジン2のBP実行部13に出力する。これにより、BP実行部13はステップS4で中断されたビジネスプロセスを続行させる。
例えば、図1のシステム構成に代わる別のシステム構成として、図17に示すような形態を採ることも可能である。すなわち、図1のシステムではビジネスプロセス実行エンジン2がビジネスプロセス実行部13を有しており、同エンジン2(を実装しているコンピュータ)がビジネスプロセスの実行を担当していたが、図17に示すように、同エンジン2はBP定義管理と実行履歴管理の機能だけを有し、ネットワーク4で接続された別のコンピュータであるビジネスプロセス実行サーバ5〜7がビジネスプロセスの実行を担当するようにしてもよい。
なお図17のシステム構成において、ビジネスプロセス実行エンジン2やビジネスプロセス例外処理生成支援装置3の運用者は、ビジネスプロセス実行サーバ5〜7の運用者と同じであっても異なっていてもよい。すなわち、本発明は企業間のシステム連携にも企業内のシステム連携にも同じように適用することが可能である。
Claims (5)
- ビジネスプロセスを実行するビジネスプロセス実行エンジンにおける例外処理の実行を支援するビジネスプロセス例外処理生成支援装置であって、
前記ビジネスプロセス実行エンジンによって実行されたビジネスプロセスの実行履歴を取得する実行履歴取得部と、
取得した実行履歴から、ビジネスプロセスで発生した例外と該例外に関連する処理の組み合わせを所定の規則にしたがって抽出して、再利用可能な例外処理の一覧テーブルを生成する再利用可能例外処理生成部と、
前記一覧テーブルを格納する再利用可能例外処理記憶部と、
前記ビジネスプロセス実行エンジンにおけるビジネスプロセスの実行過程において例外が発生し、該例外に対応する例外処理が前記ビジネスプロセス実行エンジンに定義されていない場合に、所定の規則にしたがって前記一覧テーブルから例外処理を抽出する例外処理定義生成部と、
該例外に対応する例外処理として前記抽出した例外処理を前記ビジネスプロセス実行エンジンに実行させる例外処理実行要求部と、
を具備することを特徴とするビジネスプロセス例外処理生成支援装置。 - 前記再利用可能例外処理生成部は、
前記ビジネスプロセス実行エンジンから取得した実行履歴において前記例外と該例外に関連する処理の組み合わせの出現回数が所定回数以上の場合に、該組み合わせの抽出を行うことを特徴とする請求項1に記載のビジネスプロセス例外処理生成支援装置。 - 前記例外処理定義生成部は、
対象となるビジネスプロセスで発生した例外と該例外が発生した処理からなる組み合わせが一致し、且つ該処理に先行して行われた少なくとも1つの処理が一致するビジネスプロセスを前記一覧テーブルから選択し、選択したビジネスプロセスの例外処理を該例外に対応する例外処理として抽出することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のビジネスプロセス例外処理生成支援装置。 - 前記例外処理定義生成部は、
前記一覧テーブルから複数のビジネスプロセスを選択し、該ビジネスプロセスの複数の例外処理からユーザの選択により1つの例外処理を抽出することを特徴とする請求項3に記載のビジネスプロセス例外処理生成支援装置。 - ビジネスプロセスを実行するビジネスプロセス実行エンジンにおける例外処理の実行を支援するコンピュータに、
前記ビジネスプロセス実行エンジンによって実行されたビジネスプロセスの実行履歴を取得するステップと、
取得した実行履歴から、ビジネスプロセスで発生した例外と該例外に関連する処理の組み合わせを所定の規則にしたがって抽出して、再利用可能な例外処理の一覧テーブルを生成するステップと、
前記一覧テーブルを格納するステップと、
前記ビジネスプロセス実行エンジンにおけるビジネスプロセスの実行過程において例外が発生し、該例外に対応する例外処理が前記ビジネスプロセス実行エンジンに定義されていない場合に、所定の規則にしたがって前記一覧テーブルから例外処理を抽出するステップと、
該例外に対応する例外処理として前記抽出した例外処理を前記ビジネスプロセス実行エンジンに実行させるステップと、
を実行させるためのビジネスプロセス例外処理生成支援プログラム。
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