JP2008086740A

JP2008086740A - 天ぷら火災防止鍋

Info

Publication number: JP2008086740A
Application number: JP2006305968A
Authority: JP
Inventors: Masuo Maruyama; 益雄丸山
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2006-10-02
Filing date: 2006-10-02
Publication date: 2008-04-17

Abstract

【課題】住宅のコンロ上で天ぷら鍋が加熱オーバで発火しても、人手の消火行動によらなくとも、自動的に火災を防止消火する、天ぷら火災防止鍋を提供する。
【解決手段】鍋と蓋を安全な連結構造に設け、万一鍋が発火すると、蓋が安全に速みやかに閉まり、空気酸素を遮断、消火するよう単純な仕掛けの輪ゴムで蓋を、セットし住宅火災を防止することを目的に構成した特徴のある、簡単で安全な家庭用の、天ぷら火災防止鍋。
【選択図】図４

Description

本発明は、建物住宅火災で最も数多い、コンロ上の天ぷら火災を防止するために、加熱オーバによる発火時に、人手によらず鍋の蓋が安全に閉まり、空気酸素を遮断し消火する、天ぷら火災防止鍋に関するものである。

従来は加熱オーバによる発火を、自動消火する構造の天ぷら鍋がなく発火に慌て動転し誤った消火方による住宅火災と事故が多発していた。日頃注意深い人でも急を要す出来事で、不意に場を離れた一寸の油断が原因の、コンロ火災を安全に防止する、軽便な天ぷら火災防止鍋がなかった。

そのため次のような問題点があった。
家庭で愛妻料理の揚げたての天ぷらを食卓で楽しみたくとも、火災の心配不安の理由からも、スーパーなどの揚げ物を買う回数が多く成って、日本の食文化、伝統料理の天ぷらを、主婦が家庭で揚げる者が減ったのである。
本発明は以上の問題点を解決しようとするものである。

鍋に蓋をしては天ぷらを揚げられなかったものを、安全な連結構造に設け、単純な仕掛けの輪ゴムのセットで、発火すると火熱で輪ゴムが融け蓋が安全に閉まり空気酸素を遮断消火、密封状態の内部圧力は、輪ゴム通し穴兼消火時圧力抜き（７）から放出されて爆発、発火の心配がない。
以上を特徴とする、天ぷら火災防止鍋である。

万一の加熱オーバによる発火の恐怖心がある主婦は、天ぷらを高温でカラット良く揚げられなかった心配性の多くの人が、鍋と蓋が安全な連結構造で、万一不意にその場を離れた時に発火しても、自動消火する安心感から、若い主婦も家庭料理を、好んで楽しむようになる。

発明を実施するための形態

以下本発明の実施の形態について説明する。
（イ）天ぷら鍋（１）と安全鍋蓋（２）を変形蝶番（９）の金具で連結止めにする。
（ロ）安全鍋蓋吊り手（３）は輪ゴム掛けＡ（６）を設け、天ぷら鍋（１）の両側面に止め金具（４）を設けて、かしめボルト（４）−２で接続する。
（ハ）安全鍋蓋（２）に、輪ゴム通し穴兼、消火時圧力抜き（７）を設ける。
（ニ）安全鍋蓋（２）の裏面に、輪ゴム掛けＢ（６）−２を設ける。
表面に、鍋蓋取っ手（５）を設ける。
本発明は以上のような構成から成り、使用する時は、
天ぷら鍋（１）に、天ぷら油を適量入れ、安全鍋蓋（２）を５０度〜６０度位の角度に持ち上げ、輪ゴム掛けＡ（６）と輪ゴム掛けＢ（６）−２を輪ゴムで掛け合わせつるす。万一加熱オーバで発火すると、火熱には弱い輪ゴムが溶けて速やかに安全鍋蓋が鍋に納まり、空気酸素を遮断消火するので、発火に気づいても慌てて消火行動することもなく安全に消火するので危険が伴わない。密封状態の内部圧力は、輪ゴム通し穴兼消火時圧力抜き（７）から放出されるので爆発発火の心配はない。
コンロの火を消して油熱温度が下がるまで鍋蓋を開けないこと。

本発明の斜視図本発明の平面図本発明の側面図本発明の展開を示す斜視図本発明の安全鍋蓋の裏側を示す斜視図本発明の下方部を示す斜視図本発明の分離品を示す斜視図本発明の分離品を示す斜視図本発明の分離品を示す斜視図本発明の分離品を示す斜視図本発明の分離品を示す斜視図本発明の分離品を示す斜視図本発明の分離品を示す斜視図

符号の説明

１天ぷら鍋
２安全鍋蓋
３安全鍋蓋吊り手
４止め金具４−２かしめボルト
５鍋蓋取っ手
６輪ゴム掛けＡ６−２輪ゴム掛けＢ
７輪ゴム通し穴兼消火時圧力抜き
８変形蝶番

Claims

家庭のコンロの上で天ぷらを揚げる、鍋と蓋を安全な連結構造に設け、加熱オーバによる発火火災を空気遮断方式で自動的に安全に消火することを特徴とする、天ぷら火災防止鍋。