JPH10286263A - 内視鏡用処置具収納ケース - Google Patents

内視鏡用処置具収納ケース

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JPH10286263A
JPH10286263A JP9093781A JP9378197A JPH10286263A JP H10286263 A JPH10286263 A JP H10286263A JP 9093781 A JP9093781 A JP 9093781A JP 9378197 A JP9378197 A JP 9378197A JP H10286263 A JPH10286263 A JP H10286263A
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JP9093781A
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English (en)
Inventor
Fumiyuki Onoda
文幸 小野田
Atsushi Amano
敦之 天野
Tetsuya Ono
哲哉 小野
Tadakuni Nomura
忠国 野村
Seiki Toriyama
誠記 鳥山
Hiroyuki Ushifusa
浩行 牛房
Takeshi Kawabata
健 川端
Mutsumi Oshima
睦巳 大島
Kenya Inomata
研哉 猪俣
Hideyuki Shoji
秀幸 正治
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は処置具を取り出し易いうえ、埃が付着
しにくく、使い勝手がよい内視鏡用処置具収納ケースを
提供することを最も主要な特徴とする。 【解決手段】ケース本体2と、このケース本体2に対し
て着脱可能に装着される蓋体3とを設け、ケース本体2
に独立した略螺旋状の処置具収納溝4を形成したもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡の鉗子チャ
ンネルに挿入されて使用される細長いワイヤー状の内視
鏡用処置具を収納する内視鏡用処置具収納ケースに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、内視鏡検査において、内視鏡の
鉗子チャンネルに細長いワイヤー状の処置具が挿入され
る。この処置具は内視鏡的な診断・処置をする際に患者
の体内の生体組織を採取(生検)・切断・焼灼するため
に使用されている。
【0003】この種の処置具は通常、専用のハンガーに
掛けるか、引き出し等の収納・保管部内に丸めて収納・
保管されている。そして、処置具の使用時にはその都度
ハンガー及び引き出しから取り出して使用するようにし
ている。
【0004】また、他の使用例としてはナースが使用す
る処置用トロリーの天板等の専用トレイ上に複数本の処
置具をまとめて丸めた状態でセットアップし、必要時に
そこから望みの処置具を選択的に引き出して使用してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ハ
ンガー及び引き出し等の収納・保管部は設置場所が定位
置に固定されていることが多いので、収納・保管部の位
置が必ずしも検査時に処置具を取り出し易い位置に配置
されているとは限らない問題がある。そのため、収納・
保管部の位置が検査時に処置具を取り出し易い位置に配
置されていない場合には処置具を取り出す作業に手間が
掛かる問題がある。
【0006】また、専用トレイを使用する場合には複数
の処置具を用意した時には細長いワイヤー状の処置具同
志が絡み合って特定の1本の処置具だけをスムーズに取
り出すことができなくなるおそれがある。さらに、専用
トレイ上の処置具は外部(検査室内)に露出された状態
で載置されているために、埃等の異物が付着しやすいな
どの問題がある。
【0007】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的は、処置具を取り出し易いうえ、埃等の異
物が付着しにくく、使い勝手がよい内視鏡用処置具収納
ケースを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はケース本体と、
このケース本体に対して着脱可能に装着される着脱要素
とを設け、前記ケース本体と前記着脱要素との接合面に
おける前記ケース本体または前記着脱要素のうちの少な
くとも片方に内視鏡用処置具を収納する独立した略螺旋
状の処置具収納溝を形成したことを特徴とする内視鏡用
処置具収納ケースである。そして、処置具保管時にはケ
ース本体に着脱要素が装着され、処置具収納溝内に内視
鏡用処置具が収納された状態で保持されることにより、
処置具に埃が付着しにくくなる。さらに、保管されてい
る内視鏡用処置具の使用時には処置具を処置具収納溝の
外側に引き抜く操作を行う。このとき、処置具のワイヤ
ーは処置具収納溝に沿って滑り抜けることにより、処置
具のワイヤーがからんで取り出しにくい等の使用時の煩
わしさが改善できるようにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図1(A)〜(C)を参照して説明する。本実施の形
態の内視鏡用処置具収納ケース1には処置具収納部であ
る図1(A)に示すケース本体2と、図1(B)に示す
蓋体(着脱要素)3とが設けられている。ここで、ケー
ス本体2は略矩形厚板状に形成されている。そして、こ
のケース本体2の上面には略螺旋状の処置具収納溝4が
形成されている。
【0010】また、ケース本体2の前面には処置具収納
溝4に連結される挿入用の開口部5が形成されている。
さらに、ケース本体2の両側面には凹陥状の縦溝6がそ
れぞれ形成されている。
【0011】また、蓋体3にはケース本体2と対応する
略平板形状の蓋本体7が設けられている。この蓋本体7
の両側部にはケース本体2の縦溝6と対応する位置に係
合爪8がそれぞれ突設されている。各係合爪8の先端部
にはフック9が内方向に向けて突設されている。そし
て、各係合爪8のフック9はケース本体2の縦溝6の端
縁部(図1(A)中で下側の端縁部)に係脱可能に係合
するようになっている。これにより、蓋体3はケース本
体2に対して着脱可能に装着されるようになっている。
【0012】また、図1(C)に示すようにケース1内
に収納される内視鏡用処置具10には細長いワイヤー状
の挿入部11と、この挿入部11の基端部に連結された
手元側の操作部12とが設けられている。ここで、挿入
部11の先端部には例えば患者の体内の生体組織の採取
(生検)、切断、焼灼などの作業を行うための処置部1
3が設けられている。さらに、操作部12には処置部1
3を操作するための操作ハンドル14が設けられてい
る。
【0013】次に、上記構成の作用について説明する。
内視鏡用処置具10の不使用時にはこの内視鏡用処置具
10は本実施の形態の内視鏡用処置具収納ケース1に次
のように収納される。まず、ケース1のケース本体2か
ら蓋体3を取外した状態で、ケース本体2の処置具収納
溝4内に内視鏡用処置具10のワイヤー状の挿入部11
がセットされる。このとき、内視鏡用処置具10の操作
部12はケース本体2の前面開口部5からケース1の外
部側に突出された状態で保持される。
【0014】さらに、内視鏡用処置具10のセット後、
続いて、ケース本体2の上面に蓋体3を被せ、各係合爪
8のフック9をケース本体2の縦溝6の下側の端縁部に
引っ掛けることにより、内視鏡用処置具10がケース1
内に収納される。
【0015】また、内視鏡用処置具10の使用時にはケ
ース1の外側に突出されている内視鏡用処置具10の操
作部12を外側に引っ張り操作する。このとき、内視鏡
用処置具10のワイヤー状の挿入部11はケース本体2
の処置具収納溝4に沿って滑り抜ける状態でケース1の
外側に引き出される。これにより、内視鏡用処置具10
がケース1から取り出せる。
【0016】そこで、上記構成のものにあっては内視鏡
用処置具10の保管時にはケース本体2に蓋体3が装着
され、処置具収納溝4内に内視鏡用処置具10が収納さ
れた状態で保持されることにより、内視鏡用処置具10
に埃等の異物が付着しにくくなる。
【0017】さらに、ケース本体2には収納される内視
鏡用処置具10のワイヤー状の挿入部11の1本づつに
対応した独立の処置具収納溝4が形成されているので、
内視鏡用処置具10の収納・取り出し作業時に内視鏡用
処置具10のワイヤー状の挿入部11が絡み合うことな
く簡単に内視鏡用処置具10の収納・取り出し作業を行
うことができる。そのため、ケース1内に保管されてい
る内視鏡用処置具10を取り出し易いうえ、使い勝手が
よい。
【0018】なお、本発明は上記第1の実施の形態に限
定されるものではない。例えば、第1の実施の形態の処
置具収納溝4は複数あってもよい。さらに、この処置具
収納溝4を蓋体3に設けてもよい。
【0019】また、図2は第1の実施の形態(図1
(A)〜(C)参照)の内視鏡用処置具収納ケース1の
第1の変形例を示すものである。本変形例は第1の実施
の形態のケース本体2の一側部(図2中で右側部)と蓋
体3の一側部との間を回動可能に連結するヒンジ部21
を設けたものである。
【0020】ここで、ケース本体2の他側部(図2中で
左側部)には第1の実施の形態と同様に縦溝6が形成さ
れている。さらに、蓋体3の他側部には第1の実施の形
態と同様に係合爪8が突設され、この係合爪8の先端部
にはフック9が内方向に向けて突設されている。
【0021】そして、本変形例では蓋体3の一側部をヒ
ンジ部21を中心に回動させることにより、ケース本体
2の上面の処置具収納溝4に対して蓋体3を開閉操作す
ることができる。なお、ヒンジ部21は蓋体3およびケ
ース本体2と一体でも別体でもよい。
【0022】また、図3は第1の実施の形態の内視鏡用
処置具収納ケース1の第2の変形例を示すものである。
本変形例は第1の実施の形態の蓋体3の蓋本体7の両側
部に略L字状に屈曲されたスライドガイド部31をそれ
ぞれ設けたものである。そして、蓋体3の両側のスライ
ドガイド部31間にケース本体2を挿入させた状態で、
ケース本体2の両側部に沿って蓋体3の両側のスライド
ガイド部31をスライドさせることにより、ケース本体
2に対して蓋体3をスライド開閉できるようになってい
る。
【0023】また、図4は第1の実施の形態の内視鏡用
処置具収納ケース1の第3の変形例を示すものである。
本変形例は第1の実施の形態の内視鏡用処置具収納ケー
ス1のケース本体2の上面角部に回転軸41を上向きに
突設し、この回転軸41に蓋体3の蓋本体7の角部を回
動可能に連結したものである。そして、回転軸41を中
心に蓋体3をケース本体2の上面に沿ってスライド回動
させることにより、図4に示すようにケース本体2の上
面を開放するまで蓋体3を回動させた開位置と、ケース
本体2の上面を蓋体3で覆う状態に閉じる図示しない閉
位置とに切換えられるようになっている。
【0024】また、図5(A),(B)は本発明の第2
の実施の形態を示すものである。本実施の形態の内視鏡
用処置具収納ケース51には大径な有底筒状の外筒部材
(ケース本体)52と、この外筒部材52よりも小径な
内筒部材(着脱要素)53とが設けられている。この内
筒部材53は外筒部材52内に挿脱可能に収納されるよ
うになっている。
【0025】また、内筒部材53の外周面には略螺旋状
の処置具収納溝54が形成されている。さらに、この内
筒部材53の上端部にはこの処置具収納溝54に連結さ
れる挿入用の開口部55が形成されている。なお、外筒
部材52の上端部には内筒部材53の開口部55と対応
する部位に切欠部56が形成されている。
【0026】また、本実施の形態の内視鏡用処置具収納
ケース51に収納される図5(B)に示す内視鏡用処置
具10は第1の実施の形態(図1(C)参照)の内視鏡
用処置具10と同一構成になっており、図5(B)中で
図1(C)と同一部分には同一の符号を付してその説明
を省略する。
【0027】次に、上記構成の作用について説明する。
内視鏡用処置具10の不使用時にはこの内視鏡用処置具
10は本実施の形態の内視鏡用処置具収納ケース51に
次のように収納される。まず、ケース51の外筒部材5
2から内筒部材53を取外した状態で、内筒部材53の
処置具収納溝54内に内視鏡用処置具10のワイヤー状
の挿入部11がセットされる。このとき、内視鏡用処置
具10の操作部12は内筒部材53の上面開口部55か
ら内筒部材53の外部側に突出された状態で保持され
る。
【0028】さらに、内視鏡用処置具10のセット後、
続いて、外筒部材52内に内筒部材53が挿入されて収
納される。これにより、内筒部材53の処置具収納溝5
4内にセットされた内視鏡用処置具10がケース51内
に収納される。
【0029】また、内視鏡用処置具10の使用時にはケ
ース51の外側に突出されている内視鏡用処置具10の
操作部12を外側に引っ張り操作する。このとき、内視
鏡用処置具10のワイヤー状の挿入部11は内筒部材5
3の処置具収納溝54に沿って滑り抜ける状態でケース
51の外側に引き出される。これにより、内視鏡用処置
具10をケース51から引き出すことができる。
【0030】そこで、上記構成のものにあっては内視鏡
用処置具10の保管時には処置具収納溝54内に内視鏡
用処置具10が収納された状態で内筒部材53が外筒部
材52に挿入されることにより、内視鏡用処置具10が
ケース51内に収納、保持されるようにしたので、第1
の実施の形態と同様に内視鏡用処置具10に埃等の異物
が付着しにくくなる。
【0031】さらに、内筒部材53には収納される内視
鏡用処置具10のワイヤー状の挿入部11の1本づつに
対応した独立の処置具収納溝54が形成されているの
で、内視鏡用処置具10の収納・取り出し作業時に内視
鏡用処置具10のワイヤー状の挿入部11が絡み合うこ
となく簡単に内視鏡用処置具10の収納・取り出し作業
を行うことができる。そのため、ケース51内に保管さ
れている内視鏡用処置具10を取り出し易いうえ、使い
勝手がよい効果がある。
【0032】また、図6(A)〜(C)は本発明の第3
の実施の形態を示すものである。本実施の形態の内視鏡
用処置具収納ケース61は図6(A)に示す平板状のケ
ース本体62と、図6(C)に示すシート状の滅菌用フ
ィルム(ピールパック用紙)からなるカバー部材63と
で構成される。ここで、ケース本体62は永久磁石によ
って平板状に形成されている。
【0033】さらに、カバー部材63は蒸気は透過する
が細菌は不透過な材質のフィルムによって形成されてい
る。このカバー部材63の周縁部には貼り付け用のヒー
トシール領域64が設けられている。
【0034】また、本実施の形態の内視鏡用処置具収納
ケース61に収納される図6(B)に示す内視鏡用処置
具10は第1の実施の形態(図1(C)参照)の内視鏡
用処置具10と同一構成になっており、図6(B)中で
図1(C)と同一部分には同一の符号を付してその説明
を省略する。
【0035】そして、本実施の形態の内視鏡用処置具収
納ケース61の使用時にはケース本体62の上に内視鏡
用処置具10のワイヤー状の挿入部11が載せられる。
このとき、磁性体で作られた内視鏡用処置具10のワイ
ヤー状の挿入部11がケース本体62の永久磁石の力に
よってそれ以外の固定手段を設けることなく保持され
る。
【0036】また、使用後の内視鏡用処置具10は洗浄
後、ケース本体62上に固定された状態で、カバー部材
63がケース本体62に貼り付けられる。このとき、カ
バー部材63によってケース本体62上の処置具10が
覆われた状態で、カバー部材63の周縁部のヒートシー
ル領域64がケース本体62に貼り付けられる。さら
に、この状態でカバー部材63の内部が密封され、処置
具10の滅菌が行われる。
【0037】内視鏡用処置具10の使用中はこの処置具
10をケース本体62上に磁力によって吸着固定させる
ことで、本実施の形態の内視鏡用処置具収納ケース61
を内視鏡用処置具10の一時保管器具としても使用でき
る。
【0038】そこで、上記構成のものにあっては内視鏡
用処置具収納ケース61のケース本体62が永久磁石に
よって形成されているため、内視鏡用処置具10を収納
する作業を行う際に手などで内視鏡用処置具10を保持
する必要が無く、その作業が容易である。
【0039】また、滅菌済みの内視鏡用処置具10をケ
ース本体62から取り出す際に、平板状のケース本体6
2の1面にカバー部材63を貼り付けてあるため、カバ
ー部材63をはがすことが容易になる。さらに、カバー
部材63を剥がした後もケース本体62の永久磁石によ
り内視鏡用処置具10はケース本体62に保持されたま
まであるため、扱いが容易である。
【0040】また、使用中の内視鏡用処置具10をケー
ス本体62上に磁力によって吸着固定させることで、本
実施の形態の内視鏡用処置具収納ケース61を内視鏡用
処置具10の一時保管器具としても使用できる。そのた
め、処置中の内視鏡用処置具10の一時保管器具とし
て、小スペースでの保管を容易に実現することができる
効果もある。
【0041】なお、本実施の形態では永久磁石によって
平板状に形成されたケース本体62を設け、ケース本体
62全面を永久磁石にした構成を示したが、ケース本体
62上に部分的に永久磁石を用いても良い。
【0042】また、図7は第3の実施の形態の内視鏡用
処置具収納ケース61のケース本体62の変形例を示す
ものである。本変形例はケース本体62に略螺旋状の処
置具収納溝65や、図示しない凹部を設け、その部分に
永久磁石を配したものである。
【0043】また、図8(A),(B)は本発明の第4
の実施の形態を示すものである。本実施の形態の内視鏡
用処置具収納ケース71は図8(A)に示す永久磁石か
らなる円柱状のケース本体72と、このケース本体72
に内視鏡用処置具10を貼り付けるための図8(B)に
示す滅菌用フィルムからなる筒状のカバー部材73とで
構成される。ここで、カバー部材73の挿入口の周縁部
には貼り付け用のヒートシール部74が設けられてい
る。
【0044】そして、本実施の形態の内視鏡用処置具収
納ケース71の使用時には予めケース本体72の外周面
上に内視鏡用処置具10のワイヤー状の挿入部11が略
螺旋状に巻回させた状態で固定される。このとき、磁性
体で作られた内視鏡用処置具10のワイヤー状の挿入部
11がケース本体72の永久磁石の力によってそれ以外
の固定手段を設けることなく保持される。
【0045】また、使用後の内視鏡用処置具10は洗浄
後、ケース本体72上に固定された状態で、カバー部材
73がケース本体72に貼り付けられる。このとき、カ
バー部材73によってケース本体72上の処置具10が
覆われた状態で、カバー部材73の挿入口の周縁部のヒ
ートシール部74がケース本体72に貼り付けられる。
さらに、この状態でカバー部材73の内部が密封され、
処置具10の滅菌が行われる。そこで、上記構成のもの
にあっても第3の実施の形態(図6(A)〜(C)参
照)と同様の効果が得られる。
【0046】なお、本実施の形態では永久磁石によって
ケース本体72を形成し、ケース本体72全面を永久磁
石にした構成を示したが、ケース本体72上に部分的に
永久磁石を用いても良い。
【0047】また、図9は第4の実施の形態の内視鏡用
処置具収納ケース71のケース本体72の変形例を示す
ものである。本変形例は図9に示すようにケース本体7
2の外周面に略螺旋状に巻回された処置具収納溝75
や、図示しない凹部を設け、その部分に永久磁石を配し
たものである。この場合も、第4の実施の形態と同様の
効果が得られる。
【0048】また、図10(A)〜(C)は本発明の第
5の実施の形態を示すものである。本実施の形態の内視
鏡用処置具収納ケース81は第1の収納ケース82と、
この第1の収納ケース82内に出し入れ可能に収納され
る第2の収納ケース83とから構成されている。
【0049】ここで、第1の収納ケース82には図10
(A)に示すように略箱型のケース本体84が設けられ
ている。このケース本体84の前面には第2の収納ケー
ス83を出し入れする開口部85が形成されている。さ
らに、このケース本体84の一側面、例えば図10
(A)中で、上面には開口された窓部86が形成されて
いる。この窓部86には蒸気を透過するが細菌を通さな
い滅菌用フィルム87が貼り付けられている。
【0050】また、ケース本体84の前面には前面開口
部85を開閉する蓋88が設けられている。この蓋88
は図10(A)中で、前面開口部85の下端部に配設さ
れたヒンジ部89により回動可能に連結されている。さ
らに、この蓋88の自由端側には係合爪90が設けられ
ている。この係合爪90の先端部には内方向に向けてフ
ック91が突設されている。
【0051】また、ケース本体84の前面開口部85の
周縁部位にはシール用のパッキン92が装着されてい
る。さらに、ケース本体84の前面開口部85の上端部
には蓋88の係合爪90のフック91が係脱可能に係合
される係合凹部93が形成されている。そして、蓋88
が閉じ、蓋88の係合爪90のフック91がケース本体
84の凹部93に係合した状態では蓋88の内面がケー
ス本体84のパッキン92に圧接されることにより、ケ
ース本体84の外部と内部とが遮断され、密閉されるよ
うになっている。
【0052】また、第2の収納ケース83には図10
(C)に示すケース本体94と、図10(B)に示す蓋
体95とが設けられている。ここで、ケース本体94は
第1の実施の形態(図1(A)〜(C)参照)の内視鏡
用処置具収納ケース1のケース本体2と同様に略矩形厚
板状に形成されている。そして、このケース本体94の
上面には略螺旋状の処置具収納溝96が形成されてい
る。
【0053】また、ケース本体94の前面には処置具収
納溝96に連結される挿入用の開口部97が形成されて
いる。さらに、ケース本体94の両側面には凹陥状の縦
溝98がそれぞれ形成されている。
【0054】また、蓋体95にはケース本体94と対応
する略平板形状の蓋本体99が設けられている。この蓋
本体99の両側部にはケース本体94の縦溝98と対応
する位置に係合爪100がそれぞれ突設されている。各
係合爪100の先端部にはフック101が内方向に向け
て突設されている。そして、各係合爪100のフック1
01はケース本体94の縦溝98の端縁部(図10
(C)中で下側の端縁部)に係脱可能に係合するように
なっている。これにより、蓋体95はケース本体94に
対して着脱可能に装着されるようになっている。
【0055】さらに、蓋本体99の板面には複数の貫通
孔102が穿設されている。これらの貫通孔102はケ
ース本体94の処置具収納溝96と対応する位置にそれ
ぞれ配置されている。
【0056】また、第1の収納ケース82および第2の
収納ケース83はポリサルフォン樹脂によって形成さ
れ、高圧蒸気滅菌(オートクレーブ)処理ができるよう
になっている。なお、第1の収納ケース82および第2
の収納ケース83の材質はステンレス等の金属材料でも
よい。
【0057】そして、本実施の形態の内視鏡用処置具収
納ケース81の使用時には第1の実施の形態の内視鏡用
処置具収納ケース1と同様の手順で内視鏡用処置具10
が第2の収納ケース83に着脱される。さらに、第2の
収納ケース83に内視鏡用処置具10が装着されたまま
の状態で第2の収納ケース83が第1の収納ケース82
に出し入れされる。ここで、第2の収納ケース83を第
1の収納ケース82に収納することにより、簡単に内視
鏡用処置具10の高圧蒸気滅菌(オートクレーブ)処理
を行うことができる。
【0058】そこで、上記構成のものにあっては内視鏡
用処置具10を内視鏡用処置具収納ケース81に収納・
封入する作業が容易にできるので、内視鏡用処置具10
の出し入れ作業時に内視鏡用処置具10のワイヤー状の
挿入部11が絡まる等の煩わしさがない。そのため、使
用後の内視鏡処置具10を洗浄後、容易に収納・滅菌で
き、かつ容易に取り出せる効果がある。
【0059】また、図11(A),(B)は本発明の第
6の実施の形態を示すものである。本実施の形態の内視
鏡用処置具収納ケース111は第1の収納ケース112
と、この第1の収納ケース112内に出し入れ可能に収
納される第2の収納ケース113とから構成されてい
る。
【0060】ここで、第1の収納ケース112は第5の
実施の形態(図10(A)〜(C)参照)の第1の収納
ケース82と同様に構成されている。すなわち、本実施
の形態の第1の収納ケース112には図11(A)に示
すように略箱型のケース本体114が設けられている。
このケース本体114の前面には第2の収納ケース11
3を出し入れする開口部115が形成されている。さら
に、このケース本体114の一側面、例えば図11
(A)中で、左側面には開口された窓部116が形成さ
れている。この窓部116には蒸気を透過するが細菌を
通さない滅菌用フィルム117が貼り付けられている。
【0061】また、ケース本体114の前面には前面開
口部115を開閉する蓋118が設けられている。この
蓋118は図11(A)中で、前面開口部115の下端
部に配設されたヒンジ部119により回動可能に連結さ
れている。さらに、この蓋118の自由端側には係合爪
120が設けられている。
【0062】また、ケース本体114の前面開口部11
5の周縁部位には第5の実施の形態と同様にシール用の
パッキン92(図10(B)参照)が装着されている。
さらに、ケース本体114の前面開口部115の上端部
には蓋118の係合爪120が係脱可能に係合される図
示しない係合凹部が形成されている。そして、蓋118
が閉じ、蓋118の係合爪120がケース本体114の
凹部に係合した状態では蓋118の内面がケース本体1
14のパッキンに圧接されることにより、ケース本体1
14の外部と内部とが遮断され、密閉されるようになっ
ている。
【0063】また、第2の収納ケース113には第2の
実施の形態(図5(A),(B)参照)の内視鏡用処置
具収納ケース51と同様に大径な有底筒状の外筒部材
(ケース本体)122と、この外筒部材122よりも小
径な内筒部材(着脱要素)123とが設けられている。
この内筒部材123は外筒部材122内に挿脱可能に収
納されるようになっている。
【0064】また、内筒部材123の外周面には略螺旋
状の処置具収納溝124が形成されている。さらに、こ
の内筒部材123の上端部にはこの処置具収納溝124
に連結される挿入用の開口部125が形成されている。
なお、外筒部材122の上端部には内筒部材123の開
口部125と対応する部位に切欠部126が形成されて
いる。
【0065】また、本実施の形態の第2の収納ケース1
13の外筒部材122および内筒部材123には図11
(B)に示すように内筒部材123の処置具収納溝12
4と対応する位置に複数の貫通孔127が穿設されてい
る。
【0066】そして、本実施の形態の内視鏡用処置具収
納ケース111の使用時には第5の実施の形態の内視鏡
用処置具収納ケース81と同様の手順で内視鏡用処置具
10が第2の収納ケース113に着脱される。さらに、
第2の収納ケース113に内視鏡用処置具10が装着さ
れたままの状態で第2の収納ケース113が第1の収納
ケース112に出し入れされる。ここで、第2の収納ケ
ース113を第1の収納ケース112に収納することに
より、簡単に内視鏡用処置具10の高圧蒸気滅菌(オー
トクレーブ)処理を行うことができる。
【0067】そこで、上記構成のものにあっては内視鏡
用処置具10を内視鏡用処置具収納ケース111に収納
・封入する作業が容易にできるので、内視鏡用処置具1
0の出し入れ作業時に内視鏡用処置具10のワイヤー状
の挿入部11が絡まる等の煩わしさがない。そのため、
第5実施の形態と同様に使用後の内視鏡処置具10を洗
浄後、容易に収納・滅菌でき、かつ容易に取り出せる効
果がある。
【0068】なお、本発明は上記各実施の形態に限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々変形実施できることは勿論である。次に、本出願の他
の特徴的な技術事項を下記の通り付記する。
【0069】記 (付記項1) 収納部と蓋部から成り、少なくとも片方
に一端が外部に通じる1本以上の独立した螺旋状の溝を
有する内視鏡用処置具収納ケース。
【0070】(付記項1の従来技術) 内視鏡検査にお
いて、内視鏡的な診断・処置をするために内視鏡の鉗子
孔に挿入し患者の組織を採取(生検)・切断・焼灼する
細長いワイヤー状の処置具が使用されている。前記処置
具は通常、専用のハンガーに掛けるか引き出し等に丸め
て収納・保管されており、使用時にその都度ハンガー及
び引き出しから取り出して使用するか、数本をまとめて
ナースが使用する処置用トロリーの天板上等の専用トレ
イに丸めてセットアップし、必要時にそこから引き出す
かして使用していた。
【0071】(付記項1の解決しようとする課題) し
かしながら、上記ハンガー及び引き出しは設置場所が固
定されていることが多く、その位置が検査時に取り易い
位置ではなかった。又、専用トレイでは複数の処置具を
用意した時には処置具同志がからまってスムーズに取る
ことができなかったり、処置具をむき出しで置くために
ほこりがつきやすいなどの問題があった。
【0072】(付記項1の目的) 内視鏡用処置具を簡
単に取り出せ、かつ収納性が良い内視鏡用処置具収納ケ
ースの提供。 (付記項1の課題を解決するための手段) 付記項1の
内視鏡用処置具収納ケースは螺旋状の溝を有する収納部
と開閉自在な蓋から成る。
【0073】(付記項1の作用) この構成によれば、
処置具保管時には蓋によりほこりがよけられ、引き出し
時にはワイヤーが溝を滑り抜けるので、ワイヤーがから
んで取り出しにくい等の使用時の煩わしさが改善でき
る。
【0074】(付記項2) 内筒と外筒から成り、前記
内筒に一端が外部に通じる1本以上の独立した螺旋状の
溝を有する内視鏡用処置具収納ケース。 (付記項3) 高圧蒸気滅菌(オートクレーブ)可能な
材質から成る付記項1、付記項2の内視鏡用処置具収納
ケース。
【0075】(付記項4) 前記収納部と蓋部の少なく
とも片方に前記溝に通じる1つ以上の貫通孔を有する付
記項1の内視鏡用処置具収納ケース。 (付記項5) 前記内筒と外筒の少なくとも片方に前記
溝に通じる1つ以上の貫通孔を有する付記項2の内視鏡
用処置具収納ケース。
【0076】(付記項6) 前記収納部と蓋部の少なく
とも一部分が開閉自在に接続している付記項1の内視鏡
用処置具収納ケース。 (付記項7) 前記収納部と蓋部がスライド開閉機構を
有する付記項1の内視鏡処置具用収納ケース。
【0077】(付記項8) 前記収納部と蓋部が回転に
よる開閉機構を有する付記項1の内視鏡処置具収納ケー
ス。 (付記項9) 収納部と蓋部から成り、その少なくとも
片方に一端が外部に通じる1本以上の独立した螺旋状の
溝が有り前記溝に通じる1つ以上の貫通孔を前記収納部
と蓋部に持つ第1のケースと蒸気を通すが細菌が不透過
な滅菌シートによる窓部と第1の収納ケースを挿入・密
封できる開閉自在な扉部を持つ第2の収納ケースから成
り、高圧蒸気滅菌(オートクレーブ)できる内視鏡用処
置具収納ケース。
【0078】(付記項9の従来技術) 使用後の処置具
は洗浄後、滅菌用ピールパックへ挿入・密封し高圧蒸気
滅菌(オートクレーブ)を施していた。そして、次回使
用する時にはその都度滅菌用ピールパックを開封し処置
具を取り出し使用していた。
【0079】(付記項9の解決しようとする課題) し
かしながら、上記滅菌用ピールパックは挿入口が狭く長
いワイヤー部をスムーズに挿入することができなかっ
た。又、使用の度に開封しなければならず煩わしかっ
た。
【0080】(付記項9の目的) 使用後の内視鏡処置
具を洗浄後、容易に収納・滅菌でき、かつ容易に取り出
せる内視鏡用処置具収納ケースの提供。 (付記項9の課題を解決するための手段) 本発明の内
視鏡用処置具収納ケースは螺旋状の溝とそれに達する貫
通孔を有する収納部と開閉自在な蓋から成る第1の収納
ケースと第1の収納ケースを密封・収納し高圧蒸気滅菌
(オートクレーブ)できる第2の収納ケースから成る。
【0081】(付記項9の作用) この構成によれば、
処置具の滅菌用ケースへの収納・取り出しが容易にでき
滅菌時の煩わしさが改善できる。 (付記項10) 前記第1の収納ケースが内筒と外筒か
ら成り、前記内筒に一端が外部に通じる1本以上の独立
した螺旋状の溝を有し、前記溝に通じる1つ以上の貫通
孔を前記内筒と外筒に持つ付記項9の内視鏡処置具収納
ケース。
【0082】(付記項11) 永久磁石を有し前記永久
磁石の磁力による処置具の吸着収納部を有する内視鏡処
置具用収納ケース。 (付記項12) 高圧蒸気滅菌(オートクレーブ)が可
能な材料から成る付記項11の内視鏡用処置具収納ケー
ス。
【0083】(付記項13) 蒸気を透過するが細菌が
不透過な滅菌シートが接着・密封でき、高圧蒸気滅菌
(オートクレーブ)ができる付記項12の内視鏡用処置
具収納ケース。
【0084】
【発明の効果】本発明によればケース本体と、このケー
ス本体に対して着脱可能に装着される着脱要素とを設
け、ケース本体または着脱要素のうちの少なくとも片方
に独立した略螺旋状の処置具収納溝を形成したので、処
置具を取り出し易いうえ、処置具に埃が付着しにくく、
使い勝手をよくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態を示すもので、
(A)は内視鏡用処置具収納ケースのケース本体を示す
斜視図、(B)は内視鏡用処置具収納ケースの蓋体を示
す斜視図、(C)はケース内に収納される内視鏡用処置
具を示す斜視図。
【図2】 第1の実施の形態の内視鏡用処置具収納ケー
スの第1の変形例を示すケース全体の斜視図。
【図3】 第1の実施の形態の内視鏡用処置具収納ケー
スの第2の変形例を示すケース全体の斜視図。
【図4】 第1の実施の形態の内視鏡用処置具収納ケー
スの第3の変形例を示すケース全体の斜視図。
【図5】 本発明の第2の実施の形態を示すもので、
(A)は内視鏡用処置具収納ケースの外筒部材と内筒部
材とを分離させた状態を示す斜視図、(B)はケース内
に収納される内視鏡用処置具を示す斜視図。
【図6】 本発明の第3の実施の形態を示すもので、
(A)は内視鏡用処置具収納ケースのケース本体を示す
斜視図、(B)はケース内に収納される内視鏡用処置具
を示す斜視図、(C)はケース本体のカバー部材を示す
斜視図。
【図7】 第3の実施の形態の内視鏡用処置具収納ケー
スのケース本体の変形例を示す斜視図。
【図8】 本発明の第4の実施の形態を示すもので、
(A)は内視鏡用処置具収納ケースのケース本体を示す
斜視図、(B)はケース本体のカバー部材を示す斜視
図。
【図9】 第4の実施の形態の内視鏡用処置具収納ケー
スのケース本体の変形例を示す斜視図。
【図10】 本発明の第5の実施の形態を示すもので、
(A)は内視鏡用処置具収納ケースの第1の収納ケース
を示す斜視図、(B)は第2の収納ケースの蓋体を示す
斜視図、(C)は第2の収納ケースのケース本体を示す
斜視図。
【図11】 本発明の第6の実施の形態を示すもので、
(A)は内視鏡用処置具収納ケースの第1の収納ケース
を示す斜視図、(B)は内視鏡用処置具収納ケースの外
筒部材と内筒部材とを分離させた状態を示す斜視図。
【符号の説明】
2、94 ケース本体 3、95 蓋体(着脱要素) 4、54、96、124 処置具収納溝 10 内視鏡用処置具 52、122 外筒部材(ケース本体) 53、123 内筒部材(着脱要素)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野村 忠国 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 鳥山 誠記 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 牛房 浩行 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 川端 健 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大島 睦巳 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 猪俣 研哉 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 正治 秀幸 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース本体と、このケース本体に対して
    着脱可能に装着される着脱要素とを設け、前記ケース本
    体と前記着脱要素との接合面における前記ケース本体ま
    たは前記着脱要素のうちの少なくとも片方に内視鏡用処
    置具を収納する独立した略螺旋状の処置具収納溝を形成
    したことを特徴とする内視鏡用処置具収納ケース。
JP9093781A 1997-04-11 1997-04-11 内視鏡用処置具収納ケース Withdrawn JPH10286263A (ja)

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