JP2008088925A - 電子スロットル制御装置 - Google Patents

電子スロットル制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008088925A
JP2008088925A JP2006272549A JP2006272549A JP2008088925A JP 2008088925 A JP2008088925 A JP 2008088925A JP 2006272549 A JP2006272549 A JP 2006272549A JP 2006272549 A JP2006272549 A JP 2006272549A JP 2008088925 A JP2008088925 A JP 2008088925A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
lower limit
throttle
throttle valve
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006272549A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4704992B2 (ja
Inventor
Minoru Akita
実 秋田
Kiwamu Miyazaki
究 宮崎
Shigeru Kamio
神尾  茂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisan Industry Co Ltd
Denso Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Aisan Industry Co Ltd
Denso Corp
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisan Industry Co Ltd, Denso Corp, Toyota Motor Corp filed Critical Aisan Industry Co Ltd
Priority to JP2006272549A priority Critical patent/JP4704992B2/ja
Priority to US11/905,088 priority patent/US7418944B2/en
Priority to DE102007047177A priority patent/DE102007047177B4/de
Publication of JP2008088925A publication Critical patent/JP2008088925A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4704992B2 publication Critical patent/JP4704992B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

【課題】組付ばらつきやスロットルセンサの温度特性などに影響されずに所望のアイドル回転数を維持することができる電子スロットル制御装置を提供すること。
【解決手段】モータ5により開閉駆動されるスロットルバルブ4と、スロットルバルブ4の実開度を検出するスロットルセンサ6とを備え、ISC学習開度に基づいて、スロットルセンサ6により検出されるスロットルバルブ4の実開度VTAが目標開度RTAとなるように、モータ5を駆動して制御する電子スロットル制御装置において、マイコン15によって、スロットルバルブ4が全閉ストッパ24に突き当たっていない場合には、ISC下限ガード値を目標開度RTAに更新し、スロットルバルブ4が全閉ストッパ24に突き当たっている場合には、ISC下限ガード値をそのときにスロットルセンサ6により検出される開度に更新する。
【選択図】図4

Description

本発明は、内燃機関の吸入空気量を制御するための電子スロットル制御装置に関する。より詳細には、組付ばらつきやスロットルセンサの温度特性などに影響されずに所望のアイドル回転数を維持することができる電子スロットル制御装置に関するものである。
従来の電子スロットル制御装置は、吸気通路を形成するスロットルボデーと、吸気通路を開閉可能なスロットルバルブと、スロットルバルブを駆動するモータと、スロットルバルブの実開度を検出するスロットルセンサとを備えている。そして、モータの回転を減速機構を介してスロットルバルブに伝達してスロットルバルブを駆動(開閉)し、スロットルセンサにより検出されるスロットルバルブの実開度が目標開度となるように制御している。
この種の電子スロットル制御装置では、例えば、スロットルバルブの全閉位置を基準位置として学習し、学習した全閉開度を制御基準開度としてスロットルバルブの開度を制御している。ここで、制御基準開度より所定開度だけ(例えば、0.5deg程度)大きい制御開度下限値が設定されて、この制御開度下限値よりもスロットルバルブの開度が小さくならないようにされている。
そして、全閉位置学習は、エンジン始動前にアクセル位置やバッテリ電圧などの条件により行われる。ところが、何らかの理由により、エンジン始動前に全閉位置の学習が行われない場合もあり得る。このため、エンジン始動後においても全閉位置学習ができる電子スロットル制御装置が提案されており、この電子スロットル制御装置では、スロットルバルブが全閉ストッパに突き当たったときの実際の全閉位置を全閉位置として学習・更新するようになっている(特許文献1)。
特開平7−069406号公報
しかしながら、上記した従来の電子スロットル制御装置では、アイドル回転数が目標回転数まで下がらなかったり、あるいはアイドル回転数が上昇したりしてしまい、所望のアイドル回転数を維持することができない場合があった。なぜなら、スロットル制御装置の組付ばらつきや、スロットルセンサの温度特性などにより、制御基準開度(学習全閉開度)と実際の(機械的な)全閉開度とが一致しない(誤差が生じる)ことがあるからである。
すなわち、制御基準開度が実際の全閉開度よりも大きくなった場合に、制御開度下限値より小さい目標開度が算出されると、アイドル回転数が目標回転数まで下がらないことになる。また、制御基準開度が実際の全閉開度よりも小さくなった場合に、実際の全開開度よりも小さい目標開度が算出されると、スロットルバルブが全閉ストッパに突き当たることになる。そして、この突き当たりが検出されると、制御基準開度が突き当たり判定時における実際のスロットルバルブ開度に変更されるが、それにより制御基準開度が大きくなってしまうため、制御基準開度に基づいて算出される目標開度も大きくなってしまい、アイドル回転数が上昇してしまうのである。
そして近年、燃費向上等の目的からアイドル回転数が低めに設定される傾向にあり、上記した問題が発生しやすくなっている。
そこで、本発明は上記した問題点を解決するためになされたものであり、組付ばらつきやスロットルセンサの温度特性などに影響されずに所望のアイドル回転数を維持することができる電子スロットル制御装置を提供することを課題とする。
上記問題点を解決するためになされた本発明に係る電子スロットル制御装置は、モータにより開閉駆動されるスロットルバルブと、スロットルバルブの実開度を検出するスロットルセンサとを備え、学習した制御基準開度に基づいて、スロットルセンサにより検出されるスロットルバルブの実開度が目標開度となるように、モータを駆動して制御する電子スロットル制御装置において、スロットルバルブの全閉ストッパへの突き当たりを判定する突き当たり判定手段と、前記突き当たり判定手段の判定結果に基づいて、スロットルバルブの制御開度下限値を更新する下限値更新手段とを有し、前記下限値更新手段は、前記突き当たり判定手段によってスロットルバルブが全閉ストッパに突き当たっていないと判定された場合、前記制御開度下限値を前記目標開度に更新し、前記突き当たり判定手段によってスロットルバルブが全閉ストッパに突き当たっていると判定された場合には、前記制御開度下限値をそのときに前記スロットルセンサにより検出される開度に更新することを特徴とする。
この電子スロットル制御装置は、スロットルバルブの全閉ストッパへの突き当たりを判定する突き当たり判定手段と、突き当たり判定手段の判定結果に基づいてスロットルバルブの制御開度下限値を更新する下限値更新手段とを有している。そして、下限値更新手段により、突き当たり判定手段によってスロットルバルブが全閉ストッパに突き当たっていないと判定された場合には制御開度下限値が目標開度に更新され、突き当たり判定手段によってスロットルバルブが全閉ストッパに突き当たっていると判定された場合にはそのときにスロットルセンサにより検出される開度に制御開度下限値が更新される。
従って、組付ばらつきやスロットルセンサの温度特性などにより、制御基準開度(学習全閉開度)が実際の(機械的な)全閉開度よりも大きくなっている場合には、突き当たり判定手段によってスロットルバルブが全閉ストッパに突き当たっていないと判定されるため、制御開度下限値が目標開度に更新される。このため、制御開度下限値と目標開度とが等しくなるので、制御下限値によって目標開度までスロットルバルブを閉じることができないという事態を回避することができ、アイドル回転数を目標回転数まで下げることができる。
また、組付ばらつきやスロットルセンサの温度特性などにより、制御基準開度が実際の全閉開度よりも小さくなった場合に、スロットルバルブが全閉ストッパに突き当たると、制御下限値が、スロットルバルブが全閉ストッパに突き当たったときにスロットセンサで検出される開度に更新される。このとき、本発明の電子スロットル制御装置では、制御開度下限値を更新するだけであり、制御基準開度は変更されない。これにより、制御基準開度が変更されていないため、制御基準開度に基づいて算出される目標開度は変化せず、スロットルバルブの開度は制御開度下限値となるから、アイドル回転数が上昇することが防止される。
このように、本発明の電子スロットル制御装置では、制御基準開度を変更することなく制御開度下限値を適正に更新することにより、組付ばらつきやスロットルセンサの温度特性などによって制御基準開度が実際の全閉開度に一致しない場合でも、所望のアイドル回転数を維持することができる。
本発明に係る電子スロットル制御装置においては、前記突き当たり判定手段によりスロットルバルブが全閉ストッパへ突き当たっていないと判定された場合に、前記制御開度下限値と前記目標開度との大小比較を行う開度比較手段をさらに有し、前記下限値更新手段は、前記開度比較手段によって前記目標開度が前記制御開度下限値よりも小さいと判定された場合に、前記制御下限値を更新することが望ましい。
ここで、アイドル回転数が目標回転数まで下がらなくなるのは、制御開度下限値より小さい目標開度が算出された場合である。従って、目標開度が制御開度下限値より大きい場合には、制御開度下限値を更新しなくても、所望のアイドル回転数を維持することができる。つまり、アイドル回転数を目標回転数に下げるために、スロットルバルブの開度を閉じて小さくしていく際に、制御開度下限値によってスロットルバルブの閉動作が制限されることがない。
そこで、この電子スロットル制御装置では、制御開度下限値と目標開度との大小比較を行う開度比較手段を備えており、この開度比較手段によって目標開度が制御開度下限値よりも小さいと判定された場合に、下限値更新手段により制御開度下限値がスロットルバルブ閉方向へ更新される。従って、アイドル回転数が目標回転数まで下がらずに、制御開度下限値の更新が必要である場合にのみ、下限値更新手段によって制御開度下限値を目標開度に更新することができる。これにより、制御開度下限値の無駄な更新処理を行わないようにすることができる。
また、本発明に係る電子スロットル制御装置においては、前記下限値更新手段は、前記制御開度下限値の更新を所定速度で徐変して行うことが望ましい。
この電子スロットル制御装置では、アイドル回転数を下げるために、下限値更新手段によって制御開度下限値を目標開度に更新するため、制御開度下限値の更新に追従するようにしてスロットルバルブが閉じられる。このとき、全閉ストッパにスロットルバルブが突き当たるおそれがある。そして、全閉ストッパにスロットルバルブが突き当たるような場合に、下限値の更新を急速に行うと、スロットルバルブが急激に閉じられてしまうため、スロットルギヤ等が損傷するおそれがある。そこで、制御開度下限値の更新を所定速度で徐変して徐々に行うことにより、スロットルバルブが急激に閉じられないようにすることができるため、全閉ストッパにスロットルバルブが突き当たったとしても、スロットルギヤ等が損傷することを確実に防止することができる。
また、本発明に係る電子スロットル制御装置においては、前記突き当たり判定手段によりスロットルバルブが全閉ストッパへ突き当たっていると判定された場合に、スロットルバルブが全閉ストッパに突き当たったときの開度と前記制御基準開度との開度差が所定開度以下であるか否かを判定する開度差判定手段をさらに有し、前記下限値更新手段は、前記開度差判定手段によって前記開度差が所定値以下である判定された場合に、前記制御開度下限値を更新することが望ましい。
ここで、本発明の電子スロットル制御装置では、スロットルバルブが全閉ストッパに突き当たったときには、下限値更新手段により、制御開度下限値が、スロットルバルブが全閉ストッパに突き当たったときの開度に更新される。ところが、スロットルバルブが全閉ストッパに突き当たったときの開度と制御基準開度との開度差が所定値(例えば、1〜3deg程度)よりも大きい場合に、制御開度下限値がスロットルバルブ開方向へ更新されると、制御開度下限値が大きくなり過ぎる。そして、制御開度下限値が大きくなり過ぎると、アイドル回転数が上昇してしまって、所望のアイドル回転数を維持することができなくなるおそれがある。
そこで、この電子スロットル制御装置では、スロットルバルブが全閉ストッパに突き当たったときの開度と制御基準開度との差が所定開度以下であるか否かを判定する開度差判定手段を備えており、この開度差判定手段によって上記開度差が所定値以下であると判定された場合に、下限値更新手段により制御開度下限値が更新される。これにより、制御開度下限値の上限が設定されることになり、制御開度下限値の更新によってアイドル回転数が上昇してしまうことを確実に防止することができる。
本発明に係る電子スロットル制御装置によれば、上記した通り、組付ばらつきやスロットルセンサの温度特性などにより、制御基準開度(学習全閉開度)が実際の全閉開度に一致しない場合でも、アイドル回転数が目標回転数まで下がらなかったり、あるいはアイドル回転数が上昇することを防止して所望のアイドル回転数を維持することができる。
以下、本発明の電子スロットル制御装置を具体化した最も好適な実施の形態について図面に基づいて詳細に説明する。そこで、実施の形態に係る電子スロットル制御装置について、図1〜図3を参照しながら説明する。図1は、実施の形態に係る電子スロットル制御装置を示す概略構成図である。図2は、電子スロットルを示す概念構成図である。図3は、スロットルバルブの動作を示す説明図である。
電子スロットル制御装置は、図1に示すように、電子スロットル1と、それを制御するための電子制御装置(ECU)2とを備えている。電子スロットル1は、自動車用エンジン(図示略)の出力を調節するために使用されるものである。電子スロットル1は、エンジンの吸気通路(スロットルボディ)3に設けられたスロットルバルブ4をアクチュエータとしてのモータ5により開閉駆動させると共に、そのバルブ4の実際の開度(実開度)VTAをスロットルセンサ6により検出するようになっている。
スロットルバルブ4は、アクセルペダル7の操作に機械的に連動しないリンクレスタイプのものである。すなわち、スロットルバルブ4は、アクセルセンサ8により検出されるアクセルペダル7の操作量に基づいてECU2が制御するモータ5の駆動力を受けて動作するようになっている。
スロットルバルブ4は、ボア3aを貫通するスロットルシャフト9によりスロットル ボディ3に回動可能に支持されている。スロットルシャフト9の一端には、減速装置10を介してモータ5が連結され、その他端にはオープナ機構11を介してスロットルセンサ6が連結されている。モータ5の出力軸は、減速装置10を構成する複数のギア12等を介してスロットルシャフト9に連結されている。そして、本実施の形態では、軽量化などを図るために樹脂製のギア12が使用されている。
スロットルセンサ6は、電子スロットル1(スロットルバルブ4)の実開度VTAを検出して出力するためのものである。なお、センサ6は、例えば、ポテンショメータやホール素子などにより構成されている。アクセルセンサ8は、スロットルバルブ4の目標開度RTAを設定するために、運転者によるアクセルペダル7の操作量を目標開度RTAとして検出し出力するためのものである。このセンサ8は、例えば、ポテンショメータより構成されている。
スロットルシャフト9の一端に設けられたオープナ機構11は、モータ5に対する通電が停止されたときに、スロットルバルブ4を全閉状態から若干開いたオープナ開度に保持するためのものである。
図2に示すように、電子スロットル1とそのオープナ機構11は、スロットルボディ3に一体的に設けられている。スロットルバルブ4はボア3aに配置され、スロットルシャフト9を中心にスロットルボディ3に回動可能に支持されている。スロットルシャフト9の一端には、減速装置10を介してモータ5が、シャフト9の他端には、オープナ機構11と共にスロットルセンサ6がそれぞれ連結されている。ここで、スロットルバルブ4の開閉については、図3に示すように、その全閉位置Sから全開位置Fへ向かう方向を開方向とし、全開位置Fから全閉位置Sへ向かう方向を閉方向とする。
スロットルシャフト9の他端に設けられたオープナ機構11は、エンジンが停止されるモータ5の非通電時に、スロットルバルブ4を所定のオープナ開度位置N(図3参照)に保持するためのオープナレバー21を備えている。オープナレバー21には、リターンスプリング22の一端が接続され、スプリング22の他端はスロットルボディ3に固定されている。リターンスプリング22はオープナレバー21を介してスロットルバルブ4を閉方向へ付勢するものである。オープナレバー21は所定の回動位置で全開ストッパ23に係合して停止するようになっている。
スロットルボディ3には、スロットルバルブ4を全閉位置S(図3参照)に保持するための全閉ストッパ24が設けられている。オープナレバー21には、オープナスプリング25の一端が接続されている。オープナスプリング25の他端は、スロットルシャフト9に接続されている。オープナスプリング25は、スロットルバルブ4を開方向へ付勢するものである。これらオープナレバー21、リターンスプリング22、全開ストッパ23、全閉ストッパ24、およびオープナスプリング25等によりオープナ機構11が構成されている。
ここで、スロットルバルブ4をオープナ開度位置Nから全開位置Fへ開くには、モータ5の駆動力がリターンスプリング21の付勢力に抗してスロットルシャフト9に与えられ、オープナレバー21が全開ストッパ23に係合するまでスロットルシャフト9が回動される。一方、スロットルバルブ4をオープナ開度位置Nから全閉位置Sまで閉じるには、モータ5の駆動力がオープナスプリング25の付勢力に抗してスロットルシャフト9に与えられ、スロットルシャフト9が全閉ストッパ24に係合するまで回動される。
そして、エンジン運転時には、モータ5がアクセルペダル7の操作に基づいてECU2により制御されることにより、スロットルバルブ4が所定の目標開度に開かれる。このとき、スロットルバルブ4の開度は、アクセルペダル7の操作量に応じて、図3に示すように全閉位置Sから全開位置Fまでの間の作動範囲内の中で決定される。全開位置Fでは、オープナレバー21が全開ストッパ23に係合することから、ボア3aが最大限に開けられた状態でスロットルバルブ4が保持される。一方、全閉位置Sでは、スロットルシャフト9が全閉ストッパ24に係合することから、ボア3aが最大限に閉じられた状態でスロットルバルブ4が保持される。この状態を検知するのが、後述する突き当たり判定である。
この突き当たり判定や、制御開度下限値である下限ガード値の更新などの他、電子スロットル1を統括的に制御するECU2は、図1に示すように、マイクロコンピュータ(マイコン)15、入力回路16a,16b、A/Dコンバータ17a,17b、および駆動回路18を備えている。マイコン15は、電子スロットル1の制御を司るものであり、本発明の突き当たり判定手段に相当する。マイコン15は、周知のように中央処理装置(CPU)、読み出し書き換えメモリ(RAM)及び読み出し専用メモリ(ROM)等を備えるものである。ROMには、電子スロットル1に関する制御プログラム、突き当たり判定プログラム、および下限ガード値の更新プログラムなどが記憶されている。
入力回路16a,16bは、入力される信号からノイズを除去するためのものである。A/Dコンバータ17a,17bは、アナログ信号をデジタル信号に変換するためものである。駆動回路18は、マイコン15からの出力信号に応じた駆動電流をモータ5へ流すためものである。
そして図1に示すように、スロットルセンサ6から出力される実開度VTAに関するアナログ信号は、入力回路16aを通りA/Dコンバータ17aにてデジタル信号に変換されてからマイコン15に入力されるようになっている。アクセルセンサ8から出力される目標開度RTAに関するアナログ信号も同様に、入力回路16bを通りA/Dコンバータ17bにてデジタル信号に変換されてからマイコン15に入力されるようになっている。
マイコン15は、実開度VTA及び目標開度RTAに関する入力信号をPID制御の手法に従い処理することによりモータ5を制御するようになっている。すなわち、マイコン15は、入力信号から目標開度RTAに対する実開度VTAの開度偏差ERを算出し、その開度偏差ERの値に基づいて所定の計算式に従いPID制御量VPIDを算出する。そして、マイコン15は、その制御量VPIDの値に応じた駆動電流としてのデューティー比DUTYを駆動回路18を通じてモータ5へ出力する。これにより、モータ5の駆動量を制御してスロットルバルブ4の実開度VTAが目標開度RTAに一致するように制御されるようになっている。
続いて、本実施の形態に係る電子スロットル制御装置において、所望のアイドル回転数を維持するために実施されるISC下限ガード値の更新処理について、図4を参照しながら説明する。図4は、ISC下限ガード値更新処理の内容を示すフローチャートである。
ISC下限ガード値の更新処理においては、まず、マイコン15により、ISC制御中であるか否かが判断される(S1)。具体的には、スロットルセンサ6で検出される実開度VTAに基づきISC制御中であるか否かが判断される。本実施の形態では、実開度VTAが3deg以下であるか否かを判断している。
そして、ISC制御中である場合には(S1:YES)、スロットルシャフト9が全閉ストッパ24に係合したか否かの突き当たり判定が実施される(S2)。つまり、マイコン15が本発明の「突き当たり判定手段」に相当する。なお、突き当たり判定は、公知の方法により行えばよい。
S2の処理において、マイコン15により、突き当たり有り、つまりスロットルシャフト9が全閉ストッパ24に係合していると判定された場合には(S2:YES)、そのときの実開度VTA(実際の全閉開度)とISC学習開度(制御基準開度)との開度差が所定値以下であるか否かが判断される(S3)。つまり、マイコン15が本発明の「開度差判定手段」に相当する。なお、本実施の形態では、所定値は2(deg)に設定されている。
S3の処理において、マイコン15により、突き当たり時の実開度VTAとISC学習開度との開度差が所定値(本実施の形態では2(deg))以下であると判断されると(S3:YES)、ISC下限ガード値が実際の全閉開度(突き当たり時の実開度VTA)に更新される(S4)。つまり、マイコン15が本発明の「下限値更新手段」に相当する。このS4の処理により、ISC下限ガード値が開方向へ更新される。このとき、ISC学習開度は変更されない。
一方、マイコン15により、突き当たり時の実開度VTAとISC学習開度との差が所定値以下でないと判断された場合には(S3:NO)、ISC下限ガード値は更新されずにこの処理ルーチンは終了する。
これにより、組付ばらつきやスロットルセンサ6の温度特性などにより、ISC学習開度が実際の全閉開度(突き当たり時の実開度VTA)よりも小さくなった場合に、スロットルシャフト9が全閉ストッパ24に係合していると判定されると、突き当たり時の実開度VTAとISC学習開度との開度差が所定値以下であるときに限り、ISC下限ガード値が実際の全閉開度に更新される。このとき、スロットルシャフト9が全閉ストッパ24に係合しているが、従来の電子スロットル制御装置のように、ISC学習開度は変更(更新)されないため、ISC学習開度に基づいて算出される目標開度RTAは変化せず、スロットルバルブ4の開度がISC下限ガード値となるから、アイドル回転数が上昇することが防止される。
このとき、ISC下限ガード値は開方向へ更新されるが、上記の開度差が所定値より大きい場合にはISC下限ガード値の更新が禁止されるため、更新されるISC下限ガード値に上限が設けられている。従って、更新されたISC下限ガード値が、ISC学習開度に基づいて算出される目標開度RTAに比べて大きくなりすぎることが防止される。よって、ISC下限ガード値の更新によってアイドル回転数が上昇してしまうことを確実に防止することができる。
一方、S2の処理において、マイコン15により、突き当たり無し、つまりスロットルシャフト9が全閉ストッパ24に係合していないと判定された場合には(S2:NO)、続いて、目標開度RTAとISC下限ガード値との大小比較が行われる(S5)。つまり、マイコン15が本発明の「開度比較手段」に相当する。
このとき、目標開度RTAがISC下限ガード値以下である場合には(S5:YES)、スロットルバルブ4が閉方向へ制御中であるか否かが判断される(S6)。この閉方向への制御中である否かの判断は、例えば、スロットルバルブ4の開度変化率に基づいて行えばよい。
逆に、目標開度RTAがISC下限ガード値よりも大きい場合には(S5:NO)、ISC下限ガード値によってアイドル回転数が目標回転数まで下がるため、ISC下限ガードを更新することなく、この処理ルーチンは終了する。これにより、ISC下限ガードの不要な更新を行わないようにすることができる。
そして、S6の処理において、マイコン15により、スロットルバルブ4が閉方向へ制御されていると判断された場合に(S6:YES)、ISC下限ガード値が目標開度に更新される。このとき、本実施の形態では、ISC下限ガード値を目標開度に更新する際に、その更新を所定速度で徐変して行う。具体的には、0.03degずつ更新していく。
これにより、組付ばらつきやスロットルセンサ6の温度特性などにより、ISC学習開度が実際の全閉開度よりも大きくなっている場合に、目標開度RTAがISC下限ガード値よりも小さいときに限り、ISC下限ガード値が目標開度RTAに更新される。従って、ISC下限ガード値が目標開度RTAと等しくなるので、ISC下限ガード値によって目標開度RTAまでスロットルバルブ4を閉じることができないという事態を回避することができる。よって、アイドル回転数を目標回転数まで下げることができる。
さらに、本実施の形態では、ISC下限ガード値の更新を所定速度で徐変して行うため、スロットルバルブ4が急激に閉じられないため、全閉ストッパ24にスロットルシャフト9が係合する(突き当たる)ような場合であっても、スロットルギヤ等の損傷を確実に防止することができる。
なお、スロットルバルブ4が開方向へ制御されていると判断された場合には(S6:NO)、もはやISC下限ガード値を閉方向へ更新する必要がないので、この処理ルーチンは終了する。
ここで、上記した下限ガード値更新処理時における各種制御開度の変化について、図5および図6を参照しながら説明する。図5は、ISC学習開度が実際の全閉開度よりも大きくなった場合の下限ガード値更新処理時における各種制御開度の変化を示すタイミングチャートである。図6は、ISC学習開度が実際の全閉開度よりも小さくなった場合の下限ガード値更新処理時における各種制御開度の変化を示すタイミングチャートである。
まず、ISC学習開度が実際の全閉開度よりも大きくなった場合について、図5を参照しながら説明する。時刻t0においてエンジンが始動されてISC制御が実施されると、目標開度RTAが目標アイドル開度となるように徐々に小さくされていき、これに追従するようにしてスロットルバルブ4の実開度VTAが小さくなっていく。つまり、アイドル回転数を所望の目標回転数にするための制御が実施される。そして、ISC制御中の時刻t1において、実開度VTAが実際の全閉開度となる。つまり、スロットルシャフト9が全閉ストッパ24に係合する。
ここで、従来の電子スロットル制御装置であれば、時刻t1において、ISC学習開度が実際の全閉開度に変更(更新)される。これに伴って目標開度RTAも変更される。そして、このとき図5に示すように、目標開度RTAが開方向へ変更されるため、実開度VTAも大きくなり、アイドル回転数が上昇してしまう。
これに対して、本実施の形態では、時刻t1において、ISC学習開度は変更されずに、ISC下限ガード値が実際の全閉開度に更新される。これにより、図5から明らかなように、実開度VTAが従来技術のように大きくなることはなく、目標アイドル開度とほぼ同じに(若干大きく)なる。従って、アイドル回転数が上昇するような事態が確実に回避され、アイドル回転数を所望の目標回転数付近に維持することができる。
次に、ISC学習開度が実際の全閉開度よりも小さくなった場合について、図6を参照しながら説明する。時刻t0においてエンジンが始動されてISC制御が実施されると、目標開度RTAが目標アイドル開度となるように徐々に小さくされていき、これに追従するようにしてスロットルバルブ4の実開度VTAが小さくなっていく。つまり、アイドル回転数を所望の目標回転数にするための制御が実施される。そして、ISC制御中の時刻t2において、目標開度RTAがISC下限ガード値となる。
ここで、従来の電子スロットル制御装置であれば、時刻t2以降においては、下限ガード値によってスロットルバルブ4の開度をここからさらに小さくすることができなかった。このため、スロットルバルブ4の実開度VTAが、目標アイドル開度よりも大きいISC下限ガード値となるため、アイドル回転数が所望の目標回転数まで下がらなかった。
これに対して、本実施の形態では、時刻t2以降においては、ISC下限ガード値が目標開度RTAよりも大きくなるため、ISC下限ガード値が目標開度RTAとなるように徐々に更新されていく。そして、最終的に時刻t3において、ISC下限ガード値が目標アイドル開度に更新される。これにより、図6から明らかなように、実開度VTAが従来技術のように目標アイドル開度よりも大きくなることはなく、目標アイドル開度と同じになる。従って、アイドル回転数が下がらないような事態が確実に回避され、アイドル回転数を所望の目標回転数に維持することができる。
以上、詳細に説明した通り本実施の形態では、組付ばらつきやスロットルセンサ6の温度特性などにより、ISC学習開度が実際の全閉開度(突き当たり時の実開度VTA)よりも小さくなった場合に、マイコン15によって、スロットルシャフト9が全閉ストッパ24に係合していると判定されると、突き当たり時の実開度VTAとISC学習開度との開度差が所定値以下であるときに限り、ISC下限ガード値が実際の全閉開度に更新される。このとき、ISC学習開度が変更(更新)されないため、ISC学習開度に基づいて算出される目標開度RTAが変化せず、スロットルバルブ4の開度がISC下限ガード値となり、アイドル回転数が上昇することを防止することができる。
また、組付ばらつきやスロットルセンサ6の温度特性などにより、ISC学習開度が実際の全閉開度よりも大きくなっている場合に、マイコン15によって、目標開度RTAがISC下限ガード値よりも小さいと判定されたときに限り、ISC下限ガード値が目標開度RTAに更新される。従って、ISC下限ガード値が目標開度RTAと等しくなるので、ISC下限ガード値によって目標開度RTAまでスロットルバルブ4を閉じることができないという事態を回避することができる。よって、アイドル回転数を目標回転数まで下げることができる。さらに、このときのISC下限ガード値の更新を所定速度で徐変して行うため、スロットルバルブ4が急激に閉じられないため、全閉ストッパ24にスロットルシャフト9が係合する(突き当たる)場合であっても、スロットルギヤ等の損傷を確実に防止することができる。
なお、上記した実施の形態は単なる例示にすぎず、本発明を何ら限定するものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることはもちろんである。例えば、上記した実施形態では、樹脂製のスロットルギヤを使用しているので、突き当たり判定されたときにスロットルギヤがしなり、突き当たり判定時に実開度が実際の全閉開度よりも小さくなっていることもあり得る。このため、樹脂製のスロットルギヤを使用している場合には、スロットルギヤのしなり分を考慮(補正)した上でISC下限ガード値を更新するようにしてもよい。
また、上記した実施形態において呈示した具体的な数値は単なる例示であることは言うまでもない。
電子スロットル制御装置を示す概略構成図である。 電子スロットルを示す概念構成図である。 スロットルバルブの動作を示す説明図である。 ISC下限ガード値更新処理の内容を示すフローチャートである。 ISC学習開度が実際の全閉開度よりも大きくなった場合の下限ガード値更新処理時における各種制御開度の変化を示すタイミングチャートである。 ISC学習開度が実際の全閉開度よりも小さくなった場合の下限ガード値更新処理時における各種制御開度の変化を示すタイミングチャートである。
符号の説明
1 電子スロットル
2 電子制御装置(ECU)
3 吸気通路
4 スロットルバルブ
5 モータ
6 スロットルセンサ
7 アクセルペダル
8 アクセルセンサ
9 スロットルシャフト
10 減速装置
11 オープナ機構
12 ギア
15 マイクロコンピュータ
16 入力回路
17 A/Dコンバータ
18 駆動回路
21 オープナレバー
22 リターンスプリング
23 全開ストッパ
24 全閉ストッパ
25 オープナスプリング

Claims (4)

  1. モータにより開閉駆動されるスロットルバルブと、スロットルバルブの実開度を検出するスロットルセンサとを備え、学習した制御基準開度に基づいて、スロットルセンサにより検出されるスロットルバルブの実開度が目標開度となるように、モータを駆動して制御する電子スロットル制御装置において、
    スロットルバルブの全閉ストッパへの突き当たりを判定する突き当たり判定手段と、
    前記突き当たり判定手段の判定結果に基づいて、スロットルバルブの制御開度下限値を更新する下限値更新手段とを有し、
    前記下限値更新手段は、
    前記突き当たり判定手段によってスロットルバルブが全閉ストッパに突き当たっていないと判定された場合、前記制御開度下限値を前記目標開度に更新し、
    前記突き当たり判定手段によってスロットルバルブが全閉ストッパに突き当たっていると判定された場合には、前記制御開度下限値をそのときに前記スロットルセンサにより検出される開度に更新することを特徴とする電子スロットル制御装置。
  2. 請求項1に記載する電子スロットル制御装置において、
    前記突き当たり判定手段によりスロットルバルブが全閉ストッパへ突き当たっていないと判定された場合に、前記制御開度下限値と前記目標開度との大小比較を行う開度比較手段をさらに有し、
    前記下限値更新手段は、前記開度比較手段によって前記目標開度が前記制御開度下限値よりも小さいと判定された場合に、前記制御開度下限値を更新することを特徴とする電子スロットル制御装置。
  3. 請求項2に記載する電子スロットル制御装置において、
    前記下限値更新手段は、前記制御開度下限値の更新を所定速度で徐変して行うことを特徴とする電子スロットル制御装置。
  4. 請求項1に記載する電子スロットル制御装置において、
    前記突き当たり判定手段によりスロットルバルブが全閉ストッパへ突き当たっていると判定された場合に、スロットルバルブが全閉ストッパに突き当たったときの開度と前記制御基準開度との開度差が所定開度以下であるか否かを判定する開度差判定手段をさらに有し、
    前記下限値更新手段は、前記判定手段によって前記開度差が所定値以下である判定された場合に、前記制御開度下限値を更新することを特徴とする電子スロットル制御装置。
JP2006272549A 2006-10-04 2006-10-04 電子スロットル制御装置 Active JP4704992B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006272549A JP4704992B2 (ja) 2006-10-04 2006-10-04 電子スロットル制御装置
US11/905,088 US7418944B2 (en) 2006-10-04 2007-09-27 Electronic throttle control apparatus
DE102007047177A DE102007047177B4 (de) 2006-10-04 2007-10-04 Elektronische Drosselsteuervorrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006272549A JP4704992B2 (ja) 2006-10-04 2006-10-04 電子スロットル制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008088925A true JP2008088925A (ja) 2008-04-17
JP4704992B2 JP4704992B2 (ja) 2011-06-22

Family

ID=39373321

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006272549A Active JP4704992B2 (ja) 2006-10-04 2006-10-04 電子スロットル制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4704992B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2290208A1 (en) 2009-08-28 2011-03-02 Honda Motor Co., Ltd. Electronic throttle control at idle speed
JP2014190173A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Nissan Motor Co Ltd エンジンの制御装置
DE102021114510A1 (de) 2020-06-12 2021-12-16 Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha Brennstoffzellensystem und steuerungsverfahren dafür

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05332191A (ja) * 1992-06-01 1993-12-14 Nippondenso Co Ltd スロットル基準開度検出装置
JPH10176550A (ja) * 1996-12-19 1998-06-30 Toyota Motor Corp スロットル制御装置
JP2000073784A (ja) * 1998-08-31 2000-03-07 Hitachi Ltd 自動車のスロットル制御装置
JP2003138971A (ja) * 2001-11-05 2003-05-14 Denso Corp 内燃機関のスロットル制御装置
JP2005171915A (ja) * 2003-12-12 2005-06-30 Denso Corp 電子スロットル制御装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05332191A (ja) * 1992-06-01 1993-12-14 Nippondenso Co Ltd スロットル基準開度検出装置
JPH10176550A (ja) * 1996-12-19 1998-06-30 Toyota Motor Corp スロットル制御装置
JP2000073784A (ja) * 1998-08-31 2000-03-07 Hitachi Ltd 自動車のスロットル制御装置
JP2003138971A (ja) * 2001-11-05 2003-05-14 Denso Corp 内燃機関のスロットル制御装置
JP2005171915A (ja) * 2003-12-12 2005-06-30 Denso Corp 電子スロットル制御装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2290208A1 (en) 2009-08-28 2011-03-02 Honda Motor Co., Ltd. Electronic throttle control at idle speed
US8434453B2 (en) 2009-08-28 2013-05-07 Honda Motor Co., Ltd. Electronic throttle control system and method
JP2014190173A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Nissan Motor Co Ltd エンジンの制御装置
DE102021114510A1 (de) 2020-06-12 2021-12-16 Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha Brennstoffzellensystem und steuerungsverfahren dafür
US11476481B2 (en) 2020-06-12 2022-10-18 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fuel cell system and control method of the same

Also Published As

Publication number Publication date
JP4704992B2 (ja) 2011-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7325533B2 (en) Leisure vehicle with an electronic throttle control system
JP4889474B2 (ja) 内燃機関の可変動弁制御装置
US7228842B2 (en) Electronic throttle control apparatus for internal combustion engine
JP2006220077A (ja) 可変動弁機構の制御装置
JP4551335B2 (ja) 可動部材の基準位置学習装置
JP4710738B2 (ja) 内燃機関の吸気流動制御弁の開度検出装置
JP4773383B2 (ja) エンジンの制御装置及びエンジン調整用外部機器
US7418944B2 (en) Electronic throttle control apparatus
JP4704992B2 (ja) 電子スロットル制御装置
US8612116B2 (en) Throttle control system
JP5160382B2 (ja) 電子スロットル弁制御装置
JP4688924B2 (ja) 内燃機関のスロットル制御装置
JP4478179B2 (ja) 内燃機関の吸気弁の基準位置を学習するための装置
EP2290208A1 (en) Electronic throttle control at idle speed
JP4723448B2 (ja) 電子スロットル制御装置
JP2005171915A (ja) 電子スロットル制御装置
JP4383369B2 (ja) 電制スロットル装置
JP5112262B2 (ja) 電子スロットル弁制御装置
JP2007198236A (ja) 可動部材の基準位置学習装置
JP4764186B2 (ja) 可動部材の基準位置学習装置
JP2016166577A (ja) スロットル弁の制御装置
JP4488423B2 (ja) 電子制御スロットル装置の制御装置
JP2006161762A (ja) 内燃機関の制御装置
JP6482904B2 (ja) スロットル弁の制御装置
JP3461085B2 (ja) スロットルバルブの基準位置学習方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090319

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100803

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100930

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110308

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110310

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4704992

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250