JP2002172974A - ミキサードラム駆動制御装置 - Google Patents

ミキサードラム駆動制御装置

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JP2002172974A
JP2002172974A JP2000370438A JP2000370438A JP2002172974A JP 2002172974 A JP2002172974 A JP 2002172974A JP 2000370438 A JP2000370438 A JP 2000370438A JP 2000370438 A JP2000370438 A JP 2000370438A JP 2002172974 A JP2002172974 A JP 2002172974A
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drum
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Maki Iwano
真樹 岩野
Naotoshi Mori
直利 森
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Kayaba Industry Co Ltd
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  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作権を取得しようとする操作装置の操作の
みにより操作権を取得できるミキサードラム駆動制御装
置を提供する。 【解決手段】 車両に回転可能に搭載されたミキサード
ラム1と、前記ミキサードラム1を正、逆転および増、
減速回転させる可変容量ポンプ3およびモータ4からな
る駆動装置と、駆動装置を増、減速回転するための走行
用エンジン2駆動装置と、運転席および車外に配置さ
れ、切換え要求信号U1〜U3の入力手段およびドラム
回転設定手段を備えた操作装置7〜9と、コントローラ
6とからなり、コントローラ6は、いずれかの操作装置
7〜9から切換え要求信号U1〜U3が入力された際、
所定の条件を満足する場合、切換え要求した操作装置7
〜9に操作権を設定し、操作権を設定した操作装置7〜
9の回転設定手段の操作位置に応じて前記駆動装置のポ
ンプ容量Dpおよびエンジン2駆動装置の回転状態を調
整しドラム回転状態を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリートミキ
サー車のミキサードラム駆動制御装置に関し、特にミキ
サードラムの駆動状態を制御するコントローラに複数の
操作装置から操作信号を指令するに好適なミキサードラ
ム駆動制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコンクリートミキサー車のミキサ
ードラム駆動制御装置としては、例えば、特公昭59−
2608号公報や特開昭55−95513号公報に記載
されたものがあり、ミキサードラム駆動制御装置に車内
の運転席と車外の車両後部等との2個所のいずれかでド
ラム駆動状態を制御する操作盤を配置している。
【0003】前者のミキサードラム駆動制御装置は、作
動スイッチ、正転ボタンスイッチ、逆転ボタンスイッ
チ、停止ボタンスイッチおよび操作可能であることを表
示するパイロットランプを備えた操作盤を複数(運転席
用と車外用)設け、いずれかの操作盤の内、常に作動ス
イッチで選択した操作盤が排他的に有効になり、他の操
作盤は選択した操作盤の作動スイッチに連動して、例え
ポンプの吐出量を可変制御中でであっても非作動状態と
されるようにしている。
【0004】そして、ドラムの回転指令は、正転(逆
転)ボタンスイッチを押している間は正転(逆転)方向
に増速され、正転(逆転)ボタンスイッチを離すとその
回転数が維持されるようになっており、ドラム回転中
は、正転状態であれば逆転ボタンスイッチを、また、逆
転状態であれば正転ボタンスイッチを、夫々押している
間のみ停止状態に向かって減速するようになっている。
【0005】また、有効・非作動を問わずにいずれかの
操作盤の停止ボタンスイッチを少なくとも1回押すこと
で、正転・逆転状態を問わず、ドラム回転は停止方向に
機械的に操作されるようになっている。
【0006】また、後者のミキサードラム駆動制御装置
では、車内外間で操作盤を切換える際の安全をはかるた
めに、車内運転席の操作盤に車外操作盤への切換えスイ
ッチが設けられ、切換え先の車外操作盤の回転指令が停
止位置となっている場合には、車外操作盤によりドラム
回転を操作できるが、車外操作盤の回転指令が停止位置
となっていない場合には切換え操作を保留し、車外操作
盤の回転指令を停止位置へ操作したとき、車外操作装置
によりドラム回転を操作できるようにして安全対策を図
っている。各操作盤には作動が可能である場合に点灯す
る表示灯が設けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
ミキサードラム駆動制御装置にあっては、常に作動スイ
ッチで選択した操作盤が排他的に有効になるため、操作
盤を途中で切換える場合には、ドラム回転状態に注意を
払い、新たに選択しようとする操作盤の作動スイッチを
押して排他的優先権を獲得する必要がある。
【0008】このため、停止ボタンスイッチによりドラ
ム回転を停止させた後に切換え操作を行うことが安全で
あり、実質的には、ミキサードラムが高速回転している
際に他の操作盤に切換えることは想定していないもので
ある。
【0009】また、後者のミキサードラム駆動制御装置
にあっては、操作盤の切換えは、オペレータが移動先で
操作を開始する操作盤の操作に基づいて行われるのでは
なく、運転席の操作盤に固定された切換えスイッチによ
り行われている。
【0010】このため、排出現場もしくは投入現場で操
作盤の切換え操作を忘れて運転席から降車して車外操作
盤を操作した場合に、その操作が有効とならない時点で
操作盤の切換え操作をしていないことに気付くこととな
り、再び運転席に戻り操作盤の切換え操作を行う必要が
あり、作業効率を悪くする不具合があった。
【0011】さらに、車外用に複数のコネクタが用意さ
れ、コネクタを繋ぎ代えることで複数個所に車外用操作
盤を接続することは可能であるが、車外の操作盤は一個
に限られている。
【0012】このため、例えば、車外のミキサードラム
の回転状態、排出状態、もしくは、投入状態を確認しな
がら操作盤を操作するとき、車外の左側で操作している
状態から右側に移動し、続いて右側の操作盤を操作する
ことも必要となるが、このような複数の操作盤よりの操
作が行えず、作業効率が悪くなる不具合があった。
【0013】また、操作盤の切換え条件が、切換え先の
操作盤の指令が停止位置となったとき、切換え先の操作
盤のドラム回転操作を許可する固定的なものであり、ミ
キサードラムの一時的な停止状態を経由する必要があ
る。
【0014】このため、例えば、低速正転の攪拌状態で
生コンを搭載して排出現場に到着した場合、運転席の操
作盤で車外の操作盤へ切換え操作し、運転席から車外の
操作盤に移動し、車外の操作盤の回転指令を確認し(回
転指令が停止位置以外であれば停止位置に変更し)回転
指令が停止位置となっている場合に切換え操作が完了す
ることとなり、切換えのための操作が運転席の操作盤か
ら開始する必要があり煩雑である。
【0015】そして、この場合、生コンがミキサードラ
ム内にあるため、さらに、当該車外の操作盤を操作して
回転指令を攪拌位置に変更してミキサードラムを攪拌状
態にする必要があり、操作が更に煩雑となる。
【0016】また、生コン搭載中はミキサードラムを低
速正転の攪拌状態を継続することが生コンの品質を維持
するために必要であり、これらの操作は短時間に行われ
る必要があり、上記操作の煩雑さを一層高めるものであ
った。
【0017】ところで、上記作動に続いて、車外の操作
盤よりの回転指令で生コンを排出した後に再び運転席の
操作盤に戻す切換え時に、切換え先である運転席の操作
盤の指令が停止位置であることを必要とし、この点でも
操作が繁雑となる。
【0018】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、操作権を取得しようとする操作装置の操作のみに
より操作権を取得できるミキサードラム駆動制御装置を
提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、車両に回
転可能に搭載されたミキサードラムと、前記ミキサード
ラムを正、逆転および増、減速回転させる吐出容量が調
整可能な可変容量ポンプおよびモータからなる駆動装置
と、駆動装置を増、減速回転するための走行用エンジン
駆動装置と、運転席および車外に配置され、切換え要求
信号の入力手段および前記ミキサードラムの回転設定手
段を備えた操作装置と、いずれかの前記操作装置から切
換え要求信号が入力された際、所定の条件を満足する場
合には、切換え要求信号を入力した操作装置にミキサー
ドラムの操作権を設定し、前記以外の場合には切換え要
求を保留し、前記操作権を設定した操作装置の回転設定
手段の設定位置信号に応じて前記駆動装置のポンプ容量
およびエンジン駆動装置の回転状態を調整しミキサード
ラムの回転状態を制御するコントローラとから構成され
たことを特徴とする。
【0020】前記切換え要求信号は、ある場合には、車
外の操作装置の切換え要求信号の入力手段から入力さ
れ、また、別の場合には、運転席の操作装置の切換え要
求信号の入力手段から入力され、さらに、別の時点で
は、車外の更に別の操作装置の切換え要求信号の入力手
段から入力される。
【0021】前記所定の条件とは、予め設定される禁止
条件および許可条件であり、例えば、ドラム回転が逆転
している場合には禁止されるとか、切換え要求信号を入
力した操作装置の回転設定手段の設定値が所定の回転設
定位置にあるとかである。
【0022】第2の発明は、第1の発明において、前記
コントローラは、前記各操作装置の切換え要求信号およ
び回転設定手段の設定位置信号を監視し、操作権を設定
した操作装置の回転設定手段の設定位置信号に応じた操
作指令を出力する操作判別手段と、操作指令に対応する
ドラム回転数指令を出力するドラム回転指令生成手段
と、ドラム回転数指令に応じて駆動装置のポンプ容量お
よびエンジン駆動装置の回転数を調整するドラム回転制
御手段とから構成されていることを特徴とする。
【0023】前記操作判別手段は、全ての操作装置の切
換え要求信号および回転設定手段の設定位置信号を監視
し、所定の条件を満たした切換え要求信号に応じて操作
権を設定し、それ以外の切換え要求信号はその実行を保
留し、操作権を設定した操作装置の回転設定手段の設定
位置信号に応じた操作指令を出力する機能を備える。
【0024】前記ドラム回転指令生成手段は、記憶して
いるドラム回転数(攪拌回転数、投入回転数、排出回転
数)やドラム回転数パターン(時間の経過と共に回転数
が変化する)を、前記操作指令に応じてドラム回転数指
令として出力する機能を備える。
【0025】ドラム回転制御手段は、ドラム回転数が、
ドラム回転数指令生成手段よりのドラム回転数指令とな
るよう、必要エンジン回転数、必要ポンプ容量を演算
し、例えば、スロットル調整装置、可変容量ポンプの容
量変更手段を操作して、エンジン回転数、ポンプ容量を
調整する。
【0026】第3の発明は、第2の発明において、前記
操作判別手段は、いずれかの操作装置から切換え要求信
号が入力された際、切換え要求信号を出力した操作装置
の回転設定手段の位置信号が所定の条件を満足している
場合にのみ操作権を要求した操作装置に設定する操作権
設定手段と、前記操作権設定手段で操作権を設定した操
作装置の回転設定手段の位置信号とその他の操作装置の
回転設定手段の位置信号とを判別する操作権有無判定手
段と、前記操作権有無判定手段により判別された操作権
のある操作装置の回転設定手段の位置信号を有効として
出力する操作権実行手段とを備えていることを特徴とす
る。
【0027】第4の発明は、第3の発明において、前記
各操作装置は、表示手段を備え、前記操作判別手段は、
操作権を設定した操作装置の表示手段に対して操作権が
あることを表示し、操作権を設定していない操作装置の
表示手段に対して操作権がないことを表示する操作権有
無確認手段を備えていることを特徴とする。
【0028】前記表示手段としては、ランプ等のインジ
ケータ類、液晶やチャート画面による文字表示等があ
る。
【0029】第5の発明は、第3または第4の発明にお
いて、前記各操作装置は、表示手段を備え、前記操作判
別手段は、いずれかの操作装置から切換え要求信号が入
力された際、切換え要求信号を出力した操作装置の回転
設定手段の設定位置信号が所定の条件を満足していない
場合に、その操作装置の表示手段に対して回転設定手段
の設定位置信号が不適であることを表示する操作エラー
警報手段を備えていることを特徴とする。
【0030】第6の発明は、第3ないし第5の発明のい
ずれか一つにおいて、前記各操作装置は、表示手段を備
え、前記操作判別手段は、操作権を設定していない操作
装置の回転設定手段が操作された場合に、上記操作が実
行されないものであることを操作された操作装置の表示
手段に対して表示する操作エラー警報手段を備えている
ことを特徴とする。
【0031】第7の発明は、第6の発明において、前記
表示手段は、ランプであり、前記操作権があるとき点灯
し、操作権がないとき消灯され、操作権要求が許可され
ないときおよび操作権がない回転設定手段の操作時に点
滅することを特徴とする。
【0032】第8の発明は、第1ないし第7の発明のい
ずれか一つにおいて、前記所定の条件は、コントローラ
の許可条件記憶手段に記憶されており、切換え要求信号
が入力された時に参照されるものであり、変更可能であ
ることを特徴とする。
【0033】第9の発明は、第8の発明において、前記
所定の条件は、切換え要求信号を出力している操作装置
の回転設定手段の設定位置信号が攪拌位置もしくは中立
位置にある場合であることを特徴とする。
【0034】
【発明の効果】したがって、第1の発明では、運転席お
よび車外に配置され、切換え要求信号の入力手段および
前記ミキサードラムの回転設定手段を備えた複数の操作
装置が、駆動装置のポンプ容量およびエンジン駆動装置
の回転状態を調整しミキサードラムの回転状態を制御す
るコントローラに夫々接続され、コントローラに設定さ
れた所定の条件を満足する限り、いずれの操作装置から
でも切換え要求信号を出力することで、ミキサードラム
の操作権を取得できる。
【0035】即ち、操作権を切換えるための手続が簡単
であり、オペレータが移動した先にある操作装置の操作
のみで、操作権を取得してミキサードラムの回転状態を
制御することができる。
【0036】また、操作権の取得は、オペレータが移動
した先にある操作装置を操作するのみでよいため、同時
接続する操作装置の個数が制限されることがなく、必要
な任意の場所に操作装置を配置することができる。
【0037】さらに、前記所定の条件を、ドラム回転方
向が逆転する場合には禁止するとか、ドラム回転数が減
少する場合には許可するとかに設定することで、操作権
切換え直後の作動に対する信頼性・安心感を高めること
ができる。
【0038】第2の発明では、第1の発明の効果に加え
て、操作判別手段が、全ての操作装置の切換え要求信号
および設定位置信号を監視し、所定の条件を満たした切
換え要求信号を特定し、操作権を設定した操作装置の回
転設定手段の設定位置信号に応じた操作指令を特定する
ため、それに基づいて作動するドラム回転指令生成手段
およびドラム回転制御手段に指令の真偽を判別する手段
を設けることなく、ドラム駆動制御装置の作動の信頼性
を確保することができる。
【0039】また、ドラム回転指令生成手段にドラム回
転数(攪拌回転数、投入回転数、排出回転数)を記憶さ
せているため、操作指令に応じていずれか選択してドラ
ム回転数指令として出力することやそれらドラム回転数
に生コンの性状に応じた係数を掛合せてドラム回転数指
令として出力することが容易であり、また、これらの設
定したドラム回転数を変更することも容易である。
【0040】また、ドラム回転制御手段により、必要エ
ンジン回転数、必要ポンプ容量を演算し、エンジン回転
数、ポンプ容量を調整するため、ドラム回転数指令を入
力するのみでドラム回転数をドラム回転数指令に合致さ
せることができる。
【0041】第3の発明では、第2の発明の効果に加え
て、操作判別手段を、操作権設定手段により、いずれの
操作装置から切換え要求信号が所定の条件を満足して入
力されたかを判別して操作権を設定し、操作権有無判定
手段により、操作権を有する操作装置の回転設定手段の
操作位置信号を判別し、操作権実行手段により、前記判
別された操作位置信号を有効として出力するものである
から、操作権の設定された操作位置信号を他の操作装置
の操作位置信号と混同することなく判別して出力させる
ことができる。
【0042】第4の発明では、第3の発明の効果に加え
て、操作権有無確認手段により表示される表示手段を確
認することで各操作装置の操作権の有無を確認でき、操
作権の表示された操作装置により確実にドラム回転を制
御できる。
【0043】第5の発明では、第3または第4の発明の
効果に加えて、切換え要求信号の出力が保留され、設定
位置信号が不適であることが操作エラー警報手段により
操作装置の表示手段に表示されるため、オペレータは操
作の誤りに気付かせることができると共に、正しい操作
の習得が容易である。
【0044】第6の発明では、第3ないし第5の発明の
効果に加えて、操作エラー警報手段により操作権を設定
していない操作装置の回転設定手段が操作された場合に
その操作装置の表示手段を通して操作が実行されないも
のであることを表示するため、誤っての操作を防止する
とともに、ドラム回転の操作を必要としている場合には
なぜ操作が無効であるかを気付かせることができると共
に、正しい操作の習得が容易である。
【0045】第7の発明では、第6の発明の効果に加え
て、点灯、消灯するランプにより操作権の有無を確認で
き、また、点滅で操作が実行されないことを確認でき
る。
【0046】第8の発明では、所定の条件は変更可能で
あるため、操作装置の切換えによるドラム回転数変化を
参照しつつより緩やかな条件に変更したり、生コンの性
状に合わせて変更することができる。
【0047】第9の発明では、所定の条件を切換え要求
信号を出力している操作装置の回転設定手段の設定位置
信号が攪拌位置もしくは中立位置にある場合としたた
め、ドラムの回転が、高速回転中であっても攪拌状態若
しくは中立状態に移行するものであり、操作権切換え直
後の作動に対する信頼性・安心感を更に高めることがで
きる。
【0048】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。図1は、ミキサードラム(以
下、ドラムとのみいう場合もある)1の駆動制御システ
ム構成図を示し、エンジン2、可変容量ポンプ3、可変
容量モータ4、減速機5からなるミキサードラム1の駆
動系統と、この駆動系統を制御するコントローラ6およ
び運転席の操作装置7および車外の操作装置8,9とを
具備する。
【0049】前記エンジン2は、コントローラ6からの
エンジン2への回転数指令信号Nerがアクチュエータ
として機能するスロットル調整装置10により操作され
るスロットル弁11の開度に基づきその回転数が調整さ
れる。即ち、エンジン2の回転数を停車時のアクセルオ
フのアイドル状態より高い回転数に上昇させる。
【0050】そして、エンジン2の回転数は回転数検出
センサ12により検出され、回転数信号Neとしてコン
トローラ6に入力される。
【0051】なお、図示しないが、エンジン2が排気ガ
ス対策等によりエンジン制御用コントローラが採用され
ている場合には、このエンジン制御用コントローラとコ
ントローラ6との間で回転数指令信号Nerおよび回転
数信号Neの信号授受で対応可能である。
【0052】前記エンジン2により駆動される可変容量
ポンプ3は、詳細は省略するが、コントローラ6からの
ポンプ容量指令信号Dprを受け、可変容量ポンプ3の
傾転角を入力信号に対応して正転方向および逆転方向に
切換えると共にその傾転角を調整する電磁弁13によ
り、吐出方向と吐出容量とが調整される。
【0053】前記可変容量ポンプ3の吐出方向と吐出容
量は、容量検出センサ14によりポンプ容量信号Dpと
してコントローラ6に入力される。
【0054】前記可変容量モータ4は、詳細は省略する
が、コントローラ6からのモータ容量指令信号Dmrに
対応して可変容量モータ4の傾転角を調整する電磁弁1
5により容量が調整され、前記可変容量ポンプ3の吐出
流体の供給を受けて回転する。前記可変容量モータ4の
回転数Nmは、供給流量Qに比例し、一回転当たりの容
量Dmに反比例し、Nm=Q/Dmとなる。
【0055】そして、前記可変容量モータ4の回転数
は、回転数検出センサ16によりモータ回転数信号Nm
としてコントローラ6に入力される。
【0056】なお、この可変容量モータ4は容量が少容
量から大容量まで連続的に変更できるものを必要とせ
ず、例えば、高速回転用の少容量と通常回転用の大容量
の2段階に容量を変えられるものでも、また、容量が変
化しない定容量モータであってもよい。なお、定容量モ
ータの場合は電磁弁15は不要である。
【0057】前記減速機5は可変容量モータ4により駆
動され、その回転数Nmを所定の減速比で減速した回転
数Ndでミキサードラム1を駆動する。
【0058】前記運転席の操作装置7は、図2にその具
体的構成の一例を示し、表示手段としてのランプ21を
内蔵する入力手段としての切換えスイッチ20、回転設
定手段としてのドラム回転設定スイッチ22、ドラム回
転状態を表示する投入、攪拌、中立、排出の各ランプ2
3を有し、コントローラ6に接続されている。
【0059】前記切換えスイッチ20は、コントローラ
6の後述する操作判別部31へ操作権の切換え要求信号
U1を送信するものであり、また、内蔵のランプ21は
前記操作判別部31からの表示信号D1により当該操作
装置7が操作権を有する場合に点灯表示し、操作権が他
の操作装置8、9にある場合に消灯し、前記切換えスイ
ッチ20により操作権を要求したが操作権を切換える条
件を満たしていない場合に点滅表示されるようになって
いる。
【0060】前記回転設定スイッチ22は、内蔵のラン
プ21が点灯中の操作権がある間において、ドラム1の
回転モードを設定するために操作されるスイッチであ
り、中央位置からUP側操作とDOWN側操作ができ、
回転設定信号V1をコントローラ6に送信している。
【0061】この回転設定スイッチ22は、UP側操作
により、ドラム回転状態を中立から攪拌へ、攪拌から投
入へ、および、排出から中立への各状態に変更でき、D
OWN側操作により、ドラム回転状態をUP側操作とは
逆に、中立から排出へ、投入から攪拌へ、攪拌から中立
への各状態に変更できる。
【0062】なお、ドラム1の回転状態は前記コントロ
ーラ6からの表示信号D1により選択表示される前記投
入、攪拌、中立、排出の回転状態表示ランプ23の点灯
状態で確認できる。なお、切換えスイッチ20に内蔵の
ランプ21は必ずしも内蔵されるものでなく、別々に配
置されていてもよく、また、このランプ21は操作権の
有無の表示ができればよいものであるから、ランプ21
以外に、図示しないが文字表示や記号表示の表示手段、
例えば液晶表示であってもよい。
【0063】前記車外の操作装置8、9は(操作装置8
と9は同一構成であるため、操作装置8のみ説明す
る)、図3にその具体的構成の一例を示し、表示手段と
してのランプ25を内蔵の入力手段としての切換えスイ
ッチ24、回転設定手段としての回転設定ダイアル26
を有し、コントローラ6に接続されている。
【0064】前記切換えスイッチ24は、コントローラ
6の後述する操作判別部31へ操作権信号U2(操作装
置9はU3)を送信するものであり、また、内蔵のラン
プ25は前記操作判別部31からの表示信号D2(操作
装置9はD3)により当該操作装置8が操作権を有する
場合に点灯表示し、操作権が他の操作装置7、9にある
場合に消灯し、前記切換えスイッチ24により操作権を
要求したが操作権を切換える条件を満たしていない場合
に点滅表示されるようになっている。
【0065】前記回転設定ダイアル26は、前記内蔵の
ランプ25が点灯中の操作権がある間において、ドラム
1の回転数を設定するために操作されるダイアルであ
り、中立のオフ状態から、時計方向に回転させて、ドラ
ム1を低速回転させる攪拌位置、中速回転の投入位置、
および、位置表示をしていないが高速位置が得られると
共に、反時計方向に回転させることで逆回転を得ること
ができ、投入時と向きあう排出位置を得られ、回転設定
信号V2(操作装置9はV3)をコントローラ6に送信
している。
【0066】なお、操作装置9の各部分の符号は、切換
えスイッチ24a、内蔵のランプ25a、回転設定ダイ
アル26aとする。
【0067】また、前述したが、切換えスイッチ24に
ランプ25は必ずしも内蔵されるものでなく、別々に配
置されていてもよく、また、このランプ25は操作権の
有無の表示ができればよいものであるから、ランプ25
以外に文字表示や記号表示の表示手段、例えば液晶表示
であってもよい。
【0068】図4はコントローラ6の詳細を示し、操作
判別部31、ドラム回転指令生成部32、ドラム回転制
御部33、ドラム回転変換回路34から構成される。
【0069】前記操作判別部31は、運転席および車外
の操作装置7〜9の切換え要求信号U1〜U3、およ
び、回転設定信号V1〜V3の全てを監視する機能を備
えている。
【0070】そして、いずれかの操作装置7〜9に操作
権を設定し(エンジン始動時は運転席の操作装置7にな
るようにしてもよい)、その操作権がある操作装置7〜
9(以下、操作装置7とし、操作装置8の場合を()内
に記載する)の回転設定スイッチ22(回転設定ダイア
ル26)の回転設定信号V1(V2)に従ってドラム回
転指令生成部32に操作指令信号Uを出力する機能を有
する。
【0071】前記操作権の有無は、設定した操作装置7
の切換えスイッチ20(24)に内蔵のランプ21(2
5)を点灯させることで操作権が有ることを表示し、操
作権を設定していない他の操作装置8、9の切換えスイ
ッチ24、24a(20、24a)に内蔵のランプ2
5、25a(21、25a)を消灯させて操作権が無い
ことを表示する。
【0072】また、前記操作権は、操作権の設定がない
操作装置8、9(ここでは、操作装置7から操作装置8
に切換える場合について説明する)の切換えスイッチ2
4を押すことで切換え要求信号U1〜U3が操作判別部
31に出力され、所定の条件が満たされていれば、操作
権が切換え要求信号U2を出した操作装置8に変更さ
れ、変更元の操作装置7の切換えスイッチ20の内蔵ラ
ンプ21を消灯させ、変更後の操作装置8の切換えスイ
ッチ24の内蔵ランプ25を点灯させて、操作権が移動
したことを表示する。
【0073】前記所定の条件は、切換え先の操作装置8
の回転設定ダイアル26の設定位置が中立・攪拌等の所
定回転数以下の位置となっている場合に、切換え先であ
る操作装置8への切換えを許可するようにしている。
【0074】そして、この許可条件は例えば、図示しな
いが、許可条件記憶手段を設けて、許可条件記憶手段に
記憶されたものとし、記憶内容は変更可能であり、切換
え先の操作装置7〜9の回転設定位置を作業性が向上す
るようにも変更可能である。
【0075】さらに、(例えば、操作装置7から操作装
置8へ切換える際)操作装置8の切換えスイッチ24を
操作(押)して操作権の切換え要求信号U2が入力され
た場合にあっても、上記許可条件を満たしていない場合
には、操作装置8の切換えスイッチ25の内蔵のランプ
26を点滅させることで警報する。
【0076】また、(例えば、操作権が操作装置8にあ
るとした場合)操作権のない操作装置7、9の回転設定
手段22、26aが操作されてドラム1の回転状態を変
更しようとする場合に、その操作が許可されていないこ
とを操作装置7、9の切換えスイッチ20、24aの内
蔵ランプ21、25aを点滅させることで表示するよう
にしている。
【0077】上記の説明において、操作装置7から操作
装置8への操作権の切換えについて説明したが、いずれ
の操作装置7〜9も、変更元となり、また、変更先とな
りうるものである。
【0078】前記ドラム回転指令生成部32は、前記操
作判別部31から入力される操作指令信号Uに応じて記
憶している回転数(攪拌回転数、投入回転数、排出回転
数)や回転パターン(時間の経過と共に回転数が変化す
る)をドラム回転制御部33にドラム回転数指令Ndr
として出力するものである。
【0079】記憶されている各種回転数や回転パターン
は、スランプ値に応じて、もしくは、スランプ値を回転
数や回転パターンを増減させるパラメータとして記憶さ
れており、これらの各種回転数や回転パターンは、設定
操作により任意に変更可能である。
【0080】なお、ドラム回転指令Ndrの出力は、図
示しない一次遅れフィルタ等のフィルタ回路を介して出
力することもでき、指令値の急激な変化によるドラム1
の急激な回転変化を防止できる。
【0081】通常、操作装置7〜9の回転設定手段であ
る回転設定スイッチ22もしくは回転設定ダイアル2
6、26aはオペレータにより急激に変更操作すること
はないため、常にフィルタ回路を介してドラム回転指令
Ndrを出力することに代えて、操作装置7〜9間の操
作権の切換え時に、例えばドラム1の高速回転中の切換
え時にフィルタ回路を挿入するようにして、ドラム高速
回転から設定位置が低速回転の攪拌や中立の停止に急に
切換わることによるドラム回転指令Ndrの急変を防止
することもできる。
【0082】前記ドラム回転数制御部33は、ドラム回
転数指令生成部32よりのドラム回転数指令Ndrに基
づき、ドラム1の回転数即ちドラム回転数Nmからドラ
ム回転変換回路34を介しフィードバックされたドラム
回転数Ndがドラム回転数指令Ndrになるよう制御す
る。
【0083】具体的には、ドラム回転数指令Ndrに基
づき、必要エンジン回転数Ner、必要ポンプ容量Dp
r、必要モータ容量Dmrを演算し、夫々スロットル調
整装置10、可変容量ポンプ3の電磁弁13、可変容量
モータ4の電磁弁15に出力し、エンジン回転数Ne、
ポンプ容量Dp、モータ容量Dmを調整する。
【0084】例えば、ドラム回転が攪拌状態等の低速時
にはモータ容量指令Dmrをモータ容量の低速側大容量
に固定するよう調整し、また、ドラム回転が投入状態や
排出状態の中速時にはモータ容量指令Dmrをモータ容
量の中速側中容量に固定するよう調整し、そして、エン
ジン回転数指令Nerをポンプ容量指令Dprと協働し
てドラム回転数指令Ndrが達成されるように調整する
(モータ4の容量が固定の場合にはエンジン2の回転数
と可変容量ポンプ3のポンプ容量を調整してドラム1の
回転数が上記と同様に調整される)。
【0085】エンジン回転数指令Nerは、車両停止状
態では、アイドリング状態が望ましく、微妙な調整はポ
ンプ容量の変更で行い、大きい変更はエンジン回転数で
行われるのが妥当である。エンジン回転数が所定回転以
上になる場合はモータ容量の変更でなされるのがよい。
【0086】次に作動を説明する。
【0087】図1ないし図4において、ミキサ車のエン
ジン始動直後は、前回の作業終了時のドラム1の回転停
止操作により回転設定スイッチ(回転設定ダイアル2
6、26a)22は中立位置にされ、可変容量ポンプ3
の容量は中立の零であり、ドラム1の回転は停止した中
立状態にある。
【0088】オペレータが運転席の操作装置7、もしく
は車外の操作装置8、9のいずれか(ここでは運転席の
操作装置7とする)において、切換えスイッチ20の内
蔵ランプランプ21がコントローラの表示信号D1によ
り点灯した操作権のある状態(操作装置8、9の内蔵の
ランプ25、25aは消灯)で、回転設定スイッチ22
を例えばUP側に一度操作すると、操作信号(回転設定
信号)V1がコントローラ6の操作判別部31に入力さ
れ、操作判別部31は操作権のある操作装置7からの操
作信号V1であることから操作信号V1に応じた操作指
令Uをドラム回転指令生成部32に出力する。
【0089】ドラム回転指令生成部32は記憶されてい
るドラム回転数指令Ndrの中から操作指令Uに応じた
ドラム回転数指令Ndrを抽出してドラム回転制御部3
3に出力する。
【0090】ドラム回転数制御回路33は、前述したご
とく、ドラム回転数指令Ndrに、ドラム回転数Ndが
一致するよう、エンジン回転数指令Ner(車両停止中
のみ)、ポンプ容量指令Dpr、モータ容量指令Dm
r、を計算し、夫々、可変容量ポンプ3、可変容量モー
タ4へ出力する。
【0091】そして、スロットル調整装置10は、エン
ジン回転数指令Nerに従ってエンジン回転数Neを調
整し(車両停車中のみ)、可変容量ポンプ3は、エンジ
ン回転数Neとポンプ容量指令Dprに応じて吐出する
流量Qが調整され、可変容量モータ4は、流量Qとモー
タ容量指令信号Dmrに応じてモータ回転数Nmが調整
される。
【0092】さらに、モータ回転数Nmは、減速機5よ
りドラム回転数Ndに変換され、最終的にドラム回転数
Ndが調整されることにより、ドラム回転数が自動的に
操作装置7の回転設定スイッチ22の回転設定信号V1
に対応して変化し、運転席の操作装置7にコントローラ
6の操作判別部31からの表示信号D1によりドラム回
転状態表示ランプ23の攪拌位置のランプが点灯して攪
拌状態であることを表示する。
【0093】同様にして、操作権のある状態で、回転設
定スイッチ22をUP側またはDOWN側に操作して、
他の投入位置や排出位置へ操作した場合にも、コントロ
ーラ6の操作判別部31、ドラム回転指令生成部32、
ドラム回転制御部33を介して、エンジン回転数Ne
(車両停車中のみ)、ポンプ容量Dp、モータ容量Dm
が自動的に制御されて、操作装置7のオペレータの設定
した回転設定スイッチ22の操作指令に対応するドラム
回転状態が得られ、この回転状態は運転席の操作装置7
のドラム回転状態表示ランプ23に表示される。
【0094】次に、運転席の操作装置7から車外の操作
装置8に切換えることを例にして、操作判別部31の作
動について、図5のフローチャートを参照しながら説明
する。図5において、操作判別部31の動作は、ステッ
プS1からステップS8までの操作権設定部41と、ス
テップS9からステップS11までの操作権判定部42
と、ステップS12からステップS14までの操作権有
無確認部43と、ステップS15からステップS17ま
での操作権実行部44と、ステップS18からステップ
S22までの操作エラー警報部45とにより構成されて
いる。
【0095】前記操作権設定部41は、いずれかの切換
えスイッチ20、24、24aが押されたことを切換え
要求信号U1〜U3により検知するステップS1〜S3
と、押された切換えスイッチ20、24、24aの切換
え要求信号U1〜U3に対応して設けた切換え要求番号
(運転席の切換え要求は、N=1、以下、車外の操作装
置の切換え要求番号は、N=2、N=3、・・)を特定
するステップS4〜S6と、切換え条件を満足している
か否かを判定するステップS7と、操作権を特定した操
作装置7〜9のいずれかに設定するステップS8とから
構成される。
【0096】従って、ステップS1〜S3で切換えスイ
ッチ20、24、24aのいずれか(ここでは、切換え
スイッチ20として説明する)が押されたことを検知す
るとステップS4で切換え要求番号(N=1)を特定
し、ステップS7で切換え条件を満足しているか否かが
判定され、切換え条件が満足している場合にステップS
8で切換え要求を出した操作装置7に操作権番号(Un
=1)を設定する。
【0097】ステップS8で操作権番号を付与した後、
ステップS1〜S3でいずれの操作装置7〜9の切換え
スイッチ20、24、24aも押されていない場合は
(回転設定スイッチ22(もしくは、回転設定ダイアル
26、26a)の操作信号(設定位置信号)V1〜V3
であり)、および、ステップS7で切換え条件を満足し
ていない場合には、操作権判定部42のステップS9に
進む。
【0098】前記ステップS7の切換え条件は、図示の
例では切換え要求信号U1〜U3のいずれか(ここでは
切換え要求信号U1とする)を発している操作装置7の
回転設定スイッチ22の操作位置が中立の停止状態か、
もしくは、低速の攪拌状態であることとしている。
【0099】前記所定の条件を、ドラム回転が中立状態
であるときには切換え要求信号U1〜U3を出力してい
る操作装置7〜9の回転設定手段22、26、26aの
設定位置信号V1〜V3が中立位置にある場合とし、ま
た、ドラム回転が攪拌状態であるときには切換え要求信
号U1〜U3を出力している操作装置7〜9の回転設定
手段22、26、26aの設定位置信号V1〜V3が攪
拌位置もしくは中立位置にある場合とすると、操作装置
7〜9の切換え時にドラムの回転が、攪拌状態から攪拌
状態若しくは中立状態への移行状態と中立状態から中立
状態への移行状態となり、生コン等の飛散等を生じるこ
となく操作権を移動できる。
【0100】前記操作権有無判定部42では、ステップ
S9で操作指令即ち設定位置信号V1〜V3が操作権番
号Unを付与した操作装置7〜9のいずれか(ここでは
7とする)から発生されたのか否かが判定する。
【0101】そして、操作指令が、操作権番号Unを付
与した操作装置7からのものであればステップS10か
ら操作権有無確認部43のステップS12に進む。ま
た、操作権番号Unの付与が操作装置8または9にさ
れ、操作指令が操作装置8または9からのものであれ
ば、ステップS10およびステップS11により操作権
有無確認部43のステップS13またはS14に進む。
【0102】前記操作権有無確認部43のステップS1
2〜S14では、操作権を付与した操作装置7〜9のい
ずれか(ここでは操作装置7としているのでステップS
12を以下に説明する)の切換えスイッチ20の内蔵ラ
ンプ21を点灯し、操作権を付与していない操作装置
8、9の切換えスイッチ24、24aの内蔵ランプ2
5、25aを消灯させる。
【0103】ステップS12〜S14からは、夫々、操
作権実行部44のステップS15〜S17に進む。
【0104】前記操作権実行部44のステップS15〜
S17では、操作権を付与した操作装置7〜9の回転設
定スイッチ22(もしくは、回転設定ダイアル26、2
6a)の操作信号に応じてドラム回転指令生成部32に
操作指令Uを出力する。
【0105】他方、前記ステップS9で操作指令が操作
権番号Unを付与した操作装置以外からのものであれ
ば、操作エラー警報部45のステップS18に進む。
【0106】前記操作エラー警報部45は、ステップS
18およびステップS19で、操作信号が操作権を付与
していないいずれの操作装置7〜9から発せられたのか
の判定を行い、操作装置7〜9に対応するステップS2
0〜S22に進み、操作信号が発せられた操作装置7〜
9の切換えスイッチ20、24、24aの内蔵ランプ2
1、25、25aを点滅して警報する。
【0107】上記警報は、前記操作権設定部41のステ
ップS7で切換え条件を満足していない場合と、ステッ
プS1〜S3に該当しない回転設定スイッチ22(もし
くは、回転設定ダイアル26、26a)の操作信号の
内、操作権を付与していない操作装置7〜9からの操作
信号V1〜V3である場合とが含まれており、何れも内
蔵ランプの点滅によりエラーとして警報される。
【0108】以上の操作判別部31の作動は、各操作装
置7〜9に対して、下記のごとく実行される。
【0109】運転席の操作装置7の切換スイッチ20の
内蔵ランプ21が点灯している場合には、運転席の操作
装置7に操作権があり、操作権設定部41のステップS
8で操作権番号Un=1と設定され、操作権有無確認部
43のステップS12で内蔵ランプ21が点灯されてお
り、操作権実行部44のステップS15により、操作装
置7の回転設定スイッチ22を操作してドラム1の回転
調整が可能な状態となっている。
【0110】この状態で、操作装置8または9の回転設
定ダイアル26、26aを操作した場合は、操作エラー
警報部45のステップS18〜S19からステップS2
1またはステップS22に進み、その切換えスイッチ2
4または24aの内蔵ランプ25または25aを操作信
号がある間は点滅させて、操作権がなく操作信号が受付
けられていないことを警報表示する。
【0111】次に、オペレータが他の操作装置8または
9で操作する場合、例えば車外の操作装置8にて回転設
定ダイアル26で調整する場合には、まず、切換えスイ
ッチ24を押し、操作権設定部41のステップS2およ
びステップS5を経由し、ステップS7の切換え条件を
満足した後、ステップS8で操作権番号Un=2として
操作権を取得し、操作権判定部42を経由して操作権有
無確認部43のステップS13により切換えスイッチ2
4の内蔵ランプ25の点灯後に、操作権実行部44であ
るステップS16により回転設定ダイアル26で調整可
能となる。
【0112】上記ステップS7において、切換え条件を
満足しない場合、例えば、高速回転位置や逆転排出位置
に設定されている場合には、ステップS9により操作信
号が操作権を持たない操作装置7〜9よりのものと同様
に操作エラー警報部45に進み、ステップS18・S1
9を経由してステップS21が実行され、切換えスイッ
チ24を押しても内蔵ランプ25は点滅状態で受付けら
れていないことをオペレータに知らせる。
【0113】上記内蔵ランプ25の点滅時には、回転設
定ダイアル26を中立位置、あるいは、攪拌位置に設定
し直し、再度、切換えスイッチ24を押すことで、ステ
ップS7の切換え条件を満足させると、前記したごと
く、操作権が切換わり、内蔵ランプ25が点灯し、回転
設定ダイアル26によりドラム回転数を調整可能とな
る。操作装置8から操作装置9への操作権の切換え時
も、また、車外の操作装置7、8から運転席の操作装置
7へ操作権を切換える場合にも、上記と同様に作動す
る。
【0114】前記車外の操作装置8、9から運転席の操
作装置7へ操作権を切換える場合に、運転席の操作装置
7の回転設定スイッチ22を所定時間を経過しても操作
されない場合に中立位置にスプリングやモータにより自
動復帰するスイッチとすると、操作装置7の切換えスイ
ッチ20を押すだけで操作権が運転席の操作装置7に切
換わることとなる。
【0115】以上の実施の態様にあっては、以下に記載
する効果を奏することができる。即ち、運転席および車
外に配置され、切換え要求信号U1〜U3の入力手段と
しての切換えスイッチ20、24、24aおよびドラム
1の回転設定手段としての回転設定スイッチ22または
回転設定ダイアル26、26aを備えた複数の操作装置
7〜9が、駆動装置のポンプ容量Dpおよびエンジン2
駆動装置の回転数Neを調整しドラム1の回転状態を制
御するコントローラ6に夫々接続され、コントローラ6
に設定された所定の条件を満足する限り、いずれの操作
装置7〜9からでも切換え要求信号U1〜U3を出力す
ることで、ドラム1回転制御の操作権を取得できる。
【0116】即ち、操作権を切換えるための手続が簡単
であり、オペレータが移動した先にある操作装置7〜9
の操作のみで、操作権を取得してドラムの回転状態を制
御することができる。
【0117】また、操作権の取得は、オペレータが移動
した先にある操作装置7〜9を操作するのみでよいた
め、同時接続する操作装置7〜9の個数が制限されるこ
とがなく、必要な任意の場所に操作装置7〜9を配置す
ることができる。
【0118】そして、操作判別手段31が、全ての操作
装置7〜9の切換え要求信号U1〜U3および設定位置
信号V1〜V3を監視し、所定の条件を満たした切換え
要求信号U1〜U3を特定し、操作権を設定した操作装
置7〜9の回転設定手段22、26、26aの設定位置
信号V1〜V3に応じた操作指令Uを特定するため、そ
れに基づいて作動するドラム回転指令生成手段32およ
びドラム回転制御手段33に指令の真偽を判別する手段
を設けることなく、ドラム駆動制御装置の作動の信頼性
を確保することができる。
【0119】また、操作判別手段31は、操作権設定手
段41により、いずれの操作装置7〜9から切換え要求
信号U1〜U3が所定の条件を満足して入力されたかを
判別して操作権を設定し、操作権有無判定手段42によ
り、操作権を有する操作装置7〜9の回転設定手段2
2、26、26aの操作位置信号V1〜V3を判別し、
操作権実行手段44により、前記判別された操作位置信
号V1〜V3を有効として出力するものであるから、操
作権の設定された操作位置信号V1〜V3を他の操作装
置7〜9の操作位置信号V1〜V3と混同することなく
判別して出力させることができる。
【0120】さらに、操作判別手段31の操作権有無確
認手段43により表示される表示手段21、25、25
aを具備しているため、これらの表示手段21、25、
25aを確認することで各操作装置7〜9の操作権の有
無を確認でき、操作権の表示された操作装置7〜9によ
り確実にドラム回転を制御できる。
【0121】また、切換え要求信号U1〜U3が入力さ
れたが設定位置信号V1〜V3が不適である場合には、
操作装置7〜9の切換えが保留され、しかも、操作エラ
ー警報手段45により操作装置7〜9の表示手段21、
25、25aに表示されるため、オペレータは操作の誤
りに気付かせることができると共に、正しい操作の習得
が容易である。
【0122】さらに、操作エラー警報手段45により操
作権を設定していない操作装置7〜9の回転設定手段2
2、26、26aが操作された場合にその操作装置7〜
9の表示手段21、25、25aを通して操作が実行さ
れないものであることを表示するため、誤っての操作を
防止するとともに、ドラム回転の操作を必要としている
場合にはなぜ操作が無効であるかを気付かせることがで
きると共に、正しい操作の習得が容易である。
【0123】また、点灯、消灯するランプ21、25、
25aにより操作権の有無を確認でき、また、点滅で操
作が実行されないことを確認できる。
【0124】そして、操作装置7〜9の切換える際の所
定の条件は許可条件記憶手段等に記憶されているもので
あり、変更可能であるため、切換え先の操作装置7〜9
の回転設定位置を作業性が向上するよう増減させること
もできる。
【0125】さらに、操作権の切換え要求信号U1〜U
3をコントローラ6に対して出力しても所定の条件を満
足していない場合には、操作権の切換えが行われないた
め、この所定の条件を、切換え要求信号を出力している
操作装置7〜9のいずれかの回転設定手段の設定位置信
号Vが攪拌位置もしくは中立位置にある場合としたた
め、ドラムの回転が、高速回転中であっても攪拌状態若
しくは中立状態に移行することとなり、操作権切換え直
後の作動に対する信頼性・安心感を更に高めることがで
きる。
【0126】また、ドラム回転指令生成手段32には、
ドラム回転数(攪拌回転数、投入回転数、排出回転数)
を記憶させているため、操作指令Uに応じていずれか選
択してドラム回転数指令Ndrとして出力することやそ
れらドラム回転数に生コンの性状に応じた係数を掛合せ
てドラム回転数指令Ndrとして出力することが容易で
あり、また、これらドラム回転数の設定値を変更するこ
とも容易である。
【0127】また、ドラム回転制御手段33により、必
要エンジン回転数Ne、必要ポンプ容量Dpを演算し、
エンジン回転数Ne、ポンプ容量Dpを調整するため、
ドラム回転数指令Ndrを入力するのみでドラム回転数
Ndをドラム回転数指令Ndrに合致させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様を示すミキサードラム駆動
制御装置のシステム構成図。
【図2】図1における車内運転席の操作装置を示す正面
図。
【図3】図1における車外の操作装置を示す正面図。
【図4】コントローラのブロック図。
【図5】操作判別部の動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 ドラム 2 エンジン 3 可変容量ポンプ 4 可変容量モータ 5 減速機 6 コントローラ 7、8、9 操作装置 10 スロットル調整装置 11 スロットル 12,16 回転数検出センサ 13,15 電磁弁 14 容量検出センサ 20、24、24a 切換えスイッチ(入力手段) 21、25、25a ランプ(表示手段) 22 ドラム回転設定スイッチ、回転設定スイッチ(回
転設定手段) 23 ランプ(ドラム回転状態表示手段) 26、26a 回転設定ダイアル(回転設定手段) 31 操作判別部(操作判別手段) 32 ドラム回転指令生成部(ドラム回転指令生成手
段) 33 ドラム回転制御部(ドラム回転制御手段) 34 ドラム回転変換回路 41 操作権設定部(操作権設定手段) 42 操作権有無判定部(操作権有無判定手段) 43 操作権有無確認部(操作権有無確認手段) 44 操作権実行部(操作権実行手段) 45 操作エラー警報部(操作エラー警報手段)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に回転可能に搭載されたミキサード
    ラムと、 前記ミキサードラムを正、逆転および増、減速回転させ
    る吐出容量が調整可能な可変容量ポンプおよびモータか
    らなる駆動装置と、 駆動装置を増、減速回転するための走行用エンジン駆動
    装置と、 運転席および車外に配置され、切換え要求信号の入力手
    段および前記ミキサードラムの回転設定手段を備えた操
    作装置と、 いずれかの操作装置から切換え要求信号が入力された
    際、所定の条件を満足する場合には、切換え要求信号を
    入力した操作装置にミキサードラムの操作権を設定し、
    前記以外の場合には切換え要求を保留し、前記操作権を
    設定した操作装置の回転設定手段の設定位置信号に応じ
    て前記駆動装置のポンプ容量およびエンジン駆動装置の
    回転状態を調整しミキサードラムの回転状態を制御する
    コントローラとから構成されたことを特徴とするミキサ
    ードラム駆動制御装置。
  2. 【請求項2】 前記コントローラは、前記各操作装置の
    切換え要求信号および回転設定手段の設定位置信号を監
    視し、操作権を設定した操作装置の回転設定手段の設定
    位置信号に応じた操作指令を出力する操作判別手段と、 操作指令に対応するドラム回転数指令を出力するドラム
    回転指令生成手段と、 ドラム回転数指令に応じて駆動装置のポンプ容量および
    エンジン駆動装置の回転数を調整するドラム回転制御手
    段とから構成されていることを特徴とする請求項1に記
    載のミキサードラム駆動制御装置。
  3. 【請求項3】 前記操作判別手段は、いずれかの操作装
    置から切換え要求信号が入力された際、切換え要求信号
    を出力した操作装置の回転設定手段の位置信号が所定の
    条件を満足している場合にのみ操作権を要求した操作装
    置に設定する操作権設定手段と、 前記操作権設定手段で操作権を設定した操作装置の回転
    設定手段の位置信号とその他の操作装置の回転設定手段
    の位置信号とを判別する操作権有無判定手段と、 前記操作権有無判定手段により判別された操作権のある
    操作装置の回転設定手段の位置信号を有効として出力す
    る操作権実行手段とを備えていることを特徴とする請求
    項2に記載のミキサードラム駆動制御装置。
  4. 【請求項4】 前記各操作装置は、表示手段を備え、 前記操作判別手段は、操作権を設定した操作装置の表示
    手段に対して操作権があることを表示し、操作権を設定
    していない操作装置の表示手段に対して操作権がないこ
    とを表示する操作権有無確認手段を備えていることを特
    徴とする請求項3に記載のミキサードラム駆動制御装
    置。
  5. 【請求項5】 前記各操作装置は、表示手段を備え、 前記操作判別手段は、いずれかの操作装置から切換え要
    求信号が入力された際、切換え要求信号を出力した操作
    装置の回転設定手段の設定位置信号が所定の条件を満足
    していない場合に、その操作装置の表示手段に対して回
    転設定手段の設定位置信号が不適であることを表示する
    操作エラー警報手段を備えていることを特徴とする請求
    項3または請求項4に記載のミキサードラム駆動制御装
    置。
  6. 【請求項6】 前記各操作装置は、表示手段を備え、 前記操作判別手段は、操作権を設定していない操作装置
    の回転設定手段が操作された場合に、上記操作が実行さ
    れないものであることを操作された操作装置の表示手段
    に対して表示する操作エラー警報手段を備えていること
    を特徴とする請求項3ないし請求項5のいずれか一つに
    記載のミキサードラム駆動制御装置。
  7. 【請求項7】 前記表示手段は、ランプであり、前記操
    作権があるとき点灯し、操作権がないとき消灯され、操
    作権要求が許可されないときおよび操作権がない回転設
    定手段の操作時に点滅することを特徴とする請求項6に
    記載のミキサードラム駆動制御装置。
  8. 【請求項8】 前記所定の条件は、コントローラの許可
    条件記憶手段に記憶されており、切換え要求信号が入力
    された時に参照されるものであり、変更可能であること
    を特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか一つに
    記載のミキサードラム駆動制御装置。
  9. 【請求項9】 前記所定の条件は、切換え要求信号を出
    力している操作装置の回転設定手段の設定位置信号が攪
    拌位置もしくは中立位置にある場合であることを特徴と
    する請求項8に記載のミキサードラム駆動制御装置。
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