JP2010228152A - ミキサ車 - Google Patents

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Abstract

【課題】撹拌運転を停止したまま走行することを防止できるミキサ車を提供すること。
【解決手段】
架台1に搭載され、撹拌方向及び排出方向に回転可能なドラム2と、ドラム2を回転駆動するための駆動装置と、駆動装置の動作を制御するコントローラ10と、を備え、コントローラ10にてドラム2の回転方向及び回転速度が制御されることによって自動撹拌運転されるミキサ車100であって、前記自動撹拌運転を解除するための自動撹拌解除スイッチ43と、自動撹拌解除スイッチ43が解除操作されていることを報知するための報知ブザー32と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、ミキサ車に関するものである。
従来より、モルタルやレディミクストコンクリート等(以下、「生コン」と称する。)を搭載したミキサドラムの回転を電子制御でコントロールするミキサ車が知られている。このミキサ車では、運搬中にミキサドラム内の生コンが分離したり硬化したりすることを防止するために、ミキサドラムの回転方向及び回転速度を自動的に調節しながら撹拌運転を行っている。
ところで、ミキサドラムが撹拌運転のときと逆向きに回転すると生コンが排出されるため、通常の状態ではミキサ車の走行中にミキサドラムが逆回転しないようになっている。しかし、例えば細長い溝に生コンを供給するときなど、走行しながら生コンを排出するためにミキサドラムを逆回転することが要求される場合がある。
特許文献1には、ミキサドラムの逆転を防止するための逆転防止手段を解除すると、車両が低速で走行しながら生コンを排出可能になるミキサ車が開示されている。
特開2002−172973号公報
しかしながら、特許文献1のミキサ車では、逆転防止手段が解除されると、再び逆転防止手段を設定するまでミキサドラムの回転が停止したままになることがある。そのため、作業者が逆転防止手段の設定を忘れて撹拌運転が行われないまま運搬され、生コンがドラム内で分離したり硬化したりするおそれがあった。
そこで、本発明では撹拌運転への切り換えを促すことができるミキサ車を提供することを目的とする。
本発明は、架台に搭載され、撹拌方向及び排出方向に回転可能なミキサドラムと、前記ミキサドラムを回転駆動するための駆動装置と、前記駆動装置の動作を制御するコントローラと、を備え、前記コントローラにて前記ミキサドラムの回転方向及び回転速度が制御されることによって自動撹拌運転されるミキサ車であって、前記自動撹拌運転を解除するための自動撹拌解除スイッチと、前記自動撹拌解除スイッチが解除操作されていることを報知するための報知装置と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、自動撹拌運転を解除するための自動撹拌解除スイッチが解除操作されている場合には、報知装置が作動して運転者に報知する。したがって、撹拌運転への切り換えを促すことができるミキサ車を得ることができる。
本発明の実施の形態に係るミキサ車の平面図である。 ミキサ車の制御を示すブロック図である。 自動撹拌モードの制御を示すフローチャート図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態に係るミキサ車100について説明する。
ミキサ車100は、架台1に搭載されたミキサドラム(以下、「ドラム」と称する。)2に生コンを搭載して運搬するものである。ミキサ車100は、運転席(図示省略)が設けられるキャブ30を備える。
まず、図1及び図2を参照しながらミキサ車100の全体構成について説明する。
ドラム2は、回転可能に架台1に搭載され、ミキサ車100に搭載された走行用エンジン3を動力源として駆動され、可変容量型油圧ポンプ5及び可変容量型油圧モータ6にて正逆転及び増減速する。なお、以下では、可変容量型油圧ポンプ及び可変容量型油圧モータを、それぞれ「油圧ポンプ」及び「油圧モータ」と称する。これら油圧ポンプ5及び油圧モータ6が、ドラム2の駆動装置に該当する。
エンジン3のクランクシャフトの回転運動は、ドライブシャフト4を介して油圧ポンプ5に伝達される。このように、油圧ポンプ5は、エンジン3から常時取り出される動力によって回転駆動する。
油圧ポンプ5から吐出された作動油は油圧モータ6に供給され、油圧モータ6が回転する。油圧モータ6には減速機7を介してドラム2が連結され、ドラム2は油圧モータ6の回転に伴って回転する。
油圧ポンプ5は、エンジン3から常時取り出される動力によって回転駆動するため、油圧ポンプ5の回転数は、車両の走行状態によって変化するエンジン3の回転数に大きく影響を受ける。そこで、ミキサ車100には、エンジン3の回転速度に応じてドラム2が目標回転状態となるように油圧ポンプ5及び油圧モータ6の動作を制御するミキサドラム用コントローラ(以下、単に「コントローラ」と称する。)10(図2参照)が搭載される。
エンジン3、油圧ポンプ5、油圧モータ6、及びコントローラ10によって、ドラム2を駆動制御するミキサドラム駆動制御装置20が構成される。
油圧ポンプ5は、容量が可変な斜板型アキシャルピストンポンプであり、コントローラ10からの指令信号を受けてポンプの傾転角を正転方向又は逆転方向に切り換えると共に、その傾転角を調整する電磁弁を備え、その電磁弁によって吐出方向と吐出容量が調整される。油圧ポンプ5によってドラム2が正転運転されるときには、ドラム2内の生コンが攪拌され、また、ドラム2が逆転運転される時には、ドラム2内の生コンが外部へと排出される。正転運転のときの回転方向が撹拌方向に該当し、逆転運転のときの回転方向が排出方向に該当する。
油圧モータ6は、容量が可変な斜板型アキシャルピストンポンプであり、油圧ポンプ5から吐出される作動油の供給を受けて回転駆動する。油圧モータ6は、コントローラ10からの指令信号を受けてモータの傾転角を調整する電磁弁を備え、その電磁弁によって高速回転用の少容量と通常回転用の大容量との2段階に容量が切り換えられる。
コントローラ10は、ミキサドラム駆動制御装置20の制御を行うものであり、CPU(中央演算処理装置)、ROM(リードオンリメモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、及びI/Oインターフェース(入出力インターフェース)を備えたマイクロコンピュータで構成される。RAMはCPUの処理におけるデータを記憶し、ROMはCPUの制御プログラム等を予め記憶し、I/Oインターフェースは接続された機器との情報の入出力に使用される。CPUやRAMなどをROMに格納されたプログラムに従って動作させることによってミキサドラム駆動制御装置20の制御が実現される。
コントローラ10は、エンジン3の回転数に応じて、ドラム2の回転方向及び回転数が目標回転状態となるように油圧ポンプ5及び油圧モータ6の動作を制御する。具体的には、コントローラ10は、ドラム2の回転方向及び回転数が目標回転状態となるように、油圧ポンプ5の吐出方向と吐出容量を演算すると共に油圧モータ6の容量を演算し、油圧ポンプ5及び油圧モータ6のそれぞれに制御信号及び2速切換信号を出力する。なお、コントローラ10には、油圧ポンプ5からセンサ(図示省略)を通じて負荷圧力信号が入力されると共に、油圧モータ6からセンサ(図示省略)を通じて回転方向信号と回転数信号が入力され、コントローラ10は、これらの入力信号に基づいて油圧ポンプ5及び油圧モータ6の動作を制御する。
コントローラ10には、キャブ30内のパーキングブレーキ31に設けられるパーキングブレーキセンサ31aと、ミキサ車100の運転者がキャブ30内の運転席に着座したまま操作可能な車内スイッチ40と、エンジン3などを含む車両の制御を行うためのシャシ側のECU9とが、I/Oインターフェースを介して接続される。
パーキングブレーキ31は、ミキサ車100駐車するときに使用される。パーキングブレーキ31のレバーが制動位置にあるときにはブレーキ制動状態であり、解除位置にあるときにはブレーキ解除状態である。パーキングブレーキ31には、パーキングブレーキ31のレバー位置を検出するためのパーキングブレーキセンサ31aが設けられる。
パーキングブレーキセンサ31aは、パーキングブレーキ31のレバーが制動位置にある場合には、停車信号をコントローラ10へと出力する。パーキングブレーキセンサ31aは、例えば接触センサである。
パーキングブレーキセンサ31aからの停車信号がなく、かつ油圧ポンプ5の吐出圧力が所定値以上に上昇すると、コントローラ10は車両が走行中であると判定し、生コンの排出を防止すると共に生コンの品質を保つため、ドラム2を自動的に正転運転して生コンを撹拌する。ドラム2内に生コンが搭載されると、ドラム2を回転させるための油圧ポンプ5及び油圧モータ6に負荷がかかり吐出圧力が上昇することを利用した判定である。この自動撹拌運転が行われるのが、自動撹拌モードである。
車内スイッチ40は、ドラム2の回転を手動制御するための回転スイッチ41と、コントローラ10によるドラム2の回転をを強制的に停止させるための非常停止スイッチ42と、自動撹拌モードを解除するための自動撹拌解除スイッチ43とを備える。運転者が各スイッチ41〜43を操作すると、車内スイッチ40からコントローラ10へと指令信号が出力される。コントローラ10は、その指令信号に基づいてドラム2の回転方向及び回転速度を調節する。
回転スイッチ41は、ドラム2の回転方向及び回転速度を調節するためのダイヤル式スイッチである。回転スイッチ41が中立位置であるときにはドラム2は停止し、中立位置から時計回りに回転させられるとドラム2は正転運転し、中立位置から反時計回りに回転させられるとドラム2は逆転運転する。
ドラム2の回転速度は、回転スイッチ41の回転させられる角度によって変化する。即ち、回転スイッチ41が大きな角度回転させられた場合には、小さな角度回転させられた場合よりもドラム2の回転速度は速くなる。
回転スイッチ41は、パーキングブレーキ31が制動位置にあるとき又は自動撹拌解除スイッチ43がオンにされて自動撹拌モードが解除されているときにのみ有効である。つまり、それ以外の場合には回転スイッチ41の操作は無効である。これは、作業者の過誤等によって走行中に生コンを排出することを防止するためである。ドラム2に搭載された生コンは、回転スイッチ41が排出側へ操作されることによってのみ排出される。
非常停止スイッチ42は、コントローラ10の電源を強制的に遮断し、ドラム2の回転を停止させるためのプッシュスイッチである。非常停止スイッチ42は、通常の運転状態では使用されず、非常時にのみ使用されるスイッチである。非常停止スイッチ42が押された状態からは、エンジン3を一旦停止させて再始動することによってコントローラ10が再始動されて復帰する。
自動撹拌解除スイッチ43は、自動撹拌モードを一時的に解除するためのプッシュスイッチである。自動撹拌解除スイッチ43には、誤操作防止のためのカバー(図示省略)が設けられる。
ミキサ車100では、通常は停車しているときに生コンを排出可能である。パーキングブレーキ31が制動位置にある場合にはミキサ車100は停止しているので、パーキングブレーキセンサ31aからの停車信号がコントローラ10に入力されたときには、生コンの排出を可能にしている。
しかしながら、例えば細長い溝に生コンを供給するときのように、走行しながら生コンを排出することが要求される場合がある。このような場合、ミキサ車100は走行する必要があるためパーキングブレーキ31は制動位置にない。しかし、自動撹拌モードに設定されている限りドラム2は逆転運転不可である。よって、生コンを排出するために一時的に自動撹拌モードを解除する必要がある。そこで、自動撹拌解除スイッチ43が設けられる。
車内スイッチ40には、自動撹拌解除スイッチ43がオンになっていることを報知するための報知ブザー32が接続される。
報知ブザー32は、自動撹拌解除スイッチ43がオンになっているとき、即ち自動撹拌モードが解除されているときに鳴動するブザーである。この報知ブザー32が報知装置に該当する。
自動撹拌解除スイッチ43をオンにしての作業は、通常の作業とは異なるイレギュラーな作業である。よって、一時的に自動撹拌モードを解除して生コンの排出作業を行った後に、自動撹拌解除スイッチ43を運転者がオフにし忘れるおそれがある。
自動撹拌解除スイッチ43がオンにされた状態では、自動撹拌モードが一時的に解除されており、回転スイッチ41の位置によってドラム2の回転方向及び回転速度が決定される。よって、自動撹拌解除スイッチ43がオフにされず、自動撹拌モードに設定されないまま運搬のための移動を開始すると、回転スイッチ41の設定よってドラム2の回転が停止したままであったり、ドラム2が逆転運転したまま走行したりするおそれがある。そこで、自動撹拌モードが解除されていることを報知ブザー32によって運転者に報知する。
報知ブザー32を設ける他にも、報知ランプを設けて光によって運転者に報知してもよい。しかし、一般に生コンを排出する作業は日中の明るい時間帯に行われる。よって、報知ランプのみでは運転者に確実に報知できないことも考えられる。
報知ランプを設ける場合には運転者が自ら確認することが必要になるが、報知ブザー32を設ける場合には運転者が自ら確認しなくても、聞こえてくる音を認識するだけでよい。よって、報知ブザー32を設けることが望ましい。
また、コントローラ10には、ドラム2の回転を調節するための有線リモコンであるリモコンスイッチ51と、ドラム2内の洗浄及び生コンの混練を行うための自動洗浄混練スイッチ52とが、I/Oインターフェースを介して接続される。作業者が各スイッチ51,52を操作すると、コントローラ10へと指令信号が出力される。コントローラ10は、その指令信号に基づいてドラム2の回転方向及び回転速度を調節する。リモコンスイッチ51及び自動洗浄混練スイッチ52は、ミキサ車100の後端部のドラム2近傍に設けられる。
リモコンスイッチ51は、作業者がドラム2近傍のどの位置に居ても操作できるように、車両後方から見て右上、右下、及び左下に一個ずつ、合計三個備えられる。リモコンスイッチ51は、ドラム2の回転を手動制御するための回転スイッチ41と、コントローラ10によるドラム2の回転をを強制的に停止させるための非常停止スイッチ42とを備える。回転スイッチ41及び非常停止スイッチ42は車内スイッチ40に設けられるものと同一の機能を有するため、ここでの説明は省略する。
ミキサ車100では、三個のリモコンスイッチ51と車内スイッチ40との合わせて四個のスイッチのうち、二個以上を同時に操作することはできない。つまり、操作権利を有するのは、四個のスイッチのうち何れか一つのスイッチのみである。よって、一つのスイッチが操作権利を有するときに他のスイッチが操作されても無効である。リモコンスイッチ51及び車内スイッチ40では、所定の操作を行うと操作権利を獲得できるようになっている。
ここで、三個のリモコンスイッチ51の何れかに操作権利があるときには、車内スイッチ40の自動撹拌解除スイッチ43が押された状態、即ち自動撹拌モードが解除されていても、パーキングブレーキ31が解除されると、ドラム2は自動撹拌モードに設定されて撹拌回転する。つまり、自動撹拌モードを解除できるのは、キャブ30内の車内スイッチ40に操作権利があるときのみである。
自動洗浄混練スイッチ52は、ドラム2内を洗浄するときに使用する自動洗浄スイッチ52aと、ドラム2内の生コンを混練するときに使用する自動混練スイッチ52bとを備える。
自動洗浄スイッチ52aは、ミキサ車100が生コン工場に到着し、ドラム2内に水が投入された後でオンにされる。自動洗浄スイッチ52aがオンにされると、コントローラ10のROMに記憶されている洗浄プログラムによってドラム2は正転運転及び逆転運転を繰り返し、ドラム2内部が洗浄される。
自動混練スイッチ52bは、排出現場に到着して生コンを排出する直前にオンにされるスイッチである。自動混練スイッチ52bがオンにされると、コントローラ10によってドラム2の回転速度が調節され、生コンは混練され排出に適した状態になる。
以下、図3を参照しながらコントローラ10にて実行されるミキサ車100における自動撹拌モードについて説明する。コントローラ10は、ミキサ車100のエンジン3が運転されているときには以下のステップを繰り返し実行する。
ステップ11では、パーキングブレーキ31が制動位置にあるか否かを判定する。パーキングブレーキセンサ31aからの停車信号がコントローラ10に入力され、パーキングブレーキ31が制動位置にあると判定されると、車両は停車しているためステップ15へと移行して自動撹拌モードは解除される。パーキングブレーキ31が制動位置にないと判定されると、ステップ12へと移行する。
ステップ12では、自動撹拌解除スイッチ43がオンかオフかを判定する。自動撹拌解除スイッチ43がオフであると判定されると、ステップ14へと移行して自動撹拌モードとなる。自動撹拌解除スイッチ43がオンであると判定されると、ステップ13へと移行して報知ブザー32が鳴動し、ステップ15へと移行して自動撹拌モードは解除される。自動撹拌モードが解除されても報知ブザー32は鳴動し続ける。
このとき、自動撹拌モードは解除されているが、報知ブザー32が鳴動しているため、運転者は自動撹拌モードが解除されていることを認識することが可能である。よって、運転者が自動撹拌解除スイッチ43をオフにし忘れ、撹拌運転を停止したまま走行することを防止できる。
また、パーキングブレーキ31が制動位置にあり、パーキングブレーキセンサ31aから停車信号が出力されているときにのみ報知ブザー32は鳴動する。これは、パーキングブレーキ31が制動位置にあるときにはミキサ車100は走行不可なので、報知ブザー32を鳴動させる必要がないためである。
以上の実施の形態によれば、以下のような効果を奏する。
自動撹拌モードを解除するための自動撹拌解除スイッチ43がオンになっているとき、即ち自動撹拌モードが解除されている場合には、報知ブザー32が鳴動して運転者へと報知する。したがって、自動撹拌解除スイッチ43をオフにし忘れ、撹拌運転を停止したまま走行することを防止できる。
また、ミキサ車100では、自動撹拌モードに設定されていないことを報知ブザー32によって、即ち音によって運転者に報知する。よって、自動撹拌解除スイッチ43がオフにされていないという報知を見落とすことを防止でき、自動撹拌モードに設定し忘れることを防止できる。
本発明は上記の実施の形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
本発明に係るミキサ車は、主に生コンなどの懸濁体を運搬するための車両として利用できる。
100 ミキサ車
2 ドラム
5 油圧ポンプ
6 油圧モータ
7 減速機
10 コントローラ
20 ミキサドラム駆動制御装置
30 キャブ
31 パーキングブレーキ
32 報知ブザー
40 車内スイッチ
41 回転スイッチ
43 自動撹拌解除スイッチ
51 リモコンスイッチ
52b 自動混練スイッチ

Claims (3)

  1. 架台に搭載され、撹拌方向及び排出方向に回転可能なミキサドラムと、
    前記ミキサドラムを回転駆動するための駆動装置と、
    前記駆動装置の動作を制御するコントローラと、を備え、
    前記コントローラにて前記ミキサドラムの回転方向及び回転速度が制御されることによって自動撹拌運転されるミキサ車であって、
    前記自動撹拌運転を解除するための自動撹拌解除スイッチと、
    前記自動撹拌解除スイッチが解除操作されていることを報知するための報知装置と、を備えることを特徴とするミキサ車。
  2. 車両を駐車するときに制動位置に操作されるパーキングブレーキを備え、
    前記報知装置は、前記パーキングブレーキが解除位置であるときに、前記自動撹拌解除スイッチが解除操作されていることを報知することを特徴とする請求項1に記載のミキサ車。
  3. 前記報知装置は、報知ブザーであることを特徴とする請求項1又は2に記載のミキサ車。
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