JP2008086275A - コンバインの走行警報装置 - Google Patents

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Hiroaki Yamazaki
弘章 山崎
Masahiro Nishigori
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Abstract

【課題】排出オーガからの籾の漏出を防止する走行警報装置を備えたコンバインを提供することを課題とする。
【解決手段】穀粒を収容するグレンンタンク4と、グレンタンク4内の穀粒を外部に排出する排出オーガ7とを備えたコンバインにおいて、機体の走行を検出する走行検出部36と、上記穀粒の排出を検出する排出検出部17と、走行検出部36及び排出検出部17の検出動作に起因してオペレータに機体が走行していることを警報する警報装置43とを設ける。
【選択図】図5

Description

この発明はコンバインの走行警報装置に関する。
一般にコンバインの走行を停止してエンジン駆動させながら籾の排出を行う場合、籾排出クラッチをONにして走行主変速は中立(ニュートラル)位置に操作した状態のままでオペレータが運転席から離れていることがあった。
しかし、この状態の時にコンバインの走行伝動機構の不備や精度上のズレ,HSTと主変速レバーとの調整不良や主変速レバーの中立位置への戻し操作量の不足等により、コンバインが緩速に自走することがあり、籾排出オーガ先端の排出口と機外の籾受容器の位置がずれるため、容器外への籾の漏出等の虞があった。
従来、上記問題を解決する技術手段として、例えば特許文献1に示されるように走行変速レバーの中立位置を検出し、この中立時に機体が走行すると、これを検出してエンジン停止又は警報作動を行わせるものが提案されている。
特開2002−339773号公報
しかし上記文献の技術によれば、主変速レバー位置が中立位置にある時には警報を作動させることができるが、主変速レバー位置がオペレータの中立位置への戻し操作量不足により中立位置からずれていた場合等には警報作動が行われないという問題があった。
この発明は特に機体を停止させた籾の排出中において主変速レバーが厳密に中立位置か否かに関係なく機体走行を防止する装置を提供するものである。
上記課題を解決するための本発明は、穀粒を収容するグレンタンク4と、グレンタンク4内の穀粒を外部に排出する排出オーガ7とを備えたコンバインにおいて、機体の走行を検出する走行検出部36と、上記穀粒の排出を検出する排出検出部17と、走行検出部36及び排出検出部17の検出に起因してオペレータに機体が走行していることを警報する警報装置43とを設けたことを特徴としている。
以上のように構成される本発明のコンバインの走行警報装置によれば、排出オーガによりグレンタンク内の穀粒を機体外部の容器に排出供給する場合に、機体の微速前進又は後進によって排出オーガの穀粒排出部が容器開口位置よりずれることによる穀粒の漏れ出しが、主変速レバーの操作位置が中立位置であるかに関係なく、防止できる。
以下図示する実施形態につき詳述すると、図1は本発明を適用したコンバインの全体側面図であり、走行機体1は前方に前処理部2を備え、前部右側に運転席のキャビン3、運転席キャビン3の後方にグレンタンク4、グレンタンク4の後部に揚穀筒6、揚穀筒6の上端に上下揺動及び水平回動自在に設けられた排出オーガ7が設けられ、走行機体1の下方にはクローラ式の走行部8を備えている。グレンタンク4内の籾は揚穀筒6、排出オーガ7を介して、機体外部に排出される。
上記キャビン3内には図2に示すように運転席のステップ9及び運転席11と,フロントパネル12と,サイドパネル13と,リヤパネル14とが配置され、サイドパネル13には主変速レバー16が、リヤパネル14には図3に示す籾排出クラッチ18をON,OFFする籾排出スイッチ17がそれぞれ設けられている。
図3はグレンタンク4の前方に設けられる籾排出クラッチ18を示し、グレンタンク4の下端部内には前述した揚穀筒6にタンク内の籾を送り出す横らせん軸19が前後方向に支持され、その前端に軸装された入力プーリ21とエンジン側からの出力プーリ22との間にはベルト23が巻掛けられている。
上記ベルト23には揺動アーム24に軸支されたテンションプーリ26が外接しており、クラッチモータ27を前記籾排出スイッチ17でONさせ、円弧状の固定ギヤ28に噛み合うピニオン29を回転させることにより、揺動アーム24を揺動させてテンションプーリ26によりベルト23を緊張させる。ベルト23を緊張させることにより、出力プーリ22の駆動力がベルト23を介して横らせん軸19に伝動される。
図4は本発明を適用した走行警報装置の概略を示す構成図であり、マイコンによる制御部31への入力部(センサー部)として、前述の籾排出スイッチ17と、運転席感圧センサー32と、運転席ステップ感圧センサー33と、エンジン回転センサー34と、車軸回転センサー36とが接続されている。一方、制御部31からの出力部としては、籾排出ランプ41と、警報ランプ42と、警報ブザー43とが設けられている。
籾排出スイッチ17のON・OFFを検出するのは、排出オーガ7による籾排出を検出するためである。本実施例では籾排出スイッチ17のON・OFF状態により間接的に排出オーガ7の籾排出の検出を行うが、グレンタンク4内の上記横らせん軸19の回転を回転センサーでセンシングする等、直接的に排出オーガ7の籾排出を検出してもよい。
運転席感圧センサー32は運転席11に設けられ、運転席ステップ感圧センサー33は運転席11のステップ9に設けられている。運転席感圧センサー32がONになっている場合とは、例えば、オペレータが運転席11に着座している場合が想定される。運転席ステップ感圧センサー33がONになっている場合とは、オペレータがステップ9に立っている場合や、ステップ9を踏み込んでいる場合が想定される。
エンジン回転センサー34は、エンジン37内の出力軸等の回転をセンシングすることにより、エンジン37の作動の有無を検出する。車軸回転センサー36はエンジン37よりHSTを介して回転入力される走行トランスミッション38の出力軸等の回転検出をするエンコーダ等のセンサーからなっている。
回転検出は、上記エンコーダ等から出力される方形波の電圧信号の立ち上がりを制御部31が検出することにより行う。また、前記方形波の立ち下がりを検出してもよいし、立ち上がり及び立ち下がりの両方を検出してもよい。この回転検出により機体の走行を検出する。なお、HSTは主変速レバー16により変速操作される。
図5は本発明を適用した走行警報装置の作動フロー図である。まず処理が開始されるとステップS1に進む。ステップS1では籾排出スイッチ17のON・OFFを検出し、ONになっていればステップS2に進む。ステップS2では、籾排出ランプ41を点灯させステップS3に進む。ステップS3では、エンジン37の作動の有無を検出し、エンジン37が作動していればステップS4に進む。
ステップS4では機体の走行を検出し、機体が走行していればステップS6に進む。ステップS6では、制御部31内に設けられた警報タイマー(図示しない)の時間をTにセットしてカウントダウンを開始し、ステップS7に進む。ステップS7では、警報タイマーのカウントを検出し、カウントが0以外(警報タイマーがカウント中)であれば、ステップS8に進む。ステップS8では、籾排出ランプ41を点滅させ、ステップS9に進む。ステップS9では、警報ブザー43を駆動させ警報音を鳴らし、ステップS1に処理を戻す。
ステップS1において、籾排出スイッチ17がOFFになっている場合にはステップS11に進む。ステップS11では籾排出ランプ41を消灯させ、ステップS12に進む。ステップS12では、上記警報タイマーの時間を0にセットし(警報タイマーのカウントを終了させ)、ステップS13に進む。ステップS13では、警報ブザー43が駆動している場合には停止させ、ステップS1に処理を戻す。
ステップS3において、エンジン37が作動していなことを検出した場合にはステップS12に進む。ステップS4において、機体が走行していないことが検出されるとステップS7に進み、前回以前の処理ループ(ステップS1から処理が開始され、ステップS1に処理が戻されるまでが1ループ)においてセットした警報タイマーのカウントダウンが継続する。ステップS7において、警報タイマーのカウントが0(警報タイマーのカウント終了状態)である場合には、ステップS13に進む。
図6は、上記構成における走行警報装置の入出力部の出力信号の相関関係を示す図面である。籾排出スイッチ17、エンジン回転センサー34及び車軸回転センサー36からの出力信号に対して警報ブザー43の警報出力は同図に示すようになり、警報タイマーにセットする前述のカウント時間Tの長さによって警報ブザー43の警報出力は異なる。同図に示す例では、エンジン37の出力軸の回転周期の1.5程度の長さに設定されている。
なお、ステップS3においてエンジン37の作動を検出し、エンジン37が作動している場合のみ警報ブザー43を駆動させるが、走行警報装置からエンジン回転センサー34を省き、それに伴ってステップS3を省いた構成にしてもよい。該構成では、エンジン37を停止させた状態で、設置面の僅かな傾斜により機体が微速前進又は後進しているような場合にも、警報ブザー43が駆動し得る。
以上、機体の走行及び排出オーガ7による籾排出を検出して警報を発する例につき説明したが、図7は機体の走行を検出するとともに運転席11やステップ9にオペレータがいるか否かを検出して警報を発する例につき示している。まず処理が開始されるとステップS20に進む。ステップS20では、運転席感圧センサー32のON・OFFを検出し、OFFになっていればステップS21に進む。
ステップS21では、運転席ステップ感圧センサー33のON・OFFを検出し、OFFになっている場合はステップS22に進む。ステップS22ではエンジン37の作動を検出し、作動していればステップS23に進む。ステップS23では機体の走行を検出し、機体が走行していればステップS24に進む。
ステップS24では前述の警報タイマーの時間をTにセットし、カウントダウンを開始し、ステップS26に進む。ステップS26では警報タイマーのカウントを検出し、0以外であれば、ステップS27に進む。ステップS27では警報ランプ42を点灯させ、ステップS28に進む。ステップS28では警報ブザー43を駆動させ警報音を鳴らし、処理をステップS20に戻す。
ステップS20において運転席感圧センサー32がON状態、ステップS21において運転席ステップ感圧センサー33がON状態又はステップS22においてエンジン37が作動していない状態の何れかにでも該当する場合には、ステップS29に進む。ステップS29では警報タイマーを0にセットし、ステップS31に進む。ステップS31では警報ランプ42を消灯させ、ステップS32に進む。ステップS32では警報ブザー43を停止させ、処理をステップS20に戻す。
ステップS23において、機体が走行していない場合にはステップS26に進み、前回以前の処理ループ(ステップS20から処理が開始されステップS20に処理が戻されるまでが1ループ)においてセットした警報タイマーのカウントダウンが継続する。ステップS26において、警報タイマーのカウントが0になっている場合には、ステップS31に進む。
以上のように構成される走行警報装置によれば、運転席感圧センサー32及び運転席ステップ感圧センサー33がOFF状態時に警報ランプ42の点灯及び警報ブザー43の警報が発せられるため、主変速レバー16がニュートラルになっているか否かに関係なく、コンバインの運転操作部にオペレータがいない時に機体が走行してしまうことを防止できる。なお、上記走行警報装置と前記の走行警報装置とを組み合わせたものを用いてもよい。
コンバインの全体側面図である。 コンバインの運転席及びその周辺の平面図である。 グレンタンクの籾排出クラッチ部の正面図である。 走行警報装置の概略を示す構成図である。 走行警報装置の作動フロー図である。 走行警報装置の入出力部の出力信号の相関関係を示す図面である。 他の作動例を示す走行警報装置の作動フロー図である。
符号の説明
4 グレンタンク
7 排出オーガ
17 籾排出スイッチ(排出検出部)
36 車軸回転センサー(走行検出部)
43 警報ブザー(警報装置)

Claims (1)

  1. 穀粒を収容するグレンタンク(4)と、グレンタンク(4)内の穀粒を外部に排出する排出オーガ(7)とを備えたコンバインにおいて、機体の走行を検出する走行検出部(36)と、上記穀粒の排出を検出する排出検出部(17)と、走行検出部(36)及び排出検出部(17)の検出に起因してオペレータに機体が走行していることを警報する警報装置(43)とを設けたコンバインの走行警報装置。
JP2006272119A 2006-10-03 2006-10-03 コンバインの走行警報装置 Pending JP2008086275A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010075148A (ja) * 2008-09-29 2010-04-08 Kubota Corp コンバインの穀粒排出用オーガの操作装置
CN104454129A (zh) * 2013-09-25 2015-03-25 Ge延巴赫两合无限公司 包括气缸头和预燃室系统的结构单元

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