JP2002172973A - ミキサドラム駆動制御装置 - Google Patents

ミキサドラム駆動制御装置

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JP2002172973A JP2000370423A JP2000370423A JP2002172973A JP 2002172973 A JP2002172973 A JP 2002172973A JP 2000370423 A JP2000370423 A JP 2000370423A JP 2000370423 A JP2000370423 A JP 2000370423A JP 2002172973 A JP2002172973 A JP 2002172973A
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  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両走行中のドラム逆転を防止できるミキサ
ドラム駆動制御装置を提供する。 【解決手段】 車両に回転可能に搭載されたミキサドラ
ム1と、ミキサドラム1を正、逆転および増、減速回転
させる吐出容量が調整可能な可変容量ポンプ3およびモ
ータ4からなる駆動装置と、駆動装置を増、減速回転す
るための走行用エンジン2と、前記ミキサドラム1の回
転設定手段を備えた操作装置7〜9と、前記操作装置7
〜9の回転設定手段の設定信号に応じてポンプ容量Dp
およびエンジン1の回転状態Neを調整しミキサドラム
1の回転状態を制御する手段、および、車両走行中にお
けるドラム1の逆転方向への回転を阻止する逆転防止手
段を備えたコントローラ6とからなる。そして、走行中
は回転設定信号をドラム1正転方向の所定回転数以下の
中立または攪拌に変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリートミキ
サ車に関し、特に車両走行中にミキサドラムの排出方向
への逆転回転を防止するコンクリートミキサ車のミキサ
ドラム駆動制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンクリートミキサ車において、車両走
行中のミキサドラムの排出方向への逆転回転を防止する
ものとして、例えば、特開昭59−209930号公報
に記載されたものがある。
【0003】これは、ドラムの回転方向検出センサと車
両のタコメータ等の走行状態検出センサとを備え、ドラ
ムの回転方向検出センサにより逆転回転が検出されると
ともに、走行状態検出センサにより所定車速以上が検出
された際に、ドラムが排出方向の逆転状態であることを
警報ランプおよび警報ブザーで警報するようにして、オ
ペレータの操作によりドラムの逆転状態を修正させるよ
うにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、車両の走行開始の時点では警報を発せず、所
定の走行速度に達したときに逆転状態であることを警報
ランプおよび警報ブザーで警告するものであるため、オ
ペレータは車両の運転操作の合間に運転席の操作装置を
操作してドラム逆転状態を修正する必要があり、車両運
転操作とドラム回転修正操作とを同時に行う繁雑な操作
が要求される。
【0005】さらに、走行中のドラムの逆転状態を阻止
する手段がなく、単に警報のみ発するものであるから、
走行中であっても、例えば高速走行中でも、ドラムを逆
転させることも可能な状態にあり、誤って、操作装置を
排出方向に操作して、高速走行中に生コンを撒き散らす
ことを阻止することができないものであった。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、走行中におけるミキサドラムの逆転を防止できる
ミキサドラム駆動制御装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、車両に回
転可能に搭載されたミキサドラムと、前記ミキサドラム
を正、逆転および増、減速回転させる吐出容量が調整可
能な可変容量ポンプおよびモータからなる駆動装置と、
駆動装置を増、減速回転するための走行用エンジン駆動
装置と、前記ミキサドラムの回転設定手段を備えた操作
装置と、前記操作装置の回転設定手段の設定信号に応じ
て前記駆動装置のポンプ容量およびエンジン駆動装置の
回転状態を調整しミキサドラムの回転状態を制御する手
段、および、車両走行中におけるミキサドラムの逆転方
向への回転を阻止する逆転防止手段を備えたコントロー
ラとから構成したことを特徴とする。
【0008】ミキサドラムの逆転方向の回転は、例え
ば、生コンの排出状態があり、逆転防止手段により、車
両走行中において、ミキサドラムの逆転方向の回転、即
ち、排出方向の回転が阻止される。
【0009】第2の発明は、第1の発明において、前記
逆転防止手段は、車両停車中は回転設定手段から制御手
段への回転設定信号を変更することなく伝達し、車両走
行中は回転設定信号をドラム正転方向の所定回転数以下
の回転状態または回転停止状態に変更するものであるこ
とを特徴とする。
【0010】操作装置の回転設定手段はドラム回転が、
逆転状態の排出、停止状態の中立、正転方向で低速回転
状態の攪拌、より高速回転状態の投入等があり、前記ド
ラム正転方向の所定回転数以下の回転状態とは、例え
ば、攪拌もしくは中立等である。
【0011】前記逆転防止手段は、車両の走行中におい
て、例えば、排出や投入の回転設定信号を受けた場合
に、これを攪拌や中立に変更する。
【0012】第3の発明は、第1または第2の発明にお
いて、前記逆転防止手段は、操作装置の所定の操作によ
り、車両の走行速度が所定値以下の場合に、ドラム回転
を排出とすることを許容するよう解除されることを特徴
とする。
【0013】前記所定の操作とは、操作装置に設けた逆
転防止手段に専用の解除ボタンのON/OFF操作と
か、通常のドラム回転操作では用いられない設定操作と
か、ドラム回転操作を禁止した状態での特定の操作等を
云う。
【0014】第4の発明は、第3の発明において、前記
逆転防止手段の解除状態では、操作装置の回転設定信号
が排出でない場合には、ミキサドラムの逆転方向の回転
を阻止するものであることを特徴とする。
【0015】第5の発明は、第3または第4の発明にお
いて、前記操作装置は、運転席および車外に夫々配置さ
れ、前記逆転防止手段の解除は運転席の操作装置の所定
の操作によってのみ実行されることを特徴とする。
【0016】第6の発明は、第3または第4の発明にお
いて、前記操作装置は、運転席および車外に夫々配置さ
れ、操作しようとする操作装置にドラムの回転操作の操
作権がコントローラから設定され、前記逆転防止手段
は、ドラムの回転操作の操作権を運転席の操作装置に設
定した状態でのみその解除が可能となることを特徴とす
る。
【0017】前記操作権とは、それを取得した操作装置
の回転設定手段からのドラム回転操作のみに基づいてド
ラム回転が変更できることを意味し、操作権を取得して
いない操作装置の回転設定手段からのドラム回転操作は
受付けられないことを意味する。
【0018】前記操作権を運転席の操作装置に設定した
状態でのみ逆転防止手段を解除可能とする場合、車外の
操作装置の回転設定手段からの回転操作は無効となる。
【0019】第7の発明は、第5または第6の発明にお
いて、前記運転席の操作装置には、ドラム回転状態を表
示するドラム回転状態表示手段を備え、前記逆転防止手
段の解除状態は、前記ドラム回転状態表示手段の排出表
示部分の点滅により表示されることを特徴とする。
【0020】前記ドラム回転状態表示手段は、ドラムの
回転状態を表示するものであり、例えば、投入、攪拌、
中立、排出等の状態を、ランプや文字表示の点灯、消
灯、点滅等で表示すること等がある。
【0021】第8の発明は、第1ないし第7の発明のい
ずれかにおいて、前記車両走行中および停車中の検出
は、車両に設けたパーキングブレーキ装置の作動状態に
より検出するものであることを特徴とする。
【0022】前記パーキングブレーキ装置の作動状態
は、例えば、パーキングブレーキレバーやリンク類の位
置をスイッチ等で検出するものがある。
【0023】第9の発明は、第4ないし第8の発明のい
ずれかにおいて、前記車両走行中の所定速度は、車両速
度を検出する車速信号の所定値もしくはエンジン回転数
の所定値により検出されるものであることを特徴とす
る。
【0024】前記車速信号は、車両のスピードメータ
(速度計)から求める場合の他、駆動系の回転速度、ド
ライブシャフトやプロペラシャフト等の回転速度から求
めることもできる。
【0025】前記エンジン回転数の所定値は、車両を微
速前進させるに必要な回転数(この場合には、変速機は
低速ギヤが選択されている)に設定することができる。
【0026】第10の発明は、第5ないし第7の発明の
いずれかにおいて、前記コントローラは、パーキングブ
レーキ装置よりの停車信号があるとき、運転席の操作装
置のみに操作権を設定することを特徴とする。
【0027】
【発明の効果】したがって、第1の発明では、逆転防止
手段により車両走行時にはミキサドラムの逆転方向への
回転が阻止されるため、生コンを路上に撒き散らすこと
を安全に回避できる。
【0028】しかも、操作装置の回転設定手段の操作位
置が誤ってドラム逆転の排出位置となっても、また、走
行中に誤って操作装置の回転設定手段を操作して排出と
しても、その出力が走行中は阻止されるため、オペレー
タは操作装置の回転設定手段の操作位置を考慮すること
なく車両を走行開始でき、車両の運転操作に集中でき
る。
【0029】第2の発明では、第1の発明の効果に加え
て、車両走行中は操作装置の回転設定手段の回転設定信
号をドラム正転方向の所定回転数以下の回転状態または
回転停止状態に逆転防止手段により変更するものである
ため、操作装置の回転設定手段の操作位置が、例えば、
逆転回転の排出や高速回転の投入となっていても攪拌や
中立に変更され、一層安全に車両を走行させることがで
きる。
【0030】第3の発明では、第1または第2の発明の
効果に加えて、逆転防止手段の解除により、長く連続し
た場所に排出する場合でも、それに沿って車両を走行速
度を所定値以下にして走行させながら連続排出すること
で、道路の側溝工事等にも対応させることができる。
【0031】そして、前記逆転防止手段の解除状態であ
っても、車両の走行速度が所定値を越えた場合には、逆
転防止手段が設定されている場合と同様に、ミキサドラ
ムの逆転方向の回転を阻止するため、操作装置の回転設
定手段の操作位置を排出から攪拌または中立に変更する
ことを忘れても走行速度が所定値を超えたとき逆転防止
手段が作動して安全に車両を運転できる。
【0032】第4の発明では、第3の発明の効果に加え
て、前記逆転防止手段の解除状態であっても、操作装置
の回転設定信号が排出でない場合には、ドラム回転を排
出とせず、オペレータが操作装置の回転設定信号を排出
としている場合のみドラム回転を排出とし、オペレータ
が意図したドラム回転を得ることができる。
【0033】第5の発明では、第3または第4の発明の
効果に加えて、逆転防止手段の解除が運転席の操作装置
の所定の操作に限定されているため、オペレータの操作
装置による逆転防止手段の解除と車両の走行装置を操作
しての車両走行とが、前後して実行され、オペレータは
移動することなく作業が行える。
【0034】第6の発明では、第3または第4の発明の
効果に加えて、ドラムの回転操作の操作権を運転席の操
作装置に設定した状態でのみ逆転防止手段の解除が可能
となるため、例えば、車外の操作装置が道路脇樹木等に
接触して回転設定手段の操作位置が変化したとしても、
その回転設定手段の操作位置はコントローラに受付けら
れることがなく、意図しないドラム逆転を防止できる。
【0035】第7の発明では、第5または第6の発明の
効果に加えて、前記運転席の操作装置には、逆転防止手
段の解除状態がドラム回転状態表示手段の排出表示部の
点滅により表示されるため、逆転防止手段が解除されて
いることを車両を発進しようとするオペレータに効果的
に警報できる。
【0036】第8の発明では、車両の走行中や停車中の
検出を車両のパーキングブレーキ装置の作動状態により
検出するため、オペレータの車両の操作意思を反映して
おり、確実に停車中および走行中を判別できる。
【0037】第9の発明では、前記車両走行中の所定速
度は、車両速度を検出する車速信号の所定値もしくはエ
ンジン回転数の所定値により検出されるため、車両の走
行駆動装置から容易に得られる。
【0038】第10の発明は、車両走行中は運転席の操
作装置のみによりドラム回転の操作を行うように設定し
ているため、例えば、車外の操作装置が道路脇樹木等に
接触して回転設定手段の操作位置が変化したとしても、
その回転設定手段の操作位置はコントローラに受付けら
れることがなく、意図しないドラム逆転を確実に防止で
きる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。
【0040】図1は、ミキサドラム(以下、ドラムとの
み称する)1の駆動システム構成図を示し、エンジン
2、可変容量ポンプ3、可変容量モータ4、減速機5か
らなるミキサドラム1駆動系統と、この駆動系統を制御
するコントローラ6、運転席の操作装置7、車外の操作
装置8・9、車両のパーキングブレーキ装置17の操作
状態を検出する停車検出スイッチ18、および、車速検
出センサ19を具備する。
【0041】前記エンジン2は、コントローラ6からの
エンジン2への回転数指令信号Nerがアクチュエータ
として機能するスロットル調整装置10により操作され
るスロットル弁11の開度に基づきその回転数が調整さ
れる。即ち、エンジン2の回転数を停車時のアクセルオ
フのアイドル状態より高い回転数に上昇させる。
【0042】そして、エンジン2の回転数は回転数検出
センサ12により検出され、回転数信号Neとしてコン
トローラ6に入力される。
【0043】なお、図示しないが、エンジン2が排気ガ
ス対策等によりエンジン制御用コントローラが採用され
ている場合には、このエンジン制御用コントローラとコ
ントローラ6との間で回転数指令信号Nerおよび回転
数信号Neの信号授受で対応可能である。
【0044】前記エンジン2により駆動される可変容量
ポンプ3は、詳細は省略するが、コントローラ6からの
ポンプ容量指令信号Dprを受け、可変容量ポンプ3の
傾転角を入力信号に対応して正転方向および逆転方向に
切換えると共にその傾転角を調整する電磁弁13によ
り、吐出方向と吐出容量とが調整される。
【0045】前記可変容量ポンプ3の吐出方向と吐出容
量は、容量検出センサ14によりポンプ容量信号Dpと
してコントローラ6に入力される。
【0046】前記可変容量モータ4は、詳細は省略する
が、コントローラ6からのモータ容量指令信号Dmrに
対応して可変容量モータ4の傾転角を調整する電磁弁1
5により容量が調整され、前記可変容量ポンプ3の吐出
流体の供給を受けて回転する。
【0047】前記可変容量モータ4の回転数Nmは、供
給流量Qに比例し、一回転当たりの容量Dmに反比例
し、Nm=Q/Dmとなる。
【0048】そして、前記可変容量モータ4の回転数
は、回転数検出センサ16によりモータ回転数信号Nm
としてコントローラ6に入力される。
【0049】なお、この可変容量モータ4は容量が少容
量から大容量まで連続的に変更できるものを必要とせ
ず、例えば、高速回転用の少容量と通常回転用の大容量
の2段階に容量を変えられるものでも、また、容量が変
化しない定容量モータであってもよい。なお、定容量モ
ータの場合は電磁弁15は不要である。
【0050】前記減速機5は可変容量モータ4により駆
動され、その回転数Nmを所定の減速比で減速した回転
数Ndでミキサドラム1を駆動する。
【0051】前記停車検出スイッチ18は、パーキング
ブレーキ装置17が操作されて停車状態であるとき作動
して停車信号Ubをコントローラに送信する。この停車
検出スイッチは、パーキングブレーキ装置17の操作状
態を検出しているが、車両の停車状態を検出できる他の
手段によって構成することもできる。
【0052】また、前記車速検出センサ19は、車両の
速度メータ等で構成され、車両の走行速度を検出して車
速信号Vcをコントローラに送信する。この車速検出セ
ンサ19は、車両の速度が検出できればよいので、車両
のドライブシャフトやプロペラシャフトの回転を検出す
るものであってもよい。
【0053】前記運転席の操作装置7は、図2にその具
体的構成の一例を示し、表示手段としてのランプ21を
内蔵する入力手段としての切換えスイッチ20、回転設
定手段としてのドラム回転設定スイッチ22、ドラム回
転状態を表示する投入、攪拌、中立、排出の各ランプ2
3を有し、コントローラ6に接続されている。
【0054】前記切換えスイッチ20は、コントローラ
6の後述する操作判別部31へ操作権の切換え要求信号
は、操作信号U1を通して送信するものであり、また、
内蔵のランプ21は前記操作判別部31からの表示信号
D1により当該操作装置7が操作権を有する場合に点灯
表示し、操作権が他の操作装置8、9にある場合に消灯
し、前記切換えスイッチ20により操作権を要求したが
操作権を切換える条件を満たしていない場合に点滅表示
されるようになっている。
【0055】そして、ランプ21の点灯中に切換えスイ
ッチ20を押すことで、ランプ21を消灯させた場合に
は、ドラム1の回転操作が禁止され、いずれの操作装置
7〜9の回転設定スイッチ22および回転設定ダイアル
27、27aの操作もコントローラ6の操作判別部31
には受付けられない。
【0056】前記回転設定スイッチ22は、前記内蔵の
ランプ21が点灯中の操作権がある間において、ドラム
1の回転数を増減させるために操作されるスイッチであ
り、中立のオフ状態から、増加させるUP端子と減少さ
せるDOWN端子とが配列されており、回転設定信号は
操作信号U1を通してコントローラ6に送信される。
【0057】なお、ドラム1の回転状態は前記コントロ
ーラ6の操作判別部からの前記表示信号D1により選択
表示される前記投入、攪拌、中立、排出の回転状態表示
ランプ23の点灯状態で確認できる。
【0058】そして、前記選択表示される排出の回転状
態表示ランプは、後述する逆転防止手段Aの解除中は点
滅表示を行い、オペレータに解除中であることを注意す
るようにしている。
【0059】なお、前記切換えスイッチ20に内蔵のラ
ンプ21は必ずしも内蔵されるものでなく、別々に配置
されていてもよく、また、このランプ21は操作権の有
無の表示ができればよいものであるから、ランプ21以
外に、図示しないが文字表示や記号表示の表示手段、例
えば液晶表示であってもよい。
【0060】前記車外の操作装置8、9は(操作装置8
と9は同一構成であるため、操作装置8のみ説明す
る)、図3にその具体的構成の一例を示し、表示手段と
してのランプ26を内蔵の入力手段としての切換えスイ
ッチ25、回転設定手段としての回転設定ダイアル27
を有し、コントローラ6に接続されている。
【0061】前記切換えスイッチ25は、コントローラ
6の後述する操作判別部31へ操作権信号を操作信号U
2(操作装置9はU3)を通して送信するものであり、
また、内蔵のランプ26は前記操作判別部31からの表
示信号D2(操作装置9はD3)により当該操作装置8
が操作権を有する場合に点灯表示し、操作権が他の操作
装置7、9にある場合に消灯し、前記切換えスイッチ2
5により操作権を要求したが操作権を切換える条件を満
たしていない場合に点滅表示されるようになっている。
【0062】前記回転設定ダイアル27は、前記内蔵の
ランプ26が点灯中の操作権がある間において、ドラム
1の回転数を設定するために操作されるダイアルであ
り、中立のオフ状態から、時計方向に回転させて、ドラ
ム1を低速回転させる攪拌位置、中速回転の投入位置、
および、位置表示をしていないが高速位置が得られると
共に、反時計方向に回転させることで逆回転を得ること
ができ、投入時と向きあう排出位置を得られ、回転設定
信号として操作信号U2を通してコントローラ6に送信
される。
【0063】なお、操作装置9の各部分の符号は、切換
えスイッチ25a、内蔵のランプ26a、回転設定ダイ
アル27aとする。
【0064】また、切換えスイッチ25、25aに内蔵
のランプ26、26aは、必ずしも内蔵される必要はな
く、スイッチ類と別に配置されてもよく、また、これら
のランプ26、26aは操作権の有無の状態が表示でき
ればよく、ランプに限定されるものでなく、例えば、文
字表示や記号表示の表示手段(例えば、液晶表示)であ
ってもよい。
【0065】図4はコントローラ6の詳細を示し、操作
判別部31、逆転防止部33、ドラム回転指令生成部3
2、ドラム回転制御部34、ドラム回転変換回路35か
ら構成される。
【0066】前記操作判別部31は、運転席および車外
の操作装置7〜9の切換え要求信号、回転設定信号、お
よび、スランプ値設定信号を操作信号U1〜U3により
監視する機能を備えている。
【0067】そして、いずれかの操作装置7〜9に操作
権を設定し(エンジン始動時は運転席の操作装置7にな
るようにしてもよい)、その操作権がある操作装置7〜
9(以下、操作装置7とし、操作装置8の場合を()内
に記載する)の回転設定スイッチ22、(回転設定ダイ
アル27)の回転設定信号に従って逆転防止部33に操
作指令信号Uを出力する機能を有する。
【0068】前記操作権の有無は、設定した操作装置7
の切換えスイッチ20(25)に内蔵のランプ21(2
6)を表示信号D1(D2)により点灯させることで操
作権が有ることを表示し、操作権を設定していない他の
操作装置8、9の切換えスイッチ25、25a(21、
26a)に内蔵のランプ26、26a(21、26a)
を表示信号D2、D3(D1、D3)により消灯させて
操作権が無いことを表示する。
【0069】また、前記操作権は、操作権の設定がない
操作装置8、9(ここでは、操作装置7から操作装置8
に切換える場合について説明する)の切換えスイッチ2
5を押すことで切換え要求信号が操作信号U2を介して
操作判別部31に出力され、所定の条件が満たされてい
れば、操作権が切換え要求信号を出した操作装置8に変
更され、変更元の操作装置7の切換えスイッチ20の内
蔵ランプ21を消灯させ、変更先の操作装置8の切換え
スイッチ25の内蔵ランプ26を点灯させて、操作権が
移動したことを表示する。
【0070】前記所定の条件は、切換え先である操作装
置8の回転設定ダイアル27の設定位置が中立・攪拌等
の所定回転数以下の位置となっている場合に、切換え先
である操作装置8への切換えを許可するようにしてい
る。
【0071】そして、この許可条件は例えば、図示しな
いが、許可条件記憶手段を設けて、許可条件記憶手段に
記憶させるものとし、記憶内容は変更可能であり、切換
え先の操作装置7〜9の回転設定位置を作業性が向上す
るようにも変更可能である。
【0072】さらに、(例えば、操作装置7から操作装
置8へ切換える際)操作装置8の切換えスイッチ25を
操作(押)して操作権の切換え要求信号が入力された場
合にあっても、上記許可条件を満たしていない場合に
は、操作装置8の切換えスイッチ25の内蔵のランプ2
6を点滅させることで警報する。
【0073】また、(例えば、操作権が操作装置8にあ
るとした場合)操作権のない操作装置7、9の回転設定
手段22、27aが操作されてドラム1の回転状態を変
更しようとする場合に、その操作が許可されていないこ
とを操作装置7、9の切換えスイッチ20、25aの内
蔵ランプ21、26aを点滅させることで表示するよう
にしている。
【0074】上記の説明において、操作装置7から操作
装置8への操作権の切換えについて説明したが、いずれ
の操作装置7〜9も、変更元となり、また、変更先とな
りうるものである。
【0075】そして、運転席の操作装置7に操作権があ
り切換えスイッチ20の内蔵のランプ21が点灯中に、
再度切換えスイッチ20が押された場合には、操作装置
7の内蔵のランプ21を消灯させ、ドラム1の回転設定
信号がいずれの操作装置7〜9から入力された場合にあ
っても操作指令Uを出力しない、ドラム1の回転操作禁
止状態とする。
【0076】この状態において、運転席の操作装置7の
回転設定スイッチ22が操作された場合には、回転設定
スイッチ22の操作方向に応じて、操作装置のドラム回
転状態表示ランプ23の排出ランプを点滅(回転設定ス
イッチ22を押上げてDOWN側に操作した場合)、も
しくは、消灯(回転設定スイッチ22を押下げてUP側
に操作した場合)させて、後述する走行中における逆転
防止手段Aが解除されているか否かを表示する。
【0077】この排出ランプの点滅表示は、再び運転席
の操作装置の切換えスイッチ20を押して内蔵のランプ
21を点灯させて、ドラム1の回転操作禁止状態を解除
した段階においても継続され、前記ドラム1の回転操作
禁止状態において、回転設定スイッチ22を押下げてU
P側に操作することで、逆転防止手段Aを設定した段階
で、消灯する。
【0078】前記逆転防止部33は、前記操作判別部3
1からの操作指令U、停車検出スイッチ18からの停車
信号Ub、車速検出センサ19からの車速信号Vcの入
力を受け、停車信号Ubと車速信号Vcとにより車両の
走行状態を判断し、当該走行状態に対応した適正な操作
指令Uをドラム回転指令生成部32へ操作指令Uを送信
する。
【0079】即ち、走行中は、操作指令Uが逆転状態の
排出である場合に操作指令Uを停止状態の中立に、ま
た、正転状態であっても操作指令Uが高速回転状態の投
入である場合には操作指令Uを低速状態の攪拌に、夫々
変更して出力する逆転防止手段Aを備える。
【0080】また、逆転防止手段Aは、走行中の操作指
令Uが、停止状態の中立や低速回転状態の攪拌である場
合には、操作指令Uを変更することなくドラム回転指令
生成部32に出力する。
【0081】前記逆転防止手段Aは、前述の運転席の操
作装置7によるドラム1の回転操作禁止における手順に
より解除可能であり、解除された場合には、操作判別部
31からの操作指令Uが排出に選択されており、走行速
度Vcが所定の極低速である場合のみを条件として操作
指令Uを排出とするように作動する。
【0082】そして、前記逆転防止手段Aは、同様に前
述の運転席の操作装置7によるドラム1の回転操作禁止
における手順により解除されていない場合、操作指令U
に排出が選択されていない場合、走行速度Vcが所定の
極低速を超える場合、のいずれの場合にあっても、その
作動が有効となる。
【0083】なお、停車中においては、前記逆転防止手
段Aは作動せず、いずれの操作装置7〜9によって、如
何なる操作指令Uも阻止、および、変更されることな
く、ドラム回転指令生成部32に出力する。
【0084】前記ドラム回転指令生成部32は、前記逆
転防止部33から入力される操作指令信号Uに応じて記
憶している回転数(攪拌回転数、投入回転数、排出回転
数)や回転パターン(時間の経過と共に回転数が変化す
る)をドラム回転制御部34にドラム回転数指令Ndr
として出力する。
【0085】なお、記憶されている各種回転数や回転パ
ターンは、スランプ値に応じて、もしくは、スランプ値
を回転数や回転パターンを増減させるパラメータとして
記憶されており、これらの各種回転数や回転パターン
は、設定操作により任意に変更可能である。
【0086】前記ドラム回転数制御部34は、ドラム回
転数指令生成部32よりのドラム回転数指令Ndrに基
づき、ドラム1の回転数即ちドラム回転数Nmからドラ
ム回転変換回路35を介しフィードバックされたドラム
回転数Ndがドラム回転数指令Ndrになるよう制御す
る。
【0087】具体的には、ドラム回転数指令Ndrに基
づき、必要エンジン回転数Ner、必要ポンプ容量Dp
r、必要モータ容量Dmrを演算し、夫々スロットル調
整装置10、可変容量ポンプ3の電磁弁13、可変容量
モータ4の電磁弁15に出力し、エンジン回転数Ne、
ポンプ容量Dp、モータ容量Dmを調整する。
【0088】例えば、ドラム回転が攪拌状態等の低速時
にはモータ容量指令Dmrをモータ容量の低速側大容量
に固定するよう調整し、また、ドラム回転が投入状態や
排出状態の中速時にはモータ容量指令Dmrを中速側中
容量に固定するよう調整し、そして、エンジン回転数指
令Nerをポンプ容量指令Dprと協働してドラム回転
数指令Ndrが達成されるように調整する(モータ4の
容量が固定の場合にはエンジン2の回転数Neと可変容
量ポンプ3のポンプ容量Dpを調整してドラム1の回転
数が上記と同様に調整される)。
【0089】エンジン回転数指令Nerは、車両停止状
態では、アイドリング状態が望ましく、微妙な調整はポ
ンプ容量Dpの変更で行い、大きい変更はエンジン回転
数Neで行われるのが妥当である。エンジン回転数Ne
が所定回転以上になる場合はモータ容量Dmの変更でな
されるのがよい。
【0090】次に作動を説明する。
【0091】図1ないし図4において、ミキサ車のエン
ジン2の始動直後は、前回の作業終了時のドラム1の回
転停止操作により回転設定スイッチ(回転設定ダイアル
27、27a)22は中立位置にされ、可変容量ポンプ
3の容量Dpは中立の零であり、ドラム1の回転は停止
した中立状態にある。
【0092】オペレータが運転席の操作装置7、もしく
は車外の操作装置8、9のいずれか(ここでは運転席の
操作装置7とする)において、切換えスイッチ20の内
蔵ランプランプ21がコントローラ6の表示信号D1に
より点灯した操作権のある状態(操作装置8、9の内蔵
のランプ26、26aは消灯)で、回転設定スイッチ2
2を例えば攪拌位置等に操作すると、操作信号(回転設
定信号)U1がコントローラ6の操作判別部31に入力
され、操作判別部31は操作権のある操作装置7からの
操作信号U1であることから操作信号U1に応じた操作
指令Uを逆転防止部33に出力する。
【0093】逆転防止部33は、停車信号Ubもしくは
車速信号Vcにより車両の停車中と判断した場合には、
操作指令Uの種類を問わず変更することなくドラム回転
指令生成部32に同じ操作指令Uを送信する。
【0094】そして、停車信号Ubもしくは車速信号V
cにより車両が走行中と判断した場合には、逆転防止手
段Aが設定中か解除中かで動作が異なる。
【0095】逆転防止手段Aの設定中では、走行中は走
行速度の如何に関らず、操作指令Uが排出の場合には中
立に、投入の場合には攪拌に、中立および攪拌の場合に
そのままの、操作指令Uに変更してドラム回転生成部3
2に出力する。
【0096】逆転防止手段Aが解除中では、走行速度信
号Vcが極低速に場合であり、しかも、操作装置7〜9
の回転設定位置に排出が選択されて操作指令Uが排出と
なっている場合のみ、ドラム回転指令生成部32へ出力
する操作指令Uを排出とし、この条件を満たさない場合
には、逆転防止手段Aが解除中でも、その逆転防止手段
Aの作動を有効として前述の操作指令Uをドラム回転指
令生成部32へ出力する。
【0097】ドラム回転指令生成部32は記憶されてい
るドラム回転数指令Ndrの中から操作指令Uに応じた
ドラム回転数指令Ndrを抽出してドラム回転制御部3
4に出力する。
【0098】ドラム回転数制御回路34は、前述したご
とく、ドラム回転数指令Ndrに、ドラム回転数Ndが
一致するよう、エンジン回転数Ner、ポンプ容量指令
Dpr、モータ容量指令Dmr、を計算し、夫々、スロ
ットル調整装置10、可変容量ポンプ3、可変容量モー
タ4へ出力する。
【0099】そして、スロットル調整装置10は、エン
ジン回転数指令Nerに従ってエンジン回転数Neを調
整し、可変容量ポンプ3は、エンジン回転数Neとポン
プ容量指令Dprに応じて吐出する流量Qが調整され、
可変容量モータ4は、流量Qとモータ容量指令信号Dm
rに応じてモータ回転数Nmが調整される。
【0100】さらに、モータ回転数Nmは、減速機5よ
りドラム回転数Ndに変換され、最終的にドラム回転数
Ndが調整されることにより、ドラム回転数Ndが自動
的に操作装置7の回転設定スイッチ22の回転設定信号
(攪拌位置)に対応して変化し、運転席の操作装置7に
コントローラ6の操作判別部31からの表示信号D1に
よりドラム回転状態表示ランプ23の攪拌位置のランプ
が点灯して攪拌状態であることを表示する。
【0101】次に、図5のフローチャートを参照しなが
ら逆転防止部33の作動について説明する。図5におい
て、ステップ3〜5は逆転防止手段Aの設定中の作動で
あり、ステップ6〜9が逆転防止手段Aの解除中の作動
である。
【0102】先ず、運搬から生コン排出作業へ移行する
場合や建設現場から帰還して再び積込み作業へ移行する
際等では、ミキサ車を停車させるためパーキングブレー
キレバー17を操作すると停車検出スイッチ18が作動
して停車信号Ubを出力するため、コントローラ6の逆
転防止部33はステップ1でNO(停車中)と判断す
る。
【0103】この停車中においては、操作装置7〜9で
の操作と全てのドラム1の回転設定信号に基づく操作指
令Uのドラム回転指令生成部32への出力が許容され
る。
【0104】また、生コン運搬の一連の作業において、
生コンの投入による積込み作業から運搬走行へ、また
は、生コンを建設現場で排出終了から帰る際などは、オ
ペレータがミキサ車を走行させるためにパーキングブレ
ーキレバー17を解除操作すると、停車検出スイッチ1
8は停車信号Ubの出力がOFFされ、コントローラ6
の逆転防止部33はステップ1で走行中と判断し、ステ
ップ2に進み、パーキングブレーキレバー17が開放さ
れた直後か否かが判定される。
【0105】ステップ2では、パーキングブレーキレバ
ー17が開放された直後であるためステップ3に進み、
操作判別部31からの操作指令Uが「中立または排出」
であるか否かが判定され、操作指令Uが「中立または排
出」である場合にはステップ4に進み、操作指令Uが
「中立または排出」でない場合にはステップ5に進む。
【0106】ステップ4では、操作指令Uをドラム停止
状態の中立として出力し、ステップ5では、操作指令U
をドラム低速回転の攪拌として出力する。
【0107】従って、走行中におけるドラム回転状態
は、停止状態か攪拌状態に固定される。
【0108】また、前記ステップ2でパーキングブレー
キレバー17を解除して停車信号Ubの出力が停止され
てからの時間が所定時間以上経過した場合には、ステッ
プ6に進み、逆転防止手段Aが解除されているか否かが
判断される。この所定時間は逆転防止手段Aの後述する
設定/解除操作を行うのに必要充分な時間が設定され
る。
【0109】前記ステップ6で逆転防止手段Aが設定中
の場合にはステップ3に進み前述の逆転防止手段Aが作
動される。
【0110】前記ステップ6で逆転防止手段Aが解除さ
れているとステップ7に進み、操作判別部31からの操
作指令Uが排出か否かが判断される。操作指令Uが排出
以外の中立、攪拌、投入である場合には、ステップ3以
降の逆転防止手段Aが作動され、操作指令Uが排出であ
る場合のみステップ8に進む。
【0111】ステップ8では、車速検出スイッチ19よ
りの車速信号Vcが所定車速以下か否かが判断され、所
定車速を超えている場合にはステップ3に進み、前述の
逆転防止手段Aが作動され、所定車速以下の微速状態の
場合のみステップ9に進み、ステップ9でドラム回転指
令生成部32へ出力する操作指令Uを排出とする。
【0112】従って、オペレータはドラム1の回転が排
出の逆転状態となったミキサ車を微速前進させながら、
ミキサ車を進路に沿って延びる側溝工事場所等へ連続し
て生コンを排出しながら走行させることができる。
【0113】前記作動において、ステップ2のパーキン
グブレーキレバー17が解除された直後か否かにより、
逆転防止手段Aが作動するステップ3へ進むか、逆転防
止手段Aが解除されているか否かを判断するステップ6
へ進むかを選択するようにしているが、このステップ2
とステップ6とを一体のステップとして図示したステッ
プ2の部分に配置して、ステップ2で逆転防止手段Aが
設定されているか否かを判断するようにしてもよい。
【0114】この場合には、ステップ2で逆転防止手段
Aの設定/解除が判断され、設定中であればステップ3
に進み、解除中であればステップ7へ進むことになる。
【0115】前記逆転防止手段Aの設定/解除につい
て、以下に図6および図7のフローチャートを用いて説
明する。
【0116】図6は、逆転防止手段Aの設定/解除操作
の手順を示すフローチャートであり、図7は逆転防止手
段Aの設定/解除操作の手順に従い、操作判別部31で
実行される逆転防止手段Aの設定/解除操作を判別する
処理のフローチャートを示す。
【0117】図6において、まず、手順1のステップ1
0〜12の操作にてドラム1の回転操作を禁止するもの
であり、この回転操作の禁止状態において、手順2のス
テップ20〜24の操作により逆転防止手段Aの設定/
解除を選択操作し、手順3のステップ35によりドラム
1の回転操作の禁止状態を解除してドラム1の回転操作
を可能状態とすることで行われる。
【0118】前記手順1は、運転席の操作装置7に操作
権がある状態か否かを、運転席の操作装置7の切換スイ
ッチ20に内蔵のランプ21を点灯しているか否かによ
り確認し(ステップ10)、運転席の操作装置7に操作
権がなく内蔵のランプ21が消灯している場合には、切
換スイッチ20を押して運転席の操作装置7へ操作権を
獲得させ、切換スイッチ20に内蔵のランプ21を点灯
させる(ステップ11)。
【0119】次いで、前記切換スイッチ20に内蔵のラ
ンプ21が(ステップ10、11により)点灯している
状態において、切換スイッチ20を押すことでドラム回
転操作の禁止状態とし、内蔵のランプ21の消灯により
これを確認する(ステップ12)。
【0120】前記手順2は、逆転防止手段Aの設定/解
除のいずれかを選択するか確認するステップ20と、逆
転防止手段Aを解除するステップ21、22の操作およ
び確認と、逆転防止手段Aを設定するステップ23、2
4の操作とから構成される。
【0121】前記ステップ20の確認の結果、逆転防止
手段Aを解除する場合には、(ドラム回転スイッチ22
をDOWN側に押下げる)操作を行い(ステップ2
1)、この操作の結果ドラム回転状態表示手段23の排
出ランプが点滅するかどうかを確認する(ステップ2
2)。排出ランプが点滅しない場合にはステップ21の
再操作を行い前記排出ランプが点滅するのを確認する。
【0122】他方、前記ステップ20の確認の結果、逆
転防止手段Aを設定する場合には、(ドラム回転スイッ
チ22をUP側に押上げる)操作を行い(ステップ2
3)、この操作によりドラム回転状態表示手段23の排
出ランプを消灯させる(ステップ24)。
【0123】前記手順3は、前記ドラム回転の禁止状態
を解除するものであり、内蔵のランプ21が消灯状態
(ドラム回転の禁止状態)において運転席の操作装置7
の切換スイッチ20を押すことで内蔵のランプ21を点
灯させ(ステップ35)、これにより運転席の操作装置
7に操作権があると共にドラム1の回転操作が可能なこ
とを表示させる。
【0124】以上の操作により、逆転防止手段Aの設定
/解除がなされるのであるが、これら手順は、コントロ
ーラ6の操作判別部31による図7のフローチャートに
より判別される。
【0125】図7において、ステップ14〜19は前記
手順1の判別フローチャート、ステップ25〜31は前
記手順2の判別フローチャート、ステップ36〜39は
前記手順3の判別フローチャートを夫々示す。
【0126】先ず、ステップ13において前記手順1の
ドラム回転禁止中か否かが判断され、ドラム回転禁止中
でない場合にはステップ14に進み、運転席の操作装置
7の切換スイッチ20が押されたか否かが判断される。
【0127】前記切換スイッチ20が押されない場合と
は、車外の操作装置8、9へ操作権が設定されていて運
転席の操作装置7に操作権を切換えない場合であり、ま
た、運転席の操作装置7に操作権が設定されていても逆
転防止手段Aの設定/解除を行わない場合であり、処理
は終了する。
【0128】前記運転席の操作装置7の切換スイッチ2
0が押された場合には、前記ステップ14からステップ
15に進み、切換スイッチ20が押されたのは一回目の
車外の操作装置8、9から運転席の操作装置7に操作権
を切換える場合か、もしくは、二回目の操作権が運転席
の操作装置7にあり切換スイッチ20に内蔵のランプ2
1が点灯中に押されたのかを判断する。
【0129】前記ステップ15で車外の操作装置8、9
に操作権があると判断された場合には、運転席の操作装
置7の切換スイッチ20が押されたのが一回目と判断
し、ステップ16で運転席の操作装置7に操作権を切換
えて設定し、ステップ17で運転席の操作装置7の切換
スイッチ20に内蔵のランプ21を点灯させる。
【0130】前記ステップ15で運転席の操作装置7に
操作権がある、即ち、運転席の操作装置7の切換スイッ
チ20に内蔵のランプ21の点灯中に切換スイッチ20
が押された、即ち、切換スイッチ20が押されたのが二
回目と判断した場合にはステップ18に進み、ステップ
19で切換スイッチ20に内蔵のランプ21を消灯さ
せ、ドラム回転操作を禁止状態としたことをオペレータ
に確認させる。
【0131】前記ステップ13でドラム回転操作の禁止
中と判断された場合にはステップ36に進み、ドラム回
転禁止中の状態を解除するか否かを、切換スイッチ20
が押されたか否かで判断し、切換スイッチ20が押され
ていない場合はステップ25に進み、運転席の操作装置
7の回転設定スイッチ22が操作されたかどうかが判断
される。
【0132】ステップ25で回転設定スイッチ22が操
作されたと判断された場合には、ステップ26で所定時
間連続してDOWN方向に押下げられたと判断した場合
にはステップ28に進み、ステップ26で所定時間に満
たないDOWN方向への押下げ、および、UP方向への
押上げの場合にはステップ27に進み、UP方向への押
上げの場合にはステップ30へ進む。
【0133】前記ステップ28では逆転防止手段Aが解
除され、ステップ29で運転席の操作装置7のドラム回
転状態表示手段23の排出ランプを点滅させて、逆転防
止手段Aが解除されていることを警告する。
【0134】前記ステップ30では逆転防止手段Aが設
定され、ステップ31で運転席の操作装置7のドラム回
転状態表示手段23の排出ランプを消灯させることで、
逆転防止手段Aが設定されていることを表示する。
【0135】なお、前記ステップ25で回転設定スイッ
チ22が操作されない場合、および、ステップ27で所
定時間に満たないDOWN方向への押下げと判断した場
合には、ステップ36の切換スイッチ20が押されたと
判断されるまで、次回以降においてステップ25〜27
の処理を継続させる。
【0136】前記ステップ36でドラム回転禁止中に切
換スイッチ20が押されたと判断された場合には、ステ
ップ37に進みドラム1の回転操作を可能な状態とし、
ステップ38でドラム1の回転操作を可能な状態である
ことを切換スイッチ20に内蔵のランプ21を点灯させ
ることで表示する。
【0137】なお、前記ステップ28、29での逆転防
止手段Aの解除、および、ステップ30、31での逆転
防止手段Aの設定は、いずれかを一方のみが選択でき、
一方を選択するとき他方が解除され、他方を選択すると
き一方が解除される二律背反な関係となっている。
【0138】上記実施の態様において、逆転防止手段A
の設定/解除の操作時に操作権を運転席の操作装置7に
切換えるようにしているが、コントローラ6の操作判別
部31が逆転防止部33からパーキングブレーキ装置1
7の停車検出スイッチ18からの停車信号Ubを受け
て、コントローラ6の操作判別部31において、走行中
に操作権を与える操作装置を特定するとさらによい。
【0139】即ち、車両の停車中は、全ての操作装置7
〜9のうち操作権を要求した操作装置7〜9のいずれか
に操作権を切換えて付与するようにし、車両の走行中
は、運転席の操作装置7のみに操作権を付与するように
する。
【0140】このように構成すれば、走行中において
は、運転席の操作装置7のみから操作信号U1がコント
ローラ6の操作判別部31に入力され、車外の操作装置
8、9が立木等で回転設定手段27、27aの設定位置
が変化しても、何らコントローラには入力されず、より
精度のよい制御が可能であり、逆転防止手段Aにおいて
も操作指令Uがいずれの操作装置から発せられたのか判
断する必要がなくなる。
【0141】また、上記実施の態様において、逆転防止
手段Aの設定/解除の操作は、ドラム回転操作の禁止状
態にした後、運転席の操作装置7の回転設定スイッチ2
2により行うが、逆転防止手段Aの設定/解除の操作は
これに限定されるものでなく、例えば、運転席の操作装
置7に逆転防止手段Aの解除ボタンを設け、この解除ボ
タンのON/OFF操作することでもよく、また、通常
のドラム回転操作では用いられない操作、例えば、運転
席の操作装置7の切換えスイッチを所定時間継続して押
す等で逆転防止手段Aの解除をするようにしてもよい。
【0142】本実施態様にあっては、逆転防止手段Aに
より車両走行時にはミキサドラム1の逆転方向への回転
が阻止されるため、生コンを路上に撒き散らすことを安
全に回避できる。
【0143】また、逆転防止手段Aは、車両走行中は操
作装置7の回転設定信号をドラム正転方向の所定回転数
以下の回転状態または回転停止状態に変更するものであ
るため、操作装置7の回転設定手段22の操作位置が、
例えば、逆転回転の排出や高速回転の投入となっていて
も攪拌や中立に変更され、一層安全に車両を走行させる
ことができる。
【0144】従って、操作装置7の回転設定手段22の
操作位置が誤ってドラム逆転の排出位置となっていて
も、また、走行中に誤って操作装置7の回転設定手段2
2を操作して排出としても、その出力が走行中は阻止さ
れるため、オペレータは操作装置7の回転設定手段22
の操作位置を考慮することなく車両の走行を開始でき、
車両の運転操作に集中できる。
【0145】また、逆転防止手段Aは解除でき、長く連
続した場所に排出する場合でも、それに沿って車両を所
定値以下の走行速度で走行させながら連続排出すること
で、道路の側溝工事等にも対応させることができる。
【0146】しかも、逆転防止手段Aの解除状態であっ
ても、車両の走行速度が所定値を越えた場合には、逆転
防止手段Aが設定されている場合と同様に、ミキサドラ
ム1の逆転方向の回転を阻止するため、操作装置7の回
転設定手段22の操作位置を排出から攪拌または中立に
変更することを忘れても走行速度が所定値を超えたとき
でも安全に車両を運転できる。
【0147】また、逆転防止手段Aの解除中であって
も、微速走行中のドラム逆転は、操作装置7の回転設定
信号が排出に設定されない場合には、ドラム1回転を排
出とせず、オペレータが操作装置の回転設定信号を排出
としている場合のみドラム回転を排出とし、オペレータ
が意図したドラム回転を得ることができる。
【0148】前記逆転防止手段Aの解除が運転席の操作
装置7の所定の操作に限定されているため、オペレータ
の操作装置7による逆転防止手段Aの解除と車両の走行
装置を操作しての車両走行とが、前後して実行され、オ
ペレータは移動することなく作業が行える。
【0149】しかも、ドラムの回転操作の操作権を運転
席の操作装置7に設定した状態でのみ逆転防止手段Aの
解除が可能とすると、例えば、車外の操作装置8、9が
道路脇樹木等に接触して回転設定手段27、27aの操
作位置が変化したとしても、その回転設定手段27、2
7aの操作位置はコントローラ6に受付けられることが
なく、意図しないドラム1の逆転を防止できる。
【0150】また、逆転防止手段Aの解除状態がドラム
回転状態表示手段23の排出表示部の点滅により表示さ
れるため、逆転防止手段Aが解除されていることを車両
を発進しようとするオペレータに効果的に警報できる。
【0151】さらに、車両の走行中や停車中の検出を車
両のパーキングブレーキ装置17の作動状態により検出
するため、オペレータの車両の操作意思を反映してお
り、確実に停車中および走行中を判別できる。
【0152】さらに、車両走行中はパーキングブレーキ
装置17の停車検出スイッチ18からの停車信号Ubが
ないことで走行中と判断して運転席の操作装置7のみに
よりドラム回転の操作を行うように設定しているため、
例えば、車外の操作装置8、9が道路脇樹木等に接触し
て回転設定手段27、27aの操作位置が変化したとし
ても、その回転設定手段27、27aの操作位置はコン
トローラ6に受付けられることがなく、意図しないドラ
ム逆転を確実に防止できる。
【0153】なお、上記実施形態において、逆転防止手
段Aは、操作装置7のドラム回転禁止中における設定/
解除操作により設定/解除されると記載しているが、こ
れを解除操作のみ可能とすると共に例えば車両走行速度
が所定値を超えたとき、逆転防止手段Aの解除状態がリ
セットされるようにして、再び、逆転防止手段Aを解除
する場合には、その都度、解除操作を行うようにしても
よい。この場合には、逆転防止手段Aの設定操作が不要
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すミキサドラムの駆動
システムの構成図。
【図2】運転席の操作装置の具体例を示すレイアウト
図。
【図3】車外の操作装置の具体例を示すレイアウト図。
【図4】コントローラのブロック図。
【図5】逆転防止部の作動を示すフローチャート。
【図6】逆転防止装置の設定/解除操作の手順を示すフ
ローチャート。
【図7】逆転防止装置の設定/解除操作を判別するフロ
ーチャート。
【符号の説明】
A 逆転防止手段 1 ドラム 2 エンジン 3 可変容量ポンプ 4 可変容量モータ 5 減速機 6 コントローラ 7、8、9 操作装置 10 スロットル調整装置 11 スロットル 12,16 回転数検出センサ 13,15 電磁弁 14 容量検出センサ 17 パーキングブレーキ装置 18 停車検出スイッチ 19 車速検出センサ 20、25、25a 切換えスイッチ 21、26、26a ランプ(表示手段) 22 回転設定スイッチ 23 ドラム回転状態表示ランプ 27、27a 回転設定ダイアル 31 操作判別部(操作判別手段) 32 ドラム回転指令生成部(ドラム回転指令生成手
段) 33 逆転防止部 34 ドラム回転制御部(ドラム回転制御手段)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に回転可能に搭載されたミキサドラ
    ムと、 前記ミキサドラムを正、逆転および増、減速回転させる
    吐出容量が調整可能な可変容量ポンプおよびモータから
    なる駆動装置と、 駆動装置を増、減速回転するための走行用エンジン駆動
    装置と、 前記ミキサドラムの回転設定手段を備えた操作装置と、 前記操作装置の回転設定手段の設定信号に応じて前記駆
    動装置のポンプ容量およびエンジン駆動装置の回転状態
    を調整しミキサドラムの回転状態を制御する手段、およ
    び、車両走行中におけるミキサドラムの逆転方向への回
    転を阻止する逆転防止手段を備えたコントローラとから
    構成したことを特徴とするミキサドラム駆動制御装置。
  2. 【請求項2】 前記逆転防止手段は、車両停車中は回転
    設定手段から制御手段への回転設定信号を変更すること
    なく伝達し、車両走行中は回転設定信号をドラム正転方
    向の所定回転数以下の回転状態または回転停止状態に変
    更するものであることを特徴とする請求項1に記載のミ
    キサドラム駆動制御装置。
  3. 【請求項3】 前記逆転防止手段は、操作装置の所定の
    操作により、車両の走行速度が所定値以下の場合に、ド
    ラム回転を排出とすることを許容するよう解除されるこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載のミキサ
    ドラム駆動制御装置。
  4. 【請求項4】 前記逆転防止手段の解除状態では、操作
    装置の回転設定信号が排出でない場合には、ミキサドラ
    ムの逆転方向の回転を阻止するものであることを特徴と
    する請求項3に記載のミキサドラム駆動制御装置。
  5. 【請求項5】 前記操作装置は、運転席および車外に夫
    々配置され、前記逆転防止手段の解除は運転席の操作装
    置の所定の操作によってのみ実行されることを特徴とす
    る請求項3または請求項4に記載のミキサドラム駆動制
    御装置。
  6. 【請求項6】 前記操作装置は、運転席および車外に夫
    々配置され、操作しようとする操作装置にドラムの回転
    操作の操作権がコントローラから設定され、 前記逆転防止手段は、ドラムの回転操作の操作権を運転
    席の操作装置に設定した状態でのみその解除が可能とな
    ることを特徴とする請求項3または請求項4に記載のミ
    キサドラム駆動制御装置。
  7. 【請求項7】 前記運転席の操作装置には、ドラム回転
    状態を表示するドラム回転状態表示手段を備え、 前記逆転防止手段の解除状態は、前記ドラム回転状態表
    示手段の排出表示部分の点滅により表示されることを特
    徴とする請求項5または請求項6に記載のミキサドラム
    駆動制御装置。
  8. 【請求項8】 前記車両走行中および停車中の検出は、
    車両に設けたパーキングブレーキ装置の作動状態により
    検出するものであることを特徴とする請求項1ないし請
    求項7のいずれか一つに記載のミキサドラム駆動制御装
    置。
  9. 【請求項9】 前記車両走行中の所定速度は、車両速度
    を検出する車速信号の所定値もしくはエンジン回転数の
    所定値により検出されるものであることを特徴とする請
    求項4ないし請求項8のいずれか一つに記載のミキサド
    ラム駆動制御装置。
  10. 【請求項10】 前記コントローラは、パーキングブレ
    ーキ装置よりの停車信号があるとき、運転席の操作装置
    のみに操作権を設定することを特徴とする請求項5ない
    し請求項7のいずれか一つに記載のミキサドラム駆動制
    御装置。
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