JP2008086526A - オートクレーブ滅菌方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明のオートクレーブ滅菌方法は、内視鏡100を、滅菌槽内で高温高圧水蒸気により滅菌する第1の工程と、内視鏡100を常温まで冷却する第2の工程とを有し、前記第2の工程において、例えば、内視鏡100から露出した光源用コネクタ(金属部分)181を、断熱性を有する光源用コネクタキャップ(カバー部材)17で被覆した状態で、内視鏡100を冷却することにより、光源用コネクタ181の冷却速度が遅くなるよう構成した。
【選択図】図6
Description
(1) 高温高圧水蒸気を用いて内視鏡を滅菌するオートクレーブ滅菌方法であって、
前記内視鏡を、滅菌槽内で高温高圧水蒸気により滅菌する第1の工程と、
前記内視鏡を常温まで冷却する第2の工程とを有し、
前記第2の工程において、前記内視鏡から露出した金属部分を、断熱性を有するカバー部材で被覆した状態で、前記内視鏡を冷却することにより、前記金属部分の冷却速度が遅くなるよう構成したことを特徴とするオートクレーブ滅菌方法。
前記金属部分の冷却速度を、前記他の部分の冷却速度に近づくように遅くする上記(1)ないし(5)のいずれかに記載のオートクレーブ滅菌方法。
これにより、光源用コネクタの冷却速度を確実に遅くすることができる。
前記第1の工程に先立って、前記光源用コネクタおよび前記画像信号用コネクタに、それぞれ、前記第1のキャップおよび第2のキャップを装着する上記(8)に記載のオートクレーブ滅菌方法。
これにより、光源用コネクタの冷却速度を確実に遅くすることができる。
これにより、これらキャップを1つのキャップとして管理することができる。
前記カバー部材は、前記支持台に設けられ、前記内視鏡を前記支持台に載置した状態で、前記光源用コネクタの周囲を囲むコネクタ被包部である上記(2)ないし(7)のいずれかに記載のオートクレーブ滅菌方法。
これにより、光源用コネクタの冷却速度を確実に遅くすることができる。
まず、本発明のオートクレーブ滅菌方法により滅菌が施される内視鏡(電子内視鏡)の一例について説明する。
<<第1実施形態>>
まず、第1実施形態で用いるオートクレーブ装置の一例について説明する。
まず、滅菌の対象である内視鏡100の光源用コネクタ181に、光源用コネクタキャップ17を被せる。
次に、支持台9上に内視鏡100を載置し、滅菌槽2内を密閉状態とした後、操作者はオートクレーブ装置の図示しないフロントパネルに設けられたスタートボタンを押す。スタートボタンを押すと、オートクレーブ装置1の作動が開始され、まず、滅菌槽2内の気滞を排気して減圧する。すなわち、吸引ポンプ31を作動するとともに、第1電磁弁11を開状態、第2電磁弁12、第3電磁弁13および第4電磁弁14を閉状態とする。
次に、滅菌槽2内に充填された水蒸気を排気するとともに、内視鏡100を乾燥させる。
次に、内視鏡100の温度が外気の温度(常温)とほぼ等しくなるまで冷却(放冷)する。
以上の工程を経ることによりオートクレーブ滅菌が完了する。
次に、オートクレーブ滅菌方法の第2実施形態について説明する。
次に、オートクレーブ滅菌方法の第3実施形態について説明する。
(実施例1)
図1に示すような内視鏡を用意し、この内視鏡の光源用コネクタに図6に示すようなフッ素ゴム製の光源用コネクタキャップを装着した。
以上の工程により、内視鏡を滅菌した。
内視鏡の光源用コネクタに光源用コネクタキャップを装着せず、図9(a)に示すようなシリコンゴム製のコネクタ被包部を有する支持台を備えたオートクレーブ装置を用いる以外は、前記実施例1と同様にして内視鏡を滅菌した。
内視鏡の光源用コネクタに光源用コネクタキャップを装着せず、図9(b)に示すようなシリコンゴム製のコネクタ被包部を有する支持台を備えたオートクレーブ装置を用いる以外は、前記実施例1と同様にして内視鏡を滅菌した。
内視鏡の光源用コネクタに、ライトガイド接続筒キャップを装着しない以外は、前記実施例1と同様にして内視鏡を滅菌した。
各実施例および比較例について、オートクレーブ滅菌前およびオートクレーブ滅菌後の内視鏡の照明光の入射率を評価した。
110 逆止弁
120 挿入部可撓管
121 可撓管部
122 湾曲部
160 操作部
161 第1操作ノブ
162 第2操作ノブ
163 第1ロックレバー
164 第2ロックレバー
165 制御ボタン
166 吸引ボタン
167 送気・送液ボタン
170 接続部可撓管
180 光源差込部
181 光源用コネクタ
181’ 第1の凹部
182 画像信号用コネクタ
182’ 第2の凹部
183 ライトガイド接続筒
184 ライトガイド
185 集光レンズ
186 ロッドレンズ
1 オートクレーブ装置
2 滅菌槽
3 滅菌槽内減圧手段
31 吸引ポンプ
4 水蒸気供給手段
41 蒸気発生部
42 給蒸流路
6 圧力センサ
7 制御手段
81 槽内排気流路
82 管路
83 槽内給気流路
84 排蒸流路
9 支持台
91 底部
92 外壁部材
93、93 突出部
94、94 脚部
95 コネクタ被包部
951 枠体
952 蓋体
953 ヒンジ部
954 係合部
955 第1の断熱部材
956 第1の被覆部
957 第2の断熱部材
958 第2の被覆部
959 凸部
11 第1電磁弁
12 第2電磁弁
13 第3電磁弁
14 第4電磁弁
17 光源用コネクタキャップ
18 光源・画像信号用コネクタキャップ
Claims (12)
- 高温高圧水蒸気を用いて内視鏡を滅菌するオートクレーブ滅菌方法であって、
前記内視鏡を、滅菌槽内で高温高圧水蒸気により滅菌する第1の工程と、
前記内視鏡を常温まで冷却する第2の工程とを有し、
前記第2の工程において、前記内視鏡から露出した金属部分を、断熱性を有するカバー部材で被覆した状態で、前記内視鏡を冷却することにより、前記金属部分の冷却速度が遅くなるよう構成したことを特徴とするオートクレーブ滅菌方法。 - 前記金属部分は、被写体を照明する照明光の光源を備える光源装置への差込部分である光源差込部が有する光源用コネクタである請求項1に記載のオートクレーブ滅菌方法。
- 前記光源用コネクタの外表面を構成する金属材料は、主として銅合金、アルミニウム合金またはステンレス鋼で構成される請求項1または2に記載のオートクレーブ滅菌方法。
- 前記カバー部材は、その熱伝導率が前記金属部分の熱伝導率よりも小さい材料で構成される請求項1ないし3のいずれかに記載のオートクレーブ滅菌方法。
- 前記カバー部材は、主として樹脂材料で構成される請求項4に記載のオートクレーブ滅菌方法。
- 前記金属部分が露出しない他の部分は、前記金属部分よりも熱伝導率の小さい材料で構成され、
前記金属部分の冷却速度を、前記他の部分の冷却速度に近づくように遅くする請求項1ないし5のいずれかに記載のオートクレーブ滅菌方法。 - 前記他の部材は、前記内視鏡から露出する部分が主として樹脂材料で構成される請求項6に記載の内視鏡。
- 前記カバー部材は、前記光源用コネクタに装着する第1のキャップである請求項2ないし7のいずれかに記載のオートクレーブ滅菌方法。
- 前記内視鏡は、内部に電気接点が配設された画像信号用コネクタを有し、
前記第1の工程に先立って、前記光源用コネクタおよび前記画像信号用コネクタに、それぞれ、前記第1のキャップおよび第2のキャップを装着する請求項8に記載のオートクレーブ滅菌方法。 - 前記第2のキャップは、防水性を有する請求項9に記載のオートクレーブ滅菌方法。
- 前記第1のキャップと前記第2のキャップとは、一体的に形成されている請求項9または10に記載のオートクレーブ滅菌方法。
- 前記滅菌槽は、その内部に前記内視鏡が載置される支持台を備え、
前記カバー部材は、前記支持台に設けられ、前記内視鏡を前記支持台に載置した状態で、前記光源用コネクタの周囲を囲むコネクタ被包部である請求項2ないし7のいずれかに記載のオートクレーブ滅菌方法。
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2006
- 2006-09-29 JP JP2006270082A patent/JP2008086526A/ja not_active Withdrawn
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