JP6213660B2 - 情報管理装置、情報共有システム、制御方法、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

情報管理装置、情報共有システム、制御方法、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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    • G06Q30/0201Market modelling; Market analysis; Collecting market data

Description

本発明は、情報管理装置、情報共有システム、制御方法、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体等に関する。
組織活動において、情報を収集すること及び収集した情報を利用することは重要である。具体的には、大量の情報をデータベースなどに集約して解析し、解析された情報を各人が適宜参照するといった形式などがとられている。例えば災害復旧活動を行う組織では、報告された被害状況などをデータベースに集約しておき、復旧作業を行う各担当部門のメンバーが、このデータベースに格納されている情報を参照する。
特開2013−164792号公報
「データベースに集約された情報を各人が適宜参照する」という手法では、「組織全体から見て必要な情報」を活用することに主眼が置かれていることが多い。そのため、「組織内のグループにおいて必要とされている情報を、グループに所属するメンバー同士で共有する」という情報の活用が効率的に行われていない。グループに所属するメンバーの間で情報を共有したい場合、情報を必要としているメンバーに対して迅速に情報が伝達されることが重要となる。
しかし現状では、データベースに集約された情報をグループに所属するメンバー同士で共有する方法として、例えばキーワードなどを用いて各人がデータベースを検索し、集約された情報の中からグループに関係する情報を取得することが行われる。そのため、データベースに大量の情報が集約されていると、必要な情報の検索に手間や時間がかかり、グループに所属するメンバー同士で情報を効率よく共有できない。
特許文献1に、ユーザ同士の結びつきを表す人間関係情報を利用して、新規のユーザに対して嗜好に合う情報を提供する技術が開示されている。特許文献1に記載の情報処理装置は、人間関係情報に基づき、新規のユーザと結びつけられている他のユーザを特定する。そして、特許文献1に記載の情報処理装置は、特定した他のユーザの嗜好情報に基づいて、新規のユーザに対して情報を提供する。
しかし、特許文献1の技術は、ユーザがグループに属している状況を想定していない。そのため、特許文献1の技術では、グループに所属しているメンバー同士で効率的に情報を共有する方法については言及していない。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものである。本発明の主たる目的は、グループに所属するメンバー同士で効率的に情報を共有する技術を提供することである。
本発明の一態様における情報管理装置は、情報共有システムが有する情報管理装置である。この情報管理装置は、ユーザ情報を取得して、グループ情報と複数の前記ユーザ情報とを関係付ける情報であるグループ構成情報を用いてそのユーザ情報と関係付けされている前記グループ情報を特定し、提示情報と前記グループ情報とを関係付ける情報であるグループインタレスト情報を用いてそのグループ情報と関係付けされている各前記提示情報を前記ユーザ情報で特定されるユーザに対して提供する検索処理手段と、前記提示情報を取得して、前記グループインタレスト情報を用いてその提示情報に関係付けされている前記グループ情報を特定し、前記グループ構成情報を用いてそのグループ情報に関係付けされている複数の前記ユーザ情報で特定される各ユーザに対して前記提示情報を提供する共有処理手段と、を有する。
本発明の一態様における制御方法は、情報共有システムが有する情報管理装置によって実行される制御方法である。この制御方法は、ユーザ情報を取得して、グループ情報と複数の前記ユーザ情報とを関係付ける情報であるグループ構成情報を用いてそのユーザ情報と関係付けされている前記グループ情報を特定し、提示情報と前記グループ情報とを関係付ける情報であるグループインタレスト情報を用いてそのグループ情報と関係付けされている各前記提示情報を前記ユーザ情報で特定されるユーザに対して提供し、前記提示情報を取得して、前記グループインタレスト情報を用いてその提示情報に関係付けされている前記グループ情報を特定し、前記グループ構成情報を用いてそのグループ情報に関係付けされている複数の前記ユーザ情報で特定される各ユーザに対して前記提示情報を提供する。
本発明の一態様におけるコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、情報共有システムが有するコンピュータに、情報管理装置として動作する機能を持たせるプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。この記録媒体は、前記コンピュータに、ユーザ情報を取得して、グループ情報と複数の前記ユーザ情報とを関係付ける情報であるグループ構成情報を用いて前記ユーザ情報と関係付けされている前記グループ情報を特定し、提示情報と前記グループ情報とを関係付ける情報であるグループインタレスト情報を格納するグループインタレスト情報を用いて前記グループ情報と関係付けされている各前記提示情報を前記ユーザ情報で特定されるユーザに対して提供する検索処理機能と、前記提示情報を取得して、前記グループインタレスト情報を用いて前記提示情報に関係付けされている前記グループ情報を特定し、前記グループ構成情報を用いて前記グループ情報に関係付けされている複数の前記ユーザ情報で特定される各ユーザに対して前記提示情報を提供する共有処理機能と、を持たせるプログラムを格納する。
本発明によれば、グループに所属するメンバー同士で効率的に情報を共有する技術が提供される。
本発明の第1の実施形態に係る情報管理装置をその使用環境と共に例示するブロック図である。 ユーザ情報、提示情報、及びグループ情報の間の対応関係を概念的なモデルとして例示する図である。 ユーザ情報、提示情報、及びグループ情報の間の対応関係を概念的なモデルとして例示する図である。 本発明の各実施形態における情報管理装置のハードウエア構成を例示するブロック図である。 第1の実施形態の検索処理部によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。 第1の実施形態の共有処理部によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。 グループ構成情報をテーブル形式で例示する図である。 ユーザインタレスト情報をテーブル形式で例示する図である。 グループインタレスト情報をテーブル形式で例示する図である。 本発明の第2の実施形態に係る情報管理装置をその使用環境と共に例示するブロック図である。 ユーザインタレスト情報を削除する処理を概念的に例示する図である。 ユーザインタレスト情報を削除する処理を概念的に例示する図である。 ユーザインタレスト情報を削除する処理を概念的に例示する図である。 第2の実施形態のグループインタレスト情報生成部2060によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係る情報管理装置をその使用環境と共に例示するブロック図である。 関連グループ情報をテーブル形式で例示する図である。 第3の実施形態の検索処理部によって実行される処理を説明するためのモデルを例示する図である。 グループ情報間の対応関係を例示するグラフである。 グループ情報間の対応関係を例示するグラフである。 第3の実施形態の検索処理部によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。 本発明の第4の実施形態に係る情報管理装置をその使用環境と共に例示するブロック図である。 第4の実施形態の共有処理部によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。 本発明の第5の実施形態に係る情報管理装置をその使用環境と共に例示するブロック図である。 第5の実施形態の関連グループ情報生成部によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。 本発明の第6の実施形態の情報管理装置をその使用環境と共に例示するブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る情報管理装置2000をその使用環境と共に例示するブロック図である。図1において、矢印は情報の流れを表している。さらに、図1において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を表している。
情報共有システム3000は、情報管理装置2000、ユーザインタレスト情報格納部3020、グループ構成情報格納部3040、及びグループインタレスト情報格納部3060を有する。
<ユーザインタレスト情報格納部3020>
ユーザインタレスト情報格納部3020は、ユーザインタレスト情報を格納する。ユーザインタレスト情報は、提示情報とユーザ情報とを関係付ける(関連付ける、又は紐付ける)情報である。提示情報は、ユーザに対して提供される種々の情報である。ユーザ情報は、ユーザを特定する情報である。
<グループ構成情報格納部3040>
グループ構成情報格納部3040は、グループ構成情報を格納する。グループ構成情報は、グループ情報と複数のユーザ情報とを関係付ける情報である。
<グループインタレスト情報格納部3060>
グループインタレスト情報格納部3060は、グループインタレスト情報を格納する。
グループインタレスト情報は、提示情報とグループ情報とを関係付ける情報である。
さらに、ユーザインタレスト情報、グループ構成情報、及びグループインタレスト情報において、ユーザ情報と関係付けられていない提示情報のうち、少なくとも1つの提示情報が、そのユーザ情報と関係付けられているグループ情報に更に関係付けられている。
<情報管理装置2000>
情報管理装置2000は、検索処理部2020及び共有処理部2040を有する。
<<検索処理部2020>>
検索処理部2020は、ユーザ情報を取得し、グループ構成情報を用いて、そのユーザ情報に関係付けされているグループ情報を特定する。さらに、検索処理部2020は、グループインタレスト情報を用いて、特定したグループ情報と関係付けされている各提示情報を、取得したユーザ情報で特定されるユーザに対して提供する。
<<共有処理部2040>>
共有処理部2040は、提示情報を取得し、グループインタレスト情報を用いて、その提示情報に関係付けされているグループ情報を特定する。さらに、共有処理部2040は、グループ構成情報を用いて、特定したグループ情報に関係付けされている複数のユーザ情報で特定される各ユーザに対して、取得した提示情報を提供する。
<<具体例>>
図2A及び図2Bは、ユーザ情報、提示情報、及びグループ情報の間の対応関係を概念的なモデルとして例示する図である。図2A及び図2Bのモデルは、各情報をノードとして表し、各情報間の関係付けをエッジとして表すグラフを含む。Ij(jは整数)と表記されているノードは提示情報を表し、Gj(jは整数)と表記されているノードはグループ情報を表し、Uj(jは整数)と表記されているノードはユーザ情報を表す。以下、ユーザ情報Ujで特定されるユーザをユーザujと表記し、グループ情報Gjで特定されるグループをグループgjと表記する。
ノード間がエッジで接続されていることは、両端のノードによって表される2つの情報を関係付ける情報が存在することを表す。例えば、ユーザ情報U0と提示情報I0とがエッジで接続されていることは、ユーザ情報U0と提示情報I0とを関係付けるユーザインタレスト情報が存在していることを表す。同様に、ユーザ情報U0とグループ情報G0とがエッジで接続されていることは、ユーザ情報U0とグループ情報G0とを関係付けるグループ構成情報が存在していることを表す。また同様に、グループ情報G0と提示情報I0とがエッジで接続されていることは、グループ情報G0と提示情報I0とを関係付けるグループインタレスト情報が存在していることを表す。
図2Aのモデルは、模式的に、ユーザ情報をユーザ情報レイヤ20に属する情報として表し、提示情報を提示情報レイヤ10に属する情報として表している。また、図2Bのモデルはさらに、グループ情報をグループ情報レイヤ30に属する情報として表す。
ここで、本具体例は、次の状況を想定している。まず、ユーザu0とユーザu1は、同じグループg0に属している。また、提示情報I0は、グループg0とユーザu2に関係する情報である。さらに、提示情報I1はユーザu1のみに関係する提示情報である。
図2Aは、グループ情報を用いずに上記想定環境をモデル化した図である。提示情報I0とグループg0との関係を表すため、提示情報I0は、グループg0に属するユーザを特定するユーザ情報U0及びU1のそれぞれとエッジで接続されている。また、提示情報I0とユーザu2との関係を表すため、提示情報I0とユーザ情報U2とはエッジで接続されている。さらに、提示情報I1とユーザu1との関係を表すため、提示情報I1とユーザ情報U1とはエッジで接続されている。
これに対し、図2Bは、上記想定状況をグループ情報も用いてモデル化した図である。図2Bのモデルは、図2Aのモデルが示すユーザ情報レイヤ20とグループ情報レイヤ30という2つのレイヤの間に、グループ情報レイヤ30を導入したモデルを表す。提示情報I0とグループg0との関係は、提示情報I0とグループ情報G0とを接続するエッジで表されている。そして、ユーザu0とu1がグループg0に属することは、ユーザ情報U0とグループ情報G0とを接続するエッジ、及びユーザ情報U1とグループ情報G0とを接続するエッジで表されている。
図2Aの場合と図2Bの場合とにおける、提示情報の検索処理の違いを説明する。図2Aの場合、グループ情報が利用されていない。そのため、ユーザu1が検索を行うと、グループg0を介してユーザu1と関係付けられている提示情報I0、及びユーザu1と直接関係付けられている提示情報I1が取得される。
一方、図2Bにおいて、ユーザu1が検索処理部2020を用いて検索を行うとする。この場合、検索処理部2020は、ユーザ情報U1と関係付けされているグループ情報としてグループ情報G0を特定し、そのグループ情報G0に関係付けされている提示情報I0を取得する。このように、検索処理部2020を用いると、ユーザ情報と直接関係付けられている提示情報ではなく、グループ情報を介してユーザ情報と関係付けられている提示情報が取得される。
なお、本実施形態の情報管理装置2000は、ユーザ情報と直接関係付けられている提示情報(例:ユーザ情報U1に関係付けされている提示情報I1)を提供する機能を別途備えていても構わない。
次に、図2Aの場合と図2Bの場合とにおいて、提示情報を取得した場合の処理の違いを説明する。図2Aの場合、提示情報I0は、ユーザu0、u1、及びu2に提供される。一方、図2Bの場合に、共有処理部2040が提示情報I0を取得したとする。この場合、共有処理部2040は、提示情報I0に関係付けされているグループ情報G0を特定する。そして、共有処理部2040は、グループ情報G0に関係付けされているユーザ情報U0及びU1のそれぞれで特定されるユーザu0とu1に対して、提示情報I0を提供する。
<作用・効果>
本実施形態によれば、ユーザ情報を取得した検索処理部2020がそのユーザ情報で特定されるユーザに対し、グループ情報を介してそのユーザ情報と関係付けられている提示情報を提供する。そのため、ユーザとそのユーザが所属しているグループとを、グループ構成情報を用いて関係付けておくことで、ユーザは、自身が所属しているグループに関係している情報を容易に取得することができる。そのため、グループに所属するユーザ同士で効率的に情報を共有することができる。その結果、グループ活動を効率的に行えるようになる。
また、検索処理部2020は、あるユーザ情報とユーザインタレスト情報によって直接関係付けられていない提示情報であっても、そのユーザ情報に関係付けされているグループ情報と関係付けられている提示情報であれば、そのユーザ情報で特定されるユーザに対して当該提示情報を提供する。例えば図2Bにおいて、ユーザ情報U0と提示情報I0とは直接関係付けられていない。しかし、検索処理部2020は、「ユーザ情報U0、グループ情報G0」という関係付けを示すグループ構成情報及び「グループ情報G0、提示情報I0」という関係付けを示すグループインタレスト情報を用いて、ユーザu0に対して提示情報I0を提供する。これにより、ユーザは、「個人的には関係していないもののグループとしては関係している」といった提示情報を取得することができる。そのため、グループに関係する提示情報をそのグループに属するユーザ間で容易に共有することができる。その結果、グループ活動を効率的に行えるようになる。
また、検索処理部2020を利用した場合、ユーザ情報と直接関係付けられている提示情報ではなく、グループ情報を介してそのユーザ情報と関係付けられている提示情報が取得される。例えば図2Bの場合、検索処理部2020を用いると、ユーザu1は提示情報I0のみを取得し、提示情報I1を取得しない。このように、ユーザに対し、そのユーザが個人的に関係している情報ではなく、グループとして関係している情報が提供される。よって、検索処理部2020を用いることでグループ活動に必要な情報のみを取得することができるため、ユーザは、グループに関係する活動を効率よく行うことができる。
さらに、共有処理部2040は、提示情報を取得すると、グループ情報を介してその提示情報と関係付けられているユーザに対して、取得した提示情報を提供する。そのため、同じグループに所属するユーザの間で提示情報を容易に共有することができる。さらに、提示情報を共有するユーザがその提示情報に関係付けされているグループに属するユーザのみに絞られるため、ユーザはグループとして必要な提示情報のみを取得することができる。よって、ユーザはグループに関係する活動を効率よく行うことができる。
また、共有処理部2040によれば、取得した提示情報が、その提示情報とユーザインタレストで直接関係付けられていないユーザ情報によって特定されるユーザに対しても提供される。具体的には、共有処理部2040は、その提示情報に関係付けされているグループ情報と関係付けられているユーザ情報で特定されるユーザに対して、その提示情報を提供する。例えば図2Bにおいて、ユーザ情報U0と提示情報I0とは直接関係付けられていない。しかし、共有処理部2040は、「グループ情報G0、提示情報I0」という関係付けを示すグループインタレスト情報及び「ユーザ情報U0、グループ情報G0」という関係付けを示すグループ構成情報を用いて、ユーザu0に対して提示情報I0を提供する。これにより、ユーザは、「個人的には関係していないもののグループとしては関係している」といった提示情報を取得することができる。そのため、グループに関係する提示情報をそのグループに属するユーザ間で容易に共有することができる。その結果、グループ活動を効率的に行うことが可能となる。
<ハードウエア構成>
情報管理装置2000が有する各機能構成部は、例えば、個々に又は複数組み合わせられた状態で、少なくとも1つのハードウエア構成要素として実現される。その他にも例えば、各機能構成部は、少なくとも1つのソフトウエア構成要素として実現される。その他にも例えば、各機能構成部は、ハードウエア構成要素とソフトウエア構成要素の組み合わせにより実現される。
図3は、情報管理装置2000のハードウエア構成を例示するブロック図である。図3において、情報管理装置2000は、バス1020、プロセッサ1040、メモリ1060、ストレージ1080、及びネットワークインタフェース1100を有する。なお、情報管理装置2000は、例えばサーバマシン、PC(Personal Computer)、又は携帯型端末など、種々の計算機である。
バス1020は、プロセッサ1040、メモリ1060、ストレージ1080、及びネットワークインタフェース1100が、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。プロセッサ1040は、例えば CPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)などの演算処理装置である。メモリ1060は、例えばRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などのメモリである。ストレージ1080は、例えばハードディスク、SSD(Solid State Drive)、又はメモリカードなどの記憶装置である。また、ストレージ1080は、RAMやROM等のメモリであってもよい。ネットワークインタフェース1100は、情報管理装置2000が他の装置とネットワークを介して通信するためのインタフェースである。例えば情報管理装置2000は、ネットワークインタフェース1100を用いて、ユーザインタレスト情報格納部3020、グループ構成情報格納部3040、グループインタレスト情報格納部3060、又はユーザが有する端末などと通信する。ただし、情報管理装置2000がユーザインタレスト情報格納部3020などから情報を取得する方法は、ネットワークを介した通信に限定されない。
検索処理モジュール1220は、情報管理装置2000に、検索処理部2020の機能を持たせるためのプログラムである。プロセッサ1040は、検索処理モジュール1220を実行することで、検索処理部2020の機能を実現する。
共有処理モジュール1240は、情報管理装置2000に、共有処理部2040の機能を持たせることが可能なプログラムである。プロセッサ1040は、共有処理モジュール1240を実行することで、共有処理部2040の機能を実現する。
例えばプロセッサ1040は、上記各モジュールをメモリ1060上に読み出して実行する。ただし、プロセッサ1040は、上記各モジュールを、メモリ1060上に読み出さずに実行してもよい。
ストレージ1080は、上記各モジュールを格納する。
情報管理装置2000のハードウエア構成は、図3に示した構成に限定されない。例えば、各モジュールはメモリ1060に格納されてもよい。この場合、情報管理装置2000は、ストレージ1080を備えていなくてもよい。
<処理の流れ1>
図4は、第1の実施形態の検索処理部2020によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。ステップS102において、検索処理部2020は、ユーザ情報U0を取得する。ステップS104において、検索処理部2020は、ユーザ情報U0に関係付けされているグループ情報G0を特定する。
ステップS106からS110は、グループ情報G0に関係付けされている各提示情報について実行されるループ処理Aである。ステップS106において、検索処理部2020は、グループ情報G0に関係付けされている提示情報の中に、まだループ処理Aの対象としていない情報があるか否かを判定する。ループ処理Aの対象としていない情報がない場合、つまり、グループ情報G0に関係付けされている全ての提示情報について既にループ処理Aが実行された場合、図4の処理は終了する。一方、グループ情報G0に関係付けされている提示情報の中に、まだループ処理Aの対象としていない情報がある場合、検索処理部2020は、まだループ処理Aの対象としていない提示情報を1つ選択する。そして、検索処理部2020は、続いてステップS108における処理を実行する。なお、検索処理部2020によって選択された提示情報を提示情報Ijと表記する。
ステップS108において、検索処理部2020は、提示情報Ijをユーザ情報U0で特定されるユーザへ提供する。ステップS110はループ処理Aの終端であるため、検索処理部2020は、続いてステップS106における処理を実行する。
<処理の流れ2>
図5は、第2の実施形態の共有処理部2040によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。ステップS202において、共有処理部2040は、提示情報I0を取得する。ステップS204において、共有処理部2040は、提示情報I0に関係付けされているグループ情報G0を特定する。
ステップS206からS210は、グループ情報G0に関係付けされている各ユーザ情報Ujについて実行されるループ処理Bである。ステップS206において、共有処理部2040は、グループ情報G0に関係付けされているユーザ情報の中に、まだループ処理Bの対象としていないユーザ情報があるか否かを判定する。ループ処理Bの対象としていないユーザ情報がない場合、つまり、グループ情報G0に関係付けされている全てのユーザ情報について既にループ処理Bが実行された場合、図5の処理は終了する。一方、グループ情報G0に関係付けされているユーザ情報の中に、まだループ処理Bの対象としていないユーザ情報がある場合、共有処理部2040は、まだループ処理Bの対象としていないユーザ情報を1つ選択する。そして、共有処理部2040は、続いてステップS208の処理を実行する。なお、共有処理部2040によって選択されたユーザ情報をユーザ情報Ujと表記する。
ステップS208において、共有処理部2040は、提示情報I0をユーザ情報Ujで特定されるユーザへ提供する。ステップS210はループ処理Bの終端であるため、共有処理部2040は、続いてステップS206における処理を実行する。
以下、本実施形態についてさらに詳細に説明する。
<ユーザ情報の詳細>
前述したように、ユーザ情報は、ユーザを特定する情報である。例えばユーザ情報は、ユーザのID(識別子)、名前、又はメールアドレスなどである。また、ユーザが端末を用いて提示情報を取得する場合、ユーザ情報は、例えばユーザが利用する端末のIDでもよい。ただし、上述したように、ユーザ情報は、提示情報を提供するためにユーザを特定する情報であればよく、上記で例示した情報に限定されない。また、ユーザ情報は、複数の情報の組み合わせ(例:ユーザIDとメールアドレス)でもよい。
ユーザ情報は、情報共有システム3000に予め登録されていてもよいし、ユーザや情報共有システム3000の管理者などによって随時登録されてもよい。例えば情報管理装置2000は、ユーザ情報の登録を受け付けるユーザ情報登録部、及びユーザ情報を格納するユーザ情報格納部を有する。ユーザ情報登録部は、ユーザや情報共有システム3000の管理者から受け付けたユーザ情報を、ユーザ情報格納部に格納する。なお、ユーザ情報登録部やユーザ情報格納部は、情報管理装置2000の外部に設けられてもよい。
<提示情報の詳細>
前述したように、提示情報は、ユーザに対して提供される種々の情報である。例えば提示情報は、文字列データ、画像データ、音声データ、又は動画データなどである。
提示情報は、情報共有システム3000に予め登録されていてもよいし、ユーザや情報共有システム3000の管理者などによって随時登録されてもよい。例えば情報管理装置2000は、提示情報の登録を受け付ける提示情報登録部、及び提示情報を格納する提示情報格納部を有する。提示情報登録部は、ユーザから提示情報の登録を受けつけ、受け付けた提示情報を提示情報格納部に格納する。なお、提示情報登録部や提示情報格納部は、情報管理装置2000の外部に設けられてもよい。
<グループ情報の詳細>
グループ情報は、予め情報共有システム3000に登録されていてもよいし、ユーザや情報共有システム3000の管理者などによって随時登録されてもよい。例えば情報管理装置2000は、グループ情報の登録を受け付けるグループ情報登録部、及びグループ情報を格納するグループ情報格納部を有する。グループ情報登録部は、ユーザや情報共有システム3000の管理者からグループ情報の登録を受け付け、受け付けたグループ情報をグループ情報格納部に格納する。グループ情報登録部やグループ情報格納部は、情報管理装置2000の外部に設けられてもよい。
グループ情報によって表されるグループは、複数のユーザの集まりであればよく、前述した「組織における部門」などに限定されない。例えばグループは、タスクを表してもよい。例えばタスクは、道路復旧作業などの作業等を表す。この場合、グループ構成情報は、あるタスクと、そのタスクに関係するユーザ(例:そのタスクを処理するユーザ)とを関係付ける情報となる。この場合、グループ情報は、タスクのIDやタスクの種別などを示す。例えばタスクの種別は、PDCAサイクルにおけるP(Plan)フェーズ、D(Do)フェーズ、C(Check)フェーズ、又はA(Act)フェーズなどといった種別である。
なお、1つのユーザ情報が複数のグループ情報に関係付けられていてもよい。例えばグループが組織における部門を表す場合、一人の人間が複数の部門に属しているといった状況がありうる。また、グループがタスクを表す場合、一人の人間が複数のタスクに従事しているといった状況がありうる。
<グループ構成情報の詳細>
グループ構成情報は、予め情報共有システム3000に登録されていてもよいし、ユーザや情報共有システム3000の管理者などによって随時登録されてもよい。例えば情報管理装置2000は、グループ構成情報の登録を受け付けるグループ構成情報登録部を有する。グループ構成情報登録部は、ユーザや情報共有システム3000の管理者からグループ構成情報の登録を受けつけ、受け付けたグループ構成情報をグループ構成情報格納部3040に格納する。グループ構成情報登録部は、情報管理装置2000の外部に設けられてもよい。
グループ構成情報は、ユーザ情報とグループ情報とを双方向に関係付ける情報でもよいし、片方向に関係付ける情報でもよい。例えば、ユーザ情報U0とグループ情報G0とを関係付けるグループ構成情報がある場合を想定する。このグループ構成情報がU0とG0とを双方向に関係付ける場合、「ユーザ情報U0に関係付けされているグループ情報を取得する」という処理においてグループ情報G0が取得され、かつ「グループ情報G0に関係付けされているユーザ情報を取得する」という処理においてユーザ情報U0が取得される。一方、このグループ情報がU0からG0に対して片方向に関係付けられている場合を想定する。この場合、「ユーザ情報U0に関係付けされているグループ情報を取得する」という処理ではグループ情報G0が取得されるが、「グループ情報G0に関係付けされているユーザ情報を取得する」という処理ではユーザ情報U0が取得されない。片方向に関係付けられている場合、図2のモデルにおけるグラフは、無向グラフではなく有向グラフで表される。
図6は、グループ構成情報をテーブル形式で例示する図である。以下、図6に示すテーブルは、グループ構成情報テーブル100と表記される。グループ構成情報テーブル100は、グループ情報102、ユーザ情報104、及び関係方向106という3つの列を有する。図6において、グループ情報102は、グループIDを示す。ユーザ情報104は、ユーザIDを示す。また、関係方向106は、前述したグループ情報とユーザ情報とが関係付けられる方向を表す。具体的には、関係方向106が0の場合は双方向の関係付けを表しており、関係方向106が1の場合はグループ情報102からユーザ情報104に対する片方向の関係付けを表しており、関係方向106が2の場合はユーザ情報104からグループ情報102に対する片方向の関係付けを表している。なお、グループ構成情報において、グループ情報とユーザ情報とが必ず双方向に関係付けられる場合、グループ構成情報テーブル100は関係方向106を持たなくてもよい。
<ユーザインタレスト情報の詳細>
ユーザインタレスト情報は、ユーザ情報に対して提示情報を直接関係付けられてもよいし、ユーザ情報に対して「提示情報を特定する情報」が関係付けられることで、ユーザ情報と提示情報とが関係付けられてもよい。提示情報を特定する情報は、例えば提示情報のIDなどである。
1つの「提示情報を特定する情報」によって特定される提示情報は、1つでもよいし、複数でもよい。例えば、提示情報がグループ分けされている場合、提示情報を特定する情報は、提示情報のグループのID(以下、提示情報グループID)である。ユーザインタレスト情報は、ユーザ情報に対して提示情報グループIDが関係付けられることにより、1つのユーザ情報に対して複数の提示情報を関係付ける。この場合、情報共有システム3000は、提示情報のグループ分けに関する情報を別途有する。例えば情報共有システム3000は、提示情報と、その提示情報が所属するグループの提示情報グループIDとを関係付けた情報を格納する格納部を有する。
その他の例として、提示情報を特定する情報は、提示情報に含まれる部分的な情報(以下、部分情報)でもよい。提示情報が文字列データである場合、部分情報は特定の文字列などである。また、提示情報が画像データや動画データである場合、部分情報は、例えば特定の物体の画像などである。また、提示情報が音声データである場合、部分情報は、ある単語を表す音声など、特定の音声である。
ある部分情報を含む提示情報を特定する処理は、提示情報をユーザに対して提供する際に動的に行われてもよい。また、この特定処理は、提示情報のユーザに対する提供に先立って、予め行われていてもよい。ここで、「ある部分情報を含む提示情報を特定する処理」とは、例えば部分情報が「道路Xの画像」である場合に、画像認識処理などを用いて、「道路Xと認識される画像が含まれる提示情報」を特定する処理である。
なお、提示情報等において、「道路X」のように特定の場所にある物を表す場合、その物の位置情報を用いてその物が特定されてもよい。
部分情報を含む提示情報を特定する処理が予め行われている場合、例えば情報共有システム3000は、部分情報と、その部分情報を含む各提示情報との関係付けを格納する格納部を有する。また、ある部分情報を含む提示情報を特定する処理は、特定の日時や時間間隔で実行されてもよいし、その他のイベントを契機に実行されてもよい。その他のイベントとは、新たな提示情報が情報共有システム3000に登録されるというイベントなどである。
また例えば、提示情報を特定する情報は、提示情報に関するキーワードなどでもよい。例えばユーザインタレスト情報が示す「提示情報を特定する情報」が「物資Y」というキーワードの場合、このユーザインタレスト情報は、「物資Y」に関係する複数の提示情報をユーザ情報に関係付ける情報である。
「あるキーワードに該当する提示情報を特定する処理」は、前述した「ある部分情報を含む提示情報を特定する処理」と同様に、提示情報をユーザに対して提供する際に動的に行われてもよい。また、この特定処理は、提示情報のユーザに対する提供に先立って、予め行われていてもよい。「あるキーワードに該当する提示情報を特定する処理」とは、例えば、情報共有システム3000の内部や外部に格納されている提示情報をそのキーワードで検索することで、そのキーワードに該当する提示情報を特定する処理などである。
なお、ユーザインタレスト情報においては、グループ構成情報と同様に、2つの情報が双方向に関係付けられてもよいし、片方向に関係付けられてもよい。
図7は、ユーザインタレスト情報をテーブル形式で例示する図である。以下、図7に示すテーブルを、ユーザインタレスト情報テーブル200と表記する。ユーザインタレスト情報テーブル200は、ユーザ情報202、提示情報204、及び関係方向206という3つの列を有する。ユーザ情報202は、ユーザIDなどを示す。提示情報204は、提示情報又は提示情報を特定する情報を示す。関係方向206は、ユーザ情報202と提示情報204の関係付けの方向を示す。例えば、図7の1行目のレコードは、U001というユーザ情報と、「タスクZの進捗が1時間遅れている」という文字列データである提示情報とを、双方向で関係付けるユーザインタレスト情報を表す。なお、ユーザインタレスト情報において、ユーザ情報と提示情報とが必ず双方向に関係付けられる場合、ユーザインタレスト情報テーブル200は関係方向206を持たなくてもよい。
ユーザインタレスト情報が生成される契機は様々である。例えばユーザインタレスト情報は、ユーザや情報共有システム3000の管理者によって登録される。また例えば、ユーザインタレスト情報は、情報共有システム3000に予め登録されていてもよい。
また例えば、情報管理装置2000は、ユーザインタレスト情報を生成するユーザインタレスト情報生成部を有していてもよい。ここで、情報管理装置2000は、検索処理部2020や共有処理部2040に加え、グループインタレスト情報などとは無関係に、提示情報の検索を受け付ける機能や提示情報の登録を受け付ける機能などを有しているとする。この場合、情報管理装置2000は、あるユーザが提示情報の検索や登録を行った場合に、そのユーザを特定するユーザ情報とその提示情報とを関係付けるユーザインタレスト情報を生成する。これにより、ユーザインタレスト情報は、ユーザ情報を、そのユーザ情報によって特定されるユーザと関係すると考えられる提示情報と関係付ける情報となる。
例えば、物資の輸送作業を行っているユーザu0が、輸送経路検索のため、「県道X号線」というキーワードで検索を行ったとする。この場合に、情報管理装置2000は、「県道X号線」というキーワードで特定される提示情報とユーザ情報U0とを関係付けるユーザインタレスト情報を生成する。
<グループインタレスト情報の詳細>
グループインタレスト情報は、グループ情報に対して提示情報を直接に関係付ける情報であってもよいし、グループ情報に対して「提示情報を特定する情報」を関係付けることでグループ情報と提示情報とを関係付ける情報であってもよい。グループインタレスト情報が示す「提示情報を特定する情報」は、ユーザインタレスト情報が示す「提示情報を特定する情報」と同様である。
なお、グループインタレスト情報においては、グループ構成情報と同様に、2つの情報を双方向に関係付けられてもよいし、片方向に関係付けられてもよい。
図8は、グループインタレスト情報をテーブル形式で例示する図である。図8に示すテーブルを、グループインタレスト情報テーブル300と表記する。グループインタレスト情報テーブル300は、グループ情報302、提示情報304、及び関係方向306という3つの列を有する。グループ情報302は、グループIDなどを示す。提示情報304は、提示情報又は提示情報を特定する情報を示す。関係方向306は、グループ情報302と提示情報304の関係付けの方向を示す。なお、グループインタレスト情報においてグループ情報と提示情報とを必ず双方向に関係付ける場合、グループインタレスト情報テーブル300は、関係方向306を持たなくてもよい。
グループインタレスト情報が生成される契機は様々である。例えばグループインタレスト情報は、ユーザや情報共有システム3000の管理者によって登録される。また例えば、グループインタレスト情報は、情報共有システム3000に予め登録されていてもよい。
<検索処理部2020の詳細>
<<提示情報を提供する契機>>
検索処理部2020は、ユーザ情報を取得し、そのユーザ情報について処理を行う。ここで、検索処理部2020が提示情報を提供する契機は様々である。例えば検索処理部2020は、ユーザから、そのユーザのユーザ情報を含む検索要求を受け付け、この検索要求に対する応答として提示情報を提供する。この場合、検索処理部2020は、検索要求を送信したユーザに対し、そのユーザが所属するグループに関係する提示情報を提供する。
また例えば、検索処理部2020は、情報管理装置2000の内部又は外部に格納されているユーザ情報を取得し、取得したユーザ情報について処理を行ってもよい。この場合、検索処理部2020は、各ユーザに対して定期的(例:一時間に一度)又は不定期に提示情報を提供する処理を行う。ここで、この処理を行うタイミングや頻度は、各ユーザに共通であってもよいし、ユーザごとに異なっていてもよい。提示情報を取得するタイミングや頻度は、ユーザの置かれている状況やユーザの性格などによって異なる場合がある。提示情報を提供するタイミングや頻度を設定可能にすることで、ユーザの置かれている状況やユーザの性格などに適切に応じて提示情報が提供される。そのため、ため、各ユーザにとって情報管理装置2000の利便性が高くなる。
提示情報を提供するタイミングや頻度(ユーザ情報を取得するタイミングや頻度)がユーザごとに異なる場合、情報共有システム3000は、ユーザ情報と、そのユーザ情報に対して提示情報を提供するタイミングや頻度とを関係付ける情報を格納する格納部を有する。この格納部は、情報管理装置2000の内部にあってもよいし、外部にあってもよい。情報管理装置2000は、この格納部に格納されている情報を用いて、各ユーザに対して定期的に提示情報の提供を行う。
<<取得する提示情報の絞り込み>>
検索処理部2020は、グループ情報に関係付けされている提示情報を取得した場合に、全ての提示情報をユーザに提供してもよいし、一部の提示情報のみをユーザに提供してもよい。例えば、検索処理部2020は、取得した提示情報のうち、登録された日時が現在日時から所定時間以内(例:12時間など)である提示情報のみを提供する。
また例えば、検索処理部2020は、ユーザに対して提供する提示情報の件数に上限を設けてもよい。検索処理部2020は、取得した提示情報が上限件数を超えている場合、ユーザに対して提供する提示情報を選択する。例えば、検索処理部2020は、登録日時がより新しい提示情報を優先的に選択して、ユーザに提供する。また、各提示情報には、ユーザや情報共有システム3000の管理者によって、予め優先度が付与されていてもよい。この場合、検索処理部2020は、優先度が高い提示情報を優先して選択する。
なお、上記所定時間や上限件数は、情報管理装置2000の内部又は外部に予め格納しておく。ここで、この所定時間や上限件数は、全てのユーザに共通であってもよいし、ユーザごとに異なってもよい。閲覧する情報の量は、ユーザごとに異なる場合がある。ユーザごとに上記所定時間や上限件数を格納するようにすることで、各ユーザにとって情報管理装置2000の利便性が高くなる。
また、提供する提示情報を絞り込む方法が、その提示情報に関係付けされているグループ情報と関係付けられていてもよい。例えば、グループがタスクを表しており、グループ情報が前述したPDCA(Plan Do Check Action)サイクルにおけるいずれかのフェーズをタスク種別として示しているとする。ここで、例えばCフェーズはタスクの実行結果を確認するフェーズであるため、主に必要な情報は、タスクに対する反応を示す情報である。そこで、例えば、グループ情報に関係付けされている提示情報が「県道X号線」というキーワードで特定される提示情報であり、そのグループ情報が「復旧作業のCフェーズ」という種別を示している場合を想定する。この場合に、検索処理部2020は、「県道X号線というキーワードで特定され、かつ復旧作業に対する反応情報」に該当する提示情報のみをユーザに提供する。
<<提示情報の提供方法>>
検索処理部2020は、ユーザに対して受動的に提示情報を提供してもよいし、ユーザに対して能動的に提示情報を提供してもよい。ユーザに対して受動的に情報を提供する方法は、プル型の送信とも呼ばれる。また、ユーザに対して能動的に情報を提供する方法は、プッシュ型の送信とも呼ばれる。例えば、ユーザから検索要求を受け付けたタイミングで提示情報を提供する方法は、プル型の送信である。また、定期的にユーザに対して提示情報を提供する方法は、プッシュ型の送信である。
なお、検索処理部2020が提示情報を提供する具体的な方法は、ユーザが提示情報の内容を把握できる方法であればよく、特に限定されない。例えば検索処理部2020は、メールに提示情報を含めてユーザに対して送信したり、ユーザから取得した HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)リクエストに対する応答メッセージに提示情報を含めて送信したりするなどといった様々な方法で提示情報を提供する。
ユーザが提示情報を把握する方法は任意である。例えば、各ユーザが提示情報を取得するための端末を有する場合を想定する。この場合、ユーザは、端末の画面に表示される提示情報を見る、又は端末によって再生される音声を聞くなどして、取得した提示情報の内容を把握する。
<共有処理部2040の詳細>
共有処理部2040は、提示情報を取得し、その提示情報について処理を行う。ここで、共有処理部2040が提示情報を取得する契機は様々である。例えば、共有処理部2040は、ユーザや情報共有システム3000の管理者による提示情報の登録を受け付ける機能を有してもよい。そして、共有処理部2040は、ユーザや情報共有システム3000によって登録された提示情報を取得し、その提示情報について処理を行う。
また例えば、共有処理部2040は、情報管理装置2000の内部又は外部に格納されている提示情報の中から、まだユーザに対して提供されていない提示情報を取得し、取得した提示情報について処理を行ってもよい。この場合、提示情報に関係付けて、その提示情報が既にユーザに提供されたか否かを示す情報が格納される。また、この場合、共有処理部2040は、定期的(例:一時間に一度)又は不定期に、ユーザに対して提供されていない提示情報が存在するか否かを確認する処理を行う。
ここで、この処理を行うタイミングは、各提示情報について共通であってもよいし、提示情報の種類などによって異なっていてもよい。前述したように、提示情報は、グループに分かれていたり、キーワードなどで特定されていたりする。そこで、情報共有システム3000は、グループIDや提示情報を特定するキーワードごとに、上記確認処理を行うタイミングを関係付ける。そして、共有処理部2040は、このタイミングに従って、グループIDやキーワードごとに、そのグループIDやキーワードに関係付けされている提示情報の中にまだユーザに対して提供されていない提示情報があるか否かを確認する。そして、まだユーザに提供されていない提示情報がある場合、共有処理部2040は、その提示情報を提供する処理を行う。
なお、共有処理部2040がユーザに対して提示情報を提供する方法は、前述した検索処理部2020がユーザに対して提示情報を提供する方法のいずれかと同様である。
[第2の実施形態]
図9は、第2の実施形態に係る情報管理装置2000をその使用環境と共に例示するブロック図である。図9において、矢印は情報の流れを表している。さらに、図9において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を表している。
第2の実施形態の情報管理装置2000は、グループインタレスト情報生成部2060をさらに有する点が、第1の実施形態における情報管理装置2000と異なる。グループインタレスト情報生成部2060は、グループインタレスト情報を生成する。そのためにまず、グループインタレスト情報生成部2060は、提示情報とグループ情報との間で第1所定条件が満たされるか否かを判定する。そして、グループインタレスト情報生成部2060は、第1所定条件が満たされている場合に、その提示情報とそのグループ情報とを関係付けてグループインタレスト情報を生成する。
<第1所定条件の詳細>
第1所定条件は様々である。例えば第1所定条件は、グループ情報に関係付けされているユーザ情報と、提示情報との関係について定める。ここで、第1所定条件を満たすか否かの判定対象となる提示情報及びグループ情報は、それぞれ提示情報I0及びグループ情報G0とする。この場合、第1所定条件は、例えば「グループ情報G0に関係付けされている複数のユーザ情報のうち、所定数又は所定割合以上のユーザ情報が、ユーザインタレスト情報によって提示情報I0と関係付けられている」という条件である。この第1所定条件を用いることで、グループ情報G0によって表されているグループに所属するユーザのうち、所定数又は所定割合以上のユーザが提示情報I0に関係している場合に、グループ情報G0と提示情報I0とが関連づけられる。
例えば、ユーザがある提示情報について検索した場合に、そのユーザを特定するユーザ情報と提示情報とが関係付けられることを示すユーザインタレスト情報が生成される場合を想定する。この場合、そのユーザは、その提示情報を必要としているユーザであると考えられる。そして、同じグループに所属している多くのユーザが必要としている提示情報は、そのグループ全体で共有すべき提示情報である確率が高い。本実施形態の情報管理装置2000は、「グループ情報G0に関係付けされている複数のユーザ情報のうち、所定数又は所定割合以上のユーザ情報が、ユーザインタレスト情報によって提示情報I0と関係付けられている」という第1所定条件を用いる。これにより、同じグループに所属する多くのユーザが必要としている提示情報が、そのグループに所属する全てのユーザで共有されることが可能になる。したがって、同じグループに属するユーザの間で効率的に情報が共有されることが可能になる。
その他にも例えば、情報管理装置2000が、「提示情報をグループ全体に提供する要求を受け付ける」という機能を有している場合を想定する。この機能は、例えば、いわゆるブロードキャストやマルチキャストと呼ばれる情報送信を行う機能が該当する。情報管理装置2000は、この要求を、ユーザや情報共有システム3000の管理者などから受け付ける。この場合、第1所定条件は、「上記機能が要求を受け付けた」という条件でもよい。例えば情報管理装置2000が、グループg0に対して提示情報I0をブロードキャストする要求を受け付けた場合、グループインタレスト情報生成部2060は、グループ情報G0と提示情報I0とが関係付けられていることを示すグループインタレスト情報を生成する。グループ全体に提供することを要求された提示情報は、グループとして必要な情報である可能性が高い。そのため、「提示情報をグループ全体に提供する要求」を受け付けたことを契機にグループインタレスト情報を生成することで、グループとして必要な情報がグループに所属するメンバーで効率よく共有されることが可能になる。
第1所定条件は、例えば情報共有システム3000に備えられている格納部(不図示)に格納される。この格納部は、情報管理装置2000の内部にあってもよいし、情報管理装置2000の外部にあってもよい。グループインタレスト情報生成部2060は、この格納部から第1所定条件を取得する。また、グループインタレスト情報生成部2060は、情報共有システム3000の外部から入力される第1所定条件を取得したり、情報共有システム3000の外部の装置にアクセスして第1所定条件を取得したりしてもよい。
<ユーザインタレスト情報の削除>
グループインタレスト情報生成部2060は、提示情報とグループ情報とが関係付けられていることを示すグループインタレスト情報を生成した場合に、「そのグループ情報に関係付けされているユーザ情報、その提示情報」という関係付けを示すユーザインタレスト情報を削除してもよい。このようにすることで、ユーザ情報と提示情報との関係付けは、ユーザインタレスト情報による直接的な関係付け、又はグループ情報を介した間接的な関係付けのいずれか一つのみとなる。したがって、情報共有システム3000が保持する情報の量を削減することができる。
図10Aから図10Cは、ユーザインタレスト情報を削除する処理を概念的に例示する図である。図10Aは、グループインタレスト情報生成部2060が処理を行う前の状況を表すモデルである。提示情報I1は、ユーザ情報U0及びU1とそれぞれ関係付けられている。また、ユーザ情報U0及びU1は、共にグループ情報G0と関係付けられている。
図10Bは、グループインタレスト情報生成部2060がグループインタレスト情報を新たに生成した後の状況を表すグラフである。具体的には、グループインタレスト情報生成部2060は、グループ情報G0と提示情報I1とを関係付けるグループインタレスト情報を生成する。その結果、図10Bにおいて、ユーザ情報U0及びU1は、それぞれ、ユーザインタレスト情報によって直接提示情報I1と関係付けられており、かつ、グループ情報G0を介して間接的に提示情報I1と関係付けられている。
そして、図10Cは、グループインタレスト情報生成部2060がユーザインタレスト情報を削除する処理を行った後の状況を示すグラフである。具体的には、グループインタレスト情報生成部2060は、ユーザ情報U0と提示情報I1とが関係付けられていることを示すユーザインタレスト情報、及びユーザ情報U1と提示情報I1とを関係付けられていることを示すユーザインタレスト情報の2つを削除する。概念的に表現すると、グループインタレスト情報生成部2060が行う処理は、「モデル上においてグラフのエッジを付け替える処理」と表現できる。
なお、グループインタレスト情報生成部2060は、ユーザインタレスト情報の削除を行わなくても構わない。この場合、グループインタレスト情報生成部2060が処理を行った後の状況は、図10Bのグラフで表される。
<対象とする提示情報及びグループ情報の決定方法>
グループインタレスト情報生成部2060は、様々な方法でグループインタレスト情報を生成する対象とする提示情報及びグループ情報を決定する。例えば、グループインタレスト情報生成部2060は、提示情報を取得し、各グループ情報について取得した提示情報との間で第1所定条件が満たされるか否かを判定する。ここで、グループインタレスト情報生成部2060が提示情報を取得する契機は様々である。例えばグループインタレスト情報生成部2060は、新たな提示情報が情報共有システム3000に登録されたことを契機に、その提示情報を取得する。また、グループインタレスト情報生成部2060は、定期的又は不定期に、各提示情報を取得してもよい。
また例えば、グループインタレスト情報生成部2060は、グループ情報を取得し、各提示情報について、取得したグループ情報との間で第1所定条件が満たされるか否かを判定する。ここで、グループインタレスト情報生成部2060が提示情報を取得する契機は様々である。例えばグループインタレスト情報生成部2060は、ユーザによって提示情報の検索や登録が行われた場合に、そのユーザが属するグループのグループ情報を取得する。また、グループインタレスト情報生成部2060は、定期的又は不定期に、各グループ情報を取得してもよい。
また例えば、グループインタレスト情報生成部2060は、特定の提示情報と特定のグループ情報とを取得し、それらの間に第1所定条件が満たされるか否かを判定する。これら特定の提示情報及びグループ情報は、例えばユーザや情報共有システム3000の管理者によって入力される。
<処理の流れ>
図11は、第2の実施形態のグループインタレスト情報生成部2060によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。ステップS302において、グループインタレスト情報生成部2060は、グループ情報G0を取得する。ステップS304において、グループインタレスト情報生成部2060は、提示情報I0を取得する。
ステップS306において、グループインタレスト情報生成部2060は、グループ情報G0及び提示情報I0について、第1所定条件が満たされているか否かを判定する。第1所定条件が満たされている場合(ステップS306:YES)、グループインタレスト情報生成部2060は、続いてステップS308の処理に進む。一方、第1所定条件が満たされていない場合(ステップS306:NO)、図11に示すグループインタレスト情報生成部2060の処理は終了する。
ステップS308において、グループインタレスト情報生成部2060は、グループ情報G0と提示情報I0とを関係付けるグループインタレスト情報を生成する。
ステップS310において、グループインタレスト情報生成部2060は、「グループ情報G0に関係付けされているユーザ情報、提示情報I0」の関係付けを示すユーザインタレスト情報が存在するか否かを判定する。このユーザインタレスト情報が存在する場合(ステップS310:YES)、グループインタレスト情報生成部2060は、続いてステップS312の処理に進む。一方、このユーザインタレスト情報が存在しない場合(ステップS310:NO)、図11に示すグループインタレスト情報生成部2060の処理は終了する
ステップS312において、グループインタレスト情報生成部2060は、「グループ情報G0に関係付けされているユーザ情報、提示情報I0」の関係付けを示すユーザインタレスト情報を削除する。
<作用・効果>
本実施形態の情報管理装置2000は、グループインタレスト情報の生成を行う。ここで、前述した第1所定条件などを用いたグループインタレスト情報の生成を手動で行うことは難しいと考えられる。本実施形態によれば、グループインタレスト情報が自動で生成されるため、グループインタレスト情報を手動で生成しなければならない場合と比較し、グループ情報と提示情報との関係付けが容易になる。また、グループインタレスト情報を自動で生成することにより、どの提示情報がグループにとって必要な提示情報であるかを、容易に把握されることが可能となる。
また、グループインタレスト情報の生成を動的に行うことで、グループ構成が変化するような状況においても、グループとして必要とする提示情報を把握され続けることが可能となる。例えば、グループg0にユーザu0とu1とが所属しているとする。そして、ユーザ情報U0とU1とが提示情報I0に関係付けられていることに基づいて、グループ情報G0と提示情報I0とが関係付けられていることを示すグループインタレスト情報とが生成された状況を想定する。この状況において、グループ構成情報が変更されてもグループインタレスト情報を変更しないようにすることで、ユーザu0やu1がグループg0から異動した場合においても、グループg0と提示情報I0との関係付けは保たれる。このように、本実施形態の情報管理装置2000は、グループに所属していた過去のユーザの活動の結果として把握されたグループと提示情報との関係付けを、その後も保持しつづけることができる。
ただし、情報管理装置2000は、グループ構成の変化に応じて、グループインタレスト情報を削除してもよい。例えば上記の例において、情報管理装置2000は、ユーザ情報U0とグループ情報G0とを関係付けるグループ構成情報、及びユーザ情報U1とグループ情報G0とを関係付けるグループ構成情報の双方が削除されたことを契機に、グループ情報G0と提示情報I0とを関係付けるグループインタレスト情報を削除してもよい。
[第3の実施形態]
図12は、第3の実施形態に係る情報管理装置2000をその使用環境と共に例示するブロック図である。図12において、矢印は情報の流れを表している。さらに、図12において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を表している。
第3の実施形態において、情報共有システム3000は、関連グループ情報格納部3080をさらに有する。関連グループ情報格納部3080は関連グループ情報を格納する。関連グループ情報は、グループ情報を別のグループ情報と関係付ける情報である。
第3の実施形態の検索処理部2020は、取得したユーザ情報に関係付けされているグループ情報と、1つ又は複数の関連グループ情報を介してそのグループ情報と関係付けられている別の各グループ情報とのそれぞれについて、関係付けされている提示情報を取得する。そして、検索処理部2020は、その提示情報を、取得したユーザ情報で特定されるユーザに対して提供する。
図13は、関連グループ情報をテーブル形式で例示する図である。以下、図13に示すテーブルは、関連グループ情報テーブル400と表記される。関連グループ情報テーブル400は、第1グループ情報402、第2グループ情報404、及び関係方向406という3つの列を有する。第1グループ情報402及び第2グループ情報404は、グループIDなどを示す。関係方向406は、第1グループ情報402と第2グループ情報404の関係付けの方向を示す。なお、関連グループ情報において、第1グループ情報と第2グループ情報とを必ず双方向に関係付ける場合、関連グループ情報テーブル400は関係方向406を持たなくてもよい。
<具体例>
図14は、第3の実施形態の検索処理部2020が行う処理を説明するためのモデルである。図14において、グループ情報G0とグループ情報G1とがエッジで接続されている。
これは、グループG0とG1とを関係付ける関連グループ情報が存在することを意味する。
図14が示す状況において、検索処理部2020が、ユーザ情報U0を取得した場合を想定する。この場合、検索処理部2020は、ユーザ情報U0に関係付けされているグループ情報G0を特定し、グループ情報G0に関係付けされている提示情報I1をユーザu0に提供する。さらに、検索処理部2020は、グループ情報G0に関係付けされているグループ情報であるG1を特定し、G1に関係付けされている提示情報I2もユーザu0に提供する。さらに、検索処理部2020は、グループG1に関係付けされているグループ情報であるG2を特定し、G2に関係付けされている提示情報I3もユーザu0に提供する。このように、第3の実施形態において、ユーザは、自身が所属するグループに関連する提示情報だけでなく、1つ又は複数の関連グループ情報を介して自身が所属するグループと関係付けられている別のグループに関連する提示情報も取得することができる。
<対象とするグループ情報の範囲>
検索処理部2020は、取得したユーザ情報に関係付けされているグループ情報と1つ又は複数の関連グループ情報を介して関係付けられている別のグループ情報のうち、所定の条件を満たすグループ情報のみを利用してもよい。具体的には、検索処理部2020は、取得したユーザ情報に関係付けされているグループ情報と1つ又は複数の関連グループ情報を介して関係付けられている別の各グループ情報のうち、第2所定条件を満たすグループ情報のみについて、関係付けされている提示情報を取得する。
第2所定条件は、様々な条件が用いられる。例えば第2所定条件は、間に介在するグループ情報の数である。図15Aを用いてこの第2所定条件について説明する。図15Aは、グループ情報間の関係を示すグラフである。ここで、検索処理部2020が取得するユーザ情報はユーザ情報U0であり、ユーザ情報U0に関係付けされているグループ情報はグループ情報G0であるとする。そして、第2所定条件が、「間に介するグループ情報の数が0」であるとする。
この場合、検索処理部2020は、関連グループ情報によってグループ情報G0と直接関係付けられているグループ情報G1、G2、及びG3を用いる。一方、検索処理部2020は、グループ情報G3を介してグループ情報G0と関係付けられている(間に介するグループ情報が1つである)グループ情報G4及びG5を用いない。そのため、ユーザu0に対して提供される提示情報は、グループ情報G0、G1、G2、及びG3のいずれかに関係付けされている提示情報である。
なお、「グループ情報Giとグループ情報Gjの間に介在するグループ情報の数」は、「グループ情報Giとグループ情報Gjとを関係付けるために用いられる関連グループ情報の数から1を引いた数」に相当する。例えば、図15Aにおいて、グループ情報G0とグループ情報G4とは、「G0、G3」という関係付けを示す関連グループ情報及び「G3、G4」という関係付けを示す関連グループ情報という2つの関連グループ情報によって関係付けられる。これに対し、グループ情報G0とG4との間に介在するグループ情報は1つ(グループ情報G3)である。よって、「グループ情報Giとグループ情報Gjの間に介在するグループ情報の数」は、「グループ情報Giとグループ情報Gjとを関係付けるために用いられる関連グループ情報の数から1を引いた数」となる。なお、第2所定条件は、「グループ情報Giとグループ情報Gjとを関係付けるために用いられる関連グループ情報の数」で表されてもよい。
また、関連グループ情報に重み付けを行い、その重みを用いて第2所定条件が表されてもよい。この第2所定条件について、図15Bを用いて説明する。図15Bにおけるグループ間の関連は、図15Aの場合と同様である。ただし、図15Bの場合、関連グループ情報に重み付けがされている。各エッジに示されている数値は、そのエッジが表す関連グループ情報の重みを示す。ここで、図15Bの例においてグループG0とグループGiの間における第2所定条件は、「グループG0とグループGiとの間に位置するエッジの重みの合計値が10以下である」という条件であるとする。この場合、この第2所定条件を満たすグループ情報は、グループ情報G2、G3、及びG4である。一方、グループ情報G1とG5は、この第2所定条件を満たさない。よって、図15Bの場合、ユーザu0に対して提供される提示情報は、グループ情報G2、G3、及びG4のいずれかに関係付けされている提示情報である。
また、第2所定条件は、グループの種別を示す条件であってもよい。例えば、第2所定条件が「物資の輸送を行うグループ」であるとする。この場合、検索処理部2020は、取得したユーザ情報に関係付けされているグループ情報と1つ又は複数の関連グループ情報を介して関係付けられている別のグループ情報のうち、「物資の輸送を行うグループ」に該当するグループ情報のみを利用する。
また、グループ情報に日時が関係付けられている場合、第2所定条件を日時に関連する条件で表してもよい。例えば、グループがタスクを表す場合に、グループ情報がタスクID及びタスクの実行日時を示しているとする。この場合、第2所定条件に、タスクの実行日時に関連する条件を指定する。例えば、「タスクの実行日時と現在日時との差分が1時間以内である」という第2所定条件を設定する。
第2所定条件は、グループの種別ごとに定められていてもよい。検索処理部2020は、取得したユーザ情報に関係付けされているグループ情報が示す種別を割り出し、その種別に関係付けされている第2所定条件を取得する。例えばグループがタスクを表しており、グループ情報がタスク種別を示しているとする。この場合、第2所定条件を、タスクの種別ごとに定めることができる。
前述したように、タスクの種別の例として、PDCAサイクルにおけるPフェーズ、Dフェーズ、Cフェーズ、又はAフェーズという種別が考えられる。この場合、タスク種別ごとに第2所定条件を設定することで、PDCAのフェーズごとに、利用するグループ情報の範囲が設定されてもよい。
例えば、以下のような第2所定条件が考えられる。まず、作業計画を立てるPフェーズは、ある程度広い範囲で情報を取得して計画を立てることが適切であると考えられる。そのため、Pフェーズを示すグループ情報と関係付けられる第2所定条件は、利用するグループ情報が多くなるような条件とされる。例えば、図15Bにおけるエッジの重みの合計値の上限値を大きくすることで、利用するグループ情報を多くすることが可能である。一方、作業を実行するDフェーズでは、直接作業に関わる情報があれば十分であることが多い。そのため、Dフェーズを示すグループ情報と関係付けられる第2所定条件は、利用するグループ情報が少なくなるような条件とされる。例えば、図15Bにおけるエッジの重みの合計値の上限値を小さくすることで、利用するグループ情報を少なくすることが可能である。
また、上記の他に、以下のような第2所定条件が考えられる。一般に、PDCAサイクルにおける各フェーズで行う作業は、そのフェーズより前のフェーズで実行された作業の結果を受けて行われることが多い。そのため、各フェーズでは、「そのフェーズに関連する情報」及び「そのフェーズより所定フェーズ前までのフェーズ(例:1つ前のフェーズ)に関連する情報」を取得することが適切であると考えられる。そこで、例えばDフェーズのグループ情報と関係付けられる第2所定条件は、「タスク種別がDフェーズ又はPフェーズである」という条件とされる。
なお、検索処理部2020が第2所定条件を取得する方法は、例えばグループインタレスト情報生成部2060が第1所定条件を取得する方法と同様である。
<処理の流れ>
図16は、第3の実施形態の検索処理部2020によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。図16におけるステップS102及びS104は、図4におけるステップS102及びS104と同様の処理である。ステップS402において、検索処理部2020は、グループ情報G0と1つ又は複数の関連グループ情報を介して関係付けられているグループ情報のうち、第2所定条件を満たすグループ情報を特定する。ステップS404において、検索処理部2020は、グループ情報G0及びステップS402で特定された各グループ情報のいずれかと関係付けされている提示情報を、ユーザ情報U0で特定されるユーザに対して提供する。
<作用・効果>
例えばあるグループG0と別のグループG1が関連している場合、グループG0に所属するユーザu1は、グループG1に所属するメンバーとも情報を共有することで、さらに効率的に活動できる可能性がある。本実施形態によれば、検索処理部2020は、取得したユーザ情報に関係付けされているグループ情報だけでなく、そのグループ情報と関連する別のグループ情報についても、関係付けされている提示情報の取得を行う。したがって、ユーザは、自身が所属するグループに関係する提示情報だけでなく、そのグループに関連する別のグループに関係する提示情報も容易に取得することができる。したがって、ユーザ間でより効率的に情報を共有することが可能になる。
また、上述のように、対象とするグループ情報の範囲を限定することで、ユーザに提供される情報の量を少なく抑えることができる。これにより、各ユーザに対して不要な提示情報が提供されることを避けられるため、情報過多によってユーザの作業効率が下がることを防ぐことができる。
[第4の実施形態]
図17は、第4の実施形態に係る情報管理装置2000をその使用環境と共に例示するブロック図である。図17において、矢印は情報の流れを表している。さらに、図17において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を表している。
第4の実施形態の共有処理部2040は、取得した提示情報に関係付けされているグループ情報、及び1つ又は複数の関連グループ情報を介してそのグループ情報と関係付けられている別の各グループ情報のそれぞれについて、関係付けされているユーザ情報を取得する。そして、共有処理部2040は、そのユーザ情報で特定される各ユーザに対して、取得した提示情報を提供する。
<具体例>
図14を用いて、第4の実施形態の共有処理部2040が行う処理を具体的に説明する。図14に示す状況において、共有処理部2040が、提示情報I1を取得した場合を想定する。この場合、共有処理部2040は、提示情報I1に関係付けされているグループ情報G0を特定する。そして、共有処理部2040は、グループ情報G0に関係付けされているユーザ情報U0及びU1を取得する。そして、共有処理部2040は、ユーザ情報U0によって特定されるユーザ、及びユーザ情報U1によって特定されるユーザに対して提示情報I1を提供する。
さらに、共有処理部2040は、グループ情報G0に関係付けされているグループ情報G1を特定する。次に、共有処理部2040は、グループ情報G1に関係付けされているユーザ情報U2及びU3を取得する。そして、共有処理部2040は、ユーザ情報U2によって特定されるユーザ、及びユーザ情報U3によって特定されるユーザに対して提示情報I1を提供する。
さらに、共有処理部2040は、グループ情報G1に関係付けされているグループ情報G2を特定する。次に、共有処理部2040は、グループ情報G2に関係付けされているユーザ情報U4及びU5を取得する。そして、共有処理部2040は、ユーザ情報U4によって特定されるユーザ、及びユーザ情報U5によって特定されるユーザに対して提示情報I1を提供する。
このように、第4の実施形態において、提示情報は、その提示情報に関係付けされているグループに所属するユーザだけでなく、そのグループに関連する別のグループに所属するユーザに対しても提供される。
<対象とするグループ情報の範囲>
共有処理部2040は、検索処理部2020と同様に、関連グループ情報を介して関係付けられている別のグループ情報のうち、所定の条件を満たすグループ情報のみを利用してもよい。具体的には、共有処理部2040は、取得したグループ情報と1つ又は複数の関連グループ情報を介して関係付けられている別の各グループ情報のうち、第3所定条件を満たす別のグループ情報のみについて、関係付けされている提示情報を取得する。なお、第3所定条件の内容や取得方法は、第3の実施形態で説明した第2所定条件の内容や取得方法と同様である。
<処理の流れ>
図18は、第4の実施形態の共有処理部2040によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。図18におけるステップS202及びS204は、図5におけるステップS202及びS204と同様の処理である。ステップS502において、共有処理部2040は、グループ情報G0と1つ又は複数の関連グループ情報を介して関係付けられているグループ情報のうち、第3所定条件を満たすグループ情報を特定する。ステップS504において、共有処理部2040は、グループ情報G0及びステップS502で特定された各グループ情報のいずれかと関係付けされているユーザ情報で特定されるユーザに対して、提示情報I0を提供する。
<作用・効果>
本実施形態によれば、その提示情報に関係付けされているグループ情報だけでなく、そのグループ情報と関係付けられている別のグループ情報についても、関係付けされているユーザ情報を取得して、そのユーザ情報を提示情報の提供先とされる。したがって、第3の実施形態と同様に、あるグループが別のグループと関連しているような場合に、関連しているグループ間で容易に情報を共有できるようになる。
[第5の実施形態]
図19は、第5の実施形態に係る情報管理装置2000をその使用環境と共に例示するブロック図である。図19において、矢印は情報の流れを表している。さらに、図19において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を表している。
第5の実施形態の情報管理装置2000は、関連グループ情報生成部2080を有する。関連グループ情報生成部2080は、関連グループ情報を生成する。関連グループ情報を生成するため、関連グループ情報生成部2080は、第1グループ情報に関係付けられている提示情報と、第1グループ情報とは異なる第2グループ情報に関係付けられている提示情報との間に、第4所定条件が成立するか否かを判定する。そして、関連グループ情報生成部2080は、第4所定条件が成立する場合に、第1グループと第2グループとを関係付けて関連グループ情報を生成する。
<第4所定条件の詳細>
第4所定条件は、様々な条件が用いられる。例えば第4所定条件は、第1グループ情報に関係付けされている提示情報と第2グループ情報に関係付けされている提示情報との関係について定める。例えば第4所定条件は、「第1グループ情報に関係付けされている提示情報と第2グループ情報に関係付けされている提示情報との間で、所定数又は所定割合以上の提示情報が共通している」という条件である。この第4所定条件を用いることで、共通で関係付けされている提示情報が多いグループ情報が、関連グループ情報によって関係付けられる。
なお、第4所定条件の取得方法は、第1所定条件の取得方法と同様である。
<対象とするグループ情報の決定方法>
関連グループ情報生成部2080は、様々な方法で関連グループ情報を生成する対象とするグループ情報を決定する。例えば関連グループ情報生成部2080は、グループインタレスト情報が新たに生成されたことを契機に、そのグループインタレスト情報が示すグループ情報を取得する。そして、関連グループ情報生成部2080は、取得したグループ情報とそれ以外の各グループ情報との間に第4所定条件が成立するか否かを判定し、第4所定条件が成立するグループ情報同士を関係付ける関連グループ情報を生成する。
また例えば、関連グループ情報生成部2080は、定期的又は不定期に、任意のグループ情報の組み合わせについて、関連グループ情報の生成を試行してもよい。なお、この試行を行う頻度やタイミングは、対象とするグループ情報ごとに設定されてもよい。あるグループが他のグループと関連する蓋然性は、そのグループの性質などに依存する場合がある。そこで、各グループ情報に対し、そのグループ情報が他のグループ情報と関連する蓋然性などを考慮して、上記試行を行う頻度やタイミングが設定される。このようにすることで、関連グループ情報の生成処理が行われる頻度を少なくすることができるため、関連グループ情報の生成処理によって情報管理装置2000が高負荷になることを防ぐことができる。
また、例えば、関連グループ情報生成部2080は、特定のグループ情報を2つ取得し、それらを関係付ける関連グループ情報の生成を試みてもよい。これら特定のグループ情報は、例えばユーザや情報共有システム3000の管理者によって入力される。
<処理の流れ>
図20は、第5の実施形態の関連グループ情報生成部2080によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。ステップS602において、関連グループ情報生成部2080は、グループ情報G0を取得する。ステップS604において、関連グループ情報生成部2080は、グループ情報G1を取得する。
ステップS606において、関連グループ情報生成部2080は、第4所定条件が満たされているか否かを判定する。第4所定条件が満たされている場合(ステップS606:YES)、関連グループ情報生成部2080は、続いて、ステップS608の処理に進む。一方、第4所定条件が満たされていない場合(ステップS606:NO)、図20に示す関連グループ情報生成部2080の処理は終了する。
ステップS608において、関連グループ情報生成部2080は、グループ情報G0とグループ情報G1とを関係付ける関連グループ情報を生成する。
<作用・効果>
本実施形態の情報管理装置2000は、関連グループ情報の生成を行う。ここで、前述した第4所定条件などを用いた関連グループ情報の生成を手動で行うことは難しいと考えられる。本実施形態によれば、関連グループ情報が自動で生成されるため、関連グループ情報を手動で生成しなければいけない場合と比較し、グループ同士の関係付けが容易になる。
[第6の実施形態]
図21は、第6の実施形態の情報管理装置2000をその使用環境と共に例示するブロック図である。図21において、矢印は情報の流れを表している。さらに、図21において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を表している。
第6の実施形態の情報管理装置2000は、グループ対応関係提供部2100を有する。グループ対応関係提供部2100は、関連グループ情報を用いて、グループ情報の間の関係を示す情報を提供する。例えばグループ対応関係提供部2100は、図15A又は図15Bで示したグループ間の関係を示すグラフなどを提供する。ただし、関係を示す情報の提供方法は、グラフを用いて提供する方法に限定されない。
なお、グループ対応関係提供部2100は、特定のグループ情報、及びそのグループ情報と直接的又は間接的に関係付けされているグループ情報についてのみ、グループ情報間の関係付けを提供してもよい。この場合、例えばグループ対応関係提供部2100は、グループ情報の入力を受け付け、入力されたグループ情報を上記特定のグループ情報とする。また例えば、グループ対応関係提供部2100は、ユーザ情報の入力を受け付けてそのユーザ情報に関係付けされているグループ情報を取得し、そのグループ情報を上記特定のグループ情報とする。
<作用・効果>
本実施形態によれば、グループ間の関係がユーザに対して提供される。ここで、関連グループ情報生成部2080によって生成されるグループ間の関係の中には、組織構成やタスク計画として予め関連付けられている関係とは異なり、予め把握しておくことが難しい関係が含まれうる。
例えば、組織構成上は関連性を持たないため別々に活動している複数のグループが、実は協調して活動した方が効率がよい場合がありうる。特に、お互いが遠隔地で活動しているグループ同士などのように、情報交換が行われる機会が少ないグループ同士については、組織構成に表されていない隠れた関連性を見出すことが困難である。本実施形態の情報管理装置2000によれば、ユーザは、グループ対応関係提供部2100によって提供されるグループ間の関係を見ることで、組織構成には表されていないグループ間の隠れた関連性を把握することができる。よって、グループ間でより効率よく連携することが可能になる。
また、グループがタスクを表している場合、次のような効果もある。タスクを計画する際、全てのタスク間の関連性を予め見出しておくことは難しい場合がある。そのため、タスク計画上は関連がないとされているために連携していない複数のタスクが、実は連携しながら実行した方が効率がよい場合がありうる。特に、各タスクが離れた場所で実行されているなどの理由により、各タスクを実行するメンバー同士で情報交換をする機会が少ない場合には、タスク計画に表されてないタスク間の隠れた関連性を見出すことは困難である。本実施形態の情報管理装置2000によれば、ユーザは、グループ対応関係提供部2100によって提供されるグループ間の関係を見ることで、タスク計画に表されていないタスク間の隠れた関連性を把握することができる。よって、タスク間の連携を効率よく行うことができるようになる。
さらに、タスク間の関連性を把握することで、重要なタスクやボトルネックになりうるタスクを把握することが容易になる。例えば、多くのタスクと関係付けられているタスクは、重要なタスクであると考えられる。また、多くのタスクと関係付けられているタスクは、ボトルネックになりやすいタスクであるとも考えられる。これは、多くのタスクがそのタスクに依存していると想定されるためである。
さらに、グループ情報がタスクの実行日時を示している場合、グループ対応関係提供部2100は、タスク間の関連性及び各タスクの実行日時を併せて提供することが好ましい。このようにすることで、グループ対応関係提供部2100によって提供される情報を、タスクのスケジューリングを見直す材料とすることができる。例えば、重要なタスクやボトルネックとなりうるタスクの実行日時が、他のタスクの実行日時より遅く設定されている場合、タスクのスケジューリングを見直す必要があると考えられる。なぜなら、重要なタスクやボトルネックとなりうるタスクは、優先的に実行することが好ましいためである。このように、グループ対応関係提供部2100によって提供されるグループ間の対応関係は、タスクスケジューリングの見直しにも利用することができる。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2014年2月26日に出願された日本出願特願2014−035533を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
10 提示情報レイヤ
20 ユーザ情報レイヤ
30 グループ情報レイヤ
100 グループ構成情報テーブル
102 グループ情報
104 ユーザ情報
106 関係方向
200 ユーザインタレスト情報テーブル
202 ユーザ情報
204 提示情報
206 関係方向
300 グループインタレスト情報テーブル
302 グループ情報
304 提示情報
306 関係方向
400 関連グループ情報テーブル
402 第1グループ情報
404 第2グループ情報
406 関係方向
1020 バス
1040 プロセッサ
1060 メモリ
1080 ストレージ
1100 ネットワークインタフェース
1220 検索処理モジュール
1240 共有処理モジュール
2000 情報管理装置
2020 検索処理部
2040 共有処理部
2060 グループインタレスト情報生成部
2080 関連グループ情報生成部
2100 グループ対応関係提供部
3000 情報共有システム
3020 ユーザインタレスト情報格納部
3040 グループ構成情報格納部
3060 グループインタレスト情報格納部
3080 関連グループ情報格納部

Claims (31)

  1. 情報共有システムが有する情報管理装置であって、
    当該情報管理装置は、
    ユーザ情報を取得して、グループ情報と複数の前記ユーザ情報とを関係付ける情報であるグループ構成情報を用いて前記ユーザ情報と関係付けされている前記グループ情報を特定し、提示情報と前記グループ情報とを関係付ける情報であるグループインタレスト情報を用いて前記グループ情報と関係付けされている各前記提示情報を前記ユーザ情報で特定されるユーザに対して提供する検索処理手段と、
    前記提示情報を取得して、前記グループインタレスト情報を用いて前記提示情報に関係付けされている前記グループ情報を特定し、前記グループ構成情報を用いて前記グループ情報に関係付けされている複数の前記ユーザ情報で特定される各ユーザに対して前記提示情報を提供する共有処理手段と、
    前記提示情報と前記グループ情報との間で第1所定条件が満たされるか否かを判定し、前記第1所定条件が満たされている場合に、前記グループインタレスト情報を生成するグループインタレスト情報生成手段と、
    を有する情報管理装置。
  2. 前記グループインタレスト情報生成手段は、前記提示情報と前記グループ情報とを関係付ける前記グループインタレスト情報を生成した場合に、前記提示情報と前記ユーザ情報とを関係付ける情報であるユーザインタレスト情報のうち、前記提示情報を示す前記ユーザインタレスト情報を削除する請求項に記載の情報管理装置。
  3. 前記検索処理手段は、取得した前記ユーザ情報に関係付けされているグループ情報、及び前記グループ情報を別の前記グループ情報と関係付ける情報である1つ又は複数の関連グループ情報を介して前記グループ情報と関係付けられている別の各グループ情報のそれぞれについて、関係付けされている前記提示情報を取得し、前記提示情報を、取得した前記ユーザ情報で特定されるユーザに対して提供する請求項1又は2に記載の情報管理装置。
  4. 前記検索処理手段は、取得した前記グループ情報と1つ又は複数の前記関連グループ情報を介して関係付けられている別の各グループ情報のうち、第2所定条件を満たす別のグループ情報のみについて、関係付けされている前記提示情報を取得する請求項に記載の情報管理装置。
  5. 前記グループ情報はタスク種別を含み、
    前記第2所定条件は前記タスク種別ごとに定められており、
    前記検索処理手段は、取得した前記グループ情報が示す前記タスク種別について定められている前記第2所定条件を用いる請求項に記載の情報管理装置。
  6. 前記共有処理手段は、取得した前記提示情報に関係付けされているグループ情報、及び1つ又は複数の前記関連グループ情報を介して前記グループ情報と関係付けられている別の各グループ情報のそれぞれについて、関係付けされている前記ユーザ情報を取得し、前記ユーザ情報で特定されるユーザに対して、取得した前記提示情報を提供する請求項乃至のいずれか一項に記載の情報管理装置。
  7. 前記共有処理手段は、取得した前記提示情報に関係付けされているグループ情報と1つ又は複数の前記関連グループ情報を介して関係付けられている別の各グループ情報のうち、第3所定条件を満たす別のグループ情報のみについて、関係付けされている前記ユーザ情報を取得する請求項に記載の情報管理装置。
  8. 前記グループ情報はタスク種別を含み、
    前記第3所定条件は前記タスク種別ごとに定められており、
    前記共有処理手段は、取得した前記提示情報に関係付けされているグループ情報が示す前記タスク種別について定められている前記第3所定条件を用いる請求項に記載の情報管理装置。
  9. 第1グループ情報に関係付けられている前記提示情報と、前記第1グループ情報とは異なる第2グループ情報に関係付けられている前記提示情報との間に第4所定条件が成立するか否かを判定し、前記第4所定条件が成立する場合に、前記第1グループと前記第2グループとを関係付けて前記関連グループ情報を生成する関連グループ情報生成手段を有する請求項乃至いずれか一項に記載の情報管理装置。
  10. 前記関連グループ情報を用いて、前記グループ情報の間の対応関係を示す情報を提供するグループ対応関係提供手段を有する請求項乃至のいずれか一項に記載の情報管理装置。
  11. 請求項1乃至10いずれか一項に記載の情報管理装置と、
    提示情報とユーザ情報とを関係付ける情報であるユーザインタレスト情報を格納するユーザインタレスト情報格納手段と、
    グループ情報と複数の前記ユーザ情報とを関係付ける情報であるグループ構成情報を格納するグループ構成情報格納手段と、
    前記提示情報と前記グループ情報とを関係付ける情報であるグループインタレスト情報を格納するグループインタレスト情報格納取得手段と、を有し、
    前記ユーザインタレスト情報、前記グループ構成情報及び前記グループインタレスト情報において、ユーザ情報と関係付けられていない提示情報が、前記ユーザ情報と関係付けられている前記グループに関係付けられている情報共有システム。
  12. 情報共有システムが有する情報管理装置によって実行される制御方法であって、
    当該制御方法は、
    ユーザ情報を取得して、グループ情報と複数の前記ユーザ情報とを関係付ける情報であるグループ構成情報を用いて前記ユーザ情報と関係付けされている前記グループ情報を特定し、提示情報と前記グループ情報とを関係付ける情報であるグループインタレスト情報を用いて前記グループ情報と関係付けされている各前記提示情報を前記ユーザ情報で特定されるユーザに対して提供し、
    前記提示情報を取得して、前記グループインタレスト情報を用いて前記提示情報に関係付けされている前記グループ情報を特定し、前記グループ構成情報を用いて前記グループ情報に関係付けされている複数の前記ユーザ情報で特定される各ユーザに対して前記提示情報を提供し、
    前記提示情報と前記グループ情報との間で第1所定条件が満たされるか否かを判定し、前記第1所定条件が満たされている場合に、前記グループインタレスト情報を生成する、
    制御方法。
  13. 前記グループインタレスト情報の生成に際し、前記提示情報と前記グループ情報とを関係付ける前記グループインタレスト情報を生成した場合に、前記提示情報と前記ユーザ情報とを関係付ける情報であるユーザインタレスト情報のうち、前記提示情報を示す前記ユーザインタレスト情報を削除する請求項12に記載の制御方法。
  14. 前記グループインタレスト情報を用いた各前記提示情報の提供に際し、取得した前記ユーザ情報に関係付けされているグループ情報、及び前記グループ情報を別の前記グループ情報と関係付ける情報である1つ又は複数の関連グループ情報を介して前記グループ情報と関係付けられている別の各グループ情報のそれぞれについて、関係付けされている前記提示情報を取得し、前記提示情報を、取得した前記ユーザ情報で特定されるユーザに対して提供する請求項12又は13に記載の制御方法。
  15. 前記グループインタレスト情報を用いた各前記提示情報の提供に際し、取得した前記グループ情報と1つ又は複数の前記関連グループ情報を介して関係付けられている別の各グループ情報のうち、第2所定条件を満たす別のグループ情報のみについて、関係付けされている前記提示情報を取得する請求項14に記載の制御方法。
  16. 前記グループ情報はタスク種別を含み、
    前記第2所定条件は前記タスク種別ごとに定められており、
    前記検索処理ステップは、取得した前記グループ情報が示す前記タスク種別について定められている前記第2所定条件を用いる請求項15に記載の制御方法。
  17. 前記グループ構成情報を用いた前記提示情報の提供に際し、取得した前記提示情報に関係付けされているグループ情報、及び1つ又は複数の前記関連グループ情報を介して前記グループ情報と関係付けられている別の各グループ情報のそれぞれについて、関係付けされている前記ユーザ情報を取得し、前記ユーザ情報で特定されるユーザに対して、取得した前記提示情報を提供する請求項14乃至16のいずれか一項に記載の制御方法。
  18. 前記グループ構成情報を用いた前記提示情報の提供に際し、取得した前記提示情報に関係付けされているグループ情報と1つ又は複数の前記関連グループ情報を介して関係付けられている別の各グループ情報のうち、第3所定条件を満たす別のグループ情報のみについて、関係付けされている前記ユーザ情報を取得する請求項17に記載の制御方法。
  19. 前記グループ情報はタスク種別を含み、
    前記第3所定条件は前記タスク種別ごとに定められており、
    前記共有処理ステップは、取得した前記提示情報に関係付けされているグループ情報が示す前記タスク種別について定められている前記第3所定条件を用いる請求項18に記載の制御方法。
  20. 第1グループ情報に関係付けられている前記提示情報と、前記第1グループ情報とは異なる第2グループ情報に関係付けられている前記提示情報との間に第4所定条件が成立するか否かを判定し、前記第4所定条件が成立する場合に、前記第1グループと前記第2グループとを関係付けて前記関連グループ情報を生成する請求項14乃至19のいずれか一項に記載の制御方法。
  21. 前記関連グループ情報を用いて、前記グループ情報の間の対応関係を示す情報を提供する請求項14乃至20のいずれか一項に記載の制御方法。
  22. 情報共有システムが有するコンピュータに、情報管理装置として動作する機能を持たせるプログラムであって、
    当該プログラムは、前記コンピュータに、
    ユーザ情報を取得して、グループ情報と複数の前記ユーザ情報とを関係付ける情報であるグループ構成情報を用いて前記ユーザ情報と関係付けされている前記グループ情報を特定し、提示情報と前記グループ情報とを関係付ける情報であるグループインタレスト情報を用いて前記グループ情報と関係付けされている各前記提示情報を前記ユーザ情報で特定されるユーザに対して提供する検索処理機能と、
    前記提示情報を取得して、前記グループインタレスト情報を用いて前記提示情報に関係付けされている前記グループ情報を特定し、前記グループ構成情報を用いて前記グループ情報に関係付けされている複数の前記ユーザ情報で特定される各ユーザに対して前記提示情報を提供する共有処理機能と、
    前記提示情報と前記グループ情報との間で第1所定条件が満たされるか否かを判定し、前記第1所定条件が満たされている場合に、前記グループインタレスト情報を生成するグループインタレスト情報生成機能と、
    を持たせるプログラム。
  23. 前記グループインタレスト情報生成機能は、前記提示情報と前記グループ情報とを関係付ける前記グループインタレスト情報を生成した場合に、前記提示情報と前記ユーザ情報とを関係付ける情報であるユーザインタレスト情報のうち、前記提示情報を示す前記ユーザインタレスト情報を削除する請求項22に記載のプログラム。
  24. 前記検索処理機能は、取得した前記ユーザ情報に関係付けされているグループ情報、及び前記グループ情報を別の前記グループ情報と関係付ける情報である1つ又は複数の前記関連グループ情報を介して前記グループ情報と関係付けられている別の各グループ情報のそれぞれについて、関係付けされている前記提示情報を取得し、前記提示情報を、取得した前記ユーザ情報で特定されるユーザに対して提供する請求項22又は23に記載のプログラム。
  25. 前記検索処理機能は、取得した前記グループ情報と1つ又は複数の前記関連グループ情報を介して関係付けられている別の各グループ情報のうち、第2所定条件を満たす別のグループ情報のみについて、関係付けされている前記提示情報を取得する請求項24に記載のプログラム。
  26. 前記グループ情報はタスク種別を含み、
    前記第2所定条件は前記タスク種別ごとに定められており、
    前記検索処理機能は、取得した前記グループ情報が示す前記タスク種別について定められている前記第2所定条件を用いる請求項25に記載のプログラム。
  27. 前記共有処理機能は、取得した前記提示情報に関係付けされているグループ情報、及び1つ又は複数の前記関連グループ情報を介して前記グループ情報と関係付けられている別の各グループ情報のそれぞれについて、関係付けされている前記ユーザ情報を取得し、前記ユーザ情報で特定されるユーザに対して、取得した前記提示情報を提供する請求項24乃至26のいずれか一項に記載のプログラム。
  28. 前記共有処理機能は、取得した前記提示情報に関係付けされているグループ情報と1つ又は複数の前記関連グループ情報を介して関係付けられている別の各グループ情報のうち、第3所定条件を満たす別のグループ情報のみについて、関係付けされている前記ユーザ情報を取得する請求項27に記載のプログラム。
  29. 前記グループ情報はタスク種別を含み、
    前記第3所定条件は前記タスク種別ごとに定められており、
    前記共有処理機能は、取得した前記提示情報に関係付けされているグループ情報が示す前記タスク種別について定められている前記第3所定条件を用いる請求項28に記載のプログラム。
  30. 前記コンピュータに、第1グループ情報に関係付けられている前記提示情報と、前記第1グループ情報とは異なる第2グループ情報に関係付けられている前記提示情報との間に第4所定条件が成立するか否かを判定し、前記第4所定条件が成立する場合に、前記第1グループと前記第2グループとを関係付けて前記関連グループ情報を生成する関連グループ情報生成機能を持たせる請求項24乃至29のいずれか一項に記載のプログラム。
  31. 前記コンピュータに、前記関連グループ情報を用いて、前記グループ情報の間の対応関
    係を示す情報を提供するグループ対応関係提供機能を持たせる請求項24乃至30のいず
    れか一項に記載のプログラム。
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