JP2008090029A - 電子鍵盤楽器、電子鍵盤楽器の制御方法及び電子鍵盤楽器制御のためのコンピュータプログラム - Google Patents

電子鍵盤楽器、電子鍵盤楽器の制御方法及び電子鍵盤楽器制御のためのコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】電源オフ前の音楽的ファクタ情報、自動演奏情報またはプログラムの読出しポインタなどを保全して、電源復帰時に、電源オフ前の動作状態を完全に復元する。
【解決手段】鍵盤蓋が閉じられて電源スイッチがオフされると(ステップ31)、揮発性メモリ(レジスタ群)の記憶内容が不揮発性メモリに退避され(ステップ32〜35)、この後サブ開閉回路またはメイン開閉回路が閉成されて揮発性メモリなどへの電源が遮断される(ステップ36〜37)。鍵盤蓋が開かれて電源スイッチがオンされると(ステップ21)、退避フラグがあれば、サブ開閉回路またはメイン開閉回路が開成され、不揮発性メモリの記憶内容が揮発性メモリ(レジスタ群)に復元される(ステップ24〜27)。
【選択図】図7

Description

本件発明は、電子鍵盤楽器、電子鍵盤楽器の制御方法及び電子鍵盤楽器制御のためのコンピュータプログラムに関し、特に、鍵盤蓋の開閉動作に連動して、電子鍵盤楽器の電源を制御するものに関する。
従来、このような電子鍵盤楽器の電源を制御するものとしては、電子鍵盤楽器の鍵盤蓋の開閉動作に連動して、電子鍵盤楽器の電源をオン/オフするものがある(特開平9−101783号公報)。
特開平9−101783号公報
しかしながら、このように鍵盤蓋の開閉動作に連動して電源をオン/オフするようにするものにおいて、電子鍵盤楽器の動作中に誤って鍵盤蓋を閉じてしまうと、それまでに設定した音色、タッチセンス、キースケーリングなどの音楽的ファクタ情報が消去されてしまう。また、電子鍵盤楽器で自動演奏情報などを入力していたときに、電子鍵盤楽器の動作中に誤って鍵盤蓋を閉じてしまうと、それまでに入力した自動演奏情報が消去されてしまう。
上記目的を達成するために、本件発明は、電子鍵盤楽器の鍵盤に設けられた、開閉可能な鍵盤蓋と、 この鍵盤蓋の閉動作に連動して、上記電子鍵盤楽器の電源をオフする電源スイッチと、 この電源スイッチのオフ動作に基づいて、揮発性記憶手段に記憶されていた情報を不揮発性記憶手段に書込み、この後、揮発性記憶手段への給電を停止させる制御手段と備えた。
これにより、揮発性記憶手段に記憶され、鍵盤蓋を閉じる前に設定していた音楽的ファクタ情報や、入力していた自動演奏情報が、不揮発性記憶手段に書込まれるので、音楽的ファクタ情報や自動演奏情報が誤って消去されてしまうことがなくなる。
(1)鍵盤蓋41と電源スイッチ42
図1及び図2は、鍵盤蓋41と電源スイッチ42とを示す。キーボード(鍵盤)11を開閉する鍵盤蓋41は、奥屋根44の前端に蝶番45を介して回動自在に取り付けられており、奥屋根44の下面には電源スイッチ42が設けられている。蝶番45の鍵盤蓋41側のリーフ板46は、鍵盤蓋41の下面よりも下方に突出している。
電源スイッチ42は、奥屋根44の下面に固定されたスイッチ本体47と、スイッチ本体47に進退自在に取り付けられた棒状のアクチュエータ48と、スイッチ本体47に内蔵され、アクチュエータ48を前方に付勢するばね(図示せず)とを備えたマイクロスイッチで構成されている。
アクチュエータ48は、奥屋根44と鍵盤押え49の間を、その前端が鍵盤蓋41の背面よりも前方まで前進した前進位置(図1の位置)と、後方まで後退した後退位置(図2の位置)との間で移動できる可能となっている。鍵盤蓋41の開閉に伴い、蝶番45の突出したリーフ板46によってアクチュエータ48は駆動される。
そして、電源スイッチ42は、アクチュエータ48が前進位置に位置するときに電子鍵盤楽器の電源をオンし、後退位置に位置するときに電源をオフする。なお、キーボード11の両側には拍子木50が設けられ、鍵盤蓋41の裏面には譜面台51が設けられ、奥屋根44の上には上前板52が設けられている。
(2)全体回路
図3は上記電子鍵盤楽器に内蔵され、電子鍵盤楽器の制御方法を実行する、電子鍵盤楽器の制御のためのコンピュータプログラムを実行する全体回路を示す。電子鍵盤楽器としては、キーボード11と鍵盤蓋41と電源スイッチ42とがあれば、電子ピアノ、電子オルガン、電子楽器、シーケンサ、ミュージックボックスなどいずれでもよい。
キーボード11の各キーは、楽音の発音及び消音を操作/指示するもので、キーボードスキャン回路12によってスキャンされ、キーオン、キーオフを示すデータが検出され、コントローラ(CPU)2によって揮発性メモリ4のキーボードテーブルに書き込まれる。そして、それまでキーボードテーブルに記憶されていた各キーのオン、オフの状態を示すデータと比較され、各キーのオンイベント、オフイベントの判別が、コントローラ2によって行われる。
このキーボード11は、ロアーキーボード、アッパーキーボード、ペダルキーボード等から成っており、それぞれにつき異なる/同じ音色の楽音、つまり楽音波形または/及びエンベロープ波形の異なる/同じ楽音が発音される。なお、キーボード11は、場合によって、電子弦楽器、電子吹奏(管)楽器、電子打楽器(パッド等)、コンピュータのキーボード等で代用される。
このキーボード11によって演奏者の手動演奏のテンポまたはタッチが検出される。このようなタッチを検出するための速度センサー、加速度センサー、圧力センサーがキーボード11の各キーに対応して設けられる。
パネルスイッチ群13の各スイッチは、スイッチスキャン回路14によって、スキャンされる。このスキャンにより、各スイッチのオン、オフを示すデータが検出され、コントローラ2によって揮発性メモリ4のスイッチテーブルに書き込まれる。そして、それまでスイッチテーブルに記憶されていた各スイッチのオン、オフの状態を示すデータと比較され、各スイッチのオンイベント、オフイベントの判別が、コントローラ2によって行われる。
上記パネルスイッチ群13には各種操作子及び各種スイッチが設けられ、この各種操作子及び各種スイッチはスイッチ、ペダル、ホイール、レバー、コントローラ、ジョイスティック、ダイヤル、ハンドル、回転/スライドつまみ/ボリューム、ベンダー、タッチスイッチ等である。このペダルはダンパペダル、サスティンペダル、ミュートペダル、ソフトペダル等である。
発音される楽音は上記キーボード11による手動演奏の楽音または演奏情報から再生された自動演奏の楽音である。この手動演奏または自動演奏の演奏情報/楽音情報/発音情報/消音情報(以下楽音情報という)は外部接続機器からミディ回路15からも送られてくる。また、このミディ回路15を通じて外部接続機器へこの演奏情報/楽音情報/発音情報/消音情報(以下楽音情報という)が送られていく。
これらの送受情報/楽音情報の中には音色情報(トーンナンバデータ)、音量情報(ラウドネスデータ)、タッチ情報(ベロシティデータ)、音高情報(キーナンバデータ)、音域情報(オクタ−ブデータ)、エンベロープ情報などの音楽的ファクタ情報及びミディチャンネルナンバ情報などのMIDI規格で決められたミディ情報も含まれる。
ミディ回路15は、外部接続された電子楽器との間で楽音データの送受を行うためのインターフェースである。この楽音データはMIDI(ミュージカルインスツルメントデジタルインターフェース)規格のもので、この楽音データに基づいた発音も行われる。ミディ回路15には、受信したまたは送信する楽音情報を一時的に蓄えるバッファなどが設けられている。このような送受される情報には、後述するスプリットモード、デュアルモード、通常モードにおけるトーンナンバ、キーナンバデータKNなども含まれる。
上記キーボード11またはミディ回路15には、手動演奏装置のほか、自動演奏装置も含まれる。これらキーボード11、パネルスイッチ群13及びミディ回路15から発生された上記演奏情報等(楽音情報)は、楽音を発生させるための情報である。
上記音高情報はキーナンバデータKNとして取り込まれる。このキーナンバデータKNはオクターブデータ(音域データ)と音名データとからなる。上記音色情報は、鍵盤楽器(ピアノ等)、管楽器(フルート等)、弦楽器(バイオリン等)、打楽器(ドラム等)の楽器(発音媒体/発音手段)の種類等に対応しており、トーンナンバデータTNとして取り込まれる。上記エンベロープ情報は、上述のエンベロープスピードES、エンベロープレベルEL、エンベロープタイムET、エンベロープフェーズEFなどである。
このような音楽的ファクタ情報は、コントローラ(CPU)2へ送られ、後述の各種信号、データ、パラメータの切り換えが行われ、楽音の内容が決定される。上記演奏情報等はコントローラ2で処理され、各種データが楽音信号発生部5へ送られ、楽音波形信号が発生され、サウンドシステム6から発音/出力される。コントローラ2はCPU、DSP(デジタルシグナルプロセッサ)、ROM及びRAMなどからなっている。このようなコントローラ2は、図3の各回路ごとに分散されて設けられてもよい。
揮発性メモリ4(場合によって内部記憶媒体/手段)は書き込み可能なRAMなどの記憶装置からなり、給電が停止されると記憶内容が消去される。この揮発性メモリ4には、次述する不揮発性メモリ7からコンピュータの楽音制御プログラムが書き写され記憶される/インストール/転送される。
この揮発性メモリ4には、楽音制御プログラムなどのプログラムの1つまたは複数の読み出しポイント、このプログラムによって作成されたデータ、このプログラム内に内在するデータ、ミディ回路15または送受信装置を介して外部接続機器から送信されるプログラム、上記キーボード11またはミディ回路15を通じて外部接続機器から入力された自動演奏情報、若しくは不揮発性メモリ7から読み出される自動演奏情報、この自動演奏情報の読み出しポイントも記憶される。このプログラムは、コントローラ(CPU)2、メインコントローラ58または/及びスタンバイコントローラ61が各種処理を行うための後述する各フローチャートに応じた楽音発生のためのプログラムである。
さらに、この揮発性メモリ4には、上記パネルスイッチ群13の操作状態、これら各スイッチの操作状態による音楽的ファクタ情報、上述の音色情報などの音楽的ファクタ情報、ミディ回路15を通じて外部接続機器から入力されまたは不揮発性メモリ7から読み出された音楽的ファクタ情報、上述のミディ情報、時分割処理に必要なデータや時分割チャンネルへの割当のためデータ、アサイメントメモリ17の各チャンネル割り当て内容も記憶される。
不揮発性メモリ7(場合によって外部記憶媒体/手段)は、ハードディスク、光ディスク、磁気ディスク、MO、CD、ROM、NVRAM(不揮発性RAM)、フラッシュメモリまたはEEPROM等の記憶装置からなり、給電が停止されても記憶内容は消去されない。上記電源スイッチ42がオフされると、上記揮発性メモリ4の記憶内容の全部または一部は、不揮発性メモリ7に退避される。
ディスプレイ16には、トーンナンバデータTN、タッチデータTC、タッチセンスデータ、キーナンバデータKN、キースケーリングデータ、音量データ、エンベロープ情報、上記モードデータが表示される。ビデオメモリ18には、このディスプレイ16に表示される、これらのコードデータを画像化した画像データが記憶され、ディスプレイ16に画像表示される。
楽音信号発生部5では、各楽音ごとに楽音波形信号が繰り返し発生されサウンドシステム6から発音出力される。上記音高情報に応じて、この繰り返し発生される楽音波形信号の発生速度は変化される。また上記音色情報などの音楽的ファクタ情報に応じて、この繰り返し発生される楽音波形信号の波形形状は切り換えられる。この楽音信号発生部5は時分割処理によって複数の楽音信号が同時に独立して並行して生成されポリフォニックに発音される。
タイミング発生部9からは、楽音生成装置の全回路の同期を取るためのタイミングコントロール信号が各回路に出力される。このタイミングコントロール信号は、各周期のクロック信号のほか、これらのクロック信号を論理積または論理和した信号、時分割処理のチャンネル分割時間の周期を持つチャンネルクロック信号、この整数倍または整数分の1の周波数のクロック信号、チャンネルナンバデータCHNo、タイムカウントデータ(発音時間情報)などを含む。上記スキャン処理もこのクロック信号に基づいて所定周期ごとに実行される。
上記楽音信号発生部5の中または揮発性メモリ4の中には、アサイメントメモリ17が設けられている。このアサイメントメモリ17は上記時分割チャンネルの数に応じたメモリエリアを有し、各チャンネルに割り当てられた楽音に応じ当該楽音を生成するための上記演奏情報等/楽音情報/音楽的ファクタ情報等が書き込まれる。この書き込まれた楽音情報等に応じて各チャンネルに割り当てられた楽音が発音/消音される。
電源制御回路20によって、商用電源が変換され、図3の各回路に給電される。この給電は、上記電源スイッチ42に基づき、コントローラ(CPU)2によって制御される。上記サウンドシステム6内にはアンプが内蔵され、楽音信号が増幅される。
(3)電源制御回路20
図4は上記電源制御回路20を示す。商用電源100V〜240Vの電力(交流)は、上記電源スイッチ42を経て電源コンバーター21で電子鍵盤楽器用の電力(直流、異なる電圧)に変換され、メイン開閉回路22を通じて、上記コントローラ2、タイミング発生部9、不揮発性メモリ7へ給電される。
また、電源コンバーター21からの電力は、サブ開閉回路23を通じて、上記揮発性メモリ4、楽音信号発生部5(アサイメントメモリ17)、サウンドシステム(アンプ)6、キーボードスキャン回路12、キーボード11、スイッチスキャン回路14、パネルスイッチ群13、ビデオメモリ18、ディスプレイ16、ミディ回路15へ給電される。
上記鍵盤蓋41が閉じられて、電源スイッチ42のオフ動作/開動作がコントローラ2によって検出されると、揮発性メモリ4、アサイメントメモリ17、ビデオメモリ18など、上記各回路のメモリ(揮発性)の記憶内容が読み出されて、不揮発性メモリ7に書き込まれて退避される。
この後、サブ開閉回路23が開かれ、上記揮発性メモリ4、楽音信号発生部5(アサイメントメモリ17)、サウンドシステム(アンプ)6、キーボードスキャン回路12、キーボード11、スイッチスキャン回路14、パネルスイッチ群13、ビデオメモリ18、ディスプレイ16、ミディ回路15への給電が停止される。
さらにこの後、メイン開閉回路22も開かれ、上記コントローラ2、タイミング発生部9、不揮発性メモリ7への給電が停止される。これにより、電子鍵盤楽器全体への給電が停止されることになる。
この後、メイン開閉回路22は、ブレークタイプのリレーからなり、電源の供給が途絶えると、リレーのソレノイドのバネ復帰特性によって閉じられた状態に戻る。サブ開閉回路23もリレーが用いられているが、メークタイプであり、電源の供給が途絶えると、開かれた状態が維持される。なお、コントローラ2への給電をメイン開閉回路22を経ずに電源コンバーター21から直接行なえば、メイン開閉回路22もメークタイプにできる。
上記鍵盤蓋41が開かれて、電源スイッチ42のオン動作/閉動作がコントローラ2によって検出されると、メイン開閉回路22は閉じられているので、上記コントローラ2、タイミング発生部9、不揮発性メモリ7への給電が開始される。
この後、サブ開閉回路23も閉じられ、上記揮発性メモリ4、楽音信号発生部5(アサイメントメモリ17)、サウンドシステム(アンプ)6、キーボードスキャン回路12、キーボード11、スイッチスキャン回路14、パネルスイッチ群13、ビデオメモリ18、ディスプレイ16、ミディ回路15への給電が開始される。これにより、電子鍵盤楽器全体への給電が開始/完了されることになる。
さらにこの後、上記不揮発性メモリ7に書き込まれて退避されていた記憶内容が読み出されて、上記揮発性メモリ4、アサイメントメモリ17、ビデオメモリ18など、上記各回路のメモリ(揮発性)に書き込まれる。これにより、鍵盤蓋41が閉じられ電源スイッチ42のオフ動作/開動作の直前の状態に電子鍵盤楽器全体を戻すことができ、鍵盤蓋41が閉じられる前の作業/演奏を直ちに再開できる。
なお、コントローラ2、タイミング発生部9、不揮発性メモリ7の一部または全部への給電は、サブ開閉回路23から行なわれてもよいし、揮発性メモリ4、楽音信号発生部5(アサイメントメモリ17)、サウンドシステム(アンプ)6、キーボードスキャン回路12、キーボード11、スイッチスキャン回路14、パネルスイッチ群13、ビデオメモリ18、ディスプレイ16、ミディ回路15の一部または全部への給電は、メイン開閉回路22から行なわれてもよい。メイン開閉回路22またはサブ開閉回路23の一方を省略してもよい。
(4)レジスタ
図5は不揮発性メモリ4内のレジスタ群を示す。退避レジスタ26には、退避フラグが記憶され、この退避フラグは、一時的に電源が遮断されて、揮発性メモリ4の記憶内容が不揮発性メモリ7に退避されたときにセットされ、完全に電源が遮断されて、揮発性メモリ4の記憶内容が不揮発性メモリ7に退避されないときにはセットされない。
スイッチスキャンレジスタ27には、パネルスイッチ群13のスイッチごとに、オン「1」、オフ「0」の操作状態を示すデータが記憶される。これらの記憶データに基づいて、音色(トーンナンバデータTN)、タッチセンスデータ、キースケーリングデータ、音量データ(ラウドネスデータ)などの音楽的ファクタに変換され、ファクタレジスタ29に記憶される。このファクタレジスタ29には、ミディ回路15を通じて、外部接続機器から入力されまたは不揮発性メモリ7から読み出された自動演奏情報の中の音楽的ファクタ情報も記憶される。
キーキャンレジスタ28には、キーボード11のキーごとに、オン「1」、オフ「0」の操作状態を示すデータが記憶される。これらの記憶データに基づいて、音高(キーナンバデータKN)、タッチデータTCなどの音楽的ファクタに変換され、アサイメントメモリ17に記憶される。このアサイメントメモリ17には、ミディ回路15を通じて、外部接続機器から入力されまたは不揮発性メモリ7から読み出された自動演奏情報の中の音楽的ファクタ情報も記憶される。
自動演奏レジスタ30には、自動演奏情報が記憶され、この自動演奏情報に基づいて、楽音信号発生部5及びサウンドシステム6から楽音が発音される。この自動演奏レジスタ30の自動演奏情報は、上記不揮発性メモリ7から読み出されてきたり、キーボード11の演奏操作によって入力されたり、ミディ回路15を通じて外部接続機器へ送られたりする。また、この自動演奏レジスタ30の自動演奏情報は、ミディ回路15を通じて外部接続機器から送られてきたり、不揮発性メモリ7に書き込まれたりする。
演奏カウンタ31は、演奏の進行に応じて、設定テンポの速度に応じた所定周期ごとにインタラプト処理によってカウントされ、自動演奏記録開始の指示及び一小節分のカウントごとにリセットされる。この演奏カウンタ31の値によって、ステップタイムデータST、ゲートタイムデータGTが決定される。
プログラムポインタ35には、後述する各フローチャートに応じた楽音制御プログラムなどの各プログラムの読み出しポイントが1つまたは複数記憶される。この読み出しポイントは、実行されているプログラムが複数で並行して実行されていれば、複数記憶される。
その他のレジスタ36には、上記自動演奏情報の読み出しポイント/アドレス、プログラム処理のその他の中間データ、後述する各フローチャートに応じた楽音制御プログラムなどの各プログラムによって作成されたデータまたはこの楽音制御プログラム内に内在するデータなどが記憶される。
これらのレジスタ26〜36の各記憶情報は、上記電源スイッチ42のオフ、または一時的な電源遮断によって、不揮発性メモリ7に退避される。この場合、アサイメントメモリ17、ビデオメモリ18などの記憶内容も退避される。
上記スイッチスキャンレジスタ27または/及びファクタレジスタ29は、上記スイッチスキャン回路14または/及びミディ回路15に内蔵されてもよい。キーキャンレジスタ28は、上記キーボードスキャン回路12または/及びミディ回路15に内蔵されてもよい。
(5)処理全体
図6はコントローラ(CPU)2、メインコントローラ58または/及びスタンバイコントローラ61によって実行される処理全体のフローチャートを示す。この処理全体は本電子鍵盤楽器の電源スイッチ42、通常電源スイッチ64または/及び鍵盤蓋電源スイッチ65のオンによって開始され、電源スイッチ42、通常電源スイッチ64または/及び鍵盤蓋電源スイッチ65のオフまで繰り返し実行される。まず、電源処理が実行される(ステップ01)。
この電源処理では、揮発性メモリ4の記憶内容が不揮発性メモリ7に退避されて、各回路への給電が停止されたり、不揮発性メモリ7の記憶内容が揮発性メモリ4に復帰されて、各回路への給電が再開されたりする。
さらに、上記キーボード11での手動演奏のキーオン操作に基づき、発音処理が行われる(ステップ02)。このステップ02の発音処理は、上記演奏情報の読み出し再生において、揮発性メモリ4からの自動演奏のキーオン情報が読み出されるときにも実行される。また、このステップ02の発音処理は、演奏情報の書き込み記録において、揮発性メモリ4に自動演奏のキーオン情報が書き込まれるときにも実行される。
この発音処理では、空きチャンネルがサーチされ、サーチされた空きチャンネルにオンイベントに係る楽音が割り当てられる。この楽音の内容は、上記キーボード11及びパネルスイッチ群13からの演奏情報(楽音情報)、楽音発生情報の音楽的ファクタに基づく。
この場合、サーチされた空きチャンネルのアサインメントメモリ17のエリアに「1」のオン/オフデータ、キーナンバデータ(周波数ナンバデータ)KN、エンベロープデータ、トーンナンバデータTN、タッチデータTC(ベロシティデータ)も書き込まれる。このアサインメントメモリ17に書き込まれたデータは、楽音信号発生部5へ送られ、対応する楽音波形データが読み出されるとともに、対応するエンベロープ波形データが発生され、サウンドシステム6で発音出力される。
次いで、上記キーボード11/パネルスイッチ群13での手動演奏のキーオフ操作に基づき、消音(減衰)処理が行われる(ステップ03)。この消音(減衰)処理では、オフイベント(キーオフイベント、消音イベント)に係る楽音が割り当てられているチャンネルがサーチされ、アサインメントメモリ17内のオン/オフデータが「0」にされ、当該楽音が減衰され消音される。この場合、アサインメントメモリ17内の「0」のオン/オフデータが楽音信号発生部5へ送られ、キーオフイベントに係る楽音のエンベロープフェーズがリリースとなり、エンベロープレベルが次第に「0」になる。
このステップ03の消音処理は、演奏情報の読み出し再生において、揮発性メモリ4からの自動演奏のキーオフ情報が読み出されるときにも実行される。また、このステップ03の消音処理は、演奏情報の書き込み記録において、揮発性メモリ4に自動演奏のキーオフ情報が書き込まれるときにも実行される。
なお、上記パネルスイッチ群13の各種スイッチの操作があれば、このスイッチに対応する音楽的ファクタ情報が取り込まれ、揮発性メモリ4に記憶され、音楽的ファクタ情報が設定/変更される(ステップ05)。このスイッチ処理では、音色の選択処理、音色の組合せセットの書き込み処理、音色組合せセットの読み出し処理なども実行される。
さらに、上記ミディ回路15を通じて楽音情報の送受が外部接続機器との間で実行される(ステップ06)。このMIDI処理では、受信される楽音情報が上記キーオンまたはキーオフの情報であれば、上記発音処理または消音処理が実行される。受信される楽音情報が音楽的ファクタ情報であれば、揮発性メモリ4に記憶され、音楽的ファクタが設定/変更される。
そして、揮発性メモリ4または不揮発性メモリ7に記憶された自動演奏情報に基づいた自動演奏がなされたり、ミディ回路15を通じて外部接続機器から送られてくる自動演奏情報に基づいた自動演奏がなされたり、キーボード11の演奏内容が自動演奏情報として揮発性メモリ4または不揮発性メモリ7に書き込まれたり、ミディ回路15を通じて外部接続機器へ送られたりする(ステップ07)。この後、その他の処理が実行され(ステップ08)、上記ステップ01からこのステップ08までの処理が繰り返される。
このような処理のフローチャートのプログラムの1つまたは複数の読み出しポイント、これらのプログラムによって作成されたデータまたはこれらのプログラム内に内在するデータは、上記電源スイッチ42、通常電源スイッチ64または/及び鍵盤蓋電源スイッチ65のオフ、または一時的な電源遮断によって、揮発性メモリ4のレジスタなどから不揮発性メモリ7に退避される。
これらの退避された情報は、電源スイッチ42、通常電源スイッチ64または/及び鍵盤蓋電源スイッチ65のオン、または一時的な電源遮断からの復帰/解除によって、揮発性メモリ4のレジスタに復帰される。したがって、電源スイッチ42、通常電源スイッチ64または/及び鍵盤蓋電源スイッチ65のオフまたは一時的な電源遮断の直前の状態を完全に復元できる。
(6)電源処理(ステップ01)(第一実施例)
図7は上記ステップ01の電源処理のフローチャートの第一実施例を示す。まず、鍵盤蓋41が開かれて、電源スイッチ42、通常電源スイッチ64または/及び鍵盤蓋電源スイッチ65のオン動作/閉動作がコントローラ2によって検出されると(ステップ21)、メイン開閉回路22は閉じられているので、上記コントローラ2、タイミング発生部9、不揮発性メモリ7への給電が開始される(ステップ22)。
ついで、所定時間後、上記ステップ22の給電が安定する、または上記給電が完了すると(ステップ23)、コントローラ2によってサブ開閉回路23も閉じられる(ステップ24)。これにより、上記揮発性メモリ4、楽音信号発生部5(アサイメントメモリ17)、サウンドシステム(アンプ)6、キーボードスキャン回路12、キーボード11、スイッチスキャン回路14、パネルスイッチ群13、ビデオメモリ18、ディスプレイ16、ミディ回路15への給電が開始される。この結果、電子鍵盤楽器全体への給電が開始/完了されることになる。
そして、退避フラグが不揮発性メモリ7に記憶されていて、一時的に電源が切られた状態の後の電源投入であれば(ステップ25)、上記不揮発性メモリ7に書き込まれて退避されていた記憶内容が読み出されて(ステップ26)、上記揮発性メモリ4、アサイメントメモリ17、ビデオメモリ18など、上記各回路のメモリ(揮発性)に書き込まれる(ステップ27)。これにより、鍵盤蓋41が閉じられ電源スイッチ42、通常電源スイッチ64または/及び鍵盤蓋電源スイッチ65のオフ動作/開動作の直前の状態に電子鍵盤楽器全体を戻すことができ、鍵盤蓋41が閉じられる前の作業/演奏を直ちに再開でき、この間の電力消費を押さえることができる。
また、退避フラグが不揮発性メモリ7に記憶されておらず、完全に電源が切られた状態の後の電源投入であれば(ステップ25)、イニシャライズ処理が実行される(ステップ28)。このイニシャライズ処理では、揮発性メモリ4、アサイメントメモリ17、ビデオメモリ18の初期化など種々のイニシャライズが行われる。これにより、一時的に電源が切られた状態の後の電源投入ではなく、通常の電源投入処理も行なわれる。
また、上記鍵盤蓋41が閉じられて、電源スイッチ42、通常電源スイッチ64または/及び鍵盤蓋電源スイッチ65のオフ動作/閉動作がコントローラ2によって検出されると(ステップ31)、揮発性メモリ4、アサイメントメモリ17、ビデオメモリ18など、各回路のメモリ(揮発性)に情報が記憶されているかどうかが判断される(ステップ32)。
記憶されていれば、退避フラグが不揮発性メモリ7に書き込まれ(ステップ33)、揮発性メモリ4、アサイメントメモリ17、ビデオメモリ18など、各回路のメモリ(揮発性)の記憶内容が読み出されて(ステップ34)、不揮発性メモリ7に書き込まれて退避される(ステップ35)。これにより、突然の電源遮断でも、揮発性メモリ4、アサイメントメモリ17、ビデオメモリ18など、各回路のメモリ(揮発性)の記憶内容が失われない。
ついで、所定時間後、または上記ステップ34の退避が完了すると(ステップ36)、コントローラ2によってサブ開閉回路23が開かれる(ステップ37)。これにより、上記揮発性メモリ4、楽音信号発生部5(アサイメントメモリ17)、サウンドシステム(アンプ)6、キーボードスキャン回路12、キーボード11、スイッチスキャン回路14、パネルスイッチ群13、ビデオメモリ18、ディスプレイ16、ミディ回路15への給電が停止される。この結果、一時的に電源が切られた状態となり、電力消費を押さえることができる。
そして、所定時間後、上記ステップ37の電源遮断が安定する、または上記電源遮断が完了すると(ステップ38)、コントローラ2によってメイン開閉回路22も開かれる(ステップ39)。これにより、上記コントローラ2、タイミング発生部9、不揮発性メモリ7への給電が停止される。この結果、電子鍵盤楽器全体への給電が完全に停止されることになり、一時的な電源遮断の後に完全な電源遮断も行なわれる。
また、揮発性メモリ4、アサイメントメモリ17、ビデオメモリ18など、各回路のメモリ(揮発性)に情報が記憶されていなければ(ステップ32)、退避フラグは不揮発性メモリ7に書き込まれない。これにより一時的に電源が切られた状態か、通常の電源遮断かが記憶され、上記ステップ25で、一時的に電源が切られた状態の後の電源投入か、通常の電源投入かが、過誤無く実行される。
このような処理のフローチャートのプログラムの1つまたは複数の読み出しポイント、これらのプログラムによって作成されたデータまたはこれらのプログラム内に内在するデータは、上記電源スイッチ42、通常電源スイッチ64または/及び鍵盤蓋電源スイッチ65のオフ、または一時的な電源遮断によって、揮発性メモリ4のレジスタなどから不揮発性メモリ7に退避される。
これらの退避された情報は、電源スイッチ42、通常電源スイッチ64または/及び鍵盤蓋電源スイッチ65のオン、または一時的な電源遮断からの復帰/解除によって、揮発性メモリ4のレジスタに復帰される。したがって、電源スイッチ42、通常電源スイッチ64または/及び鍵盤蓋電源スイッチ65のオフまたは一時的な電源遮断の直前の状態を完全に復元できる。
(7)電源処理(ステップ01)(第二実施例)
図8は上記ステップ01の電源処理のフローチャートの第二実施例を示す。まず、鍵盤蓋41が開かれて、電源スイッチ42、通常電源スイッチ64または/及び鍵盤蓋電源スイッチ65のオン動作/閉動作がコントローラ2によって検出されると(ステップ21)、退避フラグが不揮発性メモリ7に記憶されていて、一時的に電源が切られた状態の後の電源投入かどうかが判別される(ステップ25)。
一時的に電源が切られた状態の後の電源投入であれば(ステップ25)、コントローラ2によってサブ開閉回路23も閉じられる(ステップ24)。これにより、上記揮発性メモリ4、楽音信号発生部5(アサイメントメモリ17)、サウンドシステム(アンプ)6、キーボードスキャン回路12、キーボード11、スイッチスキャン回路14、パネルスイッチ群13、ビデオメモリ18、ディスプレイ16、ミディ回路15への給電が開始される。この結果、電子鍵盤楽器全体への給電が開始/完了されることになる。
ついで、所定時間後、上記ステップ24の給電が安定する、または上記給電が完了すると(ステップ23)、上記不揮発性メモリ7に書き込まれて退避されていた記憶内容が読み出されて(ステップ26)、上記揮発性メモリ4、アサイメントメモリ17、ビデオメモリ18など、上記各回路のメモリ(揮発性)に書き込まれる(ステップ27)。これにより、鍵盤蓋41が閉じられ電源スイッチ42、通常電源スイッチ64または/及び鍵盤蓋電源スイッチ65のオフ動作/開動作の直前の状態に電子鍵盤楽器全体を戻すことができ、鍵盤蓋41が閉じられる前の作業/演奏を直ちに再開でき、この間の電力消費を押さえることができる。
また、退避フラグが不揮発性メモリ7に記憶されておらず、完全に電源が切られた状態の後の電源投入であれば(ステップ25)、メイン開閉回路22は閉じられているので、上記コントローラ2、タイミング発生部9、不揮発性メモリ7への給電が開始される(ステップ22)。
次いで、イニシャライズ処理が実行される(ステップ28)。このイニシャライズ処理では、揮発性メモリ4、アサイメントメモリ17、ビデオメモリ18の初期化など種々のイニシャライズが行われる。これにより、一時的に電源が切られた状態の後の電源投入ではなく、通常の電源投入処理も行なわれる。
なお、図7および図8において、上記ステップ25、28の通常の電源投入処理、上記ステップ25、22、28の通常の電源投入処理、上記ステップ32、33、38、39の通常の電源遮断処理は省略されて、一時的に電源が遮断される処理と一時的に電源が切られた状態の後の電源投入処理のみが実行されても良い。この場合、退避フラグも省略されてもよい。
このような処理のフローチャートのプログラムの1つまたは複数の読み出しポイント、これらのプログラムによって作成されたデータまたはこれらのプログラム内に内在するデータは、上記電源スイッチ42、通常電源スイッチ64または/及び鍵盤蓋電源スイッチ65のオフ、または一時的な電源遮断によって、揮発性メモリ4のレジスタなどから不揮発性メモリ7に退避される。
これらの退避された情報は、電源スイッチ42、通常電源スイッチ64または/及び鍵盤蓋電源スイッチ65のオン、または一時的な電源遮断からの復帰/解除によって、揮発性メモリ4のレジスタに復帰される。したがって、電源スイッチ42、通常電源スイッチ64または/及び鍵盤蓋電源スイッチ65のオフまたは一時的な電源遮断の直前の状態を完全に復元できる。他の構成、動作、作用は他の実施例と同様であり、説明を省略する。
(8)キーボード11及びパネルスイッチ群13のスキャン処理(ステップ02、03、05、06)
図9はキーボード11及びパネルスイッチ群13のスキャン処理を示す。このスキャン処理は、上記ステップ02のキーオン処理、ステップ03のキーオフ処理、ステップ05のスイッチ処理、ステップ06のミディ処理の中でそれぞれ分けて実行されるが、ここではまとめて説明する。
まず、コントローラ2によって、パネルスイッチ群13の各キーに対して、スイッチスキャン回路14を通じて、サンプリング信号が送り込まれ(ステップ41)、「1」のオンデータまたは「0」のオフデータが取り込まれ(ステップ42)、揮発性メモリ4のスイッチスキャンレジスタ27の記憶内容と順次比較される(ステップ43)。
この比較で、「0」のオフデータから「1」のオンイベントへの変化があると(ステップ44)、このスイッチに応じたトーンナンバデータTN、タッチセンスデータ、キースケーリングデータ、音量データなどの音楽的ファクタがファクタレジスタ29に書き込まれる(ステップ45)。
この比較で、「1」のオンデータから「0」のオフイベントへの変化があると(ステップ46)、ファクタレジスタ29の中のこのスイッチに応じた音楽的ファクタがクリアされ(ステップ47)、上記「1」のオンデータ及び「0」のオフデータが揮発性メモリ4のスイッチスキャンレジスタ27に書き込まれる(ステップ48)。
上記ステップ44、46において、パネルスイッチ群13の上記ペダル、ホイール、レバー、つまみなどであれば、これらの移動量/変化量または変化角度に応じたエンコードデータの特定ビットが「1」と「0」との間で変化するので、同様にイベントが検出される。この場合、取り込まれるデータビット数は、複数ビットとなる。
次いで、コントローラ2によって、キーボード11の各キーに対して、キーボードスキャン回路12を通じて、サンプリング信号が送り込まれ(ステップ51)、「1」のオンデータまたは「0」のオフデータが取り込まれ(ステップ52)、揮発性メモリ4のキースキャンレジスタ28の記憶内容と順次比較される(ステップ53)。
この比較で、「0」のオフデータから「1」のオンイベントへの変化があると(ステップ54)、このキーに応じたキーナンバデータKN、タッチデータTC、「1」のオン/オフデータなどの音楽的ファクタがアサイメントメモリ17の空きチャンネルエリアに書き込まれる(ステップ55)。
このとき、あわせて上記ステップ44で取り込まれた音楽的ファクタも同じ空きチャンネルエリアに書き込まれる。この比較で、「1」のオンデータから「0」のオフイベントへの変化があると(ステップ56)、アサイメントメモリ17の中の対応するキーナンバデータKNのオン/オフデータが「0」にされ、この楽音がリリースされ(ステップ57)、上記「1」のオンデータ及び「0」のオフデータが揮発性メモリ4のキースキャンレジスタ28に書き込まれる(ステップ58)。
上記ステップ54、56では、キーボード11のタッチ検出の多段スイッチまたは圧電センサーなどであれば、これらの検出データのエンコードデータの特定ビットが「1」と「0」との間で変化するので、同様にイベントが検出される。この場合、取り込まれるデータビット数は、複数ビットとなる。
以上のスキャン処理のうち上記ステップ51〜58の処理は、実際には、上記ステップ02のキーオン処理及びステップ03のキーオフ処理で実行され、上記ステップ41〜48の処理は、実際には、上記ステップ05のスイッチ処理、上記ステップ06のミディ処理の中でそれぞれ分けて実行される。
このようなスイッチスキャンレジスタ27、キースキャンレジスタ28、ファクタレジスタ29に記憶されている、電子鍵盤楽器の各スイッチ、各キーの操作状態、これら各スイッチ、各キーの操作状態による音楽的ファクタ情報、外部接続機器から入力されまたは不揮発性メモリ7から読み出された音楽的ファクタ情報は、上記電源スイッチ42、通常電源スイッチ64または/及び鍵盤蓋電源スイッチ65のオフ、または一時的な電源遮断によって、揮発性メモリ4のレジスタなどから不揮発性メモリ7に退避される。
これらの退避された情報は、電源スイッチ42、通常電源スイッチ64または/及び鍵盤蓋電源スイッチ65のオン、または一時的な電源遮断からの復帰/解除によって、揮発性メモリ4のレジスタに復帰される。したがって、電源スイッチ42、通常電源スイッチ64または/及び鍵盤蓋電源スイッチ65のオフまたは一時的な電源遮断の直前の状態を完全に復元できる。
また、このような処理のフローチャートのプログラムの1つまたは複数の読み出しポイント、これらのプログラムによって作成されたデータまたはこれらのプログラム内に内在するデータは、上記電源スイッチ42、通常電源スイッチ64または/及び鍵盤蓋電源スイッチ65のオフ、または一時的な電源遮断によって、揮発性メモリ4のレジスタなどから不揮発性メモリ7に退避される。
これらの退避された情報は、電源スイッチ42、通常電源スイッチ64または/及び鍵盤蓋電源スイッチ65のオン、または一時的な電源遮断からの復帰/解除によって、揮発性メモリ4のレジスタに復帰される。したがって、電源スイッチ42、通常電源スイッチ64または/及び鍵盤蓋電源スイッチ65のオフまたは一時的な電源遮断の直前の状態を完全に復元できる。
(9)自動演奏記録処理(ステップ07)
図10は上記ステップ07の中の自動演奏記録処理のフローチャートを示す。上記ステップ07の自動演奏処理は、自動演奏情報の書込み/記録処理(図10)と読出し/再生処理(図11)とからなっている。
まず、キーオンがあると(ステップ61)、このキーオンされたキーのキーナンバデータKNが自動演奏レジスタ30に書き込まれ(ステップ62)、このときの演奏カウンタ31の値がステップタイムデータSTとして自動演奏レジスタ30に続けて書き込まれ(ステップ63)、同じくこのときのオンキーからのタッチデータTC(ベロシティ)が自動演奏レジスタ30に続けて書き込まれる(ステップ64)。
また、キーオフがあると(ステップ65)、このときの演奏カウンタ31の値、またはこの値から上記ステップ63のステップタイムデータSTが減算された値が、ゲートタイムデータGTとして自動演奏レジスタ30に続けて書き込まれる(ステップ66)。こうして、キーオンからキーオフまでの1つのノートデータが自動演奏情報として記録される。
さらに、音色、音量、キースケール、テンポ、タッチセンスなどの音楽的ファクタの変更が、パネルスイッチ群13で行なわれると(ステップ67)、この新たなトーンナンバデータTN、ラウドネスデータ、キースケールデータ、テンポデータ、タッチセンスデータなどの音楽的ファクタが、自動演奏レジスタ30に書き込まれ(ステップ68)、このときの演奏カウンタ31の値がステップタイムデータSTとして自動演奏レジスタ30に続けて書き込まれる(ステップ69)。
上記演奏カウンタ31は、演奏の進行に応じて、設定テンポの速度に応じた所定周期ごとにインタラプト処理によってカウントされ、自動演奏記録開始の指示及び一小節分のカウントごとにリセットされる。自動演奏記録開始の指示があると、このときの音色、音量、キースケール、テンポ、タッチセンスなどの音楽的ファクタが自動演奏レジスタ30の先頭に書き込まれる。
このような自動演奏レジスタ30、演奏カウンタ31に記憶されている、上記キーボード11または外部接続機器から入力された自動演奏情報、またはこの自動演奏情報の読み出しポイント/アドレスは、上記電源スイッチ42、通常電源スイッチ64または/及び鍵盤蓋電源スイッチ65のオフ、または一時的な電源遮断によって、揮発性メモリ4のレジスタなどから不揮発性メモリ7に退避される。
これらの退避された情報は、電源スイッチ42、通常電源スイッチ64または/及び鍵盤蓋電源スイッチ65のオン、または一時的な電源遮断からの復帰/解除によって、揮発性メモリ4のレジスタに復帰される。したがって、電源スイッチ42、通常電源スイッチ64または/及び鍵盤蓋電源スイッチ65のオフまたは一時的な電源遮断の直前の自動演奏の記録状態を完全に復元できる。
このような処理のフローチャートのプログラムの1つまたは複数の読み出しポイント、これらのプログラムによって作成されたデータまたはこれらのプログラム内に内在するデータは、上記電源スイッチ42、通常電源スイッチ64または/及び鍵盤蓋電源スイッチ65のオフ、または一時的な電源遮断によって、揮発性メモリ4のレジスタなどから不揮発性メモリ7に退避される。
これらの退避された情報は、電源スイッチ42、通常電源スイッチ64または/及び鍵盤蓋電源スイッチ65のオン、または一時的な電源遮断からの復帰/解除によって、揮発性メモリ4のレジスタに復帰される。したがって、電源スイッチ42、通常電源スイッチ64または/及び鍵盤蓋電源スイッチ65のオフまたは一時的な電源遮断の直前の状態を完全に復元できる。
(10)自動演奏再生処理(ステップ07)
図11は上記ステップ07の中の自動演奏再生処理のフローチャートを示す。上記ステップ07の自動演奏処理は、自動演奏情報の書込み/記録処理(図10)と読出し/再生処理(図11)とからなっている。
自動演奏レジスタ30の中の自動演奏情報が読み出され(ステップ71)、読み出された情報のステップタイムデータSTを、演奏カウンタ31のカウント値が一致または越えると(ステップ72)、このステップタイムデータSTに係るデータがキーナンバデータKNであれば(ステップ73)、タッチデータTCも読み出されて(ステップ74)、これらのデータが、「1」のオン/オフデータ及び揮発性メモリ4内の音楽的ファクタとともにアサイメントメモリ17の空きチャンネルに書き込まれて発音される(ステップ75)。
読み出された情報のステップタイムデータSTを演奏カウンタ31のカウント値が一致または越えると(ステップ72)、このステップタイムデータSTに係るデータが音楽的ファクタであれば(ステップ76)、この音楽的ファクタが揮発性メモリ4に書き込まれる(ステップ77)。
また、上記ステップ71で、読み出された情報のゲートタイムデータGTを、演奏カウンタ31のカウント値が一致または越えると(ステップ78)、アサイメントメモリ17内の上記書き込まれたオン/オフデータが「0」にされて、リリースされ、消音される(ステップ79)。
上記演奏カウンタ31は、演奏の進行に応じて、設定テンポの速度に応じた所定周期ごとにインタラプト処理によってカウントされ、自動演奏記録開始の指示及び一小節分のカウントごとにリセットされる。自動演奏再生開始の指示があると、このときの音色、音量、キースケール、テンポ、タッチセンスなどの音楽的ファクタが揮発性メモリ4に書き込まれてアサイメントメモリ17に書き込まれる。
このような自動演奏レジスタ30、演奏カウンタ31に記憶されている、上記外部接続機器から入力された自動演奏情報、不揮発性メモリ7から読み出される自動演奏情報、またはこの自動演奏情報の読み出しポイント/アドレスは、上記電源スイッチ42、通常電源スイッチ64または/及び鍵盤蓋電源スイッチ65のオフ、または一時的な電源遮断によって、揮発性メモリ4のレジスタなどから不揮発性メモリ7に退避される。
これらの退避された情報は、電源スイッチ42、通常電源スイッチ64または/及び鍵盤蓋電源スイッチ65のオン、または一時的な電源遮断からの復帰/解除によって、揮発性メモリ4のレジスタに復帰される。したがって、電源スイッチ42、通常電源スイッチ64または/及び鍵盤蓋電源スイッチ65のオフまたは一時的な電源遮断の直前の自動演奏の再生状態を完全に復元できる。
このような処理のフローチャートのプログラムの1つまたは複数の読み出しポイント、これらのプログラムによって作成されたデータまたはこれらのプログラム内に内在するデータは、上記電源スイッチ42、通常電源スイッチ64または/及び鍵盤蓋電源スイッチ65のオフ、または一時的な電源遮断によって、揮発性メモリ4のレジスタなどから不揮発性メモリ7に退避される。
これらの退避された情報は、電源スイッチ42、通常電源スイッチ64または/及び鍵盤蓋電源スイッチ65のオン、または一時的な電源遮断からの復帰/解除によって、揮発性メモリ4のレジスタに復帰される。したがって、電源スイッチ42、通常電源スイッチ64または/及び鍵盤蓋電源スイッチ65のオフまたは一時的な電源遮断の直前の状態を完全に復元できる。
(11)電源制御回路20(第二実施例)
図12は、上記電源制御回路20の第二実施例を示す。商用電源100V〜240Vの電力(交流)は、メイン開閉回路56を経て、メイン電源回路57で電子鍵盤楽器用の電力(直流、異なる電圧)に変換され、メインコントローラ58を通じて、上記不揮発性メモリ7、揮発性メモリ4、タイミング発生部9、楽音信号発生部5(アサイメントメモリ17)、サウンドシステム(アンプ)6、キーボードスキャン回路12、キーボード11、スイッチスキャン回路14、パネルスイッチ群13、ビデオメモリ18、ディスプレイ16、ミディ回路15、コントローラ2などへ給電される。
メイン開閉回路56は、メークタイプであり、電源の供給が途絶えると、開かれた状態が維持される。また、商用電源100V〜240Vの電力(交流)は、スタンバイ電源スイッチ59を経て、スタンバイ電源回路60で電子鍵盤楽器用の電力(直流、異なる電圧)に変換され、スタンバイコントローラ61を通じて、制御用不揮発性メモリ62及び制御用揮発性メモリ63などへ給電される。
電源スイッチ42は通常電源スイッチ64と鍵盤蓋電源スイッチ65との2つに別れている。通常電源スイッチ64は上記パネルスイッチ群13の中に設けられ、電子鍵盤楽器の電源をオン/オフするものであり、鍵盤蓋41に連動しないでオン/オフされる。
鍵盤蓋電源スイッチ65は図1及び図2に示すように上記鍵盤蓋41に連結して設けられ、鍵盤蓋41の開閉に応じて電源をオン/オフするものである。これにより、揮発性メモリ4の記憶内容を退避させて電源を切る場合と、揮発性メモリ4の記憶内容を退避させないで電源を切る場合とを区別して選択できる。
この通常電源スイッチ64のオフ/オンは、スタンバイコントローラ61によって検出され、スタンバイコントローラ61によってメイン開閉回路56が閉成(非導通)/開成(導通)され、上記揮発性メモリ4、不揮発性メモリ7、タイミング発生部9、楽音信号発生部5(アサイメントメモリ17)、サウンドシステム(アンプ)6、キーボードスキャン回路12、キーボード11、スイッチスキャン回路14、パネルスイッチ群13、ビデオメモリ18、ディスプレイ16、ミディ回路15、コントローラ2への給電が遮断される/または電力が供給される。
上記鍵盤蓋電源スイッチ65のオフ/オンは、スタンバイコントローラ61によって検出され、スタンバイコントローラ61によってメイン開閉回路56が閉成(非導通)/開成(導通)され、上記不揮発性メモリ7以外の、揮発性メモリ4、タイミング発生部9、楽音信号発生部5(アサイメントメモリ17)、サウンドシステム(アンプ)6、キーボードスキャン回路12、キーボード11、スイッチスキャン回路14、パネルスイッチ群13、ビデオメモリ18、ディスプレイ16、ミディ回路15、コントローラ2への給電が遮断され、不揮発性メモリ7への給電のみが維持される/または電力が供給される。なお、不揮発性メモリ7への給電も遮断されてもよい。
この鍵盤蓋電源スイッチ65のオフによる給電遮断の直前には、鍵盤蓋電源スイッチ65のオフの検出情報が上記メインコントローラ58に送られ、メインコントローラ58によって、揮発性メモリ4(レジスタ26〜36)の記憶内容は不揮発性メモリ7に退避される。
また、通常電源スイッチ64または鍵盤蓋電源スイッチ65のオンによる電源供給の直後には、不揮発性メモリ7に退避されていた記憶内容は、メインコントローラ58によって、揮発性メモリ4(レジスタ26〜36)に復帰される。これにより、鍵盤蓋電源スイッチ65のオフ前の動作状態を完全に復元できるし、電力消費を押さえることもできる。
上記スタンバイ電源スイッチ59は、通常は切られることはなく、スタンバイ電源回路60、スタンバイコントローラ61、制御用不揮発性メモリ62、制御用揮発性メモリ63には電源が供給され続ける。これにより、通常電源スイッチ64及び/または鍵盤蓋電源スイッチ65のオンオフに関係なく、メインコントローラ58は常に通常電源スイッチ64及び鍵盤蓋電源スイッチ65のオン/オフを確実にスキャン/検出することができる。
なお、メインコントローラ58とスタンバイコントローラ61とは一体にされて一方が省略されてもよいし、メイン電源回路57とスタンバイ電源回路60とは一体にされて一方が省略されてもよいし、通常電源スイッチ64とスタンバイ電源スイッチ59とが一体にされて一方が省略されてもよい。
また、メインコントローラ58の機能/処理の一部または全部がスタンバイコントローラ61に移行されてメインコントローラ58が省略されてもよいし、スタンバイコントローラ61の機能/処理の一部または全部がメインコントローラ58に移行されてスタンバイコントローラ61が省略されてもよいし、スタンバイコントローラ61または/及びメインコントローラ58の機能/処理の一部または全部がコントローラ(CPU)2に移行されてスタンバイコントローラ61または/及びメインコントローラ58が省略されてもよい。
(12)電源処理(ステップ01)(第三実施例)
図13は上記ステップ01の電源処理のフローチャートの第三実施例を示す。このフローチャートに応じたプログラムはスタンバイコントローラ61及び/またはメインコントローラ58によって実行される。
まず、鍵盤蓋41が閉じられて、鍵盤蓋電源スイッチ65のオフ動作/開動作が検出されると(ステップ81)、揮発性メモリ4、アサイメントメモリ17、ビデオメモリ18など、各回路のメモリ(揮発性)の記憶内容が読み出されて(ステップ82)、不揮発性メモリ7に書き込まれて退避される(ステップ83)。これにより、突然の電源遮断でも、揮発性メモリ4、アサイメントメモリ17、ビデオメモリ18など、各回路のメモリ(揮発性)の記憶内容が失われない。
次いで、メイン開閉回路56が閉じられる(ステップ84)。これにより、上記揮発性メモリ4、不揮発性メモリ7、楽音信号発生部5(アサイメントメモリ17)、サウンドシステム(アンプ)6、キーボードスキャン回路12、キーボード11、スイッチスキャン回路14、パネルスイッチ群13、ビデオメモリ18、ディスプレイ16、ミディ回路15への給電が停止される。この結果、一時的に電源が切られた状態となり、電力消費を押さえることができる。
また、鍵盤蓋41が開かれて、鍵盤蓋電源スイッチ65のオン動作/閉動作が検出されると(ステップ86)、メイン開閉回路56が開かれる(ステップ87)。これにより、上記揮発性メモリ4、不揮発性メモリ7、楽音信号発生部5(アサイメントメモリ17)、サウンドシステム(アンプ)6、キーボードスキャン回路12、キーボード11、スイッチスキャン回路14、パネルスイッチ群13、ビデオメモリ18、ディスプレイ16、ミディ回路15への給電が開始/再開される。この結果、一時的に電源が切られた状態から電力が供給され、電力消費を押さえることができる。
次いで、不揮発性メモリ7の記憶内容が読み出されて(ステップ88)、揮発性メモリ4、アサイメントメモリ17、ビデオメモリ18など、各回路のメモリ(揮発性)に書き込まれて復元される(ステップ89)。これにより、突然の電源遮断でも、揮発性メモリ4、アサイメントメモリ17、ビデオメモリ18など、電源遮断前の各回路のメモリ(揮発性)の記憶内容が復元され、電源遮断前の動作状態が復元される。この結果、鍵盤蓋41が閉じられ鍵盤蓋電源スイッチ65のオフ動作/開動作の直前の状態に、電子鍵盤楽器全体を戻すことができ、鍵盤蓋41が閉じられる前の作業/演奏を直ちに再開できる。
また、通常電源スイッチ64がオフされると(ステップ91)、メイン開閉回路56が閉じられる(ステップ92)。これにより、上記揮発性メモリ4、不揮発性メモリ7、楽音信号発生部5(アサイメントメモリ17)、サウンドシステム(アンプ)6、キーボードスキャン回路12、キーボード11、スイッチスキャン回路14、パネルスイッチ群13、ビデオメモリ18、ディスプレイ16、ミディ回路15への給電が停止される。
さらに、通常電源スイッチ64がオンされると(ステップ96)、メイン開閉回路56が開かれる(ステップ97)。これにより、上記揮発性メモリ4、不揮発性メモリ7、楽音信号発生部5(アサイメントメモリ17)、サウンドシステム(アンプ)6、キーボードスキャン回路12、キーボード11、スイッチスキャン回路14、パネルスイッチ群13、ビデオメモリ18、ディスプレイ16、ミディ回路15へ電力が供給される。他の構成、動作、作用は他の実施例と同様であり、説明を省略する。
なお、ステップ84の処理では、図12の上記揮発性メモリ4、不揮発性メモリ7、楽音信号発生部5(アサイメントメモリ17)、サウンドシステム(アンプ)6、キーボードスキャン回路12、キーボード11、スイッチスキャン回路14、パネルスイッチ群13、ビデオメモリ18、ディスプレイ16、ミディ回路15の一部への給電がまず停止され、この後、残りの給電が停止されて、段階的に電子鍵盤楽器全体の給電が遮断されてもよい。
また、ステップ89の処理では、図12の上記揮発性メモリ4、不揮発性メモリ7、楽音信号発生部5(アサイメントメモリ17)、サウンドシステム(アンプ)6、キーボードスキャン回路12、キーボード11、スイッチスキャン回路14、パネルスイッチ群13、ビデオメモリ18、ディスプレイ16、ミディ回路15の一部への給電がまず開始され、この後、残りの部分への給電が開始されて、段階的に電子鍵盤楽器全体の給電が開始されてもよい。
(13)他の実施の形態
本件発明は上記実施例に限定されず、本件発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、本電子鍵盤楽器で実行され、プログラムの読出しポインタが退避されるプログラムは、上記図6〜図11のフローチャートに応じたもののほか、楽音のチャンネル割り当て処理のフローチャート、ミディ回路15を利用した外部接続機器との送受信処理のフローチャート、ビデオメモリ18の画像データの加工・書込みなどの処理のフローチャート、揮発性メモリ4と不揮発性メモリ7との間の情報送受処理のフローチャートに応じたものでもよい。
上記音楽的ファクタとしては、音色(トーンナンバなど)、エフェクト、タッチ(ベロシティ、タッチなど)、音高(キーナンバ、キースケーリング、チューニング、周波数ナンバなど)のほか、メロディ、伴奏、ベースまたは鍵盤楽器、弦楽器、管楽器、打楽器などの演奏パート、キーオン又は発音開始からの経過時間である発音経過時間(音長)、エンベロープレベル、エンベロープフェーズ、音量レベル、テンポ、高調波成分などでもよい。
図3の記揮発性メモリ4、不揮発性メモリ7、楽音信号発生部5(アサイメントメモリ17)、サウンドシステム(アンプ)6、キーボードスキャン回路12、キーボード11、スイッチスキャン回路14、パネルスイッチ群13、ビデオメモリ18、ディスプレイ16、ミディ回路15の一部は省略されてもよい。
図12の通常電源スイッチ64または鍵盤蓋電源スイッチ65のいずれか一方が省略されてもよい。そして、図13のステップ91〜92または/及びステップ96〜97が省略されてもよいし、図13のステップ81〜84または/及びステップ86〜89が省略されてもよい。
(14)他の発明の効果
[1]電子鍵盤楽器の鍵盤に設けられた、開閉可能な鍵盤蓋と、 この鍵盤蓋の閉動作に連動して、上記電子鍵盤楽器の電源をオフする電源スイッチと、につき、 この電源スイッチのオフ動作に基づいて、揮発性記憶手段に記憶されていた情報を不揮発性記憶手段に書込ませ、この後、揮発性記憶手段への給電を停止させることを特徴とする電子鍵盤楽器の制御方法。
[2]電子鍵盤楽器の鍵盤に設けられた、開閉可能な鍵盤蓋と、 この鍵盤蓋の閉動作に連動して、上記電子鍵盤楽器の電源をオフする電源スイッチと、につき、 この電源スイッチのオフ動作に基づいて、揮発性記憶手段に記憶されていた情報を不揮発性記憶手段に書込ませる処理と、この後、揮発性記憶手段への給電を停止させる処理とをコンピュータに実行させること特徴とする電子鍵盤楽器制御のためのコンピュータプログラム。
[3]電子鍵盤楽器の鍵盤に設けられた、開閉可能な鍵盤蓋と、 この鍵盤蓋の閉動作に連動して、上記電子鍵盤楽器の電源をオフする電源スイッチと、 この電源スイッチのオフ動作に基づいて、揮発性記憶手段に記憶されていた情報を不揮発性記憶手段に書込み、この後、揮発性記憶手段への給電を停止させる制御手段と備えたことを特徴とする電子鍵盤楽器。
[4]揮発性記憶手段に記憶されていた情報は、電子鍵盤楽器の各スイッチの操作状態、これら各スイッチの操作状態による音楽的ファクタ情報、外部接続機器から入力されまたは記憶手段から読み出された音楽的ファクタ情報、上記鍵盤または外部接続機器から入力された自動演奏情報、若しくは記憶手段から読み出される自動演奏情報またはこの自動演奏情報の読み出しポイントであることを特徴とする請求項3記載の電子鍵盤楽器。これにより、電源遮断前のデータ状態を完全に保全できる。
[5]揮発性記憶手段に記憶されていた情報は、楽音制御プログラムの1つまたは複数の読み出しポイント若しくはこの楽音制御プログラムによって作成されたデータまたはこの楽音制御プログラム内に内在するデータである請求項3または4記載の電子鍵盤楽器。これにより、電源遮断前のプログラム処理状態を完全に保全できる。
[6]上記電源スイッチは、鍵盤蓋の開動作に連動して、上記電子鍵盤楽器の電源をオンすることを特徴とする請求項3、4または5記載の電子鍵盤楽器。これにより、鍵盤蓋に開動作で自動的に電源を投入できる。
[7]上記電源スイッチのオン動作に基づいて、上記揮発性記憶手段への給電を開始させ、上記不揮発性記憶手段に書き込まれていた情報を揮発性記憶手段に書き込むことを特徴とする請求項3、4、5または6記載の電子鍵盤楽器。これにより、電源遮断前の状態を完全に復元できる。
[8]上記鍵盤蓋の閉動作に連動する電源スイッチのほかに、鍵盤蓋の閉動作に連動しない電源スイッチも設けられ、 この連動しない電源スイッチのオフ動作によって、上記不揮発性記憶手段に書込まないで、揮発性記憶手段への給電を停止させることを特徴とする請求項3、4、5、6または7記載の電子鍵盤楽器。これにより、揮発性記憶手段の記憶内容を退避させて電源を切る場合と、揮発性記憶手段の記憶内容を退避させないで電源を切る場合とを区別して選択できる。
[9]上記鍵盤蓋の閉動作に連動する電源スイッチのほかに、鍵盤蓋の閉動作に連動しない電源スイッチも設けられ、 この連動しない電源スイッチ及び/または連動する電源スイッチのオフ動作を検出する制御手段への給電は、当該電源スイッチのオフにもかかわらず維持されることを特徴とする請求項3、4、5、6、7または8記載の電子鍵盤楽器。これにより、電源のオン/オフにかかわらず、電源スイッチのオン/オフを確実に検出できる。
[10]上記揮発性記憶手段に情報が記憶されていなければ、電子鍵盤楽器全体への給電を完全に遮断する、 または上記揮発性記憶手段の情報を不揮発性記憶手段に書き込んで、揮発性記憶手段への給電を停止させた後、電子鍵盤楽器全体への給電を完全に遮断することを特徴とする請求項3、4、5、6、7、8または9記載の電子鍵盤楽器。これにより、一時的な電源遮断と完全な電源遮断とを自動的に振り分けることができ、一時的な電源遮断の後に完全な電源遮断を行なうことができる。
[11]上記電源スイッチは、鍵盤蓋の開動作に連動して、上記電子鍵盤楽器の電源をオンし、 この電源オンの前の電源遮断において、上記揮発性記憶手段の情報が不揮発性記憶手段に書き込まれていなければ、電子鍵盤楽器全体への給電を開始させる、 または、この電源オンの前の電源遮断において、上記揮発性記憶手段の情報が不揮発性記憶手段に書き込まれていれば、揮発性記憶手段に給電を開始させて、この情報を不揮発性記憶手段から読み出して揮発性記憶手段に書き込むことを特徴とする請求項3、4、5、6、7、8、9または10記載の電子鍵盤楽器。これにより、一時的な電源遮断の後の電源復帰と完全な電源遮断の後の電源復帰とを自動的に振り分けることができる。
[12]上記制御手段は、不揮発性記憶手段、表示手段、鍵盤スキャン手段、スイッチスキャン手段、楽音信号発生手段、楽音信号増幅手段、コントローラ、外部接続機器とのインターフェース手段またはサウンドシステムにも給電を停止させる、若しくは電子鍵盤楽器全体への給電を停止させることを特徴とする請求項3、4、4、5、6、7、8、9、10または11記載の電子鍵盤楽器。これにより、電力消費を押さえることができる。
[13]上記電源スイッチのオン動作に基づいて、不揮発性記憶手段、表示手段、鍵盤スキャン手段、スイッチスキャン手段、楽音信号発生手段、楽音信号増幅手段、コントローラ、外部接続機器とのインターフェース手段またはサウンドシステムへの給電を開始させる、若しくは電子鍵盤楽器全体への給電を開始させることを特徴とする請求項3、4、5、6、7、8、9、10、11または12記載の電子鍵盤楽器。これにより、揮発性記憶手段の記憶内容を不揮発性記憶手段に退避させた後にも、電源投入をして、この記憶内容の復元を可能とできる。
電源オフ前の音楽的ファクタ情報、自動演奏情報またはプログラムの読出しポインタなどを保全して、電源復帰時に、電源オフ前の動作状態を完全に復元する。鍵盤蓋41が閉じられて電源スイッチ42、通常電源スイッチ64または/及び鍵盤蓋電源スイッチ65がオフされると(ステップ31、81)、揮発性メモリ4(レジスタ群26〜36)の記憶内容が不揮発性メモリ7に退避され(ステップ32〜35、82〜83)、この後サブ開閉回路23またはメイン開閉回路56が閉成(非導通)されて揮発性メモリ4などへの電源が遮断される(ステップ36〜37、84)。
さらにこの後メイン開閉回路22が閉成(非導通)されて不揮発性メモリ7などへの電源も遮断される(ステップ38〜39)。鍵盤蓋41が開かれて電源スイッチ42、通常電源スイッチ64または/及び鍵盤蓋電源スイッチ65がオンされると(ステップ21、86)、退避フラグがあって、電源オン前の電源オフで揮発性メモリ4から不揮発性メモリ7への退避が行なわれていれば、サブ開閉回路23またはメイン開閉回路56が開成(導通)され、不揮発性メモリ7の記憶内容が揮発性メモリ4(レジスタ群26〜36)に復元される(ステップ24〜27、87〜89)。また、退避フラグがなければ、メイン開閉回路22が開成され(導通)イニシャライズされる(ステップ22〜28)。
鍵盤蓋41と電源スイッチ42とを示す。 鍵盤蓋41と電源スイッチ42とを示す。 電子鍵盤楽器に内蔵され、電子鍵盤楽器の制御方法を実行する、電子鍵盤楽器の制御のためのコンピュータプログラムを実行する全体回路を示す。 電源制御回路20を示す。 不揮発性メモリ4内のレジスタ群を示す。 コントローラ(CPU)2によって実行される処理全体のフローチャートを示す。 電源処理(ステップ01)のフローチャートの第一実施例を示す。 電源処理(ステップ01)のフローチャートの第二実施例を示す。 キーボード11及びパネルスイッチ群13のスキャン処理を示す。 自動演奏処理(ステップ07)の中の自動演奏記録処理のフローチャートを示す。 自動演奏処理(ステップ07)の中の自動演奏再生処理のフローチャートを示す。 電源制御回路20野第二実施例を示す。 電源処理(ステップ01)のフローチャートの第三実施例を示す。
符号の説明
1…音色指定装置、2…コントローラ(CPU)、
4…揮発性メモリ、5…楽音信号発生部、
6…サウンドシステム、7…不揮発性メモリ、
9…タイミング発生部、11…キーボード、
12…キーボードスキャン回路、13…パネルスイッチ群、
14…スイッチスキャン回路、15…ミディ回路、
16…ディスプレイ、17…アサイメントメモリ、
18…ビデオメモリ、20…電源制御回路、
21…電源コンバーター、22…メイン開閉回路、
23…サブ開閉回路、26…退避フラグレジスタ、
27…スイッチスキャンレジスタ、28…キースキャンレジスタ、
29…ファクタレジスタ、30…自動演奏レジスタ、31…演奏カウンタ、
35…プログラムポインタ、36…その他のレジスタ、
41…鍵盤蓋、42…電源スイッチ、
44…奥屋根、45…蝶番、46…リーフ板46、
47…スイッチ本体、48…アクチュエータ、
49…鍵盤押え、50…拍子木、
51…譜面台、52…上前板、
56…メイン開閉回路、57…メイン電源回路、
58…メインコントローラ、59…スタンバイ電源スイッチ、
60…スタンバイ電源回路、61…スタンバイコントローラ、
62…制御用不揮発性メモリ、63…制御用揮発性メモリ、
64…通常電源スイッチ、65…鍵盤蓋電源スイッチ。

Claims (9)

  1. 電子鍵盤楽器の鍵盤に設けられた、開閉可能な鍵盤蓋と、
    この鍵盤蓋の閉動作に連動して、上記電子鍵盤楽器の電源をオフする電源スイッチと、につき、
    この電源スイッチのオフ動作に基づいて、揮発性記憶手段に記憶されていた情報を不揮発性記憶手段に書込ませ、この後、揮発性記憶手段への給電を停止させることを特徴とする電子鍵盤楽器の制御方法。
  2. 電子鍵盤楽器の鍵盤に設けられた、開閉可能な鍵盤蓋と、
    この鍵盤蓋の閉動作に連動して、上記電子鍵盤楽器の電源をオフする電源スイッチと、につき、
    この電源スイッチのオフ動作に基づいて、揮発性記憶手段に記憶されていた情報を不揮発性記憶手段に書込ませる処理と、この後、揮発性記憶手段への給電を停止させる処理とをコンピュータに実行させること特徴とする電子鍵盤楽器制御のためのコンピュータプログラム。
  3. 電子鍵盤楽器の鍵盤に設けられた、開閉可能な鍵盤蓋と、
    この鍵盤蓋の閉動作に連動して、上記電子鍵盤楽器の電源をオフする電源スイッチと、
    この電源スイッチのオフ動作に基づいて、揮発性記憶手段に記憶されていた情報を不揮発性記憶手段に書込み、この後、揮発性記憶手段への給電を停止させる制御手段と備えたことを特徴とする電子鍵盤楽器。
  4. 揮発性記憶手段に記憶されていた情報は、電子鍵盤楽器の各スイッチの操作状態、これら各スイッチの操作状態による音楽的ファクタ情報、外部接続機器から入力されまたは記憶手段から読み出された音楽的ファクタ情報、上記鍵盤または外部接続機器から入力された自動演奏情報、若しくは記憶手段から読み出される自動演奏情報またはこの自動演奏情報の読み出しポイントであることを特徴とする請求項3記載の電子鍵盤楽器。
  5. 揮発性記憶手段に記憶されていた情報は、楽音制御プログラムの1つまたは複数の読み出しポイント若しくはこの楽音制御プログラムによって作成されたデータまたはこの楽音制御プログラム内に内在するデータである請求項3または4記載の電子鍵盤楽器。
  6. 上記電源スイッチは、鍵盤蓋の開動作に連動して、上記電子鍵盤楽器の電源をオンすることを特徴とする請求項3、4または5記載の電子鍵盤楽器。
  7. 上記電源スイッチのオン動作に基づいて、上記揮発性記憶手段への給電を開始させ、上記不揮発性記憶手段に書き込まれていた情報を揮発性記憶手段に書き込むことを特徴とする請求項3、4、5または6記載の電子鍵盤楽器。
  8. 上記鍵盤蓋の閉動作に連動する電源スイッチのほかに、鍵盤蓋の閉動作に連動しない電源スイッチも設けられ、
    この連動しない電源スイッチのオフ動作によって、上記不揮発性記憶手段に書込まないで、揮発性記憶手段への給電を停止させることを特徴とする請求項3、4、5、6または7記載の電子鍵盤楽器。
  9. 上記鍵盤蓋の閉動作に連動する電源スイッチのほかに、鍵盤蓋の閉動作に連動しない電源スイッチも設けられ、
    この連動しない電源スイッチ及び/または連動する電源スイッチのオフ動作を検出する制御手段への給電は、当該電源スイッチのオフにもかかわらず維持されることを特徴とする請求項3、4、5、6、7または8記載の電子鍵盤楽器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008304750A (ja) * 2007-06-08 2008-12-18 Yamaha Corp 電子鍵盤楽器
JP2016196217A (ja) * 2015-04-02 2016-11-24 アイシン精機株式会社 周辺監視装置
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