JP2010104391A - 蛍光観察用プローブ - Google Patents

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Abstract

【課題】小型かつ簡素な構成で、汎用の電子スコープでの蛍光観察を可能にする蛍光観察用プローブを提供する。
【解決手段】蛍光観察用プローブ20は、電子スコープの鉗子口から挿入され該電子スコープの先端から突出され、励起光を生成する光源22と、励起光をカットする励起光フィルタ26を備えた可動フィルタ部Fを有し、可動フィルタ部Fは、電子スコープの先端に備えられた撮像部を覆うように、可動フィルタ部に接続されたワイヤー24によって操作される。
【選択図】図2

Description

本発明は、生体の自家蛍光を観察するために用いられる蛍光観察用プローブに関する。
近年、蛍光を発生する物質(蛍光染料など)を生体に塗布し、励起光による該蛍光物質の励起により生じる蛍光を観察するために、励起された蛍光を2次元画像として検出し、その蛍光画像から生体組織の変性や癌等の疾患状態を診断することが可能な蛍光観察用内視鏡が広く知られている。また、特許文献1には、被写体に白色光を照射して得られる通常光画像と、励起光を照射して得られる蛍光画像の双方を観察できる電子内視鏡装置が開示されている。特許文献1に記載される電子内視鏡装置は、蛍光画像および通常画像を撮像可能な電子スコープ、ならびに白色光および励起光の両方を提供し得る光源および蛍光画像および通常画像を処理する画像処理部からなるプロセッサを備えている。特許文献1に記載される電子内視鏡装置では、プロセッサ内の光源を切り替えて撮影を行うことで、蛍光画像および通常画像の両方を取得する構成となっている。
しかしながら、特許文献1に記載の電子内視鏡装置では、プロセッサに通常観察用および蛍光観察用の光源および電源をそれぞれ備える必要があるため、装置の構造が複雑になり、かつ大型で高価なものになってしまうといった問題がある。また、大型化に伴う重量化により運搬および配置が困難となり、診察を行う場所が限定されてしまうという問題もあった。この問題を解決するために、例えば、特許文献2には、蛍光観察のための光源および電源を、プロセッサとは別の部材として備える内視鏡装置が記載されている。特許文献2に記載の内視鏡装置では、レーザー光源からのレーザー光を伝播するガイド部を電子スコープの鉗子チャンネルに挿入させて、体腔内へ励起光の照射を行ない、蛍光画像を取得する構成となっている。
特開2007−252688号公報 特開平10−151104号公報
ここで、特許文献1および2に記載のシステムで用いられる電子スコープには、撮像素子の近傍に励起光フィルタが備えられている。これは、蛍光観察時における励起光の反射光をカットし、自家蛍光のみを透過して撮像素子へ導くための光学素子である。そのため、プロセッサと別の部材としてレーザー光源を備えた特許文献2に記載のシステムにおいても、蛍光観察を行うためには、上記励起光フィルタを備える電子スコープを用いなければならない。すなわち、特許文献2に記載のシステムにおいても、励起光フィルタを備えていない既存の汎用電子スコープを用いて、蛍光観察を行なうことはできず、蛍光観察用の電子スコープを備えていない場所では診断ができないといった問題があった。
さらに、電子スコープに備えられた上記励起光フィルタは、白色光を用いた通常観察を行なう際に、撮像素子へ入射する光を不必要にカットしてしまう。通常、蛍光観察に用いられる励起光フィルタは、励起光の波長である400nm近傍(紫外線)の光をカットする。そのため、励起光フィルタを備える電子スコープを用いて通常画像の撮影を行った場合は、撮像素子に入射するべき光の一部がカットされてしまうことにより、画像の青色領域が弱くなってしまうといった問題もあった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、小型かつ簡素な構成で、汎用の電子内視鏡での蛍光観察を可能にする蛍光観察用プローブを提供することを目的とする。
上記の問題を解決するため、本発明により励起光を生成する光源と、励起光をカットする励起光フィルタを備えた可動フィルタ部と、可動フィルタ部を操作する操作部とを備えることを特徴とする蛍光観察用プローブが提供される。
また、上記蛍光観察用プローブは、電子スコープの鉗子口から挿入され、該電子スコープの先端から突出されるものであり、可動フィルタ部は、励起光フィルタが電子スコープの先端に備えられた撮像部を覆うように、操作部によって操作される。
上記のように構成することにより、蛍光観察用プローブを、単純な構成からなる小型の装置として実現することができる。また、蛍光観察用プローブ側に、可動な励起光フィルタを設け、電子スコープへ入射する反射光のカットを行うため、既存の電子スコープを蛍光観察に用いることが可能となる。
また、上記蛍光観察用プローブは、前記光源に電圧を供給する電源部をさらに備える構成としても良い。さらに、操作部は、可動フィルタ部に接続されたワイヤーによって可動部を操作する構成としても良い。
従って、本発明によれば、小型かつ簡素な構成で、汎用の電子スコープでの蛍光観察を可能にする蛍光観察用プローブを提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明に係る蛍光観察用プローブについて説明する。
図1は、本発明の蛍光観察用プローブを用いた電子内視鏡システム1の概略構成図である。電子内視鏡システム1は、電子スコープ10、プロセッサ100、モニタ150、蛍光観察用プローブ20、電源部200、および操作部250から構成される。
電子スコープ10は、体腔内に挿入される可撓性の挿入部可撓管を有している。また電子スコープ10の内部には、光の伝送路である光ファイバ束からなるライトガイド13が延在している。ライトガイド13の挿入部可撓管の先端側には伝送された光を外部(つまり体腔内)に照射するための配光レンズ14が設けられている。また、上記先端には配光レンズ14の他に、電子スコープ10の撮像部を構成する対物レンズ12およびCCD11が設けられている。また、電子スコープ10の術者により把持される把持部近傍には、処置具などを体腔内へ導入するための鉗子口15aが設けられており、鉗子口15aから挿入部可撓管の先端の鉗子口15bまで鉗子チャンネル16が延在している。
プロセッサ100は、光源部101、タイミングコントローラ102、システムコントローラ103および画像処理部104を備えている。タイミングコントローラ102やシステムコントローラ103は、プロセッサ100本体のみならず、電子スコープ10やモニタ150の駆動制御や同期を図るための回路部である。光源部101は、電子スコープ10による撮像時に体腔内を照明するための照明光を生成する。光源部101にて生成された照明光は、電子スコープ10のライトガイド13へ供給される。画像処理部104は、CCD11により撮像された体腔内の画像に関する信号(画像信号)を、電子スコープ10から受信し、所定の処理を施してモニタ150に出力する。
次に、本発明の特徴である蛍光観察用プローブ20について説明する。蛍光観察用プローブ20は、体腔内に挿入される可撓性の可撓管を有しており、体腔外に配置される電源部200および操作部250と接続される。図1に示すように、蛍光観察用プローブ20は、電子スコープ10の鉗子口15aから挿入され、鉗子チャンネル16を通って電子スコープ10の挿入部先端に設けられた鉗子口15bから突出される。
図2(a)は、蛍光観察用プローブ20の挿入部先端を挿入方向から見た図である。また、図2(b)は、蛍光観察用プローブ20の先端近傍を軸方向に切断した場合の断面図である。図2(b)に示されるように、蛍光観察用プローブ20の先端は、可撓管に接続された筒体29からなる。筒体29の内部には、カバーガラス21およびレーザー光源22が備えられている。カバーガラス21およびレーザー光源22は、筒体29の内周面に設けられた保持部によって所定の位置に配置される。レーザー光源22は、紫外線LEDなどで構成され、蛍光観察のための励起光を生成する光源である。レーザー光源22は、可撓管の内部を通る電源ケーブル23を介して電源部200に接続され、電源部200から供給される電圧によって発光する。また、カバーガラス21は、光学ガラスや石英などで形成され、レーザー光源22を保護するために筒体29を塞ぐように配置される。また、レーザー光源22からの励起光は、カバーガラス21を介して体腔内へ照射される。
蛍光観察用プローブ20の先端は、斜め方向に切断された形状となっており、その先端を覆うように可動フィルタFが取り付けられている。可動フィルタFは、シリコン樹脂またはフッ素樹脂などの人体に無害なプラスチック板で形成される。可動フィルタFは、図2(b)に示すように、筒体29によって保持される平面状の底面と、該底面から斜め方向へ折り曲げられたカバー面とからなる。このようにカバー面を斜め方向へ折り曲げて形成することにより、蛍光観察用プローブ20の径に対して、カバー面の高さ方向の距離を長く確保することができる。また、図2(a)に示すように、上記カバー面は蛍光観察用プローブ20の筒体29の断面形状に合わせた半円形状となっている。可動フィルタFのカバー面には、励起光フィルタ26および2箇所のワイヤー固定孔27a、27bが設けられている。励起光フィルタ26は、励起光の反射光をカットし、自家蛍光のみを透過する機能を有する光学素子である。また、ワイヤー固定孔27a、27bは、後述するワイヤー24を可動フィルタFに取り付けるために用いられる貫通孔である。さらに、可動フィルタFの底面からカバー面にかけての屈曲部は、弾性部材28で形成されている。
蛍光観察用プローブ20は、さらに操作部250から可動フィルタFのワイヤー固定孔27aおよび27bまでをつなぐワイヤー24を備えている。ワイヤー24は、生体に影響を与えないチタン合金などで形成され、先端付近が二股に分岐されてワイヤー24aおよび24bを構成するような形状を有している。そして、ワイヤー24は操作部250から、蛍光観察用プローブ20の可撓管の外周に設けられたワイヤーチャンネル25を通され、先端部へ導入される。そして、先端部に到達すると、筒体29に設けられたワイヤー孔25aおよび25bに、ワイヤー24から分岐したワイヤー24aおよび24bがそれぞれ通される。その後、ワイヤー24a、24bは、それぞれワイヤー固定孔27a、27bに通される。そして、ワイヤー固定孔27a、27bに通された状態で、ワイヤー24a、24bの先端にワイヤー固定孔27a、27bの径よりも大きい金具を取り付けることにより、ワイヤー24a、24bが可動フィルタFに固定される。
そして、ワイヤー24のもう一方の端部が取り付けられる操作部250によって、ワイヤー24を引っ張ることにより、可動フィルタFを動かすことができる。具体的には、ワイヤー24が操作部250側に引っ張られることで、蛍光観察用プローブ20の先端を覆っていたカバー面が、弾性部材28からなる屈曲部を軸として蛍光観察用プローブ20から離れる方向、すなわち図2(b)に示す矢印の方向へ動く。このとき、可動フィルタFの動きを規制するため、ワイヤー24の引っ張り量が操作部250によって制限されている。詳しくは、可動フィルタFのカバー面が最大で図2(b)の破線で示される位置にきたときに、それ以上ワイヤー24を引っ張ることができないようにストッパーなどが設けられる。そして、操作部250にて引っ張っていたワイヤー24を開放すると、弾性部材28の弾性により、可動フィルタFのカバー面が元の位置に戻される。また、蛍光観察用プローブ20の筒体29の先端には、可動フィルタFが元の位置に戻る際に、筒体29と接触することによる衝撃を吸収するために、軟質シリコン樹脂などで形成される緩衝部29aが設けられている。
次に、本発明の電子内視鏡システム1を用いた体腔内観察について図3を参照して説明する。図3は、電子内視鏡システム1における体腔内観察の流れを示すフローチャートである。電子内視鏡システム1における体腔内観察は、プロセッサ100の電源が投入されて開始される。そして、システムコントローラ103の制御の下、光源101にて生成された照明光が、ライトガイド13を通って電子スコープ10の挿入部先端に備えられる配光レンズ14から体腔内へ射出される。そして、体腔内の生体組織で反射した照明光は、CCD11に入射する。CCD11では、入射する光に応じて蓄積された電荷から画像信号が生成される。そして、CCD11で撮像された画像は、プロセッサ100の画像処理部104に送信される。画像処理部104では、受信した画像信号にA/D変換をはじめとする周知の処理が施され、映像信号が生成される。画像処理部104で生成された映像信号は、モニタ150へ送信される。そして、モニタ150では、受信した映像信号に対応する画像が表示される。術者は、モニタ150に表示される画像から体腔内の様子や電子スコープ10の位置を確認する(S1)。
次に、電子スコープ10が詳細な観察を行ないたい部位に到達し、術者が当該部位において蛍光観察を行いたい場合は(S2:Yes)、電子スコープ10の鉗子口15aから、蛍光観察用プローブ20が挿入される(S3)。このとき、蛍光観察用プローブ20は、モニタ150に表示される通常の体腔内画像中に表示されるまで挿入される。そして、画像中に蛍光観察用プローブ20が表示された時点で、蛍光観察用プローブ20が電子スコープ10の挿入部先端の鉗子口15bから突出したと判断し、その後、表示される画像を参照しながら蛍光観察用プローブ20が適切な位置まで引き戻される。これにより、蛍光観察用プローブ20の適切な量だけ突出させることができる。
次に、生体からの自家蛍光を適切に観察するために、まず手動により通常観察用の光源部101への電源供給が停止される(S4)。この場合、電源供給を完全に停止するのではなく、光源101の光量を十分落とすだけでも良い。続いて、電源部200の電源が投入され、励起光源であるレーザー光源22が発光する(S5)。そして、操作部250によってワイヤー24が操作され、可動フィルタFが蛍光観察用プローブ20の先端から離れる方向へ動かされる(S6)。
図4は、このときの蛍光観察用プローブ20と電子スコープ10の先端部を示す模式図である。図4に示されるように、電子スコープ10の先端には、ライトガイド13からの光を体腔内に照射するための複数の配光レンズ14、およびCCD11の前方に配置される対物レンズ12が設けられている。一般的な電子スコープにおいては、対物レンズ12に隣接する位置に挿入側の鉗子口15bが設けられている。そのため、操作部250およびワイヤー24によって可動フィルタFを蛍光観察用プローブ20から離れる方向へ動かすことにより、可動フィルタFの励起光フィルタ26によって対物レンズ12を覆うことができる。尚、図4においては、対物レンズ12の位置を示すために、対物レンズ12を破線にて図示しているが、実際には、対物レンズ12は完全に励起光フィルタ26に覆われ、CCD11には自家蛍光のみが入射するようになっている。
また、このとき、可動フィルタFが対物レンズ12を覆っていない場合には、体腔壁にて反射された紫外線領域の光がすべてCCD11に入射するため、モニタ150に表示される画像が真っ青になる。そのため、モニタ150に表示される画像から、可動フィルタFが対物レンズ12を覆っているか否かを確認することができる。そして、可動フィルタFが対物レンズ12を覆っていない場合には、可動フィルタFを屈曲させた状態で、蛍光観察用プローブ20の可撓管を回転させることにより、可動フィルタFの位置を調整することができる。
上記のように、可動フィルタFが操作されることにより、電子スコープ10の対物レンズ12およびCCD11には、生体の自家蛍光のみが入射される。そして、CCD11において、自家蛍光に基づく画像が取得され、通常観察時と同様にプロセッサ100を介してモニタ150へ送信される。そして、モニタ150には体腔内の蛍光画像が表示される。(S7)。
次に、蛍光観察を終了する場合は(S8:Yes)、まずレーザー光源22への電源供給が停止される(S9)。次に、操作部250にてワイヤー24の引っ張りを解除する(S10)。これにより、弾性部材28の弾性により可動フィルタFは元の位置、すなわち蛍光観察用プローブ20の先端を覆う位置に戻る。そして、通常観察を続ける場合には(S11:No)、手動にて通常観察用の光源101に電圧を供給することにより(S12)、光源101からの白色光による通常画像の撮影が行われる。一方、通常観察を終了する場合には(S11:Yes)、電子スコープ10および蛍光観察用プローブ20が体腔内から抜き取られ、観察が終了する。
上記のように本発明の蛍光観察用プローブ20を用いることにより、電子スコープ10、プロセッサ100およびモニタ150にはいかなる設計変更も行うことなく蛍光観察を行なうことが可能となる。また、蛍光観察用プローブ20は、電源部200と操作部250を備えた単純な構成からなる小型の装置である。そのため、蛍光観察用の電子スコープを備えていない場所であっても、既存の電子スコープさえ備えていれば、蛍光観察用プローブ20を持ち込むだけで蛍光観察による診察を行うことが可能となる。
また、本発明においては、励起光をカットするためのフィルタを、蛍光観察用プローブに備えたため、通常観察時には、電子スコープに備えられたCCDとCCDへ入射する光との間に励起光フィルタが存在しない。そのため、従来の励起光フィルタを備えた電子スコープによって撮像される通常画像に比べ、より鮮明な画像を取得することが可能となる。また、蛍光観察用プローブの励起光フィルタは、操作部によってワイヤーを操作することで簡単に動かすことができるため、術者によって簡単に通常観察および蛍光観察を切り替えることができる。
以上が本発明の実施形態であるが、本発明は上記実施形態の構成に限定されるものではない。本発明は、以下に示すような変形を行っても上記実施形態と同様の効果を奏することができる。例えば、上記実施形態においては、蛍光観察を行ないたい場合、通常観察用光源の電源を手動で切る構成としていたが、これに限定されるものではない。例えば、鉗子口15aにリミットスイッチなどを設け、蛍光観察用プローブ20が鉗子口15aから挿入されたことをリミットスイッチによって検知し、自動的に光源部101への電源供給を停止する構成としても良い。また、蛍光観察が終了して、通常観察に戻る場合も、鉗子口15aから蛍光観察用プローブ20が引き抜かれたことを検知して、自動的に光源部101への電源供給を再開するよう構成しても良い。
さらに、可動フィルタFを弾性部材28の屈曲部に切り欠きを設けるような形状としても良い。このような形状の可動フィルタFを備えた蛍光観察用スコープ20の先端部を図5に示す。このように構成することで、ワイヤー24が操作部250側に引っ張られた際に、蛍光観察用プローブ20の先端を覆っていたカバー面が、蛍光観察用プローブ20から離れる方向へ動きやすくなり、操作性を向上させることができる。
本発明の電子内視鏡システムの概略構成図である 本発明の蛍光観察用プローブの先端近傍を示す構成図である。 本発明の電子内視鏡システムにおける体腔内観察の流れを示すフローチャートである。 電子スコープおよび蛍光観察用プローブの先端部を示す模式図である。 変形例における蛍光観察用プローブの先端部を示す模式図である。
符号の説明
1 電子内視鏡システム
10 電子スコープ
11 CCD
12 対物レンズ
13 ライトガイド
14 配光レンズ
16 操作部
17 信号処理部
20 蛍光観察用プローブ
22 レーザー光源
24 ワイヤー
26 励起光フィルタ
28 弾性部材
29 筒体
100 プロセッサ
150 モニタ
200 電源部
250 操作部
F 可動フィルタ

Claims (4)

  1. 励起光を生成する光源と、
    励起光をカットする励起光フィルタを備えた可動フィルタ部と、
    前記可動フィルタ部を操作する操作部と、を備えることを特徴とする蛍光観察用プローブ。
  2. 前記蛍光観察用プローブは、電子スコープの鉗子口から挿入され、該電子スコープの先端から突出されるものであり、
    前記可動フィルタ部は、前記励起光フィルタが前記電子スコープの先端に備えられた撮像部を覆うように、前記操作部によって操作されることを特徴とする請求項1に記載の蛍光観察用プローブ。
  3. 前記光源に電圧を供給する電源部をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の蛍光観察用プローブ。
  4. 前記操作部は、前記可動フィルタ部に接続されたワイヤーによって前記可動部を操作するものであることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の蛍光観察用プローブ。
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